JP3005731B2 - 警報保護回路 - Google Patents
警報保護回路Info
- Publication number
- JP3005731B2 JP3005731B2 JP3348114A JP34811491A JP3005731B2 JP 3005731 B2 JP3005731 B2 JP 3005731B2 JP 3348114 A JP3348114 A JP 3348114A JP 34811491 A JP34811491 A JP 34811491A JP 3005731 B2 JP3005731 B2 JP 3005731B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- counter
- alarm signal
- alarm
- input
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Emergency Alarm Devices (AREA)
- Selective Calling Equipment (AREA)
Description
【0001】
【技術分野】本発明は警報保護回路に関し、特に入力ア
ラーム信号のレベル遷移に対してその遷移時から一定の
保護時間経過後にそのアラーム信号を外部に出力する警
報保護回路に関する。
ラーム信号のレベル遷移に対してその遷移時から一定の
保護時間経過後にそのアラーム信号を外部に出力する警
報保護回路に関する。
【0002】
【従来技術】従来の警報保護回路は図3に示されている
ように、入力アラーム信号101 の変化点を検出し、トリ
ガパルス102 を発生する変化点パルス発生回路1と、こ
のトリガパルス102 よりカウントアップを開始するカウ
ンタ2と、このカウンタ出力103 を監視し、予め設定さ
れた保護時間が経過するとイネーブルパルス104 をカウ
ンタ2及び保持回路4に出力する保護時間デコード回路
3と、イネーブルパルス104 が入力されたタイミングで
入力アラーム信号101 の状態を保持して保護アラーム信
号105 を出力する保持回路4とを含んで構成されてい
る。
ように、入力アラーム信号101 の変化点を検出し、トリ
ガパルス102 を発生する変化点パルス発生回路1と、こ
のトリガパルス102 よりカウントアップを開始するカウ
ンタ2と、このカウンタ出力103 を監視し、予め設定さ
れた保護時間が経過するとイネーブルパルス104 をカウ
ンタ2及び保持回路4に出力する保護時間デコード回路
3と、イネーブルパルス104 が入力されたタイミングで
入力アラーム信号101 の状態を保持して保護アラーム信
号105 を出力する保持回路4とを含んで構成されてい
る。
【0003】次に、この回路の動作について図4を参照
して詳細に説明する。図4は図3に示されている従来の
回路の各部における動作を示す信号波形図である。
して詳細に説明する。図4は図3に示されている従来の
回路の各部における動作を示す信号波形図である。
【0004】アラーム信号のレベルを正常状態のとき
“L”とし、警報状態のとき“H”とすると、入力アラ
ーム信号101 のレベルが“L”から“H”に遷移すると
変化点パルス発生回路1がその変化点を検出してトリガ
パルス102 が出力される。すると、このパルス102 をト
リガとしてカウンタ2がカウントアップを開始する。
“L”とし、警報状態のとき“H”とすると、入力アラ
ーム信号101 のレベルが“L”から“H”に遷移すると
変化点パルス発生回路1がその変化点を検出してトリガ
パルス102 が出力される。すると、このパルス102 をト
リガとしてカウンタ2がカウントアップを開始する。
【0005】デコード回路3はカウンタ2の出力103 を
受けて、カウント値が“n”になるまでの保護時間を監
視する。そして、その保護時間が過ぎると(カウント値
が“n”に達すると)、デコード回路3はイネーブルパ
ルス104 を出力する。イネーブルパルス104 は次の保持
回路4に入力される他、それと同時に、カウンタ2のリ
セットパルスとして返される。
受けて、カウント値が“n”になるまでの保護時間を監
視する。そして、その保護時間が過ぎると(カウント値
が“n”に達すると)、デコード回路3はイネーブルパ
ルス104 を出力する。イネーブルパルス104 は次の保持
回路4に入力される他、それと同時に、カウンタ2のリ
セットパルスとして返される。
【0006】カウンタ2はパルス104 を受けると出力10
3 が“0”にリセットされ、カウント動作が停止する。
3 が“0”にリセットされ、カウント動作が停止する。
【0007】保持回路4はイネーブルパルス104 が入力
されたタイミングで入力アラーム信号101 を保護アラー
ム信号105 として出力し、次にイネーブルパルス104 が
入力されるまでその状態(“H”)を保持する。
されたタイミングで入力アラーム信号101 を保護アラー
ム信号105 として出力し、次にイネーブルパルス104 が
入力されるまでその状態(“H”)を保持する。
【0008】一方、入力アラーム信号101 のレベルが
“H”から“L”に遷移すると、上述と同様に変化点パ
ルス発生回路1が変化点を検出し、トリガパルス102 に
よりカウンタ2がカウントアップを開始する。
“H”から“L”に遷移すると、上述と同様に変化点パ
ルス発生回路1が変化点を検出し、トリガパルス102 に
よりカウンタ2がカウントアップを開始する。
【0009】デコード回路3はカウンタ2の出力103 を
受けて、カウント値が“n”になるまでの保護時間を監
視する。そして、その保護時間が過ぎると(カウント値
が“n”に達すると)、デコード回路3はイネーブルパ
ルス104 を出力する。
受けて、カウント値が“n”になるまでの保護時間を監
視する。そして、その保護時間が過ぎると(カウント値
が“n”に達すると)、デコード回路3はイネーブルパ
ルス104 を出力する。
【0010】イネーブルパルス104 により、上述と同様
にカウンタ2のカウント動作が停止し、また保持回路4
は保護アラーム信号105 (“L”)を出力保持する。
にカウンタ2のカウント動作が停止し、また保持回路4
は保護アラーム信号105 (“L”)を出力保持する。
【0011】つまり、この警報保護回路においては、入
力アラーム信号について、“L”から“H”へのレベル
遷移時又は“H”から“L”へのレベル遷移時のいずれ
の場合においても、カウンタによって計時し、一定の保
護時間経過後に始めてその遷移後のレベルを外部に出力
していたのである。
力アラーム信号について、“L”から“H”へのレベル
遷移時又は“H”から“L”へのレベル遷移時のいずれ
の場合においても、カウンタによって計時し、一定の保
護時間経過後に始めてその遷移後のレベルを外部に出力
していたのである。
【0012】しかし、この従来の警報保護回路におい
て、図4に示されているように、雑音等の影響により入
力アラーム信号101 の“H”から“L”へのレベル遷移
点が図中Aのようになまってパルス発生回路1で検出で
きずトリガパルス102 が発生しなかった場合(破線部
B)には誤動作を起こす。すなわち、入力アラーム信号
101 は正常状態になっていてもカウンタ2が動作しない
ので、保護アラーム信号105 は警報状態“H”のままと
なり、入力である信号101 と出力である信号105 との不
一致状態から復旧できなくなるという欠点があった。
て、図4に示されているように、雑音等の影響により入
力アラーム信号101 の“H”から“L”へのレベル遷移
点が図中Aのようになまってパルス発生回路1で検出で
きずトリガパルス102 が発生しなかった場合(破線部
B)には誤動作を起こす。すなわち、入力アラーム信号
101 は正常状態になっていてもカウンタ2が動作しない
ので、保護アラーム信号105 は警報状態“H”のままと
なり、入力である信号101 と出力である信号105 との不
一致状態から復旧できなくなるという欠点があった。
【0013】
【発明の目的】本発明は上述した従来の欠点を解決する
ためになされたものであり、その目的は入力アラーム信
号がなまって誤動作を起こしても自動的に復旧すること
のできる警報保護回路を提供することである。
ためになされたものであり、その目的は入力アラーム信
号がなまって誤動作を起こしても自動的に復旧すること
のできる警報保護回路を提供することである。
【0014】
【発明の構成】本発明による警報保護回路は、入力アラ
ーム信号のレベル遷移時から計時を開始し、この計時値
が所定保護時間を越えたとき計時停止されるカウンタ
と、前記計時値が所定保護時間を越えたとき前記アラー
ム信号を出力保持する保持回路とを有する警報保護回路
であって、前記保持回路の保持出力信号と前記入力アラ
ーム信号とのレベルが不一致で、かつ前記カウンタが停
止状態のとき前記カウンタの計時を開始せしめる回路と
を有することを特徴とする。
ーム信号のレベル遷移時から計時を開始し、この計時値
が所定保護時間を越えたとき計時停止されるカウンタ
と、前記計時値が所定保護時間を越えたとき前記アラー
ム信号を出力保持する保持回路とを有する警報保護回路
であって、前記保持回路の保持出力信号と前記入力アラ
ーム信号とのレベルが不一致で、かつ前記カウンタが停
止状態のとき前記カウンタの計時を開始せしめる回路と
を有することを特徴とする。
【0015】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
る。
【0016】図1は本発明による警報保護回路の一実施
例の構成を示すブロック図であり、図3と同等部分は同
一符号により示されている。図において、本実施例の警
報保護回路は従来回路に、カウンタ2の動作状態を判定
するカウンタチェック回路5と、入力アラーム信号101
と保護アラーム信号105 との一致・不一致を判定する比
較回路7と、カウンタチェック回路5の出力106 と比較
回路7からの不一致信号107 とから擬似トリガパルス10
8 を発生する擬似パルス発生回路6とが追加された構成
になっている。
例の構成を示すブロック図であり、図3と同等部分は同
一符号により示されている。図において、本実施例の警
報保護回路は従来回路に、カウンタ2の動作状態を判定
するカウンタチェック回路5と、入力アラーム信号101
と保護アラーム信号105 との一致・不一致を判定する比
較回路7と、カウンタチェック回路5の出力106 と比較
回路7からの不一致信号107 とから擬似トリガパルス10
8 を発生する擬似パルス発生回路6とが追加された構成
になっている。
【0017】次に、この回路の動作について図2を参照
して詳細に説明する。図2は図1の回路の各部における
動作を示す信号波形図であり、図4と同等部分は同一符
号により示されている。
して詳細に説明する。図2は図1の回路の各部における
動作を示す信号波形図であり、図4と同等部分は同一符
号により示されている。
【0018】入力アラーム信号101 の状態が変化した時
に、変化点が雑音等の影響を受け、変化点パルス発生回
路1で変化点として検出されなかった場合、トリガパル
ス102 が発生しないのでカウンタ2は動作しない。カウ
ンタ2のカウント値が“0”に固定されているため、カ
ウンタチェック回路5によってカウンタ2が停止してい
るものと判定されると判定結果出力106 が“H”とな
り、入力アラーム信号101 は“H”から“L”にレベル
遷移しているので、入力アラーム信号101 と保護アラー
ム信号105 とが不一致となり、比較回路7によって不一
致信号107 が“H”となる。擬似パルス発生回路6は、
判定結果出力106 と不一致信号107とが両方とも“H”
レベルになった時に擬似トリガパルス108 を発生させ
る。これにより、カウンタ2の動作が開始し、図中Cの
ように正常動作状態に自己復旧する。
に、変化点が雑音等の影響を受け、変化点パルス発生回
路1で変化点として検出されなかった場合、トリガパル
ス102 が発生しないのでカウンタ2は動作しない。カウ
ンタ2のカウント値が“0”に固定されているため、カ
ウンタチェック回路5によってカウンタ2が停止してい
るものと判定されると判定結果出力106 が“H”とな
り、入力アラーム信号101 は“H”から“L”にレベル
遷移しているので、入力アラーム信号101 と保護アラー
ム信号105 とが不一致となり、比較回路7によって不一
致信号107 が“H”となる。擬似パルス発生回路6は、
判定結果出力106 と不一致信号107とが両方とも“H”
レベルになった時に擬似トリガパルス108 を発生させ
る。これにより、カウンタ2の動作が開始し、図中Cの
ように正常動作状態に自己復旧する。
【0019】つまり、入力アラーム信号のレベル遷移時
からカウンタ2が計時を開始し、この計時値が所定の保
護時間を越えたときに保持回路4がアラーム信号を出力
保持する点までは従来回路と同様であるが、アラーム信
号の入力側と出力側とが不一致であるにもかかわらずカ
ウンタ2が計時動作をしていないときは、擬似トリガパ
ルスを発生させて計時動作を開始せしめることにより、
自己復旧機能を実現しているのである。
からカウンタ2が計時を開始し、この計時値が所定の保
護時間を越えたときに保持回路4がアラーム信号を出力
保持する点までは従来回路と同様であるが、アラーム信
号の入力側と出力側とが不一致であるにもかかわらずカ
ウンタ2が計時動作をしていないときは、擬似トリガパ
ルスを発生させて計時動作を開始せしめることにより、
自己復旧機能を実現しているのである。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、警報保護
回路の入出力の信号レベルとカウンタ動作とを監視して
トリガパルスを発生する回路を追加することにより、入
出力の不一致状態から自己復旧できるという効果があ
る。
回路の入出力の信号レベルとカウンタ動作とを監視して
トリガパルスを発生する回路を追加することにより、入
出力の不一致状態から自己復旧できるという効果があ
る。
【図1】本発明の実施例による警報保護回路の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】図1の回路の各部の動作を示す信号波形図であ
る。
る。
【図3】従来の警報保護回路の構成を示すブロック図で
ある。
ある。
【図4】図3の回路の各部の動作を示す信号波形図であ
る。
る。
1 変化点パルス発生回路 2 カウンタ 3 デコード回路 4 保持回路 5 カウンタチェック回路 6 擬似パルス発生回路 7 比較回路
Claims (1)
- 【請求項1】 入力アラーム信号のレベル遷移時から計
時を開始し、この計時値が所定保護時間を越えたとき計
時停止されるカウンタと、前記計時値が所定保護時間を
越えたとき前記アラーム信号を出力保持する保持回路と
を有する警報保護回路であって、前記保持回路の保持出
力信号と前記入力アラーム信号とのレベルが不一致で、
かつ前記カウンタが停止状態のとき前記カウンタの計時
を開始せしめる回路とを有することを特徴とする警報保
護回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3348114A JP3005731B2 (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 警報保護回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3348114A JP3005731B2 (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 警報保護回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05159167A JPH05159167A (ja) | 1993-06-25 |
JP3005731B2 true JP3005731B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=18394840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3348114A Expired - Lifetime JP3005731B2 (ja) | 1991-12-04 | 1991-12-04 | 警報保護回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3005731B2 (ja) |
-
1991
- 1991-12-04 JP JP3348114A patent/JP3005731B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05159167A (ja) | 1993-06-25 |
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