JPH0468597B2 - - Google Patents

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JPH0468597B2
JPH0468597B2 JP30241987A JP30241987A JPH0468597B2 JP H0468597 B2 JPH0468597 B2 JP H0468597B2 JP 30241987 A JP30241987 A JP 30241987A JP 30241987 A JP30241987 A JP 30241987A JP H0468597 B2 JPH0468597 B2 JP H0468597B2
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JP
Japan
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signal
circuit
alarm
output
time
Prior art date
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JP30241987A
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English (en)
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JPH01143997A (ja
Inventor
Kenichi Nemoto
Koji Onomi
Yoshito Yamaguchi
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Rhythm Watch Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (a) 産業上の利用分野 本発明は、アラーム鳴り時間に基づいてアラー
ムの音量を制御するアラーム付時計に関するもの
であり、特に過去のアラーム鳴り時間の平均値を
基準として、これよりアラーム鳴り時間が長くな
つた場合にアラーム音量を増大すると共に、あま
りに長い時間アラームが鳴り続けるか又は短い時
間で停止してしまうと、異常値としてこれを平均
値に算入しないようにするものに関する。
(b) 従来技術 従来のこの種のアラーム時計としては、特公昭
62−4674号公報に開示されているものがある。
このアラーム付時計においては、アラーム鳴り
時間が一定時間継続すると、その時点でのアラー
ム音量では使用者が目を覚さないものと判断し、
次回のアラーム報知時におけるアラーム音量を増
大させている。
(c) 発明が解決しようとする問題点 一般に、現在と次回のアラーム報知時における
状況に必ずしも関連性があるわけではないため、
同一の使用者が使用したとしても、現在なかなか
目覚めないから次回も同様であるとは限らない。
従つて、従来例においては、早く目覚めたにも
かかわらず前回のアラーム鳴り時間が長かつたた
め音量が過大になつていたり、あるいはなかなか
目覚めないにもかかわらず前回のアラーム鳴り時
間が短かつたため音量が不足している等、アラー
ムの音量に過不足を生じる場合があり、効率的で
はなかつた。
本発明の目的は、各人に適切な判断基準を設定
し、この基準に基づいて現在動作中のアラームの
音量を制御することにより、音量の過不足がない
効率的なアラーム付時計を提供することである。
(d) 問題点を解決するための手段 上記問題点を解決し、目的を達成するため、本
発明のアラーム付時計は、時計部と、アラーム回
路と、鳴り止めスイツチとを有する時計におい
て、鳴り止めスイツチの操作に応答してパルス信
号を出力するパルス発生回路と、アラーム動作時
間を示す鳴り時間信号を出力する鳴り時間計数回
路と、パルス信号に応答して鳴り時間信号を逐次
累積して累積時間信号を出力する累積時間発生回
路と、パルス信号を計数して動作回数信号を出力
する動作計数回路と、パルス信号に応答して累積
時間信号をプリセツトする被除数カウント回路
と、パルス信号に応答して動作回数信号をプリセ
ツトする除数カウント回路と、パルス信号に応答
して両カウント回路にクロツク信号を供給し、被
除数カウント回路からの桁上げ信号の出力に応答
してクロツク信号の供給を停止するクロツク発生
回路と、除数カウント回路から出力される桁上げ
信号を計数して平均値信号を出力する平均値計数
回路と、鳴り時間信号と平均値信号とを比較して
比較信号を出力する比較回路と、比較信号に対応
する音量のアラーム音を報知する報知回路と、鳴
り時間と平均値との差が設定値より大きい場合に
パルス信号の出力を禁止するパルス禁止回路と、
を設けたことを特徴とする。
(e) 作用 本発明のアラーム付時計においては、アラーム
報知毎にそのアラームの鳴り時間を鳴り時間計数
回路にて計数し、累積時間発生回路にてその計数
値を逐次加算して累積する。
また、動作計数回路は、鳴り止めスイツチの操
作回数をアラームの動作回数としてカウントす
る。
このように累積時間発生回路が累積したアラー
ム鳴り時間と動作計数回路が計数したアラーム動
作回数は、それぞれ被除数カウント回路と除数カ
ウント回路にプリセツトされる。
例えば、累積されたアラーム鳴り時間が40秒
で、このときのアラーム動作回数が4回である
と、被除数カウント回路と除数カウント回路はそ
れぞれ「40」と「4」にプリセツトされる。
このため被除数カウント回路は「40」をカウン
トすると桁上げ信号を出力し、また除数カウント
回路は「4」をカウントすると桁上げ信号を出力
する状態になる。
ここで、クロツク発生回路からこの両カウント
回路にクロツク信号が印加され、この両カウント
回路は同じタイミングでカウントを始める。
この結果、被除数カウント回路が「40」をカウ
ントするまでに除数カウント回路は「4」を10回
カウントすることなる。即ち、被除数カウント回
路が桁上げ信号を出力するまでに除数カウント回
路が何回桁上げ信号を出力するかを計数すること
により平均値を求めることができる。
この除数カウント回路の桁上げ信号は、平均値
計数回路により計数される。
そして、この平均値計数回路が出力する平均値
信号は比較回路に印加され、ここで作動中のアラ
ーム鳴り時間と比較される。その結果、平均値よ
りもアラーム鳴り時間が長くなると、比較回路は
比較信号を出力し、この信号に応答して報知回路
はアラーム音の音量を増大する。
また、パルス禁止回路は、比較回路が平均値と
鳴り時間とを比較する際に出力するその差を示す
信号が、予め決められた設定値より大きい場合、
パルス発生回路からのパルス信号の出力を禁止す
る。このパルス発生回路が出力するパルス信号に
応答して各回路は鳴り時間の平均値を算出するた
め、このパルス信号が出力されない場合にはこの
ときの鳴り時間は平均値に算入されない。従つ
て、異常に長くアラームが鳴り続いた場合又は異
常に短い時間しかアラームが鳴らなかつた場合、
このときのアラーム鳴り時間は平均値に算入され
ず、異常値により平均値が長くなつたり短くなつ
たりすることを未然に防いでいる。
(f) 実施例 以下図面に基づいて本発明の実施例を説明す
る。
図面は本発明の一実施例に係るアラーム付時計
の回路構成を示す図である。
2は時計部であり、発振回路4と、その出力信
号を分周する分周回路6と、その出力信号を波形
整形する波形整形回路8と、その出力信号を駆動
信号に変換する駆動回路10と、駆動信号により
駆動されるモータ12と、このモータ12により
駆動される輪列14と、この輪列14により駆動
される指針16と、設定されたアラーム時刻を輪
列の動作から検出する目安機構18とから構成さ
れている。
20はアラーム回路、26は鳴り止めスイツチ
である。このアラーム回路20は、アラーム時刻
になると目安機構18から出力される信号を入力
するワンシヨツトマルチバイブレータ(以下
「OS」と略称する)22と、その出力信号と鳴り
止めスイツチ26からの操作信号をそれぞれクロ
ツク入力φとリセツト入力Rに入力しかつデータ
入力Dが電源に接続されているフリツプフロツプ
(以下「FF」と略称する)24とから構成されて
いる。
28はパルス発生回路であり、鳴り止めスイツ
チ26からの操作信号を入力すると単パルスを出
力するものである。
30は鳴り時間計数回路であり、アラーム回路
20内のFF24の出力Qからのアラーム動作信
号と分周回路6からのクロツク信号φ1とを入力
するアンドゲート32と、その出力信号をクロツ
ク入力φに入力しかつOS22からのパルスをリ
セツト入力Rに入力する鳴り時間カウンタ34と
から構成されている。
36は累積時間発生回路であり、加算回路38
とレジスタ40とから構成されている。この加算
回路38は、鳴り時間カウンタ34が出力する鳴
り時間信号とレジスタ40からの信号を入力して
これらを加算し、累積時間信号を出力するもので
ある。
また、レジスタ40はパルス発生回路28から
の単パルスをプリセツト入力PEに入力し、さら
に累積時間信号を入力している。このレジスタ4
0は、プリセツト入力PEに単パルスを入力する
とこのときの累積時間信号を記憶する。
42はパルス発生回路28からの単パルスをク
ロツク入力φに入力し動作回数信号を出力する動
作回数カウンタからなる動作回数回路である。
44は被除数カウント回路であり、パルス発生
回路28からの単パルスを入力して一定時間遅延
する遅延回路46と、被除数カウンタ48とから
構成されている。
この被除数カウンタ48は、遅延回路46から
の信号と加算回路38からの累積時間信号とを入
力しており、この遅延回路46からの信号をプリ
セツト入力PEに入力すると累積時間信号をプリ
セツトする。
また、この被除数カウンタ48は、後述するク
ロツク発生回路からのクロツク信号をクロツク入
力φに入力し、出力Cからの桁上げ信号をクロツ
ク発生回路に印加している。
50は除数カウンタからなる除数カウント回路
である。
この除数カウント回路50は、遅延回路46か
らの信号と動作回数カウンタ42からの動作回数
信号を入力し、遅延回路46からの信号をプリセ
ツト入力PEに入力すると動作回数信号をプリセ
ツトする。
また、この除数カウント回路50は後述するク
ロツク発生回路からのクロツク信号をクロツク入
力φに入力し、出力Cから桁上げ信号を出力す
る。
52はクロツク発生回路であり、パルス発生回
路28からの単パルスを入力して遅延回路46よ
りも長い時間これを遅延させる遅延回路54と、
その出力信号と被除数カウンタ48からの桁上げ
信号をそれぞれセツト入力Sとリセツト入力Rに
入力するFF56と、その出力Qからの信号と分
周回路6からのクロツク信号φ2を入力してその
出力信号を被除数カウント回路44と除数カウン
ト回路50に印加するアンドゲート58とから構
成されている。
60は平均値計数回路であり、除数カウント回
路50からの桁上げ信号と遅延回路46からの信
号をそれぞれクロツク入力φとリセツト入力Rに
入力し平均値信号を出力する平均値カウンタ62
と、電池投入時等に信号を出力する初期リセツト
回路64と、その出力信号を入力すると予め決め
られた時間を示す信号を平均値カウンタ62に印
加するエンコーダ66とから構成されている。
68は比較回路であり、鳴り時間計数回路30
からの鳴り時間信号と平均値計数回路60からの
平均値信号を入力し、比較信号を出力する。
70は報知回路であり、アラーム回路20から
のアラーム動作信号を入力して報知信号を出力す
る報知信号発生回路72と、その報知信号と比較
回路68からの比較信号を入力して駆動信号を出
力する駆動回路74と、駆動信号を入力するとア
ラーム音を発するスピーカ76とから構成されて
いる。
78はパルス禁止回路であり、比較回路68が
出力する鳴り時間信号と平均値信号との差を示す
信号を入力しこの差が設定値より大きい場合に出
力をHレベルにするデコーダ80と、その出力信
号を反転して一入力端に入力しかつ他の入力端に
パルス発生回路28の出力信号を入力するアンド
ゲート82とから構成されている。
次に上記構成からなるアラーム付時計の動作を
説明する。
はじめに、アラーム時刻になり目安機構18か
ら信号が出力されると、これを入力するアラーム
回路20内のOS22からパルスが出力される。
このときに、このパルスをリセツト入力Rに入力
する鳴り時間カウンタ34、除数カウンタ48、
除数カウント回路50はリセツトされる。
また、このパルスをクロツク入力φに入力する
FF24は、このパルスの立ち上がりに同期して
その出力Qからのアラーム動作信号をHレベルに
する。
このアラーム動作信号がHレベルになると、報
知回路70内の報知信号発生回路72はこれに応
答して報知信号を出力し、この報知信号に応答し
て駆動回路74はスピーカ76に駆動信号を印加
してアラーム音を発生させる。
このときのアラーム報知が、電池投入後1回目
のアラーム報知であると、まだ平均値は求められ
ていないため、平均値計数回路60内の平均値カ
ウンタ62は、初期リセツト回路64が信号を出
力したときにプリセツトしたエンコーダ66が出
力する予め決められた値を平均値信号として比較
回路68に印加している。尚、この予め平均値カ
ウンタ62にプリセツトされる値は、5秒、10秒
等の時間を示すものである。
一方、この比較回路68に鳴り時間信号を印加
している鳴り時間計数回路30内の鳴り時間カウ
ンタ34は、アラーム動作中にのみ開状態になる
アンドゲート32の出力に発生するクロツク信号
φ1をクロツク入力φに入力してアラームの鳴り
時間を計数する。
このようにアラーム鳴り時間を示す鳴り時間信
号と予め決められた時間を示す平均値信号を入力
する比較回路68は、これらを比較し、アラーム
の鳴り時間が予め決められた時間よりも長くなる
と、その出力する比較信号を例えばLレベルから
Hレベルに切り換える。
このような比較信号の変化に応答して駆動回路
74は、その出力する駆動信号の音量を増大しア
ラーム音を増大させる。
ここで鳴り止めスイツチ26を操作すると、ア
ラーム回路20内のFF24のリセツト入力Rに
はHレベルの操作信号が印加され、これによつて
FF24はリセツトされる。このため、FF24の
出力Qからのアラーム動作信号はLレベルにな
り、アラーム報知は停止する。
また、パルス発生回路28は、鳴り止めスイツ
チ26の操作に応答して単パルスを出力する。
このときに、鳴り時間信号と平均値信号との差
がパルス禁止回路78内のデコーダ80に設定さ
れた設定値よりも小さい場合、デコーダ80の出
力信号はLレベルになつており、パルス発生回路
28からの単パルスは開状態になつているアンド
ゲート82の出力に発生する。
そして、この単パルスは、累積時間発生回路3
6内のレジスタ40のプリセツト入力PEに印加
される。
このレジスタ40は、この単パルスに応答して
加算回路38が出力する累積時間信号をプリセツ
トする。
この加算回路38は、電池投入後の1回目のア
ラーム報知時にはレジスタ40に何も記憶されて
いないため、鳴り時間カウンタ34からの鳴り時
間信号をそのまま出力し、また2回目以後のアラ
ーム報知時にはレジスタ40の記憶値と鳴り時間
信号とを加算したものを出力する。
従つて、レジスタ40には前回までの鳴り時間
信号の加算値が記憶されていることになり、加算
回路38はアラーム報知毎にさらにこの加算値に
鳴り時間信号を加算して累積時間信号として出力
することになる。
このときに、パルス発生回路28からの単パル
スは、アンドゲート82を介して動作計数回路4
2のクロツク入力にも印加されて、その計数値を
1進める。
また、その後、被除数カウント回路44内の遅
延回路46にて遅延された単パルスは、被除数カ
ウンタ48と除数カウント回路50の各プリセツ
ト入力PEに印加され、この被除数カウンタ48
と除数カウント回路50はこの単パルスに応答し
て、それぞれ累積時間信号と動作回数信号が示す
値にその計数値をプリセツトする。
さらにその後、クロツク発生回路52内の遅延
回路54にて遅延された単パルスがFF56のセ
ツト入力Sに印加されてこれをセツトする。この
FF56がセツトされてその出力Qからの信号が
Hレベルになると、アンドゲート58は開状態に
なり、その出力にはクロツク信号φ2が発生する。
このクロツク信号φ2は、被除数カウンタ48
と除数カウント回路50の各クロツク入力φに印
加される。これにより、被除数カウンタ48と除
数カウント回路50は同じタイミングでカウント
を開始し、各々プリセツトされた値までカウント
すると桁上げ信号として出力Cからパルスを出力
する。前述したように、例えば40秒を示す累積時
間信号が被除数カウンタ48にプリセツトされ、
また4回を示す動作回数信号が除数カウント回路
50にプリセツトされていると、被除数カウンタ
48が桁上げ信号を出力するまでに除数カウント
回路50は10回桁上げ信号を出力することにな
る。
このようにして被除数カウンタ48から桁上げ
信号が出力されると、クロツク発生回路52内の
FF56はリセツトされ、その出力Qからの信号
をLレベルにする。このため、アンドゲート58
は閉状態になり、クロツク信号の出力を停止す
る。
一方、除数カウント回路50が出力する桁上げ
信号は、遅延回路46からの単パルスにより既に
リセツトされている平均値カウンタ62のクロツ
ク入力φに印加される。この平均値カウンタ62
は、除数カウント回路50からの桁上げ信号を計
数し、その計数値を平均値信号として出力する。
この平均値信号は前述したように比較回路68
に印加され、ここで鳴り時間信号と比較される。
このように、鳴り止めスイツチ26を操作する
度毎にアラームの動作回数とその回数に対応する
累積された鳴り時間から平均鳴り時間が算出さ
れ、次回のアラーム動作時にはこの平均鳴り時間
を基準としてアラームの鳴り時間がこれよりも長
くなるとアラーム音の音量を増大するものであ
る。
一方、もしもアラームの鳴り時間が異常に長い
場合又は異常に短い場合には、鳴り時間信号と平
均値信号との差は広がることになる。比較回路6
8から出力されるこの差を示す信号を入力するパ
ルス禁止回路78内のデコーダ80は、その差が
設定値よりも大きくなるとその出力信号をHレベ
ルにする。これによりアンドゲート82は閉状態
になり、鳴り止めスイツチ26が操作されてパル
ス発生回路28から単パルスが出力されたとして
も、その単パルスはアンドゲート82の出力に発
生することはない。従つて、この単パルスに応答
して平均値の算出を行なう各回路は作動せず、平
均値にこの異常値は算入されない。
尚、本実施例においては、パルス発生回路28
から出力される単パルスを遅延回路46,54に
て出力のタイミングをずらし、これを各回路に印
加しているが、パルス発生回路28から出力タイ
ミングの異なる複数のパルスを出力させることに
より遅延回路46,54を使用せずに直接各回路
にパルスを印加するようにしても良い。
また、本実施例においては、アラームの鳴り時
間が異常に長い場合と異常に短い場合が異常値と
なるようにデコーダ80の設定値を決めている。
もしもこの鳴り時間が異常に長い場合にこれを平
均値に算入してしまうと平均値が長くなり、なか
なかアラーム音の音量が増大せず、早く目覚めさ
せることができなくなつてしまうが、鳴り時間が
異常に短い場合にこれを平均値に算入すると、平
均値が短くなり、より早くアラーム音が増大する
ため、早く目覚めさせることができる。従つて、
少なくとも鳴り時間が異常に長い場合を平均値に
算入しないように設定値を決めておけば、実用上
問題はない。
(g) 発明の効果 本発明によれば、使用者の数回のアラーム鳴り
時間の平均値が基準となり、各人に適切な判断基
準が設定されると共に現在動作中のアラームに対
して制御が行なわれるので、アラームの音量に過
不足がなく効率的である。
また、異常値を平均値に算入していないため、
使用者に合つた基準値が異常値により変化してし
まうことを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例に係るアラーム付時計
の回路構成を示す図である。 2…時計部、20…アラーム回路、26…鳴り
止めスイツチ、28…パルス発生回路、30…鳴
り時間計数回路、36…累積時間発生回路、42
…動作計数回路、44…被除数カウント回路、5
0…除数カウント回路、52…クロツク発生回
路、60…平均値計数回路、68…比較回路、7
0…報知回路、78…パルス禁止回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 設定時刻にトリガ信号を出力する時計部と、 前記トリガ信号の出力に応答してアラーム動作
    信号を出力するアラーム回路と、 前記アラーム動作信号の出力を停止する鳴り止
    めスイツチと、 を有する時計において、 前記鳴り止めスイツチの鳴り止め操作に応答し
    てパルス信号を出力するパルス発生回路と、 前記アラーム動作信号の出力時間を計数して鳴
    り時間信号を出力する鳴り時間計数回路と、 前記パルス信号の出力に応答して前記鳴り時間
    信号を逐次累積して累積時間信号を出力する累積
    時間発生回路と、 前記パルス信号の出力を計数して動作回数信号
    を出力する動作計数回路と、 前記パルス信号の出力に応答して前記累積時間
    信号をプリセツトする被除数カウント回路と、 前記パルス信号の出力に応答して前記動作回数
    信号をプリセツトする除数カウント回路と、 前記パルス信号の出力に応答して前記両カウン
    ト回路にクロツク信号を供給し、前記被除数カウ
    ント回路からの桁上げ信号の出力に応答してクロ
    ツク信号の出力を停止するクロツク発生回路と、 前記除数カウント回路から出力される桁上げ信
    号を計数して平均値信号を出力する平均値計数回
    路と、 前記鳴り時間信号と平均値信号とを比較して比
    較信号を出力する比較回路と、 前記アラーム動作信号の出力に応答して前記比
    較信号の出力に対応する音量のアラーム音を報知
    する報知回路と、 前記比較信号を受けて前記鳴り時間信号と平均
    値信号との差が設定値より大きい場合に前記パル
    ス信号の出力を禁止するパルス禁止回路と、 を設けたことを特徴とするアラーム付時計。
JP30241987A 1987-11-30 1987-11-30 アラーム付時計 Granted JPH01143997A (ja)

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JPH01143997A JPH01143997A (ja) 1989-06-06
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