JPH0527033Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0527033Y2
JPH0527033Y2 JP1499889U JP1499889U JPH0527033Y2 JP H0527033 Y2 JPH0527033 Y2 JP H0527033Y2 JP 1499889 U JP1499889 U JP 1499889U JP 1499889 U JP1499889 U JP 1499889U JP H0527033 Y2 JPH0527033 Y2 JP H0527033Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
sleep
time
circuit
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1499889U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02107095U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1499889U priority Critical patent/JPH0527033Y2/ja
Publication of JPH02107095U publication Critical patent/JPH02107095U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0527033Y2 publication Critical patent/JPH0527033Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、アラームセツト時から一定時間経過
するまで誘眠用の音を発生するスリープ機能付時
計に関するものであり、特に前日の睡眠時間の長
さに応じてスリープ機能の動作時間を可変するも
のに関する。
(従来の技術) 従来より、特開昭61−180183号公報に開示され
ている時計のように、催眠用の音響を発生するも
のが提案されている。
この時計は、アラームセツトにより、催眠用の
音響を所定時間演奏して、使用者を心地よい眠り
につかせるというものである。
(考案が解決しようとする課題) 一般に、眠るときの精神状態や疲労の度合い等
により寝付けないこともある。このように、なか
なか寝付けないときには、スリープ機能を長く動
作させることが必要である。
従来の時計は、毎回一定時間だけスリープ機能
が動作するように構成されていたので、なかなか
寝付けないときに短か過ぎて再度スリープ機能を
動作させることが必要であつた。
そこで、スリープ機能の動作時間を比較的長め
に設定すると、床に付いてすぐに寝付いたときに
は毎回不必要に長くスリープ機能が動作すること
になり、電力を無駄に消費することになつてしま
う。
本考案の目的は、前日の睡眠時間の長さに応じ
てスリープ機能の動作時間を可変して、ほぼ最適
な時間に設定することができるスリープ機能付時
計を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本考案のスリープ機能付時計は、前夜の睡眠時
間が不足していると比較的早く寝付くことができ
ることに着目して考案されたものであり、前夜の
睡眠時間が一定時間以上のときにはスリープ機能
の動作時間を長くし、一定時間以下のときにはス
リープ機能の動作時間を短くするように構成され
ている。
即ち、このスリープ機能付時計は、アラームセ
ツトスイツチのオン状態のときにのみカウントを
行い、そのカウント値が一定時間以上になつた時
に出力信号を発生する睡眠時間カウンタと、アラ
ーム設定時刻と現時刻が一致したときの一致信号
によりトリガ信号を出力するトリガ信号発生回路
と、前記トリガ信号の発生により前記睡眠時間カ
ウンタの出力を切換信号として出力するとともに
スリープ機能の動作終了時にこの切換信号を出力
停止する切換信号発生回路と、スリープ動作時間
をカウントするスリープカウンタの最終段出力と
途中段出力とを前記切換信号に応答して出力して
スリープ音を停止させる切換ゲート回路とから構
成されている。
(作用) 本考案のスリープ機能付時計においては、アラ
ームセツトスイツチがオン状態になつている時
間、即ち使用者が眠つている時間を睡眠時間カウ
ンタにてカウントする。そして、睡眠時間が一定
値(例えば6時間)以上であるときに信号を出力
する。
切換信号発生回路は、睡眠時間が一定値以上で
ある場合、目安スイツチがオン状態になるとトリ
ガ信号発生回路から出力されるトリガ信号に応答
して切換信号を出力する。
この切換信号が出力されると切換ゲート回路は
スリープカウンタの途中段出力からの信号を出力
し、また切換信号が出力されていないときにはス
リープカウンタの最終段出力からの信号を出力す
る。
この切換ゲート回路からの信号は、ガート回路
を介して音記憶回路の動作を停止させるものであ
るため、この切換ゲート回路にてスリープカウン
タからの2つの信号が切換出力されることにより
音記憶回路の動作時間が長短切り換えられる。
(実施例) 以下図面に基づいて本考案の実施例を説明す
る。図面は本考案の一実施例に係るスリープ機能
付時計の回路構成を示す図である。
2は時計回路であり、発振回路4と、その出力
信号を分周する分周回路6と、その出力信号を波
形整形する波形整形回路8と、その出力信号を駆
動信号に変換する駆動回路10と、駆動信号によ
り駆動されるモータ12と、このモータ12によ
り駆動される輪列・指針14とから構成されてい
る。
16は予め設定された時刻になると輪列・指針
14の動作等によりオン状態になる目安スイツチ
である。
18はアラームセツトスイツチであり、外部操
作によりオン・オフされ、このアラームセツトス
イツチ18がオン状態のときにのみ目安スイツチ
16からのオン信号が有効となる。
20はスリープ時間の動作時間を計時するスリ
ープカウンタであり、分周回路6からの一定周期
信号と後述する切換ゲート回路からの信号を入力
するノアゲート22と、その出力信号をクロツク
入力φに入力してカウントし、かつアラームセツ
トスイツチ18からの信号をリセツト入力Rに入
力するカウンタ24とから構成されている。
26はアラーム用の音とスリープ用の音をそれ
ぞれ記憶する記憶回路であり、目安スイツチ16
からの信号をセレクト入力Sに入力している。
この音記憶回路26は、セレクト入力Sに入力
する信号がHレベルのときにはスリープ用の音信
号を出力する状態になり、また入力信号がLレベ
ルのときにはアラーム用の音信号を出力する状態
になる。
また、本実施例におけるこの音記憶回路26
は、イネーブル入力EにHレベルの信号を入力す
ると動作状態になる。
28はゲート回路であり、目安スイツチ16か
らの信号を反転するインバータ30と、後述する
切換ゲート回路からの信号とアラームセツトスイ
ツチ18からの信号を入力するノアゲート32
と、このインバータ30とノアゲート32の出力
信号を入力し音記憶回路26のイネーブル入力E
に信号を印加するオアゲート34とから構成され
ている。
36は音量調整回路であり、音記憶回路26か
らの音信号と目安スイツチ16からの信号を入力
し、目安スイツチ16がオフ状態のときには音信
号の音量を下げ、オン状態のときには音量を上げ
るものである。
38は発音回路であり、音量調整回路36を介
して入力する音信号に基づいて発音するものであ
る。
40は睡眠時間カウンタであり、分周回路6か
らの一定周期信号とアラームセツトスイツチ18
からの信号を反転したものとを入力するアンドゲ
ート42と、その出力信号をクロツク入力φに入
力してカウントするカウンタ44と、目安スイツ
チ16からの信号を入力しカウンタ44のリセツ
ト入力Rにパルスを印加するワンシヨツト回路4
6と、から構成されている。
48はトリガ信号発生回路であり、目安スイツ
チ16とアラームセツトスイツチ18からの信号
をそれぞれ反転するインバータ50,52と、そ
の出力信号をそれぞれ入力してパルスを出力する
ワンシヨツト回路54,56と、その出力信号を
入力して音記憶回路26のリセツト入力Rに信号
を印加するオアゲート58とから構成されてい
る。
尚、インバータ52、ワンシヨツト回路56及
びオアゲート58は、本実施例における音記憶回
路26がその動作前に一旦リセツトすることが必
要な構成となつているために設けられているもの
であり、省略可能なものである。
60は切換信号発生回路であり、カウンタ44
の出力Qからの信号とワンシヨツト回路54の出
力信号を入力するアンドゲート62と、その出力
信号をクロツク入力φに入力すると共に後述する
切換ゲート回路からの信号をワンシヨツト回路6
5を介してリセツト入力Rに入力してその出力Q
から切換信号を出力するフリツプフロツプ(以下
「FF」と略称する)64とから構成されている。
66は切換ゲート回路であり、切換信号とカウ
ンタ24の最終段出力からの信号を入力するアン
ドゲート68と、切換信号を反転して入力すると
共にカウンタ24の途中段出力からの信号を入力
するアンドゲート70と、これらアンドゲート6
8,70の出力信号を入力してスリープ機能の動
作を停止させる信号を出力するオアゲート72と
から構成されている。
次に上記構成からなるスリープ機能付時計の動
作を説明する。
このスリープ機能付時計における睡眠時間カウ
ンタ40は。アラームセツトスイツチ18がオン
操作されてから一定時間カウントするものであ
る。即ち、アラームセツトスイツチ18がオン操
作されると、通常Hレベルになつているその出力
信号がLレベルになる。
このため、この信号を反転して入力するアンド
ゲート42は開状態になり、一定周期信号をカウ
ンタ44のクロツク入力φに印加する。そして、
このカウンタ44は、一定周期信号をカウント
し、一定時間カウントするとその出力QからHレ
ベルの信号を出力する。
このように、カウンタ44の出力信号がHレベ
ルのときには使用者は十分に睡眠時間をとつたこ
とになり、またこのカウンタ44の出力信号がL
レベルのときには睡眠時間が短かく不足している
ことになる。
このような睡眠時間の長短は、本実施例におい
ては次の就寝時におけるスリープ機能の動作時間
を決定するために使用されるので、目安スイツチ
16のオンにより切換信号発生回路60にて切換
信号として保持される。
即ち、アラームセツトスイツチ18がオン状態
のときに、目安スイツチ16がオン状態になる
と、その出力信号はLレベルになり、これを反転
して入力するワンシヨツト回路54は、入力信号
の立ち上がりに同期してパルスを出力し、アンド
ゲート62に印加する。
このアンドゲート62はカウンタ44の出力信
号がHレベルのときにのみ開状態になるので、仮
りにこのアンドゲート62が開状態であると、こ
のアンドゲート62の出力にはパルスが発生す
る。このパルスはFF64のクロツク入力φに印
加され、FF64はこのパルスに同期してその出
力する切換信号をHレベルにする。
このように、睡眠時間が十分なときにはFF6
4が出力する切換信号はHレベルになり、睡眠時
間が不足しているときにはLレベルになる。
次に、この切換信号がHレベルの場合とLレベ
ルの場合におけるスリープ機能の動作を説明す
る。はじめに、アラームセツトスイツチ18をオ
ン操作すると、前述したようにその出力信号はL
レベルになり、これを入力するノアゲート32の
出力信号はHレベルになる。このHレベルの信号
はオアゲート34を介して音記憶回路26のイネ
ーブル入力Eに印加される。
これにより音記憶回路26は動作を開始する。
このときに目安スイツチ16オフ状態であるた
め、その出力信号はHレベルになつており、この
信号をセレクト入力Sに入力する音記憶回路26
にスリープ用の音信号を出力する。
この音信号は音量調整回路36を介して発音回
路38に印加され、スリープ用の音として発音さ
れる。
また、アラームセツトスイツチ18がオン操作
されると、カウンタ24は、リセツト解除され、
ノアゲート22を介してクロツク入力φに入力す
る一定周期信号をカウントする。
今、FF64が出力する切換信号がHレベルで
睡眠が足りている場合には、アンドゲート68が
開状態になつている。従つて、カウンタ24が一
定時間カウントしてその最終段出力がHレベルに
なると、この信号がアンドゲート68の出力に発
生し、オアゲート72を介してノアゲート32に
印加される。
ノアゲート32は、このHレベルの信号を入力
するとその出力信号をLレベルにするので、この
信号をオアゲート34を介してイネーブル入力E
に入力する音記憶回路26は動作を停止する。
一方、FF64が出力する切換信号がLレベル
で睡眠が不足している場合には、アンドゲート7
0が開状態になつている。従つて、カウンタ24
が一定時間カウントする前にその途中段出力から
の信号がHレベルになると、この信号がアンドゲ
ート70の出力に発生し、オアゲート72を介し
てノアゲート32に印加される。
これにより、前述した動作と同様にして音記憶
回路26は動作を停止する。
このように、切換信号がHレベルで睡眠が足り
ている場合にはスリープカウンタ20が一定時間
カウントするまでスリープ用の音が発生され、ま
た切換信号がLレベルで睡眠時間が不足している
場合にはスリープカウンタ20が一定時間カウン
トする前にスリープ用の音の発生は停止される。
尚、FF64は、音記憶回路26を停止させる
ためにオアゲート72から出力されるHレベルの
信号によりリセツトされて初期化される。
また、カウンタ44は、目安スイツチ16がオ
ンからオフ状態になつたときにその出力信号の立
ち上がりに同期してワンシヨツト回路46から出
力されるパルスによりリセツトされて初期化され
る。
一方、アラームセツトスイツチ18がオン状態
のときに、アラーム時刻になり目安スイツチ16
がオン状態になると、その出力信号を入力するイ
ンバータ30の出力信号がHレベルになり、この
信号をオアゲート34を介してイネーブル入力E
に入力する音記憶回路26は動作を開始する。
このときに目安スイツチ16からの信号はLレ
ベルになつているので、この信号をセレクト入力
Sに入力する音記憶回路26は、アラーム用の音
信号を出力する。この音信号は、前述した動作
と、同様にして発音回路38からアラーム用の音
として発生される。
尚、上記アラーム動作中に、アラームセツトス
イツチ18をオフ操作すると、オン状態の目安ス
イツチ16の出力信号がHレベルになり、これを
反転するインバータ30の出力信号がLレベルに
なる。これにより、音記憶回路36はその動作を
停止し、アラーム用の音の発生は停止する。
(考案の効果) 本考案によれば前夜の睡眠時間の長短に応じて
スリープ機能の動作時間を可変するので、スリー
プ機能の動作時間の過不足をなくすことができ、
スイツチの再操作や無駄な電力消費を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例に係るスリープ機能付
時計の回路機構を示す図である。 2……時計回路、16……目安スイツチ、18
……アラームセツトスイツチ、20……スリープ
カウンタ、26……音記憶回路、28……ゲート
回路、36……音量調整回路、38……発音回
路、40……睡眠時間カウンタ、48……トリガ
信号発生回路、60……切換信号発生回路、66
……切換ゲート回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 アラーム機能を有するスリープ機能付時計にお
    いて、 アラームセツトスイツチのオン状態のときにの
    みカウントを行い、そのカウント値が一定時間以
    上になつた時に出力信号を発生する睡眠時間カウ
    ンタと、 アラーム設定時刻と現時刻が一致したときの一
    致信号によりトリガ信号を出力するトリガ信号発
    生回路と、 前記トリガ信号の発生により前記睡眠時間カウ
    ンタの出力を切換信号として出力するとともにス
    リープ機能の動作終了時にこの切換信号を出力停
    止する切換信号発生回路と、 スリープ動作時間をカウントするスリープカウ
    ンタの最終段出力と途中段出力とを前記切換信号
    に応答して出力してスリープ音を停止させる切換
    ゲート回路と、 を設けたことを特徴とするスリープ機能付時計。
JP1499889U 1989-02-10 1989-02-10 Expired - Lifetime JPH0527033Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1499889U JPH0527033Y2 (ja) 1989-02-10 1989-02-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1499889U JPH0527033Y2 (ja) 1989-02-10 1989-02-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02107095U JPH02107095U (ja) 1990-08-24
JPH0527033Y2 true JPH0527033Y2 (ja) 1993-07-08

Family

ID=31226669

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1499889U Expired - Lifetime JPH0527033Y2 (ja) 1989-02-10 1989-02-10

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0527033Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02107095U (ja) 1990-08-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB1523948A (en) Alarm electronic timepieces
JPH0527033Y2 (ja)
US4246651A (en) Electronic timepiece
JPH0527032Y2 (ja)
JP2508441Y2 (ja) スヌ―ズ付目覚し時計
JPH0355116Y2 (ja)
JPH0216316Y2 (ja)
JPS6247113Y2 (ja)
JPH0443832Y2 (ja)
JPH059674Y2 (ja)
US5202859A (en) Time informing clock
JPS60131486A (ja) アラ−ム時計
JPH01142488A (ja) アラーム付時計
JPH057592Y2 (ja)
JPH056554Y2 (ja)
JPH0443834Y2 (ja)
JPS6244389Y2 (ja)
JPH0548154Y2 (ja)
JPH0468596B2 (ja)
JPH0443833Y2 (ja)
JPS6210715Y2 (ja)
JPH0531590Y2 (ja)
JPH059675Y2 (ja)
JPS6137590B2 (ja)
JPS606793Y2 (ja) 電子時計