JP2707778B2 - ノイズ除去回路 - Google Patents

ノイズ除去回路

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JP2707778B2
JP2707778B2 JP2012654A JP1265490A JP2707778B2 JP 2707778 B2 JP2707778 B2 JP 2707778B2 JP 2012654 A JP2012654 A JP 2012654A JP 1265490 A JP1265490 A JP 1265490A JP 2707778 B2 JP2707778 B2 JP 2707778B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、一定時間、保持される信号のノイズ除去回
路に関する。
〔従来の技術〕
一定時間、保持される情報信号、たとえば中央演算処
理装置(CPU)のアドレス信号やデータ信号の中に雑音
が混入すると、CPUが誤動作することはよく知られてい
る。そこで、本願出願人は、特願昭63−94611号によ
り、保持された情報信号を時分割的に複数回サンプリン
グして、サンプリングした情報信号のレベルが一致する
個数の多い方の信号を真の情報信号とすることにより雑
音の混入した情報信号を除去する回路を提案している。
この雑音除去回路の回路構成を第5図に示し、各信号
の信号波形を第6図に示す。
アドレスバスまたはデータバス上の8ビット信号は、
n個のラッチ回路L1〜Lnにより、サンプリングクロック
により同期して異なる時点で保持される。ラッチ回路L1
〜L2によりサンプリングされた信号は多数決回路Mに入
力され、一致する個数の多い方の信号が出力される。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来この種のノイズ除去回路において
は、サンプリングクロックに同期して雑音が混入する場
合、その除去性能が落ちるという点において、なお改良
の余地があった。
そこで、本発明の目的は、このような不具合を解消
し、雑音除去性能が高く、雑音環境の異なる場合でも汎
用的に使用できるノイズ除去回路を提供することにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
このような目的を達成するために、本発明は、一定時
間保持される情報信号を複数回にわたり時分割的にサン
プリングを行なって、サンプリングした信号の中の一致
個数の最も多い信号を、ノイズ除去後の情報信号として
出力するノイズ除去回路において、前記サンプリングし
た信号の一致の度合いに基づき当該サンプリングした信
号の中にノイズ影響を受けた信号があることを検知する
ノイズ検知手段と、第1のサンプリング周期を発生する
第1のサンプリング周期発生手段と、前記第1のサンプ
リング周期とは異なる第2のサンプリング周期を発生す
る第2のサンプリング周期発生手段と、前記ノイズ検知
手段の検知に応じて、前記第1のサンプリング周期発生
手段と、前記第2のサンプリング周期発生手段を交互に
切換えることにより前記情報信号のサンプリング周期を
変更する切換え手段とを具えたことを特徴とする。
さらに本発明は、前記ノイズ検知手段の検知に応じ
て、前記サンプリングの個数を可変設定する制御手段を
具えたことを特徴とする。
〔作用〕
本発明は、サンプリング信号の中にノイズが混入した
ことが検知されると、サンプリング周期を変更すること
で、ノイズ発生周期とサンプリング周期の同期によるノ
イズの混入を阻止することができる。
また、サンプリングの個数を可変設定することによっ
て、さらにノイズの混入の阻止の効率を高めることがで
きる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本発明第1実施例の回路構成を示す。
第1図において、ノイズ除去対象の信号線がシフトレ
ジスタ110に接続され、シフトレジスタを構成する各ラ
ッチ回路の保持信号が多数決回路120に入力される。本
例において、シフトレジスタは3個の信号をサンプリン
グする。
デコーダ(信号解読器)130は上記サンプリング信号
のレベル状態を解読し、サンプンリング信号の中の信号
レベルの組み合わせが下記の組み合わせになったとき
に,雑音の有無を示す判定信号を出力する。
すなわち、3個のサンプリング信号の組み合わせが、
ビット“0,0,1"および“0,1,0",“1,0,0",“0,1,1",
“1,0,1",“1,1,0"のとき雑音の有りの判定信号はレベ
ルオンとなり、その他の信号の組み合わせのとき、すな
わち、“1,1,1"および“0,0,0"のときは雑音無しの判定
信号はレベルオフとなる。
本実施例では雑音が発生すると、信号のレベルの組み
合わせ状態が変化するので、そのデコーダ130によりサ
ンプリング信号のレベル変化を検出することにより雑音
の発生を検出する。したがって、デコーダ130がノイズ
検知手段として動作する。
雑音有りの判定信号がトグル回路150に入力する毎に
トグル回路150は第1クロック発生器141および第2クロ
ック発生器142を交互に切換える。トグル回路150が制御
手段として動作する。
第2クロック発生器142は第1クロック発生器141より
も信号発生周期を長く設定してあり、共にノイズ除去対
象の信号の1周期の間に3個のクロック信号を発生す
る。
このような回路の動作を第2図のタイミングチャート
を参照しながら説明する。なお、内容の理解を容易とす
るため、ノイズ除去の対象の信号を1ビット(オン/オ
フ)の信号とする。
第2図の波形A(レベルオン)の信号をノイズ除去回
路に入力すると、まず第1クロック発生器141の第1ク
ロック信号により、第2図のタイミングT1,T2,T3で入力
信号がサンプリングされ、そのサンプリング信号が3入
力多数決回路120に入力される。多数決回路120では信号
レベルの多数決による決定を行って、次の周期で波形F
のオンのパルス信号を出力する。
タイミングT3で入力信号に雑音が混入し、サンプリン
グ信号がレベル“オフ”となった場合、サンプリング信
号の組み合わせは“1,1,0"となるので、デコーダ130に
より雑音の混入が検出され、オンの雑音有りの判定信号
がトグル回路150に出力される。
この結果、第2クロック発生器142が能動状態とな
り、次の周期のシフトレジスタ110のサンプリングは第
2クロックにより行なわれる。このため、次の周期で第
2図の波形Aのような同一位置に雑音が混入した信号を
ノイズ除去回路に入力した場合でも、サンプリングのタ
イミングが第1クロックとは異なるので、多数決回路に
入力されるサンプリング信号はノイズ影響を受けない信
号となる。
また、第2クロック信号を用いて、サンプリングを行
い、サンプリング信号に雑音の混入がデコーダ130によ
り検出された場合は、上述と同様の手順でサンプリング
クロックが第2クロックから第1クロックに切換えられ
る。
本実施例の他に次の応用例が挙げられる。
1) 本実施例は、サンプリングの個数を3個とする例
を示しているがサンプリング個数が多数、たとえば5個
とする場合、クロック発生器の個数を増やし、信号の多
数決の結果に応じて、所望のクロック発生器を選択す
る。
例えば、一致するサンプリング信号の個数の比率が4:
1,3:2にそれぞれ対応させて、クロック発生器をデコー
ダ130により択一的に選択してもよい。
また、比率が3:2のときのみクロック発生器を切換え
てもよいことは勿論である。
2) 本実施例では雑音の検出毎にクロック発生回路を
切換えているが、一定回数、連続的に雑音発生を計数し
たときクロック発生回路を切換えるようにしてもよい。
この場合は、上記一定回数を計数したときにカウントア
ップ信号を発生し、初期値に戻るカウンタによりデコー
ダ130の雑音有り信号を計数し、雑音無し信号により上
記カウンタをリセットする。またカウンタのカウントア
ップ信号をトグル回路150に入力することにより上述の
機能を達成することができる。
3) 本実施例では雑音の混入を検知できるので、デコ
ーダ130の雑音有り信号により、警報ランプを点灯させ
てもよい。
第1実施例はサンプリング信号に雑音が混入したこと
を検出したときは、サンプリング周期を可変設定するよ
うにした例であるが、第2実施例は、雑音の検出に応じ
て、サンプリング個数を可変設定するようにした例であ
る。
この機能を実現するための回路構成を第3図に示す。
第3図に示す回路はサンプリング個数を5個と3個と
に切換え使用する例であり、多数決回路,雑音検出用デ
コーダ,クロック発生器に、それぞれサンプリング個数
と対応する回路を用意している。また、サンプリング回
路の信号のラッチ回路は5個用意し、切換え用論理回路
243により、サンプリング個数に応じて、所望のラッチ
回路が能動状態となる。
このような回路構成において、初期状態としてはサン
プリング個数は“3"に設定され、第1〜第3ラッチ回路
211〜213が第2クロック発生器242の第2クロック信号
によりサンプリングを行う。サンプリングされた信号
は、3入力多数決回路222により、ノイズ除去が行なわ
れる。
サンプリング信号の中にノイズが混入していることが
第2デコーダ232により検出されると、切換え用論理回
路243は、サンプリング個数を“5"とするための切換え
信号をサンプリング部210,多数決判定部220,雑音検知部
230,制御部240内のクロック発生器に送信する。
この結果、第4図に示すように、第2クロック信号の
発生時に入力信号にノイズが混入していても、その発生
タイミングと第1クロック信号の発生周期が異なるの
で、サンプリング信号にノイズが混じる確率が低下す
る。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、本発明では、ノイズの混入を
検知すると、ノイズの混入を躱すべく、サンプリング周
期が変更される。このような学習機能により、発生周期
の異なるノイズが発生してもその混入を阻止することが
できる。また、ノイズの発生周期の異なる場所でも同一
のノイズ除去回路を汎用的に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明第1実施例の回路構成を示すブロック
図、 第2図は本発明第1実施例の信号発生タイミングを示す
タイミングチャート、 第3図は本発明第2実施例の回路構成を示すブロック
図、 第4図は本発明第2実施例の信号発生タイミングを示す
タイミングチャート、 第5図は従来例の回路構成を示すブロック図、 第6図は従来例の信号発生タイミングを示すタイミング
チャートである。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定時間保持される情報信号を複数回にわ
    たり時分割的にサンプリングを行なって、サンプリング
    した信号の中の一致個数の最も多い信号を、ノイズ除去
    後の情報信号として出力するノイズ除去回路において、 前記サンプリングした信号の一致の度合いに基づき当該
    サンプリングした信号の中にノイズ影響を受けた信号が
    あることを検知するノイズ検知手段と、 第1のサンプリング周期を発生する第1のサンプリング
    周期発生手段と、 前記第1のサンプリング周期とは異なる第2のサンプリ
    ング周期を発生する第2のサンプリング周期発生手段
    と、 前記ノイズ検知手段の検知に応じて、前記第1のサンプ
    リング周期発生手段と、前記第2のサンプリング周期発
    生手段を交互に切換えることにより前記情報信号のサン
    プリング周期を変更する切換え手段と を具えたことを特徴とするノイズ除去回路。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のノイズ除去回路におい
    て、前記ノイズ検知手段の検知に応じて、前記サンプリ
    ングの個数を可変設定する制御手段を具えたことを特徴
    とするノイズ除去回路。
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