JP3348271B2 - アラーム検出回路 - Google Patents

アラーム検出回路

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JP3348271B2 JP05872296A JP5872296A JP3348271B2 JP 3348271 B2 JP3348271 B2 JP 3348271B2 JP 05872296 A JP05872296 A JP 05872296A JP 5872296 A JP5872296 A JP 5872296A JP 3348271 B2 JP3348271 B2 JP 3348271B2
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剛 萩原
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日本電気エンジニアリング株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はアラーム検出回路に
関し、特にアラーム発生一定時間の保護期間をおいてな
おアラームが継続している場合に始めてアラーム検出信
号を発生するようにしたアラーム検出回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のアラーム検出回路の一例
を図3に示す。図3において、アラームの発生を示すエ
ラーパルス101は、アラーム検出を引き伸ばすための
リトリガブルMMV(モノステーブルマルチバイブレー
タ)6へ入力されている。このリトリガブルMMV6の
出力である引き伸ばしパルス109は、保護区間を設定
するための第2のリトリガブルMMV7へ入力されてい
る。
【0003】この第2のリトリガブルMMV7の出力で
ある保護パルス110は、保護区間外のエラーパルスの
発生を検出して始めてアラーム検出信号111を生成す
るDタイプFF(フリップフロップ)8のクロック入力
となっている。このDタイプFF8のリセット入力に
は、第1のリトリガブルMMV6の出力である引き伸ば
しパルス109が印加されている。
【0004】尚、抵抗R1,R2及びコンデンサC1,
C2は、第1及び第2のリトリガブルMMV6,7の時
定数を定める外付けのディスクリート部品である。
【0005】図3の回路の動作を示す各部信号波形が図
4に示されており、(A)は保護区間内でエラーパルス
が生成され終了している状態であり、アラーム発生とは
みなされずにアラーム検出信号111は生成されない場
合を示す。(B)は保護区間の内外に亘ってエラーパル
スが生成されている状態であり、アラーム発生であると
判定され、始めてアラーム検出信号111が生成されて
いる場合を示す。
【0006】ランダムに発生するエラーパルス101の
最後のパルスの発生を、コンデンサC1と抵抗R1とに
より定まる一定時間だけ遅らせて、引き伸ばしパルス1
09を生成する。この引き伸ばしパルス109の発生タ
イミングにて第2のリトリガブルMMV7を動作させ、
コンデンサC2と抵抗R2とにより定まる一定時間の間
保護パルス110を生成させる。
【0007】DタイプFF8においては、保護パルス1
10の終端において引き伸ばしパルス109の状態がラ
ッチされることにより、アラーム検出を行うようになっ
ている。すなわち、図4(A)の状態では、保護パルス
110の終端(立上りエッジ)においては、引き伸ばし
パルス109は消滅してローレベルになっているので、
DタイプFF8の出力111では、アラーム検出信号は
ローレベルのままで何等出力されない。
【0008】一方、図4(B)の状態では、保護パルス
110の終端において、引き伸ばしパルス109が継続
して出力されているので、DタイプFF8の出力111
では、アラーム検出信号はハイレベルとなり、アラーム
を告知することになる。
【0009】この様にして、一定時間以上継続してエラ
ーパルスが生成された時に、始めて正しいエラー発生が
あったと見なしてアラーム検出を行い、それ以外はノイ
ズ等が入力されたと見なしてアラーム検出を行わないよ
うにしているのである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】図3の従来例において
は、アラーム検出のための保護時間の設定のために、リ
トリガブルMMVを用いており、よってその時定数設定
のために抵抗とコンデンサとの外付き部品が必要となっ
てIC化が困難となっている。また、保護時間を大きく
取る必要がある場合には、コンデンサの容量を大としな
ければならず、実装面積が大となる。
【0011】本発明の目的は、抵抗やコンデンサを用い
ることなくIC化を容易としかつ小型化を図るようにし
たアラーム検出回路を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、アラー
ム信号に応答してセットされてセット出力を生成するセ
ット手段と、前記セット出力の発生から第1の一定時間
を計数して前記セット手段をリセットするためのリセッ
トパルスを生成し、またこのリセットパルスの発生から
第2の一定時間を計数してアラーム判定パルスを生成す
る計数手段と、前記セット出力の存在時にアラーム判定
パルスが生成されたときにアラーム検出信号を生成し、
前記セット出力の反転信号の存在時に前記アラーム判定
パルスが生成されたときに前記アラーム検出信号をリセ
ットするアラーム検出信号発生手段とを含むことを特徴
とするアラーム検出回路が得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の作用を述べる。アラーム
の発生を示すエラーパルスに応答してFFをセットし、
このセット出力に応答してカウンタにて一定時間を計数
した後FFをリセットする。このリセットから一定時間
を計数した後カウンタによりアラーム判定パルスを生成
する。セット出力の存在時にアラーム判定パルスが生成
されると、始めてアラーム検出信号を発生させ、セット
出力の非存在時にアラーム判定パルスが生成されるとア
ラーム検出信号をリセットする。
【0014】以下、図面を用いて本発明の実施例につい
て説明する。
【0015】図1は本発明の実施例のブロック図であ
る。図1において、エラーパルス101はDタイプFF
1へ入力されてセット信号102が生成される。このセ
ット信号102に応答して保護カウンタ2は一定時間T
1を計数して時間T1経過後にリセット信号104を生
成する。このリセット信号104はDタイプFF1のリ
セット入力となっている。
【0016】また、保護カウンタ2はリセット信号10
4の発生から一定時間T2を計数して時間T2経過後に
アラーム判定パルス105を生成する。この保護カウン
タ2は外部からのクロックCLKをカウントするカウン
タからなるものとする。
【0017】このアラーム判定パルス105は、セット
信号102と共にアンドゲート3の2入力となり、また
アラーム判定パルス105はセット信号102の反転信
号103と共にアンドゲート4の2入力となる。アンド
ゲート3の出力106はSR(セットリセット)タイプ
FF5のセット入力となり、アンドゲート4の出力10
7はSRタイプFF5のリセット入力となっている。
【0018】このSRタイプFF5の出力108がアラ
ーム検出信号となって出力とされている。尚、アンドゲ
ート4の出力107は保護カウンタ2のリセット入力と
なっている。
【0019】図2は本発明の実施例の動作を示す各部信
号波形のタイミングチャートであり、(A)は保護区間
内でエラーパルスが生成され終了している状態であり、
アラーム発生とは見なされない場合を示す。(B)は保
護区間の内外に亘ってエラーパルスが生成されている状
態であり、アラーム発生と見なされる場合を示す。
【0020】図4(A)を参照すると、アラームの発生
を示すエラーパルス101によりDタイプFF1は保護
カウンタ2をカウント状態にするためのセット信号10
2を出力する。保護カウンタ2はこのセット信号102
を受けて、予め設定した保護時間T1をカウントする。
この保護時間の設定方法は、カウンタに入力されている
基準クロックCLKのカウント数により設定できる。
【0021】保護カウンタ2は設定された保護時間(カ
ウント数)T2をカウントするとリセット信号104を
出力する。またリセット信号104で、DタイプFF1
をリセットした後、引き続きエラーパルスが入力された
場合にアラーム判定ができる時間T2だけ遅れたアラー
ム判定パルス105を出力する。1クロックの基準クロ
ックに対してアラームとしたいエラーパルスの周期は非
常に速いため基準クロックにて数ビット時間差があれば
アラーム判定は十分可能である。
【0022】リセット信号104によりDタイプFF1
はリセットされ、続いてエラーパルス101が発生され
ていない場合(パルスがない場合)には停止し、セット
信号102を出力しない。この時のDタイプFF1の出
力状態でいずれかのアンドゲート3か4をアクティブに
する。
【0023】セット信号102は0レベルで停止してい
るので、アンドゲート3は非アクティブとなる。逆にセ
ット信号の判定信号103は1レベルとなるのでアンド
ゲート4はアクティブになる。保護カウンタ2より出力
されたアラーム判定パルス105はアクティブとなって
いるアンドゲート4を通過してSRタイプFF5のリセ
ット及び保護カウンタ2のリセットに入力され、保護カ
ウンタ2をリセットして、カウントスタンバイ状態にす
る。SRタイプFF5ではリセット入力により、正常を
示す0レベルのアラーム検出信号108を出力する。
【0024】図4(B)を参照すると、エラーパルス1
01の最初のパルスによりDタイプFF1は保護カウン
タ2をカウント状態にするセット信号102を出力す
る。このセット信号102により保護カウンタ2はリセ
ット信号104及びアラーム判定パルス105を出力す
る。
【0025】リセット信号104によりDタイプFF1
は一旦リセットされるが、エラーパルス101が引き続
き発生されているので、再度セット信号102を出力す
る。セット信号102は再び1レベルとなっているの
で、アンドゲート3をアクティブにする。
【0026】逆にセット信号の反転信号103は0レベ
ルとなるのでアンドゲート4を非アクティブにする。保
護カウンタ2より出力されたアラーム判定パルス105
はアクティブとなっているアンドゲート3を通過してS
RタイプFF5のセット入力とされる。SRタイプFF
5はセット入力によりアラームを示す1レベルのアラー
ム検出信号108を出力してアラームが検出されたこと
になる。
【0027】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、抵
抗やコンデンサ等の外付きのディスクリート部品を用い
ることがないので、LSI化が容易となり、小型,軽量
化が図れると共に、保護時間の設定が極めて容易である
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のブロック図である。
【図2】図1のブロックの動作を示す各部信号波形図で
ある。
【図3】従来のアラーム検出回路の例を示すブロック図
である。
【図4】図3のブロックの動作を示す各部信号波形図で
ある。
【符号の説明】
1 DタイプFF(フリップフロップ) 2 保護カウンタ 3,4 アンドゲート 5 SRタイプFF

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アラーム信号に応答してセットされてセ
    ット出力を生成するセット手段と、前記セット出力の発
    生から第1の一定時間を計数して前記セット手段をリセ
    ットするためのリセットパルスを生成し、またこのリセ
    ットパルスの発生から第2の一定時間を計数してアラー
    ム判定パルスを生成する計数手段と、前記セット出力の
    存在時にアラーム判定パルスが生成されたときにアラー
    ム検出信号を生成し、前記セット出力の反転信号の存在
    時に前記アラーム判定パルスが生成されたときに前記ア
    ラーム検出信号をリセットするアラーム検出信号発生手
    段とを含むことを特徴とするアラーム検出回路。
  2. 【請求項2】 前記計数手段は、入力クロックを計数す
    るカウンタであることを特徴とする請求項1記載のアラ
    ーム検出回路。
  3. 【請求項3】 前記リセット手段は、前記アラーム信号
    に応答してセットされ前記リセットパルスに応答してリ
    セットされるフリップフロップであることを特徴とする
    請求項1または2記載のアラーム検出回路。
  4. 【請求項4】 前記アラーム検出信号発生手段は、セッ
    トリセット型フリップフロップと、前記セット出力の存
    在時にアラーム判定パルスが生成されたときに前記セッ
    トリセット型フリップフロップをセットせしめる手段
    と、前記セット出力の反転信号の存在時に前記セットリ
    セット型フリップフロップをリセットせしめる手段とを
    有し、前記セットリセット型フリップフロップの出力を
    前記アラーム検出信号としたことを特徴とする請求項1
    〜3いずれか記載のアラーム検出回路。
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