JP3005307B2 - 低温庫の警報装置 - Google Patents

低温庫の警報装置

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JP3005307B2
JP3005307B2 JP8534091A JP8534091A JP3005307B2 JP 3005307 B2 JP3005307 B2 JP 3005307B2 JP 8534091 A JP8534091 A JP 8534091A JP 8534091 A JP8534091 A JP 8534091A JP 3005307 B2 JP3005307 B2 JP 3005307B2
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temperature
alarm
refrigerator
door
low
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JP8534091A
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秀明 古立
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷凍・冷蔵ショ−ケ−
ス、プレハブ冷蔵庫や家庭用冷蔵庫のような低温庫の異
常温度上昇を検出して所定の警報動作を実行する警報装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種低温庫、特にショ−ケ−ス
等においては、庫内に展示収納した食品や生花等の貯蔵
物品の品質を維持するために、冷凍機によって庫内を所
定の低温度に冷却維持するように構成されている。従っ
て、冷凍機器の故障等により庫内温度が異常に上昇した
場合には、展示物品を保護するために、警報を発し、使
用者に庫内温度が物品の劣化する高温度に上昇している
ことを知らせるようにしている。使用者である店舗の経
営者は、このような警報が発せられると、契約を結んで
いるサ−ビス会社に通報することになる。
【0003】また、家庭用の冷蔵庫等においては、扉ス
イッチを設けて前面の扉の開閉を検知し、扉の開放期間
が所定の長期間に及んだ場合には、庫内温度が上昇する
と見做して警報を発するものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、この種ショ
−ケ−ス等においては物品の出し入れの際には、バック
ヤ−ドの扉を開放し、外気の侵入を許さなければならな
いので、庫内温度は上昇する。このような冷凍機器の故
障時でない場合の温度上昇は警報を発する必要はなく、
発せられれば経営者はサ−ビスマンを呼ぶことになるの
で、メンテナンスの面からはかえって不便である。
【0005】その為に、警報動作を入り切りするスイッ
チが設けられる場合もあるが、そのような場合、警報切
りにしたまま使用者が忘れてしまい、本来の異常による
温度上昇を警報できない不都合が生じる。
【0006】また、前記家庭用冷蔵庫の扉開放警報で
は、実際の温度上昇とは無関係に所定期間経過後警報が
発せられるので、実際は温度上昇しておらず、警報の必
要がないのに警報が発せられる問題がある。
【0007】本発明は、斯かる課題を解消し、機器の異
常等による本来の警報動作を確実に実行し、且つ、不要
な警報動作を禁止して低温庫の使用性を向上できる警報
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、庫内の温度を
検出し、庫内温度が警報を必要とする高温度に上昇した
場合は所定の警報動作を実行する警報制御手段を具備し
た低温庫において、警報制御手段は、任意に操作される
マスクスイッチを具備し、このマスクスイッチが操作さ
れた場合は、所定期間前記警報動作を禁止すると共に、
所定期間中に庫内温度が前記高温度より更に高い温度に
上昇した場合は所定の警告動作を実行するようにしたも
のである。
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【作用】本発明によれば、マスクスイッチを一度操作す
れば所定期間は警報が発せされないので、物品の納出の
際に操作することによって、不必要な警報を禁止でき
る。この警報禁止は、所定期間経過すれば解除されるの
で、警報を解除したまま使用者が忘れてしまう事故も発
生しない。このマスクスイッチは特に、扉スイッチを有
しない低温庫に有効である。
【0013】更に、この期間中に更に高い温度まで上昇
してしまった場合には、警報ではなく警告を発生するよ
うにすれば、使用者に納出作業の迅速化を促し、物品の
劣化を防止することができる。
【0014】
【0015】
【0016】
【実施例】次に、図面により本発明の実施例を説明す
る。図1は本発明を適用する低温庫1の正面図を示して
いる。低温庫1は所謂リ−チインタイプの低温ショ−ケ
−スであり、その前面は3枚のガラス扉2、2、2によ
って開閉自在に閉塞されており、その庫内は図示しない
冷凍装置によって、例えば上限温度+2℃と下限温度−
2℃の間でのコンプレッサ−のON−OFF制御により
平均0℃に冷却維持されている。
【0017】低温庫1の扉2、2、2近傍、若しくはそ
の裏側にある図示しないバックヤ−ドの扉近傍には瞬時
復帰式のマスクスイッチ3が設けられ、更に、各扉2、
2、2にはその開閉を検知して接点を開閉する扉スイッ
チ4、4、4がそれぞれ設けられている。
【0018】低温庫1の庫内温度Tは温度センサ5によ
って検出され、これら温度センサ5、扉スイッチ4、
4、4及びマスクスイッチ3は温度警報装置6に入力さ
れている。各扉スイッチ4、4、4は図2のように端子
7、7に対して直列に結線され、この端子7、7を温度
警報装置6に接続されおり、それに対応する扉2が開放
されて接点を開き、閉鎖されて閉じる。これによってい
ずれかの扉2が開放されると端子7、7間は不導通、全
ての扉2、2、2が閉鎖されて導通することになるの
で、扉2、2、2のいずれかが開放されれば温度警報装
置6は扉2の開放を検知できるようになっている。
【0019】温度警報装置6には、例えば店舗の集中制
御盤等においてブザ−音等の警報を発するための警報外
部出力端子8が設けられ、更に、温度警報装置6のもう
一方の出力には低温庫1に設けたランプ9が接続されて
いる。
【0020】次に、図3のフロ−チャ−トを利用して温
度警報装置6の動作を説明する。尚、図中に示されるい
ずれの数字も図示に限られるものではなく、例示に過ぎ
ない。
【0021】まず、ステップ11で温度センサ5の出力
に基づき庫内温度Tが前記上限温度+2℃より十分に高
く、長期間継続されれば収納物品の腐敗をもたらすであ
ろう高温度+10℃より高いか否か判断し、低ければ元
に戻る。
【0022】ステップ11で庫内温度Tが+10℃より
高い場合は、ステップ12でその状態が10分間継続さ
れたか否か判断し、10分より長く継続されいない場合
は元に戻る。
【0023】ステップ12で庫内温度Tが+10℃より
高い状態が10分より長く継続されている場合は、ステ
ップ13で前述のマスクスイッチ13がON操作された
か判断し、操作されていなければステップ17で扉2、
2、2が開放されているか判断し、閉ざされていればス
テップ19で警報外部出力端子8に出力を発生する。
【0024】即ち、扉2、2、2が開放されておらず、
バックヤ−ドの扉も開放されていない場合に、+10℃
より高い高温度が長期間継続されるのは、冷凍機器の故
障に他ならない。従って、温度警報装置6は警報外部出
力端子8に出力を発生して使用者に警報を発し、サ−ビ
スマンへの通報を促す。
【0025】ステップ13でマスクスイッチ3がON操
作されている場合、ステップ14でON操作から30分
より長く経過したか判断し、経過していなければステッ
プ15で庫内温度Tが前述の+10℃より更に高い+2
0℃等の高温度になっているか否か判断し、+20℃よ
り高くなければ元に戻る。
【0026】即ち、マスクスイッチ3がON操作されて
から30分間は、庫内温度Tが+10℃より高く上昇し
ても前述の警報は発せられない。従って、商品の出し入
れのためにバックヤードの扉を開放する場合に、このマ
スクスイッチ3をON操作することによって、作業中の
外気進入により庫内温度Tが上昇しても警報の発生が解
除(マスク)される。また、作業を終了してバックヤー
ドの扉を閉じ、30分の間に温度が+10℃以下に低下
すれば、警報は発せられない。従って、この30分間は
作業を開始し、終了してから温度が+10℃以下に低下
するまでの十分な時間を設定する。
【0027】ここで、ステップ14で30分より長く経
過すると、ステップ16にてマスクスイッチ3がON操
作されたことをクリヤして元に戻るので、以後は温度T
の状況により通常の警報動作が行われる。
【0028】尚、夏季等の周囲温度が高い状況におい
て、この30分中に庫内温度が上昇し、前述の+20℃
より高くなった場合はステップ18にて前述のランプ9
を点滅させて警告する。これによって作業中の使用者に
は庫内が異常に温度上昇していることを伝え、作業の早
期終了を促す。
【0029】次に、ステップ13でマスクスイッチ3が
ON操作されていない場合、ステップ17で扉2が開放
されているか否か判断し、扉2が開放されている場合
は、ステップ20で開放時間が継続して20分より長く
継続されていない場合は、ステップ18で前述のランプ
9を点滅させ、庫内温度Tが+10℃より高くなってい
るために扉2を早期に閉鎖すべきことを使用者や客に警
告する。
【0030】ステップ20で扉2の開放継続時間が20
分より長くなった場合は、ステップ19で警報を発す
る。これによって客が扉2を長時間開放して庫内温度T
が10℃より高くなっていることを使用者に知らせるこ
とができる。
【0031】尚、フロ−チャ−トにおける10分、20
分、30分の時間及び+10℃、+20℃の各温度は温
度警報装置6の有する設定装置によって任意に変更でき
るようになっている。また、本発明は実施例の低温ショ
−ケ−スに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能である。
【0032】
【発明の効果】本発明によれば、マスクスイッチを一度
操作すれば所定期間は庫内温度が上昇しても警報が発せ
されない。従って、物品の納出の際にこのマスクスイッ
チを操作することによって、不必要な警報を禁止でき
る。
【0033】この警報禁止は、所定期間経過すれば解除
されるので、警報を解除したまま使用者が忘れてしまう
事故も発生せず、機器の異常等に基づく警報動作を確実
に実行することができる。
【0034】また、この期間中に更に高い温度まで上昇
してしまった場合には、警報ではなく警告を発生するよ
うにすれば、使用者に納出作業の迅速化を促し、保存物
品の劣化を防止することができる。
【0035】
【0036】
【図面の簡単な説明】
【図1】低温庫の正面図。
【図2】扉スイッチの結線を示す電気回路図。
【図3】温度警報装置の動作を説明するフロ−チャ−
ト。
【符号の説明】
1 低温庫 2 扉 3 マスクスイッチ 4 扉スイッチ 5 温度センサ 6 温度警報装置 8 警報外部出力 9 ランプ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 庫内の温度を検出し、庫内温度が警報を
    必要とする高温度に上昇した場合は所定の警報動作を実
    行する警報制御手段を具備した低温庫において、 前記警報制御手段は、任意に操作されるマスクスイッチ
    を具備し、このマスクスイッチが操作された場合は、所
    定期間前記警報動作を禁止すると共に、前記所定期間中
    に前記庫内温度が前記高温度より更に高い温度に上昇し
    た場合は所定の警告動作を実行することを特徴とする低
    温庫の警報装置。
JP8534091A 1991-04-17 1991-04-17 低温庫の警報装置 Expired - Lifetime JP3005307B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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