JPH063036A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH063036A JPH063036A JP15656692A JP15656692A JPH063036A JP H063036 A JPH063036 A JP H063036A JP 15656692 A JP15656692 A JP 15656692A JP 15656692 A JP15656692 A JP 15656692A JP H063036 A JPH063036 A JP H063036A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- refrigerator
- timer
- compressor
- control circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
- Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は冷蔵庫において、電源投入時及び通
常運転時の冷却運転中に主冷却器の冷却不良や圧縮機及
び送風機の部品不良による冷却また庫内ドアの半開き等
の誤使用による冷却不良が発生した場合、事前に使用者
に知らせることを目的としている。 【構成】 圧縮機の連続動作をタイマで積算し、圧縮機
が長時間連続動作しているにもかかわらず、冷蔵庫内の
温度が所定温度よりも低下しない場合、何らかの異常が
発生したものと判断して温度設定表示を点滅させる。
常運転時の冷却運転中に主冷却器の冷却不良や圧縮機及
び送風機の部品不良による冷却また庫内ドアの半開き等
の誤使用による冷却不良が発生した場合、事前に使用者
に知らせることを目的としている。 【構成】 圧縮機の連続動作をタイマで積算し、圧縮機
が長時間連続動作しているにもかかわらず、冷蔵庫内の
温度が所定温度よりも低下しない場合、何らかの異常が
発生したものと判断して温度設定表示を点滅させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は冷蔵庫に関するものであ
り、時にその運転制御に特徴を有するものである。
り、時にその運転制御に特徴を有するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、冷蔵庫を一般家庭への据え付けた
後の運転制御は以下のとおりであり、その構成について
図4から図5に従い説明する。
後の運転制御は以下のとおりであり、その構成について
図4から図5に従い説明する。
【0003】図4は、従来技術の冷蔵庫の制御回路のブ
ロック図である。図4において、13は制御回路で、マ
イクロコンピュータ14内にCPU15,RAM16,
ROM17等により形成されており、ROM17には、
動作の確認順位および、その時の状態により次の動作を
きめるプログラムが格納されている。また前記制御回路
13には温度検知器8及び温度設定スイッチ12が接続
されている。そして前記制御回路13の出力は、圧縮機
9及び送風機5を動作させる駆動回路18と、また温度
設定表示装置11を動作させる駆動回路19にそれぞれ
接続されている。
ロック図である。図4において、13は制御回路で、マ
イクロコンピュータ14内にCPU15,RAM16,
ROM17等により形成されており、ROM17には、
動作の確認順位および、その時の状態により次の動作を
きめるプログラムが格納されている。また前記制御回路
13には温度検知器8及び温度設定スイッチ12が接続
されている。そして前記制御回路13の出力は、圧縮機
9及び送風機5を動作させる駆動回路18と、また温度
設定表示装置11を動作させる駆動回路19にそれぞれ
接続されている。
【0004】かかる構成において、図5を参考に動作の
説明を行う。電源を投入すると、ステップ1としてRA
M16のデータをすべてクリアし、イニシャライズを行
う。次にステップ2として温度検知器8と温度設定スイ
ッチ12の状態を読み込み、例えば温度設定スイッチ1
2の状態が中であればステップ3にて温度設定表示装置
11の中設定ランプを表示すべく駆動回路19に信号を
出力する。次にステップ4として冷凍室の温度が設定値
より高い場合は、ステップ5にて圧縮機9及び送風機5
を動作すべく駆動回路18に信号を出力しステップ2に
もどる。また冷凍室6の温度が設定値より低くなった場
合はステップ4からステップ6に進み圧縮機9及び送風
機5を停止すべく駆動回路18の信号を遮断する。以
下、このような冷却運転が繰返し行われる。
説明を行う。電源を投入すると、ステップ1としてRA
M16のデータをすべてクリアし、イニシャライズを行
う。次にステップ2として温度検知器8と温度設定スイ
ッチ12の状態を読み込み、例えば温度設定スイッチ1
2の状態が中であればステップ3にて温度設定表示装置
11の中設定ランプを表示すべく駆動回路19に信号を
出力する。次にステップ4として冷凍室の温度が設定値
より高い場合は、ステップ5にて圧縮機9及び送風機5
を動作すべく駆動回路18に信号を出力しステップ2に
もどる。また冷凍室6の温度が設定値より低くなった場
合はステップ4からステップ6に進み圧縮機9及び送風
機5を停止すべく駆動回路18の信号を遮断する。以
下、このような冷却運転が繰返し行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電源投入後からの冷却運転中や通常の冷却運転中に
主冷却器の冷却不良や圧縮機9及び送風機5の部品不良
が発生したり、また使用者の不注意による例えば庫内ド
アの半開きなどにより、冷凍室や冷蔵室が所定の温度ま
で冷却できないことがある。
うな電源投入後からの冷却運転中や通常の冷却運転中に
主冷却器の冷却不良や圧縮機9及び送風機5の部品不良
が発生したり、また使用者の不注意による例えば庫内ド
アの半開きなどにより、冷凍室や冷蔵室が所定の温度ま
で冷却できないことがある。
【0006】従来技術の冷蔵庫には、このような異常が
発生した時に使用者にその異常の発生を知らせる手段が
なかったので使用者はいつまでも異常の発生を知らず庫
内食品に悪影響を及ぼすという問題点を有していた。
発生した時に使用者にその異常の発生を知らせる手段が
なかったので使用者はいつまでも異常の発生を知らず庫
内食品に悪影響を及ぼすという問題点を有していた。
【0007】本発明は上記課題を解決するもので、特に
冷却不良や誤使用を事前に使用者に知らせることを目的
としている。
冷却不良や誤使用を事前に使用者に知らせることを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の冷蔵庫は、庫内温度を検知する温度検知器
と、圧縮機の連続動作時間を積算するタイマを有し、前
記温度検知器の出力に応じて庫内温度を調整するととも
に前記タイマが所定時間以上積算しかつ前記温度検知器
が所定温度以上を検知した時警報信号を出力する制御回
路を備えたものである。
に本発明の冷蔵庫は、庫内温度を検知する温度検知器
と、圧縮機の連続動作時間を積算するタイマを有し、前
記温度検知器の出力に応じて庫内温度を調整するととも
に前記タイマが所定時間以上積算しかつ前記温度検知器
が所定温度以上を検知した時警報信号を出力する制御回
路を備えたものである。
【0009】また本発明のタイマは、電源投入時と通常
運転時に異なる所定時間を積算する。
運転時に異なる所定時間を積算する。
【0010】さらに本発明は、庫内温度の設定状態を示
す温度表示装置を備え、該温度表示装置は制御回路の警
報信号を受けて警報表示を行い、かつ警報表示がなされ
ている時に庫内温度が所定温度以下になると警報表示を
解除する。
す温度表示装置を備え、該温度表示装置は制御回路の警
報信号を受けて警報表示を行い、かつ警報表示がなされ
ている時に庫内温度が所定温度以下になると警報表示を
解除する。
【0011】
【作用】本発明の冷蔵庫は、温度検知器で庫内温度が検
知され、その信号に基づいて庫内温度が制御される。そ
のため、電源を投入したり冷蔵庫内のものを出し入れし
た後冷蔵庫のドアを閉じると、庫内の温度はしだいに設
定温度に近づいていく。
知され、その信号に基づいて庫内温度が制御される。そ
のため、電源を投入したり冷蔵庫内のものを出し入れし
た後冷蔵庫のドアを閉じると、庫内の温度はしだいに設
定温度に近づいていく。
【0012】しかし冷蔵庫のドアが半開きになっている
等の異常が発生すると、時間が経過しても庫内の温度は
低下しない。本発明の冷蔵庫は、圧縮機の連続動作時間
を積算し、圧縮機が一定時間動作しているにもかかわら
ず庫内温度が所定温度以下にならない時は何らかの異常
が発生したものと判断し制御回路から警報信号が出力さ
れる。
等の異常が発生すると、時間が経過しても庫内の温度は
低下しない。本発明の冷蔵庫は、圧縮機の連続動作時間
を積算し、圧縮機が一定時間動作しているにもかかわら
ず庫内温度が所定温度以下にならない時は何らかの異常
が発生したものと判断し制御回路から警報信号が出力さ
れる。
【0013】その警報信号を受けて警報が発せられ使用
者は冷蔵庫の異常に気づくことができる。
者は冷蔵庫の異常に気づくことができる。
【0014】また冷蔵庫の異常の有無を判断するのに要
する所定時間は、冷蔵庫に電源を投入した直後と、通常
運転で冷蔵庫のドアを閉じた時では異なるべきである。
する所定時間は、冷蔵庫に電源を投入した直後と、通常
運転で冷蔵庫のドアを閉じた時では異なるべきである。
【0015】すなわち冷蔵庫に電源を投入した直後は庫
内温度が高くなっていることが予想されるので庫内が所
定温度以下になるのに相当長時間の間圧縮機が連続動作
しなければならない。一方通常運転時にドアの開閉をし
た場合の温度の復帰は、短時間の圧縮機の連続動作で足
りる。
内温度が高くなっていることが予想されるので庫内が所
定温度以下になるのに相当長時間の間圧縮機が連続動作
しなければならない。一方通常運転時にドアの開閉をし
た場合の温度の復帰は、短時間の圧縮機の連続動作で足
りる。
【0016】本発明は、電源投入時と通常運転時に異な
るタイマ時間を積算するので、両者の条件の相違による
警報の誤動作を未然に防止することができる。
るタイマ時間を積算するので、両者の条件の相違による
警報の誤動作を未然に防止することができる。
【0017】また本発明の冷蔵庫は、具体的に制御回路
の警報信号を受けて温度表示装置で警報表示を行う。し
たがって使用者は、単に温度表示を見るだけで冷蔵庫の
異常を知ることができる。
の警報信号を受けて温度表示装置で警報表示を行う。し
たがって使用者は、単に温度表示を見るだけで冷蔵庫の
異常を知ることができる。
【0018】また使用者がドアの閉じ忘れ等の些細な誤
使用に気付き、ドアを閉じ直すと庫内は再び冷却され、
警報表示は解除される。その結果、使用者は、冷蔵庫が
冷えなかった原因が自分の誤使用によるものであること
を容易に知ることができる。
使用に気付き、ドアを閉じ直すと庫内は再び冷却され、
警報表示は解除される。その結果、使用者は、冷蔵庫が
冷えなかった原因が自分の誤使用によるものであること
を容易に知ることができる。
【0019】そのため、冷蔵庫の異常の原因を動大な機
能上の故障であるのか単なる誤使用であるのかを容易に
判断することができる。
能上の故障であるのか単なる誤使用であるのかを容易に
判断することができる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図3に従
い説明する。
い説明する。
【0021】まず、本実施例の外観構成について説明す
る。図3は本発明の実施例の断面図である。
る。図3は本発明の実施例の断面図である。
【0022】図3において、1は冷蔵庫本体で、区画壁
2内に構成した冷却室3に収納した主冷却器4にて冷却
した空気を送風機5にて冷凍室6及び冷蔵室7に循環さ
せる強制通風式の冷蔵庫である。8は冷蔵庫の冷凍室6
の温度を検知するサーミスタ等の温度検知器で、冷蔵庫
のコンプレッサ9を運転する運転信号を出す。冷蔵室7
の入口には冷気流入量を調節するダンパーサーモスタッ
ト10が設けられている。また、11は温度設定表示装
置で温度設定スイッチ12により温度検知器8の設定温
度を可変できる(例えば強,中,弱)とともに温度設定
スイッチ12の設定状態(例えば強,中,弱)をランプ
等にて表示するものである。
2内に構成した冷却室3に収納した主冷却器4にて冷却
した空気を送風機5にて冷凍室6及び冷蔵室7に循環さ
せる強制通風式の冷蔵庫である。8は冷蔵庫の冷凍室6
の温度を検知するサーミスタ等の温度検知器で、冷蔵庫
のコンプレッサ9を運転する運転信号を出す。冷蔵室7
の入口には冷気流入量を調節するダンパーサーモスタッ
ト10が設けられている。また、11は温度設定表示装
置で温度設定スイッチ12により温度検知器8の設定温
度を可変できる(例えば強,中,弱)とともに温度設定
スイッチ12の設定状態(例えば強,中,弱)をランプ
等にて表示するものである。
【0023】以上の外観構成は、従来技術の冷蔵庫のそ
れと何ら異なるものではない。そして、本実施例におい
て重要な部分は、以下に述べる制御回路にある。
れと何ら異なるものではない。そして、本実施例におい
て重要な部分は、以下に述べる制御回路にある。
【0024】図1は、本実施例の制御回路のブロック図
である。図1において、制御回路20内には圧縮機9の
連続動作時間を電源投入後は例えば3時間、通常運転時
は例えば1時間を積算するタイマ21が図5から追加構
成されており、その他従来と同一構成については同一符
号を付しその詳細な説明を省略し、異なる動作について
のみ述べる。
である。図1において、制御回路20内には圧縮機9の
連続動作時間を電源投入後は例えば3時間、通常運転時
は例えば1時間を積算するタイマ21が図5から追加構
成されており、その他従来と同一構成については同一符
号を付しその詳細な説明を省略し、異なる動作について
のみ述べる。
【0025】かかる構成において、図2を参考に動作の
説明を行う。電源を投入すると、ステップ1としてRA
M16のデータをすべてクリアし、イニシャライズを行
うとともに、電源投入時を記憶し、ステップ3からステ
ップ4に進む。ステップ4でタイマ21の積算状態をチ
ェックし圧縮機の連続動作時間が3時間未満であればス
テップ5に進む。
説明を行う。電源を投入すると、ステップ1としてRA
M16のデータをすべてクリアし、イニシャライズを行
うとともに、電源投入時を記憶し、ステップ3からステ
ップ4に進む。ステップ4でタイマ21の積算状態をチ
ェックし圧縮機の連続動作時間が3時間未満であればス
テップ5に進む。
【0026】ステップ5では温度設定の状態を出力す
る。例えば温度設定スイッチ12の状態が中であれば温
度設定表示装置11の中設定ランプを表示すべく駆動回
路19に信号を出力する。次にステップ6として冷凍室
6の温度が設定値より高い場合は、ステップ7にて圧縮
機9及び送風機5を動作すべく駆動回路18に信号を出
力し、ステップ8でタイマ21のカウントを行いステッ
プ2にもどる。またステップ6で冷凍室6の温度が設定
値より低くなった場合はステップ9に進み圧縮機9及び
送風機5を停止すべく駆動回路18の信号を遮断し、ス
テップ10でタイマ21のカウント21のカウントを停
止し、且つ電源投入時の記憶をクリアし通常運転中を記
憶し、ステップ2に戻りステップ3からステップ13に
進む。ステップ13でタイマ21の積算状態をチェック
し1時間未満であればステップ5に進み、以下このよう
な冷却運転が繰返し行われる。
る。例えば温度設定スイッチ12の状態が中であれば温
度設定表示装置11の中設定ランプを表示すべく駆動回
路19に信号を出力する。次にステップ6として冷凍室
6の温度が設定値より高い場合は、ステップ7にて圧縮
機9及び送風機5を動作すべく駆動回路18に信号を出
力し、ステップ8でタイマ21のカウントを行いステッ
プ2にもどる。またステップ6で冷凍室6の温度が設定
値より低くなった場合はステップ9に進み圧縮機9及び
送風機5を停止すべく駆動回路18の信号を遮断し、ス
テップ10でタイマ21のカウント21のカウントを停
止し、且つ電源投入時の記憶をクリアし通常運転中を記
憶し、ステップ2に戻りステップ3からステップ13に
進む。ステップ13でタイマ21の積算状態をチェック
し1時間未満であればステップ5に進み、以下このよう
な冷却運転が繰返し行われる。
【0027】ステップ6で設定温度以上を連続して検出
し、電源投入時から冷却運転が継続し電源投入後タイマ
21の積算時間が3時間経過したら、ステップ4からス
テップ11に進む。そしてもし温度検知器8が所定温度
以下(例えば0℃)であれば、この冷蔵庫の冷却性能は
問題なしと判断し、以下正常な冷却運転が継続する。ま
た、ステップ11で温度検知器8が所定温度以上(例え
ば10℃)であれば、この冷蔵庫の圧縮機9及び送風機
5の部品不良か、主冷却器4の冷却不良または庫内ドア
の半開き等誤使用による冷却不良と判断する。ここでス
テップ12で温度設定表示装置11の設定が中であれば
中設定ランプを警報すべく例えば点滅表示させるため駆
動回路19に警報信号を出力する。この警報により、電
源投入後使用者がすばやく冷蔵庫の不具合を発見でき庫
内の食品が損傷することを未然に防止できる。
し、電源投入時から冷却運転が継続し電源投入後タイマ
21の積算時間が3時間経過したら、ステップ4からス
テップ11に進む。そしてもし温度検知器8が所定温度
以下(例えば0℃)であれば、この冷蔵庫の冷却性能は
問題なしと判断し、以下正常な冷却運転が継続する。ま
た、ステップ11で温度検知器8が所定温度以上(例え
ば10℃)であれば、この冷蔵庫の圧縮機9及び送風機
5の部品不良か、主冷却器4の冷却不良または庫内ドア
の半開き等誤使用による冷却不良と判断する。ここでス
テップ12で温度設定表示装置11の設定が中であれば
中設定ランプを警報すべく例えば点滅表示させるため駆
動回路19に警報信号を出力する。この警報により、電
源投入後使用者がすばやく冷蔵庫の不具合を発見でき庫
内の食品が損傷することを未然に防止できる。
【0028】一方、通常運転中に圧縮機9及び送風機5
の部品不良か、主冷却器4の冷却不良または庫内ドアの
半開き等誤使用による冷却不良が発生し、連続して1時
間の間圧縮機が動作し続けた場合は、ステップ13から
ステップ11に移行する。そして所定温度以下でなかっ
た場合はステップ12で警報信号を出力するので、使用
者が正確に且つ迅速に冷蔵庫の不具合を発見でき庫内の
食品が損傷することを未然に防止できる。
の部品不良か、主冷却器4の冷却不良または庫内ドアの
半開き等誤使用による冷却不良が発生し、連続して1時
間の間圧縮機が動作し続けた場合は、ステップ13から
ステップ11に移行する。そして所定温度以下でなかっ
た場合はステップ12で警報信号を出力するので、使用
者が正確に且つ迅速に冷蔵庫の不具合を発見でき庫内の
食品が損傷することを未然に防止できる。
【0029】尚ステップ13の設定時間をステップ4の
3時間より十分短い時間に設定したのは、電源投入時の
高負荷による圧縮機9の連続運転の必要を考慮したもの
である。
3時間より十分短い時間に設定したのは、電源投入時の
高負荷による圧縮機9の連続運転の必要を考慮したもの
である。
【0030】さらに、例えば通常運転中に庫内ドアの半
開き等の誤使用による冷却不良の場合、ステップ12で
温度設定表示装置11の設定が中であれば中設定ランプ
を警報すべく例えば点滅表示させるため駆動回路19に
警報信号を出力した後、使用者が警報に気付きドアを正
常に閉じたため、ステップ6で冷凍室6の温度が設定値
より低くなった場合はステップ9に進み圧縮機9及び送
風機5を停止すべく駆動回路18の信号を遮断し、ステ
ップ10でタイマ21のカウントを停止する。そして、
ステップ2,ステップ3,ステップ13,ステップ5と
進み、例えば温度設定スイッチ12の状態が中であれば
温度設定表示装置11の中設定ランプを表示すべく駆動
回路19に信号を出力する。この動作により、使用者は
警報が冷却不良によるものでなく誤使用によるものと容
易に原因が判断できる。
開き等の誤使用による冷却不良の場合、ステップ12で
温度設定表示装置11の設定が中であれば中設定ランプ
を警報すべく例えば点滅表示させるため駆動回路19に
警報信号を出力した後、使用者が警報に気付きドアを正
常に閉じたため、ステップ6で冷凍室6の温度が設定値
より低くなった場合はステップ9に進み圧縮機9及び送
風機5を停止すべく駆動回路18の信号を遮断し、ステ
ップ10でタイマ21のカウントを停止する。そして、
ステップ2,ステップ3,ステップ13,ステップ5と
進み、例えば温度設定スイッチ12の状態が中であれば
温度設定表示装置11の中設定ランプを表示すべく駆動
回路19に信号を出力する。この動作により、使用者は
警報が冷却不良によるものでなく誤使用によるものと容
易に原因が判断できる。
【0031】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように本発明
によれば、庫内温度を検知する検知器と、圧縮機の連続
動作時間を積算するタイマを有し、温度検知器の出力に
応じて庫内温度を調整するとともに前記タイマが所定時
間以上積算しかつ前記温度検知器が所定温度以上を検知
した時警報信号を出力する制御回路を備えたものである
から、主冷却器の冷却不良や圧縮機及び送風機の部品不
良が発見でき、冷却不良による庫内食品への悪影響を未
然に防ぐことができる。また、前記タイマの積算時間を
電源投入時と通常運転時と変えることで正確に冷却不良
が発見できる。さらに、前記温度設定表示装置が点滅等
警報中、前記温度検知器が所定温度以下になったら、前
記温度設定表示装置を庫内温度の設定状態を表示させる
ことで、庫内ドアの半開き等の誤使用による冷却不良が
容易に判断でき、多大な効果を有する。
によれば、庫内温度を検知する検知器と、圧縮機の連続
動作時間を積算するタイマを有し、温度検知器の出力に
応じて庫内温度を調整するとともに前記タイマが所定時
間以上積算しかつ前記温度検知器が所定温度以上を検知
した時警報信号を出力する制御回路を備えたものである
から、主冷却器の冷却不良や圧縮機及び送風機の部品不
良が発見でき、冷却不良による庫内食品への悪影響を未
然に防ぐことができる。また、前記タイマの積算時間を
電源投入時と通常運転時と変えることで正確に冷却不良
が発見できる。さらに、前記温度設定表示装置が点滅等
警報中、前記温度検知器が所定温度以下になったら、前
記温度設定表示装置を庫内温度の設定状態を表示させる
ことで、庫内ドアの半開き等の誤使用による冷却不良が
容易に判断でき、多大な効果を有する。
【図1】本発明の一実施例における冷蔵庫の制御回路の
ブロック図
ブロック図
【図2】同冷蔵庫のフローチャート
【図3】同冷蔵庫の断面図
【図4】従来例を示す冷蔵庫の制御回路のブロック図
【図5】同冷蔵庫のフローチャート
5 送風機 8 温度検知器 9 圧縮機 11 温度設定表示装置 12 温度設定スイッチ 20 制御回路 21 タイマ
Claims (3)
- 【請求項1】 庫内温度を検知する温度検知器と、圧縮
機の連続動作時間を積算するタイマとを有し、前記温度
検知器の出力に応じて庫内温度を調整するとともに前記
タイマが所定時間以上積算しかつ前記温度検知器が所定
温度以上を検知した時警報信号を出力する制御回路を備
えた冷蔵庫。 - 【請求項2】 タイマは電源投入時と通常運転時に異な
る所定時間を積算する請求項1記載の冷蔵庫。 - 【請求項3】 庫内温度の設定状態を示す温度表示装置
を備え、該温度表示装置は制御回路の警報信号を受けて
警報表示を行い、かつ警報表示がなされている時に庫内
温度が所定温度以下になると警報表示を解除する請求項
1および2のいずれかに記載の冷蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15656692A JPH063036A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15656692A JPH063036A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH063036A true JPH063036A (ja) | 1994-01-11 |
Family
ID=15630588
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15656692A Pending JPH063036A (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH063036A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20060062058A (ko) * | 2004-12-03 | 2006-06-12 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 냉장고의 이상 탐지방법 |
KR200458329Y1 (ko) * | 2011-08-23 | 2012-02-15 | 김희주 | 사다리차에 구비된 골재 수송장치 |
JP2018189340A (ja) * | 2017-05-11 | 2018-11-29 | ホシザキ株式会社 | 冷却貯蔵庫 |
JP2021188767A (ja) * | 2020-05-26 | 2021-12-13 | 株式会社デンソー | 冷却システム |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP15656692A patent/JPH063036A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20060062058A (ko) * | 2004-12-03 | 2006-06-12 | 주식회사 대우일렉트로닉스 | 냉장고의 이상 탐지방법 |
KR200458329Y1 (ko) * | 2011-08-23 | 2012-02-15 | 김희주 | 사다리차에 구비된 골재 수송장치 |
JP2018189340A (ja) * | 2017-05-11 | 2018-11-29 | ホシザキ株式会社 | 冷却貯蔵庫 |
JP2021188767A (ja) * | 2020-05-26 | 2021-12-13 | 株式会社デンソー | 冷却システム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5398251A (en) | Self-diagnostic system for a refrigerator | |
US6216478B1 (en) | Operation speed change system and method for refrigerator | |
JP2539569B2 (ja) | 冷蔵庫の温度調整装置 | |
US5535597A (en) | Refrigerator and method for controlling the same | |
JP4468337B2 (ja) | 冷蔵庫及び冷蔵庫の半ドア判定方法 | |
JPH063036A (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH08271110A (ja) | 冷蔵庫の動作記憶装置 | |
JPH10197129A (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH11211311A (ja) | 冷蔵庫 | |
KR100264933B1 (ko) | 냉장고의 저소음 운전방법 | |
JPH02143054A (ja) | 保冷庫の圧縮機制御方法 | |
JPH05264154A (ja) | 冷蔵庫 | |
JP2746851B2 (ja) | 冷蔵庫の制御装置 | |
JP2645982B2 (ja) | 凍結制御装置 | |
KR0158015B1 (ko) | 냉장고의 도어개폐에 따른 냉기보상방법 | |
KR960001980B1 (ko) | 전자식 냉장고의 이상온도 제어방법 | |
JP2002162147A (ja) | 蓄冷型保冷庫の制御装置 | |
JP2736160B2 (ja) | 冷蔵庫の温度制御装置 | |
JPH07190601A (ja) | 冷却貯蔵庫の温度警報装置 | |
JP3003360B2 (ja) | 自動販売機の冷却制御装置 | |
JP2002048463A (ja) | 冷蔵庫及びその制御方法 | |
JPH05141836A (ja) | 冷蔵庫 | |
JPH0599554A (ja) | 冷蔵庫の除霜制御装置 | |
JPH10300322A (ja) | 冷蔵庫の制御装置 | |
KR20030064559A (ko) | 급속 냉동방법 |