JPH08271110A - 冷蔵庫の動作記憶装置 - Google Patents

冷蔵庫の動作記憶装置

Info

Publication number
JPH08271110A
JPH08271110A JP7328595A JP7328595A JPH08271110A JP H08271110 A JPH08271110 A JP H08271110A JP 7328595 A JP7328595 A JP 7328595A JP 7328595 A JP7328595 A JP 7328595A JP H08271110 A JPH08271110 A JP H08271110A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
data
refrigerator
temperature
stored
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7328595A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Shibuya
敏幸 渋谷
Koji Takagi
康志 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7328595A priority Critical patent/JPH08271110A/ja
Publication of JPH08271110A publication Critical patent/JPH08271110A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/02Sensors detecting door opening
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/12Sensors measuring the inside temperature
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/12Sensors measuring the inside temperature
    • F25D2700/122Sensors measuring the inside temperature of freezer compartments
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/14Sensors measuring the temperature outside the refrigerator or freezer

Landscapes

  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 冷蔵庫が故障したときに、その故障の原因究
明を容易に行うことを可能にして、故障原因を極力明確
に特定できるようにする。 【構成】 本発明の冷蔵庫の動作記憶装置は、冷蔵庫の
単位装置の動作状態を判断すると共に、冷蔵庫の庫内温
度を検知し、そして、上記判断した動作状態を表わす動
作データと、設定時間毎に検知した庫内温度を表わす温
度データとを、記憶しているデータを電源オフ時にも記
憶保持できる記憶手段に記憶させるように構成したもの
である。これにより、冷蔵庫が故障したときに、記憶手
段から動作データ及び温度データを読出すことにより、
上記故障の原因究明を容易に行うことができるようにな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、冷蔵庫に故障が発生し
たときに、その故障の原因究明に役立てるために、冷蔵
庫の運転動作の履歴を記憶するように構成した冷蔵庫の
動作記憶装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、冷蔵庫では、マイクロコンピュー
タにより、各種センサからの検出信号を受けて、コンプ
レッサや冷気供給用のファン装置や冷気供給用のダンパ
装置や除霜ヒータ等を駆動制御することにより、冷却運
転を実行制御する構成となっている。このような構成の
冷蔵庫は、故障が発生した場合に備えてセルフチェック
機能を有している。この構成では、セルフチェック機能
を動作させることにより、故障が発生した不良部品や不
良箇所(例えばセンサや除霜ヒータ等)を特定すると共
に、制御基板に設けた異常報知用LEDを点灯させるこ
とにより、上記特定した不良部品や不良箇所をサービス
マンに知らせるように構成されていた。これにより、サ
ービスマンは、不良部品や不良箇所が容易に分かるか
ら、修理がし易いものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来構成では、セルフチェック機能で特定できない不良品
や不良箇所があったり、完全には壊れていないが機能が
低下した部品があったり、使用者の使い方が非常に酷で
あったり、メーカー側で想定していない使い方であった
りすると、故障原因が良くわからないことがあった。特
に、自動製氷機付きの冷蔵庫では、自動製氷機により氷
が製造されないとか、冷蔵室や冷凍室内の冷却が不十分
であるとかいうクレーム(故障)が発生することがあ
り、このような場合、サービスマンが使用者宅で原因を
調べてもよくわからないことが多かった。このため、上
記したような故障が発生した場合、故障が発生した冷蔵
庫を回収してきて、メーカーの原因究明用の試験室で故
障の原因究明を行なうのであるが、回収してきた冷蔵庫
は上記試験室では正常に動作してしまい、故障を再現す
ることができず、結局、原因不明のままとなることが多
かった。
【0004】そこで、本発明の目的は、冷蔵庫が故障し
たときに、その故障の原因究明を容易に行うことができ
るようにして、故障原因を極力明確に特定し得る冷蔵庫
の動作記憶装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の冷蔵庫の動作記
憶装置は、冷蔵庫の単位装置の動作状態を判断する動作
判断手段を備えると共に、前記冷蔵庫の庫内温度を検知
する温度検知手段を備え、記憶しているデータを電源オ
フ時にも記憶保持できる記憶手段を備え、そして、前記
動作判断手段により判断された動作状態を表わす動作デ
ータを前記記憶手段に記憶させると共に、設定時間毎に
前記温度検知手段により検知された庫内温度を表わす温
度データを前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段を備
えて成るところに特徴を有する。
【0006】上記構成の場合、単位装置の動作状態とし
て、動作回数または動作時間を記憶するように構成する
ことが好ましい。そして、動作回数を記憶する場合、動
作回数が設定回数に達する毎に、動作回数を表わす動作
回数データを1ずつカウントアップするように構成する
ことが良い。また、動作時間を記憶する場合、動作時間
が設定時間に達する毎に、動作時間を表わす動作時間デ
ータを1ずつカウントアップするように構成することが
良い。
【0007】一方、電源投入後、単位装置が初めて動作
したときだけは、その動作した時点で動作回数データま
たは動作時間データをカウントアップするように構成す
ることが一層好ましい。また、電源投入後、予め決めた
時間が経過した時点で温度データを記憶させる周期であ
る設定時間の長さを長く変更することも良い構成であ
る。更に、冷蔵庫の異常または故障を検知した場合、検
知した異常または故障を表わす異常または故障データ
と、検知した異常または故障に関係する単位装置の入出
力情報を表わすデータとを記憶手段に記憶させるように
構成することもより一層好ましい構成である。
【0008】
【作用】上記手段の冷蔵庫においては、その運転動作中
は、動作判断手段により冷蔵庫の単位装置の動作状態が
判断されると共に、温度検知手段により冷蔵庫の庫内温
度が検知され、これら動作状態及び庫内温度を表わす動
作データ及び温度データは記憶手段に順次記憶されてい
く。
【0009】さて、このような冷蔵庫に故障が発生した
場合、記憶手段が電源オフ時にもデータを記憶保持でき
るものであるから、該記憶手段に記憶された動作データ
及び温度データを読出すことにより、冷蔵庫の実際の運
転動作の履歴がわかる。具体的には、動作データを読出
すと共に、最も新しい(電源オフ時の)温度データから
過去に順次さかのぼって必要とする時期(例えば10時
間前又は1日前)までの温度データを読出せば、10時
間前又は1日前から現在即ち故障発生時(電源オフ時)
までの冷蔵庫の運転動作の履歴がわかるようになる。そ
して、この運転動作の履歴を調べることにより、セルフ
チェック機能で特定できない不良品や不良箇所、或い
は、完全には壊れていないが機能が低下した部品を発見
したり、また、使用者の使い方がメーカー側で想定して
いないほど酷な使い方であったりすることを発見したり
することが十分可能になり、故障原因を容易且つ明確に
特定することができる。
【0010】また、上記構成では、単位装置の動作状態
として、動作回数または動作時間を記憶するように構成
すると、冷蔵庫の運転動作が具体的に且つ明確にわか
る。ここで、動作回数を記憶する場合に、動作回数が設
定回数に達する毎に、動作回数を表わす動作回数データ
を1ずつカウントアップするように構成すると、冷蔵庫
の運転が長く続けられて動作回数の値が大きくなった場
合でも、動作回数データとしては小さいカウント値(動
作回数の値を設定回数で割った商)を記憶させるだけで
済む。このため、冷蔵庫の運転動作の履歴をより長く記
憶手段に記憶させることが可能となり、記憶手段の記憶
領域を有効に使用できる。また、動作時間を記憶する場
合、動作時間が設定時間に達する毎に、動作時間を表わ
す動作時間データを1ずつカウントアップするように構
成しても、上記動作回数の場合と同様にして記憶手段の
記憶領域を有効に使用できる。
【0011】ところで、上記したように動作回数データ
または動作時間データをカウントアップして記憶させる
構成とした場合、電源投入後、単位装置が設定回数また
は設定時間動作するまで動作回数データまたは動作時間
データがカウントアップされることがない。このため、
電源投入後、単位装置が設定回数または設定時間動作す
るまでに故障が発生した場合、記憶された動作回数デー
タまたは動作時間データを読出しても、動作回数データ
または動作時間データが零であるから、単位装置が動作
したか否かがわからない。
【0012】これに対して、電源投入後、単位装置が初
めて動作したときだけは、その動作した時点で動作回数
データまたは動作時間データをカウントアップするよう
に構成すると、電源投入後、比較的短時間のうちに故障
が発生したような場合も、記憶された動作回数データま
たは動作時間データを読出せば、単位装置が動作したか
否かがわかる。
【0013】また、電源投入後、予め決めた時間が経過
した時点で温度データを記憶させる周期である設定時間
の長さを長く変更するように構成すると、電源投入後、
予め決めた時間が経過するまでの間(電源投入初期時)
は、庫内温度の変化を短い周期で認識できるから、庫内
温度の変化を正確に知ることができる。これにより、電
源投入初期時に故障(例えば庫内が冷えないなどの故
障)が発生した場合、その原因究明を行い易くなる。
【0014】更に、冷蔵庫の異常または故障を検知した
場合、検知した異常または故障を表わす異常または故障
データと、検知した異常または故障に関係する単位装置
の入出力情報を表わすデータとを記憶手段に記憶させる
ように構成すると、異常または故障発生時の関係する単
位装置の入出力状態がわかるから、異常または故障の原
因を明らかにし易くなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明を自動製氷機付き冷蔵庫に適用
した第1の実施例について図1ないし図7を参照しなが
ら説明する。まず、上記冷蔵庫の概略全体構成を示す図
2において、冷蔵庫本体1の内部には、冷凍室2、冷蔵
室3及び製氷室4が形成されている。上記冷凍室2の背
面側に設けられた冷却器5により生成された冷気がファ
ン装置6の送風作用により上記各室内に循環供給される
ことにより、各室内が冷却されるように構成されてい
る。
【0016】また、上記製氷室4内には製氷装置7が設
けられ、冷蔵室3内には給水装置8が設けられている。
これら製氷装置7及び給水装置8により自動製氷機9が
構成されている。上記製氷装置7の機構部10は、製氷
室4内の上部前側に設けられており、この機構部10の
後側に製氷皿11が支持枠を介して上下反転可能に設け
られている。上記機構部10内には、製氷皿11を捩じ
るように反転動作させて離氷動作を行なわせるための離
氷モータ12(図1参照)及び減速装置が設けられてい
る。また、製氷室4内の底部には、離氷された氷を貯留
するための貯氷容器13が設けられている。
【0017】更に、上記給水装置8は、製氷装置7の製
氷皿11内へ一定量の水を給水するためのものである。
この給水装置8は、冷蔵室3内に配設された給水タンク
14と、この給水タンク14からの水を受ける水受皿1
5と、この水受皿15内の水を吸引して給水パイプ16
を介して製氷皿11内へ送出する給水ポンプ17とから
構成されている。
【0018】一方、上記冷蔵庫の電気的構成を機能ブロ
ックの組み合わせにて概略的に示す図1において、制御
回路装置18は、例えばマイクロコンピュータを含んで
構成されており、予め記憶された制御プログラムに基づ
いて冷蔵庫全体の冷却運転を制御する機能を有してい
る。この制御回路装置18が、動作判断手段及び記憶制
御手段としての各機能を有している。
【0019】そして、上記制御回路装置18は、冷蔵庫
本体1の冷凍室2内の温度を検知するF室温度センサ1
9、冷蔵室3内の温度を検知するR室温度センサ20、
自動製氷機9の製氷皿11内の製氷完了を検知する製氷
完了検知センサ21、自動製氷機9の貯氷容器13内に
氷が一杯になったことを検知する貯氷量検知センサ2
2、並びに、冷蔵庫本体1が据え付けられた室内の温度
を検知する室温センサ23からの各検知信号を受けるよ
うに構成されている。この場合、F室温度センサ19及
びR室温度センサ20が、冷蔵庫の庫内温度を検知する
温度検知手段を構成している。
【0020】そして、上記制御回路装置18は、冷凍室
2内の温度を設定する冷凍室温度調節器24からの温度
設定信号、冷蔵室3内の温度を設定する冷蔵室温度調節
器25からの温度設定信号、急速冷凍スイッチ26から
のスイッチ信号、冷凍室2の前面開口部を開閉する扉の
開閉状態を検知するF室扉スイッチ27からのスイッチ
信号、冷蔵室3の前面開口部を開閉する扉の開閉状態を
検知するR室扉スイッチ28からのスイッチ信号、並び
に、半ドア警告用のアラームを動作させるか否かを指定
するアラーム入り切りスイッチ29からのスイッチ信号
を受けるように構成されている。
【0021】また、制御回路装置18は、上記各信号及
び制御プログラムに基づいて、自動製氷機9の給水ポン
プ17、離氷モータ12、給水ランプ30を駆動制御す
ると共に、急速冷凍表示ランプ31、コンプレッサ3
2、冷気供給用のファン装置6(Cファン装置ともい
う)、冷気供給用のダンパ装置33、除霜ヒータ34、
機械室内のコンプレッサ32やコンデンサ(放熱器)等
を冷却する冷却ファン35を駆動制御するように構成さ
れている。これにより、制御回路装置18は、冷蔵庫本
体1の冷却運転を実行制御すると共に、自動製氷機9の
製氷運転を実行制御する構成となっている。この構成の
場合、コンプレッサ32、ファン装置6、冷却ファン3
5、ダンパ装置33、除霜ヒータ34、給水ポンプ1
7、離氷モータ12、F室扉スイッチ27、R室扉スイ
ッチ28、急速冷凍スイッチ26等が冷蔵庫の単位装置
を構成している。
【0022】更に、上記制御回路装置18は、記憶手段
である例えばEEPROM(Electrically
Erasable Programmable RO
M)36にデータを書込み可能に構成されていると共
に、該EEPROM36に書込まれているデータを読出
し可能に構成されている。上記EEPROM36は、デ
ータを電気的に書き替え可能なメモリであり、しかも電
源オフ時に書込まれたデータを記憶保持する機能を有し
ている。尚、上記EEPROM36は、工場のラインに
おいて出荷前に初期化されるように構成されている。こ
の場合、EEPROM36の全メモリエリアを、零クリ
ア(即ち、メモリ単位を1バイト(8ビット)とする
と、該1バイトのメモリが16進数表示で「00」とな
るようにクリア)するように構成されている。
【0023】また、上記制御回路装置18により半ドア
警告用のアラーム(冷凍室や冷蔵室等の扉の半開きを警
告するアラーム)を動作させるための具体的電気回路
を、図7も参照して説明する。この図7において、前記
アラーム入り切りスイッチ29の一方の接点aは直流電
源端子37に接続され、他方の接点bは抵抗38を介し
てアースに接続されている。そして、アラーム入り切り
スイッチ29の他方の接点bは、抵抗39を介して制御
回路装置18の入力端子18aに接続されている。ま
た、アラーム入り切りスイッチ29の他方の接点bとア
ースとの間に、半ドア警告用のアラーム40とNPN形
のトランジスタ41とが直列に接続されている。このト
ランジスタ41のベースは、抵抗42を介して制御回路
装置18の出力端子18bに接続されている。尚、上記
アラーム40の両端には、抵抗43が接続されている。
【0024】この構成の場合、アラーム入り切りスイッ
チ29の接点(a−b)間をオンしている位置に該アラ
ーム入り切りスイッチ29が操作されているとき、制御
回路装置18はトランジスタ41をオンオフすることに
より、アラームを通断電制御することが可能になってい
る。そして、上記位置(接点(a−b)間オン)にアラ
ーム入り切りスイッチ29が操作されている状態が、ア
ラーム入り状態であり、このとき、制御回路装置18の
入力端子18aにハイレベル信号が与えられるように構
成されている。
【0025】一方、アラーム入り切りスイッチ29の接
点(a−b)間をオフしている位置に該アラーム入り切
りスイッチ29が操作されている状態(図7中2点鎖線
で示す位置)が、アラーム切り状態であり、このとき、
制御回路装置18の入力端子18aにロウレベル信号が
与えられるようになっている。即ち、制御回路装置18
は、入力端子18aに受ける信号のレベルによりアラー
ム入り切りスイッチ29がアラーム入り状態またはアラ
ーム切り状態に操作されていることを認識可能になって
いる。
【0026】次に、上記構成の作用、特には、冷蔵庫の
運転動作を表現するデータをEEPROM36に書き込
んで記憶させる制御動作について、図3ないし図6も参
照して説明する。ここで、上記制御回路装置18は、冷
蔵庫の運転動作として冷蔵庫の各単位装置の動作状態を
判断し、この判断した動作状態を表わす動作データを記
憶させるように構成されている。
【0027】本実施例の場合、上記制御回路装置18
は、単位装置の動作状態として、コンプレッサ32、フ
ァン装置6及び冷却ファン装置35の電源投入後の各通
算運転時間(動作時間)を計時する計時機能を有してい
ると共に、この計時した各通算運転時間を表わすデータ
をEEPROM36に記憶させるように構成されてい
る。ここで、電源投入後とは、冷蔵庫本体1から導出さ
れた電源コードの電源プラグを電源コンセントに差し込
んだ後のことである。
【0028】そして、制御回路装置18は、電源投入後
の通算時間を計時する計時機能を有していると共に、こ
の計時した通算時間を表わすデータをEEPROM36
に記憶させるように構成されている。また、制御回路装
置18は、単位装置の動作状態として、ダンパ装置3
3、除霜ヒータ34、給水ポンプ17、離氷モータ1
2、F室扉スイッチ27、R室扉スイッチ28及び急速
冷凍スイッチ26の電源投入後の各通算動作回数をカウ
ントするカウント機能を有していると共に、このカウン
トした各通算動作回数を表わすデータをEEPROM3
6に記憶させるように構成されている。
【0029】更に、制御回路装置18は、冷蔵庫の庫内
温度として冷凍室2内の温度及び冷蔵室3内の温度を、
予め決めた設定時間(例えば4時間)毎にF室温度セン
サ19及びR室温度センサ20により検知すると共に、
これら検知した各検知温度を表わす各温度データをEE
PROM36に記憶させるように構成されている。
【0030】ここで、上記各データをEEPROM36
に記憶させる制御動作について具体的に説明する。ま
ず、コンプレッサ32の電源投入後の通算運転時間を表
わすデータ(動作時間データ)をEEPROM36に記
憶させる場合の制御動作について、図3に従って詳述す
る。この場合、電源が投入されると、制御回路装置18
は、内蔵のタイマによりコンプレッサ32の運転時間
(オン時間)を積算して積算運転時間を計時するように
構成されている。このような状態で、コンプレッサ32
の上記積算運転時間が設定時間である例えば4時間に達
すると、図3のステップS1にて「YES」へ進み、制
御回路装置18は、EEPROM36内に設けられたコ
ンプレッサ運転時間用記憶データエリアのデータ内容を
「1」だけカウントアップする(ステップS2)。これ
と共に、制御回路装置18は、コンプレッサ32の積算
運転時間用の内蔵タイマを零クリアし、再び最初からコ
ンプレッサ32の運転時間(オン時間)を積算開始する
ように構成されている。
【0031】以下、コンプレッサ32の積算運転時間が
4時間に達する毎に、制御回路装置18は、EEPRO
M36内のコンプレッサ運転時間用記憶データエリアの
データ内容を「1」ずつカウントアップする処理が繰り
返し行われるようになっている。この構成の場合、上記
コンプレッサ運転時間用記憶データエリアは、例えば2
バイトのデータエリアから構成されており、コンプレッ
サ32の電源投入後の通算運転時間として20年間分以
上の運転時間を記憶可能に構成されている。
【0032】そして、ファン装置6及び冷却ファン装置
35の電源投入後の各通算運転時間を表わすデータ(動
作時間データ)をEEPROM36に記憶させる場合の
制御も、上記したコンプレッサ32の場合の制御と同様
にして実行されるように構成されている。この構成の場
合、EEPROM36内には、ファン装置運転時間用記
憶データエリアが2バイト設けられていると共に、冷却
ファン装置運転時間用記憶データエリアが2バイト設け
られている。更に、電源投入後の通算時間を表わすデー
タをEEPROM36に記憶させる場合の制御も、上記
したコンプレッサ32の場合の制御と同様にして実行さ
れるように構成されている。この構成の場合、EEPR
OM36内には、電源投入後の通算時間用記憶データエ
リアが2バイト設けられている。
【0033】次に、ダンパ装置33の電源投入後の通算
動作回数を表わすデータ(動作回数データ)をEEPR
OM36に記憶させる場合の制御動作について、図4に
従って詳述する。この場合、電源が投入されると、制御
回路装置18は、内蔵のカウンタによりダンパ装置33
の動作回数(開閉回数)を積算して積算動作回数を計数
するように構成されている。このような状態で、ダンパ
装置33の積算動作回数が設定回数である例えば10回
に達すると、図4のステップS11にて「YES」へ進
み、制御回路装置18は、EEPROM36内に設けら
れたダンパ動作回数用記憶データエリアのデータ内容を
「1」だけカウントアップする(ステップS12)。こ
れと共に、制御回路装置18は、ダンパ装置33の積算
動作回数用のカウンタを零クリアし、再び最初からダン
パ装置33の動作回数を積算開始するように構成されて
いる。
【0034】以下、ダンパ装置33の積算動作回数が1
0回に達する毎に、制御回路装置18は、EEPROM
36内のダンパ動作回数用記憶データエリアのデータ内
容を「1」ずつカウントアップする処理が繰り返し行わ
れるようになっている。この構成の場合、上記ダンパ動
作回数用記憶データエリアは、例えば2バイトのデータ
エリアから構成されている。
【0035】そして、除霜ヒータ34、給水ポンプ1
7、離氷モータ12、F室扉スイッチ27、R室扉スイ
ッチ28及び急速冷凍スイッチ26の電源投入後の各通
算動作回数を表わすデータ(動作回数データ)をEEP
ROM36に記憶させる場合の制御も、上記したダンパ
装置33の場合の制御と同様にして実行されるように構
成されている。この構成の場合、EEPROM36内に
は、除霜ヒータ動作回数用記憶データエリア、給水ポン
プ動作回数用記憶データエリア、離氷モータ動作回数用
記憶データエリア、F室扉スイッチ動作回数用記憶デー
タエリア、R室扉スイッチ動作回数用記憶データエリア
及び急速冷凍スイッチ動作回数用記憶データエリアが、
それぞれ2バイトずつ設けられている。
【0036】一方、F室温度センサ19により検知した
冷凍室2内の温度を表わす温度データをEEPROM3
6に記憶させる場合の制御動作について、図5に従って
詳述する。この場合、電源が投入されると、制御回路装
置18は、内蔵のタイマにより電源投入からの時間の計
時を開始するように構成されている。そして、上記計時
時間がサンプリング周期用の設定時間である例えば2時
間に達すると、図5のステップS21にて「YES」へ
進み、制御回路装置18は、冷凍室2内の温度をF室温
度センサ19により検知すると共に、この検知した検知
温度を表わす温度データ(本実施例では、F室温度セン
サ19から出力される検知信号をA/D変換したデジタ
ル信号の値)をEEPROM36内に設けられた冷凍室
温度用記憶データエリアA(図6参照)の先頭アドレス
の1バイト分の領域に記憶させる(ステップS22)。
これと共に、制御回路装置18は、サンプリング周期を
計時するための計時用のタイマを零クリアし、再び最初
から時間の計時を開始するように構成されている。
【0037】そして、冷凍室温度用記憶データエリアA
の次のアドレスの1バイト分の領域に「00」を書き込
んだ後(ステップS23)、ステップS21へ戻るよう
になっている。以下、計時時間が2時間に達する毎に、
制御回路装置18は、冷凍室2内の温度をF室温度セン
サ19により検知すると共に、この検知した検知温度を
表わす温度データをEEPROM36内の冷凍室温度用
記憶データエリアAの次のアドレスの1バイト分の領域
に記憶させる処理を繰り返し実行するようになってい
る。これにより、図6に示すように、冷凍室2内の温度
を2時間のサンプリング周期で検知した検知温度の温度
データ(1バイトのデータ)が、冷凍室温度用記憶デー
タエリアAに順次記憶されるように構成されている。
【0038】ここで、上記冷凍室温度用記憶データエリ
アAの大きさは、予め一定の大きさである例えば数百バ
イト程度(数百個の温度データを記憶可能な大きさ)に
設定されている。尚、EEPROM36が十分大きいも
のであれば、上記冷凍室温度用記憶データエリアAの大
きさを数千バイト程度(数千個の温度データを記憶可能
な大きさ)に設定しても良いことは勿論である。そし
て、制御回路装置18は、温度データを上記記憶データ
エリアAの先頭アドレスから最後尾のアドレスまで書き
込んだ(記憶させた)後は、再び先頭アドレスから繰り
返し書き込むように書き込み制御する構成となってい
る。
【0039】この構成の場合、冷凍室温度用記憶データ
エリアAにおいて、次に書き込むアドレスに特殊データ
(例えば「00」)を書き込んでおくようにしており、
この特殊データにより次に書き込むアドレスであるこ
と、また、その前のアドレスが最後に書き込んだアドレ
スであることをわかるように制御されている。尚、最後
に書き込んだアドレス又はこれから書き込むアドレス
を、EEPROM36内の管理データエリアに書き込ん
で記憶するように構成し、このエリアのデータ内容を読
出すことにより、最後に書き込んだアドレス又は次に書
き込むアドレスを求めるように制御しても良い。また、
本実施例では、制御回路装置18とEEPROM36と
の間は、例えばシリアルデータ転送によりデータを通信
している。これにより、制御回路装置18(マイクロコ
ンピュータ)のポート数を極力減らすことができる。
尚、この場合、マイクロコンピュータのポート数に余裕
があれば、パラレルデータ転送するように構成しても良
い。
【0040】また、本実施例の場合、上述したように書
き込み制御することにより、EEPROM36の冷凍室
温度用記憶データエリアAの大きさに応じて、現在から
過去へ向けて例えば1週間分程度或いは1年分程度に相
当する冷凍室2内の2時間毎の温度変化を示す温度デー
タが記憶される構成となっている。
【0041】更に、本実施例では、EEPROM36内
に、上記冷凍室温度用記憶データエリアAと同様な構成
の冷蔵室温度用記憶データエリア及び室温用記憶データ
エリアを設けている。そして、R室温度センサ20によ
り検知した冷蔵室3内の温度を表わす温度データをEE
PROM36の上記冷蔵室温度用記憶データエリアに記
憶させる場合の制御、並びに、室温センサ23により検
知した室温を表わす温度データをEEPROM36の上
記室温用記憶データエリアに記憶させる場合の制御も、
上記した冷凍室2内の温度をEEPROM36に記憶さ
せる場合の制御と同様にして実行されるように構成され
ている。
【0042】尚、制御回路装置18は、上述した各動作
時間データ、各動作回数データ及び各温度データをEE
PROM36に記憶させる各制御を、割り込み制御等を
行うことによってほぼ並行に実行制御するように構成さ
れている。
【0043】更に、本実施例では、制御回路装置18が
冷蔵庫の異常や故障を検知したとき、この検知した異常
や故障を表わすエラーコードをEEPROM36に記憶
するように構成されている。このとき、制御回路装置1
8は、上記エラーコードの他に、発生した異常や故障に
関係する単位装置の入出力情報のデータと、異常や故障
が発生した時点に対応する電源投入からの通算時間を表
わす時間データとをEEPROM36に記憶するように
構成されている。
【0044】この構成の場合、EEPROM36内に
は、異常故障用記憶データアリアとして例えば4バイト
のエリアが設けられている。この4バイトのエリアは、
エラーコードを記憶させるための1バイトのエリアと、
単位装置の入出力情報のデータを記憶させるための1バ
イトのエリアと、電源投入からの通算時間を表わす時間
データ(この時間データは例えば4時間毎に1ずつカウ
ントアップされるデータである)を記憶させるための2
バイトのエリアとから構成されている。
【0045】ここで、制御回路装置18が冷蔵庫の異常
として例えば「冷凍室2が冷えない」という異常を検知
したときの制御動作について説明する。この場合、制御
回路装置18は、具体的には、冷凍室2内の温度が−1
0℃を越えている状態が5時間異常継続したことを検知
したとき、上記「冷凍室2が冷えない」という異常が発
生したと判定する。そして、制御回路装置18は、上記
異常に対応するエラーコード(1バイトのデータ)をE
EPROM36の異常故障用記憶データアリアに記憶さ
せると共に、単位装置として例えばアラーム入り切りス
イッチ29の入出力情報(入り操作されているか切り操
作されているか)のデータ(1バイトのデータ)を記憶
させ、更に、上記異常が発生した時点に対応する電源投
入からの通算時間を表わす時間データ(2バイトのデー
タ)を記憶させるように構成されている。
【0046】また、制御回路装置18が冷蔵庫の故障と
して例えば「ダンパー装置33の故障」を検知した場合
には、制御回路装置18は、上記故障に対応するエラー
コード(1バイトのデータ)をEEPROM33の異常
故障用記憶データアリアに記憶させると共に、単位装置
として例えばマイクロコンピュータ(制御回路装置1
8)のダンパー装置33駆動制御用の出力ポートの出力
情報(駆動指令が出力されているか否か)のデータ(1
バイトのデータ)を記憶させ、更に、上記故障が発生し
た時点に対応する電源投入からの通算時間を表わす時間
データ(2バイトのデータ)を記憶させるように構成さ
れている。そして、他の異常や故障が発生したことを検
知した場合も、同様にしてエラーコード、そのエラーに
関係する単位装置の入出力情報、通算時間のデータをE
EPROM33の異常故障用記憶データアリアに記憶さ
せる構成となっている。
【0047】このような構成の本実施例によれば、冷蔵
庫の運転動作中は、冷蔵庫の各単位装置の動作状態を表
わす動作データと、冷蔵庫の庫内温度を表わす温度デー
タとをEEPROM36に記憶していく。具体的には、
コンプレッサ32、ファン装置6及び冷却ファン装置3
5の電源投入後の各通算運転時間(動作時間)を表わす
各動作時間データ、並びに、ダンパ装置33、除霜ヒー
タ34、給水ポンプ17、離氷モータ12、F室扉スイ
ッチ27、R室扉スイッチ28及び急速冷凍スイッチ2
6の電源投入後の各通算動作回数を表わす各動作回数デ
ータ、更に、冷凍室2内の温度及び冷蔵室3内の温度を
予め決めた設定時間毎に検知した各検知温度を表わす各
温度データをEEPROM36に記憶させるように構成
した。
【0048】さて、このような冷蔵庫に故障が発生した
場合、EEPROM36が電源オフ時にもデータを記憶
保持できるものであるから、該EEPROM36に記憶
された上記動作データ(動作時間データと動作回数デー
タ)及び温度データを読出すことにより、冷蔵庫の実際
の運転動作の履歴がわかる。具体的には、動作データ
(動作時間データと動作回数データ)を読出すと共に、
最も新しい(電源オフ時の)温度データから過去に順次
さかのぼって必要とする時期(例えば10時間前又は1
日前)まで温度データを読出せば、10時間前又は1日
前から現在即ち故障発生時(電源オフ時)までの冷蔵庫
の運転動作の履歴がわかる。そして、この運転動作の履
歴を調べることにより、セルフチェック機能で特定でき
ない不良品や不良箇所、或いは、完全には壊れていない
が機能が低下した部品を発見したり、また、使用者の使
い方がメーカー側で想定していないほど酷な使い方であ
ったりすることを発見したりすることが十分可能にな
り、故障原因を容易且つ明確に特定することができる。
【0049】また、上記実施例では、単位装置の動作回
数を記憶する場合に、動作回数が設定回数(例えば10
回)に達する毎に、動作回数を表わす動作回数データを
1ずつカウントアップするように構成したので、冷蔵庫
の運転が長く続けられて動作回数の値が大きくなった場
合でも、動作回数データとしては小さいカウント値(動
作回数の値を設定回数10で割った商)を記憶させるだ
けで済む。このため、小さいデータエリアで冷蔵庫の運
転動作の履歴をより長く記憶させることが可能となり、
EEPROM36の記憶領域を有効に使用することがで
きる。
【0050】また、上記実施例では、単位装置の動作時
間を記憶する場合に、動作時間が設定時間(例えば4時
間)に達する毎に、動作時間を表わす動作時間データを
1ずつカウントアップするように構成したので、上記動
作回数の場合と同様にしてEEPROM36の記憶領域
を有効に使用することができる。
【0051】更に、上記実施例では、制御回路装置18
が冷蔵庫の異常または故障を検知した場合、検知した異
常または故障を表わすエラーコード(異常または故障デ
ータ)と、検知した異常または故障に関係する単位装置
の入出力情報を表わすデータとをEEPROM36に記
憶させる構成としたので、異常または故障発生時の関係
する単位装置の入出力状態がわかるから、異常または故
障の原因を明らかにし易くなる。具体的には、使用者が
半ドア警告用のアラームを鳴らさないようにアラーム入
り切りスイッチ29を切り操作していると、冷凍室2の
扉が半開き(半ドア)状態であっても、アラームが鳴動
されない。このため、冷凍室2の扉が半開き状態である
ことに使用者が気がつかないと、「冷凍室2や冷蔵室3
が冷えない」という異常が発生する。
【0052】このような場合に、上記実施例では、制御
回路装置18が、上記異常に対応するエラーコードと、
アラーム入り切りスイッチ29の入出力情報(入り操作
されているか切り操作されているか)のデータと、上記
異常が発生した時点に対応する電源投入からの通算時間
を表わす時間データとをEEPROM36に記憶させる
構成としたので、EEPROM36内から上記記憶させ
たデータを読出すことにより、アラーム入り切りスイッ
チ29が切り操作されていることがわかる。これによ
り、異常や故障の原因追及が容易になるのである。
【0053】ところで、上記第1の実施例では、電源投
入後、単位装置が設定回数動作するまで動作回数データ
がカウントアップされることがない。このため、電源投
入後、単位装置が設定回数(10回)動作するまでに故
障が発生した場合、記憶された動作回数データを読出し
ても、動作回数データが零であるから、単位装置が動作
したか否かがわからないという不具合がある。また、上
記第1の実施例では、電源投入後、単位装置が設定時間
(4時間)動作するまで動作時間データがカウントアッ
プされることがない。このため、電源投入後、単位装置
が設定時間動作するまでに故障が発生した場合、記憶さ
れた動作時間データを読出しても、動作時間データが零
であるから、単位装置が動作したか否かがわからないと
いう不具合がある。
【0054】このような不具合を解消する構成として、
図8ないし図11に示す本発明の第2の実施例の構成を
説明する。尚、この第2の実施例の図8ないし図10の
フローチャートにおいて、第1の実施例のフローチャー
トのステップと同一のステップには、同一ステップ符号
を付している。上記第2の実施例では、電源投入後、単
位装置が初めて動作したときだけは、その動作した時点
で動作回数データまたは動作時間データをカウントアッ
プするように構成している。また、上記第2の実施例で
は、電源投入後、予め決めた時間が経過した時点で温度
データを記憶させるサンプリング周期である設定時間の
長さを長く変更するように構成している。以下、第2の
実施例の構成を図8ないし図11に従って具体的に説明
する。
【0055】まず、図8のフローチャートは、コンプレ
ッサ32の電源投入後の通算運転時間を表わすデータ
(動作時間データ)をEEPROM36に記憶させる場
合の制御動作の内容を示している。この場合、電源が投
入されると、制御回路装置18は、コンプレッサ32が
オン(運転)されたか否かを判断する(ステップ10
1)。そして、コンプレッサ32がオンされると、ステ
ップ101にて「YES」へ進み、EEPROM36内
のコンプレッサ運転時間用記憶データエリアのデータ内
容が「00」であるか否かを判断する(ステップ10
2)。
【0056】ここで、コンプレッサ運転時間用記憶デー
タエリアのデータ内容が「00」であれば、ステップ1
02にて「YES」へ進み、コンプレッサ運転時間用記
憶データエリアのデータ内容を「1」だけカウントアッ
プして「01」とする(ステップS103)。
【0057】そして、制御回路装置18は、内蔵のタイ
マによりコンプレッサ32の運転時間(オン時間)を計
時すると共に積算して、コンプレッサ32の積算運転時
間を計時するように構成されている。このような計時状
態で、コンプレッサ32の上記積算運転時間が設定時間
である例えば4時間に達すると、図8のステップS1に
て「YES」へ進み、制御回路装置18は、コンプレッ
サ運転時間用記憶データエリアのデータ内容を「1」だ
けカウントアップする(ステップS2)。これと共に、
制御回路装置18は、コンプレッサ32の積算運転時間
用のタイマを零クリアし、再び最初からコンプレッサ3
2の運転時間(オン時間)を計時(積算)開始するよう
に構成されている。以下、コンプレッサ32の積算運転
時間が4時間に達する毎に、制御回路装置18は、EE
PROM36内のコンプレッサ運転時間用記憶データエ
リアのデータ内容を「1」ずつカウントアップする処理
が繰り返し行われるようになっている。
【0058】上述したように構成することにより、電源
投入後、コンプレッサ32が初めて動作したときだけ
は、その動作した時点で動作時間データをカウントアッ
プして(「01」にして)記憶する構成としたので、電
源投入後、比較的短時間のうちに故障が発生したような
場合でも、記憶されたコンプレッサ運転時間用記憶デー
タエリア(動作時間データ)のデータ内容を読出せば、
コンプレッサ32が動作したか否かがわかるようにな
る。
【0059】尚、上記第2の実施例では、ファン装置6
及び冷却ファン装置35の電源投入後の各通算運転時間
を表わすデータ(動作時間データ)をEEPROM36
に記憶させる場合の制御についても、上記したコンプレ
ッサ32の場合の記憶制御と同様にして実行されるよう
に構成されている。
【0060】さて、図9のフローチャートは、ダンパ装
置33の電源投入後の通算動作回数を表わすデータ(動
作回数データ)をEEPROM36に記憶させる場合の
制御動作の内容を示している。この場合、電源が投入さ
れると、制御回路装置18は、ダンパ装置33が動作し
たか否かを判断する(ステップ201)。そして、ダン
パ装置33が動作すると、ステップ201にて「YE
S」へ進み、EEPROM36内のダンパ動作回数用記
憶データエリアのデータ内容が「00」であるか否かを
判断する(ステップ202)。
【0061】ここで、ダンパ動作回数用記憶データエリ
アのデータ内容が「00」であれば、ステップ202に
て「YES」へ進み、ダンパ動作回数用記憶データエリ
アのデータ内容を「1」だけカウントアップして「0
1」とする(ステップS203)。そして、制御回路装
置18は、内蔵のカウンタによりダンパ装置33の動作
回数(開閉回数)をカウントアップして積算動作回数を
積算するように構成されている。このような状態で、ダ
ンパ装置33の積算動作回数が設定回数である例えば1
0回に達すると、図9のステップS11にて「YES」
へ進み、制御回路装置18は、EEPROM36内のダ
ンパ動作回数用記憶データエリアのデータ内容を「1」
だけカウントアップする(ステップS12)。これと共
に、制御回路装置18は、ダンパ装置33の積算動作回
数用のカウンタを零クリアし、再び最初からダンパ装置
33の動作回数を積算開始するように構成されている。
以下、ダンパ装置33の積算動作回数が10回に達する
毎に、制御回路装置18は、EEPROM36内のダン
パ動作回数用記憶データエリアのデータ内容を「1」ず
つカウントアップする処理を繰り返し行うように構成さ
れている。
【0062】上述したように構成することにより、電源
投入後、ダンパ装置33が初めて動作したときだけは、
その動作した時点で動作回数データをカウントアップし
て記憶する構成としたので、電源投入後、比較的短時間
のうちに故障が発生したような場合も、記憶されたダン
パ動作回数用記憶データエリア(動作回数データ)のデ
ータ内容を読出せば、ダンパ装置33が動作したか否か
がわかる。
【0063】尚、除霜ヒータ34、給水ポンプ17、離
氷モータ12、F室扉スイッチ27、R室扉スイッチ2
8及び急速冷凍スイッチ26の電源投入後の各通算動作
回数を表わすデータ(動作回数データ)をEEPROM
36に記憶させる場合の制御も、上記したダンパ装置3
3の場合の制御と同様にして実行されるように構成され
ている。
【0064】また、図10はF室温度センサ19により
検知した冷凍室2内の温度を表わす温度データをEEP
ROM36に記憶させる場合の制御動作の内容を示して
いる。この場合、電源が投入された後、予め決めた設定
時間である例えば2時間が経過する前は、制御回路装置
18は冷凍室2内の温度を例えば10分間毎に検知して
EEPROM36に記憶するように構成されている。そ
して、電源が投入された後、上記2時間が経過した後
は、制御回路装置18は冷凍室2内の温度を例えば2時
間毎に検知してEEPROM36に記憶するように構成
されている。
【0065】具体的には、電源が投入されると、制御回
路装置18は、内蔵のタイマにより電源投入からの時間
の計時を開始するように構成されている。そして、まず
図10のステップS301にて、サンプリング周期変更
用の設定時間である例えば2時間が経過したか否かを判
断する。ここで、2時間が経過していない場合、ステッ
プ301にて「NO」へ進み、短いサンプリング周期で
ある例えば10分間が経過したか否かを判断する(ステ
ップ302)。
【0066】この後、上記10分間が経過すると、図1
0のステップS302にて「YES」へ進み、制御回路
装置18は、冷凍室2内の温度をF室温度センサ19に
より検知すると共に、この検知した検知温度を表わす温
度データをEEPROM36内の冷凍室温度用記憶デー
タエリアA(図11参照)の先頭アドレスの1バイト分
の領域に記憶させる(ステップS303)。これと共
に、制御回路装置18は、上記第2のサンプリング周期
を計時用のタイマ(計時時間)を零クリアし、再び最初
から時間の計時を開始するように構成されている。
【0067】そして、冷凍室温度用記憶データエリアA
の次のアドレスの1バイト分の領域に「00」を書き込
んだ後(ステップS304)、ステップS301へ戻る
ようになっている。以下、計時時間が10分間に達する
毎に、制御回路装置18は、冷凍室2内の温度をF室温
度センサ19により検知すると共に、この検知した検知
温度を表わす温度データをEEPROM36内の冷凍室
温度用記憶データエリアAの次のアドレスの1バイト分
の領域に記憶させる処理を繰り返し実行するようになっ
ている。これにより、図11に示すように、冷凍室2内
の温度を10分間のサンプリング周期で検知した検知温
度の温度データを、冷凍室温度用記憶データエリアAに
順次記憶させるように構成されている。
【0068】さて、この後、サンプリング周期変更用の
設定時間である2時間が経過すると、ステップS301
にて「YES」へ進む。続いて、制御回路装置18は、
冷凍室温度用記憶データエリアAの次のアドレスの1バ
イト分の領域に識別子として例えば「FF」を書き込む
(ステップS305)。このとき、冷凍室温度用記憶デ
ータエリアAの上記「FF」の次のアドレスの1バイト
分の領域に「00」を書き込んでおく。
【0069】そして、この後、計時時間が長いサンプリ
ング周期用の設定時間である例えば2時間に達すると、
図10のステップS21にて「YES」へ進み、制御回
路装置18は、冷凍室2内の温度をF室温度センサ19
により検知すると共に、この検知した検知温度を表わす
温度データを冷凍室温度用記憶データエリアAの次のア
ドレスの1バイト分の領域(上記「00」を書き込んだ
領域)に記憶させる(ステップS22)。これと共に、
制御回路装置18は、長いサンプリング周期を計時する
ためのタイマ(計時時間)を零クリアし、再び最初から
時間の計時を開始するように構成されている。
【0070】続いて、冷凍室温度用記憶データエリアA
の次のアドレスの1バイト分の領域に「00」を書き込
んだ後(ステップS23)、ステップS21へ戻るよう
になっている。以下、計時時間が2時間に達する毎に、
制御回路装置18は、冷凍室2内の温度をF室温度セン
サ19により検知すると共に、この検知した検知温度を
表わす温度データをEEPROM36内の冷凍室温度用
記憶データエリアAの次のアドレスの1バイト分の領域
に記憶させる処理を繰り返し実行するようになってい
る。これにより、図11に示すように、冷凍室2内の温
度を2時間のサンプリング周期で検知した検知温度の温
度データ(1バイトのデータ)を、冷凍室温度用記憶デ
ータエリアA(そのうちの「FF」の次の領域)に順次
記憶させるように構成されている。この場合、制御回路
装置18は、温度データを上記記憶データエリアAの先
頭アドレスから最後尾のアドレスまで書き込んだ(記憶
させた)後は、再び先頭アドレスから繰り返し書き込む
ように書き込み制御する構成となっている。
【0071】上述したように構成することにより、電源
投入後、予め決めた時間(2時間)が経過した時点で温
度データを記憶させるサンプリング周期である設定時間
の長さを長く、具体的には、10分間から2時間へ変更
するように構成したので、電源投入後、予め決めた2時
間が経過するまでの間(電源投入初期時)は、冷凍室2
内の温度の変化を短い周期(10分間)で認識できるか
ら、冷凍室2内の温度の変化を正確(精密)に知ること
ができる。これにより、電源投入初期時に故障(例えば
庫内が冷えないなどの故障)が発生した場合、その原因
究明を行い易くなる。
【0072】尚、R室温度センサ20により検知した冷
蔵室3内の温度を表わす温度データをEEPROM36
の上記冷蔵室温度用記憶データエリアに記憶させる場合
の制御、並びに、室温センサ23により検知した室温を
表わす温度データをEEPROM36の上記室温用記憶
データエリアに記憶させる場合の制御も、上記した冷凍
室2内の温度をEEPROM36に記憶させる場合の制
御と同様にして実行されるように構成されている。
【0073】また、上述した以外の第2の実施例の構成
は、第1の実施例の構成と同じ構成となっている。従っ
て、上記第2の実施例においても、第1の実施例とほぼ
同じ作用効果を得ることができる。特に、第2の実施例
では、電源投入後、単位装置が初めて動作したときだけ
は、その動作した時点で動作回数データまたは動作時間
データをカウントアップする構成としたので、電源投入
後、比較的短時間のうちに故障が発生したような場合で
も、単位装置が動作したか否かがわかる。また、第2の
実施例では、電源投入後、予め決めた時間が経過した時
点で温度データを記憶させるサンプリング周期(設定時
間)の長さを10分間から2時間へ変更する構成とした
ので、電源投入後、比較的短時間のうちに故障が発生し
たような場合に、電源投入後、2時間が経過するまでの
間の冷凍室2内の温度の変化を正確(精密)に知ること
ができる。
【0074】図12は本発明の第3の実施例を示すもの
であり、第1の実施例と異なるところを説明する。尚、
第1の実施例の構成と同一部分には、同一符号を付して
いる。上記第3の実施例では、半ドア警告用のアラーム
を動作させるための具体的電気回路を、図12に示すよ
うに構成している。即ち、直流電源端子37とアースと
の間に、半ドア警告用のアラーム40とNPN形のトラ
ンジスタ41とを直列に接続している。そして、トラン
ジスタ41のベースを、抵抗42を介して制御回路装置
18の出力端子18bに接続している。また、アラーム
入り切りスイッチ29の一方の接点aを直流電源端子3
7に接続し、他方の接点bを抵抗38を介してアースに
接続している。更に、アラーム入り切りスイッチ29の
他方の接点bを、抵抗39を介して制御回路装置18の
入力端子18aに接続している。尚、図12において
は、アラーム入り切りスイッチ29をアラーム切り状態
(接点(a−b)間をオフ)に操作した位置を実線で示
し、アラーム入り切りスイッチ29をアラーム入り状態
(接点(a−b)間をオン)に操作した位置を2点鎖線
で示している。
【0075】上述した以外の第3の実施例の構成は、第
1の実施例の構成と同じ構成となっている。従って、上
記第3の実施例においても、第1の実施例とほぼ同じ作
用効果を得ることができる。
【0076】
【発明の効果】本発明は、以上の説明から明らかなよう
に、動作判断手段により冷蔵庫の単位装置の動作状態を
判断すると共に、温度検知手段により冷蔵庫の庫内温度
を検知し、これら動作状態及び庫内温度を表わす動作デ
ータ及び温度データを記憶手段に記憶する構成としたの
で、冷蔵庫が故障したときに、記憶手段から動作データ
及び温度データを読出すことにより、上記故障の原因究
明を容易に行うことができるようになり、故障原因を極
力明確に特定することができるという優れた効果を奏す
る。
【0077】また、上記構成では、単位装置の動作状態
として、動作回数または動作時間を記憶するように構成
すると、冷蔵庫の運転動作の履歴が明確にわかる。更
に、動作回数を記憶する場合に、動作回数が設定回数に
達する毎に、動作回数を表わす動作回数データを1ずつ
カウントアップするように構成すると、冷蔵庫の運転が
長く続けられて動作回数の値が大きくなった場合でも、
動作回数データとしては小さいカウント値(動作回数の
値を設定回数で割った商)を記憶させるだけで済む。こ
のため、冷蔵庫の運転動作の履歴をより長く記憶手段に
記憶させることが可能となり、記憶手段の記憶領域を有
効に使用できる。そして、動作時間を記憶する場合に、
動作時間が設定時間に達する毎に動作時間を表わす動作
時間データを1ずつカウントアップするように構成して
も、上記動作回数の場合と同様にして記憶手段の記憶領
域を有効に使用することができる。
【0078】一方、電源投入後、単位装置が初めて動作
したときだけは、その動作した時点で動作回数データま
たは動作時間データをカウントアップするように構成す
ると、電源投入後、比較的短時間のうちに故障が発生し
たような場合も、記憶された動作回数データまたは動作
時間データを読出せば、単位装置が動作したか否かを判
定することができる。
【0079】また、電源投入後、予め決めた時間が経過
した時点で温度データを記憶させる周期である設定時間
の長さを長く変更するように構成すると、電源投入後、
予め決めた時間が経過するまでの間(電源投入初期時)
は、庫内温度の変化を短い周期で認識可能となるから、
庫内温度の変化を正確に知ることができる。更に、冷蔵
庫の異常または故障を検知した場合、検知した異常また
は故障を表わす異常または故障データと、検知した異常
または故障に関係する単位装置の入出力情報を表わすデ
ータとを記憶手段に記憶させるように構成すると、異常
または故障発生時の関係する単位装置の入出力状態がわ
かるから、異常または故障の原因を明らかにし易くな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すブロック図
【図2】冷蔵庫の概略縦断側面図
【図3】コンプレッサの積算運転時間を記憶する制御を
示すフローチャート
【図4】ダンパ装置の積算動作回数を記憶する制御を示
すフローチャート
【図5】冷凍室内の温度を設定時間毎に検知して記憶す
る制御を示すフローチャート
【図6】冷凍室温度用記憶データエリアを示す図
【図7】半ドア警告用のアラーム周辺の電気回路
【図8】本発明の第2の実施例を示す図3相当図
【図9】図4相当図
【図10】図5相当図
【図11】図6相当図
【図12】本発明の第3の実施例を示す図7相当図
【符号の説明】
1は冷蔵庫本体、2は冷凍室、3は冷蔵室、6はファン
装置、18は制御回路装置(動作判断手段、記憶制御手
段)、19はF室温度センサ(温度検知手段)、20は
R室温度センサ(温度検知手段)、23は室温センサ、
27はF室扉スイッチ、28はR室扉スイッチ、29は
アラーム入り切りスイッチ、32はコンプレッサ、33
はダンパ装置、34は除霜ヒータ、35は冷却ファン、
36はEEPROM(記憶手段)、40はアラームを示
す。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷蔵庫の単位装置の動作状態を判断する
    動作判断手段と、 前記冷蔵庫の庫内温度を検知する温度検知手段と、 記憶しているデータを電源オフ時にも記憶保持できる記
    憶手段と、 前記動作判断手段により判断された動作状態を表わす動
    作データを前記記憶手段に記憶させると共に、設定時間
    毎に前記温度検知手段により検知された庫内温度を表わ
    す温度データを前記記憶手段に記憶させる記憶制御手段
    とを備えて成る冷蔵庫の動作記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記単位装置の動作状態として、動作回
    数または動作時間を記憶するように構成されていること
    を特徴とする請求項1記載の冷蔵庫の動作記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記動作回数を記憶する場合、前記動作
    回数が設定回数に達する毎に、動作回数を表わす動作回
    数データを1ずつカウントアップすることを特徴とする
    請求項2記載の冷蔵庫の動作記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記動作時間を記憶する場合、前記動作
    時間が設定時間に達する毎に、動作時間を表わす動作時
    間データを1ずつカウントアップすることを特徴とする
    請求項2記載の冷蔵庫の動作記憶装置。
  5. 【請求項5】 電源投入後、前記単位装置が初めて動作
    したときだけは、その動作した時点で前記動作回数デー
    タまたは前記動作時間データをカウントアップすること
    を特徴とする請求項3または4記載の冷蔵庫の動作記憶
    装置。
  6. 【請求項6】 電源投入後、予め決めた時間が経過した
    時点で前記温度データを記憶させる周期である設定時間
    の長さを長く変更することを特徴とする請求項1記載の
    冷蔵庫の動作記憶装置。
  7. 【請求項7】 冷蔵庫の異常または故障を検知した場
    合、検知した異常または故障を表わす異常または故障デ
    ータと、前記検知した異常または故障に関係する単位装
    置の入出力情報を表わすデータとを前記記憶手段に記憶
    させることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに
    記載の冷蔵庫の動作記憶装置。
JP7328595A 1995-03-30 1995-03-30 冷蔵庫の動作記憶装置 Pending JPH08271110A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7328595A JPH08271110A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 冷蔵庫の動作記憶装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7328595A JPH08271110A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 冷蔵庫の動作記憶装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08271110A true JPH08271110A (ja) 1996-10-18

Family

ID=13513731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7328595A Pending JPH08271110A (ja) 1995-03-30 1995-03-30 冷蔵庫の動作記憶装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08271110A (ja)

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100595430B1 (ko) * 1999-02-26 2006-07-03 삼성전자주식회사 냉장고 제어장치 및 그 제어방법
US8733123B2 (en) 2004-09-27 2014-05-27 Whirlpool Corporation Apparatus and method for dispensing ice from a bottom mount refrigerator
US8794024B2 (en) 2005-05-18 2014-08-05 Whirlpool Corporation Refrigerator ice compartment latch and cover
US8844311B2 (en) 2005-01-03 2014-09-30 Whirlpool Corporation Refrigerator with a water and ice dispenser having an improved ice chute air seal
US9097455B2 (en) 2005-05-18 2015-08-04 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
KR20180003519A (ko) * 2017-12-27 2018-01-09 엘지전자 주식회사 냉장고, 냉장고 진단장치 및 그 방법
US9879898B2 (en) 2005-05-18 2018-01-30 Whirlpool Corporation Insulated ice compartment for bottom mount refrigerator with controlled damper
EP2687796B1 (en) * 2011-03-15 2018-10-17 LG Electronics Inc. Refrigerator, and apparatus and method for refrigerator diagnosis
KR102017087B1 (ko) * 2018-04-27 2019-10-21 엘지전자 주식회사 인공지능으로 이상 상태를 감지하는 장치 및 방법
JP2019190753A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 エア・ウォーター物流株式会社 輸送用血液恒温装置
CN114688822A (zh) * 2020-12-29 2022-07-01 广东美的白色家电技术创新中心有限公司 冰箱故障检测方法、冰箱和可读存储介质

Cited By (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100595430B1 (ko) * 1999-02-26 2006-07-03 삼성전자주식회사 냉장고 제어장치 및 그 제어방법
US8733123B2 (en) 2004-09-27 2014-05-27 Whirlpool Corporation Apparatus and method for dispensing ice from a bottom mount refrigerator
US8756952B2 (en) 2004-09-27 2014-06-24 Whirlpool Corporation Apparatus and method for dispensing ice from a bottom mount refrigerator
US10295241B2 (en) 2004-09-27 2019-05-21 Whirlpool Corporation Apparatus and method for dispensing ice from a bottom mount refrigerator
US10208998B2 (en) 2004-09-27 2019-02-19 Whirlpool Corporation Apparatus and method for dispensing ice from a bottom mount refrigerator
US11719479B2 (en) 2005-01-03 2023-08-08 Whirlpool Corporation Refrigerator with a water and ice dispenser having an improved ice chute air seal
US8844311B2 (en) 2005-01-03 2014-09-30 Whirlpool Corporation Refrigerator with a water and ice dispenser having an improved ice chute air seal
US11098941B2 (en) 2005-01-03 2021-08-24 Whirlpool Corporation Refrigerator with a water and ice dispenser having an improved ice chute air seal
US10107539B2 (en) 2005-01-03 2018-10-23 Whirlpool Corporation Refrigerator with a water and ice dispenser having an improved ice chute air seal
US9683769B2 (en) 2005-05-18 2017-06-20 Whirlpool Corporation Ice compartment assembly for refrigerator
US9222717B2 (en) 2005-05-18 2015-12-29 Whirlpool Corporation Ice compartment assembly for refrigerator
US9250004B2 (en) 2005-05-18 2016-02-02 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US9255728B2 (en) 2005-05-18 2016-02-09 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US9267724B2 (en) 2005-05-18 2016-02-23 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US9285151B2 (en) 2005-05-18 2016-03-15 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US9404682B2 (en) 2005-05-18 2016-08-02 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US9447999B2 (en) 2005-05-18 2016-09-20 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US9476627B2 (en) 2005-05-18 2016-10-25 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US10775092B2 (en) 2005-05-18 2020-09-15 Whirlpool Corporation Insulated ice compartment for bottom mount refrigerator with controlled damper
US9683770B2 (en) 2005-05-18 2017-06-20 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US8794024B2 (en) 2005-05-18 2014-08-05 Whirlpool Corporation Refrigerator ice compartment latch and cover
US9879898B2 (en) 2005-05-18 2018-01-30 Whirlpool Corporation Insulated ice compartment for bottom mount refrigerator with controlled damper
US9222718B2 (en) 2005-05-18 2015-12-29 Whirlpool Corporation Ice compartment assembly for refrigerator
US9222716B2 (en) 2005-05-18 2015-12-29 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US10203142B2 (en) 2005-05-18 2019-02-12 Whirlpool Corporation Ice compartment assembly for refrigerator
US9207009B2 (en) 2005-05-18 2015-12-08 Whirlpool Corporation Ice compartment assembly for refrigerator
US9200827B2 (en) 2005-05-18 2015-12-01 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
US11486625B2 (en) 2005-05-18 2022-11-01 Whirlpool Corporation Insulated ice compartment for bottom mount refrigerator with controlled damper
US9097455B2 (en) 2005-05-18 2015-08-04 Whirlpool Corporation Refrigerator with temperature control
EP2687796B1 (en) * 2011-03-15 2018-10-17 LG Electronics Inc. Refrigerator, and apparatus and method for refrigerator diagnosis
KR20180003519A (ko) * 2017-12-27 2018-01-09 엘지전자 주식회사 냉장고, 냉장고 진단장치 및 그 방법
JP2019190753A (ja) * 2018-04-26 2019-10-31 エア・ウォーター物流株式会社 輸送用血液恒温装置
CN110428262A (zh) * 2018-04-27 2019-11-08 Lg电子株式会社 检测异常状态的装置及方法
US11391510B2 (en) 2018-04-27 2022-07-19 LG Electionics Inc. Device of detecting abnormal state and method of detecting thereof
KR102017087B1 (ko) * 2018-04-27 2019-10-21 엘지전자 주식회사 인공지능으로 이상 상태를 감지하는 장치 및 방법
CN114688822A (zh) * 2020-12-29 2022-07-01 广东美的白色家电技术创新中心有限公司 冰箱故障检测方法、冰箱和可读存储介质
CN114688822B (zh) * 2020-12-29 2023-11-17 广东美的白色家电技术创新中心有限公司 冰箱故障检测方法、冰箱和可读存储介质

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5398251A (en) Self-diagnostic system for a refrigerator
KR100499028B1 (ko) 냉장고의 운전 제어방법
JPH08271110A (ja) 冷蔵庫の動作記憶装置
US5535597A (en) Refrigerator and method for controlling the same
JPH10103848A (ja) 低温庫
US20130098083A1 (en) Refrigerator
KR930004399B1 (ko) 냉장고의 제상회로
JP5534680B2 (ja) 冷蔵庫の除霜制御装置
JP3017915B2 (ja) 自動製氷機付き冷蔵庫の動作記憶装置
KR20050096339A (ko) 냉장고 및 그 제어 방법
JP2009019809A (ja) 冷蔵庫および検査装置
JPH07104840A (ja) 冷蔵庫の動作再現装置
JPH05126449A (ja) 冷蔵庫の制御装置
JP2519165B2 (ja) 冷蔵装置の動作情報表示装置
JP2003050070A (ja) 冷蔵庫
JPH063036A (ja) 冷蔵庫
JP2766411B2 (ja) 自動製氷装置
KR0123432B1 (ko) 냉장고의 온도제어장치 및 그 방법
WO2023100346A1 (ja) 冷蔵庫および冷蔵庫通信システム
JP2854754B2 (ja) 製氷装置付冷蔵庫
JP2005172297A (ja) 冷蔵庫
KR100595430B1 (ko) 냉장고 제어장치 및 그 제어방법
JPH05264154A (ja) 冷蔵庫
KR100368941B1 (ko) 냉장고 및 그 제어방법
KR100520073B1 (ko) 김치 냉장고 및 그 제어방법