JP3004927U - 電子機器収容机の放熱装置 - Google Patents

電子機器収容机の放熱装置

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JP3004927U
JP3004927U JP1994006358U JP635894U JP3004927U JP 3004927 U JP3004927 U JP 3004927U JP 1994006358 U JP1994006358 U JP 1994006358U JP 635894 U JP635894 U JP 635894U JP 3004927 U JP3004927 U JP 3004927U
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JP1994006358U
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勇 小島
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Okamura Corp
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Okamura Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電子機器の熱を箱状収容部にこもらせること
無く、効率よく外部に排気して収容部内部の温度上昇を
防止し、電子機器の故障をなくす。 【構成】 収容部Bの下部に吸気孔34を、また背面板
26の上部に排気孔27を設ける。箱状収容部Bに収容
された電子機器14の熱は、収容部B内にこもることな
く、外部へ放出される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、机、テーブル等に電子機器(コントローラ機器、コード類)を取付け て用いる電子機器収容机の放熱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の装置としては、例えば実開昭59ー15330号公報に記載され た考案がある。 この考案は、ケーブルの処理装置であるが、テーブルの後部に、コンセントボ ックス等を収納し、これを覆う前後のパネルの上部に放熱孔を設けた装置である 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
前記処理装置では、コンセントボックスは密閉され、その上部にのみ放熱孔が 設けてあるため機器類から発生する熱は、パネル内にこもるようになる。そのた めパネル内の温度が上昇し、内部の機器類に影響を与えるおそれがある。 これを防止するため、放熱孔を大径とし、または広範囲に多数穿設することも 考えられるが、そうすると放熱孔より内部の電子機器が覗かれて体裁が悪く、か つ内部の電子機器の放熱ファンのモーター音が大きく漏れて執務者にとって耳障 りとなり、作業の支障となるという問題点がある。
【0004】 本考案は、上記問題点を解決するためになされたもので、電子機器の熱を箱状 収納部にこもらせること無く、効率よく外部に排気して内部温度の上昇を防止す ることにより、電子機器の故障等のおそれをなくし、体裁が良く、かつ執務者が 作業を行いやすい電子機器収容机の放熱装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案によると、上記課題は、次のように解決される。 (1) 天板下面の左右に設けた脚または袖箱間に、後方に開口する箱状収容部 を形成し、この収容部の下面に吸気孔を形成するともに、収容部の前記開口を閉 塞する背面板の上部に排気孔を形成し、前記収容部内の前記吸気孔の上部と排気 孔の前下部との間に電子機器を収容し、かつ背面板における排気孔の前面側に、 電子機器の上面を覆う排気フードを突設したこと。
【0006】 (2) (1)項において、電子機器に、その上部に排気フードに向けて送風する 放熱ファンを設ける。
【0007】 (3) (1)項または(2)項において、背面板に、その上端と天板下面間に若干 の間隙を有して取付けることにより、収容部の開口上部に吸気部を形成する。
【0008】
【作用】
箱状収納部に収容された電子機器の熱は、箱状収納部内にこもることなく、箱 状収納部の下部に形成した吸気孔と背面板の上部に形成した排気孔とを通じて外 部に排出される(請求項1)。
【0009】 また、背面板における排気孔の前面側に電子機器の上面を覆う排気フードを突 設し、電子機器の熱をこの排気フードに向かって送風するようにすると、放熱効 率はさらに良くなる(請求項2)。
【0010】
【実施例】
次に、本考案の一実施例を、図1〜図5を参照して説明する。
【0011】 なお、図1において、天板(1)と天板(1)下面の左右に設けた前後を向く両脚 (2)(2)および両下部アーム(3)(3)よりなる電子機器収容机(A)(以下単に机 という。)における本体(4)の左斜め下方をその後部とする。
【0012】 脚(2)(2)間には、下部が後方に向って屈曲する縦断面ほぼJ字形状の金属製 の幕板(5)が複数のねじ(6)をもって固着されている。
【0013】 幕板(5)の下端に形成されたぼ水平な底板(5a)の中央部には、複数の吸気孔( 7)が穿設され、これら吸気孔(7)の両側には後述する電子機器(14)の配線コー ド類を処理するための2つの配線処理孔(8)(8)が形成されている。なお、配線 処理孔(8)は1つでもよい。
【0014】 かくして、幕板(5)と両脚(2)(2)とにより後方に向って開口する電子機器(1 4)を収容する箱状収容部(B)が形成されている。
【0015】 (9)は、平面視L字形状の機器取付板であって、この機器取付板(9)における 左右方向を向く長尺の矩形をなす電子機器(14)を取付けるための取付板(9a)の後 面には、断面逆ほぼU字形状の平行な2本のレール(10)が上下に、所定間隔を隔 てて固着されている。
【0016】 図4に示すように、レール(10)の頂面(10a)端部には孔(11)が穿設されている 。また、機器取付板(9)の取付板(9a)には、孔(11)に合致する孔(12)が穿設され ている。
【0017】 図4に示すように、これらの孔(11)(12)に対し、ボルト(13)をレール(10)にお ける頂面(10a)の前面側から挿通し、ボルト(13)の先端部を、電子機器(14)内に 配設したナット(15)に螺合することにより、電子機器(14)は機器取付板(9)の後 面に取付けられている。(14a)は、電子機器(14)内に設けられた放熱用ファンで ある。
【0018】 機器取付板(9)における前後方向を向く短尺の枢支片(9b)の後端上下面には、 ねじ孔(16)(16)が刻設されている。
【0019】 このねじ孔(16)(16)と、後方から見て左側に位置する脚(2)の内側面の上下に 各々固着された係止部材(17)の水平孔(18)とに、ヒンジ(19)(19)を上下方向から 2本挿通させることにより、電子機器(14)が取付けられた機器取付板(9)は、収 容部(B)より後方へ向って水平回動自在に枢支されている。
【0020】 かくして、機器取付板(9)の枢支片(9b)の後端を、収容部(B)の開口付近にお いて、脚(2)に枢支することにより、機器取付板(9)に取付けられた電子機器(1 4)を、収容部(B)より後方へ向って大きく突出させて、収容部(B)内より簡便に 取出すことができる。
【0021】 (20)は、後方から見て右側の脚(2)の内側面下方に固着され、機器取付板(9) の右端下面を係止する支持金具であり、支持金具(20)には、機器取付板(9)の右 下端を案内し易いように、後方へ向って下向き傾斜する案内片(20a)がその後端 に設けられている。
【0022】 (21)は、平面L字形をなし、機器取付板(9)の右端上部を支持する支持金具で あり、脚(2)の内側面における係止部材(17)の上方に固着されている。
【0023】 2本のレール(10)の右端には孔(22)(23)が穿設され、上下の支持金具(20)(21) に穿設された孔(24)(25)と、前記孔(22)(23)とにねじ(35)を螺挿することにより 、機器取付板(9)は脚(2)に取付けられている。
【0024】 (26)は、脚(2)(2)間の後部に設けた背面板であり、その上部中央に穿設した 複数の排気孔(27)の前面側には、電子機器(14)の上面の大半を覆い、下部が開口 する側面視台形状の排気フード(28)が固着されている。 この排気フード(28)に向けて、電子機器(14)内に設けられた放熱ファン(14a) により送風されるので、電子機器(14)内で発生した熱が、排気孔(27)を通って外 部へ効率よく放出される。
【0025】 背面板(26)の前面側下端には、幕板(5)の後端に設けた突縁(5b)と係合する係 止片(29)が、その全長に亘って前方へ向って突設されている。
【0026】 背面板(26)の上部両側には、1対の孔(30)が穿設され、この孔(30)と脚(2)の 上部内側面の上下に設けた1対の止着片(31)に穿設された孔(32)にねじ(33)を螺 挿することにより、背面板(26)は、その上端と天板(1)下面間に若干の間隙を残 して着脱自在に取付けられている。
【0027】 背面板(26)を、背面板(26)の上端と天板(1)下面間に若干の間隙を設けて取付 けることにより、収容部(B)の開口上部には、吸気部(34)が形成されている。
【0028】 上記構成としたことにより、電子機器(14)で発生した熱は、収容部(B)内にこ もることなく、排気フード(28)に入り排気孔(27)を通って外部へ効率よく放出さ れる。この場合、熱は排気フード(28)内を通るので漏れが発生せず、電子機器(1 4)に影響を与えることがないので、電子機器(14)の故障が少ない。
【0029】 また、収容部(B)の開口上部に吸気部(34)が形成されているので、収容部内の 熱はさらに放出され易くなる。
【0030】 電子機器(14)が取付けられた機器取付板(9)は、収容部(B)から後方へ向って 突出可能なように脚(2)に回動自在に枢支され、さらに背面板(26)は脚(2)に着 脱自在に取付けられている。
【0031】 電子機器(14)類の保守点検等の作業を行なう場合には、背面板(26)をまず取り 外し、次に機器取付板(9)を固定しているねじ(35)を外し、その後、枢支片(9b) を把持して後方へ水平回動させることにより、電子機器(14)類を本体(4)の収納 部(B)から簡単に取り出すことができる。したがって、電子機器(14)の取替え作 業等を簡単かつ容易に行なうことができる。
【0032】
【考案の効果】 本考案は下記の効果を奏する。 (a) 天板下面の左右に設けた脚に、後方に開口する箱状収納部を設け、この 収容部の下面に吸気孔を形成し、収容部の前記開口を閉塞する背面板の上部に排 気孔を形成し、かつ背面板における排気孔の前面側に電子機器の上面を覆う排気 フードを突設したので、電子機器の熱が、箱状収納部にこもることがない。また 、熱は排気フード内を通り、他に漏れたりしないので、収納部内に設けられた電 子機器に、熱の影響を与えず、電子機器の故障が少ない(請求項1)。
【0033】 (b) 収容部内の吸気孔の上部と排気孔の前下部間に収容されている電子機器 の熱が、排気孔の前面側に突設されている電子機器の上面を覆う排気フードによ り集中されて、排気孔より排気されるので、排気孔を小径に、かつ要所に少数設 ければ良い。また、排気孔が少ないと内部の電子機器が見えることもなく、体裁 が良い(請求項1、2)。
【0034】 (c) 電子機器の上部を覆う排気フードが、電子機器の上部に設けられている 放熱ファンのモータ音を蓋して、執務者の耳障りとなるのを減少させる(請求項 1、2)。
【0035】 (d) 背面板の上端と天板下面間に若干の間隙を設け、収容部内の開口上部に 吸気部を形成しているので、収容部内の熱がさらに減少される。また、この吸気 部より流入する塵埃等が電子機器の上面に堆積することを、電子機器の上部を排 気フードが覆うことで防止し、電子機器や、その上部の放熱ファン、モータ等に 故障を生じることもない(請求項3)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を備える電子機器収容机の分
解斜視図である。
【図2】同じく机本体に幕板を取付けた状態を示す背面
斜視図である。
【図3】同じく机本体に機器取付板を取付けた状態を示
す背面斜視図である。
【図4】図3のIV−IV線に沿って見た図である。
【図5】本考案の机本体に背面板を取付けた状態を示す
背面斜視図である。
【符号の説明】
(A)電子機器収容机 (B)収容部 (1)天板 (2)脚 (3)下部アーム (4)本体 (5)幕板 (5a)底板 (5b)突縁 (6)ねじ (7)吸気孔 (8)配線処理孔 (9)機器取付板 (9a)取付板 (9b)枢支片 (10)レール (10a)頂面 (11)孔 (12)孔 (13)ねじ (14)電子機器 (14a)放熱ファン (15)ナット (16)ねじ孔 (17)係止部材 (18)水平孔 (19)ヒンジ (20)支持金具 (20a)案内片 (21)支持金具 (22)(23)(24)(25)孔 (26)背面板 (27)排気孔 (28)排気フード (29)係止片 (30)孔 (31)止着片 (32)孔 (33)ねじ (34)吸気部 (35)ねじ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板下面の左右に設けた脚または袖箱間
    に、後方に開口する箱状収容部を形成し、この収容部の
    下部に吸気孔を形成するとともに、収容部の前記開口部
    を閉塞する背面板の上部に排気孔を形成し、前記収容部
    内の前記吸気孔の上部と排気孔の前下部との間に電子機
    器を収容し、かつ背面板における排気孔の前面側に、電
    子機器の上面を覆う排気フードを突設したことを特徴と
    する電子機器収容机の放熱装置。
  2. 【請求項2】 電子機器に、その上部に排気フードに向
    けて送風する放熱ファンを設けた請求項1に記載の電子
    機器収容机の放熱装置。
  3. 【請求項3】 背面板を、その上端と天板下面間に若干
    の間隙を有して取付けることにより、収容部の開口上部
    に吸気部を形成してなる請求項1または2記載の電子機
    器収容机の放熱装置。
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