JP2005026372A - ラックマウント型機器収納箱 - Google Patents

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Abstract

【課題】機器のメンテナンスや配線の作業性が良好なラックマウント型機器収納箱を提供する。
【解決手段】ラックマウント型機器収納箱1は、前面に開口2を有する箱体本体3と、箱体本体3の開口2を開閉自在に施蓋する扉体4と、箱体本体3の内部に配設され、機器5を支持するマウントアングル6と、マウントアングル6を前後動可能に支持して箱体本体3に固定する固定部材7とで構成する。マウントアングル6と固定部材7は略コ字状に形成され、固定部材7にマウントアングル6が嵌挿するようになっている。固定部材7の側板部の長孔27にローレットネジ31を挿通させてマウントアングル6に螺着し、マウントアングル6をスライドさせた際に抜け落ちないようにしている。機器5のメンテナンスや配線を行う場合はマウントアングル6を箱体本体3から引き出した状態で行う。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、通信機器や電子機器等の各種機器の前面を側方に向けてマウントアングルに支持して収納する屋外用のラックマウント型機器収納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常、通信機器や電子機器等の各種機器の前面を側方に向けてマウントアングルに支持して収納するラックマウント型機器収納箱は、機器のメンテナンスや配線作業がしやすいように前面と側面の両方が開放する構造になっている(例えば、特許文献1参照。)。しかしながら、この形状の機器収納箱では屋外に設置する場合に防水が困難であり、また、高価であるため、前面だけを開口した一般的な屋外用の機器収納箱が用いられる。(例えば、特許文献2参照。)。この機器収納箱に機器を収納するには、図3に示すように箱体本体103の背板に設けられた木板113に略コ字状のマウントアングル106を取付ネジ129によって螺着固定し、このマウントアングル106の側面板117の取付片118に機器105の前面が箱体本体103の側方を向くようにし、上面が箱体本体103の前方を向くようにしてフランジ部114を当接させ、フランジ部114の取り付け孔115にネジ134を挿通させて取付片118の取付孔119に螺着して取り付けていた。
【0003】
【特許文献1】
特開2001−313478号公報(第1頁、第1図)
【特許文献2】
特許第3278345号公報(第1図)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
機器は前面又は背面で配線や操作を行うため、従来のラックマウント型機器収納箱では機器の全周が箱体で覆われているので作業スペースが狭く、機器設置後のメンテナンスや配線作業が非常にしづらいという欠点があった。
【0005】
そこで上記問題点に鑑み、本発明の目的は、機器のメンテナンスや配線の作業性が良好なラックマウント型機器収納箱を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、前面に開口を有する箱体本体と、箱体本体の開口を開閉自在に施蓋する扉体と、箱体本体の内部に配設され、機器の前面を側方に向けて支持するマウントアングルとを備えたラックマウント型機器収納箱において、マウントアングルを前後動可能に固定部材に設けたことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】
ラックマウント型機器収納箱は、前面に開口を有する箱体本体と、箱体本体の開口を開閉自在に施蓋する扉体と、箱体本体の内部に配設され、機器の前面を側方に向けて支持するマウントアングルと、マウントアングルを前後動可能に支持して箱体本体に固定する固定部材とで構成する。
【0008】
【実施例】
本発明に係るラックマウント型機器収納箱の実施例を図1〜図3の添付図面に基づいて説明する。
【0009】
ラックマウント型機器収納箱1は、前面に開口2を有する箱体本体3と、箱体本体3の開口2を開閉自在に施蓋する扉体4と、箱体本体3の内部に配設され、機器5を支持するマウントアングル6と、マウントアングル6を前後動可能に支持して箱体本体3に固定する固定部材7とで構成している。
【0010】
箱体本体3は、天板8と、底板9と、左右側板10と、背板11とで形成し、開口2の全周が外側方向に折り返されて水切り部12が形成され、扉体4が水切り部12の長手方向端部に蝶着されて屋外で使用できるようになっている。箱体本体3の内部の背板11には木板13が取り付けられている。
【0011】
マウントアングル6に取り付けられる機器5は、例えば、ハブやルータやブリッジ等の通信機器やネットワーク環境監視装置等の電子機器であり、これらの機器5は前面両端から張り出したフランジ部14に取り付け孔15が2つずつ穿設され、この取り付け孔15間の寸法はEIA規格によって定められている。
【0012】
マウントアングル6は、長方形状の背面板16の短手方向両辺を折曲して機器の左右側面を挟み込むように側面板17を形成し、側面板17の長手方向両辺を内側方向に折曲して取付片18を形成し、この取付片18の長手方向にEIA規格に準拠した多数の取付孔19を穿設している。側面板17の先端は張出部20が外側方向に折曲形成され、中央に挿通孔21が穿設されている。また、背面板16の長手方向両辺は強度を確保するために内側に折曲形成されている。
【0013】
固定部材7はマウントアングル6が嵌まるように背板部22と側板部23とで略コ字状に形成され、側板部23の長手方向両辺はマウントアングル6の取付片18の外面に摺接するように案内片24が内側方向に折曲形成されている。また、側板部23の先端は外側方向に張出部25が折曲形成され、マウントアングル6の挿通孔21と対向する位置にネジ孔26が穿設されている。側板部23の中央部は長手方向に平行な2本の長孔27が形成されている。また、背板部22の長手方向両辺は強度を確保するために内側に折曲形成され、背板部22の4隅には取付片部28が突設されている。取付片部28は取付ネジ29が挿通するためのネジ挿通孔30が穿設されている。
【0014】
こうして形成した固定部材7にマウントアングル6を嵌挿させ、固定部材7の長孔27にローレットネジ31を挿通させてマウントアングル6の側面板17に穿設されたネジ穴32に螺着してマウントアングル6を前後動可能に設ける。マウントアングル6を押し込み、固定部材7の張出部25とマウントアングル6の張出部20を当接させて挿通孔21に固定ネジ33を挿通させてネジ孔26に螺着することによりマウントアングル6は固定される。固定部材7は取付片部28のネジ挿通孔30に取付ネジ29を挿通させて木板13に螺着することにより固定される。
【0015】
機器5をマウントアングル6に取り付けるには、固定ネジ33を取り外し、そして、ローレットネジ31を緩めてマウントアングル6を手前に引き出す。マウントアングル6は引き出した際にローレットネジ31が長孔27の端部に当たって抜け落ちないようになっている。この状態で機器5の前面を箱体本体3の右側方又は左側方にして機器5の天面又は底面を箱体本体3の前方にしてマウントアングル6の取付片18に機器5のフランジ部14を当接させ、フランジ部14の取り付け孔15にネジ34を挿通させて取付片18の取付孔19に螺着して取り付ける。マウントアングル6は箱体本体3の開口2の外に出るので取り付け作業がしやすく、また、設置後のメンテナンスや配線の作業もしやすい。作業が完了したらマウントアングル6を押し込み、固定ネジ33で固定しておく。
【0016】
尚、本実施例において、マウントアングルと固定部材を縦向きに取り付けて機器の前面が箱体本体の右側方又は左側方となるように支持したが、マウントアングルと固定部材を横向きに取り付けて機器の前面が上側方又は下側方となるように支持しても良い。また、箱体本体の背板に木板を取り付けて固定部材を固定するようにしたが、木板に替わってレールや金属板を用いても良いし、マウントアングルを固定部材に固定する際に固定ネジを用いたが、ラッチ等の固定部材を用いてもよく、また、マウントアングルをEIA規格に準拠するように形成したが、JIS規格等の他の規格や任意の寸法に形成する等、ラックマウント型機器収納箱の形状及び構成について本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜に変更して実施することも可能である。
【0017】
【発明の効果】
以上説明したように、前面に開口を有する箱体本体と、箱体本体の開口を開閉自在に施蓋する扉体と、箱体本体の内部に配設され、機器の前面を側方に向けて支持するマウントアングルとを備えたラックマウント型機器収納箱において、マウントアングルを前後動可能に固定部材に設けたことにより、機器のメンテナンスや配線の作業性が格段に向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラックマウント型機器収納箱の斜視図である。
【図2】本発明に係るラックマウント型機器収納箱の分解斜視図である。
【図3】従来のラックマウント型機器収納箱の分解斜視図である。
【符号の説明】
1…ラックマウント型機器収納箱
2…開口
3…箱体本体
4…扉体
5…機器
6…マウントアングル
7…固定部材

Claims (1)

  1. 前面に開口を有する箱体本体と、該箱体本体の開口を開閉自在に施蓋する扉体と、前記箱体本体の内部に配設され、機器の前面を側方に向けて支持するマウントアングルとを備えたラックマウント型機器収納箱において、前記マウントアングルを前後動可能に固定部材に設けたことを特徴とするラックマウント型機器収納箱。
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