JP2007294683A - キャビネット - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な構造で通線口を必要とする場合、しない場合の使い分けができるキャビネットを提供する。
【解決手段】機器へ配線するための通線口2をキャビネット1に設け、通線口2は略矩形の開口部2aと開口部に二ヶ所の通線部2bを延設すると共に、通線口2の上下端部近傍にそれぞれ固定穴3a、3bを形成し、通線口2はカバー5により施蓋可能で、カバー5は通線口2端縁に引っ掛け可能である引っ掛け部5bを段曲げ加工した板で構成され、キャビネット1に設けた固定穴3a、3bに対向する位置に取り付け穴6を設け、キャビネット1へ通線の必要がある場合には、通線口2の下端部に引っ掛け部5bを引っ掛け、固定穴3aと取り付け穴6にそれぞれ固定ねじ7を挿通し固定可能とし、キャビネット1へ通線の必要がない場合には、通線口2の上端部に引っ掛け部5bを引っ掛け、固定穴3bと取り付け穴6にそれぞれ固定ねじ7を挿通し固定可能とする。
【選択図】図3
【解決手段】機器へ配線するための通線口2をキャビネット1に設け、通線口2は略矩形の開口部2aと開口部に二ヶ所の通線部2bを延設すると共に、通線口2の上下端部近傍にそれぞれ固定穴3a、3bを形成し、通線口2はカバー5により施蓋可能で、カバー5は通線口2端縁に引っ掛け可能である引っ掛け部5bを段曲げ加工した板で構成され、キャビネット1に設けた固定穴3a、3bに対向する位置に取り付け穴6を設け、キャビネット1へ通線の必要がある場合には、通線口2の下端部に引っ掛け部5bを引っ掛け、固定穴3aと取り付け穴6にそれぞれ固定ねじ7を挿通し固定可能とし、キャビネット1へ通線の必要がない場合には、通線口2の上端部に引っ掛け部5bを引っ掛け、固定穴3bと取り付け穴6にそれぞれ固定ねじ7を挿通し固定可能とする。
【選択図】図3
Description
本発明は、各種機器を収納するためのキャビネットの通線口に関する。
キャビネットには通線口を設けて、不要の際には、キャップ等を嵌め込んでおき、使用時に外して通線していた。または、ノックアウト形式で、切断線をつけておいて、必要な時に押して抜いていた。
キャビネットに設けた通線口にシートを貼付し、通線する場合にはシートにカッター等で切れ目を入れていた。
カワムララックカタログNo.9 2005年8月1日発行
カワムララックカタログNo.9 2005年8月1日発行
しかしながら、上記従来技術におけるキャップ等を嵌め込む方法のキャビネットでは、通線口として用いる場合、キャップが不要となり廃棄物となる。また、ノックアウト形式の場合も同様、廃棄物がでるという欠点があった。
また、通線口にシートを貼付する方法では、美観を損ねていた。
そこで本発明は、簡単な構造で通線口を必要とする場合、しない場合の使い分けができるキャビネットを提供することを目的とし、その構造は、機器へ配線するための通線口をキャビネットに設け、通線口は略矩形の開口部と開口部に二ヶ所の通線部を延設すると共に、通線口の上下端部近傍にそれぞれ固定穴を形成し、通線口はカバーにより施蓋可能で、カバーは通線口端縁に引っ掛け可能である引っ掛け部を段曲げ加工した板で構成され、キャビネットに設けた固定穴に対向する位置に取り付け穴を設け、キャビネットへ通線の必要がある場合には、通線口の下端部に引っ掛け部を引っ掛け、固定穴と取り付け穴にそれぞれ固定ねじを挿通し固定可能とし、キャビネットへ通線の必要がない場合には、通線口の上端部に引っ掛け部を引っ掛け、固定穴と取り付け穴にそれぞれ固定ねじを挿通し固定可能とすることを特徴とする。
本発明に係るキャビネットは、機器へ配線するための通線口をキャビネットに設け、通線口は略矩形の開口部と開口部に二ヶ所の通線部を延設すると共に、通線口の上下端部近傍にそれぞれ固定穴を形成し、通線口はカバーにより施蓋可能で、カバーは通線口端縁に引っ掛け可能である引っ掛け部を段曲げ加工した板で構成され、キャビネットに設けた固定穴に対向する位置に取り付け穴を設け、キャビネットへ通線の必要がある場合には、通線口の下端部に引っ掛け部を引っ掛け、固定穴と取り付け穴にそれぞれ固定ねじを挿通し固定可能とし、キャビネットへ通線の必要がない場合には、通線口の上端部に引っ掛け部を引っ掛け、固定穴と取り付け穴にそれぞれ固定ねじを挿通し固定可能とするため、キャップ等、別部品を廃棄する必要もなく通線口を設けたり塞いだり選択できる。また、通線口には加工が不要である。
本発明に係るキャビネットの構造を図1〜図5の添付図面に基づいて説明する。
本発明に係るキャビネット1は、機器等を収納し、これらの機器の電源や通信に用いる配線のために通線口2が設けられる。通線口2の形状は、略矩形の開口部2aに下部を二ヶ所に分けられた通線部2bを設け、通線口2の上端部近傍に固定穴3aを設ける。また、通線部2bを二ヶ所に分ける支持部4にも固定穴3bを設ける。
通線口2はカバー5で施蓋される構造である。カバー5の取り付け方向により通線口2を通線用に使う場合と、通線口2が不要で完全に塞いで使う場合とに対応できる。カバー5は通線口2の開口部2aを施蓋する施蓋部5aと施蓋部5aに段曲げ加工により引っ掛け部5bを形成して構成される。施蓋部5aには、キャビネット1に設けられた固定穴3に対向する位置に取り付け穴6を設ける。
キャビネット1内部への配線の必要がない場合は、キャビネット1に設けた通線口2を塞いで用いる。カバー5で通線口2全体を施蓋する。カバー5に設けられた引っ掛け部5bを、通線口2の下端部に当たる支持部4に引っ掛け、通線口2の上側に設けられた固定穴3aとキャビネット1に設けられた取り付け穴6を対向させ、固定ねじ7を挿通し締め付け固定する。
キャビネット1内部へ配線する場合には、キャビネット1に設けた通線口2の通線部2bを開けた状態で、開口部2aをカバー5で施蓋する。通線口2を塞ぐ場合と同じカバー5の引っ掛け部5bを通線口2の上端部に引っ掛け、通線口2の下側に設けられた固定穴3bとキャビネット1に設けられた取り付け穴6を対向させ、固定ねじ7を挿通し締め付け固定する。このとき、通線部2bは二ヶ所に分けられているので、キャビネット1内部に引き込む線が、例えば電源線と通信線と二種類ある場合に、線の種類により分けて通線が可能である。電源線と通信線は分離させて配置することで、通信線へ電源線からのノイズが影響しにくくなる。
カバー5は同じものを用いて、通線口2を用いたり、通線口2が不要のときに塞いだり、使い分けができる構造である。キャビネット1には通線口2を設け、カバー5の取り付け方を変更することで使用方法を変更する。そのため、通線口2の加工がその都度必要なく、また、通線口2を設けることで廃棄物が発生することもない。
通線のためのスペースが、通線口2の通線部2aでは足りない場合には、カバー5を取り外し通線口2を大きく使用することも可能である。
1 キャビネット
2 通線口
3a 固定穴
3b 固定穴
4 支持部
5 カバー
5a 施蓋部
5b 引っ掛け部
6 取り付け穴
7 固定ねじ
2 通線口
3a 固定穴
3b 固定穴
4 支持部
5 カバー
5a 施蓋部
5b 引っ掛け部
6 取り付け穴
7 固定ねじ
Claims (1)
- 各種機器を収納するためのキャビネットにおいて、前記機器へ配線するための通線口を前記キャビネットに設け、前記通線口は略矩形の開口部と該開口部に二ヶ所の通線部を延設すると共に、前記通線口の上下端部近傍にそれぞれ固定穴を形成し、該通線口はカバーにより施蓋可能で、該カバーは前記通線口端縁に引っ掛け可能である引っ掛け部を段曲げ加工した板で構成され、前記キャビネットに設けた固定穴に対向する位置に取り付け穴を設け、前記キャビネットへ通線の必要がある場合には、前記通線口の下端部に前記引っ掛け部を引っ掛け、前記固定穴と取り付け穴にそれぞれ固定ねじを挿通し固定可能とし、前記キャビネットへ通線の必要がない場合には、前記通線口の上端部に前記引っ掛け部を引っ掛け、前記固定穴と取り付け穴にそれぞれ固定ねじを挿通し固定可能とすることを特徴とするキャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006120886A JP2007294683A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006120886A JP2007294683A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | キャビネット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007294683A true JP2007294683A (ja) | 2007-11-08 |
Family
ID=38765002
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006120886A Pending JP2007294683A (ja) | 2006-04-25 | 2006-04-25 | キャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007294683A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009303371A (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-24 | Kawamoto Densan Kk | ポンプ制御用電装箱 |
JP7451316B2 (ja) | 2020-06-15 | 2024-03-18 | 河村電器産業株式会社 | 電気機器収納用箱体 |
-
2006
- 2006-04-25 JP JP2006120886A patent/JP2007294683A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2009303371A (ja) * | 2008-06-12 | 2009-12-24 | Kawamoto Densan Kk | ポンプ制御用電装箱 |
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