JPH10127386A - 収納キャビネット - Google Patents
収納キャビネットInfo
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- JPH10127386A JPH10127386A JP29160996A JP29160996A JPH10127386A JP H10127386 A JPH10127386 A JP H10127386A JP 29160996 A JP29160996 A JP 29160996A JP 29160996 A JP29160996 A JP 29160996A JP H10127386 A JPH10127386 A JP H10127386A
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- JP
- Japan
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- cabinet
- storage
- cabinet body
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 常時は閉塞された空間内に電子機器を収納で
きるようにするとともに当該電子機器からの排熱を外部
に放出できるようにすること。また、必要に応じて前記
空間を拡大可能とすること。 【解決手段】 手前側に扉15を備えたキャビネット本
体10,50を設けるとともに、当該キャビネット本体
10,50の側壁12間に配置された棚板24上に電子
機器Wが配置されている。扉15の下部側には空気吸入
路26が形成されている一方、天板14には空気排出路
32が形成され、当該空気排出路32の直下に排気ファ
ン40が配置されている。キャビネット本体10は背板
16を備えている。キャビネット本体50は背板を有し
ないタイプとして形成され、これらの後部を相互に突き
合せて一対配置として利用される。
きるようにするとともに当該電子機器からの排熱を外部
に放出できるようにすること。また、必要に応じて前記
空間を拡大可能とすること。 【解決手段】 手前側に扉15を備えたキャビネット本
体10,50を設けるとともに、当該キャビネット本体
10,50の側壁12間に配置された棚板24上に電子
機器Wが配置されている。扉15の下部側には空気吸入
路26が形成されている一方、天板14には空気排出路
32が形成され、当該空気排出路32の直下に排気ファ
ン40が配置されている。キャビネット本体10は背板
16を備えている。キャビネット本体50は背板を有し
ないタイプとして形成され、これらの後部を相互に突き
合せて一対配置として利用される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は収納キャビネットに
係り、更に詳しくは、内部にコンピュータ、通信機器等
の各種電子機器を収納対象物として収納することに適し
た収納キャビネットに関する。
係り、更に詳しくは、内部にコンピュータ、通信機器等
の各種電子機器を収納対象物として収納することに適し
た収納キャビネットに関する。
【0002】
【従来の技術】コンピュータや通信技術の飛躍的発展に
伴い、近時のオフィス等においては、各種コンピュータ
や通信機器等の電子機器がオフィス内に配置されてい
る。これら電子機器の一般的な配置形態としては、机の
上に積み重ねたり、専用のラックに収納する他、いわゆ
るパソコンラックを用いて多段型に配置すること等が行
われている。
伴い、近時のオフィス等においては、各種コンピュータ
や通信機器等の電子機器がオフィス内に配置されてい
る。これら電子機器の一般的な配置形態としては、机の
上に積み重ねたり、専用のラックに収納する他、いわゆ
るパソコンラックを用いて多段型に配置すること等が行
われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな配置形態では、オフィス空間内がすっきりとした美
観を得ることができない。すなわち、コンピュータや通
信機器等は、それぞれのデザインや大きさが多種多用で
あるとともに、電源ケーブル、通信ケーブル等の配線の
引き回しも不可避であるため、机の上やラックに電子機
器を配置した場合には、それらがむき出しの状態となる
のが通常であり、全体として煩雑な感じを与えるという
不都合をもたらす。しかも、このような配置態様にあっ
ては、防塵対策も全く講じられておらず、少なからずコ
ンピュータ等への悪影響をもたらすという不都合があ
る。
うな配置形態では、オフィス空間内がすっきりとした美
観を得ることができない。すなわち、コンピュータや通
信機器等は、それぞれのデザインや大きさが多種多用で
あるとともに、電源ケーブル、通信ケーブル等の配線の
引き回しも不可避であるため、机の上やラックに電子機
器を配置した場合には、それらがむき出しの状態となる
のが通常であり、全体として煩雑な感じを与えるという
不都合をもたらす。しかも、このような配置態様にあっ
ては、防塵対策も全く講じられておらず、少なからずコ
ンピュータ等への悪影響をもたらすという不都合があ
る。
【0004】
【発明の目的】本発明は、このような従来の不都合に着
目して案出されたものであり、その目的は、コンピュー
タや通信機器等を常時は閉塞された空間内に収納すると
ともに、当該空間内の雰囲気温度もオフィス内の温度と
比べて極端に昇温させることのない収納キャビネットを
提供することにある。
目して案出されたものであり、その目的は、コンピュー
タや通信機器等を常時は閉塞された空間内に収納すると
ともに、当該空間内の雰囲気温度もオフィス内の温度と
比べて極端に昇温させることのない収納キャビネットを
提供することにある。
【0005】また、本発明の他の目的は、収納対象物の
大きさに対応して収納空間を任意に拡大することのでき
る収納キャビネットを提供することにある。
大きさに対応して収納空間を任意に拡大することのでき
る収納キャビネットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、内部に所定の収納空間を備えたキャビネ
ット本体と、このキャビネット本体内に配置される棚板
とを備えた略閉塞タイプの収納キャビネットにおいて、
前記キャビネット本体に空気吸入路を設けるとともに、
当該空気吸入路よりも上部位置に空気排出路とを設け
る、という構成を採っている。このような構成とするこ
とにより、電子機器から生ずる排熱は熱の対流現象によ
って空気排出路から排出することができ、閉塞構造とし
ても内部温度が極端に上昇することはない。また、キャ
ビネット本体は常時は閉塞タイプとして用いられるた
め、防塵対策も併せて講ずることができ、収納対象物と
しての電子機器への前記悪影響を排除することができ
る。
め、本発明は、内部に所定の収納空間を備えたキャビネ
ット本体と、このキャビネット本体内に配置される棚板
とを備えた略閉塞タイプの収納キャビネットにおいて、
前記キャビネット本体に空気吸入路を設けるとともに、
当該空気吸入路よりも上部位置に空気排出路とを設け
る、という構成を採っている。このような構成とするこ
とにより、電子機器から生ずる排熱は熱の対流現象によ
って空気排出路から排出することができ、閉塞構造とし
ても内部温度が極端に上昇することはない。また、キャ
ビネット本体は常時は閉塞タイプとして用いられるた
め、防塵対策も併せて講ずることができ、収納対象物と
しての電子機器への前記悪影響を排除することができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明におけるキャビネット本体
内には、前記空気排出路に臨んで排気ファンを配置する
ことが好ましい。これにより、キャビネット本体内への
空気吸入を促進する一方で、キャビネット本体内の排熱
を積極的に放出することができ、当該キャビネット本体
内の雰囲気温度をオフィス温度と同程度に維持すること
ができる。
内には、前記空気排出路に臨んで排気ファンを配置する
ことが好ましい。これにより、キャビネット本体内への
空気吸入を促進する一方で、キャビネット本体内の排熱
を積極的に放出することができ、当該キャビネット本体
内の雰囲気温度をオフィス温度と同程度に維持すること
ができる。
【0008】また、前記キャビネット本体の底壁に配線
引き回し穴が形成される、という構成も併せて採用する
とよい。このような構成とすれば、近時普及しつつある
ように、床面下に敷設されるフリーアクセスフロアとの
併用が実現でき、床面上に配線が一切表れることを回避
して外観上の体裁を向上させることができる。
引き回し穴が形成される、という構成も併せて採用する
とよい。このような構成とすれば、近時普及しつつある
ように、床面下に敷設されるフリーアクセスフロアとの
併用が実現でき、床面上に配線が一切表れることを回避
して外観上の体裁を向上させることができる。
【0009】また、本発明は、内部に所定の収納空間を
備えたキャビネット本体と、このキャビネット本体内に
配置される棚板とを備えた収納キャビネットにおいて、
前記キャビネット本体は一対のキャビネット本体からな
り、各キャビネット本体は、底壁の両側に連設された一
対の側壁と、これら側壁の上部間に掛け渡された天板
と、前記キャビネット本体の手前側を開閉可能とする扉
とを備えてそれぞれ後部が開放形状に設けられ、各キャ
ビネット本体を背中合せに突き合せた状態で拡大された
収納空間を形成する、という構成も採用することができ
る。このような構成とした場合、単一のキャビネット本
体の収納空間を上回る各種の電子機器収納にも対応する
ことが可能となる。また、この構成では、各キャビネッ
トを分離して使用することもでき、それらの後部を壁面
等に沿わせることによって実質的に閉塞タイプとしての
利用が可能となる。
備えたキャビネット本体と、このキャビネット本体内に
配置される棚板とを備えた収納キャビネットにおいて、
前記キャビネット本体は一対のキャビネット本体からな
り、各キャビネット本体は、底壁の両側に連設された一
対の側壁と、これら側壁の上部間に掛け渡された天板
と、前記キャビネット本体の手前側を開閉可能とする扉
とを備えてそれぞれ後部が開放形状に設けられ、各キャ
ビネット本体を背中合せに突き合せた状態で拡大された
収納空間を形成する、という構成も採用することができ
る。このような構成とした場合、単一のキャビネット本
体の収納空間を上回る各種の電子機器収納にも対応する
ことが可能となる。また、この構成では、各キャビネッ
トを分離して使用することもでき、それらの後部を壁面
等に沿わせることによって実質的に閉塞タイプとしての
利用が可能となる。
【0010】なお、前記背中合せに突き合されるタイプ
の収納キャビネットにおいても、空気吸入路及び当該空
気吸入路よりも上部位置となる空気排出路を設けるとと
もに、当該空気排出路に臨む位置に排気ファンを配置す
ることが好ましい。また、キャビネット本体の底壁に配
線引き回し穴を形成する構成も併せて採用することがで
きる。
の収納キャビネットにおいても、空気吸入路及び当該空
気吸入路よりも上部位置となる空気排出路を設けるとと
もに、当該空気排出路に臨む位置に排気ファンを配置す
ることが好ましい。また、キャビネット本体の底壁に配
線引き回し穴を形成する構成も併せて採用することがで
きる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。
説明する。
【0012】図1ないし図3には、本発明に係る収納キ
ャビネットの第1の実施例が示されている。これらの図
において、収納キャビネットAはキャビネット本体10
を含んで構成されている。このキャビネット本体10
は、底壁11と、この底壁11の左右両側(図1では紙
面直交方向に沿う両側)に連設された一対の側壁12,
12と、これら側壁12の上部間に掛け渡された天板1
4と、各側壁12に一端がヒンジ連結されて他端が自由
端とされた一対の扉15,15と、これら扉15を閉塞
した位置で当該扉15と略平行位置となるように、前記
底壁11、側壁12及び天板14の各後端側に配置され
た背板16とにより構成されている。
ャビネットの第1の実施例が示されている。これらの図
において、収納キャビネットAはキャビネット本体10
を含んで構成されている。このキャビネット本体10
は、底壁11と、この底壁11の左右両側(図1では紙
面直交方向に沿う両側)に連設された一対の側壁12,
12と、これら側壁12の上部間に掛け渡された天板1
4と、各側壁12に一端がヒンジ連結されて他端が自由
端とされた一対の扉15,15と、これら扉15を閉塞
した位置で当該扉15と略平行位置となるように、前記
底壁11、側壁12及び天板14の各後端側に配置され
た背板16とにより構成されている。
【0013】前記底壁11には、図3に示されるよう
に、長手方向に沿って延びる略方形の配線引き回し穴2
0が形成されている。ここで、底壁11の下面外周側に
は、内部が空間となる方形の基台枠21が固定されてお
り、前記配線引き回し穴20は、この基台枠21内に開
放するように設けられ、これによって、床面下に敷設さ
れるフリーアクセスフロアを利用した配線の引き回しが
可能となり、配線を外部に一切見えないようした引き回
しが可能となる。
に、長手方向に沿って延びる略方形の配線引き回し穴2
0が形成されている。ここで、底壁11の下面外周側に
は、内部が空間となる方形の基台枠21が固定されてお
り、前記配線引き回し穴20は、この基台枠21内に開
放するように設けられ、これによって、床面下に敷設さ
れるフリーアクセスフロアを利用した配線の引き回しが
可能となり、配線を外部に一切見えないようした引き回
しが可能となる。
【0014】前記側壁12の各内面側には、上下方向に
沿って略等間隔に設けられたスリット22が形成され、
これらのスリット22には、棚板24の両端に設けられ
た図示しないフックが係脱自在に設けられ、これによ
り、棚板24が高さ位置調整可能に配置されている。こ
こで、棚板24は、図1に示されるように、その奥行幅
が側壁12の奥行幅よりも小さく設けられており、収納
対象物である電子機器Wの配線を垂れ下げることのでき
る空間が前後にそれぞれ確保されている。
沿って略等間隔に設けられたスリット22が形成され、
これらのスリット22には、棚板24の両端に設けられ
た図示しないフックが係脱自在に設けられ、これによ
り、棚板24が高さ位置調整可能に配置されている。こ
こで、棚板24は、図1に示されるように、その奥行幅
が側壁12の奥行幅よりも小さく設けられており、収納
対象物である電子機器Wの配線を垂れ下げることのでき
る空間が前後にそれぞれ確保されている。
【0015】前記扉15,15には、それらの下部領域
に横方向に延びる空気吸入路26が形成されている。こ
れらの空気吸入路26は、空気流入効率を低下させるこ
となく一定程度のフィルター効果を図ることができるメ
ッシュが採用される他、扉15に予め穴を穿設してお
き、この穴にメッシュ部材を嵌め込むことによって構成
されている。
に横方向に延びる空気吸入路26が形成されている。こ
れらの空気吸入路26は、空気流入効率を低下させるこ
となく一定程度のフィルター効果を図ることができるメ
ッシュが採用される他、扉15に予め穴を穿設してお
き、この穴にメッシュ部材を嵌め込むことによって構成
されている。
【0016】この一方、前記天板14の奥行側後部には
穴30が形成され、この穴30の内側領域が空気排出路
32として形成されている。この空気排出路32は、長
手方向に延びる細長いフレーム枠34にメッシュ35を
張設して形成されており、このフレーム枠34の長手方
向両端には把手37,37が形成され、これらの把手3
7を掴んで前記穴30内に着脱自在となっている。
穴30が形成され、この穴30の内側領域が空気排出路
32として形成されている。この空気排出路32は、長
手方向に延びる細長いフレーム枠34にメッシュ35を
張設して形成されており、このフレーム枠34の長手方
向両端には把手37,37が形成され、これらの把手3
7を掴んで前記穴30内に着脱自在となっている。
【0017】前記キャビネット本体10内には、図1中
二点鎖線で示されるように、前記空気排出路32に臨む
直下位置に排気ファン40が配置されている。この排気
ファン40は適宜な支持ブラケット41を介して固定さ
れている。また、ここでは図示省略しているが、排気フ
ァン40の送風口は空気排出路32に向けられており、
図1に示される矢印に沿って空気の流れを生じさせるよ
うに設けられている。なお、排気ファン40は空気排出
路32に沿って延びる細長い旋回羽根を周方向に配設し
たタイプのものが用いられているが、排気効率が一定程
度に達成される限り、種々のタイプの排気ファンを採用
することができる。この場合、空気排出路32の大き
さ、すなわち平面サイズは用いられる排気ファン40と
の相対関係によって決定すればよい。
二点鎖線で示されるように、前記空気排出路32に臨む
直下位置に排気ファン40が配置されている。この排気
ファン40は適宜な支持ブラケット41を介して固定さ
れている。また、ここでは図示省略しているが、排気フ
ァン40の送風口は空気排出路32に向けられており、
図1に示される矢印に沿って空気の流れを生じさせるよ
うに設けられている。なお、排気ファン40は空気排出
路32に沿って延びる細長い旋回羽根を周方向に配設し
たタイプのものが用いられているが、排気効率が一定程
度に達成される限り、種々のタイプの排気ファンを採用
することができる。この場合、空気排出路32の大き
さ、すなわち平面サイズは用いられる排気ファン40と
の相対関係によって決定すればよい。
【0018】また、前記扉15の上端は天板14の下面
よりも若干下方位置を終端として形成されており、この
天板14と扉15の上端との間には、当該扉15の開閉
を妨げない位置で前後にスライド可能な引き出し43が
配置されている。そして、この引き出し43の上面側に
図示しないキーボードが載置可能となっている。なお、
図示省略しているが、引き出し43の奥行幅は、当該引
き出し43の奥行側端部が前記排気ファン40若しくは
支持ブラケット41に当接しない位置となるように設定
され、これにより、引き出し43の奥行側から図示しな
いケーブルを垂れ下げて、棚板24上の電子機器Wとの
接続が可能となっている。
よりも若干下方位置を終端として形成されており、この
天板14と扉15の上端との間には、当該扉15の開閉
を妨げない位置で前後にスライド可能な引き出し43が
配置されている。そして、この引き出し43の上面側に
図示しないキーボードが載置可能となっている。なお、
図示省略しているが、引き出し43の奥行幅は、当該引
き出し43の奥行側端部が前記排気ファン40若しくは
支持ブラケット41に当接しない位置となるように設定
され、これにより、引き出し43の奥行側から図示しな
いケーブルを垂れ下げて、棚板24上の電子機器Wとの
接続が可能となっている。
【0019】以上の構成において、収納キャビネットA
は、例えば、オフィス内の適当なフロア面上において、
壁面等から離れた任意の位置に設置して利用される。ま
た、キャビネット本体10内の棚板24上に各種の電子
機器Wが配置される。そして、これらの電子機器Wから
延出するケーブルCは、図1及び図3に示されるよう
に、前記背板16と棚板24との間の隙間を通して下方
に垂下され、前記配線引き回し穴20から床下に導出す
ることができる。
は、例えば、オフィス内の適当なフロア面上において、
壁面等から離れた任意の位置に設置して利用される。ま
た、キャビネット本体10内の棚板24上に各種の電子
機器Wが配置される。そして、これらの電子機器Wから
延出するケーブルCは、図1及び図3に示されるよう
に、前記背板16と棚板24との間の隙間を通して下方
に垂下され、前記配線引き回し穴20から床下に導出す
ることができる。
【0020】従って、このような実施例によれば、収納
キャビネットA内に収納された電子機器Wを略閉塞され
た空間内に収めることができ、オフィス空間内における
外観上の体裁を良好に維持若しくは改善することができ
る。
キャビネットA内に収納された電子機器Wを略閉塞され
た空間内に収めることができ、オフィス空間内における
外観上の体裁を良好に維持若しくは改善することができ
る。
【0021】次に、本発明に係る収納キャビネットの第
2の実施例について、図4ないし図6を参照しながら説
明する。なお、以下の説明において、前記第1の実施例
と同一若しくは同等の構成部分については同一符合を用
いるものとし、説明を省略若しくは簡略にする。
2の実施例について、図4ないし図6を参照しながら説
明する。なお、以下の説明において、前記第1の実施例
と同一若しくは同等の構成部分については同一符合を用
いるものとし、説明を省略若しくは簡略にする。
【0022】この第2の実施例における収納キャビネッ
トBは、一対のキャビネット本体50を突き合せて用い
るように構成した点に特徴を有する。すなわち、前記第
1の実施例におけるキャビネット本体10は背板16を
備えて構成されているのに対し、第2の実施例では、背
板16を用いることなく後部開放形状として構成されて
いる。従って、図5及び図6に示されるように、各キャ
ビネット本体50の後部を相互に突き合せて配置するこ
とで、各キャビネット本体50の内部空間が二倍となる
ように連通することとなる。そして、このような構成に
より、図4中、二点鎖線で示されるように、各キャビネ
ット本体50内に配置された棚板24を跨がるように電
子機器Wを載置することができる。その他の構成は、前
記第1の実施例と実質的に同一である。
トBは、一対のキャビネット本体50を突き合せて用い
るように構成した点に特徴を有する。すなわち、前記第
1の実施例におけるキャビネット本体10は背板16を
備えて構成されているのに対し、第2の実施例では、背
板16を用いることなく後部開放形状として構成されて
いる。従って、図5及び図6に示されるように、各キャ
ビネット本体50の後部を相互に突き合せて配置するこ
とで、各キャビネット本体50の内部空間が二倍となる
ように連通することとなる。そして、このような構成に
より、図4中、二点鎖線で示されるように、各キャビネ
ット本体50内に配置された棚板24を跨がるように電
子機器Wを載置することができる。その他の構成は、前
記第1の実施例と実質的に同一である。
【0023】このような第2の実施例によれば、前記第
1の実施例で得られる効果はもとより達成できる他、単
一のキャビネット本体50内に収納不可能な奥行幅を備
えた電子機器Wの収納も可能になるという格別の効果を
付加することができる。しかも、第2の実施例における
キャビネット本体50は、後部を壁面に押し付けるよう
にセパレートタイプとして配置することもでき、この場
合には、略閉塞タイプとしての利用が可能となり、使い
方の任意性を備えた汎用性をも付与することができる。
1の実施例で得られる効果はもとより達成できる他、単
一のキャビネット本体50内に収納不可能な奥行幅を備
えた電子機器Wの収納も可能になるという格別の効果を
付加することができる。しかも、第2の実施例における
キャビネット本体50は、後部を壁面に押し付けるよう
にセパレートタイプとして配置することもでき、この場
合には、略閉塞タイプとしての利用が可能となり、使い
方の任意性を備えた汎用性をも付与することができる。
【0024】なお、前記各実施例において、空気吸入路
26は扉15に設けた場合を図示、説明したが、本発明
はこれに限定されるものでなく、側板12或いは背板1
6に設けることもできる。また、空気排出路32は、天
板14以外の領域に設けることも勿論可能である。要す
るに、本発明は、空気排出路32が少なくとも空気吸入
路26よりも上方位置であって、排熱の放出が効率的に
行われる限りにおいて任意の位置に形成することができ
る。
26は扉15に設けた場合を図示、説明したが、本発明
はこれに限定されるものでなく、側板12或いは背板1
6に設けることもできる。また、空気排出路32は、天
板14以外の領域に設けることも勿論可能である。要す
るに、本発明は、空気排出路32が少なくとも空気吸入
路26よりも上方位置であって、排熱の放出が効率的に
行われる限りにおいて任意の位置に形成することができ
る。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
キャビネット本体に空気吸入路を設ける一方、これより
上部位置に空気排出路を設けたから、電子機器の排熱を
空気排出路から排出することができ、閉塞状態としてキ
ャビネットを使用しても内部温度が極端に上昇するを防
止することができ、且つ、防塵対策を講じて電子機器等
の収納対象物への悪影響を排除できるという効果を得
る。
キャビネット本体に空気吸入路を設ける一方、これより
上部位置に空気排出路を設けたから、電子機器の排熱を
空気排出路から排出することができ、閉塞状態としてキ
ャビネットを使用しても内部温度が極端に上昇するを防
止することができ、且つ、防塵対策を講じて電子機器等
の収納対象物への悪影響を排除できるという効果を得
る。
【0026】また、前記空気排出路に臨む位置に排気フ
ァンを配置した構成により、キャビネット本体内への空
気吸入を促進する一方で、キャビネット本体内の排熱を
積極的に放出することができ、当該キャビネット本体内
の雰囲気温度をオフィス温度と同程度に維持することが
できる。
ァンを配置した構成により、キャビネット本体内への空
気吸入を促進する一方で、キャビネット本体内の排熱を
積極的に放出することができ、当該キャビネット本体内
の雰囲気温度をオフィス温度と同程度に維持することが
できる。
【0027】更に、前記キャビネット本体の底壁に配線
引き回し穴を形成した場合には、床面内を通して配線の
引き回しを行うことが可能となり、外観上の体裁を良好
に保つことができる。しかも、このような構成では、床
面に配線が露出しないようにすることができる結果、当
該配線に足を引っ掛けて断線する等の虞も回避可能とな
る。
引き回し穴を形成した場合には、床面内を通して配線の
引き回しを行うことが可能となり、外観上の体裁を良好
に保つことができる。しかも、このような構成では、床
面に配線が露出しないようにすることができる結果、当
該配線に足を引っ掛けて断線する等の虞も回避可能とな
る。
【0028】また、本発明は、後部開放形状となる一対
のキャビネット本体を用いるとともに、各キャビネット
本体を背中合せに突き合せた状態で使用可能としたか
ら、二倍の収納空間を備えた収納キャビネットの構築が
でき、単一のキャビネット本体では収納することの困難
な収納対象物も収納可能となり、一層汎用的な利用を図
ることができる。しかも、各キャビネットの扉を開放し
た状態では、前後に突き抜ける空間となり、収納対象物
の設置、保守、点検等も極めて容易に行うことができ
る。
のキャビネット本体を用いるとともに、各キャビネット
本体を背中合せに突き合せた状態で使用可能としたか
ら、二倍の収納空間を備えた収納キャビネットの構築が
でき、単一のキャビネット本体では収納することの困難
な収納対象物も収納可能となり、一層汎用的な利用を図
ることができる。しかも、各キャビネットの扉を開放し
た状態では、前後に突き抜ける空間となり、収納対象物
の設置、保守、点検等も極めて容易に行うことができ
る。
【図1】収納キャビネットの第1の実施例を示す概略側
面図。
面図。
【図2】前記収納キャビネットの閉塞状態における外観
斜視図。
斜視図。
【図3】前記収納キャビネットの開放状態における外観
斜視図。
斜視図。
【図4】収納キャビネットの第2の実施例を示す概略側
面図。
面図。
【図5】図4の収納キャビネットの閉塞状態における外
観斜視図。
観斜視図。
【図6】図4の収納キャビネットの開放状態における外
観斜視図。
観斜視図。
A 収納キャビネット B 収納キャビネット 10 キャビネット本体 11 底壁 14 天板 15 扉 16 背板 20 配線引き回し穴 24 棚板 26 空気吸入路 32 空気排出路 40 排気ファン 50 キャビネット本体
Claims (6)
- 【請求項1】 内部に所定の収納空間を備えたキャビネ
ット本体と、このキャビネット本体内に配置される棚板
とを備えた略閉塞タイプの収納キャビネットにおいて、
前記キャビネット本体に空気吸入路を設ける一方、当該
空気吸入路よりも上部位置に空気排出路を設けたことを
特徴とする収納キャビネット。 - 【請求項2】 前記キャビネット本体内には前記空気排
出路に臨む排気ファンが配置されていることを特徴とす
る請求項1記載の収納キャビネット。 - 【請求項3】 前記キャビネット本体は底壁を備えて構
成され、この底壁には配線引き回し穴が形成されている
ことを特徴とする請求項1又は2記載の収納キャビネッ
ト。 - 【請求項4】 内部に所定の収納空間を備えたキャビネ
ット本体と、このキャビネット本体内に配置される棚板
とを備えた収納キャビネットにおいて、前記キャビネッ
ト本体は一対のキャビネット本体からなり、各キャビネ
ット本体は、底壁の両側に連設された一対の側壁と、こ
れら側壁の上部間に掛け渡された天板と、前記キャビネ
ット本体の手前側を開閉可能とする扉とを備えてそれぞ
れ後部が開放形状に設けられ、各キャビネット本体を背
中合せに突き合せた状態で拡大された収納空間を形成す
ることを特徴とする収納キャビネット。 - 【請求項5】 前記各キャビネット本体は、空気吸入路
及び当該空気吸入路よりも上部位置に設けられた空気排
出路を備え、当該空気排出路に臨む位置には排気ファン
が配置されていることを特徴とする請求項4記載の収納
キャビネット。 - 【請求項6】 前記キャビネット本体の底壁には配線引
き回し穴が形成されていることを特徴とする請求項4又
は5記載の収納キャビネット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29160996A JPH10127386A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 収納キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29160996A JPH10127386A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 収納キャビネット |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001127682A Division JP3760377B2 (ja) | 2001-04-25 | 2001-04-25 | 収納キャビネット |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10127386A true JPH10127386A (ja) | 1998-05-19 |
Family
ID=17771170
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29160996A Pending JPH10127386A (ja) | 1996-11-01 | 1996-11-01 | 収納キャビネット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10127386A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105361444A (zh) * | 2015-12-04 | 2016-03-02 | 四川有获科技有限公司 | 一种应用于社区服务的带光源的包裹存放设备 |
CN105380415A (zh) * | 2015-12-04 | 2016-03-09 | 苏州市吴中区光福华盛红木家具厂 | 一种多门衣柜 |
CN105534047A (zh) * | 2016-01-22 | 2016-05-04 | 东莞崧崴电子科技有限公司 | 方便实用型取暖桌柜 |
CN112824203A (zh) * | 2019-11-21 | 2021-05-21 | 中车唐山机车车辆有限公司 | 轨道车辆及其车厢 |
KR102466895B1 (ko) * | 2022-04-13 | 2022-11-11 | 강준기 | 컴퓨터 열기를 이용한 온풍기능을 갖는 사무테이블 조립체 |
-
1996
- 1996-11-01 JP JP29160996A patent/JPH10127386A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105361444A (zh) * | 2015-12-04 | 2016-03-02 | 四川有获科技有限公司 | 一种应用于社区服务的带光源的包裹存放设备 |
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CN105534047A (zh) * | 2016-01-22 | 2016-05-04 | 东莞崧崴电子科技有限公司 | 方便实用型取暖桌柜 |
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KR102466895B1 (ko) * | 2022-04-13 | 2022-11-11 | 강준기 | 컴퓨터 열기를 이용한 온풍기능을 갖는 사무테이블 조립체 |
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