JP3004909B2 - 弾球遊技機 - Google Patents

弾球遊技機

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JP3004909B2
JP3004909B2 JP8099126A JP9912696A JP3004909B2 JP 3004909 B2 JP3004909 B2 JP 3004909B2 JP 8099126 A JP8099126 A JP 8099126A JP 9912696 A JP9912696 A JP 9912696A JP 3004909 B2 JP3004909 B2 JP 3004909B2
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邦夫 松元
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機、アレ
ンジボール機等の弾球遊技機に関し、ゲーム中の計数手
段の計数を一時的に停止させるようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の弾球遊技機、例えばパチン
コ機において、遊技盤に、複数個の図柄表示部を有する
変動図柄表示手段と、遊技球の入球又は通過を検出する
始動手段とを設け、始動手段が遊技球を検出した時に、
変動図柄表示手段の各図柄表示部の図柄を所定時間変動
させて、その変動後の停止図柄が予め定められた特定の
当たり図柄となった時に、大入賞手段を所定回数開放す
るか、又は他の入賞手段に入賞した遊技球がその内部の
特別作動領域を通過した後、特定の始動手段に遊技球が
入賞する毎に他の大入賞手段を所定回数開閉する等、遊
技者に有利な権利を発生させて遊技者に利益を還元する
ようにしたものがある。
【0003】この弾球遊技機では、例えば2msec程
度の時間間隔でクロックパルスを発生するパルス発生手
段と、このパルス発生手段のクロックパルスを順次繰り
返して計数する計数手段とを備え、始動手段が遊技球を
検出した時の計数手段の計数値を抽出して、その計数値
に応じた停止図柄で停止するように変動処理手段により
変動図柄表示手段を制御する方式を採っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の弾球遊技機
は、一旦、変動図柄表示手段の停止図柄が大当たり図柄
で停止すれば、その殆どの場合、権利発生手段による権
利が発生して遊技者に多大な利益が還元されるので、遊
技者は多くの還元利益を期待しながら面白くゲームを行
うことができ、また遊技店側でも稼働率の向上による売
上の増加を期待できる利点がある。
【0005】従来の弾球遊技機では、所定の時間間隔で
発生するクロックパルスを計数手段で順次繰り返して計
数しておき、始動手段が遊技球を検出した時の計数手段
の計数値を一種の乱数として抽出し、その計数値に応じ
て変動処理手段により変動図柄表示手段を制御している
ため、大当たり乱数の発生に一定の周期性がある。そこ
で、大当たり乱数の発生周期を捕らえ得るようにした体
感器等の攻略機器が市販されており、一部の遊技者の中
には、この攻略機器を使用して一般の遊技客とは別な方
法によりゲームを行う者がいる。
【0006】即ち、この体感器等の攻略機器は、実際の
ゲーム中に遊技者が左手等に把持しておき、始動手段が
遊技球を検出する毎に、遊技者が攻略機器のボタン等を
操作して始動タイミングを順次入力し、その入力データ
ーを蓄積してゲーム中の弾球遊技機の大当たり乱数の発
生周期を捉え得るようになっている。
【0007】このような攻略機器を使用しても、計数手
段が2msec程度のクロックパルスを計数する弾球遊
技機では、0.5sec程度の極く短時間で計数アップ
すること、始動手段が遊技球を検出するタイミングが不
規則であること等から、直ちにその弾球遊技機が攻略さ
れることはない。
【0008】しかし、計数時間が3〜4sec程度の長
さの弾球遊技機では、データーの蓄積量が増えるに従っ
て機械特性の把握が容易になり、大当たり乱数の発生周
期をある程度把握することができる。。そのため、体感
器等の攻略機器を使用してゲームを行う一部の遊技者
は、その大当たり乱数の発生周期が来るまでは遊技球の
発射を停止させておき、大当たり乱数の発生周期に合わ
せて遊技球を発射する等、遊技球の無駄な消費を極力減
らしながらゲームを行う方法を採り、これによってその
弾球遊技機が比較的容易に攻略することがある。
【0009】また遊技店では、営業開始前に各弾球遊技
機に同時に電源を投入して、店内の多数の弾球遊技機を
同時に立ち上げるため、各弾球遊技機の計数手段が時計
と同様に一定の時間間隔のクロックパルスの計数を開始
することになる。このため、弾球遊技機の個々によって
多少の固体差があるものの、店内の多くの弾球遊技機で
略同じ周期に大当たり乱数が発生することになり、1台
の弾球遊技機で大当たり乱数の発生周期が判れば、他の
弾球遊技機での大当たり乱数の発生周期も判って仕舞う
ことになる。
【0010】従って、将来の攻略につながる可能性があ
る以上、体感器等の攻略機器を使用した一般の公正な遊
技客以外の遊技者にも十分に対応できる攻略防止対策が
不可欠となる。本発明は、このような従来の課題に鑑
み、変動図柄表示手段での大当たり発生周期の把握、予
測等を困難にでき、一般の公正な遊技客以外の、攻略機
器を使用した遊技者によるゲームの攻略を容易に防止で
きる弾球遊技機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】発明は、始動手段24の
遊技球の検出により所定時間変動する図柄を表示する変
動図柄表示手段23と、所定時間間隔で計数動作を順次繰
り返し且つ始動手段24が遊技球を検出したときの計数値
に応じて変動図柄表示手段23の停止図柄を制御するため
の計数手段37と、変動図柄表示手段23の停止図柄が大当
たり図柄となった後に、遊技者に有利な権利を発生させ
る権利発生手段41と、始動手段24が遊技球を検出したと
きの計数値が大当たり乱数のときに計数手段37の計数を
停止させ、所定の停止解除条件のときに計数手段37の停
止を解除する計数制御手段42とを備えたものである。
【0012】また本発明は、始動手段24の遊技球の検出
により所定時間変動する図柄を表示する変動図柄表示手
段23と、所定時間間隔で計数動作を順次繰り返し且つ始
動手段24が遊技球を検出したときの計数値に応じて変動
図柄表示手段23の停止図柄を制御するための計数手段37
と、変動図柄表示手段23の停止図柄が大当たり図柄とな
った後に、遊技者に有利な権利を発生させる権利発生手
段41と、変動図柄表示手段23の停止図柄が特定の大当た
り図柄となったときに計数手段37の計数を停止させ、所
定の停止解除条件のときに計数手段37の停止を解除する
計数制御手段42とを備えたものである。
【0013】更に本発明は、始動手段24の遊技球の検出
により所定時間変動する図柄を表示する変動図柄表示手
段23と、所定時間間隔で計数動作を順次繰り返し且つ始
動手段24が遊技球を検出したときの計数値に応じて変動
図柄表示手段23の停止図柄を制御するための計数手段37
と、変動図柄表示手段23の停止図柄が大当たり図柄とな
った後に、遊技者に有利な権利を発生させる権利発生手
段41と、権利発生手段41による権利が発生したときに計
数手段37の計数を停止させ、所定の停止解除条件のとき
に計数手段37の停止を解除する計数制御手段42とを備え
たものである。
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて詳述する。図1乃至図6は本発明の第1の実施
形態を例示する。図1及び図2において、1 はパチンコ
機、2 はカード式球貸し機で、このパチンコ機1 及び球
貸し機2 は、左右に交互に並べて図外の島構造体に横一
列状に装着されている。
【0016】パチンコ機1 は、図1及び図2に示すよう
に、外枠3 と、この外枠3 に開閉自在に枢着された前枠
4 とを備えている。前枠4 には、遊技盤5 に対応するガ
ラス扉6 と、上皿7 を支持する開閉板8 とが上下に配置
され、これらガラス扉6 及び開閉板8 は前枠4 に回動自
在に枢着されている。前枠4 の下部には、上皿7 の下側
に下皿9 が、この下皿9 の一側方に発射手段10の発射ハ
ンドル11が夫々設けられている。
【0017】遊技盤5 は前枠4 に裏側から着脱自在に装
着されており、また前枠4 には、図2に示す如く、この
遊技盤5 を押さえるための裏機構板12が裏面側から着脱
自在に装着されている。裏機構板12には開口部13が形成
されると共に、その上側に賞球タンク14、賞球タンクレ
ール15が、左右一側に球払い出し手段16が、下側に通路
ユニット17等が夫々設けられている。
【0018】開口部13には、遊技盤5 の裏側に上下に近
接して装着された裏カバー18と入賞球タンク19とが嵌合
されている。裏カバー18には制御ボックス20が裏側から
着脱自在に装着され、この制御ボックス20に制御基板が
収納されている。
【0019】遊技盤5 には、図3に示すように、ガイド
レール22が環状に装着されると共に、そのガイドレール
22の内側に変動図柄表示手段23、始動手段24、上入賞口
25、左入賞口26、右入賞口27、特定入賞手段28、第3種
始動手段30、大入賞手段31、下入賞口32、アウト口33が
夫々設けられている。
【0020】始動手段24は遊技球の通過を検出するよう
になっている。変動図柄表示手段23は左右方向に3個の
図柄表示部34を備え、始動手段24が遊技球の通過を検出
した時に、一種の乱数処理によって各図柄表示部34の表
示図柄が所定時間だけ変動するように構成されている。
なお、各図柄表示部34は、例えば0〜9までの数字図柄
を表示するようになっている。
【0021】特定入賞手段28は、変動図柄表示手段23の
各図柄表示部34の停止図柄が「7・7・7」等の特定の
大当たり図柄となった時に有効になるように構成されて
いる。そして、この特定入賞手段28の内部は3分割され
ており、その中央が特別作動領域35となっている。
【0022】図4は制御系を示し、36はパルス発生手段
で、例えば2msec程度の時間間隔でクロックパルス
を発生するものである。37は計数手段で、例えば変動図
柄表示手段23での大当たりの発生確率が1/250の時
には、250で計数アップするようにプリセットされて
おり、パルス発生手段36で発生するクロックパルスを順
次繰り返して計数するように構成されている。38は乱数
抽出手段で、始動手段24が遊技球を検出した時に、その
検出時点での計数手段37の計数値を一種の乱数として抽
出するようになっている。
【0023】40は乱数判定手段で、乱数抽出手段38で抽
出した乱数が大当たり乱数、リーチ乱数、及びリーチ乱
数以外の外れ乱数の何れであるかを判定すると共に、そ
の乱数が大当たり乱数の時に、変動図柄表示手段23の各
図柄表示部34が大当たり図柄で停止した後に、特定入賞
手段28を有効にして、その特別作動領域35を働かせるよ
うに構成されている。
【0024】39は変動処理手段で、始動手段24が遊技球
を検出した時に、変動図柄表示手段23の各図柄表示部34
の表示図柄を所定時間変動させると共に、例えば乱数抽
出手段38で抽出した乱数が大当たり乱数の時に、各図柄
表示部34の停止図柄が「7・7・7」の大当たり図柄と
なるように、乱数抽出手段38で抽出した大当たり乱数、
リーチ乱数、及びリーチ乱数以外の外れ乱数に応じて各
図柄表示部34の停止図柄を制御するようになっている。
【0025】なお、リーチ乱数の時には、3個の図柄表
示部34の表示図柄の内、右側の図柄表示部34の表示図柄
のみが異なるリーチ図柄を表示し、また外れ乱数の時に
は、3個の図柄表示部34の表示図柄が全て異なる外れ図
柄を表示するようになっている。
【0026】41は権利発生手段で、乱数判定手段40が当
たり図柄と判定して特定入賞手段28が有効となり、その
特別作動領域35を遊技球が通過した時に、遊技者に有利
な権利を発生させるようになっている。即ち、権利発生
手段41は、遊技球が特定入賞手段28の特別作動領域35を
通過すれば、その後、第3種始動手段30に遊技球が入る
毎に、大入賞手段31を一定時間開放し、この大入賞手段
31の開閉動作を最大16回まで繰り返すようになってい
る。
【0027】42は計数制御手段で、乱数判定手段40が大
当たり乱数を判定した時に計数手段37の計数を停止さ
せ、権利発生手段41による権利が終了した時に計数手段
37の停止を解除するように、乱数判定手段40及び権利発
生手段41からの信号によって計数手段37を制御するため
のものである。
【0028】次に図5及び図6のフローチャートを参照
しながらパチンコ機1 の動作を説明する。パチンコ機1
に電源を投入しておけば、常時、パルス発生手段36がク
ロックパルスを発生し、そのクロックパルスを計数手段
37が順次繰り返して計数している。
【0029】ゲームに際しては、上皿7 に遊技球を入れ
た状態で発射手段10の操作ハンドル11を操作する。する
と発射手段10の発射動作に連動して上皿7 の遊技球が発
射レールの発射位置に1個ずつ供給され、その遊技球を
打撃槌で打撃してガイドレール22に沿って順次遊技盤5
の上部側に発射する。
【0030】遊技盤5 の上部側に発射された遊技球は、
遊技盤5 の盤面に沿って落下する間に上入賞口25等に入
賞するか、又は遊技盤5 の下部まで落下してアウト口33
に入り、遊技盤5 の後側に通過して行く。
【0031】遊技球が変動図柄表示手段23の下側の始動
手段24に入り、この始動手段24が遊技球を検出すると
(ステップS1)、常時、計数手段37がパルス発生手段
36からのクロックパルスを順次繰り返して計数している
ので、その時点での計数手段37の計数値を乱数抽出手段
38が乱数として抽出すると同時に(ステップS2)、乱
数判定手段40によりその乱数が大当たり乱数、リーチ乱
数及び外れ乱数の何れであるかを判定し(ステップS
3)、変動処理手段39が働いて変動図柄表示手段23の各
図柄表示部34の図柄を変動させる(ステップS4)。
【0032】この時、変動処理手段39は、各図柄表示部
34の図柄が所定時間変動した後、乱数に応じた停止図柄
で停止するように変動図柄表示手段23を制御する。そし
て、大当たり乱数であれば、各図柄表示部34の停止図柄
が「7・7・7」となる。なお、各図柄表示部34の図柄
は、所定の変動時間が経過した後に左から順に停止す
る。
【0033】一方、乱数判定手段40での乱数の判定結果
が大当たり乱数であれば(ステップS5)、特定入賞手
段28を有効にし(ステップS6)、この特定入賞手段28
に入賞した遊技球が特別作動領域35を通過すれば(ステ
ップS7)、権利発生手段41が働いて遊技者に有利な権
利(大当たり状態)が発生する(ステップS8)。
【0034】即ち、遊技球が特定入賞手段28の特別作動
領域35を通過すれば、その後、第3種始動手段30に遊技
球が入る毎に(ステップS9)、大入賞手段31が一定時
間開放し(ステップS10)、この大入賞手段31が開閉
動作を最大16回まで繰り返す(ステップS11)。こ
のため、大入賞手段31に多数の遊技球が連続して入賞し
易くなり、その遊技球の1個毎に15個づつ遊技球が景
品として払い出され、遊技者に多大な利益が還元され
る。なお、ゲーム終了時には、ステップS12を経て終
了する。
【0035】乱数判定手段40が乱数を大当たり乱数と判
定すると(ステップS13)、図6に示すように、その
時に計数手段37がクロックパルスの計数中であるか否か
を計数制御手段42が判定し(ステップS14)、計数中
であれば、その時点で計数制御手段42から計数手段37に
計数停止指令を送って(ステップS15)、計数手段37
によるクロックパルスの計数を直ちに停止する(ステッ
プS16)。
【0036】そして、計数手段37がクロックパルスの計
数を停止すれば、始動手段24が遊技球を検出した時に抽
出する計数値は一定となり、変動図柄表示手段23の各図
柄表示部34の停止図柄は常に大当たり図柄を表示する
が、大当たり状態は依然として継続しているため、別段
問題はない。
【0037】権利発生手段41が働いて権利が発生した
後、大入賞手段31が16回開放して権利が終了すると、
計数制御手段42がその終了を判定して(ステップS1
7)、計数手段37に停止解除指令を出す(ステップS1
8)。このため、計数手段37は、権利の終了と同時に再
度パルス発生手段36からのクロックパルスの計数を開始
して(ステップS19)、次に大当たりが発生するまで
パルス発生手段36からのクロックパルスを順次繰り返し
て計数する。
【0038】このように計数手段37が一時的にクロック
パルスの計数を中断するように構成することによって、
パルス発生手段36からのクロックパルスを計数手段37で
順次計数して、始動手段24が遊技球を検出した時の計数
値を乱数抽出手段38で抽出して、その乱数値を一種の乱
数として使用しているにも拘らず、従来の計数手段37が
常時計数する場合に比較して、変動図柄表示手段23での
大当たりの発生周期の把握、予測等がし難くなり、体感
器等の他の攻略機器を使用した、一般の公正な遊技客以
外の遊技者によるパチンコ機1 の攻略を容易に防止する
ことが可能である。
【0039】しかも、パチンコ機1 でのゲーム中でも、
その変動図柄表示手段23の大当たりの発生によって計数
手段37を停止させ、権利発生手段41により発生した権利
の終了時に再度計数手段37を作動させるようにしている
ため、計数手段37を停止させても、ゲーム構成上で別段
何等の問題も生じ得ず、計数手段37に停止機能を持たせ
つつも容易にゲームを構成することができる。
【0040】また変動図柄表示手段23の大当たり発生か
ら、権利発生手段41による権利の終了までの時間が必ず
しも一定せず、ゲーム時の状態に応じてその時間が変化
するので、計数の中断時間が一定の場合に比較して、大
当たりの発生周期の把握を更に困難にできる。
【0041】図7は本発明の第2の実施形態を例示し、
権利発生手段41による権利が発生した時に計数手段37の
計数を停止させ、その権利が終了した時に計数手段37の
停止を解除させるべく、権利発生手段41からの信号に従
って計数制御手段42により計数手段37を制御するように
したものである。
【0042】このように権利発生手段41での権利の発生
及び終了を条件に、計数制御手段42により計数手段37の
計数を停止し、また停止を解除させるようにしても良
い。この場合にも、従来の計数手段37が常時計数する場
合に比較して、変動図柄表示手段23での大当たりの発生
周期を把握し難くなり、体感器等を使用したパチンコ機
1 の攻略を容易に防止できる等、第1の実施形態と同様
な効果を得ることができる。以上、本発明の実施形態を
説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるもので
はない。
【0043】例えば、第1の実施形態では、始動手段24
は通過型でも良いし、入賞した遊技球を遊技盤5 の裏側
に案内する入賞型としても良い。また計数手段37の計数
を停止又は停止を解除する時の計数停止条件、停止解除
条件は、全体のゲーム構成を考慮して適宜決定すれば良
く、各実施形態に例示する条件に限定されるものではな
い。しかも計数手段37の停止中は、始動手段24が遊技球
を検出するか否かに関係なく、変動図柄表示手段23の変
動を停止させるようにしても良い。更に、パチンコ機1
以外のアレンジボール機等の弾球遊技機においても同様
に実施することが可能である。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、始動手段24の遊技球の
検出により所定時間変動する図柄を表示する変動図柄表
示手段23と、所定時間間隔で計数動作を順次繰り返し且
つ始動手段24が遊技球を検出したときの計数値に応じて
変動図柄表示手段23の停止図柄を制御するための計数手
段37と、変動図柄表示手段23の停止図柄が大当たり図柄
となった後に、遊技者に有利な権利を発生させる権利発
生手段41と、始動手段24が遊技球を検出したときの計数
値が大当たり乱数のときに計数手段37の計数を停止さ
せ、所定の停止解除条件のときに計数手段37の停止を解
除する計数制御手段42とを備えているので、始動手段24
が遊技球を検出したときの計数値に応じて変動図柄表示
手段23の停止図柄を制御する構成であるにも拘らず、従
来の計数手段37が常時計数する場合に比較して、変動図
柄表示手段23が大当たり図柄を表示する周期の把握、予
測等がし難くなり、体感器等の他の攻略機器を使用した
遊技者による攻略を容易に防止できる。
【0045】また本発明によれば、始動手段24の遊技球
の検出により所定時間変動する図柄を表示する変動図柄
表示手段23と、所定時間間隔で計数動作を順次繰り返し
且つ始動手段24が遊技球を検出したときの計数値に応じ
て変動図柄表示手段23の停止図柄を制御するための計数
手段37と、変動図柄表示手段23の停止図柄が大当たり図
柄となった後に、遊技者に有利な権利を発生させる権利
発生手段41と、変動図柄表示手段23の停止図柄が特定の
大当たり図柄となったときに計数手段37の計数を停止さ
、所定の停止解除条件のときに計数手段37の停止を解
除する計数制御手段42とを備えているので、始動手段24
が遊技球を検出したときの計数値に応じて変動図柄表示
手段23の停止図柄を制御する構成であるにも拘らず、従
来の計数手段37が常時計数する場合に比較して、変動図
柄表示手段23が大当たり図柄を表示する周期の把握、予
測等がし難くなり、体感器等の他の攻略機器を使用した
遊技者による攻略を容易に防止できる。また計数手段37
を停止させてもゲーム構成上で別段何等の問題も生じ得
ず、計数手段37に停止機能を持たせつつも容易にゲーム
を構成することができる。
【0046】更に本発明によれば、始動手段24の遊技球
の検出により所定時間変動する図柄を表示する変動図柄
表示手段23と、所定時間間隔で計数動作を順次繰り返し
且つ始動手段24が遊技球を検出したときの計数値に応じ
て変動図柄表示手段23の停止図柄を制御するための計数
手段37と、変動図柄表示手段23の停止図柄が大当たり図
柄となった後に、遊技者に有利な権利を発生させる権利
発生手段41と、権利発生手段41による権利が発生したと
きに計数手段37の計数を停止させ、所定の停止解除条件
のときに計数手段37の停止を解除する計数制御手段42と
を備えているので、始動手段24が遊技球を検出したとき
の計数値に応じて変動図柄表示手段23の停止図柄を制御
する構成であるにも拘らず、従来の計数手段37が常時計
数する場合に比較して、変動図柄表示手段23が大当たり
図柄を表示する周期の把握、予測等がし難くなり、体感
器等の他の攻略機器を使用した遊技者による攻略を容易
に防止できる。また計数手段37を停止させてもゲーム構
成上で別段何等の問題も生じ得ず、計数手段37に停止機
能を持たせつつも容易にゲームを構成することができ
る。
【0047】しかも本発明によれば、権利発生手段41に
よる権利が終了した時に計数手段37の停止を解除する計
数制御手段42を設けているので、大当たり発生又は権利
の発生から、権利の終了までの時間が必ずしも一定せ
ず、ゲーム時の状態に応じてその時間が変化することに
なり、計数の中断時間が一定の場合に比較して、大当た
りの発生周期の把握を更に困難にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機及び
カード式球貸し機の前側の斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施形態を示すパチンコ機及び
カード式球貸し機の裏側の斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施形態を示す遊技盤の正面図
である。
【図4】本発明の第1の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【図5】本発明の第1の実施形態を示すフローチャート
である。
【図6】本発明の第1の実施形態を示すフローチャート
である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示す制御系のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
23 変動図柄表示手段 24 始動手段 37 計数手段 41 権利発生手段 42 計数制御手段

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 始動手段(24)の遊技球の検出により所定
    時間変動する図柄を表示する変動図柄表示手段(23)と、
    所定時間間隔で計数動作を順次繰り返し且つ始動手段(2
    4)が遊技球を検出したときの計数値に応じて変動図柄表
    示手段(23)の停止図柄を制御するための計数手段(37)
    と、変動図柄表示手段(23)の停止図柄が大当たり図柄と
    なった後に、遊技者に有利な権利を発生させる権利発生
    手段(41)と、始動手段(24)が遊技球を検出したときの計
    数値が大当たり乱数のときに計数手段(37)の計数を停止
    させ、所定の停止解除条件のときに計数手段(37)の停止
    を解除する計数制御手段(42)とを備えたことを特徴とす
    る弾球遊技機。
  2. 【請求項2】 始動手段(24)の遊技球の検出により所定
    時間変動する図柄を表示する変動図柄表示手段(23)と、
    所定時間間隔で計数動作を順次繰り返し且つ始動手段(2
    4)が遊技球を検出したときの計数値に応じて変動図柄表
    示手段(23)の停止図柄を制御するための計数手段(37)
    と、変動図柄表示手段(23)の停止図柄が大当たり図柄と
    なった後に、遊技者に有利な権利を発生させる権利発生
    手段(41)と、変動図柄表示手段(23)の停止図柄が特定の
    大当たり図柄となったときに計数手段(37)の計数を停止
    させ、所定の停止解除条件のときに計数手段(37)の停止
    を解除する計数制御手段(42)とを備えたことを特徴とす
    る弾球遊技機。
  3. 【請求項3】 始動手段(24)の遊技球の検出により所定
    時間変動する図柄を表示する変動図柄表示手段(23)と、
    所定時間間隔で計数動作を順次繰り返し且つ始動手段(2
    4)が遊技球を検出したときの計数値に応じて変動図柄表
    示手段(23)の停止図柄を制御するための計数手段(37)
    と、変動図柄表示手段(23)の停止図柄が大当たり図柄と
    なった後に、遊技者に有利な権利を発生させる権利発生
    手段(41)と、権利発生手段(41)による権利が発生したと
    きに計数手段(37)の計数を停止させ、所定の停止解除条
    件のときに計数手段(37)の停止を解除する計数制御手段
    (42)とを備えたことを特徴とする弾球遊技機。
  4. 【請求項4】 権利発生手段(41)による権利が終了した
    ときに計数手段(37)の停止を解除する計数制御手段(42)
    を設けたことを特徴とする請求項1、2又は3に記載の
    弾球遊技機。
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