JP3004052B2 - 多糖類を基にしたカルシウム―結合性ポリカルボキシ化合物の製造方法、およびポリカルボキシ化合物を基にした洗剤中での燐酸塩の代用 - Google Patents

多糖類を基にしたカルシウム―結合性ポリカルボキシ化合物の製造方法、およびポリカルボキシ化合物を基にした洗剤中での燐酸塩の代用

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、多糖類を基にしたカルシウム−錯塩生成性
ポリカルボキシ化合物の製造方法に関するものである。
技術的観点からすると、燐酸塩が洗剤中のカルシウム
−結合剤(「ビルダー」)として最も適している。しか
しながら、表面水の富栄養化の理由により燐酸塩の使用
は徐々に望ましくなくなってきており、従って燐酸塩を
代用する試薬に関する要望がある。そのような試薬はカ
ルシウムおよび好適にはマグネシウムと良好に結合でき
なくてはならず、そしてさらに生分解性、非−毒性およ
び水中易溶性でなければならず、しかも洗剤の作用に悪
影響を有しておらず、且つ安価でなければならない。多
数の試薬がこれまでに研究されているが、例えばニトリ
ロトリアセテート、ゼオライト類およびポリカルボキシ
レート類の如きわずかのものだけが上記の条件に対して
それらを実際に使用できる程度に合致していた。しかし
ながら、ニトリロトリアセテートの安全性に関しては疑
問が呈されている。ゼオライト類、ポリカルボキシレー
ト類およびニトリロトリアセテートは生分解性でなかっ
たりまたは不適当な程度だけ生分解性であり、そしてさ
らにゼオライト類は必要な「担体」効果の理由によりそ
れらを他の試薬と組み合わせてのみ使用できる「ビルダ
ー」を生成するという欠点を有している。ポリアクリレ
ートがこの型の「共−ビルダー」として最近一般的に使
用されている。
酸化された炭水化物類も燐酸塩類の代用物として提唱
されている。ポリカルボキシ糖類が特にこの目的用に適
している特徴を有している。これらの化合物は、例えば
過ヨウ素酸およびその後の亜塩素酸塩を用いるまたは直
接的に過酸化水素もしくは次亜塩素酸ナトリウムを用い
る、炭水化物類の酸化により得られる。この酸化中に、
多糖の環式ヘキソース単位(例えばグルコース)中の2
個の近接ヒドロキシル官能基が2個のカルボキシル基に
転化されて、開環する。この型の方法は例えばオランダ
特許出願70.12380およびM.ダイアマントグロウ(Diaman
toglou)他、テンシド・デタージェンツ(Tenside Dete
rgents)、14、250−256(1977)およびM.S.ニーウヴェ
ンフイゼン(Nieuwenhuizen)他、スターチ/ステルケ
(Starch/Strke)、37、192−200(1985)中に開示さ
れている。
多糖類の酸化に関する既知の方法は多くの欠点を有し
ている。過ヨウ素酸は必要とする過ヨウ素酸の再生の理
由によりかなり高価であり、そして過ヨウ素酸を用いて
中間生成物として製造される多糖ジアルデヒドは例えば
亜塩素酸塩または次亜塩素酸塩の如き他の試薬を用いて
ジカルボン酸にさらに酸化しなければならないために手
間もかかる。過酸化水素も比較的高価な酸化剤であり、
そしてさらに充分に効率的な転化には例えばタングステ
ン化合物の如き触媒が望ましく、さらにその反応用に必
要な低いpHは解重合が起きるために欠点となる。過酸化
水素との反応もあまり特異的でないため、6−ヒドロキ
シメチル基もある程度酸化されそしてかなりの解重合
(鎖短縮)が起きる。
既知の方法で酸化される多糖類は常に、グルコース、
例えば1,4−α−グルカン類または−ポリアンヒドログ
ルコース類(澱粉、アミロース、アミロペクチンおよび
それらから誘導される物質類)および1,4−β−グルカ
ン類、を基にしている。ニーウヴェンフイゼン他(スタ
ーチ/ステルケ(Starch/Strke)、37、192−200(19
85))が過ヨウ素酸塩/亜塩素酸塩を用いる他の多糖
類、すなわちイヌリン(ポリアンヒドロフルクトース)
およびアルギネート(ポリアンヒドロマンヌロネート/
グルロネート)、の酸化も研究しているが、このように
してこれらの多糖類から得られた酸化生成物は例えば澱
粉および澱粉誘導体等の如きグルコースを基にした多糖
類の酸化生成物より劣ったカルシウム−錯塩生成性質を
有していることが見いだされている。
イヌリンを、驚異的に高いカルシウム−および多分マ
グネシウム−結合力並びに良好な生分解性を兼備してい
るポリカルボキシ糖が得られるような方法で、酸化する
ことができる。
本発明による方法は従って、低濃度の次亜ハロゲン酸
塩の存在下でのイヌリンの酸化によりポリカルボキシイ
ヌリンが製造されるということにより特徴づけられてい
る。
イヌリンは、主としてフルクトース単位からなる多糖
である。天然産出イヌリンは末端グルコース単位を有す
る2,1−β−フルクタンである。イヌリンの構造は図に
示されている。重合度(DP)はイヌリン原料に大きく依
存しており、そして6−100以上の範囲であることがで
きる。イヌリンは特にキクイモ(Helianthus tuberosu
s)、チョウセンアザミ(Cynara scolymus)、チコリ
(Cichorium intybus)、ダリア(Dahlia sp.)および
タンポポ(Taraxacum officinale)中で生じる。キクイ
モからのイヌリンは、植物の成長段階によるが、約15−
30の平均重合度を有している。イヌリンの構造および可
能な用途は、例えば、A.フッチス(Fuchs)およびA.G.
J.ヴォラゲン(Voragen)、オランダにおける炭水化物
類(Koolhydraten in Nederland)、1988、13−18頁に
より記されている。
イヌリンがこの明細書中で記されている場合には、こ
れは相当な程度まで2,1−β−アンヒドロフルクトース
単位からなっている多糖を意味している。従って、本発
明は分枝鎖状イヌリンであるシニストリンにも適用され
る。
本発明に従う方法では、選択される反応条件による
が、1個のフルクトース当たり平均して約1.5−2個の
カルボキシル基を含有しているポリカルボキシイヌリン
が事実上定量的収率で得られる。このポリカルボキシイ
ヌリンは出発物質として使用されるイヌリンのものより
少し低い重合度を有しており、そして水中に易溶性であ
り、且つ良好な生分解性を有している。1個のフルクト
ース当たり2個のカルボキシル基を有するポリカルボキ
シイヌリンの構造は式: により図式的に表すことができる。
この方法で製造されるポリカルボキシ−イヌリンのカ
ルシウム−結合力は既知の方法に従い得られるポリカル
ボキシアミロースおよびポリカルボキシマルトデキシト
リンのものより良好であり、後者の化合物類は現在では
改質された炭水化物類の中で最も良好なカルシウム−結
合剤に属している。従って、考究中の方法を用いて得ら
れる生成物は洗剤中での燐酸塩の代用物としてまたは例
えばゼオライトNaAとの共ビルダーとしておよび他の同
様な用途用に非常に適している。
次亜ハロゲン酸塩、特に次亜塩素酸塩、を用いる多糖
類の酸化はそれ自体は既知である。次亜ハロゲン酸塩は
比較的安価な酸化剤でありそして希望するジカルボキシ
生成物を一段階で生じる。しかしながら、既知の方法で
は次亜塩素酸塩を用いる酸化からの収率はかなり低くそ
して不完全な酸化およびその他に解重合が起き、そして
生成物の特徴は不満足なものである。さらに、既知の転
化においては約3倍過剰量の次亜塩素酸塩が使用され、
それは経済的および生態学的に欠点となる。
酸化反応中に低濃度の酸化剤を保つならそのような欠
点は生じないかまたははるかに小程度しか生じないこと
を見いだした。次亜臭素酸塩および/または次亜ヨウ素
酸塩を実際の酸化剤として使用する場合には、それ以上
の改良が得られる。次亜塩素酸塩を用いる多糖類の既知
の酸化とは対照適に、化学量論的量の酸化剤で充分であ
る。これらの方法はより早いオランダ特許出願8902786
中に記載されており、それは本出願の出願日前には公告
されていなかった。さらに、イヌリンは水中に易溶性で
あるため酸化はさらに好適に進行する。
必要な酸化剤の量は先行技術に従う方法の場合より非
常に少なく、本発明に従うと理論的量の1.2倍以下が使
用され、それと比べて先行技術に従うとこの量の約1.5
−3倍が使用される。
原則的には、実験式(式中、Xはハロゲンを表す)に
従うとイヌリンのC3−C4ヒドロキシル基の酸化用には1
個のフルクトース単位当たり3分子の次亜ハロゲン酸塩
が必要である: イヌリンのそれ以上の酸化は、フルクトース単位のヒ
ドロキシメチル基(C6)の酸化に伴われる。しかしなが
ら、生成物中のそのような比較的高度に酸化された単位
の存在は生成物のカルシウム−結合性質に対する悪影響
を有している。C3−C4ヒドロキシル基の不完全な酸化も
使用不能な酸化生成物を与える。イヌリンは、酸化生成
物が1個の元のフルクトース単位当たり平均1.0−3.0個
のそして好適には1.2−2.6個のカルボキシル基を含有し
ているような方法で、酸化される。
イヌリンの酸化は、次亜ハロゲン酸塩、特に次亜臭素
酸塩または次亜ヨウ素酸塩、をそれ自体で使用して行う
ことができ、それは好適には例えば次亜臭素酸ナトリウ
ムまたは次亜ヨウ素酸カリウムの如き塩の形状で供給さ
れるが、部分的には酸形で供給することもできる。下記
の記載中では、簡単にするという理由のために、次亜臭
素酸塩、臭素、臭化物などだけが挙げられているが、同
じことが原則的には次亜ヨウ素酸塩、ヨウ素、ヨウ化物
にも適用される。
好適には、次亜臭素酸塩は反応媒体中で、例えば適当
な臭素化合物の酸化によりまたは臭素から臭化物および
次亜臭素酸塩への不均化により、製造される。原則的に
は次亜臭素酸塩による多糖の酸化に対する臭化物の逆−
生成があるため、反応混合物中での少量の、例えば触媒
量の、臭素で充分である。
次亜臭素酸塩はその場で、例えば臭化ナトリウムの如
き臭化物の酸化により、電気化学的手段によりすなわち
電子の吸引により、製造することもできる。この場合に
も、酸化中に臭化物の逆−生成があり、従って触媒量で
充分である。この酸化は例えば電流をある時間にわたり
臭化イヌリンおよび適宜塩基の溶液中にそれ自体は既知
である電気化学的電池の中で通すことにより実施するこ
とができる。好適には、例えばグラファイトまたは白金
合金または白金またはチタン製不活性電極がこの電池中
で使用される。電圧および/または電解質濃度の適当な
選択により、確実に酸化剤の濃度を保つことができる。
電気化学的酸化の利点は、生成物がはるかに少ない塩バ
ラストを含有していることである。
さらに、例えば塩素、次亜塩素酸塩、亜塩素酸塩の如
き塩素−含有酸化剤、特に次亜塩素酸、を用いる臭化物
の酸化により、次亜臭素酸塩を適当な濃度で反応媒体中
で製造することもできる。この方法では、酸化剤の濃度
は例えば次亜塩素酸塩溶液を反応混合物にゆっくり滴々
添加することによりまたは塩素気体を反応混合物中にゆ
っくり通すことにより低く保たれている。
触媒量の臭化物とは、必要な酸化当量に関して当量で
例えば20%より少ない量の臭化物であると理解すべきで
ある。それより多い量は有害ではないが、特筆するよう
な追加利点はない。好適には、理論的に必要な100酸化
当量当たり0.5−10当量の臭化物が使用される。
使用される臭化物は原則的にはいずれの臭素−含有塩
であってもよい。価格の理由のために、臭化ナトリウム
が好適である。次亜塩素酸塩を用いる酸化の場合には、
好適には臭化物をイヌリンに加えることができるが任意
に次亜塩素酸塩に加えることもできる。
触媒量(約0.01−1%)のコバルト、マンガン、銅、
ニッケルまたは鉄の塩を加えることにより、反応速度の
増加が得られる。この速度増加効果はこれまでに、セル
ロースの酸化(T.P.ネヴェル(Nevell)およびO.P.シン
(Singh)、Text.Res.J.、56、270(1986);O.P.シン、
Text.Dyer Printer、15、35(1982);V.A.シェナイ(Sh
enai)およびR.B.プラサド(Prasad)、Text.Res.J.、4
2、603(1972)および44、671(1974))並びに澱粉の
酸化(J.ポッゼ(Potze)およびP.ヒームストラ(Hiems
tra)、スターチ/ステルケ(Starch/Strke)、15、2
17(1963))に関して報告されている。
酸化は一般的方法で、すなわち例えば10−25℃の間の
温度、7−11のpHにおいてそしてイヌリンに対する例え
ば次亜塩素酸塩(普通は水中に溶解されている)の如き
酸化剤のゆっくりした添加により、実施することができ
る。
必要なら、適当な反応時間および転化度を得るために
反応中に温度を上昇させることができる。驚くべきこと
に、反応時間の少なくとも一部において少なくとも35℃
の、そして好適には少なくとも40℃の、温度が保たれて
いるなら、酸化反応の結果はさらに良好になることが見
いだされている。これに関しては、例えば反応を室温に
おいて開始させそしてある時間後に例えば1−4時間後
に温度を上昇させることもできる。適当な速度で酸化剤
を添加しながらそのような高温を全反応中に使用するこ
ともできる。
反応混合物を、濃縮および分離により、例えばメタノ
ールを加えそして沈澱した生成物を濾別することによ
り、一般的に処理する。例えば6−8の低いpHを処理中
に保つことができる。それより高いpHにおける処理は、
望ましくない縮合反応および付随する黄色着色が起きる
可能性があり且つ低いpHが加水分解およびそれに伴う解
重合を生じさせることもあるという欠点を有している。
塩類、特に塩化ナトリウム、を6以上のpHの水中にお
ける酸化されたイヌリンの良好な溶解度に基づく反応混
合物の直接的蒸発により簡単に分離することもできる。
一方、塩類を透析または限外濾過により分離することも
できる。塩類をこの方法で除去した後に、蒸発および必
要ならその後の精製により生成物が得られる。
しかしながら、反応混合物を全体として濃縮すること
もでき、その後、凍結−乾燥、噴霧−乾燥または同様な
工程を行うこともできる。生成物は依然として塩類、例
えば塩化ナトリウムおよび臭化ナトリウム、を含有して
いるが、これはカルシウム−結合性質に悪影響を有して
いないため、この方法で比較的低い製造価格で事実上同
等なカルシウム−結合剤が得られる。反応混合物の処理
を完全に省略することすらでき、その場合には例えば液
体洗剤中での用途用の使用し易い液体のカルシウム−結
合剤が得られる。
重合体物質のカルシウム−結合力は固有錯塩定数Kint
により表すことができ、ここで、K=Z/{[Ca](1−
Z)}=KintecZである。この式において、Zは重合体
の占有度であり、そしてcは重合体に関する定数であ
る。この式の変数でKint=pCa+logZ/(1−Z)−aZを
与え、ここでa=c.logeである(M.フロアー(Floo
r)、A.P.G.キエブーム(Kieboom)およびH.ファン・ベ
ックム(van Bekkum)、スターチ/ステルケ(Starch/S
trke)、41、348(1989)参照)。酸化により得られ
る既知のポリジカルボキシ糖類に関しては、この定数lo
gKintは最も良くても6−7の範囲である。考究中の方
法を用いて得られる生成物は7−9以上のlogKintを有
している。カルシウム−錯塩生成特性に関して実際に意
味のある要素はカルシウム−捕獲力(SC)であり、それ
は非−錯塩カルシウムの濃度が10-5Mに達するまでに1
グラムの錯塩生成剤に加えることができるCa(II)のミ
リモル数と定義されている(M.フロアー(Floor)、A.
P.G.キエブーム(Kieboom)およびH.ファン・ベックム
(van Bekkum)、スターチ/ステルケ(Starch/Strk
e)、41、348(1989)参照)。SCは次亜塩素酸塩を用い
て酸化された澱粉誘導体類に関しては約1−1.75であ
り、そして次亜ヨウ素酸塩および亜塩素酸塩を用いて酸
化された澱粉誘導体類に関しては約2.5である。考究中
の方法に従い得られる生成物は約2の、すなわち経済的
に匹敵する既知の酸化された多糖類より明らかに高い、
SCを有している。
本発明はまた、上記の方法で得られたポリカルボキシ
イヌリンを含有しているカルシウム−および/またはマ
グネシウム−結合剤にも関するものである。カルシウム
−結合性質をさらに改良するために、これらの試薬は他
の既知の「共−ビルダー」、例えば燐酸塩類、ニトリロ
トリアセテートおよび対応する化合物類、例えばエチレ
ンジアミンテトラアセテートおよびオキシジアセテー
ト、並びにゼオライト類、を含有することもできる。特
に、ゼオライト類との組み合わせは洗剤用の傑出したビ
ルダーを生じる。ポリカルボキシイヌリンとゼオライト
との混合物においては、意図する用途によるが、例えば
10:1−1:10の比を使用することができる。
本発明はまた、上記のカルシウム−および/またはマ
グネシウム−結合剤すなわち上記の方法で得られたポリ
カルボキシイヌリンを有効量で含有している洗剤にも関
するものである。
実施例I 1.0gのイヌリン(チコリ)および100mgの臭化ナトリ
ウムを30mlの水中に溶解させた。次亜塩素酸ナトリウム
(10gのCl2/100ml)を溶液に少量(約0.5−1ml)で加え
た。pHが直ちに約11に上昇した後に、pHは再び降下し始
めた。1M NaOHを加えることによりpHを9−9.5の値に保
った。pH降下が遅くなり始めて低すぎる次亜塩素酸濃度
を示した時に、新しい次亜塩素酸溶液を加えた。合計70
0mgのCl2が消費された。酸化反応時間は3時間であっ
た。溶液を15mlの量に濃縮しそして70mlのメタノール中
に撹拌しながら注入することにより、生成物を単離し
た。沈澱を連続的に濾別し、メタノールで洗浄し、そし
て減圧下で乾燥した。単離された溶液は1.0gであった。
生成物は良好なカルシウム−結合性質を有しており、
それは表Aからわかり、そこにはほとんどの重要な反応
要素も示されている。ジカルボキシ生成物の構造は13C
NMRスペクトルに基づき確認された。
実施例II 20mlの水中に溶解されている2.0gのイヌリン(チコ
リ)を、500mgのNaBrの存在下で実施例Iの方法に従い
酸化した。合計15mlの次亜塩素酸溶液が消費された。酸
化時間は20時間であった。単離された収量は1.2gであっ
た。溶解されている生成物および単離された生成物の両
者は良好なカルシウム−結合性質を有してしることが見
いだされた。表Aを参照のこと。
実施例III 2gのシニストリン(カイソウ)を実施例Iの方法に従
い450mgのNaBrの存在下で16mlの次亜塩素酸溶液を用い
て酸化した。酸化時間は20時間であった。単離された生
成物に対するカルシウム−結合力の測定結果は表Aに示
されている。
実施例IV 5.95gのイヌリン(キクイモ)および1.0gの臭化ナト
リウムを100mlの水中に溶解させた。イヌリンを実施例
Iに記されている方法で酸化した。77mlの次亜塩素酸溶
液を2時間半にわたり加えた。この添加後に、溶液はす
でに良好なカルシウム−結合性質を示しており、これら
は18時間の反応時間後にはさらに改良されたことが明白
に見いだされた。単離された生成物の収量は5.0gであっ
た。結果は表Aに示されている。
実施例V 実施例IVを繰り返したが、但し理論的に必要な量の次
亜塩素酸塩溶液の約半分が加えられた時に反応温度を40
−45℃に上昇させた。合計反応時間は結果として6時間
に短縮された。反応終了時の次亜塩素酸塩の消費量は理
論量の90%より多かった。アルカリの消費量も高かった
(表A参照)。単離された生成物は9.1の固有錯塩定数
を有していた。
実施例VI 2.0gのイヌリン」(チコリ)を、実施例Iの方法に従
うが臭化物なしで、酸化した。次亜塩素酸塩消費量は7m
lの代わりに12mlであった。結果は表Aに示されてい
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 フアン・ベクム,ヘルマン オランダ3136エイピー フラールデイン ゲン・ビレムデツビーゲルラーン11 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08B 37/00

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低濃度の次亜ハロゲン酸塩の存在下での反
    応媒体中におけるイヌリンの酸化によりポリカルボキシ
    イヌリンを製造することを特徴とする、多糖を基にした
    カルシウム−錯塩生成性ポリカルボキシ化合物の製造方
    法。
  2. 【請求項2】イヌリンを次亜臭素酸塩の存在下で酸化す
    ることを特徴とする、請求の範囲1に記載の方法。
  3. 【請求項3】理論的に必要な100酸化当量当たり0.5−10
    当量の触媒量で存在している臭化物の酸化により次亜臭
    素酸塩を反応媒体中で発生させることを特徴とする、請
    求の範囲2の方法。
  4. 【請求項4】臭化物を次亜塩素酸塩を用いて酸化するこ
    とを特徴とする、請求の範囲3に記載の方法。
  5. 【請求項5】少なくとも35℃の温度が反応時間の少なく
    とも一部にわたり保たれていることを特徴とする、請求
    の範囲3または4に記載の方法。
  6. 【請求項6】臭化物を電気化学的に酸化することを特徴
    とする、請求の範囲3に記載の方法。
  7. 【請求項7】イヌリンを1個の単糖単位当たり1.2−2.6
    個のカルボキシル基を有するポリカルボキシイヌリンに
    酸化することを特徴とする、請求の範囲1−5のいずれ
    かに記載の方法。
  8. 【請求項8】請求の範囲1−7のいずれかに記載の方法
    を用いて製造されたポリカルボキシルイヌリン。
  9. 【請求項9】請求の範囲8に記載のポリカルボキシルイ
    ヌリンを含有しているカルシウム−結合剤。
  10. 【請求項10】請求の範囲8に記載のポリカルボキシル
    イヌリンを含有している洗剤。
JP3507729A 1990-04-27 1991-04-26 多糖類を基にしたカルシウム―結合性ポリカルボキシ化合物の製造方法、およびポリカルボキシ化合物を基にした洗剤中での燐酸塩の代用 Expired - Fee Related JP3004052B2 (ja)

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