JP3002703B2 - 外壁パネルの搬入装置 - Google Patents
外壁パネルの搬入装置Info
- Publication number
- JP3002703B2 JP3002703B2 JP3173051A JP17305191A JP3002703B2 JP 3002703 B2 JP3002703 B2 JP 3002703B2 JP 3173051 A JP3173051 A JP 3173051A JP 17305191 A JP17305191 A JP 17305191A JP 3002703 B2 JP3002703 B2 JP 3002703B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall panel
- rail
- loading device
- external wall
- panel loading
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、柱・梁からなる軸組
に外壁パネルを取付けて外壁を構築する軸組−パネル工
法の建築において、その外壁パネルを取付け位置まで搬
送するための装置に関するものである。
に外壁パネルを取付けて外壁を構築する軸組−パネル工
法の建築において、その外壁パネルを取付け位置まで搬
送するための装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】上記のように外壁パネルを梁などへ取付
ける建築工法では、輸送車両などで現場へ搬入した外壁
パネルをクレーンによって吊り上げ、その吊り上げた外
壁パネルを取付け位置まで吊り込んで位置決めし、その
状態でボルトで締結するようにしている。
ける建築工法では、輸送車両などで現場へ搬入した外壁
パネルをクレーンによって吊り上げ、その吊り上げた外
壁パネルを取付け位置まで吊り込んで位置決めし、その
状態でボルトで締結するようにしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにクレーン
で吊り込む方法は、クレーン装置を搬入することがで
き、しかも、隣地の建物との間に十分なスペースがある
場合には、能率良く作業を行なうことができる。しかし
ながら、そのようにクレーンでの作業を行なうことがで
きないような挟小な敷地での作業では、作業者が手で搬
入せざるを得ず、多くの作業員が必要となり、また、作
業時間も長くなるという欠点がある。
で吊り込む方法は、クレーン装置を搬入することがで
き、しかも、隣地の建物との間に十分なスペースがある
場合には、能率良く作業を行なうことができる。しかし
ながら、そのようにクレーンでの作業を行なうことがで
きないような挟小な敷地での作業では、作業者が手で搬
入せざるを得ず、多くの作業員が必要となり、また、作
業時間も長くなるという欠点がある。
【０００４】この発明の目的は、上記のようにクレーン
のような施工機械を使用できないような狭小地でも、外
壁パネルを取り付け位置まで能率良く搬入できる装置を
提供することにある。
のような施工機械を使用できないような狭小地でも、外
壁パネルを取り付け位置まで能率良く搬入できる装置を
提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、この発明では、建物の梁13へその梁13の長手方向に
沿って取付けられるレール17と、そのレール17上を転動
する転動輪11を備え、かつ、外壁パネル１の上端への取
付け部を備えた吊り具８とからなり、前記レール17を梁
13の外壁パネル支持金具15に跨がって取付けるようにし
たことを特徴とする。
め、この発明では、建物の梁13へその梁13の長手方向に
沿って取付けられるレール17と、そのレール17上を転動
する転動輪11を備え、かつ、外壁パネル１の上端への取
付け部を備えた吊り具８とからなり、前記レール17を梁
13の外壁パネル支持金具15に跨がって取付けるようにし
たことを特徴とする。
【０００６】
【作用】上記の構成によれば、レール１７の端部でその
レール１７に外壁パネル１を設置し、そのまま取付け位
置まで水平方向に移動させることで、挟小地でも簡単に
搬入することができる。
レール１７に外壁パネル１を設置し、そのまま取付け位
置まで水平方向に移動させることで、挟小地でも簡単に
搬入することができる。
【０００７】
【実施例】図２において、１は、外壁パネルであって、
コンクリート製のパネル本体２と、そのパネル本体２の
裏面に取付けた枠状のフレーム３とからなる。フレーム
３は、チャンネルからなる左右一対の縦枠４、４と、同
じくチャンネルからなる上下の横枠５を、それらの溝部
が内向きとなるようにして方形に接合したもので、上部
の横枠５の上面には、その左右両端に、ボルト穴６を備
えた取付けプレート７が、上方に突出するようにして取
付けられている。８は、水平断面がＬ形で、かつ、その
下端に水平固定プレート９を一体に形成した吊り具であ
り、その上端には、水平外方向に突出する軸10を介し
て、その軸10上を回転する転動輪11が取付けられてい
る。そして、このような構造の２個の吊り具８、８を一
対として、その下端の水平固定プレート９において、前
記上部横枠５の上面に、ボルト12によって取付けられて
いる。
コンクリート製のパネル本体２と、そのパネル本体２の
裏面に取付けた枠状のフレーム３とからなる。フレーム
３は、チャンネルからなる左右一対の縦枠４、４と、同
じくチャンネルからなる上下の横枠５を、それらの溝部
が内向きとなるようにして方形に接合したもので、上部
の横枠５の上面には、その左右両端に、ボルト穴６を備
えた取付けプレート７が、上方に突出するようにして取
付けられている。８は、水平断面がＬ形で、かつ、その
下端に水平固定プレート９を一体に形成した吊り具であ
り、その上端には、水平外方向に突出する軸10を介し
て、その軸10上を回転する転動輪11が取付けられてい
る。そして、このような構造の２個の吊り具８、８を一
対として、その下端の水平固定プレート９において、前
記上部横枠５の上面に、ボルト12によって取付けられて
いる。
【０００８】他方、図１において、13は、Ｈ型鋼からな
る梁であり、その下側のフランジ14下面にＬ型に形成し
たパネル支持金具15が、その上端の水平部で固定されて
いる。17は、同様にＬ形に形成されたレールであり、同
じ下部フランジ14の上面に、水平な取付け部18におい
て、ボルト16によって固定されている。
る梁であり、その下側のフランジ14下面にＬ型に形成し
たパネル支持金具15が、その上端の水平部で固定されて
いる。17は、同様にＬ形に形成されたレールであり、同
じ下部フランジ14の上面に、水平な取付け部18におい
て、ボルト16によって固定されている。
【０００９】上記の構成において、レール17及び吊り具
８は、それぞれ現場で梁13または外壁パネル１に取付け
られるもので、このようにして取付けた後、吊り具８の
転動輪11をレール17の垂直部上面に設置し、しかる後、
前記梁13の取付け位置まで水平方向に搬送して、前記取
付けプレート７のボルト穴６と支持金具15のボルト穴２
０が一致するよう位置決めして、ボルトによって固定す
るものである。
８は、それぞれ現場で梁13または外壁パネル１に取付け
られるもので、このようにして取付けた後、吊り具８の
転動輪11をレール17の垂直部上面に設置し、しかる後、
前記梁13の取付け位置まで水平方向に搬送して、前記取
付けプレート７のボルト穴６と支持金具15のボルト穴２
０が一致するよう位置決めして、ボルトによって固定す
るものである。
【００１０】図３は、この発明の別の実施例で、断面Ｌ
形のレール17の下端に垂直な取付け部21を設けて、その
取付け部21において、支持金具15の中間部において、各
支持金具15に跨がるようにしてボルト16で固定したもの
である。また、吊り具８は、図１と反対に、転動輪11を
水平固定プレート９と同方向に突出するようにして取付
けて、その水平固定プレート９を図１とは逆向きにして
外壁パネル１に取付けている。
形のレール17の下端に垂直な取付け部21を設けて、その
取付け部21において、支持金具15の中間部において、各
支持金具15に跨がるようにしてボルト16で固定したもの
である。また、吊り具８は、図１と反対に、転動輪11を
水平固定プレート９と同方向に突出するようにして取付
けて、その水平固定プレート９を図１とは逆向きにして
外壁パネル１に取付けている。
【００１１】
【発明の効果】以上のようにこの発明では、梁の長手方
向に沿ってレールを取付け、外壁パネルの上端に取付け
た吊り具の転動輪を、そのレール上に沿って水平方向に
取付け位置まで搬送すればよく、挟小地の場合でも、隣
地の建物との間の隙間を通って容易に搬入できるという
効果がある。また、レールを梁に、吊り具を外壁パネル
に取付けるだけでよいので、作業工数もそれほど増加す
ることはなく、かつ、レール及び吊り具は使用後に取り
外すことによって、再使用できるという利点がある。更
に、レールを外壁パネルの支持金具に跨がって取付ける
ことにより、この支持金具の通りを出すことができる効
果が得られる。
向に沿ってレールを取付け、外壁パネルの上端に取付け
た吊り具の転動輪を、そのレール上に沿って水平方向に
取付け位置まで搬送すればよく、挟小地の場合でも、隣
地の建物との間の隙間を通って容易に搬入できるという
効果がある。また、レールを梁に、吊り具を外壁パネル
に取付けるだけでよいので、作業工数もそれほど増加す
ることはなく、かつ、レール及び吊り具は使用後に取り
外すことによって、再使用できるという利点がある。更
に、レールを外壁パネルの支持金具に跨がって取付ける
ことにより、この支持金具の通りを出すことができる効
果が得られる。
【図１】この発明の実施例を示す外壁パネル取付け状態
の縦断面図である。
の縦断面図である。
【図２】吊り具を取付けた外壁パネル上端部の斜視図で
ある。
ある。
【図３】この発明の別の実施例を示す外壁パネルの設置
状態の要部縦断面図である。
状態の要部縦断面図である。
１ 外壁パネル ８ 吊り具９ 水平固定プレート 11 転動輪 13 梁15 支持金具 17 レール
Claims (1)
- 【請求項１】建物の梁へその梁の長手方向に沿って取付
けられるレールと、そのレール上を転動する転動輪を備
え、かつ、外壁パネルの上端への取付け部を備えた吊り
具とからなり、前記レールを梁の外壁パネル支持金具に
跨がって取付けるようにしたことを特徴とする外壁パネ
ルの搬入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3173051A JP3002703B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 外壁パネルの搬入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3173051A JP3002703B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 外壁パネルの搬入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04368567A JPH04368567A (ja) | 1992-12-21 |
| JP3002703B2 true JP3002703B2 (ja) | 2000-01-24 |
Family
ID=15953308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3173051A Expired - Lifetime JP3002703B2 (ja) | 1991-06-17 | 1991-06-17 | 外壁パネルの搬入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3002703B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4768585B2 (ja) * | 2006-11-24 | 2011-09-07 | トヨタホーム株式会社 | 建物及びその建築方法 |
-
1991
- 1991-06-17 JP JP3173051A patent/JP3002703B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04368567A (ja) | 1992-12-21 |
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