JP3041428B2 - 外壁材などの吊り上げ搬送装置 - Google Patents

外壁材などの吊り上げ搬送装置

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JP3041428B2
JP3041428B2 JP2287654A JP28765490A JP3041428B2 JP 3041428 B2 JP3041428 B2 JP 3041428B2 JP 2287654 A JP2287654 A JP 2287654A JP 28765490 A JP28765490 A JP 28765490A JP 3041428 B2 JP3041428 B2 JP 3041428B2
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知昭 藤井
信行 菅原
誠次 川口
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Sekisui House Ltd
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Sekisui House Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、主として、建築物の鉄骨にALC板やPC板
等の外壁材を取付ける際に使用される吊り上げ搬送装置
に関する。
従来の技術 鉄骨建築物の工事において、柱.梁からなる骨組にAL
C板などの外壁材を取付けるには、その外壁材を吊り上
げて前記骨組の側面に設置し、この状態で外壁板を固定
するためのボルトの締め付け作業を行う必要がある。従
来においては、この外壁材の吊り上げを、骨組の外側に
組んだ足場のフレームへチェンブロックを取付けて、こ
のチェンブロックのフックを外壁材に掛止させて行って
いる。
発明が解決しようとする課題 上記のように、従来においては、足場に取り付けたチ
ェンブロックで外壁材を吊り上げるようにしているた
め、足場のないところでは使用することができず、その
ためには特別に足場を組まなければならず、それだけ作
業工数が増え、また、施工期間も長くなるという欠点が
あった。更に、この種のチェンブロックは単に吊り上げ
るのみであるため、場所を移動するにはその都度チェン
ブロックを付け替えなければならず、しかも、外壁材は
その取付場所まで運んでから吊り上げる必要があった。
この発明は、このような従来の欠点に鑑み、建築物の
鉄骨梁に直接取付けることができ、また、この梁に沿っ
て取り付けた状態で搬送できるようにした吊り上げ搬送
装置を提供することを目的としてなされたものである。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するため、この発明の吊り上げ搬送
装置は、梁の下部フランジ等の水平部を左右両側から挟
むようにして対向配置される一対の走行体に、それぞれ
前記水平部の上面に設置される走行車輪を取付け、か
つ、一方の走行体には、他方の走行体に向かって突出し
た連結部材を設け、他方の走行体には、前記連結部材が
挿入され、且つ、挿入された連結部の上面に当接する下
向き壁部と同じく連結部材の下面に当接する上向き壁部
とを備えたスリットを形成し、更に、それらの走行体同
士を互いに連結する取り外し可能な連結機構を設け、同
じく走行体の少なくとも一方には吊り上げ具を掛止する
ための掛止部を設けたことを特徴とする。
作 用 上記この発明の構成では、一対の走行体の走行車輪
を、H形鋼の鉄骨梁の下部フランジなどへ載置するとと
もに、一方の走行体の連結部材を、他方の走行体のスリ
ットに差し込んで、互いの走行体を垂直方向に回転しな
いように保持することで、これら走行体を一体化させて
梁に仮設置することができる。そして、この状態で、ピ
ンやボルトを用いてこれら走行体を互いに連結すること
によって、装着することが出きる。また、この状態で走
行体を下部フランジに沿って移動させることで、外壁材
などを吊り上げたままその外壁材の取付場所に搬送でき
る。
実施例 図面は、この発明の実施例における装置を示してい
る。図において、1は、この発明の第1の走行体、2は
第2の走行体を示している。第1の走行体1は、垂直プ
レートからなる支持板3と、この支持板3の内側面にそ
の一端を固着した水平な連結板4と、その連結板4の下
面中央の左右方向に沿ってその上端を固着した吊り上げ
板5とからなり、支持板3の内側面には、連結板4より
も上方において、走行方向の前後方向に並べて、一対の
走行車輪6、6が軸支されている。また、吊り上げ板5
の下端が概略逆台形状に下向きに突出されて、この突出
部にフック掛止用の穴7が形成されると共に、この掛止
穴7の上部に左右方向に間隔をお 第2の走行体2は、前記第1の走行体1と同じく、垂
直な支持板11と、その支持板11の内側面にその一端を固
着した水平な連結板12とを備え、且つ、支持板11の内側
面には、連結板12の上部側において、前記と同じく走行
方向の前後に並べて一対の走行車輪13、13が軸支されて
いる。また、支持板11には、第1の走行体1の連結板4
と吊り上げ板5の先端が差し込まれるためのT字形のス
リット14が、支持板11の下端側に解放された状態で形成
されている。更に、連結板12は、その上面が前記スリッ
ト14の水平部15の下縁と同じ高さとなるようにして左右
の水平プレート16、16に分割されて固着されるととも
に、これら水平プレート16、16の互いに対向する端縁部
の下面には、それぞれその端縁部に沿う左右一対の垂直
板17、17が、その上端において固着され、これら左右の
水平プレート16、16及び垂直プレート17、17の間に、前
記支持板11のスリット14における垂直部18に連続するス
リット19を左右方向に形成している。これら、一対の垂
直プレート17、17には、互いに一致するようにして、一
個のピン挿入穴20が形成されている。他方、支持板11の
下端における一方のコーナー部に形成した取付穴21に
は、それらピン挿入穴20、8に差し込まれる連結ピン22
の一端が、鎖23を介して取付けられている。
第1図は、上記各走行体1、2の取付状態を示してい
る。まず、両走行体1、2が、H型鋼からなる梁25の下
部フランジ26を左右両側から挟むようにして、互いに対
向配置され、それと同時に各走行車輪6、13がそのフラ
ンジ26の上面に設置されている。その際、第1の走行体
1の連結板4が第2の走行体2の連結板4上面に設置さ
れるとともに、その吊り上げ板5が、第2の走行体2の
水平プレート16、16及び垂直板17、17間のスリット19を
貫通して、支持板11のスリット14より外方に突出してい
る。これにより、各走行体1、2同士が上下及び前後方
向に一体化される。すなわち、連結部材4は、その上面
がスリット19の水平部15における図2の下向き壁部15a
に当接し、下面が同じく水平部分における上向き壁部15
bに当たって、垂直方向に回転することなく保持され
る。更に、第2の走行体2の垂直板17、17に形成したピ
ン挿入穴20と第2の走行体2の多数のピン挿入穴8の一
つを互いに合致させて、これらに前記の連結ピン22を差
し込んで左右方向に抜けないよう連結している。第1の
走行体1のピン挿入穴8、8…は、前記フランジ26の幅
の大きさに合わせて選択するものであって、そのフラン
ジ26の幅の種類に応じた間隔をおいて形成してある。そ
して、このようにして取付けられた第1の走行体1の吊
り上げ板5の掛止穴7に、チェンブロック27上端のフッ
ク28が掛止されている。第5図は、その全体図であっ
て、このチェンブロック27の下端のフックなどを外壁材
29の掛止部に掛止して吊り上げ、この状態で取付位置ま
で搬送してボルトなどの締め付け作業を行う。なお、連
結ピン22の不測の離脱を防止するため、その先端を屈曲
させるようにしても良い。
発明の効果 以上のように、この発明によれば、H型鋼の鉄骨梁の
下部フランジなどへ一対の走行体を左右両側から挟むよ
うにして取付、かつ、これらを互いに連結することによ
って、そのような梁へ取付けることができるので、従来
のように足場がない場合でもALC板等の外壁材を吊り上
げることができ、且つ、走行用の車輪を設けているの
で、外壁材などを吊り上げたままその外壁材の取付場所
に搬送でき、外壁材の取付け作業の能率を大幅に向上で
きるという効果がある。しかも、このように一対の走行
体を左右両側から取付けるので、梁のどの位置でも取付
けることができ、また、取り外すことができる。更に、
一方の走行体の連結部材を、他方の走行体のスリットに
差し込むことによって、一対の走行体を梁へ仮設置する
ことができるようになっているので、それら走行体を手
で支えておかなくても、走行体同士の連結作業を容易か
つ安全に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の装置の梁への取付状態を示す側面
図、第2図は、子同じくこの発明の装置の取り外し状態
の斜視図、第3図は平面図、第4図は、第2の走行体の
側面図、第5図は、梁への取付状態の現場を示す斜視図
である。 1……第1の走行体、2……第2の走行体、6、13……
走行車輪、4、12……連結板、7……掛止穴、14……ス
リット、15a……下向き壁部、15b……上向き壁部、25…
…梁、26……フランジ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭54−27474(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04C 21/14 - 21/16 B66C 9/08

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】梁の下部フランジ等の水平部を左右両側か
    ら挟むようにして対向配置される一対の走行体に、それ
    ぞれ前記水平部の上面に設置される走行車輪を取付け、
    かつ、一方の走行体には、他方の走行体に向かって突出
    した連結部材を設け、他方の走行体には、前記連結部材
    が挿入され、且つ、挿入された連結部の上面に当接する
    下向き壁部と同じく連結部材の下面に当接する上向き壁
    部とを備えたスリットを形成し、更に、それらの走行体
    同士を互いに連結する取り外し可能な連結機構を設け、
    同じく走行体の少なくとも一方には吊り上げ具を掛止す
    るための掛止部を設けたことを特徴とする外壁材などの
    吊り上げ搬送装置。
JP2287654A 1990-10-24 1990-10-24 外壁材などの吊り上げ搬送装置 Expired - Lifetime JP3041428B2 (ja)

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CN104032965A (zh) * 2014-06-12 2014-09-10 中国五冶集团有限公司 一种h型梁板构件的翻转方法
CN104234434A (zh) * 2014-08-25 2014-12-24 四川金锋建设有限公司 一种大型板梁构件的辅助翻转方法
CN105019556A (zh) * 2015-07-24 2015-11-04 安徽富煌钢构股份有限公司 辅助高层钢梁快速吊装的搭接结构及其应用

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