JP3000004B2 - 消磁コイル制御方法及び消磁コイル制御装置 - Google Patents
消磁コイル制御方法及び消磁コイル制御装置Info
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Description
(CRT:Cathode Ray Tube)の消磁
を行うための消磁コイル(degaussing co
il)制御方法に関する。
置には,陰極線管のシャドウマスクが地磁気等の影響で
帯磁した場合に,その消磁を行うための消磁コイルなる
コイルが陰極線管の蛍光面近くに取り付けられており,
消磁コイルに時間とともに減衰する交流電流を流すこと
により,自動的にシャドウマスクの消磁を行うことがで
きる。
期して所定時間動作し,その動作時間は通常3秒程度に
設定されている。また,陰極線管の主電源がオンされて
消磁コイルが動作した後,主電源がオフされ,その後の
所定時間内,例えば約30分以内に再度主電源がオンさ
れた場合は,陰極線管は十分に消磁されていると判断さ
れ,消磁コイルが動作しないように設定されている。
主電源がオンされて,消磁コイルが動作が開始され,消
磁が完全に終了する以前に陰極線管の主電源がオフされ
た場合は,陰極線管は完全に消磁されていない。この状
態で,所定時間内に再度陰極線管の主電源がオンされた
場合,陰極線管が完全に消磁していないにもかかわら
ず,上述のように消磁コイルは動作しないという問題が
あった。
御方法が有する上記問題点に鑑みてなされたものであ
り,本発明の目的は,消磁が完全に終了する以前に陰極
線管の主電源がオフされた場合であっても,消磁を完全
に終了させることが可能な消磁コイル制御方法及び消磁
コイル制御装置を提供することである。
め,請求項1によれば,陰極線管の消磁コイル制御方法
において:消磁コイルの駆動時間を測定する第1工程
と;消磁コイルの駆動時間と,予め設定された基準時間
とを比較する第2工程と;第2工程において消磁コイル
の駆動時間の方が基準時間より短いと判断された場合,
消磁コイルを基準時間だけ駆動させる第3工程と;を含
み,第1工程における消磁コイルの駆動時間の測定は,
主電源がオンされた時から開始することを特徴とする陰
極線管の消磁コイル制御方法が提供される。
源がオンされてからオフされるまでの消磁コイルの駆動
時間を検出し,駆動時間が予め設定された基準時間,例
えば,請求項2に記載のように,消磁コイルが陰極線管
の消磁を行うのに要する時間,と比較することで,消磁
コイルによる陰極線管の消磁が完全に終了したかを判断
することが可能である。
が完全に終了していない場合には,基準時間を経過する
まで消磁コイルを継続して駆動させることで,陰極線管
の完全に消磁することが可能である。
が完全に終了していないうちに陰極線管の主電源がオフ
された場合であっても,消磁を完全に行うことができる
ため,安定した画面を提供することが可能である。
同時に陰極線管への電源の供給は終了させ,消磁コイル
による陰極線管の消磁が終了すると同時に消磁コイルを
含むすべての電源の供給を終了させることができるの
で,陰極線管の消磁を必要最小限の電力で行うことが可
能である。
本発明にかかる消磁コイル制御方法の好適な実施の形態
について詳細に説明する。なお,本明細書及び図面にお
いて,実質的に同一の機能構成を有する構成要素につい
ては,同一の符号を付することにより重複説明を省略す
る。
制御装置の概略的なブロック図である。消磁コイル制御
装置は,図1に示したように,交流常用電源ACの入力
を受けて,交流常用電源ACの電圧レベルを陰極線管内
の各構成要素に対応する電圧レベルに変換する電源部1
と,電源部1により変換された所定レベルの電圧の印加
を受けて画像を形成する陰極線管2と,陰極線管2周囲
に装着されて帯磁した陰極線管2の消磁を行うための消
磁コイル3とを含んでいる。
の主電源がオンされた後,陰極線管2の主電源がオフさ
れるまでの消磁コイル3の駆動時間を検出するタイマ6
を含んでいる。
により検出された時間と,予め設定された後述の基準時
間とを比較する機能や,各構成要素への電源の供給制御
等を行う制御部5と,消磁コイル3を駆動させる消磁コ
イル駆動部4とを含んでいる。
それぞれの機能を有する個別の構成要素を備えるように
してもよい。すなわち,タイマ6により検出された時間
と,予め設定された後述の基準時間とを比較する比較手
段と,各構成要素への電源の供給制御等とをそれぞれ異
なる構成要素としてもよい。
御方法を説明するための流れ図であり,図3は主電源と
消磁コイルのタイミングチャートである。上記のように
構成された消磁コイル制御装置による消磁コイル制御方
法を,図2及び図3を参照しながら説明する。
主電源がオンされると(ステップS1),制御部5は,
タイマ6による測定を開始させる(ステップS2)とと
もに,消磁コイル駆動部4を制御して消磁コイル3を駆
動させる(ステップS3)。
電源がオフされると,制御部5は,タイマ6により消磁
コイル3の駆動時間を検出する(ステップS4)。ステ
ップS4により検出された消磁コイル3の駆動時間が,
予め設定された基準時間Tを経過したかを判断する(ス
テップS5)。
フされるまで行われる(ステップS7)。ステップS5
における判断の結果,図3に示したように,消磁コイル
3の駆動時間tが予め設定された基準時間Tを経過して
いる(t>T)と判断された場合,消磁コイル3により
消磁作業が完了されたことを意味するので,制御部5
は,消磁コイル制御部4を制御して消磁コイル3の駆動
状態を中止させる(ステップS6)。
示したように,消磁コイル3の駆動時間tが予め設定さ
れた基準時間Tを経過していない(t<T)と判断され
た場合,消磁コイル3により陰極線管2が完全に消磁さ
れなかったことを意味する。この場合,主電源がオフさ
れたかを判断して(ステップS7),主電源がオフされ
なかったと判断された場合,制御部5はステップS4以
降の工程を実行する。
イル3による陰極線管2の消磁が完全に行われなかった
と判断され,かつ,ステップS7における判断の結果,
主電源がオフされたと判断された場合,消磁コイル3を
基準時間だけ駆動させるための制御を行う。
び,主電源が遮断されても基本的な電源が供給されて駆
動される構成部,例えば,タイマ6,制御部5等(以下
「基本構成部」と称する。)には電源を供給し続ける。
そして,消磁コイル3及び基本構成部以外の構成要素,
特に,陰極線管2の電源をオフさせる(ステップS
8)。
ている状態で,ステップS4以降の工程を実行する。そ
して,ステップ5において消磁コイル3による陰極線管
2の消磁が完全に行われたと判断された後,消磁コイル
3と基本構成部を含むすべての電源をオフする。
ば,陰極線管2の主電源がオンされてからオフされるま
での消磁コイル3の駆動時間tを検出し,消磁コイル3
が陰極線管2の消磁を行うのに要する時間Tと比較する
ことで,消磁コイル3による陰極線管2の消磁が完全に
終了したかを判断することが可能である。
消磁が完全に終了していない場合には,基準時間Tを経
過するまで消磁コイル3を継続して駆動させることで,
陰極線管2の完全に消磁することが可能である。
消磁が完全に終了していないうちに陰極線管2の主電源
がオフされた場合であっても,消磁を完全に行うことが
できるため,安定した画面を提供することが可能であ
る。
と同時に陰極線管2への電源の供給は終了させ,消磁コ
イル3による陰極線管2の消磁が終了すると同時に消磁
コイル3を含むすべての電源の供給を終了させることが
できるので,陰極線管2の消磁を必要最小限の電力で行
うことが可能である。
かる消磁コイル制御方法の好適な実施形態について説明
したが,本発明はかかる例に限定されない。当業者であ
れば,特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内
において各種の変更例または修正例に想到し得ることは
明らかであり,それらについても当然に本発明の技術的
範囲に属するものと了解される。
が,タイマにより検出された時間と,予め設定された基
準時間とを比較するとともに,各構成要素への電源の供
給制御を行う場合の一例につき説明したが,本発明はか
かる場合に限定されない。タイマにより検出された時間
と,予め設定された基準動作時間とを比較する比較手段
と,各構成要素への電源の供給制御手段とをそれぞれ異
なる構成要素としても同様に本発明は適用可能である。
れば,以下のような優れた効果を奏する。
れば,陰極線管の主電源がオンされてからオフされるま
での消磁コイルの駆動時間を検出し,駆動時間が予め設
定された基準時間,例えば,請求項2に記載のように,
消磁コイルが陰極線管の消磁を行うのに要する時間,と
比較することで,消磁コイルによる陰極線管の消磁が完
全に終了したかを判断することが可能である。
が完全に終了していない場合には,基準時間を経過する
まで消磁コイルを継続して駆動させることで,陰極線管
の完全に消磁することが可能である。
が完全に終了していないうちに陰極線管の主電源がオフ
された場合であっても,消磁を完全に行うことができる
ため,安定した画面を提供することが可能である。
同時に陰極線管への電源の供給は終了させ,消磁コイル
による陰極線管の消磁が終了すると同時に消磁コイルを
含むすべての電源の供給を終了させることができるの
で,陰極線管の消磁を必要最小限の電力で行うことが可
能である。
ある。
ある。
る。
Claims (2)
- 【請求項1】 陰極線管の消磁コイル制御方法におい
て: 消磁コイルの駆動時間を測定する第1工程と; 前記消磁コイルの駆動時間と,予め設定された基準時間
とを比較する第2工程と; 前記第2工程において前記消磁コイルの駆動時間の方が
前記基準時間より短いと判断された場合,前記消磁コイ
ルを前記基準時間だけ駆動させる第3工程と;を含み,
前記第1工程における前記消磁コイルの駆動時間の測定
は,主電源がオンされた時から開始することを特徴とす
る,消磁コイル制御方法。 - 【請求項2】 前記基準時間は,前記消磁コイルが前記
陰極線管の消磁を行うのに要する時間であることを特徴
とする,請求項1に記載の消磁コイル制御方法。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
KR1019970051480A KR100260903B1 (ko) | 1997-10-08 | 1997-10-08 | 음극선관의 디가우싱코일 제어방법 |
KR1997P51480 | 1997-10-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH11196430A JPH11196430A (ja) | 1999-07-21 |
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Family
ID=19522342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28633098A Expired - Fee Related JP3000004B2 (ja) | 1997-10-08 | 1998-10-08 | 消磁コイル制御方法及び消磁コイル制御装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3000004B2 (ja) |
KR (1) | KR100260903B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101665694B1 (ko) * | 2009-05-21 | 2016-10-12 | 가부시키가이샤 닛쵸야마토 | 유니버셜 모발 테이퍼링 레이저 및 유니버셜 모발 테이퍼링 방법 |
-
1997
- 1997-10-08 KR KR1019970051480A patent/KR100260903B1/ko not_active IP Right Cessation
-
1998
- 1998-10-08 JP JP28633098A patent/JP3000004B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101665694B1 (ko) * | 2009-05-21 | 2016-10-12 | 가부시키가이샤 닛쵸야마토 | 유니버셜 모발 테이퍼링 레이저 및 유니버셜 모발 테이퍼링 방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR19990030972A (ko) | 1999-05-06 |
JPH11196430A (ja) | 1999-07-21 |
KR100260903B1 (ko) | 2000-07-01 |
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