JP2897704B2 - Crt蛍光面の部分焼き付軽減装置 - Google Patents

Crt蛍光面の部分焼き付軽減装置

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JP2897704B2
JP2897704B2 JP7353627A JP35362795A JP2897704B2 JP 2897704 B2 JP2897704 B2 JP 2897704B2 JP 7353627 A JP7353627 A JP 7353627A JP 35362795 A JP35362795 A JP 35362795A JP 2897704 B2 JP2897704 B2 JP 2897704B2
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浩 谷井
博 山口
茂 山口
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はディスプレイ装置に
関し、特にCRT(Cathode Ray Tube;陰極線管)を用
いたディスプレイ装置の蛍光面の焼き付軽減装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】CRT等の投射型ディスプレイ装置にお
いては、CRT上の表示画像を所定の投射光学系を介し
てスクリーン上に拡大投影することにより画面表示を得
ている。
【0003】CRTにおいては、例えばEIA(米国電
子機械工業会)規格のカラーバー等を長時間連続して表
示した場合、100IREの白(NTSC映像信号の白
ピークレベル)の部分等が蛍光面の焼き付として残り、
これよりも輝度レベルが低い他の映像を表示した時、表
示映像の他に焼き付いた形が残って見えるという現象が
生じる。
【0004】これはハイコントラスト画像表示時におけ
るCRTの表示画の高輝度部と低輝度部とで蛍光面の劣
化状態が異なるために生じる現象である。
【0005】投射型ディスプレイ装置において、長時間
テストパターンや静止画を表示した場合に当該静止画の
焼き付けが発生し、その分表示画像が見苦しくなるとい
う問題を解消することを目的として、例えば特開平4-36
8989号公報には、入力映像信号について輝度変化を検出
する輝度変化検出手段と、上記入力映像信号の動きを検
出する動き検出手段と、上記輝度検出手段及び動き検出
手段の検出結果に基づいて、上記輝度変化の大きな静止
画を検出し、該静止画の連続する時間を検出する静止画
時間検出手段と、上記静止画時間検出手段の検出結果に
基づいて、上記静止画が所定時間以上連続するとき、陰
極線管の動作を焼き付け防止モードに設定する焼き付け
防止手段と、を具備したモニタ装置が提案されている。
すなわち、同公報には、表示画像の輝度レベルの高い部
分について微分結果を得、当該微分結果に基づいて動き
のない部分が所定時間以上表示される時に輝度レベルを
立ち下げて焼き付け防止モードに設定することによりC
RTの焼き付けを未然に防止する技術が記載されてい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、上記したCRT
の焼き付に対する対応策として、CRTの輝度レベルを
下げる方法(上記特開平4-368989号公報参照)、あるい
は映像信号を反転させる等の方法が採られていたが、こ
のような対応策においては、通常の表示状態と同様の映
像を表示することは不可能であった。また、上記特開平
4-368989号公報に提案される構成は静止画による焼き付
け防止技術に対応したものである。
【0007】従って、本発明は、上記従来技術の問題点
に鑑みて為されたものであって、CRTの画像表示面に
長時間に渡りコントラスト比の高い画像を表示したとき
に生じる蛍光面の部分的な焼き付を軽減することを可能
とする装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、CRTを用いてなる映像表示装置の画像
表示部に一定時間以上画像を表示した場合、表示前に設
定されたスイッチの所定の操作により、前記CRTの画
像表示面全体に白映像信号発生器による高輝度の全白画
面を一定時間表示する手段を備え、コントラスト比の高
い画像を連続して表示する等して生じた前記CRT蛍光
面の部分的な焼き付を軽減することを特徴する焼き付軽
減装置を提供する。
【0009】上記構成のもと、本発明は、CRTに一定
時間以上画像が表示されると、運営終了後、電源スイッ
チのオフ操作により、映像信号による高輝度の白映像を
CRTの画像表示部全体に一定時間表示することにより
焼き付を起こした蛍光面全面をフラットに焼き、蛍光面
の部分焼き付の軽減するようにしたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して以下に詳細に説明する。
【0011】図1は、本発明の一実施形態の構成を示す
ブロック図である。図1を参照して、本実施形態に係る
装置は、映像再生装置1、100IREの白画面を発生
させる白画面発生装置2、制御装置20、及び映像信号
を表示するCRTを備えた映像表示装置4から構成され
ており、制御装置20は、電源スイッチ5と、入力がN
OT回路7を介して電源スイッチ5に接続され入力が論
理“1”のとき計時を行い所定時間(例えば2時間)経
過すると出力信号Bを論理“0”から論理“1”に反転
する2時間タイマ8と、2時間タイマ8をリセットする
リセット回路12と、入力が論理“1”のとき計時を行
い5分経過すると出力信号Hを論理“0”から論理
“1”に反転する5分タイマ9と、を備え、リセット回
路12は5分タイマ9のリセットも行う。
【0012】また、図1を参照して、制御装置20は、
更に映像再生装置1と白画面発生装置2から出力される
映像信号を選択信号Cが“0”の時はaライン、“1”
の時はbラインに切り替える映像ラインセレクタ3と、
出力Yがリセット回路12への制御信号Eとして入力さ
れ、選択信号B(2時間タイマ8の出力)が“0”の時
はaライン、“1”の時はbラインに切り替えるセレク
タ11と、を備えている。
【0013】そして、制御装置20は、電源スイッチ5
の出力Aと2時間タイマ8の出力Bを入力とするAND
回路6を備え、AND回路6の出力Cは映像ラインセレ
クタ3の選択信号として映像ラインセレクタ3の制御端
子に入力されると共に5分タイマ9に入力され、電源ス
イッチ5の出力Aの反転信号を2時間タイマ8及びセレ
クタ11のaラインに供給するNOT回路7と、5分タ
イマ9の出力Hを入力しその反転信号Dをセレクタ11
のbラインに供給するNOT回路10と、を備えてい
る。
【0014】本実施形態に係る装置では、電源スイッチ
5をオンした後、映像表示装置1に映像再生装置2によ
る映像が所定時間(図1に示す構成では2時間)以上表
示された場合のみ、電源スイッチ5のオフしたとき、白
画面が表示される。
【0015】電源スイッチ5がオンにセットされると、
電源スイッチ5の出力である信号Aは接地端子と導通
し、その電位は論理“0”レベルとなり、2時間タイマ
8はNOT回路7を介して反転されて論理“1”となっ
た信号を受け作動を開始する。このとき、AND回路6
から出力される信号Cは論理“0”となり、映像ライン
セレクタ3は入力aを選択し、映像表示装置4には映像
再生装置1の映像が表示される。
【0016】そして、電源スイッチ5をオンした後、2
時間経過を待たずに電源スイッチ5をオフした場合、信
号Aは論理“1”となるが、NOT回路7を介して反転
された信号(“0”)を入力とする2時間タイマ8は設
定された時間(2時間)が経過していないため出力信号
Bの反転動作を行わず、出力信号Bとして論理“0”を
AND回路6に出力することになる。このため、AND
回路6の出力信号Cは論理“0”となり、映像ラインセ
レクタ3はbラインを選択することはない。すなわち、
映像ラインセレクタ3はaラインに入力された映像再生
装置1の出力を映像表示装置4に供給する。よって、映
像表示装置4には白画面は表示されない。また、電源ス
イッチ5をオフすることでセレクタ11の出力Eは反転
し論理“0”となり、リセット回路12はリセットパル
ス(信号F)を出力し、2時間タイマ8をリセットす
る。
【0017】2時間経過後において電源スイッチ5をオ
フした場合、信号Aは論理“1”となり、NOT回路7
で反転された信号(論理“0”)により2時間タイマ8
動作を停止するが、既に2時間が経過しているためタ
イムアウトしており、出力信号Bは論理“1”となり、
AND回路6の出力信号Cは論理“1”となる
【0018】そして、2時間タイマ8の出力信号Bが論
理“1”となったことを受け、AND回路6の出力Cを
選択信号として入力する映像ラインセレクタ3はbライ
ンを選択し、映像ラインセレクタ3の出力Gには白画面
発生器の100IREの映像信号が流れ、映像表示装置
4のCRTには100IREの白画面が表示される。
【0019】一方、映像ラインセレクタ3の選択信号C
が論理“1”となった(白画面発生器2の出力が映像表
示装置4に入力される)際に、2時間タイマ8の出力B
を選択信号として入力するセレクタ11は入力bを選択
すると共に、選択信号Cを入力とする5分タイマ9が始
動する。
【0020】5分タイマ9は、始動後5分経過しなけれ
出力信号Hを反転しないので5分タイマ9の出力Hは
論理“”となり、NOT回路10により反転されて信
号Dは論理“”となる。
【0021】セレクタ11のbラインは論理“”とな
るので、セレクタ11の出力Eには電源スイッチ5がオ
フされる以前と同様に、論理“”が出力され、リセッ
ト回路12は作動しない。
【0022】そして、5分タイマ9が始動後5分経過す
ると5分タイマ9は出力信号Hの反転を行い、信号Hは
論理“”となり、セレクタ11出力Eには論理“
が出力され、これを受けリセット回路12が作動してリ
セットパルス(信号F)を出力し、2時間タイマ8と5
分タイマ9を共にリセットする。
【0023】この結果、2時間タイマ8は信号反転を止
め、AND回路6の出力Cは論理“0”となり、映像ラ
インセレクタ3はaラインを選択、映像ラインセレクタ
3の出力Gはaラインとなり、映像表示装置4は白画面
表示を止める。
【0024】以上、本発明を上記実施形態に即して説明
したが、本発明は上記形態にのみ限定されるものでない
ことは勿論である。例えば図1の制御回路における2時
間タイマ、5分タイマの構成はあくまで一例を示すもの
であり、またこれらのタイマは計時許可信号がアクティ
ブ状態とされた際に計時を開始しタイムアウト時におい
てタイムアウト発生指示信号を出力するような構成とし
てもよいことは勿論であり、上記実施形態で説明した機
能を遂行するものであれば、基本ゲート回路等の論理構
成も適宜変更としてもよいことは勿論である。
【0025】
【発明の効果】以上、説明したように本発明のCRTの
蛍光面部分焼き付軽減装置によれば、まず電源スイッチ
をオンし予め定めた所定時間時間以上連続運転された場
合に電源スイッチオフ時に、高輝度の全白画面が
め定められた所定時間表示され、CRT画像表示面をフ
ラットに焼くことにより、CRTの蛍光面の部分焼き付
を軽減することができるという効果を有する。また、本
発明によれば、高輝度の全白画面表示も予め定めた時間
だけ行われその後自動的に映像信号に切り換えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の構成を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
4 映像表示装置 5 電源スイッチ 6 AND回路 7 NOT回路 8 2時間タイマ 9 5分タイマ 10 NOT回路 11 セレクタ 12 リセット回路 20 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山口 茂 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気 株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G09G 1/00 G09G 5/00 550

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CRTを用いてなる映像表示装置の画像表
    示部に一定時間以上画像を表示した場合、表示前に設定
    されたスイッチの所定の操作により、前記CRTの画像
    表示面全体に白映像信号発生器による高輝度の全白画面
    を一定時間表示する手段を備え、コントラスト比の高い
    画像を連続して表示する等して生じた前記CRT蛍光面
    の部分的な焼き付を軽減することを特徴する焼き付軽減
    装置。
  2. 【請求項2】予め定められた所定時間以上連続してCR
    Tに画像が表示されていることを検出した際に、前記ス
    イッチの操作により前記CRTの画面全体に全白の高輝
    度映像信号を出力するための白画面発生装置からの信号
    を前記CRTに供給するように制御する手段と、 前記高輝度の白画面を前記CRTが予め定めた所定時間
    表示した後に停止するように制御する手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1記載の焼き付軽減装
    置。
  3. 【請求項3】電源スイッチがオンとされた際に計時を開
    始する第1の計時手段を備え、前記第1の計時手段が予
    め定められた所定時間(第1の時間)以上前記電源スイ
    ッチが連続してオンであることを検出した際に、タイム
    アウト発生に基づき、映像信号と前記白画面発生装置の
    出力とを入力としいずれか一を出力するセレクタ回路が
    前記白画面発生装置の出力を選択するように切替制御す
    る選択信号を出力する第1の回路手段と、 前記セレクタ回路が前記白画面発生装置に切替えた際に
    計時を開始する第2の計時手段を備え、前記第1の時間
    よりも短い予め定められた時間だけ前記セレクタ回路が
    前記白画面発生装置の出力を選択するように制御する第
    2の回路手段と、 を備えたことを特徴とする請求項2記載の焼き付軽減装
    置。
  4. 【請求項4】前記第2の計時手段においてタイムアウト
    発生時に、前記第1及び第2の計時手段をリセットする
    ように制御する回路手段を備えたことを特徴とする請求
    項3記載の焼き付軽減装置。
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