JP2999929B2 - 油圧パワーステアリング装置用制御弁およびその製造方法 - Google Patents

油圧パワーステアリング装置用制御弁およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、油圧パワーステアリン
グ装置の操舵補助力発生用油圧アクチュエータに作用す
る油圧を制御するロータリー式の油圧制御弁とその製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】油圧パワーステアリング装置用制御弁と
して、筒状の第1バルブ部材と、この第1バルブ部材に
相対回転可能に挿入される第2バルブ部材とを備え、そ
の第1バルブ部材の内周と第2バルブ部材の外周とに軸
方向に沿う複数の凹部が周方向に間隔をおいて形成さ
れ、その第1バルブ部材側凹部の軸方向に沿う縁と第2
バルブ部材側凹部の軸方向に沿う縁との間が両バルブ部
材の相対回転により開度が変化する絞り部とされ、その
絞り部の開度変化により操舵補助力発生用油圧アクチュ
エータに作用する油圧が制御されるものが用いられてい
る。
【0003】そのような制御弁に流入した圧油の中で、
アクチュエータに供給されるもの以外はタンクに還流さ
せる必要がある。そのため、その第2バルブ部材側凹部
の一部が圧油排出用凹部とされ、その圧油排出用凹部の
両端から軸方向外方に延びる延長凹部が第2バルブ部材
の外周に形成され、その延長凹部を介し圧油排出用凹部
に導入される油がタンクに還流される制御弁が用いられ
ている(特開昭54‐64334号公報)。
【0004】従来、その延長凹部は、カッターにより圧
油排出用凹部を成形する際に、そのカッターを圧油排出
用凹部の端部からオーバーランさせることで成形されて
いた。そのため、その延長凹部の軸方向に沿う各縁は、
圧油排出用凹部の軸方向に沿う各縁と同一直線上にあっ
て互いに連なるものであった。また、その圧油排出用凹
部の軸方向に沿う縁は、絞り部の開度変化による油圧制
御によって所望の操舵特性を得られるように、研磨加工
されて一定形状のエッジ状に仕上げられる。そのため、
その圧油供給用凹部の縁に連なる延長凹部の縁も、その
圧油供給用凹部の縁と同様にエッジ状に仕上げられてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、そのように延
長凹部の軸方向に沿う縁がエッジ状であると、その筒状
の第1バルブ部材に第2バルブ部材を挿入する際に、そ
の縁の先端側により第1バルブ部材の内周面が傷付けら
れ、両バルブ部材の円滑な相対回転や圧油の円滑な流れ
が阻害されるという問題がある。
【0006】そこで、延長凹部の縁を面取り加工して曲
面にしたり圧油供給用凹部の縁よりもエッジ尖端幅を大
きくすることが考えられるが、延長凹部の縁と圧油供給
用凹部の縁とは同一直線上において互いに連なるため、
互いに異なる形状に成形するのは困難なものであった。
【0007】また、圧油排出用凹部を成形する際にカッ
ターを軸方向にオーバーランさせて延長凹部も併せて成
形する場合、カッターの軸方向移動距離が長くなるた
め、圧油排出用凹部の軸方向に沿う縁の第2バルブ部材
の軸方向に対する平行精度が低下し、絞り部の開度変化
による油圧制御精度が低下するという問題がある。な
お、カッターの径を大きくすることでカッターの軸方向
移動距離が長くなるのを防止できるが、他の凹部を形成
するカッターと異なるカッターが必要になり、設備コス
トが増大する。
【0008】本発明は、上記課題を解決することのでき
る油圧パワーステアリング装置用制御弁を提供すること
を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、筒状の第1バ
ルブ部材と、この第1バルブ部材に相対回転可能に挿入
される第2バルブ部材とを備え、その第1バルブ部材の
内周と第2バルブ部材の外周とに軸方向に沿う複数の凹
部が周方向に間隔をおいて形成され、その第1バルブ部
材側凹部の軸方向に沿う縁と第2バルブ部材側凹部の軸
方向に沿う縁との間が両バルブ部材の相対回転により開
度が変化する絞り部とされ、その絞り部の開度変化によ
り操舵補助力発生用油圧アクチュエータに作用する油圧
が制御され、その第2バルブ部材側凹部の一部は圧油排
出用凹部とされ、その圧油排出用凹部の少なくとも一端
から軸方向外方に延びる延長凹部が第2バルブ部材の外
周に形成され、その延長凹部を介し圧油排出用凹部に導
入される油がタンクに還流される油圧パワーステアリン
グ装置用制御弁において、その延長凹部の軸方向に沿う
両方の縁は、圧油排出用凹部の軸方向に沿う両方の縁の
周方向間に配置されていることを特徴とする。
【0010】本発明の油圧パワーステアリング装置用制
御弁を製造するに際し、その延長凹部を成形した後に第
2バルブ部材側凹部を成形するのが好ましい。
【0011】
【発明の作用および効果】本発明の構成によれば、延長
凹部の軸方向に沿う両方の縁は、圧油排出用凹部の軸方
向に沿う両方の縁の周方向間に配置されるので、その圧
油排出用凹部の軸方向に沿う縁と異なる形状に容易に面
取り加工し、曲面としたり圧油供給用凹部の縁よりもエ
ッジ尖端幅を大きくすることができる。これにより、第
1バルブ部材に第2バルブ部材を挿入する際に、第1バ
ルブ部材の内周面が延長凹部の軸方向に沿う縁の先端側
により傷付けられるのを防止でき、両バルブ部材の円滑
な相対回転や圧油の円滑な流れが阻害されるのを防止で
きる。
【0012】その延長凹部の寸法精度は圧油排出用凹部
ほどに高くする必要はないので、その延長凹部を鍛造等
により比較的に低い寸法精度で成形した後に、圧油排出
用凹部を機械加工等により高い寸法精度で成形すること
ができる。これにより、その延長凹部の加工コストを低
減できる。また、圧油排出用凹部を成形する際のカッタ
ーの軸方向移動距離を、そのカッターを圧油排出用凹部
の端部からオーバーランさせて延長凹部を併せて成形す
る場合に比べ短くできるので、圧油排出用凹部の軸方向
に沿う縁の第2バルブ部材の軸方向に対する平行精度を
向上し、絞り部の開度変化による油圧制御精度が低下す
るのを防止できる。
【0013】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。
【0014】図1に示すラックピニオン式油圧パワース
テアリング装置1は、操舵用ハンドル(図示省略)に連
結される入力軸2と、この入力軸2にトーションバー3
を介し連結される出力軸4とを備える。そのトーション
バー3は入力軸2の内周孔2a内においてピン5を介し
入力軸2に連結され、また、セレーション6を介し出力
軸4に連結される。その出力軸4にピニオン7が形成さ
れ、このピニオン7に噛み合うラック8が操舵用車輪
(図示省略)に連結される。その入力軸2の外周はベア
リング9を介しバルブハウジング10aに支持され、そ
の出力軸4はベアリング12、13を介しラックハウジ
ング10bに支持されている。その入力軸2の内径とト
ーションバー3の外径との差は僅かなものとされ、これ
により、入力軸2とトーションバー3と出力軸4との芯
ずれが防止されている。その入力軸2の外周にバルブハ
ウジング10aの内部において環状突部2bが形成さ
れ、その環状突部2bの外径は入力軸2を支持するベア
リング9の内径よりも大きくされ、これにより、トーシ
ョンバー3が折れた場合でも入力軸2がベアリング9か
ら抜けるのが防止される。その入力軸2の操舵による回
転がトーションバー3を介しピニオン7に伝達されてラ
ック8が車両幅方向に移動し、このラック8の移動によ
り車輪が操舵される。なお、その入出力軸2、4とバル
ブハウジング10aとの間にオイルシール14、15が
設けられている。また、そのラック8を支持するサポー
トヨーク16が設けられ、このサポートヨーク16はバ
ネ17の弾性力によりラック8に押し付けられている。
【0015】操舵補助力を付与する油圧アクチュエータ
として油圧シリンダ18が設けられている。その油圧シ
リンダ18はラックハウジング10bにより構成される
シリンダチューブ19と、ラック8に一体に形成された
ピストン20とを備え、そのピストン20により仕切ら
れる一対の油室21、22が形成されている。各油室2
1、22にロータリー式油圧制御弁23が接続されてい
る。その制御弁23は、筒状の第1バルブ部材24と、
この第1バルブ部材24に相対回転可能に挿入される第
2バルブ部材25とを備えている。その第1バルブ部材
24は、筒状の本体部24aと、この本体部24aの内
周両端に圧入されることで軸方向に関し離れる一対の環
状部24b、24cとを有し、その本体部24aに形成
されたピン挿通孔に挿入されるピン26が出力軸4に挿
通されることで出力軸4と同行回転する。その第2バル
ブ部材25は入力軸2の外周に一体に形成されることで
入力軸2と同行回転する。
【0016】図2に示すように、両環状部24b、24
cの間において、第1バルブ部材24の内周と第2バル
ブ部材25の外周とに軸方向に沿う複数の凹部が周方向
等間隔に形成されている。その第1バルブ部材側凹部
は、互いに周方向等間隔に位置する3つの右操舵用凹部
Rと、互いに周方向等間隔に位置する3つの左操舵用凹
部Lとで構成され、その第2バルブ部材側凹部は、互い
に周方向等間隔に位置する3つの圧油供給用凹部Pと、
互いに周方向等間隔に位置する3つの圧油排出用凹部T
とで構成される。各右操舵用凹部Rと各左操舵用凹部L
とは周方向に交互に配置され、各圧油供給用凹部Pと各
圧油排出用凹部Tとは周方向に交互に配置される。
【0017】各右操舵用凹部Rは、第1バルブ部材24
に形成された流路31からバルブハウジング10aに形
成された右操舵用ポート32を介し油圧シリンダ18の
一方の油室21に通じる。各左操舵用凹部Lは、第1バ
ルブ部材24に形成された流路33からバルブハウジン
グ10aに形成された左操舵用ポート34を介し油圧シ
リンダ18の他方の油室22に通じる。各圧油供給用凹
部Pは、第1バルブ部材24に形成された流路35から
バルブハウジング10aに形成された入口ポート36を
介しポンプ37に通じる。各圧油排出用凹部Tそれぞれ
は、第2バルブ部材25の外周に形成された延長凹部3
8とバルブハウジング10aに形成された出口ポート4
0を介しタンク41に通じる。これにより、そのポンプ
37、タンク41、及び油圧シリンダ18の各油室2
1、22が第1バルブ部材24と第2バルブ部材25の
内外周間の弁間流路を通じ連通する。また、その弁間流
路において第1バルブ部材側凹部と第2バルブ部材側凹
部の間は両バルブ部材24、25の相対回転により開度
が変化する絞り部A、B、C、Dとされ、その絞り部
A、B、C、Dの開度変化により油圧シリンダ18に作
用する油圧が制御される。
【0018】図2は操舵していない状態での両バルブ部
材24、25の相対位置を示し、この状態においては各
圧油供給用凹部Pと各圧油排出用凹部Tとが全ての絞り
部A、B、C、Dを介し連通するため、ポンプ37から
供給される圧油は直接タンク41へ還流し操舵補助力は
発生しない。その操舵補助力が発生しない状態から右方
へ操舵すると、車輪が路面から受ける操舵抵抗に応じト
ーションバー3は捩じれ、両バルブ部材24、25が相
対回転する。その結果、各右操舵用凹部Rと各圧油供給
用凹部Pとの間の絞り部Aの開度および各左操舵用凹部
Lと各圧油排出用凹部Tとの間の絞り部Bの開度が大き
くなり、各右操舵用凹部Rと各圧油排出用凹部Tとの間
の絞り部Cの開度および各左操舵用凹部Lと各圧油供給
用凹部Pとの間の絞り部Dの開度が小さくなる。これに
より、ポンプ37から油圧シリンダ18の一方の油室2
1へ圧油が供給され、油圧シリンダ18の他方の油室2
2よりタンク41へ圧油が還流され、車両の右方への操
舵補助力が操舵抵抗に応じラック8に作用する。また、
操舵補助力が発生しない状態から左方へ操舵すると、各
絞り部A、B、C、Dの開度は右方へ操舵した場合と逆
に変化するので、車両の左方への操舵補助力が操舵抵抗
に応じラック8に作用する。
【0019】図3の(1)、(2)、図4にも示すよう
に、前記各延長凹部38は、各圧油排出用凹部Tそれぞ
れの一端から軸方向外方(図1、図3の(1)、図4に
おいて上方)に延びる第1部分38aと、圧油排出用凹
部Tの他端から軸方向外方(図1、図3の(1)、図4
において下方)に延びる第2部分38bとを有する。各
第1部分38aの端部は第1バルブ部材24の上方まで
至ることで第1バルブ部材24の上方空間51に通じ、
その上方空間51に通じる前記出口ポート40を介しタ
ンク41に接続される。各第2部分38bの端部は、第
2バルブ部材25の先端外周縁の面取り部25cまで至
ることで第1バルブ部材24の下方空間52に通じ、こ
れにより、その下方空間52はタンク41に接続され
る。なお、入力軸2は、その第2バルブ部材25の先端
面から軸方向外方に延びるストッパー部25dを有し、
そのストッパー部25dの外周一部は互いに平行な平坦
面25d′とされ、各平坦面25d′が出力軸4の内周
面4dに当接することで両バルブ部材24、25の相対
回転量が過大になるのが防止され、トーションバー3の
破損が防止される。
【0020】各圧油排出用凹部Tそれぞれの両端から軸
方向外方に延びる延長凹部38それぞれの軸方向に沿う
両方の縁38′は、その圧油排出用凹部Tの軸方向に沿
う両方の縁T′の周方向間に配置され、これにより、各
延長凹部38の周方向幅は圧油排出用凹部Tの周方向幅
よりも小さくされている。また、各延長凹部38の深さ
は各圧油排出用凹部Tの深さよりも深くされている。図
5に示すように、各延長凹部38それぞれの軸方向に沿
う各縁38′は円弧に沿って面取りされて曲面とされて
いる。各延長凹部38は冷間鍛造により成形され、その
成形により軸方向に沿う各縁38′が面取りされて曲面
とされ、その冷間鍛造後に第2バルブ部材側凹部である
圧油供給用凹部Pおよび圧油排出用凹部Tが機械加工さ
れ、しかる後に圧油供給用凹部Pおよび圧油排出用凹部
Tの各軸方向に沿う縁P′、T′が研磨加工されて所定
のエッジ状とされる。
【0021】上記構成によれば、各延長凹部38の軸方
向に沿う両方の縁38′は、圧油排出用凹部Tの軸方向
に沿う両方の縁T′の周方向間に配置されるので、その
圧油排出用凹部Tの軸方向に沿う縁T′と異なる形状に
容易に面取り加工し、曲面とすることができる。これに
より、第1バルブ部材24に第2バルブ部材25を面取
り部25cの形成側から挿入する際に、第1バルブ部材
24の内周面がその面取り部25cにまで至る延長凹部
38の軸方向に沿う縁38′の先端側により傷付けられ
るのを防止でき、両バルブ部材24、25の円滑な相対
回転や圧油の円滑な流れが阻害されるのを防止できる。
また、その延長凹部38の寸法精度は圧油排出用凹部T
ほどに高くする必要はないので、その延長凹部38を冷
間鍛造により比較的に低い寸法精度で成形した後に、圧
油排出用凹部Tを機械加工により高い寸法精度で成形
し、その延長凹部38の加工コストを低減できる。ま
た、圧油排出用凹部Tを成形する際のカッターの軸方向
移動距離を、従来のようにカッターを圧油排出用凹部の
端部からオーバーランさせて延長凹部を併せて成形する
場合に比べ短くできるので、圧油排出用凹部Tの軸方向
に沿う縁T′の第2バルブ部材25の軸方向に対する平
行精度を向上し、絞り部A、B、C、Dの開度変化によ
る油圧制御精度が低下するのを防止できる。
【0022】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではない。例えば、図6に示すように、延長凹部38
の軸方向に沿う各縁38″を、平坦面に沿って面取りす
ることで圧油供給用凹部の縁よりもエッジ尖端幅Wが大
きくなるようにしてもよい。また、延長凹部が圧油排出
用凹部の一端からのみ軸方向外方に延びるものであって
もよい。さらに、本発明をボールスクリュー式油圧パワ
ーステアリング装置の制御弁に適用してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の油圧パワーステアリング装置
の縦断面図
【図2】その実施例の制御弁の横断面図
【図3】その実施例の第2バルブ部材の(1)は部分側
面図、(2)は正面図
【図4】図3の(2)のIV‐IV線の断面図
【図5】図3の(1)のV‐V線の断面図
【図6】本発明の変形例の第2バルブ部材の横断面図
【符号の説明】
18 油圧シリンダ 24 第1バルブ部材 25 第2バルブ部材 38 延長凹部 38′ 縁 41 タンク P 圧油供給用凹部 T 圧油排出用凹部 T′ 縁 L 左操舵用凹部 R 右操舵用凹部 A、B、C、D 絞り部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状の第1バルブ部材と、この第1バル
    ブ部材に相対回転可能に挿入される第2バルブ部材とを
    備え、その第1バルブ部材の内周と第2バルブ部材の外
    周とに軸方向に沿う複数の凹部が周方向に間隔をおいて
    形成され、その第1バルブ部材側凹部の軸方向に沿う縁
    と第2バルブ部材側凹部の軸方向に沿う縁との間が両バ
    ルブ部材の相対回転により開度が変化する絞り部とさ
    れ、その絞り部の開度変化により操舵補助力発生用油圧
    アクチュエータに作用する油圧が制御され、その第2バ
    ルブ部材側凹部の一部は圧油排出用凹部とされ、その圧
    油排出用凹部の少なくとも一端から軸方向外方に延びる
    延長凹部が第2バルブ部材の外周に形成され、その延長
    凹部を介し圧油排出用凹部に導入される油がタンクに還
    流される油圧パワーステアリング装置用制御弁におい
    て、その延長凹部の軸方向に沿う両方の縁は、圧油排出
    用凹部の軸方向に沿う両方の縁の周方向間に配置されて
    いる油圧パワーステアリング装置用制御弁。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の油圧パワーステアリン
    グ装置用制御弁を製造するに際し、その延長凹部を成形
    した後に第2バルブ部材側凹部を成形することを特徴と
    する油圧パワーステアリング装置用制御弁の製造方法。
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