JP2999900B2 - ビデオカメラのレンズキャップ - Google Patents
ビデオカメラのレンズキャップInfo
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- JP2999900B2 JP2999900B2 JP5043916A JP4391693A JP2999900B2 JP 2999900 B2 JP2999900 B2 JP 2999900B2 JP 5043916 A JP5043916 A JP 5043916A JP 4391693 A JP4391693 A JP 4391693A JP 2999900 B2 JP2999900 B2 JP 2999900B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lens cap
- video camera
- ring
- case
- push button
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本案は、ビデオカメラのレンズキ
ャップに関する。
ャップに関する。
【0002】
【従来の技術】図5に従来のレンズキャップの断面図を
示す。図において、レンズキャップ1は、係止舌片2を
有するケース3と、リング4に一体形成されたフック片
5からなる取付具6の2点で構成されている。ビデオカ
メラ撮影時、レンズキャップ1を外しビデオカメラ7の
グリップベルト8に掛けて使用することが、一般に行わ
れる(図4(b)参照)。
示す。図において、レンズキャップ1は、係止舌片2を
有するケース3と、リング4に一体形成されたフック片
5からなる取付具6の2点で構成されている。ビデオカ
メラ撮影時、レンズキャップ1を外しビデオカメラ7の
グリップベルト8に掛けて使用することが、一般に行わ
れる(図4(b)参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ビデオカメラ撮影時、
レンズキャップ1を外すが、図4(b)に示すように、
レンズキャップ1のフック片5をビデオカメラ7のグリ
ップベルト8に掛ける際、フック片5の付け根部5aが
固定されている為、フック片5の先端が持ち上がらず、
グリップベルトの縁に当って挿入しにくいと云った不具
合があった。
レンズキャップ1を外すが、図4(b)に示すように、
レンズキャップ1のフック片5をビデオカメラ7のグリ
ップベルト8に掛ける際、フック片5の付け根部5aが
固定されている為、フック片5の先端が持ち上がらず、
グリップベルトの縁に当って挿入しにくいと云った不具
合があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】左右一対の開口を有する
有底円筒状のケースと、可撓性リングと該可撓性リング
の外方へ突出して前記開口より覗出する押釦が一体形成
された取付具との2点でレンズキャップを構成し、前記
ケースには前記リングを係止する舌片と押釦案内兼リン
グ位置規制用リブを設けると共に、前記取付具には前記
リングの内方へ突出する可撓性の連結リブを介して押圧
部を有するフック片を設け、前記ケースまたは前記取付
具の何れかに前記連結リブを支持する支持手段を設ける
構造にする。
有底円筒状のケースと、可撓性リングと該可撓性リング
の外方へ突出して前記開口より覗出する押釦が一体形成
された取付具との2点でレンズキャップを構成し、前記
ケースには前記リングを係止する舌片と押釦案内兼リン
グ位置規制用リブを設けると共に、前記取付具には前記
リングの内方へ突出する可撓性の連結リブを介して押圧
部を有するフック片を設け、前記ケースまたは前記取付
具の何れかに前記連結リブを支持する支持手段を設ける
構造にする。
【0005】
【作用】図3(b)に示すように、フック片の押圧部を
手指で押圧することにより、連結リブが支持突片を支点
にして撓み、フック片の先端が持ち上がる。
手指で押圧することにより、連結リブが支持突片を支点
にして撓み、フック片の先端が持ち上がる。
【0006】
【実施例】以下、本案の具体的な実施例について図面を
参照しながら説明する。図1は分解斜視図、図2は組立
て平面図、図3はビデオカメラにレンズキャップを装着
した状態の断面図及びレンズキャップのフック片操作状
態の断面図、図4はレンズキャップ装着及びレンズキャ
ップ取外し時のビデオカメラの外観斜視図である。
参照しながら説明する。図1は分解斜視図、図2は組立
て平面図、図3はビデオカメラにレンズキャップを装着
した状態の断面図及びレンズキャップのフック片操作状
態の断面図、図4はレンズキャップ装着及びレンズキャ
ップ取外し時のビデオカメラの外観斜視図である。
【0007】本案のレンズキャップ30は、図1に示す
ケース10と取付具20の2点で構成される。該ケース
10は、底面11と円筒状側壁12とからなり、該側壁
12に連続して案内リブ13,13が設けられ、左右一
対の開口14,14を形成している。15は後述するリ
ングの位置決め規制手段としての係合段部、16はリン
グ係止手段としての舌片、17は支持手段としての突
片、18は紐通し孔である。
ケース10と取付具20の2点で構成される。該ケース
10は、底面11と円筒状側壁12とからなり、該側壁
12に連続して案内リブ13,13が設けられ、左右一
対の開口14,14を形成している。15は後述するリ
ングの位置決め規制手段としての係合段部、16はリン
グ係止手段としての舌片、17は支持手段としての突
片、18は紐通し孔である。
【0008】取付具20は、可撓性のリング21の外方
へ突出形成された押釦22と、可撓性の連結リブ23,
23を介してフック片24が一体に形成されている。2
5は押圧部である。26はビデオカメラ7のフィルタネ
ジ部9に嵌合する雄ネジ部である。なお、ケース10は
例えばABS樹脂で一体成形されるが、取付具20は可
撓性が要求されるのでポリアセタール樹脂等が適してい
る。
へ突出形成された押釦22と、可撓性の連結リブ23,
23を介してフック片24が一体に形成されている。2
5は押圧部である。26はビデオカメラ7のフィルタネ
ジ部9に嵌合する雄ネジ部である。なお、ケース10は
例えばABS樹脂で一体成形されるが、取付具20は可
撓性が要求されるのでポリアセタール樹脂等が適してい
る。
【0009】図2に示すように、リング21の一方の対
向片21a,21aを係合段部15,15に嵌合させ、
他方の対向片21b,21bを舌片16,16に係止さ
せることにより取付具20がケース10の所定個所に位
置決め保持され、レンズキャップ30が組み立てられ
る。使用時は、図2に示す矢印方向に押圧すると、リン
グ21の対向片21a,21aが互いに接近する方向へ
撓み、押釦22,22が案内リブ13,13により案内
され移動する。その状態で図3(a)に示すように、ネ
ジ部26,26をビデオカメラ7のフィルタネジ部9に
嵌合すればよい。レンズキャップ30を外す場合も、押
釦22,22を押圧してフィルタネジ部9からネジ部2
6を外せばよい。
向片21a,21aを係合段部15,15に嵌合させ、
他方の対向片21b,21bを舌片16,16に係止さ
せることにより取付具20がケース10の所定個所に位
置決め保持され、レンズキャップ30が組み立てられ
る。使用時は、図2に示す矢印方向に押圧すると、リン
グ21の対向片21a,21aが互いに接近する方向へ
撓み、押釦22,22が案内リブ13,13により案内
され移動する。その状態で図3(a)に示すように、ネ
ジ部26,26をビデオカメラ7のフィルタネジ部9に
嵌合すればよい。レンズキャップ30を外す場合も、押
釦22,22を押圧してフィルタネジ部9からネジ部2
6を外せばよい。
【0010】ビデオカメラで撮影時は、外したレンズキ
ャップ30の押圧部25を手指で押すことにより、図3
(b)に示すように連結リブ23が支持突片17を支点
にして2点鎖線で示す一までフック片24が持ち上げら
れるので、レンズキャップ30をグリップベルト8に装
着し易くなる。
ャップ30の押圧部25を手指で押すことにより、図3
(b)に示すように連結リブ23が支持突片17を支点
にして2点鎖線で示す一までフック片24が持ち上げら
れるので、レンズキャップ30をグリップベルト8に装
着し易くなる。
【0011】なお、本案では、支持突片17をケース1
0に設けたが、連結リブ23に設けても良い。また、リ
ング21の形状は長方形に限らず楕円形、或るいは多角
形であっても良い。本案では、押釦22の押圧方向と押
圧部25の押圧方向とを、互いに直交するように構成
し、可撓性のリング21に加わる応力歪みを分散させて
いる。
0に設けたが、連結リブ23に設けても良い。また、リ
ング21の形状は長方形に限らず楕円形、或るいは多角
形であっても良い。本案では、押釦22の押圧方向と押
圧部25の押圧方向とを、互いに直交するように構成
し、可撓性のリング21に加わる応力歪みを分散させて
いる。
【0012】
【発明の効果】本案の構成により、レンズキャップをグ
リップベルトへ容易に装着でき、ビデオカメラでの撮影
動作がスムーズに行える。
リップベルトへ容易に装着でき、ビデオカメラでの撮影
動作がスムーズに行える。
【図1】本案のレンズキャップの分解斜視図である。
【図2】本案のレンズキャップの平面図である。
【図3】本案のレンズキャップ使用時の異なる状態の断
面図である。
面図である。
【図4】ビデオカメラの異なる状態の外観斜視図であ
る。
る。
【図5】従来例のレンズキャップの断面図である。
10 ケース 11 底面 14 開口 15 係合段部(規制手段) 16 係止舌片 17 支持突片(支持手段) 20 取付具 21 リング 23 連結リブ 24 フック片 25 押圧部 30 レンズキャップ
Claims (3)
- 【請求項1】 左右一対の開口を有する有底円筒状のケ
ースと、可撓性リングと該可撓性リングの外方へ突出し
て前記開口より覗出する押釦が一体形成された取付具と
からなり、前記ケースには前記リング係止手段を設ける
と共に、前記取付具には前記リングの内方へ突出する可
撓性の連結リブを介して押圧部を有するフック片を設
け、前記ケースまたは前記取付具の何れかに前記連結リ
ブを支持する支持手段を設けることを特徴とするビデオ
カメラのレンズキャップ。 - 【請求項2】 前記ケースに位置決め規制手段を設け、
前記押釦を案内すると共に前記リングを位置規制するこ
とを特徴とする請求項1のビデオカメラのレンズキャッ
プ。 - 【請求項3】 前記押釦及び押圧部の押圧方向は、互い
に直交する方向であることを特徴とする請求項1のビデ
オカメラのレンズキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5043916A JP2999900B2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | ビデオカメラのレンズキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5043916A JP2999900B2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | ビデオカメラのレンズキャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06261233A JPH06261233A (ja) | 1994-09-16 |
JP2999900B2 true JP2999900B2 (ja) | 2000-01-17 |
Family
ID=12677045
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5043916A Expired - Fee Related JP2999900B2 (ja) | 1993-03-04 | 1993-03-04 | ビデオカメラのレンズキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2999900B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN202120017U (zh) * | 2011-06-29 | 2012-01-18 | 朱海灏 | 便携镜头盖 |
-
1993
- 1993-03-04 JP JP5043916A patent/JP2999900B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06261233A (ja) | 1994-09-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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