JP2997957B2 - 電源制御回路 - Google Patents

電源制御回路

Info

Publication number
JP2997957B2
JP2997957B2 JP16560791A JP16560791A JP2997957B2 JP 2997957 B2 JP2997957 B2 JP 2997957B2 JP 16560791 A JP16560791 A JP 16560791A JP 16560791 A JP16560791 A JP 16560791A JP 2997957 B2 JP2997957 B2 JP 2997957B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
voltage
light
control circuit
light receiving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP16560791A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0511175A (ja
Inventor
陽一 関
道雄 川合
浩幸 斉藤
慎一 遠藤
顕 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Precision Inc
Original Assignee
Seiko Precision Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Precision Inc filed Critical Seiko Precision Inc
Priority to JP16560791A priority Critical patent/JP2997957B2/ja
Publication of JPH0511175A publication Critical patent/JPH0511175A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2997957B2 publication Critical patent/JP2997957B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exposure Control For Cameras (AREA)
  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はカメラ等に用いる電源制
御回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のオートフォーカスカメラ用の電源
制御回路として、例えば特公平3−18165号公報に
記載されたものがある。
【0003】これは、発光素子を発光させる直前に昇圧
回路(DC/DCコンバータ)を動作させて電池電圧を
昇圧し、発光および受光動作をしている間は昇圧回路の
動作を停止するものである。したがって、受光動作時に
は昇圧動作にともなうノイズ等の影響がないので、受光
回路が正確に動作するというものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、発光素子を発光させる直前にのみ昇圧動作を
行うため、昇圧回路で生じる電圧は発光回路および受光
回路で用いられるだけであり、発光回路や昇圧回路の動
作等を制御する制御回路では昇圧電圧を利用することが
できなかった。また、発光動作にともなう昇圧回路出力
部の電圧低下によって受光回路に供給される電圧が低下
し、受光回路の動作が不正確になるという問題点もあっ
た。
【0005】本発明の目的は、昇圧回路で生じる電圧を
受光回路のほかに制御回路でも利用でき、しかも常に安
定した電圧を受光回路および制御回路に供給可能な電源
制御回路を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における電源制御
回路は、対象物を照射する照射光を生じる発光回路と、
上記照射光の対象物からの反射光を受光してその受光量
に応じた電気信号を生じる受光回路と、電池電圧を昇圧
して上記発光回路に供給する昇圧回路と、上記発光回路
および上記昇圧回路の動作を制御する制御回路と、上記
昇圧回路の出力を入力して常に定電圧を生じるととも
に、この定電圧を上記受光回路および上記制御回路の電
源電圧として供給する定電圧回路と、上記受光回路が動
作する所定時間前に上記昇圧回路の昇圧電圧を第1昇圧
電圧からこの第1昇圧電圧よりも電圧の高い第2昇圧電
圧に切換える昇圧電圧切換え回路と、上記受光回路が動
作しているときに上記昇圧回路の昇圧動作を停止する昇
圧停止回路とからなる。
【0007】
【実施例】図1は、オートフォーカスカメラ用の電源制
御回路の実施例を示した電気回路図である。
【0008】昇圧回路1は、電池VB の電圧(1.5ボ
ルト〜3ボルト)を昇圧して、第1昇圧電圧(5.5ボ
ルト)および第2昇圧電圧(10ボルト)を生じるもの
であり、コイル2、ダイオ―ド3、トランジスタ4およ
びコンデンサC1 で構成されている。昇圧電圧切換え回
路5は、昇圧回路1の昇圧電圧を第1昇圧電圧または第
2昇圧電圧に切換えるものである。この昇圧電圧切換え
回路5は、図2に示すように、コンパレ−タ6、アンド
ゲ―ト7、切換え部8、抵抗R1 およびR2 、基準電圧
部VR1およびVR2で構成されている。基準電圧部VR2の
電圧は基準電圧部VR1の電圧よりも高くなるように設定
されている。定電圧回路11は、昇圧回路1の出力を受
けて安定化された定電圧VDD(5ボルト)を生じるもの
であり、この定電圧(5ボルト)は後述の受光回路12
および制御回路13の電源電圧として供給されるもので
ある。定電圧回路11の出力には昇圧回路1のコンデン
サC1 に比べてはるかに小容量のコンデンサC2 が接続
されている。受光回路12は、対象物(図示せず。)か
らの反射光を受光してその受光量に応じた電気信号(光
電変換信号)を生じるものであり、受光素子、アンプ、
演算回路等で構成されている。制御回路13は、昇圧回
路1、昇圧電圧切換え回路5および後述の発光回路14
の動作等を制御する。この制御回路13はCPU等で構
成されている。発光回路14は、対象物に照射する照射
光を生じるものであり、トランジスタ16、発光素子
(発光ダイオ−ド等)17および抵抗R3 で構成されて
いる。アンドゲ―ト(昇圧停止回路)20は、受光回路
12が動作しているときに昇圧回路1の昇圧動作を停止
するものである。
【0009】つぎに、図1および図2に示した回路の動
作を、図3に示したタイムチャ―トを参照して、説明す
る。
【0010】通常(定常時)は、昇圧回路1は動作状態
であり、その出力部P1 の電圧Vsuは第1昇圧電圧
(5.5ボルト)となっている。このときの動作の詳細
は、以下の通りである。昇圧電圧切換え回路5の切換え
部8は、制御回路13からの信号(P3 に入力)により
基準電圧部VR1に接続されている。コンパレ―タ6の非
反転入力には基準電圧部VR1の電圧が入力されており、
反転入力には電圧Vsuを抵抗分割した電圧が入力されて
いる。アンドゲ―ト7の一方の入力にはコンパレ―タ6
の出力が入力され、他方の入力には制御回路13から昇
圧クロック信号(P4 に入力)が入力されている。した
がって、昇圧回路1の出力部P1 の電圧Vsuの電圧が低
いときにはアンドゲ―ト7からはクロック信号が出力さ
れ、昇圧回路1の出力部P1 の電圧Vsuの電圧が高いと
きにはアンドゲ―ト7の出力は論理値“0”となる。ア
ンドゲ―ト(昇圧停止回路)20の一方の入力には制御
回路13からの昇圧停止信号(P5 に入力)が入力され
ているが、通常この昇圧停止信号は論理値“1”(昇圧
状態)となっている。したがって、アンドゲ―ト20か
らはアンドゲ―ト7の出力がそのまま出力されることに
なる。すなわち、定常時は、コンパレ―タ6、アンドゲ
―ト7およびアンドゲ―ト20を通して昇圧回路1の出
力状態がフィ―ドバックされ、昇圧回路1の出力部P1
の電圧Vsuが第1昇圧電圧(5.5ボルト)に保持され
ていることになる。このようにして第1昇圧電圧(5.
5ボルト)に保持された電圧は定電圧回路11に入力さ
れ、定電圧回路11からは安定化した電圧VDD(5ボル
ト)が出力される。そして、定電圧回路11の出力電圧
VDDは、受光回路12および制御回路13に電源電圧と
して供給される。したがって、制御回路13は常に動作
状態に保持されているわけである。
【0011】受光回路12が動作する所定時間前になる
と(発光回路14の動作に対応して受光回路12が動作
することになるので、通常は発光回路14の動作期間と
受光回路12の動作期間とはほぼ一致している。したが
って、発光回路14が動作する所定時間前を基準にとる
ことも可能である。)、昇圧回路1の出力部P1 の電圧
Vsuは第2昇圧電圧(10ボルト)に上昇する。すなわ
ち、制御回路13からの信号(P3 に入力)により昇圧
電圧切換え回路5の切換え部8が基準電圧部VR2に接続
され、それに応じて昇圧回路1の出力部P1 の電圧Vsu
が上昇するわけである。なお、このときにも、定電圧回
路11の出力電圧VDDは5ボルトに保持されたままであ
る。
【0012】受光回路12あるいは発光回路14が動作
状態になると、昇圧回路1の動作が所定時間停止すると
ともに所定の動作が行なわれる。このときの動作の詳細
は、以下の通りである。アンドゲ―ト(昇圧停止回路)
20の一方の入力には制御回路13からの昇圧停止信号
(論理値“0”)が入力され、アンドゲ―ト20の出力
は論理値“0”に固定される。その結果、昇圧回路1の
昇圧動作は停止する。
【0013】一方、制御回路13からの信号により発光
回路14のトランジスタ16がオン状態となり、発光素
子17から対象物(図示せず。)に照射光が照射され
る。照射光の対象物からの反射光は受光回路12の受光
素子で受光され、受光素子からはその受光量に応じた電
気信号(光電変換信号)が生じる。受光回路12では、
この光電変換信号に対して所定の処理(増幅、演算等)
を行なう。この所定の処理が終了した後、昇圧停止信号
の論理値は“1”となり、再び昇圧回路1の昇圧動作が
開始される。図3に示すように連続的に発光させる場合
には、昇圧回路1の出力部P1 の電圧Vsuを急激に第2
昇圧電圧(10ボルト)まで回復させる必要があるの
で、昇圧クロックのデュ―ティを定常時よりも高くする
ことが好ましい。発光動作にともなって昇圧回路1の出
力部P1 の電圧Vsuは減少するが、その初期電圧(10
ボルト)が十分高いので、定電圧回路11の出力電圧V
DDが5ボルト以下になることはない。したがって、受光
回路12での処理は高精度で行なわれ、また制御回路1
3の動作も確実に行なわれる。
【0014】以上述べた実施例では、発光回路14用の
電源として昇圧回路1を用いていたが、この代りに電池
VB を直接電源として用いることも可能である。
【0015】
【発明の効果】本発明における電源制御回路は、通常は
第1昇圧電圧を安定化した電圧で制御回路を動作させ、
受光回路が動作する所定時間前には第1昇圧電圧よりも
電圧の高い第2昇圧電圧に昇圧電圧を切換えるというも
のである。したがって、昇圧回路で生じる電圧を受光回
路のほかに制御回路でも利用できるとともに、昇圧動作
が停止している受光回路動作時にも安定した電圧を受光
回路および制御回路に供給可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる電源制御回路の実施例を示した
電気回路図である。
【図2】図1の一部を示した電気回路図である。
【図3】図1および図2に示した回路の動作を示したタ
イムチャ―トである。
【符号の説明】
1……昇圧回路 5……昇圧電圧切換え回路 11……定電圧回路 12……受光回路 13……制御回路 14……発光回路 20……昇圧停止回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 遠藤 慎一 千葉県四街道市鹿渡934−13番地 株式 会社精工舎千葉事業所内 (72)発明者 伊藤 顕 千葉県四街道市鹿渡934−13番地 株式 会社精工舎千葉事業所内 (56)参考文献 特開 昭61−166532(JP,A) 特開 昭63−17331(JP,A) 実開 昭57−71331(JP,U) 実開 昭53−109440(JP,U) 実開 昭55−16517(JP,U) 実開 昭58−178117(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 7/28 - 7/40 G02B 3/00 - 3/12 G03B 15/05

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物を照射する照射光を生じる発光回
    路と、 上記照射光の対象物からの反射光を受光してその受光量
    に応じた電気信号を生じる受光回路と、 電池電圧を昇圧して上記発光回路に供給する昇圧回路
    と、 上記発光回路および上記昇圧回路の動作を制御する制御
    回路と、 上記昇圧回路の出力を入力して常に定電圧を生じるとと
    もに、この定電圧を上記受光回路および上記制御回路の
    電源電圧として供給する定電圧回路と、 上記受光回路が動作する所定時間前に上記昇圧回路の昇
    圧電圧を第1昇圧電圧からこの第1昇圧電圧よりも電圧
    の高い第2昇圧電圧に切換える昇圧電圧切換え回路と、 上記受光回路が動作しているときに上記昇圧回路の昇圧
    動作を停止する昇圧停止回路とからなる電源制御回路。
JP16560791A 1991-07-05 1991-07-05 電源制御回路 Expired - Fee Related JP2997957B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16560791A JP2997957B2 (ja) 1991-07-05 1991-07-05 電源制御回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16560791A JP2997957B2 (ja) 1991-07-05 1991-07-05 電源制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0511175A JPH0511175A (ja) 1993-01-19
JP2997957B2 true JP2997957B2 (ja) 2000-01-11

Family

ID=15815577

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16560791A Expired - Fee Related JP2997957B2 (ja) 1991-07-05 1991-07-05 電源制御回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2997957B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0511175A (ja) 1993-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003111388A (ja) スイッチドキャパシタ型安定化電源回路
JPH10161178A (ja) カメラの電源装置
JP2997957B2 (ja) 電源制御回路
JP2985024B2 (ja) 発光素子駆動用電源回路
US5442260A (en) Light-emitting element drive circuit
JP2526572B2 (ja) カメラ用電源回路
JP2838761B2 (ja) カメラ用制御回路
US4787087A (en) Circuit for driving a laser diode
JPH05304729A (ja) 電源装置
JP4381488B2 (ja) フラッシュ制御回路
EP0720027B1 (en) Laser range finder power management system
JP4720209B2 (ja) 基準電圧発生回路及び駆動回路
JP3337211B2 (ja) スイッチングレギュレータ
JP2002169201A (ja) ストロボ装置
JPS60230642A (ja) 閃光装置に於ける照明用電球駆動装置
JP2007121640A (ja) カメラの発光装置及びカメラ
JPH0675270A (ja) カメラの電源回路
JPS60120340A (ja) カメラ用電源回路
JPH09298836A (ja) 太陽電池出力制御装置
JP2768697B2 (ja) 電源出力安定化装置
JPH11142927A (ja) ストロボの電源制御装置
JPH06308583A (ja) カメラの閃光発光装置
JPS58175323A (ja) リセツト信号発生回路
JPH0934569A (ja) レギュレータ回路
JPH1187083A (ja) ストロボ装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees