JP2838761B2 - カメラ用制御回路 - Google Patents
カメラ用制御回路Info
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- JP2838761B2 JP2838761B2 JP6045843A JP4584394A JP2838761B2 JP 2838761 B2 JP2838761 B2 JP 2838761B2 JP 6045843 A JP6045843 A JP 6045843A JP 4584394 A JP4584394 A JP 4584394A JP 2838761 B2 JP2838761 B2 JP 2838761B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- voltage
- regulator
- power supply
- microcomputer
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03B—APPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
- G03B7/00—Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
- G03B7/08—Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
- G03B7/091—Digital circuits
- G03B7/093—Digital circuits for control of exposure time
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Exposure Control For Cameras (AREA)
- Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Focusing (AREA)
- Measurement Of Optical Distance (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カメラ用制御回路に関
するものである。
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラを構成する回路には、演算
回路などのデジタル回路と測光あるいは測距を行うアナ
ログ回路とが混在しており、両者は異なる集積回路上に
形成されていた。このためデジタル回路とアナログ回路
のインタフェース回路を要し、結果的に多くのスペース
が必要となり、小型化を旨とするカメラにとって非常に
不利なものとなってしまう。
回路などのデジタル回路と測光あるいは測距を行うアナ
ログ回路とが混在しており、両者は異なる集積回路上に
形成されていた。このためデジタル回路とアナログ回路
のインタフェース回路を要し、結果的に多くのスペース
が必要となり、小型化を旨とするカメラにとって非常に
不利なものとなってしまう。
【0003】そこで本出願人は特開平1−258459
号公報の中で、C−MOS(complemental
y MOS−FETの略)集積回路(以下単に集積回路
という)でデジタル信号を扱うマイクロコンピュータな
どのデジタル回路と、アナログ信号を扱う測距回路や測
光回路などのアナログ回路とを1つのチップ内に構成
し、それぞれの電源を共通で使用することを提案した。
号公報の中で、C−MOS(complemental
y MOS−FETの略)集積回路(以下単に集積回路
という)でデジタル信号を扱うマイクロコンピュータな
どのデジタル回路と、アナログ信号を扱う測距回路や測
光回路などのアナログ回路とを1つのチップ内に構成
し、それぞれの電源を共通で使用することを提案した。
【0004】この集積回路においては、デジタル回路が
発生する電波的なノイズによってアナログ回路が影響を
受けないように、デジタル回路部あるいはその制御線と
アナログ回路部とを離して配置することによって、ノイ
ズに対するアナログ回路の性能の低下を防いでいる。さ
らに電解コンデンサを集積回路の外に接続し、電源電圧
の変動を抑えている。
発生する電波的なノイズによってアナログ回路が影響を
受けないように、デジタル回路部あるいはその制御線と
アナログ回路部とを離して配置することによって、ノイ
ズに対するアナログ回路の性能の低下を防いでいる。さ
らに電解コンデンサを集積回路の外に接続し、電源電圧
の変動を抑えている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにノイズ対
策をしていても、アナログ回路が微小信号を処理する回
路の場合、デジタル回路の動作によって電源が変動する
とアナログ回路の性能は低下してしまう。また電解コン
デンサやレギュレータを外部に接続するとそのための実
装スペースを必要とするので、スペース的にも不利であ
る。
策をしていても、アナログ回路が微小信号を処理する回
路の場合、デジタル回路の動作によって電源が変動する
とアナログ回路の性能は低下してしまう。また電解コン
デンサやレギュレータを外部に接続するとそのための実
装スペースを必要とするので、スペース的にも不利であ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】デジタル回路の動作によ
って電源が変動してもアナログ回路部の性能が維持でき
るように、集積回路の内部にレギュレータ回路を設け、
デジタル回路部とアナログ回路部とで電源を分離するよ
うに構成する。
って電源が変動してもアナログ回路部の性能が維持でき
るように、集積回路の内部にレギュレータ回路を設け、
デジタル回路部とアナログ回路部とで電源を分離するよ
うに構成する。
【0007】またレギュレータの出力をオンまたはオフ
するためのスイッチ手段を設け、デジタル回路の電源が
大きく変動する場合にはアナログ回路部への電源供給を
断つことで、アナログ回路への影響を最小限にとどめ
る。
するためのスイッチ手段を設け、デジタル回路の電源が
大きく変動する場合にはアナログ回路部への電源供給を
断つことで、アナログ回路への影響を最小限にとどめ
る。
【0008】
【作用】デジタル回路部とアナログ回路部とを1つのC
−MOS集積回路上に構成し、内部にレギュレータを設
け、デジタル回路部には電源端子からの電源をそのまま
供給し、アナログ回路部には電源端子からの電源で動作
するレギュレータによって制御された電源を供給する。
−MOS集積回路上に構成し、内部にレギュレータを設
け、デジタル回路部には電源端子からの電源をそのまま
供給し、アナログ回路部には電源端子からの電源で動作
するレギュレータによって制御された電源を供給する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の詳細を図1に従って説明す
る。電池1はカメラの電源であり、電池1にはたとえば
公称電圧3Vのリチウム電池が使用される。電池1の両
端には昇圧回路10が接続されており、昇圧回路10は
公知のチョッパ型昇圧回路をなすコイル11、トランジ
スタ12、ダイオード13、コンデンサ14、およびこ
の回路の昇圧電圧を検出し、昇圧を開始または停止する
コンパレータ15、発振器16、抵抗18、抵抗19と
からなる。昇圧回路10の出力電圧VsはIC20に導
かれる。
る。電池1はカメラの電源であり、電池1にはたとえば
公称電圧3Vのリチウム電池が使用される。電池1の両
端には昇圧回路10が接続されており、昇圧回路10は
公知のチョッパ型昇圧回路をなすコイル11、トランジ
スタ12、ダイオード13、コンデンサ14、およびこ
の回路の昇圧電圧を検出し、昇圧を開始または停止する
コンパレータ15、発振器16、抵抗18、抵抗19と
からなる。昇圧回路10の出力電圧VsはIC20に導
かれる。
【0010】IC20は1チップの集積回路で、マイク
ロコンピュータ21、レギュレータ22、測距回路2
3、測光回路24を内蔵する。測距回路23はトランジ
スタ25を制御して近赤外投光素子(以下IREDとい
う)26を定電流駆動すると共に、1次元半導体受光素
子(以下PSDという)27で受光した光信号を距離情
報に変換しマイクロコンピュータ21に出力する。測光
回路24には光センサ(硫化カドミウムが使用される。
以下CdSという)28が接続され、被写体の輝度を測
定し輝度信号に変換してマイクロコンピュータ21に出
力する。
ロコンピュータ21、レギュレータ22、測距回路2
3、測光回路24を内蔵する。測距回路23はトランジ
スタ25を制御して近赤外投光素子(以下IREDとい
う)26を定電流駆動すると共に、1次元半導体受光素
子(以下PSDという)27で受光した光信号を距離情
報に変換しマイクロコンピュータ21に出力する。測光
回路24には光センサ(硫化カドミウムが使用される。
以下CdSという)28が接続され、被写体の輝度を測
定し輝度信号に変換してマイクロコンピュータ21に出
力する。
【0011】シャッタ駆動回路30はVsを電源としマ
イクロコンピュータ21の信号に従ってシャッタ31を
構成するステップモータを制御し、不図示の公知のセク
タを開閉し撮影を行う。直流モータ駆動回路40はVe
を電源としマイクロコンピュータ21の信号に従って直
流モータ41を制御し、スプロケット42を回転してフ
ィルムを巻き上げる。
イクロコンピュータ21の信号に従ってシャッタ31を
構成するステップモータを制御し、不図示の公知のセク
タを開閉し撮影を行う。直流モータ駆動回路40はVe
を電源としマイクロコンピュータ21の信号に従って直
流モータ41を制御し、スプロケット42を回転してフ
ィルムを巻き上げる。
【0012】次にこの回路の動作について説明する。カ
メラの電源が投入されると、電池1はコイル11、ダイ
オード13を通してマイクロコンピュータ21に電源を
供給する。マイクロコンピュータ21に供給される電圧
が所定の電圧V0(たとえば2.4V)を超えるとマイ
クロコンピュータ21は動作を開始する。マイクロコン
ピュータ21はまずコンパレータ15に基準電圧V1を
出力する。コンパレータ15は、電圧Vsを抵抗18と
抵抗19とで分圧した電圧Vdと、電圧V1とを比較
し、電圧V1の方が高い場合にハイ(”H”)レベルの
信号を出力する。アンドゲート17はこの信号と発振器
16の出力との論理積を取りトランジスタ12を駆動す
る。すなわち、電圧Vdが電圧V1よりも低い場合にト
ランジスタ12に発振器16の出力が入力され昇圧が行
われる。電圧Vdが電圧V1よりも高い場合は各回路に
十分高い電圧が供給されている時であり、コンパレータ
15はロー(”L”)レベルの信号を出力するため、昇
圧は行われない。このようにして昇圧された電圧Vs
(たとえば5.0V)はコンデンサ14に蓄えられ、後
段の回路に出力される。
メラの電源が投入されると、電池1はコイル11、ダイ
オード13を通してマイクロコンピュータ21に電源を
供給する。マイクロコンピュータ21に供給される電圧
が所定の電圧V0(たとえば2.4V)を超えるとマイ
クロコンピュータ21は動作を開始する。マイクロコン
ピュータ21はまずコンパレータ15に基準電圧V1を
出力する。コンパレータ15は、電圧Vsを抵抗18と
抵抗19とで分圧した電圧Vdと、電圧V1とを比較
し、電圧V1の方が高い場合にハイ(”H”)レベルの
信号を出力する。アンドゲート17はこの信号と発振器
16の出力との論理積を取りトランジスタ12を駆動す
る。すなわち、電圧Vdが電圧V1よりも低い場合にト
ランジスタ12に発振器16の出力が入力され昇圧が行
われる。電圧Vdが電圧V1よりも高い場合は各回路に
十分高い電圧が供給されている時であり、コンパレータ
15はロー(”L”)レベルの信号を出力するため、昇
圧は行われない。このようにして昇圧された電圧Vs
(たとえば5.0V)はコンデンサ14に蓄えられ、後
段の回路に出力される。
【0013】続いて露出作動に入ると、マイクロコンピ
ュータ21は撮影動作を開始し、コンパレータ15に電
圧V1よりも高い電圧V2を出力し、昇圧電圧Vsを
(たとえば5.5Vに)上げる。続いてレギュレータ2
2をオンし、後段の測距回路23および測光回路24に
電源を供給する。
ュータ21は撮影動作を開始し、コンパレータ15に電
圧V1よりも高い電圧V2を出力し、昇圧電圧Vsを
(たとえば5.5Vに)上げる。続いてレギュレータ2
2をオンし、後段の測距回路23および測光回路24に
電源を供給する。
【0014】次にマイクロコンピュータ21は測距回路
23にコマンドを送り、トランジスタ25を制御してI
RED26をパルス駆動すると共に、被写体からの反射
光をPSD27によって受光し被写体までの距離を電気
信号に変換する。マイクロコンピュータ21はこの距離
信号から被写体までの距離を算出し、コンパレータ15
に電圧V1を出力する。そしてマイクロコンピュータ2
1は測光回路24にコマンドを送り、CdS28から被
写体の輝度を輝度信号に変換する。マイクロコンピュー
タ21はこの輝度信号から被写体の輝度を算出する。そ
してマイクロコンピュータ21は以上の作動により算出
された距離および輝度とから選択される最適な露出プロ
グラムに従ってシャッタ駆動回路30を制御し、シャッ
タ31を駆動し、露出作動を行う。露出が終わると昇圧
回路10を制御し、直流モータ41を駆動してスプロケ
ット42を回転しフィルム43を1駒分巻き上げる。上
記の一連の撮影動作が終了すると、マイクロコンピュー
タ21はレギュレータ22をオフする。
23にコマンドを送り、トランジスタ25を制御してI
RED26をパルス駆動すると共に、被写体からの反射
光をPSD27によって受光し被写体までの距離を電気
信号に変換する。マイクロコンピュータ21はこの距離
信号から被写体までの距離を算出し、コンパレータ15
に電圧V1を出力する。そしてマイクロコンピュータ2
1は測光回路24にコマンドを送り、CdS28から被
写体の輝度を輝度信号に変換する。マイクロコンピュー
タ21はこの輝度信号から被写体の輝度を算出する。そ
してマイクロコンピュータ21は以上の作動により算出
された距離および輝度とから選択される最適な露出プロ
グラムに従ってシャッタ駆動回路30を制御し、シャッ
タ31を駆動し、露出作動を行う。露出が終わると昇圧
回路10を制御し、直流モータ41を駆動してスプロケ
ット42を回転しフィルム43を1駒分巻き上げる。上
記の一連の撮影動作が終了すると、マイクロコンピュー
タ21はレギュレータ22をオフする。
【0015】撮影動作時のタイミングチャートを図2に
示す。露出作動に入る前はレギュレータ22はオフして
おり(図2のa−b)、内部の測距回路23と測光回路
24とは動作しない。一方マイクロコンピュータ21に
より昇圧電圧Vsは所定電圧V1に制御され、マイクロ
コンピュータ21は所定電圧V1で動作する。マイクロ
コンピュータ21内部の測距回路23と測光回路24と
がオフからオンに移行するときは(図2のb)、電圧V
sを電圧V2に昇圧するように制御し(図2のb−c
1)、レギュレータ22はオンする。このときマイクロ
コンピュータ21とIRED26とは所定電圧V2で動
作し、測距回路23と測光回路24とは電圧V3(たと
えば4.8V)で動作する。その後ノイズの影響を軽減
するために、昇圧クロックを停止してコンデンサ14に
蓄積された電荷だけでマイクロコンピュータ21を動作
させる。
示す。露出作動に入る前はレギュレータ22はオフして
おり(図2のa−b)、内部の測距回路23と測光回路
24とは動作しない。一方マイクロコンピュータ21に
より昇圧電圧Vsは所定電圧V1に制御され、マイクロ
コンピュータ21は所定電圧V1で動作する。マイクロ
コンピュータ21内部の測距回路23と測光回路24と
がオフからオンに移行するときは(図2のb)、電圧V
sを電圧V2に昇圧するように制御し(図2のb−c
1)、レギュレータ22はオンする。このときマイクロ
コンピュータ21とIRED26とは所定電圧V2で動
作し、測距回路23と測光回路24とは電圧V3(たと
えば4.8V)で動作する。その後ノイズの影響を軽減
するために、昇圧クロックを停止してコンデンサ14に
蓄積された電荷だけでマイクロコンピュータ21を動作
させる。
【0016】昇圧停止後所定時間T2を経過すると(図
2のc1−d1)、マイクロコンピュータ21は測距回
路23に制御信号を送り、IRED26を時間T3にわ
たってパルス駆動させる(図2のd1−e1)。このと
きコンデンサ14の電荷がIRED26の発光および測
距回路23回路の負荷電流として使われるため、電圧V
sは電圧V2から次第に降下する。しかしレギュレータ
22によって制御されているため、測距回路23および
測光回路24には安定した電圧V3が供給され、ノイズ
の影響を軽減できる。
2のc1−d1)、マイクロコンピュータ21は測距回
路23に制御信号を送り、IRED26を時間T3にわ
たってパルス駆動させる(図2のd1−e1)。このと
きコンデンサ14の電荷がIRED26の発光および測
距回路23回路の負荷電流として使われるため、電圧V
sは電圧V2から次第に降下する。しかしレギュレータ
22によって制御されているため、測距回路23および
測光回路24には安定した電圧V3が供給され、ノイズ
の影響を軽減できる。
【0017】図2のc1からe1までの投光動作がn回
繰り返して測距を終えると(図2のen)、マイクロコ
ンピュータ21はコンパレータ15に電圧V1を出力
し、この間に距離信号から被写体までの距離を算出する
(図2のf)。そして時間T4だけ待機し電圧Vsが安
定すると、マイクロコンピュータ21は測光回路24を
制御して時間T5にわたって測光を行う(図2のf−
g)。測光が終了するとレギュレータ22をオフし、測
距回路23および測光回路24への通電を断つ。
繰り返して測距を終えると(図2のen)、マイクロコ
ンピュータ21はコンパレータ15に電圧V1を出力
し、この間に距離信号から被写体までの距離を算出する
(図2のf)。そして時間T4だけ待機し電圧Vsが安
定すると、マイクロコンピュータ21は測光回路24を
制御して時間T5にわたって測光を行う(図2のf−
g)。測光が終了するとレギュレータ22をオフし、測
距回路23および測光回路24への通電を断つ。
【0018】本発明の他の実施例として、図3のように
レギュレータ22自体の電源制御とは別に出力部にスイ
ッチSaを設け、マイクロコンピュータ21からの信号
により制御することもできる。レギュレータ22の出力
にはコンデンサCaが接続される。この場合の図2のタ
イミングチャートのd1からe1までを拡大した図を図
4に示す。
レギュレータ22自体の電源制御とは別に出力部にスイ
ッチSaを設け、マイクロコンピュータ21からの信号
により制御することもできる。レギュレータ22の出力
にはコンデンサCaが接続される。この場合の図2のタ
イミングチャートのd1からe1までを拡大した図を図
4に示す。
【0019】IRED26の駆動に先立ってマイクロコ
ンピュータ21はスイッチSaをオフする(図4の
a)。これによってレギュレータ22の出力は遮断さ
れ、測距回路23および測光回路24の電源はコンデン
サCaが供給する。続いてIRED26が駆動されると
(図4のb)、電圧Vsはわずかに下がるが、電圧Va
は電圧Vsと電気的に独立しているため変動は小さい。
図4のAはスイッチSaがオフした場合、Bはスイッチ
Saがオンした場合のレギュレータ22の出力電圧Va
の変動を示している。IRED26の発光を終えると
(図4のc)、マイクロコンピュータ21はスイッチS
aをオンし、測距回路23と測光回路24への電源供給
を再開する(図4のd)。図4のaからdまでの動作を
IRED26が発光するたびに繰り返す。
ンピュータ21はスイッチSaをオフする(図4の
a)。これによってレギュレータ22の出力は遮断さ
れ、測距回路23および測光回路24の電源はコンデン
サCaが供給する。続いてIRED26が駆動されると
(図4のb)、電圧Vsはわずかに下がるが、電圧Va
は電圧Vsと電気的に独立しているため変動は小さい。
図4のAはスイッチSaがオフした場合、Bはスイッチ
Saがオンした場合のレギュレータ22の出力電圧Va
の変動を示している。IRED26の発光を終えると
(図4のc)、マイクロコンピュータ21はスイッチS
aをオンし、測距回路23と測光回路24への電源供給
を再開する(図4のd)。図4のaからdまでの動作を
IRED26が発光するたびに繰り返す。
【0020】
【発明の効果】デジタル回路とアナログ回路の電源をレ
ギュレータで分離することによりデジタル回路が動作し
ている時のアナログ回路の性能の低下を防止することが
できる。またレギュレータを集積回路に内蔵したため外
付けする部品が減り、カメラの小型化に寄与する。
ギュレータで分離することによりデジタル回路が動作し
ている時のアナログ回路の性能の低下を防止することが
できる。またレギュレータを集積回路に内蔵したため外
付けする部品が減り、カメラの小型化に寄与する。
【0021】さらに第2実施例においては、デジタル回
路の電源が大きく変動する場合に、アナログ回路部への
電源供給を断ってしまうように構成したので、このよう
な場合においてもアナログ回路への影響を最小限にとど
めることができる。
路の電源が大きく変動する場合に、アナログ回路部への
電源供給を断ってしまうように構成したので、このよう
な場合においてもアナログ回路への影響を最小限にとど
めることができる。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例のタイミングチャートである。
【図3】図1の22の内部の回路を示すブロック図であ
る。
る。
【図4】図2のタイミングチャートの部分的な拡大図で
ある。
ある。
20 IC 21 マイクロコンピュータ(デジタル回路) 22 レギュレータ 23、24 測距回路、測光回路(アナログ回路)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−258459(JP,A) 特開 昭60−17316(JP,A) 特開 昭57−34531(JP,A) 特開 昭61−91638(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G03B 7/00 - 7/28
Claims (2)
- 【請求項1】カメラに接続された電源と、前記電源で動
作しデジタル信号を扱うデジタル回路と、前記電源で動
作し前記電源の電圧よりも低い所定の電圧を出力するレ
ギュレータと、前記レギュレータの出力を電源として動
作するアナログ信号を扱うアナログ回路とを有し、前記
デジタル回路と前記レギュレータと前記アナログ回路と
は同一の集積回路上に形成されていることを特徴とする
カメラ用制御回路。 - 【請求項2】カメラに接続された電源と、前記電源で動
作しデジタル信号を扱うデジタル回路と、前記電源の電
圧よりも低い所定の電圧を出力するレギュレータと、前
記レギュレータの出力を電源として動作するアナログ信
号を扱うアナログ回路と、前記レギュレータの出力をオ
ンまたはオフするためのスイッチ手段とを有し、前記デ
ジタル回路と前記レギュレータと前記アナログ回路とは
同一の集積回路上に形成されていることを特徴とするカ
メラ用制御回路。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6045843A JP2838761B2 (ja) | 1993-08-11 | 1994-03-16 | カメラ用制御回路 |
GB9415415A GB2280985B (en) | 1993-08-11 | 1994-07-29 | Camera operation control circuit |
US08/288,485 US5621347A (en) | 1993-08-11 | 1994-08-10 | Electronic circuit having electrically isolated digital and analog circuitry |
DE4428164A DE4428164C2 (de) | 1993-08-11 | 1994-08-10 | Steuerschaltung für eine Kamera |
HK98103271A HK1004033A1 (en) | 1993-08-11 | 1998-04-18 | Camera operation control circuit |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5-44001 | 1993-08-11 | ||
JP4400193 | 1993-08-11 | ||
JP6045843A JP2838761B2 (ja) | 1993-08-11 | 1994-03-16 | カメラ用制御回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07104340A JPH07104340A (ja) | 1995-04-21 |
JP2838761B2 true JP2838761B2 (ja) | 1998-12-16 |
Family
ID=26383840
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6045843A Expired - Fee Related JP2838761B2 (ja) | 1993-08-11 | 1994-03-16 | カメラ用制御回路 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5621347A (ja) |
JP (1) | JP2838761B2 (ja) |
DE (1) | DE4428164C2 (ja) |
GB (1) | GB2280985B (ja) |
HK (1) | HK1004033A1 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100735440B1 (ko) * | 1998-02-13 | 2007-10-24 | 로무 가부시키가이샤 | 반도체장치 및 자기디스크장치 |
JP3484349B2 (ja) * | 1998-07-23 | 2004-01-06 | Necエレクトロニクス株式会社 | 電圧レギュレータ |
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