JP2994839B2 - 意匠効果の優れた皮革様シート状物及びその製造方法 - Google Patents

意匠効果の優れた皮革様シート状物及びその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文字,図柄等の意匠効
果に優れたシート状物に係り、更に詳細には皮革様の絞
が形成され、加熱モールドを押圧して意匠を形成するに
際し、加熱モールドの使用可能な温度範囲が広い意匠効
果に優れた皮革様シート状物に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、加熱したモールドを押圧して文字
や図柄等の意匠を形成するための皮革様シート状物とし
ては、繊維質基材に高分子弾性体を付与してなるシート
基材の上にポリウレタンよりなる多孔質樹脂層を形成し
たものや、必要に応じ多孔質樹脂層の上に樹脂皮膜層を
形成したものが知られている。更に皮革様の外観を賦与
するため、上記多孔質樹脂層の表面あるいは樹脂皮膜層
の表面にエンボス加工により絞を形成せしめた後、表面
をグラビアコーター等で着色する方法が知られている。
【0003】上述のような意匠効果に優れた皮革様シー
ト状物は、例えば160〜210℃程度に加熱したモー
ルドで型押しすることにより、凹凸状をした意匠をその
表面に形成するものであり、このとき使用するモールド
の温度は、多孔質樹脂層の軟化温度によって適宜設定す
る必要がある。即ち、多孔質樹脂層の軟化温度が高い場
合は、モールドの温度もそれに応じて高くしなければ凹
凸形状が十分に賦与されない。逆に、多孔質樹脂層の軟
化温度が低い場合は、モールドはそれに応じあまり高温
にしてはならず、必要以上に高温とすれば、シート状物
がモールド表面に付着したり接着したりする。
【0004】一般に、意匠効果に優れたシート状物に意
匠を賦形加工するにおいては、高温のモールドを短時間
押圧する方法が加工効率上も有利であり、このため多孔
質樹脂層の軟化温度が190℃以上の樹脂よりなるもの
が主用されている。
【0005】しかしながら、軟化温度の高い多孔質樹脂
層を有するシート状物に賦形加工を施す場合には、モー
ルドの温度を高温に且つ一定の範囲内に保持し続ける必
要があり、短時間に多数の賦形加工をした場合、モール
ドの温度が一時的に低下する等、一定の温度に精密に制
御するのが困難なことがある。このため、モールドの温
度変化に伴い、シート状物に良好なる凹凸形状を賦与す
ることができず、安定した品質のものが得られないこと
がある。更に、モールドを押圧し意匠を賦形加工する業
者によって、モールドの温度条件等が異なることも多
く、この場合多品種を製造することで対応していたので
は生産効率が低下することになる。
【0006】また、従来行なわれているエンボス加工に
よって表面に絞を形成する方法では、天然皮革調の繊細
な絞までは表現することができず、天然皮革調の外観に
やや不足したものしか得られない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、上述の
問題点に鑑み鋭意研究した結果本発明を完成させたもの
であって、本発明の目的は天然皮革調の外観をした皮革
様シート状物であって、且つその表面に加熱モールドを
押圧し意匠を賦形加工するに際し、モールドの温度があ
る程度変動したとしても良好なる凹凸形状が安定して賦
与される意匠効果に優れた皮革様シート状物、及びその
製造方法を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、繊維質
基材に高分子弾性体を付与してなるシート基材と、ポリ
ウレタンよりなる多孔質樹脂層と、表面に絞が形成され
たポリウレタン乾式皮膜層とが積層されてなるシート状
物であって、前記多孔質樹脂層は軟化温度が30℃以上
異なる少なくとも2種類のポリウレタンの混合物を湿式
凝固せしめたものであることを特徴とする意匠効果の優
れた皮革様シート状物によって達成される。
【0009】本発明の他の目的は、繊維質基材に高分子
弾性体を付与してなるシート基材の上に、ポリウレタン
溶液を塗布し、湿式凝固して多孔質樹脂層を形成し、更
にその上にポリウレタン乾式皮膜層を貼着してシート状
物を製造する方法において、前記ポリウレタン溶液が、
軟化温度が30℃以上異なる少なくとも2種類のポリウ
レタンを混合したものからなることを特徴とする意匠効
果の優れた皮革様シート状物の製造方法によって達成さ
れる。
【0010】本発明で言うシート基材とは、不織布,織
布,編布等からなる繊維質基材に高分子弾性体の有機溶
剤溶液又はエマルジョンを付与し、凝固させて繊維質基
材内に高分子弾性体を充填させたもの、あるいはこの表
面に同高分子弾性体の被覆層を形成させたものであり、
その製造は公知の適宜な方法によればよい。
【0011】上記高分子弾性体としては、例えばポリウ
レタン樹脂,塩化ビニル樹脂,アクリル酸エステル・ス
チレン共重合体,スチレン・ブタジエン共重合体,ウレ
タン・塩化ビニル共重合体等の重合体およびそれらの混
合物を挙げることができ、好ましくはポリウレタン樹脂
及びポリウレタン樹脂とウレタン・塩化ビニル共重合体
の混合物が挙げられる。
【0012】本発明においては、上記シート基材の表面
に多孔質構造の樹脂層が形成されている。該多孔質樹脂
層はポリウレタンよりなるものであって、通常所望する
色に着色するため顔料又は染料が分散配合されている。
この多孔質樹脂層を形成するポリウレタンは、軟化温度
の異なる少なくとも2種類のポリウレタンを混合した溶
液を湿式凝固せしめたものである。
【0013】上述の混合されるポリウレタンは、軟化温
度が30℃以上、好ましくは30〜100℃、更に好ま
しくは40〜60℃異なるポリウレタンを組み合わせ混
合したものである。軟化温度の差が30℃より小さい場
合は、賦形加工する際に最適なモールドの温度範囲が狭
くなる。上記ポリウレタンの組合せとしては、例えば軟
化温度180〜220℃のポリウレタンと軟化温度12
0〜150℃のポリウレタンとを組み合わせたものを挙
げることができる。
【0014】上記混合される軟化温度の低いポリウレタ
ンと軟化温度の高いポリウレタンとの配合割合は、好ま
しくは1:9〜6:4、更に好ましくは2:8〜4:6
である。
【0015】尚、上記多孔質樹脂層は湿式凝固法によっ
て形成されたものである。乾式発泡法で多孔質樹脂層を
形成した場合は、加熱モールドによって意匠を賦形加工
した際の、色変化に乏しく好ましくない。
【0016】本発明においては、上記多孔質樹脂層を上
記シート基材の表面に形成する。該多孔質樹脂層は上記
の如き組合せで混合されたポリウレタンを適宜な溶剤に
溶解し、必要に応じ所望する色の顔料又は染料を適量添
加して、有機溶剤溶液とした後、これを上記シート基材
に塗布し、湿式凝固後水洗し乾燥することにより形成す
ることができる。多孔質樹脂層の厚さは、好ましくは
0.1〜0.6mm、更に好ましくは0.2〜0.5m
m程度である。
【0017】また、加熱モールドで賦形加工した際の色
変化を大きくするためには、上記顔料又は染料として白
色以外の色のものを用いるのが好適である。更に、顔料
又は染料と共に少量のカーボンブラックをポリウレタン
溶液に添加した溶液を湿式凝固せしめることで、色変化
の大きい多孔質樹脂層を得ることができる。
【0018】本発明のシート状物は、前記多孔質樹脂層
の上にポリウレタンよりなる乾式皮膜層が形成されてい
る。このポリウレタン乾式皮膜層は厚さが好ましくは1
00〜400μm程度のフィルム状のものであって、そ
の表面には天然皮革調の絞が形成されているものであ
る。
【0019】上記ポリウレタン乾式皮膜層は、例えば離
型紙上にポリウレタン溶液を塗布し、乾燥硬化してフィ
ルム状としたのち接着剤により前記多孔質樹脂層と接着
する方法、あるいは離型紙上にポリウレタン溶液を塗布
し、乾燥硬化する前に前記多孔質樹脂層と重ね合わせ圧
着せしめた状態で乾燥硬化する方法によって形成するこ
とができる。ここで用いる離型紙は絞付きのものが繊細
な天然皮革調の絞が形成できる点で好適である。皮膜層
表面にエンボス加工で絞を付与する方法では繊細な絞が
得られず好ましくない。
【0020】上述の離型紙に塗布するポリウレタン溶液
の濃度は、特に限定されるものではないが好ましくは1
0〜30重量%、更に好ましくは15〜25重量%であ
る。また塗布量は、溶液の濃度及び求める表皮層の厚味
に応じ適宜選定すればよいが、例えば50〜200g/
2 程度を挙げることができる。
【0021】
【発明の効果】本発明の皮革様シート状物は、良好なる
賦形加工をするためのモールドの温度範囲が従来品に比
べて大幅に広くなるため、モールドの温度が若干変化し
たとしても、安定した品質の賦形加工が可能となる。こ
のため、大量に賦形加工する場合や、モールドの温度制
御が精密でない場合に極めて好適である。
【0022】また、本発明の皮革様シート状物は表面に
繊細な絞が形成されているため、極めて天然皮革に近い
外観のものとなる。
【0023】本発明の方法により、良好な賦形加工する
ためのモールドの温度範囲の広い新規な皮革様シート状
物を製造することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明をその実施例により具体的に説
明する。尚、実施例及び比較例において「部」とあるの
は「重量部」を意味するものである。
【0025】実施例1 絞付き離型紙の表面にポリウレタンエラストマー100
部と、有機型顔料5部と、ジメチルホルムアミド40部
とからなる溶液をナイフコーターにて100g/m2
布し、130℃で約5分間乾燥してポリウレタン薄膜層
を形成し、用意した。
【0026】エステル短繊維(繊度1.5デニール、長
さ50mm)よりなる不織布(目付240g/m2 、厚
さ1.6mm)に、ポリブチレンアジペートグリコール
とジフェニルメタン−4,4′−ジイソシアネートとエ
チレングリコールとから合成されたポリウレタンエラス
トマー100部,酸化鉄ブラウン1.5部,ジメチルホ
ルムアミド100部よりなる溶液を含浸し、湿式凝固せ
しめた後、充分水洗し、乾燥して、厚さ1.5mm,見
掛け密度0.34g/cm3 の基材を得た。
【0027】次に、得られた基材の片方の面に、軟化温
度130℃のポリウレタンエラストマー20部と軟化温
度210℃のポリウレタンエラストマー80部と、着色
料として酸化鉄ブラウン2部とジメチルホルムアミド3
0部と界面活性剤3部とからなる溶液を800g/m2
塗布したのち、水に浸漬しポリウレタンを凝固せしめ
た。これを温水で洗浄してジメチルホルムアミドを完全
に除去し、続いて乾燥することにより茶色の多孔質樹脂
層を形成した。
【0028】次いで、先に用意したポリウレタン薄膜層
上に、ウレタン系接着剤を塗布した後、上記多孔質樹脂
層上に重ね合わせ、圧力4kg/cm2 ,温度100℃
で加圧加熱し、多孔質樹脂層にポリウレタン薄膜層を貼
着した。このものを40℃で24時間熟成して接着剤を
反応硬化させた。続いて、離型紙を剥離し皮革様シート
状物を得た。
【0029】〈賦形加工〉得られた皮革様シート状物
に、表面に凹凸模様が形成されたモールドを表1に示す
如き温度に加熱して1秒間加圧加熱し、賦形加工した。
結果は表1に示す通りであり、いずれの加熱温度の場合
も良好なる立体的な意匠が形成され、且つ色変化も大き
く鮮明な意匠であった。
【0030】実施例2 実施例1において多孔質樹脂層を形成するために用いた
溶液に配合した2種のポリウレタンエラストマーに代え
て、軟化温度150℃のポリウレタンエラストマー20
部と、軟化温度200℃のポリウレタンエラストマー8
0部とを配合した以外は実施例1と同様にして皮革様シ
ート状物を得た。
【0031】得られた皮革様シート状物に、実施例1と
同様にして賦形加工を施した。結果は表1に示す通りで
あった。
【0032】実施例3 実施例1において多孔質樹脂層を形成するために用いた
溶液に配合した2種のポリウレタンエラストマーに代え
て、軟化温度160℃のポリウレタンエラストマー20
部と、軟化温度190℃のポリウレタンエラストマー8
0部とを配合した以外は実施例1と同様にして皮革様シ
ート状物を得た。
【0033】得られた皮革様シート状物に、実施例1と
同様にして賦形加工を施した。結果は表1に示す通りで
あった。
【0034】実施例4 実施例1において多孔質樹脂層を形成するために用いた
溶液に配合した2種のポリウレタンエラストマーの配合
割合を、軟化温度130℃のポリウレタンエラストマー
40部と、軟化温度210℃のポリウレタンエラストマ
ー60部とに代えた以外は実施例1と同様にして皮革様
シート状物を得た。
【0035】得られた皮革様シート状物に、実施例1と
同様にして賦形加工を施した。結果は表1に示す通りで
あった。
【0036】比較例1 実施例1において多孔質樹脂層を形成するために用いた
溶液に配合した2種のポリウレタンエラストマーに代え
て、軟化温度150℃のポリウレタンエラストマー20
部と、軟化温度170℃のポリウレタンエラストマー8
0部とを配合した以外は実施例1と同様にして皮革様シ
ート状物を得た。
【0037】得られた皮革様シート状物に、実施例1と
同様にして賦形加工を施した。結果は表1に示す通りで
あった。
【0038】比較例2 実施例1において多孔質樹脂層を形成するために用いた
溶液に配合した2種のポリウレタンエラストマーに代え
て、軟化温度160℃のポリウレタンエラストマーを1
00部配合した以外は実施例1と同様にして皮革様シー
ト状物を得た。
【0039】得られた皮革様シート状物に、実施例1と
同様にして賦形加工を施した。結果は表1に示す通りで
あった。
【0040】比較例3 実施例1において多孔質樹脂層を形成するために用いた
溶液に配合した2種のポリウレタンエラストマーに代え
て、軟化温度190℃のポリウレタンエラストマーを1
00部配合した以外は実施例1と同様にして皮革様シー
ト状物を得た。
【0041】得られた皮革様シート状物に、実施例1と
同様にして賦形加工を施した。結果は表1に示す通りで
あった。
【0042】
【表1】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI D06N 3/14 102 D06N 3/14 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 繊維質基材に高分子弾性体を付与してな
    るシート基材と、ポリウレタンよりなる多孔質樹脂層
    と、表面に絞が形成されたポリウレタン乾式皮膜層とが
    積層されてなるシート状物であって、前記多孔質樹脂層
    は軟化温度が30℃以上異なる少なくとも2種類のポリ
    ウレタンの混合物を湿式凝固せしめたものであることを
    特徴とする意匠効果の優れた皮革様シート状物。
  2. 【請求項2】 繊維質基材に高分子弾性体を付与してな
    るシート基材の上に、ポリウレタン溶液を塗布し、湿式
    凝固して多孔質樹脂層を形成し、更にその上にポリウレ
    タン乾式皮膜層を貼着してシート状物を製造する方法に
    おいて、前記ポリウレタン溶液が、軟化温度が30℃以
    上異なる少なくとも2種類のポリウレタンを混合したも
    のからなることを特徴とする意匠効果の優れた皮革様シ
    ート状物の製造方法。
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