JP2994668B2 - 塗布装置 - Google Patents
塗布装置Info
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- JP2994668B2 JP2994668B2 JP1243919A JP24391989A JP2994668B2 JP 2994668 B2 JP2994668 B2 JP 2994668B2 JP 1243919 A JP1243919 A JP 1243919A JP 24391989 A JP24391989 A JP 24391989A JP 2994668 B2 JP2994668 B2 JP 2994668B2
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- Japan
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- coating
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- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、例えば抵抗器、コンデンサあるいはトラン
ジスタ等のチップ化した電子部品(以下、これをチップ
部品という)をプリント基板上の所定位置に装着するた
めの接着剤または半田ペースト等の塗布剤の塗布装置に
関するものである。
ジスタ等のチップ化した電子部品(以下、これをチップ
部品という)をプリント基板上の所定位置に装着するた
めの接着剤または半田ペースト等の塗布剤の塗布装置に
関するものである。
[従来の技術] 従来、この種の塗布装置においては、例えば特開昭61
−18196号公報等に開示されているように、X−Y方向
に移動制御されるX−Yテーブル上に載置されたプリン
ト基板上の所定の位置に、各種チップ部品の装着前に接
着剤または半田ベースト等の塗布剤を塗布ヘッドを介し
て自動的に塗布し得るようにした構成を有するものが周
知である。
−18196号公報等に開示されているように、X−Y方向
に移動制御されるX−Yテーブル上に載置されたプリン
ト基板上の所定の位置に、各種チップ部品の装着前に接
着剤または半田ベースト等の塗布剤を塗布ヘッドを介し
て自動的に塗布し得るようにした構成を有するものが周
知である。
そして、このような従来の塗布装置にあっては、プリ
ント基板上への各種のチップ部品の大きさに見合った塗
布剤の塗布量を可変するために、ノズルの径の異なる複
数基の塗布ヘッドを選択的に用いることにより、高速化
を図っているのが現状である。
ント基板上への各種のチップ部品の大きさに見合った塗
布剤の塗布量を可変するために、ノズルの径の異なる複
数基の塗布ヘッドを選択的に用いることにより、高速化
を図っているのが現状である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記した従来装置では、ノズルの径の
異なる複数基の塗布ヘッドを用いると、装置全体が大型
化し、機構も複雑になることから、塗布ヘッドの数にも
制約がある。
異なる複数基の塗布ヘッドを用いると、装置全体が大型
化し、機構も複雑になることから、塗布ヘッドの数にも
制約がある。
また従来、塗布剤の塗布量を可変するための他の制御
手段としては、例えば *塗布剤が収容された塗布ヘッドのシリンジ内の吐出圧
の制御 *塗布剤の温度の制御 *塗布剤の粘度の制御 *塗布ヘッドの一定の時間内での塗布動作における塗布
時間の制御 *装着部品の大きさに応じた塗布回数の制御 などが挙げられるが、いずれも塗布量の微妙な制御が困
難であったり、プリント基板の処理時間が長くて、速や
かな処理を行なうことができない。
手段としては、例えば *塗布剤が収容された塗布ヘッドのシリンジ内の吐出圧
の制御 *塗布剤の温度の制御 *塗布剤の粘度の制御 *塗布ヘッドの一定の時間内での塗布動作における塗布
時間の制御 *装着部品の大きさに応じた塗布回数の制御 などが挙げられるが、いずれも塗布量の微妙な制御が困
難であったり、プリント基板の処理時間が長くて、速や
かな処理を行なうことができない。
さらに、本出願人が先に出願した特願昭63−37970号
に開示したように、入力装置により塗布剤の塗布サイク
ル時間を任意に設定し、それを記憶装置に記憶させると
ともに、この記憶装置に格納された塗布サイクル時間デ
ータに基づき、塗布ヘッドの塗布動作を制御させてなる
ものが提案されているが、この先願発明では、オペレー
タが、装着せんとするチップ部品の各種の塗布条件に応
じて数値データ(以下、NCデータという)をその都度作
成していることから、プリント基板の種類を変更する場
合には、各種の塗布条件、すなわち、プリント基板への
X座標データ、Y座標データ、角度データ等の他に、例
えば塗布時間や温度等をステップ毎にいちいち作成変更
する必要があり、データ設定が非常に煩わしいといった
問題がある。
に開示したように、入力装置により塗布剤の塗布サイク
ル時間を任意に設定し、それを記憶装置に記憶させると
ともに、この記憶装置に格納された塗布サイクル時間デ
ータに基づき、塗布ヘッドの塗布動作を制御させてなる
ものが提案されているが、この先願発明では、オペレー
タが、装着せんとするチップ部品の各種の塗布条件に応
じて数値データ(以下、NCデータという)をその都度作
成していることから、プリント基板の種類を変更する場
合には、各種の塗布条件、すなわち、プリント基板への
X座標データ、Y座標データ、角度データ等の他に、例
えば塗布時間や温度等をステップ毎にいちいち作成変更
する必要があり、データ設定が非常に煩わしいといった
問題がある。
[発明の目的] 本発明の目的は、プリント基板上に塗布剤を塗布する
ための最適塗布条件を容易に選択及び設定することがで
きるようにして、オペレータによるデータ設定を容易に
し、塗布ヘッドによる塗布動作機能の向上を図ることが
できるようにした塗布装置を提供することにある。
ための最適塗布条件を容易に選択及び設定することがで
きるようにして、オペレータによるデータ設定を容易に
し、塗布ヘッドによる塗布動作機能の向上を図ることが
できるようにした塗布装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] このため本発明は、プリント基板上の所定の位置に、
接着剤または半田ペースト等の塗布剤を塗布ヘッドによ
る塗布手段を介して各種の装着部品の装着前に自を含む
複数種の塗布条件データを記憶する第1の記憶手段と、
塗布剤の塗布順序を示すステップ毎に前記第1の記憶手
段で記憶された複数種の塗布条件データから選択された
塗布条件データの符号及び前記プリント基板上の塗布位
置に関する位置データを記憶する第2の記憶手段と、こ
の第2の記憶手段の内容に基づいて前記塗布手段による
塗布動作を行なうように制御する制御手段とを備えたも
のである。
接着剤または半田ペースト等の塗布剤を塗布ヘッドによ
る塗布手段を介して各種の装着部品の装着前に自を含む
複数種の塗布条件データを記憶する第1の記憶手段と、
塗布剤の塗布順序を示すステップ毎に前記第1の記憶手
段で記憶された複数種の塗布条件データから選択された
塗布条件データの符号及び前記プリント基板上の塗布位
置に関する位置データを記憶する第2の記憶手段と、こ
の第2の記憶手段の内容に基づいて前記塗布手段による
塗布動作を行なうように制御する制御手段とを備えたも
のである。
[作用] すなわち、本発明は、装着部品の種類に対応して符号
毎に複数種の塗布条件データを第1の記憶手段に記憶
し、かつこの第1の記憶手段に記憶された複数種の塗布
条件データの符号、及び塗布剤の塗布順序を示すステッ
プ毎にプリント基板上に塗布位置に関する位置データを
第2の記憶手段に記憶させるとともに、この第2の記憶
手段の内容に基づいて制御手段により塗布手段の塗布ヘ
ッドを制御するようにしてなるために、各種装着部品及
びプリント基板に応じた塗布条件データのライブラリー
化が図れ、オペレータによるNCデータの作成上におい
て、装着部品の型番等を設定するだけで、プリント基板
上に塗布剤を塗布するための最適塗布条件の選択が容易
に行なえる。
毎に複数種の塗布条件データを第1の記憶手段に記憶
し、かつこの第1の記憶手段に記憶された複数種の塗布
条件データの符号、及び塗布剤の塗布順序を示すステッ
プ毎にプリント基板上に塗布位置に関する位置データを
第2の記憶手段に記憶させるとともに、この第2の記憶
手段の内容に基づいて制御手段により塗布手段の塗布ヘ
ッドを制御するようにしてなるために、各種装着部品及
びプリント基板に応じた塗布条件データのライブラリー
化が図れ、オペレータによるNCデータの作成上におい
て、装着部品の型番等を設定するだけで、プリント基板
上に塗布剤を塗布するための最適塗布条件の選択が容易
に行なえる。
[実 施 例] 以下、本発明を図示の一実施例を参照しながら詳細に
説明する。
説明する。
第1図は、本発明に係る塗布装置の全体構成を示す外
観図で、図中1はX−Yテーブルである。このX−Yテ
ーブル1は、第1のサーボモータ2の駆動によりX方向
に移動可能なX軸テーブル3と、このX軸テーブル3上
に第2のサーボモータ4の駆動によりY方向に移動可能
に設置されたY軸テーブル5とで構成され、このY軸テ
ーブル5上には、プリント基板Pが位置決め載置されて
いる。
観図で、図中1はX−Yテーブルである。このX−Yテ
ーブル1は、第1のサーボモータ2の駆動によりX方向
に移動可能なX軸テーブル3と、このX軸テーブル3上
に第2のサーボモータ4の駆動によりY方向に移動可能
に設置されたY軸テーブル5とで構成され、このY軸テ
ーブル5上には、プリント基板Pが位置決め載置されて
いる。
そして、図中10は前記X−Yテーブル1の上方に配置
された塗布手段である。
された塗布手段である。
この塗布手段10は、駆動モータ11と、この駆動モータ
11により回転駆動するカム12と、このカム12の回転駆動
により支点軸13を介して上下動作を可能にしてなる左右
一対のカムレバー14A、14Bと、これらカムレバー14A、1
4Bの先端部に取付けられた第1及び第2の塗布ヘッド15
A、15Bとからなり、これら各々の塗布ヘッド15A、15B
は、ホルダー16A、16B及び押えバネ17A、17Bを介して塗
布剤(例えば接着剤)が収納されたシリンジ18A、18Bを
有し、このシリンジ18A、18Bの下端部には、塗布ノズル
19A、19Bが突出している。
11により回転駆動するカム12と、このカム12の回転駆動
により支点軸13を介して上下動作を可能にしてなる左右
一対のカムレバー14A、14Bと、これらカムレバー14A、1
4Bの先端部に取付けられた第1及び第2の塗布ヘッド15
A、15Bとからなり、これら各々の塗布ヘッド15A、15B
は、ホルダー16A、16B及び押えバネ17A、17Bを介して塗
布剤(例えば接着剤)が収納されたシリンジ18A、18Bを
有し、このシリンジ18A、18Bの下端部には、塗布ノズル
19A、19Bが突出している。
前記各々の塗布ヘッド15A、15Bは、駆動モータ11によ
るカム12の回転駆動によりカムレバー14A、14Bを介して
上下動し得るようになっているもので、その下降動作
は、後述するソレノイド94A、94B等による禁止手段によ
り、左右いずれか一方のみが選択的に下降するように制
御されている。
るカム12の回転駆動によりカムレバー14A、14Bを介して
上下動し得るようになっているもので、その下降動作
は、後述するソレノイド94A、94B等による禁止手段によ
り、左右いずれか一方のみが選択的に下降するように制
御されている。
また、図中20A、20Bは前記各々の塗布ヘッド15A、15B
のホルダー16A、16Bに設けたヒータ、21A、21Bは同じく
温度検知用センサで、前記シリンジ18A、18Bの下端部に
突出する塗布ノズル19A、19Bを後述する最適塗布条件に
応じて加熱調整制御し得るようになっている。
のホルダー16A、16Bに設けたヒータ、21A、21Bは同じく
温度検知用センサで、前記シリンジ18A、18Bの下端部に
突出する塗布ノズル19A、19Bを後述する最適塗布条件に
応じて加熱調整制御し得るようになっている。
すなわち、前記塗布ヘッド15A、15Bは、その下降動作
により、前記X−Yテーブル1の移動制御により位置決
めされたプリント基板P上の所定の位置に接着剤の塗布
が行なわれるようになっている。
により、前記X−Yテーブル1の移動制御により位置決
めされたプリント基板P上の所定の位置に接着剤の塗布
が行なわれるようになっている。
第2図は前記X−Yテーブル1の移動及び塗布手段10
の塗布動作を制御する制御ブロックで、図中30は各種デ
ータ設定用の入力装置としてのキーボード31、モニター
テレビ40の第1及び第2の画面選択キー32、33及び接着
剤塗布動作を開始させるスタートキー34からなる操作部
である。
の塗布動作を制御する制御ブロックで、図中30は各種デ
ータ設定用の入力装置としてのキーボード31、モニター
テレビ40の第1及び第2の画面選択キー32、33及び接着
剤塗布動作を開始させるスタートキー34からなる操作部
である。
この操作部30は、前記キーボード31の各キー操作によ
り後述する各種データを入力し得るようになっているも
ので、このような各キー操作に応答して各種データ設定
に係る所与の制御や各種情報に基づく接着剤塗布動作に
係る制御が中央処理装置であるCPU50で行なわれる。
り後述する各種データを入力し得るようになっているも
ので、このような各キー操作に応答して各種データ設定
に係る所与の制御や各種情報に基づく接着剤塗布動作に
係る制御が中央処理装置であるCPU50で行なわれる。
また、図中60は前記キーボード31により設定された各
種設定データを記憶する記憶手段としてのRAM、70は後
述するNCデータのプログラムが格納されるROM、80はイ
ンターフェースで、前記CPU50にそれぞれ接続されてい
る。
種設定データを記憶する記憶手段としてのRAM、70は後
述するNCデータのプログラムが格納されるROM、80はイ
ンターフェースで、前記CPU50にそれぞれ接続されてい
る。
前記インターフェイス80には、X軸テーブル3をX方
向に移動可能な第1のサーボモータ2と、Y軸テーブル
5をY方向に移動可能な第2のサーボモータ4とで駆動
制御されるX−Yテーブル駆動部91、塗布手段10の駆動
モータ11で上下駆動制御される塗布ヘッド駆動部92、左
右塗布ヘッド15A、15Bの加熱調整用の左右ノズルヒータ
20A、20B、左右塗布ヘッド15A、15Bの塗布時間を調整す
る左右タイマー93A、93B、及び塗布ヘッド15A、15Bを左
右いずれか一方のみが選択的に下降するように制御して
なる禁止手段としての左右ソレノイド94A、94Bがそれぞ
れ接続されている。
向に移動可能な第1のサーボモータ2と、Y軸テーブル
5をY方向に移動可能な第2のサーボモータ4とで駆動
制御されるX−Yテーブル駆動部91、塗布手段10の駆動
モータ11で上下駆動制御される塗布ヘッド駆動部92、左
右塗布ヘッド15A、15Bの加熱調整用の左右ノズルヒータ
20A、20B、左右塗布ヘッド15A、15Bの塗布時間を調整す
る左右タイマー93A、93B、及び塗布ヘッド15A、15Bを左
右いずれか一方のみが選択的に下降するように制御して
なる禁止手段としての左右ソレノイド94A、94Bがそれぞ
れ接続されている。
しかして、NCデータをプログラムするには、まず、操
作部30の第1の画面選択キー32を操作して、第3図に示
すような画面100をモニターテレビ40に呼び出す。次い
で、前記キーボード31のカーソル指示キー31Aを用い
て、任意の表示位置を指定し、数字キー31Bを用いて、N
Cデータの設定を行なう。
作部30の第1の画面選択キー32を操作して、第3図に示
すような画面100をモニターテレビ40に呼び出す。次い
で、前記キーボード31のカーソル指示キー31Aを用い
て、任意の表示位置を指定し、数字キー31Bを用いて、N
Cデータの設定を行なう。
このようにして、塗布動作の順序を示すステップ(M0
・・・M100)毎にX座標データ、Y座標データ及び角度
データが数値的に設定され、接着剤の塗布位置、方向に
関するNCデータが設定され、さらに、装着部品の種類、
記号及び左右の塗布ヘッド15A、15Bの選択的なノズル指
定を行なってRAM60に格納する。
・・・M100)毎にX座標データ、Y座標データ及び角度
データが数値的に設定され、接着剤の塗布位置、方向に
関するNCデータが設定され、さらに、装着部品の種類、
記号及び左右の塗布ヘッド15A、15Bの選択的なノズル指
定を行なってRAM60に格納する。
一方、塗布条件データをファイルするには、操作部30
の第2の画面選択キー33を操作して、第4図に示すよう
な画面200をモニターテレビ40に呼び出す。次いで、キ
ーボード31のカーソル指示キー31Aを用いて、任意の表
示位置を指定し、数字キー31Bを用いて、塗布条件デー
タの設定及び格納、すなわち、装着部品の種類に対応し
て、記号毎にノズルの種類、塗布圧力、塗布時間、接着
剤の種類、粘度及び温度等の設定を行なう。
の第2の画面選択キー33を操作して、第4図に示すよう
な画面200をモニターテレビ40に呼び出す。次いで、キ
ーボード31のカーソル指示キー31Aを用いて、任意の表
示位置を指定し、数字キー31Bを用いて、塗布条件デー
タの設定及び格納、すなわち、装着部品の種類に対応し
て、記号毎にノズルの種類、塗布圧力、塗布時間、接着
剤の種類、粘度及び温度等の設定を行なう。
ところで、上記したNCデータを設定するにおいて、
「ノズル指定」の項目における「1」は、右側の塗布ヘ
ッド15A、「2」は左側の塗布ヘッド15Bの選択指定を意
味し、また、塗布条件データの設定における「ノズル種
類」の項目の「1」は小径ノズル、「2」は中径ノズル
及び「3」は大径ノズルの選択を意味する。また、「塗
布圧力」は、各圧力調整ゲージにより圧力が調整された
回路を選択し得るもので、「1」であれば低圧力、
「2」は中圧力、「3」は中高圧力及び「4」は高圧力
を意味する。さらに、「塗布時間」の項目において、
「100」はタイマーで100msecだけ加圧している時間、
「粘度」の項目における「1」は、接着剤の粘度が低
い、「2」は普通、「3」は高いを意味し、「温度」の
項目の数字は、そのままの接着剤の温度(℃)、「標
準」の項目において、「1」であれば、NCデータにおけ
る「記号」の代わりに、装着部品の種類を書き込んでも
良いこと、をそれぞれ意味する。
「ノズル指定」の項目における「1」は、右側の塗布ヘ
ッド15A、「2」は左側の塗布ヘッド15Bの選択指定を意
味し、また、塗布条件データの設定における「ノズル種
類」の項目の「1」は小径ノズル、「2」は中径ノズル
及び「3」は大径ノズルの選択を意味する。また、「塗
布圧力」は、各圧力調整ゲージにより圧力が調整された
回路を選択し得るもので、「1」であれば低圧力、
「2」は中圧力、「3」は中高圧力及び「4」は高圧力
を意味する。さらに、「塗布時間」の項目において、
「100」はタイマーで100msecだけ加圧している時間、
「粘度」の項目における「1」は、接着剤の粘度が低
い、「2」は普通、「3」は高いを意味し、「温度」の
項目の数字は、そのままの接着剤の温度(℃)、「標
準」の項目において、「1」であれば、NCデータにおけ
る「記号」の代わりに、装着部品の種類を書き込んでも
良いこと、をそれぞれ意味する。
このように、本発明では、装着部品の塗布装置におけ
る最適塗布条件は、第4図に示すようなファイルされた
塗布条件データのように、予めオペレータにより設定さ
れているもので、また、塗布ヘッドのノズル形状等によ
り同一部品でも、その塗布条件に相違がある場合は、す
べて登録することにより、ライブラリー化を行なうよう
にしてなるものであり、したがって、NCデータを作成す
る上で、オペレータは、塗布すべき装着部品の「部品種
類」あるいは「記号」を設定するだけで良いことにな
る。
る最適塗布条件は、第4図に示すようなファイルされた
塗布条件データのように、予めオペレータにより設定さ
れているもので、また、塗布ヘッドのノズル形状等によ
り同一部品でも、その塗布条件に相違がある場合は、す
べて登録することにより、ライブラリー化を行なうよう
にしてなるものであり、したがって、NCデータを作成す
る上で、オペレータは、塗布すべき装着部品の「部品種
類」あるいは「記号」を設定するだけで良いことにな
る。
また、CPU50は、設定された塗布ヘッドがライブラリ
ー化された装着部品の「部品種類」あるいは「記号」の
中から最適塗布条件を選択して制御動作を行なうように
なっているものである。
ー化された装着部品の「部品種類」あるいは「記号」の
中から最適塗布条件を選択して制御動作を行なうように
なっているものである。
さらに、第3図に示すNCデータプログラムの「部品種
類」、「記号」、「ノズル指定」の項目は、オペレータ
に所望の任意の指定のみで良く、その指定の方法として
は、例えば「部品種類」のみ指定した場合は、第4図に
示す塗布条件データファイル内のその部品の種類の標準
となるものが選択され、また、「記号」のみで指定する
場合は、その記号で設定される条件が選択される。
類」、「記号」、「ノズル指定」の項目は、オペレータ
に所望の任意の指定のみで良く、その指定の方法として
は、例えば「部品種類」のみ指定した場合は、第4図に
示す塗布条件データファイル内のその部品の種類の標準
となるものが選択され、また、「記号」のみで指定する
場合は、その記号で設定される条件が選択される。
[発明の効果] 以上のように本発明は、各種の装着部品及び各種のプ
リント基板に応じた塗布条件データのライブラリー化を
図ることができ、オペレータによるNCデータの作成上に
おいて、塗布条件データを示す符号を設定するだけで、
プリント基板上に塗布剤を塗布するための最適塗布条件
の選択を容易に行なうことができ、これによって、塗布
ヘッドによる塗布動作機能の向上を図ることができる。
しかも、塗布装置自体が塗布条件データのライブラリを
記憶し、また塗布剤の塗布順序を示すステップ毎に複数
種の塗布条件データから選択された塗布条件データの符
号及びプリント基板上の塗布位置に関する位置データか
らなるNCデータを記憶するのでこのNCデータの作成は塗
布装置においてすることができる。また、塗布条件デー
タには塗布剤の吐出圧または塗布時間を含むので、設定
が難しい塗布剤の1吐出毎の塗布量制御に関連するこれ
らのデータをライブラリ化でき、微妙な塗布量の調整を
簡単に行なうことができる。
リント基板に応じた塗布条件データのライブラリー化を
図ることができ、オペレータによるNCデータの作成上に
おいて、塗布条件データを示す符号を設定するだけで、
プリント基板上に塗布剤を塗布するための最適塗布条件
の選択を容易に行なうことができ、これによって、塗布
ヘッドによる塗布動作機能の向上を図ることができる。
しかも、塗布装置自体が塗布条件データのライブラリを
記憶し、また塗布剤の塗布順序を示すステップ毎に複数
種の塗布条件データから選択された塗布条件データの符
号及びプリント基板上の塗布位置に関する位置データか
らなるNCデータを記憶するのでこのNCデータの作成は塗
布装置においてすることができる。また、塗布条件デー
タには塗布剤の吐出圧または塗布時間を含むので、設定
が難しい塗布剤の1吐出毎の塗布量制御に関連するこれ
らのデータをライブラリ化でき、微妙な塗布量の調整を
簡単に行なうことができる。
第1図は本発明に係る塗布装置の一実施例を示す外観
図、 第2図は同じく制御ブロック図、 第3図は同じくモニターテレビに画面表示されるNCデー
タのプログラムを示す説明図、 第4図は同じくモニターテレビに画面表示される塗布条
件データのファイルを示す説明図 である。 1……X−Yテーブル、 10……塗布手段、 15A、15B……塗布ヘッド、 19A、19B……塗布ノズル、 30……入力装置(操作部)、 50……CPU、 60……RAM、 70……ROM、 80……インターフェース、 91……X−Yテーブル駆動部、 92……塗布ヘッド駆動部、 P……プリント基板。
図、 第2図は同じく制御ブロック図、 第3図は同じくモニターテレビに画面表示されるNCデー
タのプログラムを示す説明図、 第4図は同じくモニターテレビに画面表示される塗布条
件データのファイルを示す説明図 である。 1……X−Yテーブル、 10……塗布手段、 15A、15B……塗布ヘッド、 19A、19B……塗布ノズル、 30……入力装置(操作部)、 50……CPU、 60……RAM、 70……ROM、 80……インターフェース、 91……X−Yテーブル駆動部、 92……塗布ヘッド駆動部、 P……プリント基板。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−183881(JP,A) 特開 平1−184063(JP,A) 特開 平2−82685(JP,A) 特開 平1−210066(JP,A) 特開 昭61−194506(JP,A) 特開 昭63−82501(JP,A) 特開 平2−28397(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B05C 5/00 - 5/04 H05K 3/34 504 H05K 3/34 505 B05D 1/28
Claims (1)
- 【請求項1】プリント基板上の所定の位置に、接着剤ま
たは半田ペースト等の塗布剤を塗布ヘッドによる塗布手
段を介して各種の装着部品の装着前に自動的に塗布して
なる塗布装置において、 符号毎に塗布剤の吐出圧または塗布時間を含む複数種の
塗布条件データを記憶する第1の記憶手段と、塗布剤の
塗布順序を示すステップ毎に前記第1の記憶手段で記憶
された複数種の塗布条件データから選択された塗布条件
データの符号及び前記プリント基板上の塗布位置に関す
る位置データを記憶する第2の記憶手段と、この第2の
記憶手段の内容に基づいて前記塗布手段による塗布動作
を行なうように制御する制御手段とを備えたことを特徴
とする塗布装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1243919A JP2994668B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 塗布装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1243919A JP2994668B2 (ja) | 1989-09-20 | 1989-09-20 | 塗布装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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