JP2669613B2 - パンチプレスのデータ入力装置 - Google Patents

パンチプレスのデータ入力装置

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JP2669613B2
JP2669613B2 JP61292561A JP29256186A JP2669613B2 JP 2669613 B2 JP2669613 B2 JP 2669613B2 JP 61292561 A JP61292561 A JP 61292561A JP 29256186 A JP29256186 A JP 29256186A JP 2669613 B2 JP2669613 B2 JP 2669613B2
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JP
Japan
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JP61292561A
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JPS63146118A (ja
Inventor
嘉則 渋谷
一吉 小巻
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株式会社 アマダ
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、パンチプレスのプログラム編集用のデー
タ入力装置に関する。 (従来の技術) 従来のパンチプレスの制御用プログラムを編集するの
に用いられているデータ入力装置は、オペレータによっ
て操作されるテンキー等の操作部と、該操作部から入力
されたデータを表示する表示器と、入力されたデータを
順次記憶してゆくデータレジスタとを有して構成されて
いる。そしてオペレータが入力した入力手順に従って、
適宜CRT等への表示を行いつつ、所定のプログラムを編
集してゆくことができるようになっている。 又、従来のデータ入力装置としては、オペレータの知
識負担を軽減すべく、前記CRTと対話させつつデータ入
力を行うことができるようにしたものがある。 (発明が解決しようとする問題点) しかしながら、従来の前者のデータ入力装置にあって
は、対話入力を行うことができないので、オペレータに
プログラムに関する多大の知識が要求され、場合によっ
ては入力誤りをしてしまうという問題点があった。 一方後者の対話形式によるデータ入力装置にあって
は、NC装置のCRTを対話に利用してしまうので、データ
入力時、CRTに所望の表示、例えば工具形状の表示を行
わせることができなくなるなどの問題点があった。 更に、後者の対話形式によるデータ入力装置にあって
は、CRT等比較的大形の表示装置を必要とするがため、
大形の表示装置を省略した簡易型のNC装置には採用し難
い装置となる問題点があった。 この発明は、上記問題点を改善し、表示装置を必須と
しない対話入力可能のパンチプレスのデータ入力装置を
提供することを目的とする。 (問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するために、この発明は、NC装置によ
って制御されるパンチプレスにおける複数の制御軸と対
応する複数のランプ及びデータ設定機能に対応する複数
のランプを備えてなるランプ群と、データ入力用の操作
装置を備えた操作部と、各種プログラムに対応して各種
プログラムの入力手順(シーケンス)を記憶したシーケ
ンス記憶部と、前記操作部の編集開始の操作に基づいて
前記シーケンス記憶部の中から所定のシーケンスを検索
して設定するシーケンス設定部と、前記操作部から入力
されるデータを順次所定アドレスに記憶するデータレジ
スタ及び前記ランプ群の任意のランプの点灯ないしフリ
ッカを制御するランプ制御部を、前記シーケンス設定部
に設定されたシーケンスの提供を受けて制御する中央処
理部とを備えてなるものである。 (実施例) 以下、添付図面を用いてこの発明の実施例を説明す
る。 第1図はこの発明の一実施例に係るデータ入力装置の
ブロック図、第2図は該データ入力装置を備えたタレッ
トパンチプレスのシステム構成図である。 第1図に示すように、データ入力装置1は、中央処理
部3に接続されるランプ制御部5、データレジスタ7、
操作部9、シーケンス設定部11と、前記ランプ制御部5
と接続されるランプ群13と、前記シーケンス設定部11と
接続されるシーケンス記憶部15とを有して構成されてい
る。シーケンス設定部11は操作部9とも接続されてい
る。 操作部9は、テンキーや各種機能キー等に相当する。 シーケンス記憶部15は、プログラムの入力手順(シー
ケンス)を記憶するものであり、各種プログラムに対応
して各種のシーケンスを記憶する。 シーケンス設定部11は、操作部9の編集開始の操作に
基いて、前記シーケンス記憶部15の中から所定のシーケ
ンスを検索し、中央処理部3に適時その内容を提供する
ものである。 ランプ群13は、X軸,Y軸の制御軸に対応するLEDラン
プ群と、設定データの制御機能(例えば開始点、列数、
ピッチ)に対応するランプ群とで構成されている。これ
らランプ群はオペレータの見易い位置に配置されてい
る。 ランプ制御部5は、中央処理部4の指示により前記ラ
ンプ群13の点灯ないしフリッカを制御する。 データレジスタ7は、操作部9から入力されるデータ
を順次所定アドレスに記憶してゆくものである。 第2図に示すように、前記データ入力装置1は、本例
ではタレットパンチプレス17のNC装置19に組み込まれて
使用されるようになっている。 タレットパンチプレス17には、被加工板材(以下ワー
クと称す)Wを搬入するローダ21と、加工済ワーク(製
品)を搬出するアンローダ23とが付属されている。タレ
ットパンチプレス17は前記NC装置19と接続され、ローダ
21及びアンローダ23は、周辺装置コントローラ25を介し
て前記NC装置19と接続されている。 タレットパンチプレス17は、所定の製品を得るべくNC
装置19で作動制御され、ワークWの表面に所定形状の穴
を開け、又はニグリングする。作動制御される軸は、こ
こではワークWをパンチ部分の直下に制御するテーブル
(X軸,Y軸)のみであるとする。 NC装置19は、操作面に前記操作部9としてのキー群9
と、その直上に前記ランプ群13を備えており、その内部
には、第1図に示した他の構成部3,5,7,11,15と、NC装
置のための制御部を備えて構成されている。 第3図に示すように、ランプ群13は、左右の縦列に配
設されたX軸及びY軸に相当するランプLx,Lyと、右方
の縦列に配列された開始点、列数、ピッチ…角度等デー
タ設定機能に対応するランプL1,L2,L3…Lnとを備えて構
成されている。各ランプL(Lx,Ly,Li…)はLEDの他、
通常の電熱球、その他のランプで構成されても良い。ラ
ンプLの目視部分の直径は2〜8mm程度で十分である。 第4図に、加工開始点をlsx,lsy、列数をNx,Ny、加工
ピッチをlpx,lpyとするワークWの例を示した。 以下、第4図に示す加工例で、データ入力装置1の使
用を説明する。 第5図及び第6図(a)〜(g)はランプLの点滅に
より、データ入力の誘導を行う例である。第5図は誘導
処理のフローチャート、第6図(a)〜(g)のランプ
Lの誘導状態を示す断面図である。 第5図において、ステップ501では、第1図に示した
シーケンス設定部11に、第4図に示したワークWの加工
を行うべく所定のシーケンスを設定する。 ステップ502では、今回入力すべきランプLを点灯す
る。今回入力すべきランプLは、シーケンス設定部11に
設定されたシーケンスにより定められる。本例では、第
6図(a)に示すように、初期において、開始点の入力
である旨のランプL1とX軸を示すランプLxである。 ステップ503では、オペレータの第6図(a)のラン
プ群13の目視に基いて、操作部9より開始点のX値lsx
が入力される。 ステップ504では、入力データをデータレジスタ7の
所定アドレスに記憶する。 ステップ505では、入力済のランプLx,L1を消灯する。
ランプL1は次に点灯されることを先読みして点灯したま
まにしておいても良い。 ステップ506では、データ入力の終了を判断し、すべ
てのデータの入力が終了するまでステップ502〜505を繰
り返させる。 従って、ステップ502〜505の処理により、ランプ群13
のランプLの表示は第6図(a),(b),(c)…
(f)の順で点灯され、オペレータの目視によって、デ
ータlsx,lsy,Nx,Ny,lpx,lpyが入力され、全てのデータ
の入力終了後に、第6図(g)に示すように、全てのラ
ンプLが消灯される。 本例では、データを入力すべきランプLが順次点灯さ
れるので、オペレータは点灯されたランプLが示す項目
に従ってデータ入力を行えば良く、データ入力を容易、
確実、迅速に行うことができる。 なお、ランプ群13の上部に小型のLCD等表示部を設
け、ここにシーケンス番号ないしプログラム名や入力数
値を表示するようにし、オペレータの便としても良い。
又、これら表示は図示しないCRT上で行われても良いも
のである。 第7図及び第8図(a)〜(h)は他の誘導例を示す
ものである。第7図は誘導処理のフローチャート、第8
図(a)〜(h)はランプLの誘導状態を示す説明図で
ある。 第7図において、ステップ701では、所定のシーケン
スを設定する。ステップ702では、第8図(a)に示す
ように、以後のデータ入力に関する全てのランプLを点
灯する。 ステップ703では、今回入力すべき事項に関するラン
プをフリッカさせる。 ステップ704では、データ入力を判断する。 ステップ705では、入力データを所定アドレスに記憶
する。 ステップ706では、ステップ703でフリッカさせたラン
プのフリッカを終了させる。 ステップ707では、データ入力が終了し、以後データ
入力に関係がなくなったランプを消灯する。 ステップ708では、データ入力の終了を判断し、全て
データが入力されるまで、ステップ703〜707の処理を繰
り返させる。 本例では、以後の入力に関係するランプLが全て点灯
され、今回の入力に直接関係するランプLのみがフリッ
カされるので、入力状況が一見して判別できる。又、フ
リッカは入力を誘う効果が大であるためにデータ入力を
より円滑迅速に行うことが可能となる。 [発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要
するに本発明は、NC装置19によって制御されるパンチプ
レスにおける複数の制御軸と対応する複数のランプLX,L
Y及びデータ設定機能に対応する複数のランプL1,L2,…L
nを備えてなるランプ群13と、データ入力用の操作装置
を備えた操作部9と、各種プログラムに対応して各種プ
ログラムの入力手順(シーケンス)を記憶したシーケン
ス記憶部15と、前記操作部9の編集開始の操作に基いて
前記シーケンス記憶部15の中から所定のシーケンスを検
索して設定するシーケンス設定部11と、前記操作部
(9)から入力されるデータを順次所定アドレスに記憶
するデータレジスタ7及び前記ランプ群13の任意のラン
プの点灯ないしフリッカを制御するランプ制御部5を、
前記シーケンス設定部11に設定されたシーケンスの提供
を受けて制御する中央処理部3とを備えてなるものであ
る。 したがって本発明によれば、必要とするプログラムに
対応したシーケンスをシーケンス記憶部15から検索して
シーケンス設定部11に設定し、この設定されたシーケン
スに従ってランプ群13の任意のランプを順次点灯すると
共にランプの点灯に応じて操作部9から必要なデータを
順次入力し、この入力されたデータをデータレジスタ7
に順次記憶することにより、所定のプログラムを編集し
て行くことができる。 すなわち、本発明によれば、所定位置に対してワーク
をX,Y軸方向へ移動してプレス加工を行うワークの位置
決め制御のためのプログラムを、例えばCRTのごとき大
形の表示装置を用いることなしに対話形式で容易に作成
し得るものである。
【図面の簡単な説明】 図面はいずれも実施例を示し、第1図はデータ入力装置
の一実施例を示すブロック図、第2図はデータ入力装置
をタレットパンプレスに適用したシステム構成図、第3
図はランプ群の拡大平面図、第4図はワーク例を示す平
面図、第5図は誘導方式の一例を示すフローチャート、
第6図(a)〜(g)はランプの誘導状態の一例を示す
説明図、第7図は他の誘導方式のフローチャート、第8
図(a)〜(h)はランプの誘導状態の他の例を示す説
明図である。 1……データ入力装置 3……中央処理部 5……ランプ制御部 7……データレジスタ 9……操作部 11……シーケンス設定部 13……ランプ群 15……シーケンス記憶部 L(Lx,Ly,L1,L2,L3…Ln)……ランプ

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.NC装置(19)によって制御されるパンチプレスにお
    ける複数の制御軸と対応する複数のランプ(LX,LY)及
    びデータ設定機能に対応する複数のランプ(L1,L2,…
    Ln)を備えてなるランプ群(13)と、データ入力用の操
    作装置を備えた操作部(9)と、各種プログラムに対応
    して各種プログラムの入力手順(シーケンス)を記憶し
    たシーケンス記憶部(15)と、前記操作部(9)の編集
    開始の操作に基いて前記シーケンス記憶部(15)の中か
    ら所定のシーケンスを検索して設定するシーケンス設定
    部(11)と、前記操作部(9)から入力されるデータを
    順次所定アドレスに記憶するデータレジスタ(7)及び
    前記ランプ群(13)の任意のランプの点灯ないしフリッ
    カを制御するランプ制御部(5)を、前記シーケンス設
    定部(11)に設定されたシーケンスの提供を受けて制御
    する中央処理部(3)とを備えてなることを特徴とする
    パンチプレスのデータ入力装置。
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