JP2521751B2 - バックゲ―ジ制御方法 - Google Patents

バックゲ―ジ制御方法

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JP2521751B2
JP2521751B2 JP62104342A JP10434287A JP2521751B2 JP 2521751 B2 JP2521751 B2 JP 2521751B2 JP 62104342 A JP62104342 A JP 62104342A JP 10434287 A JP10434287 A JP 10434287A JP 2521751 B2 JP2521751 B2 JP 2521751B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、プレスブレーキにおけるバックゲージの制
御方法に関する。
(従来の技術) プレスブレーキのバックゲージは、被加工板材(以
下、ワークと称する)の一端面を位置決めすべく、曲げ
金型の背面側に接近離反自在に配置され、各曲げ工程毎
に所定位置に制御されるようになっている。
従来のバックゲージの制御方法は、製品を構成する各
部品について、曲げ工程毎のバックゲージ制御データを
作成しておいて、所定の加工プログラムを作成するもの
である。
例えば、今、製品Aを構成する部品a,b,cが工程
,,から成り、今からn個の製品Aを製
造するとすると、部品aについて工程を選択して
部品aをn個製造し、次いで部品b、部品cがn個づつ
製造される。
そして、製品数に対応した数(例えば製品がAだけで
部品a,b,cであって製品の数がnの場合には3n)の部品
に対して部品毎に曲げ加工をした後に、曲げ加工ライン
から次の組立又は溶接加工ラインへ仕掛り品(曲げ加工
後の部品)を部品毎に移送して、組立又は溶接を行って
製品を最終的に完成させる。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記の如き従来よりのバックゲージの
制御方法にあっては、部品毎に曲げ加工を行っており、
例えばn個の部品aについて曲げ加工を終了するまでは
部品b,cについて曲げ加工は行うことはできず、組立又
は溶接加工ラインへ仕掛り品を製品毎に移送するため、
部品A,b,cに順に曲げ加工をn回繰り返すいわゆる製品
毎の作業が必要となったような場合、新たに製品加工の
プログラムを製品毎に作成し直さなければならず、作業
性が悪いという問題点があった。
そこで、本発明は、部品毎及び製品毎で制御可能のプ
レスブレーキにおけるバックゲージの制御方法を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成] (発明の概要) 前述のごとき従来の問題点を解決するため本発明にお
いては、プレスブレーキにおけるバックゲージを所定の
加工プログラムに基づいて制御するバークゲージ制御方
法において、 曲げ工程毎にバックゲージを制御する部品加工プログ
ラムを部品毎に記憶すると共に、複数の部品加工プログ
ラムを組合わせた製品加工プログラムを製品毎に記憶
し、 製品数に応じて、部品加工プログラムに基づいてバッ
クゲージを制御するか或いは製品加工プログラムに基づ
いてバックゲージを制御するかについて選択し、 選択した加工プログラムを実行することによりバック
ゲージを制御することを特徴とする。
(実施例) 以下、添付図面を用いて本発明の実施例を説明する。
第1図はプレスブレーキの正面図、第2図はコントロ
ールボックスの拡大正面図である。
第1図に示すように、プレスブレーキ1は、エプロン
3の上部に固定された下金型5に対し、シリンダ装置7
で昇降駆動されるラム9の下端に上金型11を備え、両金
型5,11の間でワーク13を折曲加工するものである。
前記下金型5の背面側には、前記ワークWの一端面を
位置決めするために前後に移動可能のバックゲージ15が
設けられている。
プレスブレーキ1には、前記ラム9及び前記バックゲ
ージ15を数値制御するためのNC装置17が付属されてい
る。又、該NC装置17には工程データを製作し、曲げの状
態を表示する等の目的で、曲げ支援装置19が接続され、
該装置19にはプレスブレーキ1の前長に亘って移動可能
の長さのケーブル21を介して携帯用のサービスボックス
23が備えられている。
曲げ支援装置19は、CRT25及び多数のキー群27を備え
ており、これらキー群中の所定のキー操作に基いて、CR
T25に表示される工程表示を参照しながら各工程におけ
る前記ラム9及び前記バックゲージ15を制御するための
制御データを作成することができると共に工程毎の曲げ
状態の確認等を行なうことができるよう設計されてい
る。
例えば、工程〜から成る曲げ作業において、各工
程でラム9を下降させ及びバックゲージ15を移動させて
試験曲げを行い、これを後でプレイバックさせることが
できるよう、各制御装置を記憶装置に記憶させるが如く
である。
第2図に示すように、サービスボックス23には、LCD
表示部29の他、適宜LED表示ランプを備えた多数の操作
スイッチ31〜69が備えられている。
スイッチ31は、1工程曲げを行うためのスイッチであ
り、このスイッチ31をオンさせると、1工程モードとな
り、制御データを数値入力することにより、1工程曲げ
の実行を行える。
スイッチ33は、プログラム運転を実行するためのスイ
ッチである。
スイッチ35は数値入力用スイッチである。
スイッチ37は、プログラムの呼出しを行うためのスイ
ッチである。
スイッチ39は、いわゆるR曲げを実行するためのスイ
ッチである。
スイッチ41は、本案を実施するために特に設けられた
ブロック運転を行うためのスイッチであり、このスイッ
チ41をオンさせると、ブロックモードとなり、いくつか
の部品加工プログラムを組み合わせて形成された製品加
工プログラムの繰り返しの実行が可能となる。
スイッチ43は非常停止用スイッチである。
スイッチ45は、新しく作成されたプログラムのテスト
を行うためのスイッチである。
スイッチ47は、入力済のプログラム番号、総工程数の
確認及び加工プログラムの消去のため使用されるスイッ
チである。
スイッチ49は、速度切換用のスイッチである。
スイッチ51は、各種パラメータの変更時に使用するス
イッチである。
バックゲージの図形の前後に備えられた矢印形状のス
イッチ53,55は、バックゲージ15を前方又は後方に手動
で移動させるためのスイッチである。
スイッチ57は、バックゲージ15の目標値(L)と現在
値(L′)の表示位置を切換えるためのスイッチであ
る。
スイッチ59,63は、表示画面のスクロールアップ、ス
クロールダウンのためのスイッチである。
スイッチ61は、加工プログラムデータの変更、加工プ
ログラムの消去、1工程曲げデータの変更等に使用さ
れ、入力されたデータを消去するためのスイッチであ
る。
スイッチ65は、自動動作中のバックゲージの動作を停
止させるためのスイッチである。
スイッチ67は、バックゲージを自動動作させるための
スイッチである。
スイッチ69は、モードを運転モードに変更すうための
スイッチである。
上記構成のプレスブレーキ1において、第3図及び第
4図によりバックゲージの制御方法を説明する。
第3図に示すように、上板a、側板b,c、底板d、及
び補強板eから成る製品Aをn個製造することを想定す
る。
この場合、前記曲げ支援装置19及びこの補助を為すサ
ービスボックス23を用いて、まず各部品a,b,……eにつ
いての曲げ工程毎の制御データを作成しなければならな
い。この点従来例と同様である。制御データの作成は、
経験により数値設定することも可能ではあるが、一般に
は、サービスボックス23を片手としたオペレータによ
り、試験曲げを行いつつ作成することができる。
今、部品aについて2工程の制御データが作成さ
れ、次いで、部品b,c,d,eについて工程,,〜
,の制御データが作成されたとする。
そこで、本案では、第4図ステップ401で部品a,b,…
eについての部品加工プログラムPa,Pb,Pc,Pd,Peを設定
すると共に、ステップ402で製品Aについての製品加工
プログラムPAを、 PA=Pa+Pb+Pc+Pd+2・Pe として記憶する。
又、第3図に示した製品Aに対し、例えば補強板eを
4個とした製品Bに対しては、製品加工プログラムPB
を PB=Pa+Pb+Pc+Pd+4・Pe として記憶する。
その上で、オペレータは、例えば製品Aをn個製造す
る作業指示に対し、数nの大きさにより又、現場の実情
に応じ、部品a,b,c,dをn個及び製品eを2n個製造する
か、或いは、製品Aを順次n個まで製造するかをステッ
プ403で判断し、両方式を使い分けることが可能であ
る。
ステップ404では、ブロック構成された製品加工プロ
グラムPj(j=A,B…)をスイッチ41の操作に基いて読
出し、指定回数nだけ実行する。
一方、ステップ405では、従来例と同様に、部品毎の
部品加工プログラムPi(i=a,b…)をn回づつ順次実
行する。
以上により、本例では、加工プログラムを部品a,b,…
e毎に記憶するのみならず、製品A,B…単位でブロック
構成することができ、必要に応じて製品加工プログラム
PA,PB,…を使用することができるので、仕掛り品(溶
接又は組立前の部品)を多くすることなく、曲げ加工さ
れた部品を順次、次の溶接又は組立ラインへ流すことが
できる。
なお、第3図の製品Aの例は、極めて単純な製品の例
であり、実際には数十ないし百数十の工程から成る製品
例があり、又、部品a,b,c,…の組合せによる製品数も十
個或いはそれ以上にもなることがある。しかし、本案で
は、上記の如くバックゲージ15が制御されるので、所望
の組合せ部品又は所望の組合せ製品について、適宜加工
プログラムを記憶することができ、これを自動で再生さ
せることができるものである。
編集方式は、CRTに表示された工程番号…をキ
ー指定する方式でもよく、又、曲げ支援装置19の操作面
に配列した工程スイッチをオン操作することで指定する
ようにしてもよい。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではな
く、適宜の設計的変更を行うことにより、他の態様でも
実施し得るものである。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明により理解されるように、
本発明によれば、曲げ工程毎にバックゲージを制御する
部品加工プログラムを部品毎に記憶する他に、複数の部
品加工プログラムを組合わせた製品加工プログラムを製
品毎に記憶しているため、製品数に応じて、部品加工プ
ログラムに基づいてバックゲージを制御することもでき
ると共に、製品加工プログラムに基づいてバックゲージ
を制御することができる。したがって、例えば製品数が
多くない場合には、部品加工プログラムに基づいて部品
毎に順に曲げ加工を繰り返して、最後の部品について曲
げ加工が終了した後に、組立又は溶接ラインにおいて仕
掛り品(曲げ加工後の部品)に対して組立又は溶接加工
を行うことができる一方、製品数が多い場合には、製品
加工プログラムに基づいて製品毎に曲げ加工を繰り返し
て、一連の曲げ加工の途中に順次仕掛け品を製品毎に組
立又は溶接加工ラインに移送して組立又は溶接加工を行
うことができ、作業能率向上の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は曲げ支援装置を備えたプレスブレーキの正面
図、第2図はサービスボックスの正面図、第3図は製品
例の説明図、第4図は折曲制御のフローチャートであ
る。 41……ブロック指令スイッチ、A……製品、a,b,c,d,e
……部品 Pi(i=a,b,…)……部品プログラム Pj(j=A,B,…)……製品プログラム

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プレスブレーキにおけるバックゲージを所
    定の加工プログラムに基づいて制御するバックゲージ制
    御方法において、 曲げ工程毎にバックゲージを制御する部品加工プログラ
    ムを部品毎に記憶すると共に、複数の部品加工プログラ
    ムを組合わせた製品加工プログラムを製品毎に記憶し、 製品数に応じて、部品加工プログラムに基づいてバック
    ゲージを制御するか或いは製品加工プログラムに基づい
    てバックゲージを制御するかについて選択し、 選択した加工プログラムを実行することによりバックゲ
    ージを制御することを特徴とするバックゲージ制御方
    法。
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