JP2650706B2 - 板材加工機における制御装置 - Google Patents

板材加工機における制御装置

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JP2650706B2 JP63013684A JP1368488A JP2650706B2 JP 2650706 B2 JP2650706 B2 JP 2650706B2 JP 63013684 A JP63013684 A JP 63013684A JP 1368488 A JP1368488 A JP 1368488A JP 2650706 B2 JP2650706 B2 JP 2650706B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明はタレットパンチプレスのごとき板材加工機
において、パターンサイクルで板材に板材加工を施して
いる最中に、加工ピッチ進捗度を表示装置に表示させる
ようにした板材加工機における制御装置に関する。
(従来の技術) 従来、タレットパンチプレスのごとき板材加工機におけ
る制御装置には、一般的に位置表示機能が備えられてい
る。その位置表示機能では例えばタレットテーブルの
X、Y軸方向の位置およびタレット位置が表示装置で表
示されて分るようになっている。
この表示を得ることによって、タレットパンチプレス
の場合、どのステーション(金型)でどの当りを加工し
ているかを把握することができる。また、表示をプログ
ラム表示に切換えることにより現在実行中のブロックを
知ることもできる。
さらに、制御装置にプログラム再開機能がない場合に
は、加工を途中で止め、次の日に加工を再開しようとす
れば、前日の加工終了点(X、Y軸の座標位置)を記憶
しておく必要がある。したがって、次の日にはこの位置
までノーパンチモードでテーブルを持って行き、次の加
工点からパンチをONにして加工を続行する手段が一般的
に用いられている。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上述した従来方法において、実行している
ブロックがパターンサイクルのブロックの場合、現在ど
の位のピッチ加工を終了しているのかが分らないという
問題がある。
また、プログラムを再開しようとした場合、その終了
点と同時にブロックも記憶しておくため、単一のパンチ
の場合にはそのブロックを目安にすることが出来、比較
的その作業は容易である。しかしながら、パターンサイ
クルの場合には、そのブロックでいくつものの加工位置
が存在する(ピッチ移動)ため、そのパターンサイクル
が始まると同時に、各ピッチ移動の座標を表示装置の画
面上でチェックしていかなければならないという問題が
あった。
この発明の目的は、表示装置の画面上にパターンサイ
クルの加工ピッチ進捗度を表示させて、通常運転時での
パターンサイクルの加工状況を一目で把握出来、また、
プログラム再開時には加工位置にたよらず、この加工ピ
ッチ進捗度表示で判断できるようにした板材加工機にお
ける制御装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 前述のごとき従来の問題に鑑みて、本発明は、加工パ
ターンにおける加工経路,ピッチ並びに総加工ピッチ数
を設定するパターンサイクル初期設定部と、上記パター
ンサイクル初期設定部において設定された総加工ピッチ
数と実際の加工ピッチ数とに基いて加工ピッチ進捗度を
演算する加工ピッチ進捗度演算処理装置と、当該演算処
理装置の演算処理に基き加工ピッチ進捗度を表示する表
示装置とを備え、前記加工パターンの中断時には加工ピ
ッチ進捗度の表示を記憶する構成としてなるものであ
る。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明
する。
まず、この発明の基本的な考え方について第4図およ
び第5図を用いて説明する。第4図には、板材加工機例
えばタレットパンチプレスで12個の穴加工を施す加工パ
ターンが示されている。第5図にはその加工毎の加工ピ
ッチ進捗度が示されている。すなわち、第4図の加工パ
ターンでは、同一の穴Hを加工する際の加工経路(矢印
で示した順路)と加工ピッチ間隔l並びに総加工ピッチ
数12個が示されている。したがって、この加工パターン
で穴加工を施す際には、穴から穴へと番号順に加工
し最終的に穴まで加工するものである。この加工パタ
ーンに基づく穴加工を施す際には、CRTの表示装置には
第5図に示した如く、まずパターンサイクルの総加工ピ
ッチ数m(この場合には、12)が表示される。そして第
4図において穴を加工した場合には、第5図に示した
如く、11(=12−1)が表示される。しかも、穴から
順々に加工して穴を加工している際には、8(=12−
4)が表示され、穴を加工している際には、1(=12
−11)が表示される。そして穴を加工している際に
は、0=(12−12)が表示されてリセットされる。この
ように、総加工ピッチ数mで、n番目の穴を加工してい
る際には、加工ピッチ進捗度p=m−nが表示されるか
ら、あとどの位の穴加工をしなければならないかが一目
で把握できるようにしたものである。また途中で中断し
た際にも、この加工ピッチ進捗度pを記憶しておくだけ
で、あとで容易に再開できるのである。
この基本的な考え方に基づき、板材加工機の制御装置
が構成され、第1図にこの発明の板材加工機における制
御装置1の構成ブロック図が示されている。
第1図において、タレットパンチプレスのごとき板材
加工機における制御装置1の中央処理装置3(以下CPU
という。)にはI/Oを介して入力装置5が接続されてい
る。入力装置5はPTR(ペーパテープリーダ)やキーボ
ードなどで板材の板厚や長さあるいは加工プログラムが
入力される。
前記CPU3にはI/Oおよび制御部7を介して例えばCRTな
どの表示装置9が接続されている。制御部7は表示装置
9の画面に対する表示データの制御を行なうものであ
り、かつ表示装置9はステータス表示、ポジション表
示、プログラム表示およびアラーム表示などを行なうも
のである。さらに、表示装置9では詳細を後述する加工
ピッチ進捗度pがピッチ移動毎に表示されるものであ
る。
前記CPU3にはDP−RAM11が接続されており、そのDP−R
AM11には軸制御部13が接続され、さらに増巾装置15を介
してサーボモータのごとき各軸の駆動モータ17が接続さ
れている。DP−RAM11は双方向性のアクセス可能なRAMで
ある。
軸制御部13は増巾装置15、駆動モータ17さらにはタコ
ジェネレータTG、エンコーダEなどの位置検出器などを
含めたサーボ系をコントロールするモジュールである。
しかも、インテリジェント化することにより、メインCP
Uの負担を軽減させている。
前記CPU3にはROM19、RAM21が接続されていて、ROM19
には制御プログラムが格納されている。RAM21ではCPU3
が処理中にデータの格納を行ない、必要なときにこのデ
ータを読み出し処理を行なうものである。
前記CPU3にはパターンサイクル初期設定部23が接続さ
れていて、ROM19から加工プログラム中のブロック毎の
加工パターンが取込まれると共に、例えば入力装置5か
ら加工パターンにおける加工経路、ピッチ並びに総加工
ピッチ数mが取込まれてパターンサイクルの初期設定が
なされる。
パターンサイクル初期設定部23で設定された総加工ピ
ッチ数mはCPU3に接続された総加工ピッチ数セット部25
にセットされる。
前記CPU3には加工ピッチ進捗度演算処理装置27が接続
されている。その加工ピッチ進捗度演算処理装置27に
は、予め総加工ピッチ数セット部25にセットされている
総加工ピッチ数mが取込まれていると共に、パターンサ
イクル初期設定部23で初期設定されたパターンサイクル
でピッチ移動させたときの実際の加工ピッチ数nが取込
まれることによって、p=m−nの演算処理が施こされ
る。その演算処理された加工ピッチ進捗度表示pの値が
その都度表示装置9の画面に例えば第2図に示す如く、
X、Y軸およびT(ステーションNo.)と共に表示され
る。なお、各ピッチ移動はDP−RAM11を介して軸制御部1
3でその都度行なわれる。
次に、本実施例における動作を第3図に示したフロー
チャートに基づいて説明する。
第3図において、ステップ29で移動指令が有るかどう
か判別される。移動指令がなければそのまま終了し、移
動指令が有ると判断されると、ステップ31に進む。ステ
ップ31では位置決め処理がなされる。すなわち、タレッ
トパンチプレスの場合、単一のパンチおよびパターンサ
イクルアプローチのための位置決めが軸制御部13で制御
され各駆動モータ17が駆動されることにより行なわれ
る。位置決め処理がなされると、ステップ33でパターン
サイクルを行なうかどうかの判断がなされる。パターン
サイクルを行なわなければこの時点で終了し、パターン
サイクルを行なうと判断されると、ステップ35に進み、
パターンサイクル初期設定部23でパターンサイクルの加
工経路、ピッチ並びに総加工ピッチ数mの初期設定に関
する演算処理がなされて初期設定される。
パターンサイクルの初期設定が行なわれると、ステッ
プ37では、前記パターンサイクル初期設定部23で設定さ
れた総加工ピッチ数mが総加工ピッチ数設定部25に取込
まれてセットされると共に表示装置9に表示される。
次いで、ステップ39では設定されたパターンサイクル
に基づき軸制御部13で制御され、各軸の駆動モータ17が
駆動されてピッチ移動が行なわれる。ステップ41では加
工ピッチ進捗度演算処理装置27で加工ピッチ進捗度pを
求めるためのp=m−1の演算処理がなされて、その加
工ピッチ進捗度pの値が例えば第2図に示した如く、
X、Y軸、Tと共に表示装置9に表示される。
ステップ43ではパターンサイクルが終了したかどうか
の判断がなされて、パターンサイクルが終了していなけ
ればステップ39の手前に戻り、ステップ39、41の処理が
繰返して行なわれる。パターンサイクルが終了していれ
ば、表示装置9に加工ピッチ進捗度pが0となってリセ
ットされると共に終了する。
このように、予め設定されたパターンサイクルによっ
て例えば穴加工が施こされる際にピッチ移動される毎
に、表示装置9に加工ピッチ進捗度pが表示されるの
で、通常運転時におけるパターンサイクルの加工状況が
一目で把握することができる。
また、加工パターンの加工時に加工を中断し、その後
のプログラム再開時のためには、従来NC加工プログラム
中におけるブロックと終了座標を記憶しておく必要があ
ったが、本実施例では座標でなくこの加工ピッチ進捗度
pの表示を記憶することになり、ノーパンチモードでの
再開作業において、このパターンサイクル中に入った場
合、この加工ピッチ進捗度pの表示は一定方向の度数表
示であるため再開の加工点を判断するのに、今までのよ
うな煩らしさがなくなる。
なお、この発明は前述した実施例に限定されることな
く、適宜の変更を行なうことにより、その他の態様で実
施し得るものである。例えば本実施例では加工ピッチ進
捗度pは総加工ピッチ数mに対して減算して求めている
が、加工ピッチ数を加算して総加工ピッチ数mに到達し
た時点でリセットするように行なっても構わない。
[発明の効果] 以上のごとき実施例の説明より理解されるように、要す
るに本発明は、加工パターンにおける加工経路,ピッチ
並びに総加工ピッチ数(m)を設定するパターンサイク
ル初期設定部(23)と、上記パターンサイクル初期設定
部(23)において設定された総加工ピッチ数(m)と実
際の加工ピッチ数(n)とに基いて加工ピッチ進捗度
(P)を演算する加工ピッチ進捗度演算処理装置(27)
と、当該演算処理装置(27)の演算処理に基き加工ピッ
チ進捗度(P)を表示する表示装置(9)とを備え、前
記加工パターンの中断時には加工ピッチ進捗度(P)の
表示を記憶する構成としてなるものである。
上記構成より明らかなように、本発明においては、パ
ターンサイクル初期設定部23において設定された加工パ
ターンの加工時には加工ピッチ進捗度Pを表示装置9に
表示し、上記加工パターンの中断時には上記加工ピッチ
進捗度Pの表示を記憶する構成である。
したがって、本発明によれば、加工パターンの加工時
にパターンのどの位置の加工を行っているかを知ること
ができると共に、あとどの位で加工が終了するかを知る
ことができることは勿論のこと、加工パターンを中断し
た後に再開始するときには中断位置から再開始すること
が容易なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る板材加工機における制御装置の
一例を示す構成ブロック図である。第2図は表示装置に
表示される表示例の一例である。 第3図はこの発明における動作を示すフローチャートの
一例である。 第4図および第5図はこの発明の基本的な考え方を説明
するための説明図で、第4図はサイクルパターンの一
例、第5図は加工ピッチ進捗度の表示例である。 1……制御装置、9……表示装置 13……軸制御部、17……駆動モータ 23……パターンサイクル初期設定部 27……加工ピッチ進捗度演算処理装置

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加工パターンにおける加工経路,ピッチ並
    びに総加工ピッチ数(m)を設定するパターンサイクル
    初期設定部(23)と、上記パターンサイクル初期設定部
    (23)において設定された総加工ピッチ数(m)と実際
    の加工ピッチ数(n)とに基いて加工ピッチ進捗度
    (P)を演算する加工ピッチ進捗度演算処理装置(27)
    と、当該演算処理装置(27)の演算処理に基き加工ピッ
    チ進捗度(P)を表示する表示装置(9)とを備え、前
    記加工パターンの中断時には加工ピッチ進捗度(P)の
    表示を記憶する構成としてなることを特徴とする板材加
    工機における制御装置。
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