JP2590539B2 - 対話型nc制御装置 - Google Patents

対話型nc制御装置

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JP2590539B2
JP2590539B2 JP63210251A JP21025188A JP2590539B2 JP 2590539 B2 JP2590539 B2 JP 2590539B2 JP 63210251 A JP63210251 A JP 63210251A JP 21025188 A JP21025188 A JP 21025188A JP 2590539 B2 JP2590539 B2 JP 2590539B2
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laser processing
processing
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laser
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克一 浮田
能彦 丹治
達哉 中村
修 小林
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、レーザ加工機の制御に用いられ、様々なワ
ークの材質,板厚に対し、レーザ加工の指令速度に応じ
て、レーザ加工条件の設定の自動化を可能とする対話型
NC制御装置に関する。
従来の技術 レーザ加工による板金加工ではレーザの加工条件の設
定は作業者の経験で行っていた。レーザ加工においては
同図において1はワーク、2は焼けこげ部、3はドロ
ス、4は切り残こし部である。レーザ加工条件の設定が
正しく行われていない場合第5図に示すような不都合が
生じる。
すなわち、例えばレーザ出力が大き過ぎた場合、同図
aに示すようにバーニングが発生したり、同図bに示す
ようにドロス3が付着する。また出力が小さい場合同図
cに示すようにカウジングが発生する。従って同一の加
工を行う場合でも板厚,材質が変わればレーザ加工条件
を設定し直していた。
以上の作業性を改善するために対して、特開昭61−12
3490では、種々の板厚、材質に対してレーザ加工条件を
記憶しておき、加工時にその条件を検索して加工を行な
うものが提案されている。この提案された方法では、材
質および板厚の入力手段および加工されるワークの材質
および板厚に応じたレーザ出力を示したレーザ出力テー
ブルを格納したメモリを設け、入力手段から入力される
ワークの材質および板厚に応じて、メモリ中のレーザ出
力テーブルを検索して、加工に適したレーザ出力を決定
するものである。
発明が解決しようとする課題 従来の技術(特開昭61−123490)によれば、加工条件
の設定にある程度熟練者のノウハウを行かすことができ
る。しかし、この方法では、ワークの板厚、材質に対し
てレーザ加工条件が1つしか登録されないため、その加
工条件に適した加工速度はおのずと1つしか選択されな
い。
一般にレーザ加工においては、精度を要求されないと
ころ及び加工の速度変化の少ない所では高速で加工し、
精度を要求される微細加工を行なう部分においては低速
で加工を行なっており、このような速度変化に対してレ
ーザ加工条件を最適にすることができない。
課題を解決するための手段 上記の課題を解決するために本発明は、種々の材質、
板厚の被加工物に対し、それぞれ複数の加工速度に応じ
たレーザ加工条件を記憶するメモリーテーブルを有する
記憶装置と、上記レーザ加工条件を入力編集、及び表示
できる対話装置と、レーザ加工を処理するNCプログラム
を有して前記メモリーテーブルからレーザ加工条件を選
択し切り換える演算処理装置を備え、前記演算処理装置
のNCプログラムは、レーザ加工の加工速度を示す指令速
度により、前記メモリーテーブルに記憶された複数の加
工速度に応じたレーザ加工条件の中から前記指令速度に
応じたレーザ加工条件を選択することを特徴とするもの
である。この構成により材質,板厚を設定することによ
りそれらのテーブルをアクセスし、またNCプログラム内
の速度指令によりアクセスされたテーブルから速度に適
した加工条件をNC制御装置内で自動的に設定を行なう。
作用 レーザ加工条件の設定は各板厚,材質の条件テーブル
で複数の加工速度に応じて一度設定するだけで、その後
の設定は不用になる。加工に際しては板厚,材質を選択
するだけで、複雑な形状、精密な加工を行なう場合にNC
プログラム内で速度指令を変更してもレーザ加工条件の
設定は不要になり指令速度に応じたレーザ加工条件で加
工される。
実施例 本発明の一実施例による構成を第1図に示す。
入力キーにレーザ加工条件を設定するスイッチを設け
ている。
これにより第2図、第3図に示すようなレーザ加工条
件テーブルを表示することが可能となる。
最初に加工条件テーブルの設定の手順を説明する。
まず、材質選択キーを押すことにより材質一覧表から
材質を選択する。画面は第2図のように表示される。材
質には番号がついており、この番号をテンキーにより設
定する。設定されると画面は板厚を聞いて来るので板厚
を入力する(板厚は数種類の設定ができ薄いもの、厚い
ものは前ページ,後ページキーにより表示できる)。速
度に対してのデータの設定、及び編集にはこの時にテン
キー、及びカーソルキーにより行なう。速度の分割幅も
自由に設定できるため指令速度に対し細かい範囲でレー
ザ加工条件の設定ができる。このようにして設定された
レーザ加工条件データはNCプログラムの実行時、指令速
度を示すFデータにより選択される。
次に実行時の手順を説明する。まず材質、板厚を設定
する(同一のレーザ加工条件の場合はこの操作は必要は
ない)。ここでNCプログラムを実行させる。NC装置の内
部において指令速度を設定があり、かつ指令速度が変化
したときにこのレーザ加工条件テーブルの参照を行う。
指令速度に対してその値を越えないレーザ加工条件デー
タを設定するようになっている(第4図)。例えばNCプ
ログラムにより指令速度F3000と指令された場合、第3
図のレーザ出力1000(W)、発振周波数600(Hz)、デ
ューティ60(%)、ガス圧5(kg/cm2)の値が設定され
るようになっている。
発明の効果 レーザ加工の作業者より加工精度を出すための速度変
化に伴う煩雑なレーザ加工条件の設定を解放しプログラ
ム作成作業の大幅な時間短縮を図ることができ、また、
レーザ加工の条件設定を知らない作業者にも簡単にレー
ザ加工が行えるようになった効果は非常に大なるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による構成図、第2図は同実
施例による材質選択画面を示す説明図、第3図は同実施
例による板厚画面と速度に対する加工条件データを示す
説明図、第4図は同実施例によるテーブル判断PAD図、
第5図はレーザ加工時に生じる切断面不良例を示す説明
図である。 5……対話装置、6……演算処理装置、7……記憶装
置。
フロントページの続き (72)発明者 小林 修 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−123490(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】種々の材質、板厚の被加工物に対し、それ
    ぞれ複数の加工速度に応じたレーザ加工条件を記憶する
    メモリーテーブルを有する記憶装置と、上記レーザ加工
    条件を入力編集、及び表示できる対話装置と、レーザ加
    工を処理するNCプログラムを有して前記メモリテーブル
    から、レーザ加工条件を選択し切り換える演算処理装置
    を備え、前記演算処理装置のNCプログラムは、レーザ加
    工の加工速度を示す指令速度により、前記メモリーテー
    ブルに記憶された複数の加工速度に応じたレーザ加工条
    件の中から前記指令速度に応じたレーザ加工条件を選択
    することを特徴とする対話型NC制御装置。
JP63210251A 1988-08-24 1988-08-24 対話型nc制御装置 Expired - Lifetime JP2590539B2 (ja)

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