JP2994572B2 - ヒステリシス比較器を備えた電圧制限回路 - Google Patents

ヒステリシス比較器を備えた電圧制限回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電圧制限回路に関する
ものである。より詳細には、本発明は、電気的にプログ
ラム可能な集積回路型メモリ内で使用されるような電圧
ジェネレータによって発生される電圧を維持するための
電圧制限回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】これらのメモリをプログラムするには、
一般的に、集積回路内で利用可能な、いわゆるプログラ
ミング電圧VBを有することが必要であって、この電圧
VBは回路の通常の電源電圧Vccよりも高い。例えば、
Vccは通常5Vで、VBは最大7Vである。あるメモリ
では、プログラミング電圧VBは、集積回路内部で通常
の電源電圧Vccから与えられる。このためには、昇圧回
路(チャージポンプとも呼ばれる)が使用される。この
昇圧回路はVccを受けて、Vccよりも高い電圧VBを発
生する。昇圧回路は基本的に、簡単に言えば、ダイオー
ドと2つのコンデンサとクロック信号を利用する。第1
の段階では、第1のコンデンサがVccまで充電されて、
その後これが第2のコンデンサへと放電される。次いで
同じ操作が再度開始されて第2のコンデンサの端子にお
ける電圧が徐々に上昇する。
【0003】このように、プログラミング電圧は、漸近
的に境界値または限界値に向かう。この限界値は電源電
圧Vccの倍数に等しい(上記の例ではVccの2倍)。こ
の種の組み立て体は、得ようとする電圧が限界値である
場合に問題を生じる。実際、発生する電圧の上昇は、第
2のコンデンサが充電されるにつれて次第に緩慢にな
る。従って、発生する電圧の立ち上がり時間(build-up
time) を所望の値に制限するためには、チャージポンプ
を普通より大きくすることが必要となる。つまり所望の
値よりも大きい限界値が設定される。その場合、ポンプ
の出力に電圧レギュレータを配置することが必要であ
る。このレギュレータが、発生された電圧を所望の値に
制限する。さらに、所望の値が電源電圧の倍数でない場
合には、この種のレギュレータ回路の存在が理論的に必
要となる。
【0004】発生した電圧を制限するには2つの方法が
ある:第1に、ポンプを停止せずに、ポンプによって与
えられる過剰の電荷を減少させ、所望の値に達したなら
ば、ポンプの出力を例えば1個以上のダイオードを介し
てグランドに接続することによって行う、第2に、所望
の値に達した時点でポンプを停止し、第2のコンデンサ
の端子における電圧が低くなりすぎた時点でポンプの動
作を再開することによって行う(これは、発生電圧が一
定の範囲内であればよいと認められていると仮定するも
のである。これに対して第1の方法ではこの電圧は一定
である)。
【0005】第2の方法は、消費電力が少ないという利
点を有するものの、実際には、2つの基準電圧を発生さ
せ、これらの基準電圧と許容可能な最小および最大電圧
とを比較するために2つの比較回路を使用しなければな
らない。基準電圧を発生するには、一般にツェナーダイ
オードが使用される。従って、第2の方法は必要な空間
量および経済的な観点から不利である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、この
第2の方法を行うための、十分に小型で安価な回路を提
案することにある。2個の回路を使用して発生した電圧
値を2つの異なる基準値と比較する代わりに、本発明で
は、ヒステリシス電圧比較器を実現する単一の調整回路
を提案するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために、電源回路に
よって与えられる内部電圧の値を出力において制限する
ための電圧制限回路を提案するものであって、この回路
は、 −前記内部電圧に比例した基準電流を発生するための抵
抗手段と、 −前記基準電流に比例した基準電圧を発生するための電
流制御電圧源と、 −一方の入力で基準電圧を受け、内部電圧が最大値に達
した時に第の状態となり、内部電圧がその後最小値に
達した時に第の状態となる2進信号を出力するヒステ
リシス比較器(20)と、−前記2進信号を一方の入力に受け、2進の制限制御信
号を他の入力に受けて、前記制限制御信号が第2の状態
にある時は前記2進信号と逆の2進信号を出力し、前記
制限制御信号が第1の状態にある時には内部電圧の値に
関わらず、第2の状態の2進信号を出力する制御手段と
を備え、この2進信号が第1の状態の時に前記電源回路
が内部電圧を昇圧するよう動作する
【0008】抵抗手段は、電源回路の出力に接続された
抵抗器、この抵抗器と基準端子との間に直列に接続され
た第1の増幅トランジスタ、および第1の増幅トランジ
スタと供にカレントミラーを構成して、抵抗器内を流れ
る電流に比例する基準電流を発生する第2の増幅トラン
ジスタを有することが好ましい。つまり、電源回路がチ
ャージポンプであれば、抵抗ラインはこのチャージポン
プの出力に接続される。従って、電流はポンプの出力で
取り出され、カレントミラーによってコピーされる。こ
れによって取り出される電流を小さくすることが可能と
なり、従って回路全体の電力消費が制限され、ポンプに
よって発生される電圧の立ち上がり時間が過度に長くな
るのを防ぐことが可能となる。実際、出力における容量
負荷が大きいほどチャージポンプの増加時間は短くな
る。
【0009】電力消費を抑えるために、抵抗ラインは、
電圧チャージポンプによって発生される電圧がある閾値
よりも低い場合には取り出される電流がゼロとなるよう
に構成されているのが好ましい。基準電圧源は、電源端
子とカレントミラーの第2のトランジスタとの間に直列
接続された1個以上の基準抵抗を備えているのが好まし
い。このようにしてこの抵抗とこのトランジスタとの中
間点で得られる基準電圧が発生される。以下、添付した
図を参照して行う詳細な説明によって、本発明のその他
の特徴および利点が明らかとなろう。
【0010】
【実施例】図1は、電源電圧Vccを供給するための電源
端子2と、基準電圧GNDを供給するための基準端子3
と、電源電圧Vccから内部電圧VBを発生するためのチ
ャージポンプ4とを有する集積回路1を示しており、内
部電圧VBは電源電圧Vccよりも高い。一実施例では、
Vccは3Vであり、基準端子3がグランドで、所望の電
圧VBが4.9 〜5.4 V の範囲である。詳細な説明は、
電気的にプログラム可能なメモリ型の集積回路における
有利な応用について行うものであることに注意された
い。当然、これは単なる特定の実施例である。つまり、
本発明によって定義される制限回路は、同じ集積回路に
組み込まれていない電源回路によって発生される電圧を
制限するために使用されることもある。同様に、ここで
述べるような制限回路をディスクリート部品で作製して
も、本発明の範囲を逸脱するものではない。
【0011】従って、本発明の装置では、電源電圧Vcc
を2倍にするチャージポンプ4のみを使用する。このポ
ンプ4はクロック信号CKを出力するための発振器5を
有する。この信号はコンデンサ7の一端子に印加され
る。このコンデンサ7のもう一方の端子は、第1に、ダ
イオード8を介して電源端子2に接続されており、第2
に、ダイオード9を介して出力29に接続されている。こ
の出力端子29は出力コンデンサ10の第1の端子に接続さ
れている。出力コンデンサ10のもう一方の端子は基準端
子3に接続されている。出力コンデンサ10は、ここでは
チャージポンプ4によって給電される容量性回路に相当
するものと見なされる。このことは、このポンプがただ
1つのコンデンサ7を有するという事実を説明してい
る。内部電圧VBはチャージポンプ4の出力29に発生す
る電圧である。
【0012】チャージポンプ4を停止させるために、発
振器5が論理信号ON/OFFを受ける入力6を有し、
ON/OFFが論理状態1であれば発振器5が作動し
て、論理状態0の場合には停止するようになっているも
のと仮定する。ON/OFF=0の場合には、クロック
信号CKは一定でグランド電位となり、従って、コンデ
ンサ7を充電することはできない。出力29は第1のPM
OS型トランジスタ11のソースに接続されている。この
トランジスタ11の制御ゲートはそのドレインに接続され
ている。従ってこのトランジスタ11はダイオードとして
配置されている。さらに、集積回路1がP型基板上に作
られていると仮定するならば、トランジスタ11のウェル
はそのソースに接続される。このことによって、より安
定で比較的低い閾値電圧を得ることが可能となる(閾値
電圧へのいわゆる基板効果を排除して)。
【0013】第1のPMOS型トランジスタ11のドレイ
ンは第2のPMOS型トランジスタ12のソースに接続さ
れている。第1のPMOS型トランジスタ11と同様に、
第2のPMOS型トランジスタ12のウェルはそのソース
に接続されている。この第2のトランジスタ12の制御ゲ
ートは電源端子2に接続されており、従ってVccを受け
る。第2のPMOS型トランジスタ12のドレインは、第
1のNMOS型増幅トランジスタ13のドレインと制御ゲ
ートとに接続されている。この第1の増幅トランジスタ
13のゲートは第2のNMOS型増幅トランジスタ15の制
御ゲートに接続されており、これら一組の増幅トランジ
スタがカレントミラーを構成している。
【0014】第1の増幅トランジスタ13のソースは、第
1のNMOS型分離トランジスタ14を介してグランドに
接続されている。さらに、増幅トランジスタ13および15
の制御ゲートは、第2の分離トランジスタ16を介してグ
ランドに接続されている。この第2の分離トランジスタ
16の制御ゲートは制御端子18に接続されており、2進の
制限制御信号PWDを受ける。制御端子18はインバータ
17の入力に接続されており、インバータ17の出力は第1
の分離トランジスタ14の制御ゲートに接続されている。
第2の増幅トランジスタ15のソースはグランド3に接続
されている。幅トランジスタ15のドレインはPMOS型
基準トランジスタ19のドレインに接続されており、この
基準トランジスタ19のソースは電源端子2に接続されて
いる。この基準トランジスタ19の制御ゲートはグランド
3に接続されている。
【0015】まず最初にPWD=0と仮定する。従って
第1の分離トランジスタ14がオンで第2の分離トランジ
スタ16はオフである。論理信号ON/OFFが0から1
となれば、発振器が作動して内部電圧VBが次第に上昇
する。第1および第2のPMOS型トランジスタ11およ
び12が同じ閾値電圧Vtpを有すると仮定すれば、VBが
Vcc+2×Vtpよりも高くなるとすぐにこれらのトラン
ジスタ内に電流Iが流れる。Vtpが1Vであると仮定す
るならば、VBが4Vとなるとすぐに(Vccは3V)ト
ランジスタ11および12内を電流Iが流れる。この電流I
はカレントミラーでコピーされて、基準電流と呼ばれる
電流kI(kはカレントミラーの利得を示す)が、基準
トランジスタ19内を流れ、この基準トランジスタ19が値
Rを有する基準抵抗器として働く。カレントミラーと基
準トランジスタ19と電源端子2とで構成される組み立て
体は、電流制御電圧源として機能し、この電圧源は、基
準トランジスタ19のドレインで得られる基準電圧IN=
Vcc−R×kIを与える。
【0016】好ましくは、第2のPMOS型トランジス
タ12と基準トランジスタ19は抵抗性である。比率W/L
(それぞれμmで表されたゲート幅/ゲート長)の値と
して選択される値は、例えば、第2のPMOS型トラン
ジスタ12については3/30、基準トランジスタ19につい
ては3/80である。つまり、第2のPMOS型トランジ
スタ12を流れる電流Iは0.5 〜1μAとなる。出力コン
デンサ10からは大きな電流の取り出しは行われず、内部
電圧VBの立ち上がり時間が大きく増加することはない
(出力コンデンサ10がチャージポンプ4の出力29に接続
されてさえいれば立ち上がり時間に関して)。
【0017】さらに、第1の増幅トランジスタ13につい
てはW/L=3/10に固定し、さらに第2の増幅トラン
ジスタ15についてはW/L=3/1と固定することによ
って、カレントミラーについて利得k=10が得られる。
この大きな利得によって、取り出された電流Iの関数と
して大きく変化する基準電圧INを作り出すことが可能
となる。さらに基準トランジスタ19は抵抗性である。基
準電圧INは、ヒステリシス比較器20の入力21に印加さ
れる。ヒステリシス比較器の入力は第2の増幅トランジ
スタと基準抵抗との中間点に接続されている。
【0018】ヒステリシス比較器20は、 −ソースが電源端子2に接続されて、制御ゲートが入力
21に接続された第1のPMOS型トランジスタ22と、 −ソースが第1のPMOS型トランジスタ22のドレイン
に接続されて、制御ゲートが入力21に接続された第2の
PMOS型トランジスタ23と、 −ドレインが第2のPMOS型トランジスタ23のドレイ
ンに接続されて、制御ゲートが入力21に接続された第1
のNMOS型トランジスタ24と、 −ドレインが第1のNMOS型トランジスタ24のソース
に接続されて、制御ゲートが入力21に接続され、さらに
ソースがグランドに接続された第2のNMOS型トラン
ジスタ25と、 −ソースがグランドに接続されて、ドレインが第2のP
MOS型トランジスタ23のソースに接続され、さらに制
御ゲートが第2のトランジスタ23のドレインに接続され
た第3のPMOS型トランジスタ26と、 −ソースが電源端子2に接続されて、ドレインが第1の
NMOS型トランジスタ24のソースに接続され、さらに
制御ゲートが上記第1のトランジスタ24のドレインに接
続された第3のNMOS型トランジスタ27とを備えてい
る。
【0019】第2のPMOS型トランジスタ23と第1の
NMOS型トランジスタ24との中間点は、ヒステリシス
比較器の出力に相当し、2進信号ENABLEを出力す
る。出力29に接続された抵抗アームに電流Iが流れてい
ない時には、第1および第2のNMOS型トランジスタ
24および25はオンであって、第3のNMOS型トランジ
スタ27はオフである。その場合信号ENABLEは0で
ある。一方、第3のPMOS型トランジスタ26はオンで
あって、第2のPMOSトランジスタ23はオフであり、
そのソースはグランドで、制御ゲートがVccである。電
流Iが抵抗アーム内を流れ始めると、基準電圧INが低
下し始める。従って、第1および第2のPMOS型トラ
ンジスタ22および23はオンになる傾向となる。しかしな
がら、第3のPMOS型トランジスタ26の存在が、それ
らの閾値電圧を上昇させる傾向となり、従って、切り換
え電圧は低下する。
【0020】同様に、第3のNMOS型トランジスタ27
は、基準電圧が上昇すると、第1および第2のNMOS
型トランジスタ24および25の閾値電圧を上昇させる傾向
となる。従って、PMOS型トランジスタとNMOS型
トランジスタをオンにするには異なる値の2つの基準電
圧が存在する。第3のNMOS型トランジスタ27とPM
OS型トランジスタ26の抵抗が小さい程、上向きおよび
下向きの切り換えを行わせる基準値のシフトが大きい。
例えば、NMOS型トランジスタ24および25をオンにす
る基準電圧値INMを2.3 Vに固定し、PMOS型トラ
ンジスタ22および23をオンにする基準電圧値INmを0.
7 Vに固定することが可能である。
【0021】基準電圧INの値は内部電圧VBの関数で
あるので、VBの最大値VBMについては0から1とな
って、VBの最小値VBmについては1から0となる
(例えばVBM=5.4 VでVBm=4.9 V)2進信号E
NABLEが生成される。ヒステリシス比較器の出力
は、2つの入力を有するNORゲート28の一入力に接続
されている。このNORゲート28のもう一方の入力は制
限制御信号PWDを受ける。NORゲート28の出力は発
振器5の入力6に接続され、発振器に論理信号ON/O
FFを出力する。PWD=0である限りは、信号ON/
OFFは2進信号ENABLEの変化に従い、その状態
は信号ENABLEの状態の逆である。チャージポンプ
4と電流制限回路とによって構成される組み立て体を停
止させたい場合には、PWDを1とするだけでよい。従
って信号ON/OFFが0となり、発振器が停止する。
さらに、第1の分離トランジスタ14はオフとなり、一方
第2の分離トランジスタ16はオンとなる。従って、抵抗
アームおよび基準トランジスタ19内を電流が流れなくな
る。
【0022】このようにして出力コンデンサ10が充電さ
れたままとなる。この電力消費が削減される可能性は、
特に、迅速に動作状態に戻ることができる構成の低電力
消費モードを使用することが望まれる場合に有効であ
る。図2(a)は、内部電圧の変化をVBの関数として
示している。VBが上昇して、t0のときに閾値VIm
に達すると、抵抗アーム内に電流が流れ始める。初めV
ccである基準電圧IN(図2(b)に示す)は、低下し
始める。t1では、INがINmの値に達する。比較器
のPMOS型トランジスタ22および23がオンとなって、
初め0である信号ENABLE(図2(c)に示す)が
1となる。従ってチャージポンプは停止する。従って電
圧はt1に対応する値VBMを超えることはできない。
【0023】VBの値が低下すれば、基準電圧INは上
昇する。t2にこの値がINMに達すると仮定すれば、
比較器のNMOS型トランジスタ24および25はオンとな
って信号ENABLEが0となり、チャージポンプを始
動し、VBを上昇させる。発生する電圧ヒステリシスを
図2(d)に示す。この図は信号ENABLEの変化を
基準電圧INの関数として示している。上記の記載は単
に例示のためのものであって、本発明を限定するもので
はない。従って抵抗アームのPMOS型トランジスタ11
および12は、基準トランジスタ19と同様に、抵抗として
動作するPMOS型トランジスタに置き換えてもよい。
しかしながら、この方法には、アームの電力消費を増加
させて、チャージポンプの効率を低下させるという欠点
がある。同様に、低消費モードが必要ない場合には、分
離トランジスタを省略したり、NORゲート28をインバ
ータで置き換えることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す。
【図2】図1の回路の信号のタイミングチャートを示
す。
【符号の説明】
1 集積回路 2 電源端子 3 基準端子 4 チャージポンプ 5 発振器 6 入力 7 コンデンサ 8、9 ダイオード 10 出力コンデンサ 11、12、22、23、26 PMOS型トランジスタ 13、15 NMOS型増幅トランジスタ 14 NMOS型分離トランジスタ 16 分離トランジスタ 17 インバータ 18 制御端子 19 PMOS型基準トランジスタ 20 ヒステリシス比較器 21 入力 24、25、27 NMOS型トランジスタ 28 NORゲート 29 出力端子 Ck クロック信号 I 電流 IN 基準電圧 INM、INm 基準電圧値 kI 基準電流 PWD 制限制御信号 VB 内部電圧 VBM 内部電圧最大値 VBm 内部電圧最小値 Vcc 電源電圧 VIm 閾値
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−6582(JP,A) 特開 平2−79770(JP,A) 特開 平2−290568(JP,A)

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源回路(4)によって与えられる内部電
    圧(VB)の値を出力(29)において制限するための電圧
    制限回路であって: −前記内部電圧(VB)に比例した基準電流(kI)を
    発生するための抵抗手段(11,12,13,15)と、 −前記基準電流(kI)に比例した基準電圧(IN)を
    発生するための電流制御電圧源(19)と、 −一方の入力で基準電圧(IN))を受け、内部電圧
    (VB)が最大値に達した時に第の状態となり、内部
    電圧がその後最小値に達した時に第の状態となる2進
    信号(ENABLE)を出力するヒステリシス比較器(20)と、−前記2進信号(ENABLE)を一方の入力に受け、2進の
    制限制御信号(PWD)を他の入力に受けて、前記制限
    制御信号(PWD)が第2の状態にある時は前記2進信
    号(ENABLE)と逆の2進信号(ON/OFF)を出力し、前記
    制限制御信号(PWD)が第1の状態にある時には内部
    電圧(VB)の値に関わらず、第2の状態の2進信号
    (ON/OFF)を出力する制御手段(28,18)とを備え、この
    2進信号(ON/OFF)が第1の状態の時に前記電源回路
    (4)が内部電圧(VB)を昇圧するよう動作する ことを
    特徴とする回路。
  2. 【請求項2】 抵抗手段が、電源回路の出力に接続され
    た抵抗器、この抵抗器と基準端子との間に直列に接続さ
    れた第1の増幅トランジスタ、および第1の増幅トラン
    ジスタと供にカレントミラーを構成して、抵抗器内を流
    れる電流に比例する基準電流を発生する第2の増幅トラ
    ンジスタを有することを特徴とする請求項1に記載の回
    路。
  3. 【請求項3】 抵抗手段が、電源回路と第1の増幅トラ
    ンジスタとの間に直列に接続された第1および第2のP
    型トランジスタを備え、第1のP型トランジスタの制御
    ゲートがそのドレインに接続されており、第2のP型ト
    ランジスタの制御ゲートが電源端子に接続されており、
    さらに、第1の増幅トランジスタと供にカレントミラー
    を構成して、抵抗内を流れる電流に比例する基準電流を
    発生する第2の増幅トランジスタを有することを特徴と
    する請求項1に記載の回路。
  4. 【請求項4】 電流制御電圧源が、電源端子と第2の増
    幅トランジスタとの間に直列に接続された1個以上の基
    準抵抗を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれ
    か一項に記載の回路。
  5. 【請求項5】 基準抵抗が、制御ゲートを基準端子に接
    続された抵抗性のP型トランジスタによって構成されて
    いることを特徴とする請求項4に記載の回路。
  6. 【請求項6】 ヒステリシス比較器の一入力が、第2の
    増幅トランジスタと基準抵抗との中間点に接続されてい
    ることを特徴とする請求項4に記載の回路。
  7. 【請求項7】 制限制御信号が第1の状態にある時に、
    カレントミラーの増幅トランジスタ内に電流を流さない
    ようにする手段を有することを特徴とする請求項1〜6
    のいずれか1項に記載の回路。
  8. 【請求項8】 内部電圧を出力する電源回路と、請求項
    1〜7のいずれか一項に記載の電圧制限回路を備えてい
    ることを特徴とする集積回路。
  9. 【請求項9】 電圧制限回路が請求項1〜7のいずれか
    1項に記載のものであり、電源回路が制御信号を受ける
    入力を備えた昇圧器であって、制限制御信号がその第2
    の状態にある時に内部電圧がその最大値と最小値の間に
    保たれるようになっていることを特徴とする請求項8に
    記載の回路。
  10. 【請求項10】 回路が電気的にプログラム可能なメモ
    リであることを特徴とする請求項8または9に記載の回
    路。
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