JP2991677B2 - 床開口部の枠組み構造 - Google Patents

床開口部の枠組み構造

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JP2991677B2
JP2991677B2 JP9184233A JP18423397A JP2991677B2 JP 2991677 B2 JP2991677 B2 JP 2991677B2 JP 9184233 A JP9184233 A JP 9184233A JP 18423397 A JP18423397 A JP 18423397A JP 2991677 B2 JP2991677 B2 JP 2991677B2
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誠二郎 田井
義則 米山
昌樹 高橋
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Daiken Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床下点検口やピッ
トに用いられる床開口部の枠組み構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の、床下点検口やピットに用いられ
る床開口部の枠組み構造を、図5の断面図に示す。
【0003】この枠組み構造25は、床開口部周縁に形
成した枠状の凹部26に、施工の際、差筋27を介して
保持される外枠28が設置され、この外枠28は、内蓋
体30が着脱自在に嵌合するL字形の蓋掛かり部31を
備えている。また、この蓋掛かり部31の蓋掛かり底面
32には、内蓋体30の裏面が当接するパッキン材33
が装着され、外枠28の上部には、床34の表面に露出
する化粧面35が、蓋掛かり底面32から立上がる立上
げ面36を介して一体で形成されている。
【0004】このような枠組み構造25を施工する際に
は、差筋27にアンカー37を介して外枠28を保持さ
せた状態で、開口部38を形成するよう型枠40を設置
して、例えばモルタル(場合によってはコンクリート)
S5を打設して床34を施工する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記枠組み構造25に
おいて、その施工時に、床34の表面に露出する化粧面
35を覆うものがない。このため、モルタルS5が付着
して化粧面35が汚れ易く、化粧面35の見栄えが悪く
なってしまう。
【0006】そこで本発明は、上記課題を解決し得る床
開口部の枠組み構造の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明における課題を解
決するための手段は、床開口部周縁に形成した枠状の凹
部に設置される外枠が設けられ、この外枠に、内蓋体が
着脱自在に嵌合する蓋掛かり部が形成され、この蓋掛か
り部の蓋掛かり底面には、内蓋体の裏面が当接するパッ
キン材が装着され、外枠の上部には、床表面に露出する
化粧面が、蓋掛かり底面から立上がる立上げ面を介して
形成され、化粧面および立上げ面を被覆する被覆シート
材が、肉薄の取外し部を介して前記パッキン材に一体的
に形成されている。
【0008】また、外枠を所定の位置に保持した状態
で、セメントを主成分とした材料で床を構成したもので
ある。上記構成によれば、外枠を所定の位置に保持した
状態で、セメントを主成分とした材料で床を構成して外
枠を固定するものであるが、化粧面は被覆シート材で被
覆されているので、セメントを主成分とした材料で床を
施工した際であっても、汚れるのは被覆シート材であ
り、化粧面は汚れる心配がなく、被覆シート材を肉薄部
から取外すようにすれば、汚れのない状態の化粧面がそ
のままの状態で露出するので、美観を損ねることがな
い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態に係る
床開口部の枠組み構造を、図面に基づいて説明する。ま
ず、本発明の実施の第一形態を、図1〜図3に基づいて
説明する。
【0010】本発明の実施の第一形態に係る枠組み構造
1は、図1に示すように、床開口部2周縁に形成した枠
状の凹部3に設置される外枠4が設けられ、この外枠4
は、基礎コンクリートS1および仕上げモルタルS2か
らなる床5に埋設した差筋6に溶接されたアンカー7を
介して凹部3に取付けられている。
【0011】この外枠4には、内蓋体8が着脱自在に嵌
合する蓋掛かり部10が形成され、この蓋掛かり部10
は、蓋掛かり底面11と、この蓋掛かり底面11から立
上がる立上げ面12と、この立上げ面12の上部に折曲
して形成されるとともに床表面に露出する化粧面13と
を備えている。
【0012】そして、蓋掛かり底面11には、内蓋体8
の裏面が当接して載置されるパッキン材14が、蓋掛か
り底面11に形成した装着孔15に嵌合する嵌合突起1
6を介して装着されている。
【0013】図2に示すように、前記化粧面13および
立上げ面12を被覆する塩化ビニル製の被覆シート材1
7が、肉薄部18を介して前記パッキン材14に一体的
に形成され、被覆シート材17は、パッキン材14に比
べて可なり薄く形成されている。
【0014】上記構成において、基礎コンクリートS1
に予め埋設した差筋6に、アンカー7を介して外枠4を
取付けて保持し、この状態で床開口部2を形成するよう
に仕上げモルタルS2を打設する。
【0015】この仕上げモルタルS2を打設するとき、
蓋掛かり底面11にはパッキン材14を取付け、立上げ
面12および化粧面13を被覆シート材17で被覆して
おく。
【0016】仕上げモルタルS2の打設が終了したら、
被覆シート材17の一部を化粧面13から引き剥がすこ
とにより、肉薄部18から被覆シート材17を破るよう
にする。
【0017】このようにすると、内蓋体8と立上げ面1
2との間に隙間ができ、蓋掛かり部10に対して内蓋体
8を円滑に着脱することができる。そして、仕上げモル
タルS2の打設時に、これが化粧面13に向けて飛び散
ったりしても、化粧面13は被覆シート材17で被覆さ
れているので、仕上げモルタルS2が化粧面13に直接
付着することがなく、仕上げモルタルS2は、被覆シー
ト材17に付着し、従って、被覆シート材17を剥がせ
ば、化粧面13はそのままの状態で床表面に露出する。
【0018】このように本発明の実施の第一形態によれ
ば、蓋掛かり底面11に設置するパッキン材14に、肉
薄部18を介して立上げ面12および化粧面13を被覆
する被覆シート材17を一体的に形成したので、仕上げ
モルタルS2を打設した場合であっても、化粧面13
(および立上げ面12)に仕上げモルタルS2が付着す
ることがなく、被覆シート材17を剥がせば、化粧面1
3はそのままの状態で床表面に露出するので、施工に伴
う化粧面13の外観(見栄え)の低下を防止することが
できる。
【0019】次に、図4に基づいて本発明の実施の第二
形態を説明する。本発明の実施の第二形態は、床5がモ
ルタルS3によって形成されたものであって、また、パ
ッキン材14の厚みと被覆シート材17の厚みとがほぼ
同等に形成されたものである。
【0020】図において、19は床に埋設される補強
筋、20は型枠、21は固定釘である。なお、外枠4お
よび内蓋体8は、上記実施の第一形態とは異なったもの
を用いている。
【0021】そして、この構成においても上記実施の形
態と同様に、パッキン材14に肉薄部18を介して、立
上げ面12および化粧面13を被覆する被覆シート材1
7を設けたので、モルタルS3を打設した場合であって
も、化粧面13(および立上げ面12)にモルタルS3
が付着することがなく、被覆シート材17を剥がせば、
化粧面13はそのままの状態で床表面に露出するので、
施工に伴う化粧面13の外観の低下を防止することがで
きる。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明
は、床開口部周縁に形成した枠状の凹部に設置される外
枠が設けられ、この外枠に、内蓋体が着脱自在に嵌合す
る蓋掛かり部が形成され、この蓋掛かり部の蓋掛かり底
面には、内蓋体の裏面が当接するパッキン材が装着さ
れ、外枠の上部には、床表面に露出する化粧面が、蓋掛
かり底面から立上がる立上げ面を介して形成され、化粧
面および立上げ面を被覆する被覆シート材が、肉薄部を
介してパッキン材に一体的に形成されたものであるの
で、例えばセメントを主成分とした材料で床を施工した
際にも、これが化粧面に付着することがなく、セメント
を主成分とした材料は被覆シートに付着するので、被覆
シート材を剥がせば、化粧面はそのままの状態で床表面
に露出し、施工に伴う化粧面の外観の低下を防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の第一形態を示す床開口部の枠組
み構造の断面図である。
【図2】同じく一部拡大斜視図である。
【図3】同じく一部破断全体斜視図である。
【図4】本発明の実施の第二形態を示す床開口部の枠組
み構造の断面図である。
【図5】従来の床開口部の枠組み構造の断面図である。
【符号の説明】
1 枠組み構造 2 床開口部 3 枠状の凹部 4 外枠 5 床 6 差筋 8 内蓋体 10 蓋掛かり部 11 蓋掛かり底面 12 立上げ面 13 化粧面 14 パッキン材 17 被覆シート材 18 肉薄部 S1 基礎コンクリート S2 モルタル

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床開口部周縁に形成した枠状の凹部に設
    置される外枠が設けられ、この外枠に、内蓋体が着脱自
    在に嵌合する蓋掛かり部が形成され、この蓋掛かり部の
    蓋掛かり底面には、内蓋体の裏面が当接するパッキン材
    が装着され、外枠の上部には、床表面に露出する化粧面
    が、蓋掛かり底面から立上がる立上げ面を介して形成さ
    れ、前記化粧面および立上げ面を被覆する被覆シート材
    が、前記パッキン材に取外し部を介して取外し可能かつ
    一体的に形成されたことを特徴とする床開口部の枠組み
    構造。
  2. 【請求項2】 取外し部が肉薄に形成されたことを特徴
    とする請求項1記載の床開口部の枠組み構造。
  3. 【請求項3】 外枠を所定の位置に保持した状態で、セ
    メントを主成分とした材料で床を構成したことを特徴と
    する請求項1または請求項2記載の床開口部の枠組み構
    造。
JP9184233A 1997-07-10 1997-07-10 床開口部の枠組み構造 Expired - Lifetime JP2991677B2 (ja)

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