JP2505136B2 - 点検口蓋外周辺部の隙間のシ−ル方法 - Google Patents

点検口蓋外周辺部の隙間のシ−ル方法

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JP2505136B2
JP2505136B2 JP41594990A JP41594990A JP2505136B2 JP 2505136 B2 JP2505136 B2 JP 2505136B2 JP 41594990 A JP41594990 A JP 41594990A JP 41594990 A JP41594990 A JP 41594990A JP 2505136 B2 JP2505136 B2 JP 2505136B2
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inspection
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琢洋 谷川
順也 金子
克巳 岩井
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Inax Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は点検口蓋外周辺部の隙
間のシ−ル方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ユニットバスル−ム等においては、配管
点検のためや便器洗浄水を貯えるロ−タンク内部の点検
或いはその他の点検のために点検口が設けられる。一般
にこの点検口は所定大きさの開口とされて常時はその開
口が点検口蓋にて閉鎖され、そして点検の必要が生じた
ときに点検口蓋を外して内部を点検できるようになって
いる。ところでこの種点検口部においては、通常点検口
蓋の外周辺部の隙間にシリコンシ−リング材が充填され
て隙間がシ−ルされており、従って内部を点検する必要
が生じたとき先ずこの隙間に詰められたシ−リング材を
除去して点検口蓋を開ける必要がある。また点検を終え
た後においては点検口を点検蓋にて閉鎖した後、その外
周辺部の隙間に再びシリコンシーリング材を詰めてこれ
を硬化させ、隙間をシールすることが必要となる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このシ
リコンシーリング材による隙間のシール作業は専門業者
でなければ行うことが難しく、このため特に点検の頻度
の高い点検口の場合であっても、その点検の度に専門業
者を呼んで施工してもらわなければならず、しかもその
施工作業が面倒で煩雑な作業となっていた。例えば上記
のようなロータンクの点検口の場合、内部のボールタッ
プの僅かなひっかかりがあっても一端点検口蓋を外して
これを直さなければならない場合があり、このような場
合には特に専門業者を呼ばなくてもこれを直せるように
するのが望ましいが、現実にはその都度専門業者に頼ら
ざるを得ないというのが実情である。
【0004】
【課題を解決するための手段】[第一解決手段]本願の
発明はこのような課題を解決するためになされたもので
ある。而して本願の第一の発明は、点検口の内周端面部
又は点検口蓋の外周端面部にシーリング材の接着を防止
する接着防止剤を塗布した状態で該点検口蓋外周辺部の
隙間にシーリング材を詰め、しかる後該シーリング材を
硬化させることを特徴とする。本願の第二の発明は、点
検口の内周端面部又は点検口蓋の外周端面部にシーリン
グ材の接着を防止する接着防止テープを貼着した状態で
該点検口蓋外周辺部の隙間にシーリング材を詰め、しか
る後シーリング材を硬化させた後、一旦点検口蓋を取り
外して前記貼着した接着防止テープを貼着面より剥が
し、再び点検口を該点検口蓋にて閉鎖することを特徴と
する。
【0005】[作用及び発明の効果] [第一発明の作用及び効果]上記のように本願の第一の
発明は、点検口の内周端面部又は点検口蓋外周端面部に
界面活性剤等の接着防止剤を塗った状態で隙間にシリコ
ン等のシーリング材を詰めるようにしたものであり、こ
のようにすると隙間内で固まったシーリング材が点検口
側又は点検口蓋側に対して非接着の状態となる。従って
点検口内の点検の必要が生じたとき、特に隙間に詰めた
シーリング材を除去しなくても、即ち隙間内で固まった
シーリング材を点検口の側に残した状態で点検口蓋のみ
を取り外すことができる。或いは固まったシーリング材
とともに点検口蓋を点検口から外すことができる。そし
て点検を終えた後点検口蓋を点検口に嵌めれば、蓋外周
辺部の隙間が、元の形を保持しているシ−リング材によ
って塞がれた状態となり、良好にシ−ルされる。尚点検
口の内周端面部又は点検口蓋の外周端面部に塗った接着
防止剤は、隙間に詰めたシーリング材が固まった後に一
旦点検口蓋を取り外した上で除去してもよいし、或いは
そのままの状態としておいてもよい。
【0006】以上のように本発明によれば、隙間を埋め
たシ−リング材を除去することなくそのまま点検口内部
の点検を行うことができる。従って点検の都度専門業者
を呼んで施工してもらうといったことを要しなくなり、
家庭の主婦等においても簡単に点検を行えるようにな
る。
【0007】[第二発明の作用及び効果]本願の第二の
発明は、シ−リング材の点検口側又は点検口蓋側の何れ
かに対するシーリング材の接着面に接着防止テ−プを貼
り、シ−リング材硬化後においてこれを剥がすようにし
たものである。このようにした場合においても上記と同
様の効果を奏することができる。
【0008】加えてこの方法の場合、硬化したシ−リン
グ材を点検口側或いは点検口蓋側にしっかりと固定した
状態とすることができる利点がある。例えば上記のよう
な界面活性剤等の接着防止剤を点検口又は点検口蓋側に
塗った場合、場合によりこの接着防止剤が未硬化のシ−
リング材中に侵入して反対側の接着面、つまり点検口蓋
側又は点検口側の接着面に到達し、かかる接着面におい
てシ−リング材の接着を阻害する恐れが生ずる。これに
対して本方法によればこのような不具合が生ずることが
なく、しかも接着防止テ−プの厚み分だけのクリアラン
スが確保されるため、点検口蓋を点検口に嵌めるときに
円滑にその作業を行い得る利点が得られる。
【0009】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく
説明する。図2はシステムユニットバスル−ムの内部を
示したものであって、図中10は浴槽、12は洗面器、
14は便器、16はミラ−、18はカウンタ−である。
カウンタ−18における便器14の上側の部分の内部に
は、図3に示しているようにロ−タンク20が収容され
ている。カウンタ−18にはこれに対応して開口(点検
口)22(図1参照)が設けられており、この点検口2
2が、下地ボ−ド24とその表面上に貼着されたタイル
26とから成る点検口蓋28により閉鎖されるようにな
っている。尚、図3中30はカウンタ−18における前
面パネルであり、32は支持ブラケットである。
【0010】図1に示しているように、この点検口蓋2
8の外周辺部の隙間、即ち点検口蓋28外周端面部と点
検口22内周端面部との間の隙間は、シリコンシーリン
グ材34にてシ−ルされている。図4はこの点検口蓋2
8外周辺部の隙間のシ−ル方法を図示したものである。
このシ−ル方法を図に従って説明する。先ず(イ)に示
しているように、点検口22の内周端面部にポリプロピ
レンテープ等シリコンシーリング材34と接着しない無
極性のテ−プ36を貼り付ける。次に点検口22に点検
口蓋28を配置した状態で、かかる点検口蓋28の外周
端面部と点検口22の内周端面部間に生じた隙間内に未
硬化のシリコンシーリング材34を充填する。図中
(ロ)はこの状態を示している。
【0011】このようにしてシリコンシーリング材34
を充填したらこれを硬化させ、しかる後(ハ)に示して
いるように点検口蓋28を一旦点検口22から取り外
す。このとき隙間内で硬化したシ−リング材34は、点
検口蓋28とともに点検口22から取り外される。シ−
リング材34は、接着防止テ−プ36によって点検口2
2側には接着していないからである。さて点検口蓋28
を取り外したら、接着防止テ−プ36を引き剥がし、そ
の後点検口蓋28を再び点検口22に嵌め入れる。
(ニ)はこの状態を示している。
【0012】以上のように本例の方法は、シリコンシ−
リング材34を硬化とともに点検口蓋28と一体化し、
点検口22側に対しては非接着とするものである。かか
る本方法によれば点検口蓋28を取り外す際、硬化させ
たシリコンシ−リング材34を除去する必要がなく、従
って点検を終えて点検口22を閉じるとき、点検口22
に点検口蓋28を嵌めるだけで同時に点検口蓋28外周
辺部の隙間をシ−ルするができる。即ち従来のように点
検口22内の点検の度にシ−リング材34を除去し、ま
た除去によって生じた隙間に改めてシ−リング材34を
詰め、シ−ルを施すといったことを必要としない。これ
により専門業者を呼ばなくても一般の人が容易に点検口
22内を点検できるようになり、メンテナンス作業が大
巾に向上する利点が得られる。
【0013】以上本発明の実施例を詳述したが、これは
あくまで一例示であって、本発明は例えば上記接着防止
テ−プ36としてポリプロピレン以外の材質のものを使
用することも可能であるし、またこのような接着防止テ
−プ36を点検口22の側ではなく、点検口蓋28側に
貼り付けてシ−ル材34を隙間に充填し、硬化させるよ
うにしてもよい。この場合には点検口蓋28を外すとシ
−ル材34は点検口22の側に残ることになる。その
他、かかる接着防止テ−プ36を貼り付ける代りに、所
定の界面活性剤その他の接着防止剤を点検口22の内周
端面部又は点検口蓋の外周端面部に塗り付けるようにし
てもよいし、更に本発明を上記のようなロ−タンク点検
用の点検口以外の様々な点検口、例えば床や壁或いは天
井に設けた各種点検口におけるシ−ルに際して適用する
ことも可能である等、その主旨を逸脱しない範囲におい
て、当業者の知識に基づき、様々な変更を加えた態様に
おいて実施可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるロータンク用点検口の
シール方法の説明図である。
【図2】その点検口を有するカウンターを含むユニット
バスルーム内部の斜視図である。
【図3】その点検口周辺部の構造を示す分解斜視図であ
る。
【図4】図1に示すシール方法の手順を説明するための
説明図である。
【符号の説明】
20 ロータンク 22 点検口 28 点検口蓋 34 シーリング材

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 点検口の内周端面部又は点検口蓋の外周
    端面部にシーリング材の接着を防止する接着防止剤を塗
    布した状態で該点検口蓋外周辺部の隙間にシーリング材
    を詰め、しかる後該シーリング材を硬化させることを特
    徴とする点検口蓋外周辺部の隙間のシール方法。
  2. 【請求項2】 点検口の内周端面部又は点検口蓋の外周
    端面部にシーリング材の接着を防止する接着防止テープ
    を貼着した状態で該点検口蓋外周辺部の隙間にシーリン
    グ材を詰め、しかる後シーリング材を硬化させた後、一
    旦点検口蓋を取り外して前記貼着した接着防止テープを
    貼着面より剥がし、再び点検口を該点検口蓋にて閉鎖す
    ることを特徴とする点検口蓋外周辺部の隙間のシール方
    法。
JP41594990A 1990-12-30 1990-12-30 点検口蓋外周辺部の隙間のシ−ル方法 Expired - Lifetime JP2505136B2 (ja)

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JPH04238969A JPH04238969A (ja) 1992-08-26
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