JP2563646Y2 - 浴室におけるavシステム機の取付構造 - Google Patents

浴室におけるavシステム機の取付構造

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JP2563646Y2
JP2563646Y2 JP2331492U JP2331492U JP2563646Y2 JP 2563646 Y2 JP2563646 Y2 JP 2563646Y2 JP 2331492 U JP2331492 U JP 2331492U JP 2331492 U JP2331492 U JP 2331492U JP 2563646 Y2 JP2563646 Y2 JP 2563646Y2
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JP
Japan
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system machine
bathroom
wall
support frame
mounting
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JP2331492U
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俊文 重松
龍美 濱中
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東陶機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、浴室におけるAVシス
テム機(テレビモニター、レシーバー等)の取付構造に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】浴室は一般的に内部スペースを方形状に
し、その内部スペースに浴槽やその他の設備を設置して
構築される。斯様な浴室においてもAVシステム機を装
設して音楽(BGM等)やテレビ画像等を楽しみながら
リラックスした気分、雰囲気での入浴が楽しめるように
することは周知なことである。AVシステム機は通常、
室壁に開設した取付口に本体部分を埋込状に嵌着し、且
つ取付口の口縁表周縁に掛合する化粧フランジ(化粧
縁)を室壁に螺着すると共に、同化粧フランジ外周面と
室壁表面との間をコーキング材で閉塞してシール性を具
備した状態で取付れられている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、AVシステ
ム機は他の電気機器である例えば給湯機の操作部等と比
べて故障率が高く、その場合にはいちいちコーキング材
を切除して取り外し、再度設置する場合にも綺麗にコー
キング部分を取り除き且つ拭き取って再度コーキングし
なおす必要があり、著しく作業性を損なう問題があっ
た。
【0004】本考案は、上記従来事情に鑑みてなされた
もので、その目的とする処はコーキング材を切除するこ
となくAVシステム機の取付・取外しが行え、しかも安
定的なシール性を発揮する浴室におけるAVシステム機
の取付構造を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に講じた技術的手段は、室壁に開設されたAVシステム
機用の埋込用取付口表周縁に同埋込用取付口に連通する
連絡口を開設した支持架台を固着し、且つ本体と本体か
ら突設する化粧縁とで構成されるAVシステム機のその
化粧縁を、上記支持架台表面に周設したシール部を貫通
して同支持架台に着脱可能に螺着し、前記支持架台外周
面と室壁との間を空気硬化型のコーキング材で閉塞した
ことを要旨とする。
【0006】
【作用】上記技術的手段によれば、支持架台に対する螺
着を解除するだけでAVシステム機を取り外すことがで
きる。支持架台とAVシステム機との間のシール部、支
持架台と埋込用取付口の口縁表縁との間のコーキング材
とが協働して優れたシール性を発揮する。
【0007】
【考案の効果】本考案は以上のように、支持架台とAV
システム機との間がシール部でシールされ、更に支持架
台と埋込用取付口の口縁表縁とをコーキング材で閉塞し
た浴室におけるAVシステム機の取付構造であるから、
AVシステム機の支持架台に対する螺着を解除する簡単
な作業だけでAVシステム機であるテレビモニターやレ
シーバー等を取り外し、またネジ部材を再度螺着するだ
けで同テレビモニターやレシーバーを水密状に取付けで
きる。従って、コーキング材を切除したり、綺麗に拭き
取ること等面倒な作業をいちいち遂行せずともAVシス
テム機の取付・取り外しが簡単に行える。しかも、上記
のようにシール部、コーキング材とが協働してシールす
るから、優れたシール性を発揮し、水漏れを確実に防止
できる。
【0008】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は本実施例浴室におけるAVシステ
ム機の取付構造を示している。
【0009】符号1は浴室Aの室壁、2はその室壁1の
所望箇所の開設した埋込用取付口、3はAVシステム
機、4は支持架台、5は支持架台4と室壁1との間に配
設されるシール部(後述では第1シール材と称す)、6
は支持架台4とAVシステム機3との間に配設されるシ
ール部(後述では第2シール材と称す)、7は有色もし
くは無色透明な保護カバーである。
【0010】室壁1は、正面視縦長矩形状を呈する基台
1a−1の裏面4縁部分に金属製の裏打杆1a−2を固
着し且つその基台1a−1表面にタイル1a−3を敷設
して形成したタイル付き壁パネル1aを、隣接して床パ
ネル(図示せず)の壁載せ面(図示せず)上に立設する
と共に、隣接する壁パネル1aにおいて隣接する両側縁
の裏打杆1a−2、1a−2同士を弾性掛止片(ジョイ
ント材)1a−4で連結して囲繞状に組立形成された周
知の構造のものを示しており、所望箇所の基台1a−1
部分に開口した埋込用取付口2の口縁裏側部分両側に内
部を中空とする金属杆1a−5を裏打ちして形成してあ
る。
【0011】埋込用取付口2は丁度タイル1a−3−枚
よりも一回り小さな面積をもって開口してなり、詳細に
は本体3aとその本体3aの前縁部から突設する化粧縁
(後述では化粧フランジ)3bからなるAVシステム機
3のその本体3aを室外に突出させる程度の面積に開口
してある。
【0012】第1シール材5は、正面視枠状を呈し、4
コーナーに通孔5aを開孔してなり、支持架台4に両面
接着テープ等(図示せず)を介して貼着してある。
【0013】支持架台4は、上記第1シール材5と同等
大きさを呈し内部を前記埋込用取付口2への連絡口4e
とする正面視枠状を呈し、周縁から室内方向に縁面4a
を同一体に折曲形成すると共に4コーナーにその縁面4
aとで凹窪部4bを構成する湾曲状立ち上がり面4cを
連設して立ち上げ形成し、且つ各片中途部分であって埋
込用取付口2縁に接近するように袋状部4dを室外方向
に一体に突設形成してなり、凹窪部4bに開口した止め
ネジ100 用の挿通口4b’と前記第1シール材5の通孔
5aを挿通する止めネジ100 を基台1a−1を貫通して
埋込用取付口2の裏面両側に裏打ちした内部中空な金属
杆1a−5、1a−5に螺着することで壁パネル1aに
水密状に取着してある。
【0014】第2シール材6は、上記支持架台4の表面
に載置できる程度の正面視枠状に成形され、縁面4aと
湾曲状立ち上がり面4cとで構成される支持架台4のコ
ーナー部に対応する部分を切除すると共に、袋状部4d
に対応する各片中途部分に連通孔6aを開設している。
【0015】AVシステム機3は、上記第2シール材6
と同等形状を呈する化粧フランジ3bを本体3aの周縁
に周設して構成され、支持架台4の袋状部4d、第2シ
ール材6の連通孔6aに対応する化粧フランジ3b部分
に連絡孔3b’とその連絡孔3b’に連通した大径孔3
b”とを厚みを二分する位置から連続状に開孔してな
り、大径孔3b”内に頭部を位置させるように連絡孔3
b’を挿通する螺軸部で袋状部4dの周壁部分にタップ
を切りつつ止めネジ100 を螺着することで支持架台4に
取着できるようになっている。符号3cはAVシステム
機の操作部である。
【0016】保護カバー7は、化粧フランジ3bを覆う
ことができる程度の大きさを有する正面視枠状を呈し、
裏面コーナー部に前記凹窪部4bに弾性的に嵌合する嵌
合突起7aを突設形成している。
【0017】また、上記支持架台4と室壁1表面との間
はその支持架台4の室内突出高さと同等以下の高さのタ
イル目地(空気硬化型のコーキング材)1a−3’で閉
塞される。更に、本実施例においては内装的美観を阻害
しないように保護カバー7とタイル1a−3表面とを面
一状にしている。
【0018】従って、本実施例浴室におけるAVシステ
ム機3の取付構造では、嵌合突起7aを凹窪部4bとの
弾性的な嵌合関係を解除して保護カバー7を外した後、
袋状物4dに対する止めネジ100 の螺着を解除すること
でタイル目地(空気硬化型のコーキング材)1a−3’
をいちいち切除せずともAVシステム機3を支持架台4
から取り外すことができる。無論、水漏れは、支持架台
4と埋込用取付口2の口縁表縁に配設された第1シール
材5、支持架台4とAVシステム機3との間の第2シー
ル材6、支持架台4と埋込用取付口2の口縁表縁との間
のコーキング材1a−3’とが協働して防止する。
【0019】尚、第1シール材5については、埋込用取
付口2の口縁表縁や支持架台4の表面に塗着された空気
硬化型のシリコン材(図示せず)であっても構わない。
【0020】ちなみに、本実施例浴室におけるAVシス
テム機3の取付構造の特長はタイル1a−3面積と同等
面積の保護カバー7がタイル1a−3表面と面一状に配
設されることから、装設されたAVシステム機3で内装
的美観が阻害されるようなことがないことである。無
論、タイル1a−3表面と保護カバー7が面一に配設さ
れるAVシステム機の取付構造に限定されず、タイル無
しの室壁にも等しく有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は本実施例浴室におけるAVシステム機
の取付構造の正面図。(ロ)は(イ)の(1)−(1)
線拡大断面図で中間省略して示す。
【図2】図1の分解斜視図。
【符号の説明】
1 :室壁 3 :AVシステム機 2 :埋込用取付口 4 :支持架台 6 :シール部(第2シール材) 1a−3’ :コーキング材 3b :化粧縁(化粧フランジ) 3a :本体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室壁に開設されたAVシステム機用の埋
    込用取付口表周縁に同埋込用取付口に連通する連絡口を
    開設した支持架台を固着し、且つ本体と本体から突設す
    る化粧縁とで構成されるAVシステム機のその化粧縁
    を、上記支持架台表面に周設したシール部を貫通して同
    支持架台に着脱可能に螺着し、前記支持架台外周面と室
    壁との間を空気硬化型のコーキング材で閉塞したことを
    特徴とする浴室におけるAVシステム機の取付構造。
JP2331492U 1992-04-13 1992-04-13 浴室におけるavシステム機の取付構造 Expired - Lifetime JP2563646Y2 (ja)

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JPH0582390U JPH0582390U (ja) 1993-11-09
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JP6340260B2 (ja) * 2014-06-24 2018-06-06 株式会社Lixil 機能部品の取付構造、及び、浴室
JP6431701B2 (ja) * 2014-06-24 2018-11-28 株式会社Lixil 機能部品の取付構造、及び、浴室
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