JP5281813B2 - 基礎点検口 - Google Patents
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Description
(1)枠体と、断熱性を有し、枠体に嵌合可能な蓋体とを有し、蓋体を枠体に押止するロック機構を有し、枠体に前記蓋体を押止した状態の前面を養生テープで覆ったことを特徴とする基礎点検口。
(2)枠体と、断熱性を有し、枠体に嵌合可能な蓋体とを有し、蓋体を枠体に押止するロック機構を有し、枠体の後開口部を塞ぎ、布基礎に配置後に打ち抜くことができる打抜き板を有し、打抜き板は、枠体の後縁部に沿った肉薄部を介して枠体に一体的に形成されていることを特徴とする基礎点検口。
(3)枠体と、断熱性を有し、枠体に嵌合可能な蓋体とを有し、蓋体を枠体に押止するロック機構を有し、枠体の下部に、枠体を布基礎形成下地面に仮止めするための仮止用リブを有することを特徴とする基礎点検口。
(4)枠体と、断熱性を有する蓋体とを有し、枠体、及び、蓋体には、蓋体を枠体の前面側から嵌め込むと、蓋体と枠体とが蓋体及び枠体の全周にわたって互いに当接する当接面が夫々設けられており、枠体が有する当接面、及び、蓋体が有する当接面の少なくとも一方にパッキンが取り付けられ、枠体に蓋体を嵌め込んだ状態の前面を養生テープで覆ったことを特徴とする基礎点検口。
(5)枠体と、断熱性を有する蓋体とを有し、枠体、及び、蓋体には、蓋体を枠体の前面側から嵌め込むと、蓋体と枠体とが蓋体及び枠体の全周にわたって互いに当接する当接面が夫々設けられており、枠体が有する当接面、及び、蓋体が有する当接面の少なくとも一方にパッキンが取り付けられ、枠体の後開口部を塞ぎ、布基礎に配置後に打ち抜くことができる打抜き板を有し、打抜き板は、枠体の後縁部に沿った肉薄部を介して枠体に一体的に形成されていることを特徴とする基礎点検口。
(6)枠体、及び、蓋体には記蓋体を枠体の前面側から嵌め込むと、蓋体と枠体とが蓋体及び枠体の全周にわたって互いに当接する当接面が夫々設けられており、枠体が有する当接面、及び、蓋体が有する当接面の少なくとも一方にパッキンが取り付けられ、枠体の下部に、枠体を布基礎形成下地面に仮止めするための仮止用リブを有することを特徴とする基礎点検口。
図1(a)は、本実施形態に係る基礎点検口の平面図であり、(b)は、正面図であり、(c)は、横断面図であり、(d)は、側面図である。
本実施形態に係る基礎点検口1は、蓋体10と枠体20とを有し、枠体20の開口部29に蓋体10を着脱自在に嵌め込むことが可能な構造である。本実施形態では、蓋体10は断熱性を有する発泡合成樹脂製であり、枠体20は合成樹脂製である。
また、枠体20の左右側面下部には、仮止釘用リブ28が設けられている。図1(b)に示すように、仮止釘用リブ28を介して布基礎形成下地面に釘32を打ち込むことにより、基礎点検口1を布基礎形成下地面に固定(仮止め)することができる。
布基礎形成後に、養生テープ31を剥がすことにより、布基礎の型枠に塗布される離型剤が基礎点検口1に付着するのを防止することができる。
上述したように、本実施形態に係る蓋体10は断熱性を有する発泡合成樹脂製であるが、本発明において、蓋体の材質は、断熱性を有するものであれば特に限定されない。
なお、本発明におけるロック機構は、スライド式ロックに限定されるものではない。例えば、レバー式ロックであってもよい。
上述したように、本実施形態に係る枠体20は合成樹脂製であるが、本発明において、枠体の材質は特に限定されず、例えば、金属製であってもよい。
なお、本実施形態では、枠体20を釘によって布基礎形成下地面に固定する場合について説明するが、本発明においては、この例に限定されない。例えば、枠体20をボルトによって布基礎形成下地面に固定してもよい。
図4に示すように、建物500では、コンクリート製のベタ基礎201に立設された布基礎(布基礎202及び布基礎203)に、基礎パッキン40を介して土台204が載置され、その上に、床510や壁(外周壁508や浴室壁(ドア)505)等が所定の位置に配置されている。これにより、建物500には、ユニットバス504が配設された浴室502と、例えば洗面脱衣室などの浴室以外の居住部501とが形成される。
なお、布基礎202は、屋外に面した布基礎であり、布基礎203は、浴室502の下方空間503と浴室以外の居住部501の床下511とを区画するための布基礎である。
図5に示す建物600は、図4に示した建物500と比して、浴室602の上側には、2階部分がなく、屋根が設けられている点で異なり、他の点で略同様の構成を有している。以下、建物600を説明する。
なお、布基礎702は、屋外に面した布基礎であり、布基礎703は、浴室602の下方空間603と浴室以外の居住部601の床下611とを区画するための布基礎である。
また、建物600の屋外に面した布基礎702とベタ基礎701との境界705には、この境界705を覆うように止水シート101が建物600の屋外側から貼付されている。
このように、基礎点検口1によれば、気密テープ15により、枠体20と蓋体10との間に隙間が生じることを防止することができるため、蓋体10を枠体20に嵌合した状態での気密性を高めることができる。
これにより、打抜き板21によって枠体20の形状が維持されるため、布基礎形成時に流し込まれるコンクリートによって枠体20にひずみが生じることを防止することができる。また、打抜き板21は枠体20の開口部29を塞いでいるため、布基礎形成時にコンクリートが枠体内に流れ込むのを防止することができる。さらに、打抜き板21は、肉薄部22を介して枠体20とつながっているため、布基礎完成後に容易に打ち抜くことができる。
従って、仮止釘用リブ28により、釘等を用いて枠体20を布基礎形成下地面に仮止めすることができる。その結果、布基礎形成用の型枠内における枠体の位置決めが容易になる。また、型枠内にコンクリートを流し込んだ際に、枠体20が浮き上がる等、位置がずれるのを防止することができる。
従って、布基礎形成後に養生テープ31を剥がすことにより、型枠の離型剤が付着して蓋体10及び枠体20が汚れるのを防止することができる。
10 蓋体
13 スライド式ロック
15 気密テープ
16 蓋体側当接面
20 枠体
21 打抜き板
22 肉薄部
28 仮止釘用リブ
29 開口部
30 枠体側当接面
31 養生テープ
202、203、702、703 布基礎
204、704 土台
500、600 建物
502、602 浴室
Claims (6)
- 枠体と、断熱性を有し、前記枠体に嵌合可能な蓋体とを有し、前記蓋体を前記枠体に押止するロック機構を有し、
前記枠体に前記蓋体を押止した状態の前面を養生テープで覆ったことを特徴とする基礎点検口。 - 枠体と、断熱性を有し、前記枠体に嵌合可能な蓋体とを有し、前記蓋体を前記枠体に押止するロック機構を有し、
前記枠体の後開口部を塞ぎ、布基礎に配置後に打ち抜くことができる打抜き板を有し、前
記打抜き板は、前記枠体の後縁部に沿った肉薄部を介して前記枠体に一体的に形成されていることを特徴とする基礎点検口。 - 枠体と、断熱性を有し、前記枠体に嵌合可能な蓋体とを有し、前記蓋体を前記枠体に押止するロック機構を有し、
前記枠体の下部に、前記枠体を布基礎形成下地面に仮止めするための仮止用リブを有することを特徴とする基礎点検口。 - 枠体と、断熱性を有する蓋体とを有し、
前記枠体、及び、前記蓋体には、前記蓋体を前記枠体の前面側から嵌め込むと、前記蓋体と前記枠体とが前記蓋体及び前記枠体の全周にわたって互いに当接する当接面が夫々設けられており、
前記枠体が有する当接面、及び、前記蓋体が有する当接面の少なくとも一方にパッキンが取り付けられ、
前記枠体に前記蓋体を嵌め込んだ状態の前面を養生テープで覆ったことを特徴とする基礎点検口。 - 枠体と、断熱性を有する蓋体とを有し、
前記枠体、及び、前記蓋体には、前記蓋体を前記枠体の前面側から嵌め込むと、前記蓋体と前記枠体とが前記蓋体及び前記枠体の全周にわたって互いに当接する当接面が夫々設けられており、
前記枠体が有する当接面、及び、前記蓋体が有する当接面の少なくとも一方にパッキンが取り付けられ、
前記枠体の後開口部を塞ぎ、布基礎に配置後に打ち抜くことができる打抜き板を有し、前
記打抜き板は、前記枠体の後縁部に沿った肉薄部を介して前記枠体に一体的に形成されていることを特徴とする基礎点検口。 - 枠体と、断熱性を有する蓋体とを有し、
前記枠体、及び、前記蓋体には、前記蓋体を前記枠体の前面側から嵌め込むと、前記蓋体と前記枠体とが前記蓋体及び前記枠体の全周にわたって互いに当接する当接面が夫々設けられており、
前記枠体が有する当接面、及び、前記蓋体が有する当接面の少なくとも一方にパッキンが取り付けられ、
前記枠体の下部に、前記枠体を布基礎形成下地面に仮止めするための仮止用リブを有することを特徴とする基礎点検口。
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