JP2990880B2 - 基板搬送用ガイドレールの自動幅寄方法 - Google Patents

基板搬送用ガイドレールの自動幅寄方法

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JP2990880B2
JP2990880B2 JP3217112A JP21711291A JP2990880B2 JP 2990880 B2 JP2990880 B2 JP 2990880B2 JP 3217112 A JP3217112 A JP 3217112A JP 21711291 A JP21711291 A JP 21711291A JP 2990880 B2 JP2990880 B2 JP 2990880B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は基板搬送用ガイドレール
の自動幅寄方法に係り、詳しくは、基板の品種変更にと
もなって、ガイドレールの間隔を高速度で変更するため
の手段に関する。
【0002】
【従来の技術】基板に電子部品を実装するラインは、基
板に回路パターンやクリーム半田を印刷するスクリーン
印刷装置、基板に電子部品を搭載する搭載装置、半田を
加熱処理するリフロー装置等から構成されており、基板
をガイドレールにより上記ラインを搬送しながら、実装
作業を行なうようになっている。
【0003】基板の品種変更により、基板の寸法が変わ
る場合には、これに応じて上記ガイドレールの間隔を調
整しなければならない。図4はこの間隔調整のための従
来の幅寄方法を示すものである。図中、1,2は互いに
平行に配設された固定ガイドレールと可動ガイドレール
であり、可動ガイドレール2は、ボールねじ3に沿っ
て、横方向Nに移動する。PHは光電素子などのセンサ
ーであって、可動ガイドレール2の移動原点に設けられ
ている。
【0004】ボールねじ3の駆動手段としては、主とし
てコスト上の理由から、パルスモータ4が使用される。
パルスモータ4は、指令パルスにより駆動するものであ
るが、サーボモータと違って、フィードバック手段を有
しないため、ガイドレール2の現在位置は不明である。
したがって現在位置から目標位置へ直接移動することは
できないため、従来は、次のようにしてガイドレール2
を目標位置へ移動させて、ガイドレール1,2間の間隔
を調整していた。
【0005】図4において、aは現在位置、bは移動原
点、cは目標位置であり、基板の品種変更に応じて、ガ
イドレール1,2間の間隔を、L1からL2へ変更しよ
うとするものである。
【0006】先ず、パルスモータ4を正回転させて、ガ
イドレール2を現在位置aから移動原点bへ向かってN
1方向へ移動させ、センサーPHがガイドレール2を検
出すると、直ちにパルスモータ4の駆動を停止して、ガ
イドレール2を移動原点bで停止させる。
【0007】次にパルスモータ4を逆回転させて、ガイ
ドレール2を目標位置cへ向かって高速度で移動させ、
目標位置cに近づくと、パルスモータ4の回転速度を低
下させて、目標位置cで停止させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】図5は、上記動作にお
けるパルスモータ4の回転速度を示している。図示する
ように、現在位置aから移動原点bまでは、パルスモー
タ4は低速度で回転する。その理由は次のとおりであ
る。すなわちパルスモータ4を高速度で回転させて、ガ
イドレール2を移動原点bへ向かって高速度で移動させ
ると、センサーPHがガイドレール2を検出して停止指
令が出されても、ガイドレール2は直ちに停止できず、
図4においてb’位置までオーバーランしてしまい、ガ
イドレール2の現在位置が判らなくなってしまう。
【0009】そこで従来手段では、センサーPHがガイ
ドレール2を検出すると、ガイドレール2が直ちに移動
原点bで正確に停止できるように、パルスモータ4を低
速度で回転させて、ガイドレール2を現在位置aから移
動原点bへゆっくりと移動させていたものである。
【0010】しかしながらパルスモータ4の回転速度が
遅いと、現在位置aから移動原点bへ移動するのに多大
な時間T’を要することになり、基板の品種変更にとも
なうガイドレール1,2の間隔調整を迅速に行えない問
題点があった。
【0011】したがって本発明は、ガイドレール間の間
隔調整を高速度で行なえる方法を提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、
(i)パルスモータを正回転させて、上記一方のガイド
レールを移動原点へ向かって高速度で移動させて、この
移動原点に設けられたセンサーをオーバーランさせるこ
とにより、このガイドレールを荒停止させ、(ii)次に
上記パルスモータを逆回転させることにより、上記ガイ
ドレールを逆方向に移動させて上記センサーを上記
(i)の場合と逆方向にオーバーランさせ、(iii )次
に上記パルスモータを低速度で正回転させることによ
り、上記ガイドレールを上記センサーへ向かってゆっく
り移動させて、上記移動原点で正確停止させ、(iv)次
いで上記パルスモータを高速度で逆回転させて、上記ガ
イドレールを目標位置へ向かって高速度で移動させ、
(v)次に上記パルスモータの回転速度を低下させて、
上記ガイドレールを目標位置で停止させるようにしたも
のである。
【0013】
【作用】上記構成によれば、ガイドレールを現在位置か
ら移動原点へ高速度で移動させることができるので、ガ
イドレール間の間隔調整に要する時間を大幅に短縮でき
る。
【0014】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0015】図1はガイドレールの自動幅寄装置の斜視
図である。図4に示す従来手段と同一部品には同一符号
を付すことにより、説明を省略する。図中、5は可動ガ
イドレール2に装着されたスライダ、6はスライダ5の
摺動を案内するリニアレールである。7は台板、8はス
ライダ5に装着されたドグ、9はガイドレール1,2に
沿って搬送される基板である。ドグ8がセンサーPHを
遮光することにより、ガイドレール2を検出する。
【0016】図2は、幅寄方法を説明するための平面図
である。今、ガイドレール2の現在位置はaであって、
ガイドレール1,2間の間隔はL1であり、基板9の品
種変更にともない、ガイドレール1,2の間隔がL2と
なるように、ガイドレール2を目標位置cへ次のように
して移動させる。
【0017】ガイドレール2の駆動手段はパルスモータ
4であるので、現在位置aは不明である。そこでガイド
レール2を、先ず移動原点bへ移動させて、位置の確認
を行なう。この確認は次のようにして行なわれる。まず
パルスモータ4を高速度で正回転させて、ガイドレール
2を移動原点bへ向かって高速度で移動させる(図2矢
印N1及び図3のT1参照)。移動原点bに設置された
センサーPHがガイドレール2を検出すると、パルスモ
ータ4は駆動を停止するが、ガイドレール2は高速度で
移動していたので、直ちには停止できず、移動原点bを
オーバーランして、位置b1で荒停止する。
【0018】次にパルスモータ4を逆回転させてガイド
レール2を逆方向に移動させ、センサーPHが検出する
と、再度パルスモータ4を停止させる。これにより、ガ
イドレール2は上記の場合と逆方向にセンサーPHをオ
ーバーランし、位置b2で停止する(図2矢印N2及び
図3のT2参照)。
【0019】次にパルスモータ4を低速度で正回転させ
て、ガイドレール2をN3方向へゆっくりと移動させ、
センサーPHがガイドレール2を検出すると、パルスモ
ータ4を停止させる(図3のT3参照)。このN3方向
の移動は低速度であるので、ガイドレール2は移動原点
bで正確に停止する。なお、パルスモータ4を低速度で
逆回転させることにより、位置b1からゆっくりN2方
向へガイドレール2を移動させて、移動原点bで正確に
停止させてもよい。
【0020】このようにして、ガイドレール2を移動原
点bで正確に停止させたならば、移動原点bから目標位
置cまでの距離lは既知であるので、ガイドレール2が
この距離lだけ移動するように、パルスモータ4に指令
を出す。するとパルスモータ4は高速度で逆回転し、ガ
イドレール2は目標位置cヘ向かってN4方向へ高速度
で移動し、目標位置cに近づくと、ガイドレール2が目
標位置cをオーバーランしないように、パルスモータ4
の回転速度を落とし、ガイドレール2を目標位置cで正
確に停止させる。
【0021】すなわち上記方法は、移動時間を短縮する
ために、先ずガイドレール2を高速度で移動させて、移
動原点bを故意にオーバーランさせて荒停止させ、その
後で、ゆっくりと移動原点bへ向かって移動させること
により、移動原点bで正確に停止させるものであり、現
在位置aから移動原点bへ移動するまでに要する時間
は、図3においてT(T1+T2+T3)である。上記
のように、ガイドレール2を現在位置aから位置b1ま
で高速度で移動させたことにより、この時間Tは、図5
で示す従来手段の所要時間T’よりも大幅に短縮されて
おり、ガイドレール1,2間の間隔調整を短時間で完了
できることとなる。なお上記実施例は、一方のガイドレ
ール1を固定し、他方のガイドレール2のみを移動させ
るものであるが、本発明は、両ガイドレールを共に移動
させる方式の自動幅寄装置にも適用できるものである。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ガイドレールを現在位置から移動原点へ高速度で移動さ
せることができるので、幅寄に要する時間を大幅に短縮
して、基板の品種変更に迅速に対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る基板の自動幅寄装置の斜視図
【図2】本発明に係る動作の説明図
【図3】本発明に係るパルスモータの速度図
【図4】従来手段の動作の説明図
【図5】従来手段のパルスモータの速度図
【符号の説明】
1 ガイドレール 2 ガイドレール 3 ボールねじ 4 パルスモータ 9 基板 PH センサー b 移動原点
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05K 13/02 H05K 13/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】平行な2本のガイドレールのうち、少なく
    とも一方のガイドレールを、ボールねじに沿って移動さ
    せて、両ガイドレールの間隔を調整する基板搬送用ガイ
    ドレールの自動幅寄方法において、(i)パルスモータ
    を正回転させて、上記一方のガイドレールを移動原点へ
    向かって高速度で移動させて、この移動原点に設けられ
    たセンサーをオーバーランさせることにより、このガイ
    ドレールを荒停止させ、(ii)次に上記パルスモータを
    逆回転させることにより、上記ガイドレールを逆方向に
    移動させて上記センサーを上記(i)の場合と逆方向に
    オーバーランさせ、(iii )次に上記パルスモータを低
    速度で正回転させることにより、上記ガイドレールを上
    記センサーへ向かってゆっくり移動させて、上記移動原
    点で正確停止させ、(iv)次いで上記パルスモータを高
    速度で逆回転させて、上記ガイドレールを目標位置へ向
    かって高速度で移動させ、(v)次に上記パルスモータ
    の回転速度を低下させて、上記ガイドレールを目標位置
    で停止させるようにしたことを特徴とする基板搬送用ガ
    イドレールの自動幅寄方法。
  2. 【請求項2】平行な2本のガイドレールのうち、少なく
    とも一方のガイドレールを、ボールねじに沿って移動さ
    せて、両ガイドレールの間隔を調整する基板搬送用ガイ
    ドレールの自動幅寄方法において、(i)パルスモータ
    を正回転させて、上記一方のガイドレールを移動原点へ
    向かって高速度で移動させて、この移動原点に設けられ
    たセンサーをオーバーランさせることにより、このガイ
    ドレールを荒停止させ、(ii)次に上記パルスモータを
    低速度で逆回転させることにより上記ガイドレールを上
    記センサーへ向かってゆっくり移動させて、上記移動原
    点で正確停止させ、(iii )次いで上記パルスモータを
    高速度で逆回転させて、上記ガイドレールを目標位置へ
    向かって高速度で移動させ、(iv)次に上記パルスモー
    タの回転速度を低下させて、上記ガイドレールを目標位
    置で停止させるようにしたことを特徴とする基板搬送用
    ガイドレールの自動幅寄方法。
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