JP2837782B2 - 基板搬送路調整方法 - Google Patents

基板搬送路調整方法

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JP2837782B2 JP4280767A JP28076792A JP2837782B2 JP 2837782 B2 JP2837782 B2 JP 2837782B2 JP 4280767 A JP4280767 A JP 4280767A JP 28076792 A JP28076792 A JP 28076792A JP 2837782 B2 JP2837782 B2 JP 2837782B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、平らな基板を搬送する
基板搬送装置における基板搬送路の調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の基板搬送装置として、例
えばワイヤボンディング装置に備えられているものがあ
り、その一例を図7及び図8に示す。なお、当該装置は
実開昭61−156233号公報などにおいて開示され
ている。
【0003】このワイヤボンディング装置においては、
複数のICチップ(半導体)1が長手方向に並べて装着
された基板としてのリードフレームL\Fが、図示しな
いフレーム移送手段によって該各ICチップの配列ピッ
チずつ間欠送りされ、ヒーターブロック2によって加熱
されるヒータープレート3上に搬送される。そして、該
ヒータープレート3上において、ボンディング手段(図
示せず)により、該リードフレームL\F上に装着され
ている各ICチップ1と該リードフレームに形成されて
いるリード4とが導電性のワイヤを用いて順次ボンディ
ング接続される。
【0004】上記フレーム移送手段により搬送されるリ
ードフレームL\Fの蛇行を防止して高精度な搬送を行
うための搬送路が設定されており、該搬送路は、リード
フレームL\Fを両側から挾むように配置された案内部
材としての1組のガイドレール6及び7によって画定さ
れている。
【0005】なお、ワイヤによるボンディングを終了し
た後、樹脂モールディング等を施されて得られる製品と
しての半導体部品の薄型化などを目的として、図8に示
すようにリードフレームL\Fに凹部を形成してこれを
アイランド8としてICチップ1を装着することが行わ
れており、ボンディング作業中に該アイランド8が嵌合
すべくヒータープレート3に設けられた凹部3aに対し
て該アイランド8を位置決めするために上記の搬送路は
特に重要である。
【0006】ところで、リードフレームL\Fは、これ
に装着されるべきICチップ1の種類に応じて種々の幅
のものがあり、上記の両ガイドレール6及び7はこれら
各種のリードフレームの案内を可能とするためにレール
間隔が調整自在となっている。詳しくは、ワイヤボンデ
ィング装置の架台(図示せず)上に1対のフレームベー
ス10が固設されており、該各フレームベース10に設
けられたレール部に沿って摺動自在なスライダ11に各
ガイドレール6、7が取り付けられている。
【0007】そして、該両ガイドレール6及び7をそれ
ぞれ移動させるための駆動手段12が設けられており、
該駆動手段12の作動によって両ガイドレール6、7が
リードフレームL\Fに対して近接及び離間せられる。
なお、該駆動手段12は、上記のフレームベース10に
取り付けられたパルスモータ13a、13bと、該パル
スモータの出力軸に連結された雄ねじ14と、両ガイド
レール6、7に固着されて該雄ねじに螺合したナット1
5とから成る。
【0008】上記した構成の装置において、取り扱うべ
きリードフレームL\Fの幅に合致するように搬送路の
調整を行う場合、まず、マイクロコンピュータ等より成
る制御部から発せられる指令信号に基づいてパルスモー
タ13a、13bが回転駆動せられ、該パルスモータの
回転量がナット15の進退量に変換されて両ガイドレー
ル6、7が互いに離間する方向における移動限界位置ま
で移動せられる。
【0009】次に、作業者によって1枚のリードフレー
ムL\Fが取り扱われ、該リードフレームに形成された
基準孔(図示せず)がヒータープレート3に突設されて
いる基準となる突起(図示せず)に嵌合せられる。これ
によって、リードフレームL\Fに形成されてICチッ
プ1が装着されているアイランド8がヒータープレート
3の凹部3aに対して一致する。
【0010】なお、ここで、図7に示すように、リード
フレーム押え17によりリードフレームL\Fを上方か
ら押圧して固定し、ボンディング手段(図示せず)を作
動させて、該リードフレーム押え17の開口部17aを
通じてICチップ1及びアイランド8の中心位置にボン
ディング原点18を設定する。
【0011】この後、パルスモータ13a、13bが逆
回転せられて両ガイドレール6、7がリードフレームL
\Fに近接し、しかも、該両ガイドレールとリードフレ
ームL\Fの側端との間隙が最適値に設定されて搬送路
の調整が完了する。
【0012】上述した搬送路の調整は、搬送すべきリー
ドフレームL\Fの種類の変更に応じてレール間隔を調
整するために行われるものであるが、この他、ヒーター
プレート3を交換する際に、ヒータープレート3に設け
られたアイランド嵌合用の凹部3aとアイランド8との
相対位置ずれが発生した場合にも、上記と同じ手順にて
搬送路の調整がなされる。但し、この場合、調整される
のはレール間隔ではなく、上記凹部3aに対してアイラ
ンド8を一致させるべく、両ガイドレール6、7を上記
相対位置ずれ分だけ同じ方向にずらす状態となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
の基板搬送路調整方法においては、例えば前述のように
リードフレームL\Fを作業対象として扱う場合にその
種類の変更あるいはヒータープレート3の交換が行われ
る都度、作業者のマニュアル操作によってヒータープレ
ート3の凹部3aに対するアイランド8の位置決めが行
われなければならず、作業者に煩わしい感じを与えると
共に多くの時間を費すという欠点がある。
【0014】そこで本発明は、上記した従来技術の欠点
に鑑みてなされたものであって、搬送路の調整を迅速か
つ容易に完了することの出来る基板搬送路調整方法を提
供することを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板の両側に
対応して設けられて、前記基板に対して接離可能な2つ
の案内部材のそれぞれが有する駆動手段の少なくともい
ずれか一方を可動すべき前記案内部材の駆動手段により
他方の案内部材に向けて移動して前記基板に係合させて
前記基板を所定経路に沿って搬送する基板搬送装置の基
板搬送路調整方法において、前記駆動手段により駆動さ
れた案内部材が前記基板に係合して前記基板を案内可能
な状態になったことを検知する検知手段からの検知信号
が得られるまで前記駆動手段を駆動して前記案内部材同
士を相互に近接させて前記基板を係合保持し、前記案内
部材がそれぞれ有する駆動手段を駆動して前記2つの案
内部材同士を同期させて同方向に移動させて前記基板を
前記所定経路の幅方向に対して位置決めするものであ
る。また、本発明の前記所定経路の幅方向に対する位置
決め位置は前記基板の幅方向における中心と前記所定経
路の中心が一致する位置である。また、本発明の前記所
定経路の幅方向に対する位置決め位置は前記基板の幅方
向における中心を前記所定経路の中心に対して所定距離
だけ偏倚した位置である。また、本発明は、前記案内部
材にそれぞれ原点位置を設定しているものである。ま
た、本発明は前記所定経路の幅方向に対する前記基板の
位置決め終了後、その設定位置を記憶手段に記憶させ、
前記記憶手段から前記設定位置を適宜取り出して前記基
板を前記設定位置に直ちに位置設定可能なものである。
また、本発明は前記所定経路に沿った方向に対する前記
基板の位置設定を行うものである。また、本発明は前記
所定経路に沿った方向に対する前記基板の位置を設定し
た後、その設定位置を記憶手段に記憶させ、前記記憶手
段から前記設定位置を適宜取り出して前記基板を前記設
定位置に直ちに位置設定可能なものでである。
【0016】
【実施例】次に、本発明に係る基板搬送装置を含むワイ
ヤボンディング装置について説明する。なお、当該ワイ
ヤボンディング装置は以下に説明する部分以外は図7及
び図8に示した従来の装置と同様に構成されているの
で、ワイヤボンティング装置全体としての説明は省略
し、要部のみの説明に留める。また、以下の説明におい
て、該従来の装置の構成部材と同一の構成部材について
は同じ参照符号を用いて示している。
【0017】図1及び図2に示すように、本発明に係る
装置においては、一方のガイドレール6にセンサ21が
設けられている。このセンサ21は例えば反射型の光セ
ンサから成り、その検知ヘッド部を上向きにして取り付
けられている。更に詳しくは、ガイドレール6は、互い
に直角にして夫々リードフレームL\Fの下面及び側端
に当接すべき2面の受け面6a及び6bを有しており、
センサ21はその照射光及びリードフレームL\Fから
の反射光がこれら受け面のうち鉛直な受け面6bを含む
面内に位置するように配置されている。このため、ガイ
ドレール6には両受け面6a、6bの交叉部にて開口す
る孔6cが形成され、センサ21はこの孔6c(図2に
示す)に挿通されている。
【0018】上記のセンサ21は、ガイドレール6及び
7がリードフレームL\Fに係合して該リードフレーム
L\Fを案内し得る状態に至ったことを検知する検知手
段として作用する。
【0019】一方、図1に示すように、両ガイドレール
6及び7の間には、他のセンサ22が配置されている。
このセンサ22は、該両ガイドレール6、7によって案
内されるべきリードフレームL\Fが、これらガイドレ
ール間、特に上記のセンサ22による検知可能位置に到
来したことを検知して検知信号を発するものであり、上
記のセンサ21と同様に反射型の光センサから成る。
【0020】図3に示すように、上記の各センサ21及
び22より発せられる検知信号は当該ワイヤボンディン
グ装置の作動制御を司る制御部(以下、CPUと称す
る)24に送られ、該CPU24はこれらの信号や、キ
ーボード25及び撮像装置26(図2にも示している)
より送信される信号を受けて、各パルスモータ13a、
13b、フレーム移送手段28(具体的には図示せず)
及びボンディング手段29(具体的には図示せず)を後
述のタイミングを以て作動させる。
【0021】次に、上記構成のワイヤボンディング装置
において、取り扱われるリードフレームL\Fの種類が
変更される場合の動作について説明する。この場合、C
PU24(図3参照)はROM(Read Only Memory)3
0に予め入力されている作業手順情報を読み出してこれ
に基づき図4に示すフローチャートに沿って作動制御を
行う。また、後述のように、RAM(Random Access Me
mory)31に情報を入力し、記憶させる。
【0022】まず、キーボード25(図3参照)が操作
されることなどによって指令信号が発せられると、CP
U24は、図4に示すように両パルスモータ13a、1
3bを夫々逆回転させ、両ガイドレール6及び7を互い
に離間する方向(矢印S及びTとは反対の方向)におけ
る移動限界位置まで移動させる(ステップS1 )。この
移動限界位置が両ガイドレール6、7の作動の原点位置
として設定されている。
【0023】この後、フレーム移送手段(図3参照)が
作動せられ(ステップS2)、新たに取り扱うべきリー
ドフレームL\Fが該フレーム移送手段によって両ガイ
ドレール6、7間に持ち来され、センサ22により検知
されることによりその位置にて停止せられる(ステップ
S3、S4)。なお、両ガイドレール6及び7は、上記
移動限界位置にあっても、この供給されて来たリードフ
レームL\Fを担持し得ることが望ましい。また、供給
されたリードフレームL\Fをヒータープレート3上に
載置させてもよい。
【0024】続いて、一方のガイドレール7を駆動する
ためのパルスモータ13bが正回転せられて該ガイドレ
ール7が他方のガイドレール6に向けて(矢印T方向)
移動せられ、該ガイドレール7によりガイドレール6側
に押圧されたリードフレームL\Fがセンサ21により
検知された時点で該センサ21より発せられる検知信号
に基づき停止せられる(ステップS5〜S7)。これに
よって、両ガイドレール6及び7がリードフレームL\
Fに係合し、該両ガイドレール6、7がリードフレーム
L\Fを案内し得る状態となる。
【0025】そして、一方のパルスモータ13aが正回
転され、他方のパルスモータ13bが逆回転せられ(ス
テップS8)、両ガイドレール6及び7が同方向(ガイ
ドレール6については矢印S方向、他方のガイドレール
7に関しては矢印Tの反対方向)に同じ分解能及び同じ
速度にて同期して移動せられ、リードフレームL\Fを
案内すべき所定経路の中心33に対して、該リードフレ
ームL\Fの幅方向における中心34が一致した時点、
すなわち、ヒータープレート3の凹部3aに対してリー
ドフレームL\Fのアイランド8が一致した状態で停止
せられる(ステップS9、S10)。
【0026】この場合、上記所定搬送路の中心33と
は、凹部3aの中心をいうのであり、図1及び図2に示
すようにアイランド8がその幅中心34上に配置されて
いるリードフレームL\Fに関しては、上記のようにこ
の中心33に対して幅中心34を一致させることによっ
てアイランド8が凹部3aに一致する。ところが、図5
に示すように、アイランド8が幅中心34に対してeだ
けずれて形成されているリードフレームL\Fがあり、
この種のリードフレームを取り扱う場合、アイランド8
を凹部3aに一致させるためには、上記のように両ガイ
ドレール6、7を同じ方向に移動させてリードフレーム
L\Fの位置決めを行う際、リードフレームL\Fの幅
中心34を所定経路の中心33に対してこのずれ量eだ
け偏倚した位置に一致させる必要がある。
【0027】なお、凹部3aに対してアイランド8が一
致したことの確認は、撮像装置26により得られる画像
信号がCPU24に送られることによりなされる他、リ
ードフレームL\Fの上方位置に配置された顕微鏡(図
示せず)や該撮像装置26に接続されたモニタテレビ
(図示せず)を作業者自身が目視することにより行われ
る。
【0028】また、上記のように、アイランド8を凹部
3aに一致させるべく両ガイドレール6、7を同じ方向
に移動させる際、該両ガイドレール各々の移動量につい
ては、その前工程として行われる一方のガイドレール7
のみの原点位置から停止位置までの移動量をWとすれ
ば、W/2に設定される。これにより、アイランド8は
凹部3aに対してほぼ正確に位置決めされるのであり、
その後、上記した画像等により確認しつつガイドレール
6、7の位置を微調整すれば高精度な位置決めが行われ
る。
【0029】上記のようにしてアイランド8が凹部3a
に対して一致したら、図4に示すように、パルスモータ
13a及び13bが共に僅かに逆回転せられる(ステッ
プS11)。これにより、図2に示すように、両ガイド
レール6、7が具備する鉛直な受け面6b、7bとリー
ドフレームL\Fの両側端との間に最適な間隙δが設け
られ、リードフレームL\Fの搬送が可能となる。な
お、図6に示すように、センサ21を、その照射光の光
軸21aがガイドレール6の受け面6bから上記δの約
2倍の位置となるように設置して、これによりリードフ
レームL\Fの側端を検知することとすれば、かかる間
隙を設けるためのガイドレールの動作は不要となる。
【0030】かくして、取り扱うべきリードフレームL
\Fに応じた搬送路の調整が完了する。
【0031】CPU24は、上記のようにしてリードフ
レームL\Fの位置を設定すると、その設定位置をRA
M31に入力して記憶させる。そして、再び同種のリー
ドフレームL\Fが取り扱われる際にこの記憶されてい
る情報を取り出し直ちに位置設定を行う。
【0032】上記のようにフレーム幅方向の調整が完了
すると、上記所定経路に沿った方向、すなわち送り方向
におけるリードフレームL\Fの位置設定が下記の手順
にて行われる。
【0033】まず、フレーム移送手段(図3参照)が作
動せられ、リードフレームL\Fが微小距離ずつ送られ
る。この状態を、前述のフレーム幅方向の調整時と同様
にしてCPU24若しくは作業者自身が確認しつつ、ア
イランド8が凹部3aに対してこの送り方向において完
全に一致した時点で作動を停止させる。このようにして
送り方向におけるリードフレームL\Fの位置設定が完
了すると、CPU24は、この設定位置をRAM31に
記憶させ、必要に応じてこの記憶情報を読み出して再現
させる。
【0034】なお、本実施例においては、両ガイドレー
ル6及び7の原点位置を、両ガイドレール6、7が互い
に離間する方向における移動限界位置に設定している
が、この他、任意の位置、例えば新たに取り扱うべきリ
ードフレームの前に搬送されていたリードフレームがあ
れば、この以前のリードフレームに合致した位置を原点
位置として、新たなリードフレームに合致する位置をこ
れを基準に演算処理により得ることも可能である。
【0035】また、このように原点位置を設定すること
をせず、撮像装置26により得られる画像等によりガイ
ドレールの位置を追尾しながら搬送路の調整を行うこと
も出来る。
【0036】また、本実施例においては、凹部3aに対
してアイランド8を一致させるべく両ガイドレール6、
7を同じ方向に移動させるのに先立ち、一方のガイドレ
ール6を固定状態として他方のガイドレール7のみを移
動させることを行っているが、その逆に該ガイドレール
7を固定としてガイドレール6を移動させてもよいし、
両ガイドレール6、7を共に作動させてもよい。
【0037】更に、本実施例においては、ガイドレール
6及び7がリードフレームL\Fに係合してこれを案内
し得る状態に至ったことを検知するためのセンサ21が
設けられているが、この検知を撮像装置26等を用いて
行うようにすれば、該スイッチ21は不要である。
【0038】また、本実施例において、ある種のリード
フレームを取り扱っている際、ヒータープレート3の交
換が必要となり、その交換を行ったことによって該ヒー
タープレートの凹部3a自体がリードフレームL\Fの
アイランド8からずれを生じてしまった場合、単に両ガ
イドレール6、7を同じ方向に移動させて凹部3aに対
してアイランド8を一致させる動作を行わせるだけで済
み、調整が極めて迅速かつ容易に行われる。
【0039】また、本実施例においてはワイヤボンディ
ング装置におけるリードフレームの搬送路の調整につき
示しているが、他の装置や基板に関しても本発明が適用
可能であることは言及するまでもない。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
搬送路の調整を自動的に迅速かつ容易になし得、作業者
の負担が低減されるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係る基板搬送装置を含むワイ
ヤボンディング装置の要部の平面図である。
【図2】図2は、図1に関するAーA断面図である。
【図3】図3は、図1に示した装置の動作制御系を示す
ブロック図である。
【図4】図4は、図1に示した装置の動作を表すフロー
チャートである。
【図5】図5は、図1に示した装置において取り扱われ
るべきリードフレームの平面図である。
【図6】図6は、図1及び図2に示した装置の一部の変
形例を示す縦断面図である。
【図7】図7は、従来の基板搬送装置を含むワイヤボン
ディング装置の要部の平面図である。
【図8】図8は、図7に関するBーB断面図である。
【符合の説明】
1 ICチップ 3 ヒータープレート 6、7 ガイドレール(案内部材) 8 アイランド 12 駆動手段 13a、13b パルスモータ 17 リードフレーム(基板) 21、22 センサ

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の両側に対応して設けられて、前記
    基板に対して接離可能な2つの案内部材のそれぞれが有
    する駆動手段の少なくともいずれか一方を可動すべき前
    記案内部材の駆動手段により他方の案内部材に向けて移
    動して前記基板に係合させて前記基板を所定経路に沿っ
    て搬送する基板搬送装置の基板搬送路調整方法におい
    て、 前記駆動手段により駆動された案内部材が前記基板に係
    合して前記基板を案内可能な状態になったことを検知す
    る検知手段からの検知信号が得られるまで前記駆動手段
    を駆動して前記案内部材同士を相互に近接させて前記基
    板を係合保持し 前記案内部材がそれぞれ有する駆動手段を駆動して 前記
    2つの案内部材同士を同期させて同方向に移動させて前
    記基板を前記所定経路の幅方向に対して位置決めするこ
    とを特徴とする基板搬送路調整方法。
  2. 【請求項2】 前記所定経路の幅方向に対する位置決め
    位置は前記基板の幅方向における中心と前記所定経路の
    中心が一致する位置であることを特徴とする請求項1記
    載の基板搬送路調整方法。
  3. 【請求項3】 前記所定経路の幅方向に対する位置決め
    位置は前記基板の幅方向における中心を前記所定経路の
    中心に対して所定距離だけ偏倚した位置であることを特
    徴とする請求項1記載の基板搬送路調整方法。
  4. 【請求項4】 前記案内部材にそれぞれ原点位置を設定
    していることを特徴とする請求項1乃至請求項3のうち
    いずれか1記載の基板搬送路調整方法。
  5. 【請求項5】 前記所定経路の幅方向に対する前記基板
    の位置決め終了後、その設定位置を記憶手段に記憶さ
    せ、前記記憶手段から前記設定位置を適宜取り出して前
    記基板を前記設定位置に直ちに位置設定可能であること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のうちいずれか1記
    載の基板搬送路調整方法。
  6. 【請求項6】 前記所定経路に沿った方向に対する前記
    基板の位置設定を行うことを特徴とする請求項1乃至請
    求項5のうちいずれか1記載の基板搬送路調整方法。
  7. 【請求項7】 前記所定経路に沿った方向に対する前記
    基板の位置を設定した後、その設定位置を記憶手段に記
    憶させ、前記記憶手段から前記設定位置を適宜取り出し
    て前記基板を前記設定位置に直ちに位置設定可能である
    ことを特徴とする請求項6記載の基板搬送路調整方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59172731A (ja) * 1983-03-22 1984-09-29 Toshiba Corp リ−ドフレ−ム搬送装置
JPS60202012A (ja) * 1984-03-26 1985-10-12 Toshiba Corp リ−ドフレ−ム搬送装置

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