JP2988629B2 - イミダゾラ―トスルフリルジフルオリド - Google Patents

イミダゾラ―トスルフリルジフルオリド

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JP2988629B2 JP11019319A JP1931999A JP2988629B2 JP 2988629 B2 JP2988629 B2 JP 2988629B2 JP 11019319 A JP11019319 A JP 11019319A JP 1931999 A JP1931999 A JP 1931999A JP 2988629 B2 JP2988629 B2 JP 2988629B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】有機化合物にフッ素を選択的
に導入するための、安全で、効率的で、簡単な方法の開
発が、工学の非常に重要な分野になって来た。これは、
合成薬及び農薬製品の部位に戦略的に導入されたフッ素
が、その生物活性を変え、又高める事実による。ここで
デオキソフルオリネーション(deoxofluorination)と呼
ぶ、C−O結合のC−F結合への転化は、選択的にフッ
素化された化合物を製造する実行可能な方法を表してい
る。しかしながら、現在のデオキソフルオリネーション
剤及び方法において生ずる、収率の悪さ及び障害故に、
その技術の応用が厳しく限定される。フッ素を医薬及び
農薬製品に導入することで、その生物学的性質が完全に
変わる。フッ素は、立体的要件に関しては、水素に似て
いて、分子の電子的性質を変えるのに寄与する。そのフ
ッ素含有化合物において、親油性並びに酸化に対する安
定性及び熱安定性が増すことが観察されている。有機フ
ッ素化合物が重要であることから、簡単で、安全で、効
率的な、その化合物の製造方法の開発に向けた努力が近
年高まっている。求核性フッ素化源による、炭素−酸素
結合の炭素−フッ素結合への転換(デオキソフルオリネ
ーション)は、その種技術の一つを表しており、フッ素
の有機化合物への選択的導入に広く使用されている。今
日まで使用されているデオキソフルオリネーション法の
リストには、フッ素化物アニオン、フェニルスルファー
トリフルオリド、フルオロアルキルアミン、スルファー
テトラフルオリド、SeF4 、WF6 、ジフルオロホス
ホラン、及びジアルキルアミノスルファートリフルオリ
ド(DAST)を経由する求核置換反応が含まれる。こ
の種の最も知られた試薬は、ジエチルアミノスルファー
トリフルオリド、Et −DAST、又は、単なるDAS
Tである。
【0002】
【従来の技術】NSF3 部分を含む化合物は、1960
年代後半に最初に報告され、G.C.Demitra
s、R.A.Kent、及びA.C.MacDiarm
id、Chem.Ind.(London)(196
4)、p1712;G.C.Demitras、及び
A.C.MacDiarmid、Inorg.Che
m.(1967)、6、pp1903−1906、及び
1970年代初頭、S.P.Von Halasz及び
O.Glemser、Chem.Ber.(197
1)、104、pp1247−1255、に報告された
が、それらをデオキソフルオリネーション化剤として使
用することはこれらの引用文献には開示されてない。M
akovskjiらの研究、L.N.Markovsk
ij、V.E.Pashinnik、及びA.V.Ki
rsanov、Synthesis、(1973)、p
p787−789、によって初めて、ジアルキルアミノ
スルファートリフルオリドが広範な有機化合物を基体と
する効果的なフッ素化剤であることが明らかにされた。
この最初の報告に続いて、これらの新規化合物のデオキ
ソフルオリネーション型反応における有用性を完全に開
示した、2件の特許、W.J.Middleton、米
国特許第3,914,265号明細書、及びW.J.M
iddleton、米国特許第3,976,691号明
細書、及び刊行物;W.J.Middleton、J.
Org.Chem.(1975)、40、pp574−
578が現れた。
【0003】類似のSF2 化合物は、実際に直ぐ上に挙
げた文献、Middletonの論文及びL.N.Ma
rkovskij、V.E.Pashinnik、A.
V.Kirsanov、Zh.Org.Khim.(1
975)、11(1)pp72−74、並びに特許文
献、W.J.Middletonの米国特許第3,88
8,924号明細書に報告された。そのSF2 化合物
は、又デオキソフルオリネーション化剤としての機能を
有することで知られている。上述の文献によると、第一
に、対応するトリメチルシリル化アミン(Me)3Si
NRR′とSF4 との反応により様々なSF3 が製造で
きたが、HF除去剤の存在下で、フリーアミンRR′N
HとSF4 との直接反応させることによっても首尾よく
製造でき{L.N.Markovskij、V.E.P
ashinnik、A.V.Kirsanov、ソビエ
ト連邦特許第433,136号(出願番号第1,86
4,289/234)}、又前記アミンのスルホキシド
2 NS(O)R′とSF4 とを直接反応させて、スル
フィニックフルオリドR′S(O)Fを並存形成しなが
ら、首尾よく製造できた{L.N.Markovski
j、V.E.Pashinnik、A.V.Kirsa
nov、Zh.Org.Khim.(1976)、12
(5)pp973−974}。同様に、既に公知のSF
2 は、上記文献によると、対応するSF3 化合物、R
R′NSF3 と、トリメチルシリル化アミン(Me)3
SiNRR′の第2の分子との反応によってのみなら
ず、又、直ぐ上に記載したMarkovskij等によ
ると、ジアミノスルフィナートR″2 NSONR″2
分子との反応によっても製造できた。
【0004】トリメチルシリル化イミダゾール誘導体の
製造方法については、下記の文献を利用できる。R.
E. Wasylishen、G.S.Birdi、A.
F.Janzen、Inorg.Chem.(197
6)、15(12)、pp3054−3056;A.
F.Janzen、G.N.Lypka、R.E.Wa
sylishen、Can.J.Chem.(198
0)、58、pp60−64;B.E.Cooper、
Chem.Ind.(1978)、pp794−79
7;C.A.Bruynes、T.K.Jurrien
s、J.Org.Chem.(1982)、47、pp
3966−3969;D.N.Harpp、K.Ste
liou、T.H.Chan、J.Am.Chem.S
oc.(1978)、100(4)、pp1222−1
228;及びS.Bermer、K.Muehlegg
er、H.Seliger、Nuc.Ac.Res.
(1989)、17(3)、pp853−864。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】これまでに記載した全
ての公知の化合物は、効果的なデオキソフルオリネーシ
ョン剤として知られているが、それと同時に加熱される
と壊滅的分解をする傾向があるので、本質的に危険であ
ることが知られている。事実、P.A.Messin
a、K.C.Mange、W.J.Middleton
の「J.Fluorine Chem.」1989年、
42、pp137−143の示差熱分析(DTA)によ
って測定したこれらのより普通に知られた化合物の熱的
性質に関する研究結果によると、全ての化合物の中で最
も安定である、4−モルフォリノスルファートリフルオ
リドですら、175℃で爆ごうすると結論付けられた。
更に、同研究において、幾分安定性の少ないいくつかの
ビス(ジアルキルアミノ)スルファージフルオリド誘導
体は、それらのスルファートリフルオリド類似物よりか
なり低い温度の爆ごう剤であること、即ちジエチルアミ
ノスルファートリフルオリドが147℃で爆ごうする一
方、ビス(ジエチルアミノ)スルファージフルオリドが
108℃で爆ごうすることが開示されている。
【0006】本発明の化合物は、下記により詳細に説明
するとおり、破壊的な分解の可能性がより少なく、又随
伴してガス状副生成物が高率で発生することの少なく
て、効果的なフッ素化能を有する、より熱安定性のある
フッ素含有化合物を提供することにより、DASTを含
む公知のフッ素化剤の欠点を克服する。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の構造を
有する化合物である。:
【化7】
【0008】ここで、R1-3 は、同じもの又は異なるも
ので、水素、ハロゲン、C1-8 アルキル、C1-8 ハロア
ルキル、アルコキシ部分がC1-3 であり又アルキル部分
がC 1-8 であるアルコキシアルキル、ハロアルコキシ部
分がC1-3 であり又アルキル部分がC1-8 であるハロア
ルコキシアルキル、ハロアルコキシ部分がC1-3 であり
又ハロアルキル部分がC1-8 であるハロアルコキシハロ
アルキル、C4-10アリール、C4-10ハロアリール、アル
キル部分がC1-8 であり又アリール部分がC4- 10である
アルキルアリール、アルコキシ部分がC1-3 であり又ア
リール部分がC 4-10であるアルコキシアリール、アルコ
キシ部分及びアルキル部分の各々がC1- 3 であり又アリ
ール部分がC4-10であるアルコキシアルキルアリール、
4-10ヘテロアリール、シアノ、ニトロ、アミノ、スル
ホン酸、スルホン酸メチルエステル、並びに酸素、窒
素、硫黄、及びそれらの混合物からなる群から選択され
る1〜3のへテロ原子を有するC4-8 の飽和環式炭化水
素であり、又更に、R2-3 は一緒になって下記のものを
形成することができる。:
【0009】(a)2〜10の環構成炭素、並びに酸
素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化窒素、プロトン化窒
素、及びハロゲン化窒素からなる群から選択される1つ
のへテロ原子を有する環式リング、又は(b)2〜4の
炭素原子、並びに酸素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化
窒素、プロトン化窒素、及びハロゲン化窒素からなる群
から選択される0〜3のへテロ原子を有する不飽和環式
リング、又は、(c)C4-10の縮合アリール、アルキル
部分がC1-3 であり又アリール部分がC 4-10であるアル
キルアリール、ハロアルキル部分がC1-3 であり、又ア
リール部分がC4-10であるハロアルキルアリール、又は
4-10ハロアリール基。;
【0010】ここで、R′及びR″は、同じもの又は異
なるもので、水素、ハロゲン、C1- 8 アルキル、C1-8
ハロアルキル、アルコキシ部分がC1-3 であり又アルキ
ル部分がC1-8 であるアルコキシアルキル、ハロアルコ
キシ部分がC1-3 であり又アルキル部分がC1-8 である
ハロアルコキシアルキル、ハロアルコキシ部分がC1- 3
であり又ハロアルキル部分がC1-8 であるハロアルコキ
シハロアルキル、C4- 10アリール、C4-10ハロアリー
ル、アルキル部分がC1-8 であり又アリール部分がC
4-10であるアルキルアリール、アルコキシ部分がC1-3
であり又アリール部分がC4-10であるアルコキシアリー
ル、アルコキシ部分及びアルキル部分の各々がC1-3
あり又アリール部分がC4-10であるアルコキシアルキル
アリール、C 4-10ヘテロアリールであり、又は、R′及
びR″は、窒素基と一緒になって、2〜10の環構成炭
素、並びに酸素、窒素、硫黄、及びそれらの混合物から
なる群から選択される0〜2のへテロ原子を有する飽和
環式リングを構成し、又更に、R′及びR″は、一緒に
なって下式のイミダゾール環を形成することができる。
【0011】
【化8】
【0012】ここで、R4-6 は、他のイミダゾール環上
のR1-3 と同じもの又は異なるもので、又水素、ハロゲ
ン、C1-8 アルキル、C1-8 ハロアルキル、アルコキシ
部分がC1-3 であり又アルキル部分がC1-8 であるアル
コキシアルキル、ハロアルコキシ部分がC1-3 であり又
アルキル部分がC1-8 であるハロアルコキシアルキル、
ハロアルコキシ部分がC1-3 であり又ハロアルキル部分
がC1-8 であるハロアルコキシハロアルキル、C4-10
リール、C4-10ハロアリール、アルキル部分がC1-8
あり又アリール部分がC4-10であるアルキルアリール、
アルコキシ部分がC1-3 であり又アリール部分がC4-10
であるアルコキシアリール、アルコキシ部分及びアルキ
ル部分の各々がC1-3 であり又アリール部分がC4-10
あるアルコキシアルキルアリール、C4-10ヘテロアリー
ル、シアノ、ニトロ、アミノ、スルホン酸、スルホン酸
メチルエステル、並びに酸素、窒素、硫黄、及びそれら
の混合物からなる群から選択される1〜3のへテロ原子
を有するC4-8 の飽和環式炭化水素であり、又更に、R
5-6 は一緒になって下記のものを形成することができ
る。:
【0013】(a)2〜10の環構成炭素、並びに酸
素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化窒素、プロトン化窒
素、及びハロゲン化窒素からなる群から選択される1つ
のへテロ原子を有する環式リング、又は(b)2〜4の
炭素原子、並びに酸素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化
窒素、プロトン化窒素、及びハロゲン化窒素からなる群
から選択される0〜3のへテロ原子を有する不飽和環式
リング、又は、(c)C4-10の縮合アリール、アルキル
部分がC1-3 であり又アリール部分がC 4-10であるアル
キルアリール、ハロアルキル部分がC1-3 であり、又ア
リール部分がC4-10であるハロアルキルアリール、又は
4-10ハロアリール基。
【0014】好ましくは、前記化合物は、下記の構造を
有する。;
【化9】
【0015】ここで、R1-6 は、同じもの又は異なるも
ので、水素、ハロゲン、C1-8 アルキル、C1-8 ハロア
ルキル、アルコキシ部分がC1-3 であり又アルキル部分
がC 1-8 であるアルコキシアルキル、ハロアルコキシ部
分がC1-3 であり又アルキル部分がC1-8 であるハロア
ルコキシアルキル、ハロアルコキシ部分がC1-3 であり
又ハロアルキル部分がC1-8 であるハロアルコキシハロ
アルキル、C4-10アリール、C4-10ハロアリール、アル
キル部分がC1-8 であり又アリール部分がC4- 10である
アルキルアリール、アルコキシ部分がC1-3 であり又ア
リール部分がC 4-10であるアルコキシアリール、アルコ
キシ部分及びアルキル部分の各々がC1- 3 であり又アリ
ール部分がC4-10であるアルコキシアルキルアリール、
4-10ヘテロアリール、シアノ、ニトロ、アミノ、スル
ホン酸、スルホン酸メチルエステル、並びに酸素、窒
素、硫黄、及びそれらの混合物からなる群から選択され
る1〜3のへテロ原子を有するC4-8 の飽和環式炭化水
素であり、又更に、R2-3 及びR5-6 それぞれ下記のも
のを形成することができる。:
【0016】(a)2〜10の環構成炭素、並びに酸
素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化窒素、プロトン化窒
素、及びハロゲン化窒素からなる群から選択される1つ
のへテロ原子を有する環式リング、又は(b)2〜4の
炭素原子、並びに酸素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化
窒素、プロトン化窒素、及びハロゲン化窒素からなる群
から選択される0〜3のへテロ原子を有する不飽和環式
リング、又は、(c)C4-10の縮合アリール、アルキル
部分がC1-3 であり又アリール部分がC 4-10であるアル
キルアリール、ハロアルキル部分がC1-3 であり、又ア
リール部分がC4-10であるハロアルキルアリール、又は
4-10ハロアリール基。
【0017】更に好ましくは、前記化合物は、1,1′
−ジ(イミダゾール)スルフィニルジフルオリドであ
る。それに代わるものとして、前記化合物は、1,1′
−ジ(4−フェニルイミダゾール)スルフィニルジフル
オリドである。更に代わるものとして、前記化合物は、
1−モルホリノ−1′−イミダゾールスルフィニルジフ
ルオリドである。加えるに、本発明は、ある化合物をフ
ッ素化するに十分な条件下に、前記化合物とフッ素化剤
を接触させることを含むフッ素化剤を使用してある化合
物をフッ素化する方法であって、前記フッ素化剤が下記
の構造を有する化合物であるフッ素化方法である。:
【0018】
【化10】
【0019】ここで、R1-3 は、同じもの又は異なるも
ので、水素、ハロゲン、C1-8 アルキル、C1-8 ハロア
ルキル、アルコキシ部分がC1-3 であり又アルキル部分
がC 1-8 であるアルコキシアルキル、ハロアルコキシ部
分がC1-3 であり又アルキル部分がC1-8 であるハロア
ルコキシアルキル、ハロアルコキシ部分がC1-3 であり
又ハロアルキル部分がC1-8 であるハロアルコキシハロ
アルキル、C4-10アリール、C4-10ハロアリール、アル
キル部分がC1-8 であり又アリール部分がC4- 10である
アルキルアリール、アルコキシ部分がC1-3 であり又ア
リール部分がC 4-10であるアルコキシアリール、アルコ
キシ部分及びアルキル部分の各々がC1- 3 であり又アリ
ール部分がC4-10であるアルコキシアルキルアリール、
4-10ヘテロアリール、シアノ、ニトロ、アミノ、スル
ホン酸、スルホン酸メチルエステル並びに、酸素、窒
素、硫黄、及びそれらの混合物からなる群から選択され
る1〜3のへテロ原子を有するC4-8 の飽和環式炭化水
素であり、又更に、R2-3 は一緒になって下記のものを
形成することができる。: (a)2〜10の環構成炭素、並びに酸素、硫黄、窒
素、C1-3 アルキル化窒素、プロトン化窒素、及びハロ
ゲン化窒素からなる群から選択される1つのへテロ原子
を有する環式リング、又は(b)2〜4の炭素原子、並
びに酸素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化窒素、プロト
ン化窒素、及びハロゲン化窒素からなる群から選択され
る0〜3のへテロ原子を有する不飽和環式リング、又
は、(c)C4-10の縮合アリール、アルキル部分がC
1-3 であり又アリール部分がC 4-10であるアルキルアリ
ール、ハロアルキル部分がC1-3 であり、又アリール部
分がC4-10であるハロアルキルアリール、又はC4-10
ロアリール基。;
【0020】ここで、R′及びR″は、同じもの又は異
なるもので、水素、ハロゲン、C1- 8 アルキル、C1-8
ハロアルキル、アルコキシ部分がC1-3 であり又アルキ
ル部分がC1-8 であるアルコキシアルキル、ハロアルコ
キシ部分がC1-3 であり又アルキル部分がC1-8 である
ハロアルコキシアルキル、ハロアルコキシ部分がC1- 3
であり又ハロアルキル部分がC1-8 であるハロアルコキ
シハロアルキル、C4- 10アリール、C4-10ハロアリー
ル、アルキル部分がC1-8 であり又アリール部分がC
4-10であるアルキルアリール、アルコキシ部分がC1-3
であり又アリール部分がC4-10であるアルコキシアリー
ル、アルコキシ部分及びアルキル部分の各々がC1-3
あり又アリール部分がC4-10であるアルコキシアルキル
アリール、C 4-10ヘテロアリールであり、又は、R′及
びR″は、窒素基と一緒になって、2〜10の環構成炭
素、並びに酸素、窒素、硫黄、及びそれらの混合物から
なる群から選択される0〜2のへテロ原子を有する飽和
環式リングを構成し、又更に、R′及びR″は、一緒に
なって下式のイミダゾール環を形成することができ
る。:
【0021】
【化11】
【0022】ここで、R4-6 は、他のイミダゾール環上
のR1-3 と同じもの又は異なるもので、又水素、ハロゲ
ン、C1-8 アルキル、C1-8 ハロアルキル、アルコキシ
部分がC1-3 であり又アルキル部分がC1-8 であるアル
コキシアルキル、ハロアルコキシ部分がC1-3 であり又
アルキル部分がC1-8 であるハロアルコキシアルキル、
ハロアルコキシ部分がC1-3 であり又ハロアルキル部分
がC1-8 であるハロアルコキシハロアルキル、C4-10
リール、C4-10ハロアリール、アルキル部分がC1-8
あり又アリール部分がC4-10であるアルキルアリール、
アルコキシ部分がC1-3 であり又アリール部分がC4-10
であるアルコキシアリール、アルコキシ部分及びアルキ
ル部分の各々がC1-3 であり又アリール部分がC4-10
あるアルコキシアルキルアリール、C4-10ヘテロアリー
ル、シアノ、ニトロ、アミノ、スルホン酸、スルホン酸
メチルエステル、並びに酸素、窒素、硫黄、及びそれら
の混合物からなる群から選択される1〜3のへテロ原子
を有するC4-8 の飽和環式炭化水素であり、又更に、R
5-6 は一緒になって下記のものを形成することができ
る。:
【0023】(a)2〜10の環構成炭素、並びに酸
素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化窒素、プロトン化窒
素、及びハロゲン化窒素からなる群から選択される1つ
のへテロ原子を有する環式リング、又は(b)2〜4の
炭素原子、並びに酸素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化
窒素、プロトン化窒素、及びハロゲン化窒素からなる群
から選択される0〜3のへテロ原子を有する不飽和環式
リング、又は、(c)C4-10の縮合アリール、アルキル
部分がC1-3 であり又アリール部分がC 4-10であるアル
キルアリール、ハロアルキル部分がC1-3 であり、又ア
リール部分がC4-10であるハロアルキルアリール、又は
4-10ハロアリール基。
【0024】一つの選択肢として、前記方法において、
下記構造の化合物を使用する。:
【化12】
【0025】ここで、R1-6 は、同じもの又は異なるも
ので、水素、ハロゲン、C1-8 アルキル、C1-8 ハロア
ルキル、アルコキシ部分がC1-3 であり又アルキル部分
がC 1-8 であるアルコキシアルキル、ハロアルコキシ部
分がC1-3 であり又アルキル部分がC1-8 であるハロア
ルコキシアルキル、ハロアルコキシ部分がC1-3 であり
又ハロアルキル部分がC1-8 であるハロアルコキシハロ
アルキル、C4-10アリール、C4-10ハロアリール、アル
キル部分がC1-8 であり又アリール部分がC4- 10である
アルキルアリール、アルコキシ部分がC1-3 であり又ア
リール部分がC 4-10であるアルコキシアリール、アルコ
キシ部分及びアルキル部分の各々がC1- 3 であり又アリ
ール部分がC4-10であるアルコキシアルキルアリール、
4-10ヘテロアリール、シアノ、ニトロ、アミノ、スル
ホン酸、スルホン酸メチルエステル、並びに酸素、窒
素、硫黄、及びそれらの混合物からなる群から選択され
る1〜3のへテロ原子を有するC4-8 の飽和環式炭化水
素であり、又更に、R2-3 及びR5-6 はそれぞれ下記の
ものを形成することができる。:
【0026】(a)2〜10の環構成炭素、並びに酸
素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化窒素、プロトン化窒
素、及びハロゲン化窒素からなる群から選択される1つ
のへテロ原子を有する環式リング、又は(b)2〜4の
炭素原子、並びに酸素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化
窒素、プロトン化窒素、及びハロゲン化窒素からなる群
から選択される0〜3のへテロ原子を有する不飽和環式
リング、又は、(c)C4-10の縮合アリール、アルキル
部分がC1-3 であり又アリール部分がC 4-10であるアル
キルアリール、ハロアルキル部分がC1-3 であり、又ア
リール部分がC4-10であるハロアルキルアリール、又は
4-10ハロアリール基。
【0027】好ましくは、前記化合物は、アルコール、
カルボン酸、アルデヒド、ケトン、カルボン酸ハライ
ド、スルホキシド、ホスホン酸、スルフィニルハライ
ド、スルホン酸、スルホニルハライド、シリルハライ
ド、アルコールのシリルエーテル、エポキシド、ホスフ
ィン、チオホスフィン、スルフィド、及びこれらの混合
物からなる群から選択する。更に好ましくは、前記方法
において使用される化合物は、1,1′−ジ(イミダゾ
ール)スルフィニルジフルオリドである。それに代わる
ものとして、前記方法において使用される化合物は、
1,1′−ジ(4−フェニルイミダゾール)スルフィニ
ルジフルオリドである。更にそれに代わるものとして、
前記方法において使用される化合物は、1−モルホリノ
−1′−イミダゾールスルフィニルジフルオリドであ
る。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明は、効果的なデオキソフル
オリネーション剤であって、即ちR−OHをR−Fに、
RC(O)R′をRCF2R′に、又RC(O)HをR
CF2Hに転化するのに使用することができ、更に取り
扱い及び使用上安全な、一群の新規なスルファー(IV)
ジフルオリドに関する。これらの化合物は、取り扱いや
すい固体で、高温で溶融し、又融点以上でも安定であ
る。これらの化合物の熱分解は、緩慢に起こり、一般的
には爆発物質として知られるガス状副生成物を急速に発
生することがない。ここで、分解に当たって、急速で、
コントロールしようのないガス圧力の発生が伴う他の知
られた硫黄−フッ素化合物と対比すると、これらの新規
化合物は、本来的に取り扱いと使用がより安全である。
【0029】アミノスルファートリフルオリドは、デオ
キソフルオリネーション剤として知られているが、上記
文献から明かなように、又加熱されると壊滅的な分解反
応を起こす傾向があるので、その使用において本来安全
でないものとされている。この安定性のより乏しいビス
(ジアルキルアミノ)スルファージフルオリド誘導体
は、それらのスルファートリフルオリド類似物よりかな
り低い温度で爆ごうすることが明かにされた。例えば、
ジエチルアミノスルファートリフルオリドが147℃で
爆ごうするのに対して、ビス(ジエチルアミノ)スルフ
ァージフルオリドは、108℃で爆ごうする。
【0030】上に引用したMessinaの熱に関する
研究は、DTA技術を用いて実施され、又1mmolの
サンプルを用いて、20℃/min.の加熱速度で行な
われた。非常に少ないサンプル量と比較的高い加熱速度
を用いたことから、これらの化合物の「実際の」分解温
度は事実にはかなりもっと低いであろうと疑われてい
る。本研究過程においては、(DTAに比べて)より感
度の高い熱分析方法、即ちより多量のサンプル量を用い
て、発生した圧力と分解の過程のサンプル温度を測定す
るRadex−Solo Thermal Scree
ning Methodを使用して、3つの最も知られ
たアミノスルファートリフルオリド化合物の熱分解の開
始温度と発生した圧力を測定した。加えて、本発明の2
つの代表的な「SF2 」を同じ状件で測定した。その結
果を表1にまとめた。
【0031】
【表1】
【0032】文献中の3つのSF3 化合物のRadex
データと本発明の2つのSF2 データとを比較すると、
2つの顕著な相違が明らかになる。第1に、分解中の最
大温度速度に関して、3つのSF3 化合物は、いずれの
SF2 化合物に比べても非常に大きい速度を示し、これ
は、前者の分解事象が後者より大変速いことを示す。第
2に、SF3 化合物の分解中に発生する圧力速度が、い
ずれのSF2 化合物に比べても1桁大きいことである。
このことは、SF3 化合物の分解事象が、いずれのSF
2 化合物の分解に比べてもはるかにより過激であり、又
確かにいずれのSF2 化合物の分解に対比しても、一種
の爆発事象とより一致することが結論付けられる。
【0033】本発明は、SF2 部分を含む新規化合物に
かかり、その新規化合物は、安全で、効果的なデオキソ
フルオリネーション剤であり、下記の構造式(I)又は
(II)で図示される。
【0034】
【化13】
【0035】
【化14】
【0036】本発明において、R1 、R2 、及びR
3 は、同じであるか又は異なっており、又同じ−SF2
−構造上の両方のイミダゾール環について同じである必
要はない。更に、R′及びR″は、同じ又は異なる独立
の基であり、又は一緒になって縮合環を構成する部分で
あっても良い。特に、R1 は、水素、ハロゲン、C1-8
アルキル、C1-8 ハロアルキル、アルコキシ部分がC
1-3 であり又アルキル部分がC1-8 であるアルコキシア
ルキル、ハロアルコキシ部分がC1-3 であり又アルキル
部分がC1-8 であるハロアルコキシアルキル、ハロアル
コキシ部分がC1-3 であり又ハロアルキル部分がC1-8
であるハロアルコキシハロアルキル、C4-10アリール、
4-10ハロアリール、アルキル部分がC1-8 であり又ア
リール部分がC 4-10であるアルキルアリール、アルコキ
シ部分がC1-3 であり又アリール部分がC4-10であるア
ルコキシアリール、アルコキシ部分及びアルキル部分の
各々がC 1-3 であり又アリール部分がC4-10であるアル
コキシアルキルアリール、C4-10ヘテロアリール、シア
ノ、ニトロ、アミノ、スルホン酸、スルホン酸メチルエ
ステル、並びに酸素、窒素、硫黄、及びそれらの混合物
からなる群から選択される1〜3のへテロ原子を有する
4-8 の飽和環式炭化水素である。
【0037】R2 及びR3 は、特にR1 に関して定義し
たいかなる置換基であってもよいが、これに加えて、R
2 及びR3 は、一緒になって、2〜10の環構成炭素、
並びに酸素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化窒素、プロ
トン化窒素、及びハロゲン化窒素からなる群から選択さ
れる1つのへテロ原子を有する環式リングを構成するこ
ともできるし、又はR2 及びR3 は、一緒になって、2
〜4の炭素原子、並びに酸素、硫黄、窒素、C1-3 アル
キル化窒素、プロトン化窒素、及びハロゲン化窒素から
なる群から選択される0〜3のへテロ原子を有する不飽
和環式リングを構成することもできるし、又はR2 及び
3 は、一緒になって、C4-10の縮合アリール、アルキ
ル部分がC1-3 であり又アリール部分がC4-10であるア
ルキルアリール、ハロアルキル部分がC1-3 であり、又
アリール部分がC4-10であるハロアルキルアリール、又
はC4-10ハロアリール基である。
【0038】本明細書全体に渡って、ハロアルキル部分
がC1-3 と定義され、アルコキシ部分がC1-3 と定義さ
れ、ハロアルコキシ部分がC1-3 と定義され、ハロアリ
ール部分がC4-10と定義され、ヘテロアリール部分がC
4-10と定義され、又いかなる類似の定義がなされている
場合にも、前記基は、更に下記のものを含むことを意図
するものと理解されるべきである。:(1)ハロと称す
る場合、塩素、臭素、ヨウ素、又はフッ素の形態のハロ
ゲン、(2)オキシと称する場合、酸素、(3)同じ定
義において、ハロ及びオキシと称する場合、ハロゲン及
び酸素、及び(4)ヘテロと称する場合、窒素、酸素、
及び/又は硫黄。例えば、ハロアルキル部分がC1-3
ある場合、代表的な基は、ClH2 CCH2 CH2 −と
なる。
【0039】これらの新規化合物は、通常、化合物
(I)のビス(イミダゾール)スルファージフルオリド
に関する、下記の反応式(1)及び(2)で説明する2
工程により製造する。:
【0040】
【化15】
【0041】
【化16】
【0042】又は、それに代わって、一般構造(II)に
関する化学式(3)に従って製造する。:
【0043】
【化17】
【0044】構造式(I)の化合物に関して、2つのイ
ミダゾール環上の前記R基は、イミダゾールの前駆体混
合物を単に使用することによって異なることができる。
構造式(I)の化合物の具体例としては下記のものが含
まれる。:1,1′−ジイミダゾールスルフィニルジフ
ルオリド、1,1′−(ベンズイミダゾール)イミダゾ
ールスルフィニルジフルオリド、1,1′−(2−メチ
ルジイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1,
1′−(2−エチル)ジイミダゾールスルフィニルジフ
ルオリド、1,1′−(2−イソプロピル)ジイミダゾ
ールスルフィニルジフルオリド、1,1′−(2−フェ
ニル)ジイミダゾールスルフィニルジフルオリド、1,
1′−(2−フルオロ)ジイミダゾールスルフィニルジ
フルオリド、1,1′−(2−メトキシ)ジイミダゾー
ルスルフィニルジフルオリド、1,1′−(2−エトキ
シ)ジイミダゾールスルフィニルジフルオリド、1,
1′−(4−メチル)ジイミダゾールスルフィニルジフ
ルオリド、1,1′−(4−エチル)ジイミダゾールス
ルフィニルジフルオリド、1,1′−(4−フェニル)
ジイミダゾールスルフィニルジフルオリド、1,1′−
(4−(2−フルオロフェニル))ジイミダゾールスル
フィニルジフルオリド、1,1′−(4−(4−フルオ
ロフェニル))ジイミダゾールスルフィニルジフルオリ
ド、1,1′−(4−(2,4−ジフルオロフェニ
ル))ジイミダゾールスルフィニルジフルオリド、1,
1′−(4−(2−クロロフェニル))ジイミダゾール
スルフィニルジフルオリド、1,1′−(4−(4−ク
ロロフェニル))ジイミダゾールスルフィニルジフルオ
リド、1,1′−(4−(2,4−ジクロロフェニ
ル))ジイミダゾールスルフィニルジフルオリド、
【0045】1,1′−(4−(4−メチルフェニ
ル))ジイミダゾールスルフィニルジフルオリド、1,
1′−(4−(4−メトキシフェニル))ジイミダゾー
ルスルフィニルジフルオリド、1,1′−(4−(4−
ニトロフェニル))ジイミダゾールスルフィニルジフル
オリド、1,1′−(4−(4−アミノフェニル))ジ
イミダゾールスルフィニルジフルオリド、1,1′−
(4−フルオロ)ジイミダゾールスルフィニルジフルオ
リド、1,1′−(4−クロロ)ジイミダゾールスルフ
ィニルジフルオリド、1,1′−(4−メトキシ)ジイ
ミダゾールスルフィニルジフルオリド、1,1′−(5
−メチル)ジイミダゾールスルフィニルジフルオリド、
1,1′−(5−エチル)ジイミダゾールスルフィニル
ジフルオリド、1,1′−(5−フェニル)ジイミダゾ
ールスルフィニルジフルオリド、1,1′−(5−フル
オロ)ジイミダゾールスルフィニルジフルオリド、1,
1′−ジ(ベンズイミダゾール)スルフィニルジフルオ
リド、1,1′−ジ(2−メチルイミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1,1′−ジ(2−エチルイミダ
ゾール)スルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ(2
−n−プロピルイミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1,1′−ジ(2−イソプロピルイミダゾール)ス
ルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ(2−フェニル
イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1,1′−
ジ(2−フルオロイミダゾール)スルフィニルジフルオ
リド、1,1′−ジ(2−クロロイミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1,1′−ジ(2−メトキシイミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ
(2−エトキシイミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、
【0046】1,1′−ジ(4−メチルイミダゾール)
スルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ(4−エチル
イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1,1′−
ジ(4−フェニルイミダゾール)スルフィニルジフルオ
リド、1,1′−ジ(4−(2−フルオロフェニル)イ
ミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ
(4−(4−フルオロフェニル)イミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1,1′−ジ(4−(2、4−ジ
フルオロフェニル)イミダゾール)スルフィニルジフル
オリド、1,1′−ジ(4−ペンタフルオロフェニルイ
ミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ
(4−(2−クロロフェニル)イミダゾール)スルフィ
ニルジフルオリド、1,1′−ジ(4−(4−クロロフ
ェニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、
1,1′−ジ(4−(2,4−ジクロロフェニル)イミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ
(4−(4−メチルフェニルフェニル)イミダゾール)
スルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ(4−(4−
メトキシフェニルフェニル)イミダゾール)スルフィニ
ルジフルオリド、1,1′−ジ(4−(4−ニトロフェ
ニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1,
1′−ジ(4−(4−アミノフェニル)イミダゾール)
スルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ(4−フルオ
ロイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1,1′
−ジ(4−クロロイミダゾール)スルフィニルジフルオ
リド、1,1′−ジ(5−メチルイミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1,1′−ジ(5−フェニルイミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ
(5−フルオロイミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、
【0047】1,1′−(2,4−ジメチル)ジイミダ
ゾールスルフィニルジフルオリド、1,1′−(2,4
−ジフェニル)ジイミダゾールスルフィニルジフルオリ
ド、1,1′−(2,4−ジフルオロ)ジイミダゾール
スルフィニルジフルオリド、1,1′−(2,4−ジク
ロロ)ジイミダゾールスルフィニルジフルオリド、1,
1′−(2,5−ジメチル)ジイミダゾールスルフィニ
ルジフルオリド、1,1′−(2,5−ジエチル)ジイ
ミダゾールスルフィニルジフルオリド、1,1′−
(2,5−ジフェニル)ジイミダゾールスルフィニルジ
フルオリド、1,1′−(2,5−ジフルオロ)ジイミ
ダゾールスルフィニルジフルオリド、1,1′−(2,
5−ジクロロ)ジイミダゾールスルフィニルジフルオリ
ド、1,1′−(4,5−ジメチル)ジイミダゾールス
ルフィニルジフルオリド、1,1′−(4,5−ジシア
ノ)ジイミダゾールスルフィニルジフルオリド、1,
1′−(4,5−ジフェニル)ジイミダゾールスルフィ
ニルジフルオリド、1,1′−(4,5−ジフルオロ)
ジイミダゾールスルフィニルジフルオリド、1,1′−
(4,5−ジクロロ)ジイミダゾールスルフィニルジフ
ルオリド、1,1′−(4,5−ジメトキシ)ジイミダ
ゾールスルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ(2,
4−ジメチルイミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1,1′−ジ(2,4−ジエチルイミダゾール)ス
ルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ(2,4−ジフ
ェニルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1,
1′−ジ(2,4−ジフルオロイミダゾール)スルフィ
ニルジフルオリド、1,1′−ジ(2,4−ジクロロイ
ミダゾール)スルフィニルジフルオリド、
【0048】1,1′−ジ(2,5−ジメチルイミダゾ
ール)スルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ(2,
5−ジフェニルイミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1,1′−ジ(2,5−ジフルオロイミダゾール)
スルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ(2,5−ジ
クロロイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1,
1′−ジ(2,5−ジメチルイミダゾール)スルフィニ
ルジフルオリド、1,1′−ジ(2,5−ジフェニルイ
ミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ
(4,5−(2−フルオロフェニル)イミダゾール)ス
ルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ(4,5−(4
−フルオロフェニル)イミダゾール)スルフィニルジフ
ルオリド、1,1′−ジ(4,5−ジ(4−メチルフェ
ニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1,
1′−ジ(4,5−ジ(4−メトキシフェニル)イミダ
ゾール)スルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ
(4,5−ジ(4−ニトロフェニル)イミダゾール)ス
ルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ(4,5−ジ
(4−アミノフェニル)イミダゾール)スルフィニルジ
フルオリド、1,1′−ジ(4,5−ジジフルオロイミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1,1′−ジ
(4,5−ジクロロイミダゾール)スルフィニルジフル
オリド、1,1′−ジ(4,5−ジメトキシイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1,1′−(トリフル
オロ)ジイミダゾールスルフィニルジフルオリド、1,
1′−ジ(トリフルオロ)イミダゾールスルフィニルジ
フルオリド、1,1′−(トリメチル)ジイミダゾール
スルフィニルジフルオリド、及び1,1′−ジ(トリメ
チル)ジイミダゾールスルフィニルジフルオリド。
【0049】式(II)の 化合物の具体例としては下記
のものが含まれる。:1−モルホリノ−1′−イミダゾ
ールスルフィニルジフルオリド、1−モルホリノ−1′
−ベンズイミダゾールスルフィニルジフルオリド、1−
モルホリノ−1′−(2′−メチルイミダゾール)スル
フィニルジフルオリド、1−モルホリノ−1′−(2′
−エチルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1
−モルホリノ−1′−(2′−イソプロピルイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−モルホリノ−1′
−(2′−フェニルイミダゾール)スルフィニルジフル
オリド、1−モルホリノ−1′−(2′−フルオロイミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−モルホリノ
−1′−(2′−クロロイミダゾール)スルフィニルジ
フルオリド、1−モルホリノ−1′−(2′−メトキシ
イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−モルホ
リノ−1′−(4′−メチルイミダゾール)スルフィニ
ルジフルオリド、1−モルホリノ−1′−(4′−フェ
ニルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−モ
ルホリノ−1′−(4′−(2−フルオロフェニル)イ
ミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−モルホリ
ノ−1′−(4′−(4−フルオロフェニル)イミダゾ
ール)スルフィニルジフルオリド、1−モルホリノ−
1′−(4′−(2,4−ジフルオロフェニル)イミダ
ゾール)スルフィニルジフルオリド、1−モルホリノ−
1′−(4′−(4−メチルフェニル)イミダゾール)
スルフィニルジフルオリド、1−モルホリノ−1′−
(4′−(4−メトキシフェニル)イミダゾール)スル
フィニルジフルオリド、1−モルホリノ−1′−(4′
−(4−ニトロフェニル)イミダゾール)スルフィニル
ジフルオリド、1−モルホリノ−1′−(4′−(4−
アミノフェニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオ
リド、1−モルホリノ−1′−(4′−フルオロイミダ
ゾール)スルフィニルジフルオリド、1−モルホリノ−
1′−(4′−クロロイミダゾール)スルフィニルジフ
ルオリド、1−モルホリノ−1′−(5′−メチルイミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、
【0050】1−ジエチルアミノ−1′−イミダゾール
スルフィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′
−ベンズイミダゾールスルフィニルジフルオリド、1−
ジエチルアミノ−1′−(2′−メチルイミダゾールス
ルフィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−
(2′−エチルイミダゾールスルフィニルジフルオリ
ド、1−ジエチルアミノ−1′−(2′−n−プロピル
イミダゾールスルフィニルジフルオリド、1−ジエチル
アミノ−1′−(2′−イソプロピルイミダゾールスル
フィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−
(2′−フェニルイミダゾールスルフィニルジフルオリ
ド、1−ジエチルアミノ−1′−(2′−フルオロイミ
ダゾールスルフィニルジフルオリド、1−ジエチルアミ
ノ−1′−(2′−メトキシイミダゾールスルフィニル
ジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−(4′−メ
チルイミダゾールスルフィニルジフルオリド、1−ジエ
チルアミノ−1′−(4′−フェニルイミダゾールスル
フィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−
(4′−(2−フルオロフェニル)イミダゾールスルフ
ィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−
(4′−(4−フルオロフェニル)イミダゾールスルフ
ィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−
(4′−(2,4−ジフルオロフェニル)イミダゾール
スルフィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′
−(4′−ペンタフルオロフェニルイミダゾール)スル
フィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−
(4′−(2−クロロフェニル)イミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−
(4′−(4−クロロフェニル)イミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−
(4′−(2,4−ジクロロフェニル)イミダゾール)
スルフィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′
−(4′−(4−メチルフェニル)イミダゾール)スル
フィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−
(4′−(4−メトキシフェニル)イミダゾール)スル
フィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−
(4′−(4−ニトロフェニル)イミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−
(4′−(4−アミノフェニル)イミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−
(4′−フルオロイミダゾール)スルフィニルジフルオ
リド、1−ジエチルアミノ−1′−(5′−メチルイミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジエチルア
ミノ−1′−(5′−フェニルイミダゾール)スルフィ
ニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−(5′
−フルオロイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、
【0051】1−ジメチルアミノ−1′−イミダゾール
スルフィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′
−ベンズイミダゾールスルフィニルジフルオリド、1−
ジメチルアミノ−1′−(2′−メチルイミダゾール)
スルフィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′
−(2′−エチルイミダゾール)スルフィニルジフルオ
リド、1−ジメチルアミノ−1′−(2′−フェニルイ
ミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジメチル
アミノ−1′−(2′−フルオロイミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−
(2′−クロロイミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1−ジメチルアミノ−1′−(4′−メチルイミダ
ゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジメチルアミ
ノ−1′−(4′−フェニルイミダゾール)スルフィニ
ルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−(4′−
(2−フルオロフェニル)イミダゾール)スルフィニル
ジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−(4′−
(4−フルオロフェニル)イミダゾール)スルフィニル
ジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−(4′−
(2,4−ジフルオロフェニル)イミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−
(4′−ペンタフルオロフェニルイミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−
(4′−(2−クロロフェニル)イミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−
(4′−(4−クロロフェニル)イミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−
(4′−(2,4−ジクロロフェニル)イミダゾール)
スルフィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′
−(4′−(4−メチルフェニル)イミダゾール)スル
フィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−
(4′−(4−メトキシフェニル)イミダゾール)スル
フィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−
(4′−(4−ニトロフェニル)イミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−
(4′−(4−アミノフェニル)イミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−
(4′−フルオロイミダゾール)スルフィニルジフルオ
リド、1−ジメチルアミノ−1′−(4′−クロロイミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジメチルア
ミノ−1′−(5′−メチルイミダゾール)スルフィニ
ルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−(5′−
フェニルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1
−ジメチルアミノ−1′−(5′−フルオロイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、
【0052】1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−
イミダゾールスルフィニルジフルオリド、1−ジ(メト
キシエチル)アミノ−1′−ベンズイミダゾールスルフ
ィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ
−1′−(2′−メチルイミダゾール)スルフィニルジ
フルオリド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−
(2′−エチルイミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−(2′−
n−プロピルイミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−(2′−
イソプロピルイミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−(2′−
フェニルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1
−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−(2′−フルオ
ロイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ
(メトキシエチル)アミノ−1′−(2′−クロロイミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキ
シエチル)アミノ−1′−(4′−メチルイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチ
ル)アミノ−1′−(4′−フェニルイミダゾール)ス
ルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチル)ア
ミノ−1′−(4′−(2−フルオロフェニルイミダゾ
ール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエ
チル)アミノ−1′−(4′−(4−フルオロフェニル
イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メ
トキシエチル)アミノ−1′−(4′−(2,4−ジフ
ルオロフェニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオ
リド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−(4′
−ペンタフルオロフェニル)イミダゾール)スルフィニ
ルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−
1′−(4′−(2−クロロフェニル)イミダゾール)
スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチル)
アミノ−1′−(4′−(4−クロロフェニル)イミダ
ゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシ
エチル)アミノ−1′−(4′−(2,4−ジクロロフ
ェニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1
−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−(4′−(4−
メチルフェニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオ
リド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−(4′
−(4−メトキシフェニル)イミダゾール)スルフィニ
ルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−
1′−(4′−(4−ニトロフェニル)イミダゾール)
スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチル)
アミノ−1′−(4′−(4−アミノフェニル)イミダ
ゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシ
エチル)アミノ−1′−(4′−フルオロイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチ
ル)アミノ−1′−(4′−クロロイミダゾール)スル
フィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチル)アミ
ノ−1′−(5′−メチルイミダゾール)スルフィニル
ジフルオリド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′
−(5′−フェニルイミダゾール)スルフィニルジフル
オリド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−
(5′−フルオロイミダゾール)スルフィニルジフルオ
リド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−(5′
−クロロイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、
【0053】1−ジフェニルアミノ−1′−イミダゾー
ルスルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミノ−
1′−ベンズイミダゾールスルフィニルジフルオリド、
1−ジフェニルアミノ−1′−(2′−メチルイミダゾ
ール)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミ
ノ−1′−(2′−エチルイミダゾール)スルフィニル
ジフルオリド、1−ジフェニルアミノ−1′−(2′−
フェニルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1
−ジフェニルアミノ−1′−(2′−フルオロイミダゾ
ール)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミ
ノ−1′−(2′−クロロイミダゾール)スルフィニル
ジフルオリド、1−ジフェニルアミノ−1′−(4′−
メチルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−
ジフェニルアミノ−1′−(4′−フェニルイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミノ
−1′−(4′−(2−フルオエロフェニル)イミダゾ
ール)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミ
ノ−1′−(4′−(4−フルオエロフェニル)イミダ
ゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルア
ミノ−1′−(4′−(2,4−ジフルオエロフェニ
ル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ
フェニルアミノ−1′−(4′−ペンタフルオエロフェ
ニルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ
フェニルアミノ−1′−(4′−(2−クロロフェニル
イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェ
ニルアミノ−1′−(4′−(4−クロロフェニルイミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニル
アミノ−1′−(4′−(2,4−ジクロロフェニルイ
ミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニ
ルアミノ−1′−(4′−(4−メチルフェニルイミダ
ゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルア
ミノ−1′−(4′−(4−メトキシフェニルイミダゾ
ール)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミ
ノ−1′−(4′−(4−ニトロフェニルイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミノ
−1′−(4′−(4−アミノフェニルイミダゾール)
スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミノ−
1′−(4′−フルオロイミダゾール)スルフィニルジ
フルオリド、1−ジフェニルアミノ−1′−(5′−メ
チルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ
フェニルアミノ−1′−(5′−フェニルイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミノ
−1′−(5′−フルオロイミダゾール)スルフィニル
ジフルオリド、
【0054】1−ジエチルアミノ−1′−(2′,4′
−ジメチルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、
1−ジエチルアミノ−1′−(2′,4′−ジフェニル
イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジエチ
ルアミノ−1′−(2′,4′−ジフルオロイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−
1′−(2′,4′−ジクロロイミダゾール)スルフィ
ニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−
(2′,5′−ジメチルイミダゾール)スルフィニルジ
フルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−(2′,5′
−ジエチルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、
1−ジエチルアミノ−1′−(2′,5′−ジフェニル
イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジエチ
ルアミノ−1′−(2′,5′−ジフルオロイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−
1′−(2′,5′−ジクロロイミダゾール)スルフィ
ニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−
(4′,5′−ジシアノイミダゾール)スルフィニルジ
フルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−(4′,5′
−ジメチルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、
1−ジエチルアミノ−1′−(4′,5′−ジフェニル
イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジエチ
ルアミノ−1′−(4′,5′−ジ(2−フルオロフェ
ニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−
ジエチルアミノ−1′−(4′,5′−ジ(4−フルオ
ロフェニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1−ジエチルアミノ−1′−(4′,5′−ジ
(2,4−ジフルオロフェニル)イミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−
(4′,5′−ジペンタフルオロフェニル)イミダゾー
ルスルフィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−
1′−(4′,5′−ジ(2−クロロフェニル)イミダ
ゾールスルフィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ
−1′−(4′,5′−ジ(4−クロロフェニル)イミ
ダゾールスルフィニルジフルオリド、1−ジエチルアミ
ノ−1′−(4′,5′−ジ(2,4−ジクロロフェニ
ル)イミダゾールスルフィニルジフルオリド、1−ジエ
チルアミノ−1′−(4′,5′−ジ(4−メチルフェ
ニルフェニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1−ジエチルアミノ−1′−(4′,5′−ジ(4
−メトキシフェニルフェニル)イミダゾール)スルフィ
ニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−
(4′,5′−ジ(4−ニトロフェニルフェニル)イミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジエチルア
ミノ−1′−(4′,5′−ジ(4−アミノフェニルフ
ェニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1
−ジエチルアミノ−1′−(4′,5′−ジフルオロイ
ミダゾール)スルフィニルジフルオリド、
【0055】1−ジメチルアミノ−1′−(2′,4′
−ジメチルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、
1−ジメチルアミノ−1′−(2′,4′−ジフェニル
イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジメチ
ルアミノ−1′−(2′,4′−ジ(2−フルオロフェ
ニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−
ジメチルアミノ−1′−(2′,4′−ジ(4−フルオ
ロフェニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1−ジメチルアミノ−1′−(2′,4′−ジ
(2,4−ジフルオロフェニル)イミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−
(2′,4′−ジペンタフルオロフェニルイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−
1′−(2′,4′−ジ(2−クロロフェニル)イミダ
ゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジメチルアミ
ノ−1′−(2′,4′−ジ(4−クロロフェニル)イ
ミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジメチル
アミノ−1′−(2′,4′−ジ(2,4−ジクロロフ
ェニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1
−ジメチルアミノ−1′−(2′,4′−ジ(4−メチ
ルフェニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1−ジメチルアミノ−1′−(2′,4′−ジ(4
−メトキシフェニル)イミダゾール)スルフィニルジフ
ルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−(2′,4′−
ジ(4−ニトロフェニル)イミダゾール)スルフィニル
ジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−(2′,
4′−ジ(4−アミノフェニル)イミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−
(2′,4′−ジフルオロイミダゾール)スルフィニル
ジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−(2′,
4′−ジクロロイミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1−ジメチルアミノ−1′−(2′,5′−ジメチ
ルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジメ
チルアミノ−1′−(2′,5′−ジエチルイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−
1′−(2′,5′−ジ−n−プロピルイミダゾール)
スルフィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′
−(2′,5′−ジイソプロピルイミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−
(2′,5′−ジフェニルイミダゾール)スルフィニル
ジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−(2′,
5′−ジフルオロイミダゾール)スルフィニルジフルオ
リド、1−ジメチルアミノ−1′−(2′,5′−ジク
ロロイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ
メチルアミノ−1′−(4′,5′−ジシアノイミダゾ
ール)スルフィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ
−1′−(4′,5′−ジメチルイミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−
(4′,5′−ジフェニルイミダゾール)スルフィニル
ジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−(4′,
5′−ジ(2−フルオロフェニル)イミダゾール)スル
フィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−
(4′,5′−ジ(4−フルオロフェニル)イミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−
1′−(4′,5′−ジ(2,4−ジフルオロフェニ
ル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ
メチルアミノ−1′−(4′,5′−ジペンタフルオロ
フェニルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1
−ジメチルアミノ−1′−(4′,5′−ジ(2−クロ
ロフェニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1−ジメチルアミノ−1′−(4′,5′−ジ(4
−クロロフェニル)イミダゾール)スルフィニルジフル
オリド、1−ジメチルアミノ−1′−(4′,5′−ジ
(2,4−ジクロロフェニル)イミダゾール)スルフィ
ニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−
(4′,5′−ジ(4−メチルフェニル)イミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−
1′−(4′,5′−ジ(4−メトキシフェニル)イミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジメチルア
ミノ−1′−(4′,5′−ジ(4−ニトロフェニル)
イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジメチ
ルアミノ−1′−(4′,5′−ジ(4−アミノフェニ
ル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ
メチルアミノ−1′−(4′,5′−ジフルオロイミダ
ゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジメチルアミ
ノ−1′−(4′,5′−ジクロロイミダゾール)スル
フィニルジフルオリド、
【0056】1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−
(2′,4′−ジメチルイミダゾール)スルフィニルジ
フルオリド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−
(2′,4′−ジエチルイミダゾール)スルフィニルジ
フルオリド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−
(2′,4′−ジ−n−プロピルイミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ
−1′−(2′,4′−ジイソプロピルイミダゾール)
スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチル)
アミノ−1′−(2′,4′−ジフェニルイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチ
ル)アミノ−1′−(2′,4′−ジ(2−フルオロフ
ェニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1
−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−(2′,4′−
ジ(4−フルオロフェニル)イミダゾール)スルフィニ
ルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−
1′−(2′,4′−ジ(2,4−ジフルオロフェニ
ル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ
(メトキシエチル)アミノ−1′−(2′,4′−ジペ
ンタフルオロフェニル)イミダゾール)スルフィニルジ
フルオリド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−
(2′,4′−ジ(2−クロロフェニル)イミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチ
ル)アミノ−1′−(2′,4′−ジ(4−クロロフェ
ニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−
ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−(2′,4′−ジ
(2,4−ジクロロフェニル)イミダゾール)スルフィ
ニルジフルオリド、
【0057】1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−
(2′,4′−ジ(4−メチルフェニル)イミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチ
ル)アミノ−1′−(2′,4′−ジ(4−メトキシフ
ェニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1
−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−(2′,4′−
ジ(4−ニトロフェニル)イミダゾール)スルフィニル
ジフルオリド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′
−(2′,4′−ジ(4−アミノフェニル)イミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチ
ル)アミノ−1′−(2′,4′−ジフルオロイミダゾ
ール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエ
チル)アミノ−1′−(2′,4′−ジクロロイミダゾ
ール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエ
チル)アミノ−1′−(2′,4′−ジメトキシイミダ
ゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシ
エチル)アミノ−1′−(2′,5′−ジメチルイミダ
ゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシ
エチル)アミノ−1′−(2′,5′−ジフェニルイミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキ
シエチル)アミノ−1′−(2′,5′−ジフルオロイ
ミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メト
キシエチル)アミノ−1′−(2′,5′−ジクロロイ
ミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メト
キシエチル)アミノ−1′−(4′,5′−ジシアノイ
ミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メト
キシエチル)アミノ−1′−(4′,5′−ジメチルイ
ミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メト
キシエチル)アミノ−1′−(4′,5′−ジフェニル
イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メ
トキシエチル)アミノ−1′−(4′,5′−ジ(2−
フルオロフェニルイミダゾール)スルフィニルジフルオ
リド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−
(4′,5′−ジ(4−フルオロフェニル)イミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチ
ル)アミノ−1′−(4′,5′−ジ(2,4−ジフル
オロフェニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−(4′,
5′−ジペンタフルオロフェニルイミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ
−1′−(4′,5′−ジ(2−クロロフェニルイミダ
ゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシ
エチル)アミノ−1′−(4′,5′−ジ(4−クロロ
フェニルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1
−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−(4′,5′−
ジ(2,4−ジクロロフェニルイミダゾール)スルフィ
ニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−
1′−(4′,5′−ジ(4−メチルフェニルイミダゾ
ール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエ
チル)アミノ−1′−(4′,5′−ジ(4−メトキシ
フェニルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1
−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−(4′,5′−
ジ(4−ニトロフェニルイミダゾール)スルフィニルジ
フルオリド、1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−
(4′,5′−ジ(4−アミノフェニルイミダゾール)
スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチル)
アミノ−1′−(4′,5′−ジフルオロイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチ
ル)アミノ−1′−(4′,5′−ジクロロイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、
【0058】1−ジフェニルアミノ−1′−(2′,
4′−ジメチルイミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1−ジフェニルアミノ−1′−(2′,4′−ジフ
ェニルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−
ジフェニルアミノ−1′−(2′,4′−ジ(2−フル
オロフェニルイミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1−ジフェニルアミノ−1′−(2′,4′−ジ
(4−フルオロフェニルイミダゾール)スルフィニルジ
フルオリド、1−ジフェニルアミノ−1′−(2′,
4′−ジ(2,4−ジフルオロフェニルイミダゾール)
スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミノ−
1′−(2′,4′−ジペンタフルオロフェニルイミダ
ゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルア
ミノ−1′−(2′,4′−ジ(2−クロロフェニルイ
ミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニ
ルアミノ−1′−(2′,4′−ジ(4−クロロフェニ
ルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジフ
ェニルアミノ−1′−(2′,4′−ジ(2,4−ジク
ロロフェニルイミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1−ジフェニルアミノ−1′−(2′,4′−ジ
(4−メチルフェニルイミダゾール)スルフィニルジフ
ルオリド、1−ジフェニルアミノ−1′−(2′,4′
−ジ(4−メトキシフェニル)イミダゾール)スルフィ
ニルジフルオリド、1−ジフェニルアミノ−1′−
(2′,4′−ジ(4−ニトロフェニル)イミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミノ
−1′−(2′,4′−ジ(4−アミノフェニル)イミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニル
アミノ−1′−(2′,4′−ジフルオロイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミノ
−1′−(2′,4′−ジ(フルオロメチル)イミダゾ
ール)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミ
ノ−1′−(2′,4′−ジクロロイミダゾール)スル
フィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミノ−1′−
(2′,5′−ジメチルイミダゾール)スルフィニルジ
フルオリド、1−ジフェニルアミノ−1′−(2′,
5′−ジフェニルイミダゾール)スルフィニルジフルオ
リド、1−ジフェニルアミノ−1′−(2′,5′−ジ
フルオロイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1
−ジフェニルアミノ−1′−(2′,5′−ジクロロイ
ミダゾール)スルフィニルジフルオリド、
【0059】1−ジフェニルアミノ−1′−(4′,
5′−ジシアノイミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1−ジフェニルアミノ−1′−(4′,5′−ジメ
チルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ
フェニルアミノ−1′−(4′,5′−ジフェニルイミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニル
アミノ−1′−(4′,5′−ジ(2−フルオロフェニ
ル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ
フェニルアミノ−1′−(4′,5′−ジ(4−フルオ
ロフェニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1−ジフェニルアミノ−1′−(4′,5′−ジ
(2,4−ジフルオロフェニル)イミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミノ−1′−
(4′,5′−ジペンタフルオロフェニルイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミノ
−1′−(4′,5′−ジ(2−クロロフェニル)イミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニル
アミノ−1′−(4′,5′−ジ(4−クロロフェニ
ル)イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ
フェニルアミノ−1′−(4′,5′−ジ(2、4−ジ
クロロフェニル)イミダゾール)スルフィニルジフルオ
リド、1−ジフェニルアミノ−1′−(4′,5′−ジ
(4−メチルフェニル)イミダゾール)スルフィニルジ
フルオリド、1−ジフェニルアミノ−1′−(4′,
5′−ジ(4−メトキシフェニル)イミダゾール)スル
フィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミノ−1′−
(4′,5′−ジ(4−ニトロフェニル)イミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミノ
−1′−(4′,5′−ジ(4−アミノフェニル)イミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニル
アミノ−1′−(4′,5′−ジフルオロイミダゾー
ル)スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミノ
−1′−(4′,5′−ジクロロイミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、
【0060】1−モルホリノ−1′−(トリクロロイミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−モルホリノ
−1′−(トリフルオロイミダゾール)スルフィニルジ
フルオリド、1−モルホリノ−1′−(トリメチルイミ
ダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−モルホリノ
−1′−(トリフェニルイミダゾール)スルフィニルジ
フルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−(トリクロロ
イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジエチ
ルアミノ−1′−(トリトリフルオロイミダゾール)ス
ルフィニルジフルオリド、1−ジエチルアミノ−1′−
(トリメチルイミダゾール)スルフィニルジフルオリ
ド、1−ジエチルアミノ−1′−(トリフェニルイミダ
ゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジメチルアミ
ノ−1′−(トリクロロイミダゾール)スルフィニルジ
フルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−(トリフルオ
ロイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジメ
チルアミノ−1′−(トリメチルイミダゾール)スルフ
ィニルジフルオリド、1−ジメチルアミノ−1′−(ト
リフェニルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、
1−ジ(メトキシエチル)アミノ−1′−(トリクロロ
イミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メ
トキシエチル)アミノ−1′−(トリフルオロイミダゾ
ール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエ
チル)アミノ−1′−(トリメチルイミダゾール)スル
フィニルジフルオリド、1−ジ(メトキシエチル)アミ
ノ−1′−(トリフェニルイミダゾール)スルフィニル
ジフルオリド、1−ジフェニルアミノ−1′−(トリク
ロロイミダゾール)スルフィニルジフルオリド、1−ジ
フェニルアミノ−1′−(トリフルオロイミダゾール)
スルフィニルジフルオリド、1−ジフェニルアミノ−
1′−(トリメチルイミダゾール)スルフィニルジフル
オリド、及び1−ジフェニルアミノ−1′−(トリフェ
ニルイミダゾール)スルフィニルジフルオリド。
【0061】下記の非限定的な実施例によって、製造方
法、物理的及び化学的性質、並びにいくつかのこれら化
合物の用途を説明する。実施例1〜3により、3つの典
型的なトリメチルシリルイミダゾール前駆体の合成に関
して説明し、実施例A−Cにより、構造式(I)のビス
(イミダゾール)スルファージフルオリド化合物の3種
の別々の合成を説明する。実施例Dにより、構造式(I
I)の代表的化合物の合成を説明する。実施例I〜III
により、デオキソフルオリネーション剤としてのこれら
新規化合物の応用について説明する。
【0062】
【実施例】[実施例1] [1−トリメチルシリル−4,5−ジクロロイミダゾー
ルの製造方法]滴下濾斗、窒素導入管、及び排気管を備
えた100mLの3つ首丸底フラスコに、4,5−ジク
ロロイミダゾール5.08g(37.1mmol)及び
無水のCH3 CN50mLを装填した。この溶液に、ヘ
キサメチルジシラザン、4.50g(27.9mmo
l)を窒素雰囲気下で攪拌しながら5分間かけて添加し
た。得られた混合物を窒素雰囲気下で20時間還流し
た。所定時間後、フラスコと内容物を僅かに冷却し、フ
ラスコを分留頭に固定し、その後加熱を続けた。第1液
留分を環境圧下、80℃で集めた。第1液留分の最終分
を集めた後、この系を0.2トール真空にして、加熱を
続けた。第2液留分を、114℃(0.2トール)で集
めると、その重量は、6.96g(89.8%)であっ
た。生成物は、その後窒素雰囲気中で取り扱われた。生
成物のNMR(CD2 Cl2 )分析の結果、純度97.
3%以上の所望の製品に一致した。 [分析]1 HNMR:d7.28ppm(1H、s)及びd0.
49ppm(9H、s)、13CNMR:d137.95
ppm(1C、s)、d127.95ppm(1C、
s)、d115.26ppm(1C、s)、及びd−
0.81ppm(3C、s)。 MSm/e(%):208(5%、M+ )、136(1
5%)、109(15%)、73(100%)。 分析。C6 10Cl2 2 Siに対する算出値:C(3
4.46);H(4.82);N(13.39)、Cl
(33.90);Si(13.43)。 検出値:C(34.30);H(4.45);N(1
3.61)、Cl(33.74);Si(11.4
6)。
【0063】[実施例2] [1−トリメチルシリル−4−フェニルイミダゾールの
製造方法]滴下濾斗、窒素導入管、及び排気管を備えた
100mLの3つ首丸底フラスコに、4−フェニルイミ
ダゾール5.08g(35.2mmol)及び無水のC
3 CN75mLを装填した。このスラリーに、ヘキサ
メチルジシラザン4.40g(27.3mmol)を窒
素雰囲気下で攪拌しながら5分間かけて添加した。得ら
れたスラリーを室温で1時攪拌した後、スラリーは均一
で透明になった。その後その溶液を窒素雰囲気下に20
時間還流した。所定時間後、フラスコと内容物を僅かに
冷却し、フラスコを分留頭に固定し、その後加熱を続け
た。第1液状留分を環境圧下、80℃で集めた。第1液
留分の最終分を集めた後、この系を0.2トール真空に
して、加熱を続けた。第2液留分を、147〜150℃
(0.2トール)で集めた。その留分の分析結果は、所
望の製品に一致し、重量が6.71g(88.1%)で
あった。 [分析]1 HNMR:d7.68ppm(1H、s)、d7.3
9ppm(1H、s)、d7.96ppm(2H、d
m、JHH=8.3、1.4Hz)d7.45ppm(2
H、tm、JHH=7.6、1.5Hz)、d7.30p
pm(1H、JHH=7.4Hz、1.5Hz)、d0.
52ppm(9H、2 HSi =6.9Hz)、13CNM
R:d143.91ppm(1C、s)、d116.1
2ppm(1C、s)、d140.63ppm(1C、
s)、d134.92ppm(1C、s)、d128.
80ppm(2C、s)、d126.72ppm(1
C、s)、d125.16ppm(2C、s)、及びd
−0.52ppm(3C、s*1 HSi =28.8H
z)。 MSm/e(%):216(24%、M+ )、143
(5%)、116(21%)、73(100%)。 分析。C12162 Siに対する算出値:C(66.6
2);H(7.45);N(12.95);Si(1
2.98)。 検出値:C(66.16);H(7.19);N(1
2.86);Si(11.44)。
【0064】[実施例3] [1−トリメチルシリル−4−メチルイミダゾールの製
造方法]滴下濾斗、窒素導入管、及び排気管を備えた1
00mLの3つ首丸底フラスコに、4−メチルイミダゾ
ール6.51g(79.3mmol)及び無水のCH3
CN75mLを装填した。この黄色溶液に、ヘキサメチ
ルジシラザン、9.83g(60.9mmol)を窒素
雰囲気下で攪拌しながら5分間かけて添加した。その後
得られた溶液を窒素雰囲気下に18時間還流した。所定
時間後、フラスコと内容物を僅かに冷却し、フラスコを
分留頭に固定し、その後加熱を続けた。第1液留分を環
境圧下、80℃で集めた。第1液留分の最終分を集めた
後、この系を0.2トール真空にして、加熱を続けた。
第2液留分を、150℃(0.2トール)で集めた。そ
の留分の分析によると、所望の製品に一致し、重量が
9.76g(80%)であった。 [分析]1 HNMR:d7.42ppm(1H、s)、d6.6
7ppm(1H、s)、d2.19ppm(3H、s)
及びd0.39ppm(9H、s)、13CNMR:d1
39.27ppm(1C、s)、d138.77ppm
(1C、s)、d117.28ppm(1C、s)、d
13.20ppm(1C、s)、及びd−0.55pp
m(3C、s* 1 HSi =28.8Hz)。 MSm/e(%):154(24%、M+ )、139
(6%)、112(9%)、98(10%)、84(1
3%)、73(100%)、分析。C7 142 Siに
対する算出値:C(54.49);H(9.15);N
(18.16);Si(18.20)。 検出値:C(52.94);H(8.73);N(1
8.19);Si(11.83)。
【0065】[実施例A] [1−トリメチルシリルイミダゾール及びスルファーテ
トラフルオリドからビス(イミダゾール)スルファージ
フルオリドを製造する方法]グローブボックスの乾燥窒
素雰囲気中で、1−トリメチルシリルイミダゾール4.
95g(35.3mmol)及びP4 10で乾燥したC
FCl3 25mLを含む溶液を装填した。その後滴下濾
斗を100mLの3つ口丸底フラスコに結合した。その
後、P4 10で乾燥したCFCl3 のほぼ25mLをフ
ラスコに移して、磁気攪拌棒を入れて、次いで、オン/
オフバルブとドライアイス濃縮器をフラスコの残りの2
つの口に結合した。装置全体をグローブボックスから取
り出した。フラスコ部分は、−78℃のドライアイス/
アセトン浴に浸漬し、攪拌を開始して、SF4 6.5g
(60mmol)がフラスコの中に濃縮された。その後
CFCl3 中のトリメチルシリルイミダゾール溶液をC
HCl3 中のSF4 の攪拌溶液中に15分間かけて滴下
しつつ添加した。そしてその溶液を更に1時間−78℃
で攪拌して、その後−63℃に加温した。次いでその−
63℃の溶液を十分な真空を用いて35分間ポンプ吸引
した。その後−12℃に加熱し、その温度で十分な真空
で45分間ポンプ吸引し続けた。その後フラスコと内容
物を室温に加熱して、全ての揮発性物質が除去されるま
でポンプ吸引が続けられた。得られた淡黄色の自由流動
性の固体を、その後の固体の全ての操作を行なうグロー
ブボックスの乾燥窒素雰囲気に移した。この淡黄色の固
体は、NMR、MS及び元素分析によると、提案したビ
ス(イミダゾール)スルファージフルオリドの構造に一
致した。この固体は、ほぼ3.5gの重量があり、出発
時のイミダゾール誘導体に基づいて97.5%の分離収
率に相当する。 [分析] 黄色固体、m.p.93.5〜95℃ NMR(CDCl3 溶液): 1H:d8.06ppm
(1H、m、J=0.95Hz)、d7.42ppm
(1H、m、J=1.84Hz)、d7.06ppm
(1H、m、J=0.80Hz)、13C{ 1H}:d1
37.86ppm(1C、t、J=9.8Hz)、d1
30.34ppm(1C、s)、d119.01ppm
(1C、t、J=7.6Hz)、19Fd47.81pp
m(2F、brs)。 MSm/e(%):204(2.4%、M+ )、185
(16%)、137(100%)。 分析。C6 6 2 4 Sに対する算出値:C(35.
29);H(2.96);F(18.61);N(2
7.44);S(15.70)。 検出値:C(34.90);H(2.66);F(1
7.66);N(25.33);S(14.25)。
【0066】[実施例B] [イミダゾール及びスルファーテトラフルオリドから直
接にビス(イミダゾール)スルファージフルオリドを製
造する方法]この実施例により、対応するイミダゾール
の自由アミンとスルファーテトラフルオリドとをHF除
去剤中で直接反応させることが可能なイミダゾールスル
ファージフルオリド化合物を製造するその他の方法に関
して開示する。そこで、グローブボックスの乾燥窒素雰
囲気中で、滴下濾斗にイミダゾール3.639g(5
3.5mmol)及びCH2 Cl2 50mLを含む溶液
を装填した。その後滴下濾斗を100mLの3つ口丸底
フラスコに結合した。その後無水CH2 Cl2 ほぼ30
mL及び乾燥NaF5.5g(131mmol)をフラ
スコに移して、磁気攪拌棒を入れて、次いで、オン/オ
フバルブとドライアイス濃縮器をフラスコの残りの2つ
の口に結合した。装置全体をグローブボックスから取り
出した。フラスコ部分は、−78℃のドライアイス/ア
セトン浴に浸漬し、攪拌を開始して、SF4 15.2g
(141mmol)がフラスコの中に濃縮された。その
CH 2 Cl2 中のイミダゾール溶液をCH2 Cl2 中の
SF4 の攪拌溶液中に59分間かけて滴下しつつ添加し
た。そして、その溶液を−78℃で更に45分間攪拌し
て、その後、攪拌しつつ一晩で室温に昇温させた。得ら
れた白色スラリーをグローブボックスの乾燥窒素雰囲気
に移し、濾過した。;濾過により得た淡黄色の溶液を蒸
発乾燥して、1.90gの淡黄色の固体を得た。NMR
により分析すると、この固体は、所期のビス(イミダゾ
ール)スルファージフルオリドに対して予期したものと
一致した。
【0067】[実施例C] [1−トリメチルシリル−4−フェニルイミダゾール及
びスルファーテトラフルオリドからビス(4−フェニル
イミダゾール)スルファージフルオリドを製造する方
法]グローブボックスの乾燥窒素雰囲気中で、滴下濾斗
に1−トリメチルシリル−4−フェニルイミダゾール
5.201g(24.0mmol)及びP4 10で乾燥
したCFCl3 35mLを含む溶液を装填した。その
後、滴下濾斗を100mLの3つ口丸底フラスコに結合
した。その後、P4 10で乾燥したCFCl3 ほぼ40
mLをフラスコに移して、磁気攪拌棒を入れて、次い
で、オン/オフバルブとドライアイス濃縮器をフラスコ
の残りの2つの口に結合した。装置全体をグローブボッ
クスから取り出した。フラスコ部分は、−78℃のドラ
イアイス/アセトン浴に浸漬し、攪拌を開始し、SF4
5.4g(50mmol)がフラスコ中に濃縮された。
そのCFCl3 中のトリメチルシリル−4−フェニルイ
ミダゾール溶液をCFCl3 中のSF4 の攪拌溶液中に
15分間かけて滴下しつつ添加した。そして、その反応
混合物を−78℃で更に2時間攪拌して、その後攪拌し
つつ60分間かけて−32℃に加温した。その後反応混
合物は、0℃に加熱され、十分な真空で60分間ポンプ
吸引した。フラスコと内容物は、室温に加熱し、全揮発
物が除去されるまでポンプ吸引し続けた。得られた自由
流動性のある白色固体を、その後の全ての固体に係る操
作を行なえるグローブボックスの乾燥窒素雰囲気に移し
た。NMR、MS及び元素分析によると、この白色の自
由流動性のある固体は、提案したビス(4−フェニルイ
ミダゾール)スルファージフルオリドの構造に一致し
た。この固体は、ほぼ3.21gの重量があり、出発時
のイミダゾール誘導体に基づいて75%の分離収率に相
当する。 [分析] 白色固体、m.p.133〜134℃ NMR(CDCl3 溶液): 1H:d8.22ppm
(m)、d7.76ppm(m)、d7.32ppm
(m)、13C{ 1H}:d143.23ppm(1C、
s)、d138.24ppm(1C、t、J=10.1
Hz)、d131.87ppm(1C、s)、d12
8.78ppm(2C、s)、d128.37ppm
(1C、s)、d125.30ppm(2C、s)、d
113.65ppm(1C、t、J=8.0Hz)、19
Fd47.22ppm(2F、brs)。 MSm/e(%):213(2.0%)、144(10
0%)。分析。C18142 4 Sに対する算出値:C
(60.66);H(3.96);F(10.66);
N(15.72);S(9.00)。 検出値:C(60.48);H(4.43);F(9.
41);N(15.70);S(8.63)。
【0068】[実施例D] [1−トリメチルシリルイミダゾール及びモルホリノス
ルファートリフルオリドからイミダゾールモルホリノス
ルファージフルオリドを製造する方法]乾燥窒素雰囲気
下で、100mLの丸底フラスコに、無水CH2 Cl2
30mL中のモルホリノアミノスルファートリフルオリ
ド4.72g(26.9mmol)溶液を装填した。フ
ラスコと内容物は、窒素雰囲気下に0℃に冷却し、その
後無水CH2 Cl2 30mL中に1−トリメチルシリル
イミダゾール3.66g(26.1mmol)を含む溶
液を20分間にわたり攪拌しながら滴下により添加し
た。得られた結晶性物質を含む茶色の溶液をNMR分光
分析によって直接分析した。このようにして得たNMR
スペクトルは、提案したイミダゾールモルホリノスルフ
ァージフルオリドの構造に一致した。 [分析] NMR(純粋溶液、D2 Ocap): 1H:d7.80
ppm(1H、m)、d7.25ppm(1H、m)、
d6.95ppm(1H、m)、 1H:d3.49pp
m(4H、m、J=4.0Hz)、d2.99ppm
(4H、m、J=4.0Hz)、13C{ 1H}:d14
2.96ppm(1C、s)、d138.16ppm
(1C、s)、d129.03ppm(1C、s)、d
66.42ppm(2C、s)、d55.30ppm
(2C、s)、19Fd32.77ppm(2F、br
s)。
【0069】[実施例I] [デオキソフルオリネーションによる4−フルオロ−t
−ブチルシクロヘキサンの製造におけるビス(イミダゾ
ール)スルファージフルオリドの使用]CDCl3 中の
ビス(イミダゾール)スルファージフルオリド溶液を、
室温で、過剰の4−t−ブチルシクロヘキサノールと処
理した。得られた混合物をNMR分光分析により分析す
ると、所望のフッ素化生成物(87%)及び脱離生成物
(13%)を含む生成物分布が明らかになった。相対的
分量は、軸方向とエクイトリアルのフッ素異性体との混
合物(ax/eq=1.2)として、4−フルオロ−t
−ブチルシクロヘキサン87%、19eqd−169.2
9ppm(1F、d、J=49.3Hz)及び19ax
−185.31ppm(1F、m、J=48.8Hz)
及び、脱離生成物を代表する4−t−ブチルシクロヘキ
セ−1−エン13%であった。
【0070】[実施例II] [デオキソフルオリネーションによるフルオロシクロオ
クタンの製造におけるビス(イミダゾール)スルファー
ジフルオリドの使用]CH3 CN/CDCl3 中のビス
(イミダゾール)スルファージフルオリド溶液を、室温
で、過剰のシクロオクタノールと処理した。得られた混
合物をNMR分光分析により分析すると、所望のフッ素
化生成物フルオロシクロオクタン及び脱離生成物シクロ
オクテンを含む生成物分布が明らかになった。相対的モ
ル分量は、フルオロシクロオクタン93%、19eqd−
159.49ppm(1F、d、分解されてない結合)
1Hd4.55ppm(1H、m、分解されてない結
合)及び、脱離生成物を代表するシクロオクト−1−エ
ン7%、 1Hd5.49ppm(1H、m、分解されて
ない結合)であった。
【0071】[実施例III ] [デオキソフルオリネーションによるフルオロシクロオ
クタンの製造におけるビス(イミダゾール)スルファー
ジフルオリドの使用]無水のCH2 Cl2 50mL中の
ビス(イミダゾール)スルファージフルオリド1.35
g(6.6mmol)溶液を、アルゴン/チッ素でパー
ジしたグローブボックス中の100mLの2口丸底フラ
スコ中で製造した。この溶液をアルゴン雰囲気下で攪拌
しながら−78℃に冷却し、この溶液をその後5分間に
渡り、滴下により添加した0.57g(4.5mol)
シクロオクタノール溶液と処理した。この攪拌溶液をゆ
っくり加温して、一晩で室温にした。所定時間後、反応
混合物をNaHCO3 飽和水溶液50mL中に注入し
た。得られた水性混合物をCH2 Cl2 の3×50mL
部で抽出し、メチレンクロリドと一緒になった抽出物を
乾燥して(MgSO4 )、その後、蒸発させて少量の白
色固体物質を含む黄色液状生成物を得た。全生成物は、
重量0.61グラムであった。この生成物のCDCl3
中のNMR分光分析によると、シクロオクタノールは存
在しないことが明かとなり、100%転化したことを示
した。また所望のフッ素化生成物フルオロシクロオクタ
ン、及び脱離生成物シクロオクテンを含む生成物分布を
得た。相対的モル分量は、上記実施例IIで得られたのと
同じであり、即ちフルオロシクロオクタン93%、19
eqd−159.61ppm(1F、d、分解されてない
結合) 1Hd4.62ppm(1H、m、分解されてな
い結合)及び、脱離生成物を代表するシクロオクト−1
−エン7%、 1Hd5.54ppm(1H、m、分解さ
れてない結合)であった。
【0072】
【発明の効果】本発明の新規のスルファー(IV)ジフル
オリド化合物は、効果的なデオキソフルオリネーション
剤であり、取り扱い及び使用上安全である。これらの化
合物は、高温で溶融し、又それらの融点を超えても熱的
に安定で取り扱いやすい固体である。これらの化合物の
熱分解は、緩慢に起こり、通常爆発物質で生ずるガス状
副生成物の急速な放出もない。通常、分解の際急速で制
御しようのないガス圧の放出を伴う、その他のよく知ら
れた硫黄−フッ素化合物に比較すると、これらの新規化
合物は、本来的に取り扱い及び使用上より安全であり、
又それ故、デオキソフルオリネーションの分野において
独創的で、驚くべき進歩に相当する。本発明について、
いくつかの好ましい実施形態により説明したが、本発明
の完全は範囲は、請求の範囲によって定められるべきで
ある。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C07D 233/56 CAPLUS(STN) REGISTRY(STN)

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の構造を有する化合物。 【化1】 ここで、R1-3 は、同じもの又は異なるもので、水素、
    ハロゲン、C1-8 アルキル、C1-8 ハロアルキル、アル
    コキシ部分がC1-3 であり又アルキル部分がC 1-8 であ
    るアルコキシアルキル、ハロアルコキシ部分がC1-3
    あり又アルキル部分がC1-8 であるハロアルコキシアル
    キル、ハロアルコキシ部分がC1-3 であり又ハロアルキ
    ル部分がC1-8 であるハロアルコキシハロアルキル、C
    4-10アリール、C4-10ハロアリール、アルキル部分がC
    1-8 であり又アリール部分がC4- 10であるアルキルアリ
    ール、アルコキシ部分がC1-3 であり又アリール部分が
    4-10であるアルコキシアリール、アルコキシ部分及び
    アルキル部分の各々がC1- 3 であり又アリール部分がC
    4-10であるアルコキシアルキルアリール、C4-10ヘテロ
    アリール、シアノ、ニトロ、アミノ、スルホン酸、スル
    ホン酸メチルエステル、並びに酸素、窒素、硫黄、及び
    それらの混合物からなる群から選択される1〜3のへテ
    ロ原子を有するC4-8 の飽和環式炭化水素であり、又更
    に、R2-3 は一緒になって下記のものを形成することが
    できる。: (a)2〜10の環構成炭素、並びに酸素、硫黄、窒
    素、C1-3 アルキル化窒素、プロトン化窒素、及びハロ
    ゲン化窒素からなる群から選択される1つのへテロ原子
    を有する環式リング、又は(b)2〜4の炭素原子、並
    びに酸素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化窒素、プロト
    ン化窒素、及びハロゲン化窒素からなる群から選択され
    る0〜3のへテロ原子を有する不飽和環式リング、又
    は、(c)C4-10の縮合アリール、アルキル部分がC
    1-3 であり又アリール部分がC 4-10であるアルキルアリ
    ール、ハロアルキル部分がC1-3 であり、又アリール部
    分がC4-10であるハロアルキルアリール、又はC4-10
    ロアリール基。;ここで、R′及びR″は、同じもの又
    は異なるもので、水素、ハロゲン、C1-8アルキル、C
    1-8 ハロアルキル、アルコキシ部分がC1-3 であり又ア
    ルキル部分がC1-8 であるアルコキシアルキル、ハロア
    ルコキシ部分がC1-3 であり又アルキル部分がC1-8
    あるハロアルコキシアルキル、ハロアルコキシ部分がC
    1-3であり又ハロアルキル部分がC1-8 であるハロアル
    コキシハロアルキル、C4-10アリール、C4-10ハロアリ
    ール、アルキル部分がC1-8 であり又アリール部分がC
    4-10であるアルキルアリール、アルコキシ部分がC1-3
    であり又アリール部分がC4-10であるアルコキシアリー
    ル、アルコキシ部分及びアルキル部分の各々がC1-3
    あり又アリール部分がC4-10であるアルコキシアルキル
    アリール、C4- 10ヘテロアリールであり、又は、R′及
    びR″は、窒素基と一緒になって、2〜10の環構成炭
    素、並びに酸素、窒素、硫黄、及びそれらの混合物から
    なる群から選択される0〜2のへテロ原子を有する飽和
    環式リングを構成し、又更に、R′及びR″は、一緒に
    なって下式のイミダゾール環を形成することができる。 【化2】 ここで、R4-6 は、他のイミダゾール環上のR1-3 と同
    じもの又は異なるもので、又水素、ハロゲン、C1-8
    ルキル、C1-8 ハロアルキル、アルコキシ部分がC1-3
    であり又アルキル部分がC1-8 であるアルコキシアルキ
    ル、ハロアルコキシ部分がC1-3 であり又アルキル部分
    がC1-8 であるハロアルコキシアルキル、ハロアルコキ
    シ部分がC1-3 であり又ハロアルキル部分がC1-8 であ
    るハロアルコキシハロアルキル、C4-10アリール、C
    4-10ハロアリール、アルキル部分がC1-8 であり又アリ
    ール部分がC4-10であるアルキルアリール、アルコキシ
    部分がC1-3 であり又アリール部分がC4-10であるアル
    コキシアリール、アルコキシ部分及びアルキル部分の各
    々がC1-3 であり又アリール部分がC4-10であるアルコ
    キシアルキルアリール、C4-10ヘテロアリール、シア
    ノ、ニトロ、アミノ、スルホン酸、スルホン酸メチルエ
    ステル、並びに酸素、窒素、硫黄、及びそれらの混合物
    からなる群から選択される1〜3のへテロ原子を有する
    4-8 の飽和環式炭化水素であり、又更に、R5-6 は一
    緒になって下記のものを形成することができる。: (a)2〜10の環構成炭素、並びに酸素、硫黄、窒
    素、C1-3 アルキル化窒素、プロトン化窒素、及びハロ
    ゲン化窒素からなる群から選択される1つのへテロ原子
    を有する環式リング、又は(b)2〜4の炭素原子、並
    びに酸素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化窒素、プロト
    ン化窒素、及びハロゲン化窒素からなる群から選択され
    る0〜3のへテロ原子を有する不飽和環式リング、又
    は、(c)C4-10の縮合アリール、アルキル部分がC
    1-3 であり又アリール部分がC 4-10であるアルキルアリ
    ール、ハロアルキル部分がC1-3 であり、又アリール部
    分がC4-10であるハロアルキルアリール、又はC4-10
    ロアリール基。
  2. 【請求項2】 前記化合物が下記の構造を有する、請求
    項1に記載の化合物。: 【化3】 ここで、R1-6 は、同じもの又は異なるもので、水素、
    ハロゲン、C1-8 アルキル、C1-8 ハロアルキル、アル
    コキシ部分がC1-3 であり又アルキル部分がC 1-8 であ
    るアルコキシアルキル、ハロアルコキシ部分がC1-3
    あり又アルキル部分がC1-8 であるハロアルコキシアル
    キル、ハロアルコキシ部分がC1-3 であり又ハロアルキ
    ル部分がC1-8 であるハロアルコキシハロアルキル、C
    4-10アリール、C4-10ハロアリール、アルキル部分がC
    1-8 であり又アリール部分がC4- 10であるアルキルアリ
    ール、アルコキシ部分がC1-3 であり又アリール部分が
    4-10であるアルコキシアリール、アルコキシ部分及び
    アルキル部分の各々がC1- 3 であり又アリール部分がC
    4-10であるアルコキシアルキルアリール、C4-10ヘテロ
    アリール、シアノ、ニトロ、アミノ、スルホン酸、スル
    ホン酸メチルエステル、並びに酸素、窒素、硫黄、及び
    それらの混合物からなる群から選択される1〜3のへテ
    ロ原子を有するC4-8 の飽和環式炭化水素であり、又更
    に、R2-3 及びR5-6 はそれぞれ下記のものを形成する
    ことができる。: (a)2〜10の環構成炭素、並びに酸素、硫黄、窒
    素、C1-3 アルキル化窒素、プロトン化窒素、及びハロ
    ゲン化窒素からなる群から選択される1つのへテロ原子
    を有する環式リング、又は(b)2〜4の炭素原子、並
    びに酸素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化窒素、プロト
    ン化窒素、及びハロゲン化窒素からなる群から選択され
    る0〜3のへテロ原子を有する不飽和環式リング、又
    は、(c)C4-10の縮合アリール、アルキル部分がC
    1-3 であり又アリール部分がC 4-10であるアルキルアリ
    ール、ハロアルキル部分がC1-3 であり、又アリール部
    分がC4-10であるハロアルキルアリール、又はC4-10
    ロアリール基。
  3. 【請求項3】 1,1′−ジ(イミダゾール)スルフィ
    ニルジフルオリドを含んでなる、請求項1に記載の化合
    物。
  4. 【請求項4】 1,1′−ジ(4−フェニルイミダゾー
    ル)スルフィニルジフルオリドを含んでなる、請求項1
    に記載の化合物。
  5. 【請求項5】 1−モルホリノ−1′−イミダゾールス
    ルフィニルジフルオリドを含んでなる、請求項1に記載
    の化合物。
  6. 【請求項6】 ある化合物をフッ素化させるに十分な条
    件下でフッ素化剤と前記化合物を接触させることを含む
    ある化合物のフッ素化方法であって、フッ素化剤が下記
    の構造を有する化合物であるフッ素化方法。: 【化4】 ここで、R1-3 は、同じもの又は異なるもので、水素、
    ハロゲン、C1-8 アルキル、C1-8 ハロアルキル、アル
    コキシ部分がC1-3 であり又アルキル部分がC 1-8 であ
    るアルコキシアルキル、ハロアルコキシ部分がC1-3
    あり又アルキル部分がC1-8 であるハロアルコキシアル
    キル、ハロアルコキシ部分がC1-3 であり又ハロアルキ
    ル部分がC1-8 であるハロアルコキシハロアルキル、C
    4-10アリール、C4-10ハロアリール、アルキル部分がC
    1-8 であり又アリール部分がC4- 10であるアルキルアリ
    ール、アルコキシ部分がC1-3 であり又アリール部分が
    4-10であるアルコキシアリール、アルコキシ部分及び
    アルキル部分の各々がC1- 3 であり又アリール部分がC
    4-10であるアルコキシアルキルアリール、C4-10ヘテロ
    アリール、シアノ、ニトロ、アミノ、スルホン酸、スル
    ホン酸メチルエステル、並びに酸素、窒素、硫黄、及び
    それらの混合物からなる群から選択される1〜3のへテ
    ロ原子を有するC4-8 の飽和環式炭化水素であり、又更
    に、R2-3 は一緒になって下記のものを形成することが
    できる。: (a)2〜10の環構成炭素、並びに酸素、硫黄、窒
    素、C1-3 アルキル化窒素、プロトン化窒素、及びハロ
    ゲン化窒素からなる群から選択される1つのへテロ原子
    を有する環式リング、又は(b)2〜4の炭素原子、並
    びに酸素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化窒素、プロト
    ン化窒素、及びハロゲン化窒素からなる群から選択され
    る0〜3のへテロ原子を有する不飽和環式リング、又
    は、(c)C4-10の縮合アリール、アルキル部分がC
    1-3 であり又アリール部分がC 4-10であるアルキルアリ
    ール、ハロアルキル部分がC1-3 であり、又アリール部
    分がC4-10であるハロアルキルアリール、又はC4-10
    ロアリール基。;ここで、R′及びR″は、同じもの又
    は異なるもので、水素、ハロゲン、C1- 8 アルキル、C
    1-8 ハロアルキル、アルコキシ部分がC1-3 であり又ア
    ルキル部分がC1-8 であるアルコキシアルキル、ハロア
    ルコキシ部分がC1-3 であり又アルキル部分がC1-8
    あるハロアルコキシアルキル、ハロアルコキシ部分がC
    1- 3 であり又ハロアルキル部分がC1-8 であるハロアル
    コキシハロアルキル、C4- 10アリール、C4-10ハロアリ
    ール、アルキル部分がC1-8 であり又アリール部分がC
    4-10であるアルキルアリール、アルコキシ部分がC1-3
    であり又アリール部分がC4-10であるアルコキシアリー
    ル、アルコキシ部分及びアルキル部分の各々がC1-3
    あり又アリール部分がC4-10であるアルコキシアルキル
    アリール、C 4-10ヘテロアリールであり又は、R′及び
    R″は、窒素基と一緒になって、2〜10の環構成炭
    素、並びに酸素、窒素、硫黄、及びそれらの混合物から
    なる群から選択される0〜2のへテロ原子を有する飽和
    環式リングを構成し、又更に、R′及びR″は、一緒に
    なって下式のイミダゾール環を形成することができ
    る。: 【化5】 ここで、R4-6 は、他のイミダゾール環上のR1-3 と同
    じもの又は異なるもので、又水素、ハロゲン、C1-8
    ルキル、C1-8 ハロアルキル、アルコキシ部分がC1-3
    であり又アルキル部分がC1-8 であるアルコキシアルキ
    ル、ハロアルコキシ部分がC1-3 であり又アルキル部分
    がC1-8 であるハロアルコキシアルキル、ハロアルコキ
    シ部分がC1-3 であり又ハロアルキル部分がC1-8 であ
    るハロアルコキシハロアルキル、C4-10アリール、C
    4-10ハロアリール、アルキル部分がC1-8 であり又アリ
    ール部分がC4-10であるアルキルアリール、アルコキシ
    部分がC1-3 であり又アリール部分がC4-10であるアル
    コキシアリール、アルコキシ部分及びアルキル部分の各
    々がC1-3 であり又アリール部分がC4-10であるアルコ
    キシアルキルアリール、C4-10ヘテロアリール、シア
    ノ、ニトロ、アミノ、スルホン酸、スルホン酸メチルエ
    ステル、並びに酸素、窒素、硫黄、及びそれらの混合物
    からなる群から選択される1〜3のへテロ原子を有する
    4-8 の飽和環式炭化水素であり、又更に、R5-6 は一
    緒になって下記のものを形成することができる。: (a)2〜10の環構成炭素、並びに酸素、硫黄、窒
    素、C1-3 アルキル化窒素、プロトン化窒素、及びハロ
    ゲン化窒素からなる群から選択される1つのへテロ原子
    を有する環式リング、又は(b)2〜4の炭素原子、並
    びに酸素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化窒素、プロト
    ン化窒素、及びハロゲン化窒素からなる群から選択され
    る0〜3のへテロ原子を有する不飽和環式リング、又
    は、(c)C4-10の縮合アリール、アルキル部分がC
    1-3 であり又アリール部分がC 4-10であるアルキルアリ
    ール、ハロアルキル部分がC1-3 であり、又アリール部
    分がC4-10であるハロアルキルアリール、又はC4-10
    ロアリール基。
  7. 【請求項7】 化合物が下記の構造を有する、請求項6
    に記載の方法。: 【化6】 ここで、R1-6 は、同じもの又は異なるもので、水素、
    ハロゲン、C1-8 アルキル、C1-8 ハロアルキル、アル
    コキシ部分がC1-3 であり又アルキル部分がC 1-8 であ
    るアルコキシアルキル、ハロアルコキシ部分がC1-3
    あり又アルキル部分がC1-8 であるハロアルコキシアル
    キル、ハロアルコキシ部分がC1-3 であり又ハロアルキ
    ル部分がC1-8 であるハロアルコキシハロアルキル、C
    4-10アリール、C4-10ハロアリール、アルキル部分がC
    1-8 であり又アリール部分がC4- 10であるアルキルアリ
    ール、アルコキシ部分がC1-3 であり又アリール部分が
    4-10であるアルコキシアリール、アルコキシ部分及び
    アルキル部分の各々がC1- 3 であり又アリール部分がC
    4-10であるアルコキシアルキルアリール、C4-10ヘテロ
    アリール、シアノ、ニトロ、アミノ、スルホン酸、スル
    ホン酸メチルエステル、並びに酸素、窒素、硫黄、及び
    それらの混合物からなる群から選択される1〜3のへテ
    ロ原子を有するC4-8 の飽和環式炭化水素であり、又更
    に、R2-3 及びR5-6 はそれぞれ下記のものを形成する
    ことができる。: (a)2〜10の環構成炭素、並びに酸素、硫黄、窒
    素、C1-3 アルキル化窒素、プロトン化窒素、及びハロ
    ゲン化窒素からなる群から選択される1つのへテロ原子
    を有する環式リング、又は(b)2〜4の炭素原子、並
    びに酸素、硫黄、窒素、C1-3 アルキル化窒素、プロト
    ン化窒素、及びハロゲン化窒素からなる群から選択され
    る0〜3のへテロ原子を有する不飽和環式リング、又
    は、(c)C4-10の縮合アリール、アルキル部分がC
    1-3 であり又アリール部分がC 4-10であるアルキルアリ
    ール、ハロアルキル部分がC1-3 であり、又アリール部
    分がC4-10であるハロアルキルアリール、又はC4-10
    ロアリール基。
  8. 【請求項8】 前記化合物がアルコール、カルボン酸、
    アルデヒド、ケトン、カルボン酸ハライド、スルホキシ
    ド、ホスホン酸、スルフィニルハライド、スルホン酸、
    スルホニルハライド、シリルハライド、アルコールのシ
    リルエーテル、エポキシド、ホスフィン、チオホスフィ
    ン、スルフィド、及びそれらの混合物からなる群から選
    ばれる、請求項6に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記化合物が1,1′−ジ(イミダゾー
    ル)スルフィニルジフルオリドである、請求項6に記載
    の方法。
  10. 【請求項10】 前記化合物が1,1′−ジ(フェニル
    イミダゾール)スルフィニルジフルオリドである、請求
    項6に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記化合物が1−モルホリノ1′−イ
    ミダゾールスルフィニルジフルオリドである、請求項6
    に記載の方法。
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