JP2988231B2 - リーチ式フォークリフトのリーチ動作規制装置 - Google Patents

リーチ式フォークリフトのリーチ動作規制装置

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JP2988231B2
JP2988231B2 JP5325108A JP32510893A JP2988231B2 JP 2988231 B2 JP2988231 B2 JP 2988231B2 JP 5325108 A JP5325108 A JP 5325108A JP 32510893 A JP32510893 A JP 32510893A JP 2988231 B2 JP2988231 B2 JP 2988231B2
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博之 水野
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Toyoda Jidoshokki Seisakusho KK
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  • Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、リーチ式フォークリ
フトのリーチ動作規制装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9に示すように、一般に、リーチ式フ
ォークリフト50の車体フレーム51には、その下部か
ら前方へ延びる左右一対のリーチレッグ52が設けられ
ている。このリーチレッグ52にはマスト53が車体フ
レーム52に対して前後方向に移動可能となっている。
そして、リーチレバー54の操作に基づいて、図示しな
い荷役用モータ,荷役用油圧ポンプ等を介してマスト5
3が前後動作される。又、車体フレーム51の前面下部
には収容空間部55が形成され、この収容空間部55に
荷役用モータ等の電源となるバッテリ56が収容されて
いる。
【0003】従来、このバッテリ56の保守点検作業を
行なうべく、収容空間部55からバッテリ56を引き出
すために、例えば特開昭62−218224号公報のよ
うにマスト53のリーチ動作に追従してバッテリ56が
引き出される機構が採用されている。
【0004】そして、マスト53の前方への移動により
バッテリ56を引き出し、マストの後方への移動により
バッテリ56を収容空間部55に収容することによっ
て、バッテリ56の保守点検作業を容易に行なうことが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
マスト53のリーチ動作に追従してバッテリ56が引き
出される機構においては、図9に示すように、作業者P
は、マスト53と車体フレーム51との間に引き出され
たバッテリ56(図9の実線位置)の周辺で作業するこ
とになる。
【0006】そして、マスト53と車体フレーム51と
の間にて作業者Pがバッテリ56の保守点検作業を行っ
ている時、作業者Pが誤ってリーチレバー54に接触す
ると、作業者Pがマスト53と車体フレーム51との間
に挟まれる虞れがある。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あって、第1の目的はバッテリの保守点検作業中のリー
チ操作部材の誤操作による事故の危険性を回避すること
のできるリーチ式フォークリフトのリーチ動作規制装置
を提供することにある。
【0008】又、本発明の第2の目的は、バッテリが引
き出された場合にのみマストのリーチ動作を規制するこ
とのできるリーチ式フォークリフトのリーチ動作規制装
置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するため、請求項1の発明は、車体前面にマストを前後
動可能に支持し、リーチ操作部材の操作に基づき駆動手
段を介してマストを前後動するように構成し、マストの
前方への移動に追従して車体前面の収容部に収容された
バッテリを引き出し、マストの後方への移動に追従して
バッテリを前記収容部に収容するリーチ式フォークリフ
トにおいて、前記バッテリが収容部に収容されているか
否かを検出する検出手段と、前記リーチ操作部材の操作
に基づいてマストを前後動させるか否かを設定する動作
設定手段と、前記検出手段によりバッテリが収容部に収
容されていないことが検出された場合には、前記動作設
定手段によりマストを前後動させるべく設定したときに
のみ、リーチ操作部材の操作に基づいてマストを前後動
させる制御手段とを備えたことをその要旨とするもので
ある。
【0010】又、請求項2の発明は、請求項1に記載の
リーチ式フォークリフトのリーチ動作規制装置におい
て、マストを前方へ移動させて収容部からバッテリを引
き出す場合には、動作設定手段による設定に関係なくリ
ーチ操作部材の操作に基づいてマストを前方移動させる
ようにしたことをその要旨とするものである。
【0011】又、請求項3の発明は、車体前面にマスト
を前後動可能に支持し、リーチ操作部材の操作に基づき
駆動手段を介してマストを前後動するように構成し、マ
ストの前方への移動に追従して車体前面の収容部に収容
されたバッテリを引き出し、マストの後方への移動に追
従してバッテリを前記収容部に収容するリーチ式フォー
クリフトにおいて、前記バッテリが収容部に収容されて
いるか否かを検出する検出手段と、運転席に設けられ、
前記リーチ操作部材とは異なる操作部材と、前記検出手
段によりバッテリが収容部に収容されていないことが検
出された場合には、前記リーチ操作部材とは異なる操作
部材の操作がなされている場合にのみ、リーチ操作部材
の操作に基づいてマストを前後動させる制御手段とを備
えたことをその要旨とするものである。
【0012】又、請求項4の発明では、車体前面にマス
トを前後動可能に支持し、リーチ操作部材の操作に基づ
き駆動手段を介してマストを前後動するように構成し、
マストの前方への移動に追従して車体前面の収容部に収
容されたバッテリを引き出し、マストの後方への移動に
追従してバッテリを前記収容部に収容するリーチ式フォ
ークリフトにおいて、前記バッテリが収容部に収容され
ているか否かを検出する検出手段と、運転席に設けら
れ、当該運転席に運転者が搭乗していることを検出する
運転者検出手段と、前記検出手段によりバッテリが収容
部に収容されていないことが検出された場合には、前記
運転者検出手段により運転席に運転者が搭乗しているこ
とが検出された場合にのみ、リーチ操作部材の操作に基
づいてマストを前後動させる制御手段とを備えたことを
その要旨とするものである。
【0013】更に、請求項5の発明では、請求項3又は
請求項4に記載のリーチ式フォークリフトのリーチ動作
規制装置において、制御手段は、マストを前方へ移動さ
せて収容部からバッテリを引き出す場合には、リーチ操
作部材とは異なる操作部材の操作又は運転者検出手段か
らの検出信号に関係なくリーチ操作部材の操作に基づい
てマストを前方移動させるように駆動手段を駆動制御す
ることをその要旨とするものである。
【0014】
【作用】上記手段により、請求項1の発明によれば、検
出手段によりバッテリが収容部に収容されていないこと
が検出されると、動作設定手段によりマストを前後動さ
せるべく設定したときにのみ、制御手段はリーチ操作部
材の操作に基づいてマストを前後動させる。従って、バ
ッテリが収容部から引き出されている場合、動作設定手
段によりマストを前後動させるべく設定されない限り、
マストは前後動しない。
【0015】又、請求項2の発明によれば、請求項1に
記載のリーチ式フォークリフトのリーチ動作規制装置に
おいて、マストの前方への移動時には常にリーチ操作部
材の操作に基づいてマストが前方移動する。従って、マ
ストによるバッテリの引き出し操作はリーチ操作部材に
より常に行なうことができ、バッテリの引き出し作業が
迅速に遂行される。バッテリを収容部へ収容する場合に
のみ動作設定手段によりマストを前後動させるか否かが
設定されるため、不用意にマストが後方へ動作すること
が防止される。
【0016】又、請求項3の発明によれば、検出手段に
よりバッテリが収容部に収容されていないことが検出さ
れると、リーチ操作部材とは異なる操作部材の操作がな
されているときにのみ、制御手段はリーチ操作部材の操
作に基づいてマストが前後動する。従って、バッテリが
収容部から引き出されている場合には、操作部材を操作
しない限りマストは前後動されないので、作業者が誤っ
てリーチ操作部材に触れたとしても不用意にマストが前
後動しない。
【0017】又、請求項4の発明によれば、検出手段に
よりバッテリが収容部に収容されていないことが検出さ
れると、運転者検出手段により運転席に運転者が搭乗し
ていることが検出されているときにのみ、制御手段はリ
ーチ操作部材の操作に基づいてマストが前後動する。従
って、バッテリが収容部から引き出されている場合に
は、運転者(作業者)が運転席に搭乗していない限りマ
ストは前後動されないので、作業者が誤ってリーチ操作
部材に触れたとしても不用意にマストが前後動しない。
【0018】更に、請求項5の発明によれば、請求項3
又は請求項4に記載のリーチ式フォークリフトのリーチ
動作規制装置において、マストの前方への移動時には、
リーチ操作部材とは異なる操作部材の操作又は運転者検
出手段からの検出信号にかかわらず、常にリーチ操作部
材の操作に基づいてマストが前方移動する。従って、マ
ストによるバッテリの引き出し操作はリーチ操作部材に
より常に行なうことができ、バッテリの引き出し作業が
迅速に遂行される。逆に、バッテリを収容部へ収容する
場合にのみ操作部材の操作又は運転者検出手段からの検
出信号がない限りマストは動作しないので、不用意にマ
ストが後方へ動作することが防止される。
【0019】
【実施例】
(第1実施例)以下、本発明を具体化した第1実施例を
図1〜図3に従って説明する。
【0020】図1に示すように、リーチ式フォークリフ
ト1の車体フレーム2には、その下部から前方へ延びる
左右一対のリーチレッグ3が設けられている。前記車体
フレーム2の下部には駆動輪4が、リーチレッグ3の前
端下部には従動輪5がそれぞれ設けられている。前記駆
動輪4は車体フレーム2内に収容した図示しない走行用
モータ及び減速機を介して回転駆動されるようになって
いる。
【0021】車体フレーム2の運転席には前後進・中立
位置切換レバー6が設けられている。そして、前記切換
レバー6を前進又は後進位置に切換操作すると、走行用
モータが前記切換レバー6の操作量に応じて正転又は逆
転される。従って、駆動輪4が駆動されてリーチ式フォ
ークリフト1が前進又は後退動作されるようになってい
る。
【0022】前記リーチレッグ3には同レッグ3に沿っ
て前後方向に移動可能なマスト7が立設支持されてい
る。マスト7の下端部には後方へ延びる板状のキャリッ
ジ8が取付けられている。リーチシリンダ9はその基端
部が車体フレーム2に固定され、同リーチシリンダ9の
ピストンロッド9aの先端は前記マスト7に連結されて
いる。前記リーチシリンダ9には荷役モータ10(図3
のみ図示)の回転により駆動される図示しない油圧ポン
プから作動油が供給され、その作動油によりピストンロ
ッド9aが伸縮動する。前記リーチシリンダ9及び荷役
用モータ10により本発明の駆動手段が構成されてい
る。
【0023】運転席にはリーチ操作部材としてのリーチ
レバー11が設けられている。そして、リーチレバー1
1の操作量に基づいて荷役モータ10の回転方向及び回
転数が決定され、ピストンロッド9aが伸縮動し、マス
ト7がリーチレッグ3に沿って前後方向に移動される。
又、運転席にはリフトレバー12が設けられ、このリフ
トレバー12の操作によりマスト7に設けられたフォー
ク13が昇降されるようになっている。
【0024】車体フレーム2の前面下部には、走行用モ
ータ及び荷役用モータ9の電源となるバッテリ14を収
容する収容部としての収容空間部15が形成されてい
る。収容空間部15にはバッテリ14がバッテリケース
16に搭載された状態で収容されている。バッテリケー
ス16はリーチレッグ3に沿って前後方向へ移動可能に
支持されている。前記キャリッジ8にはバッテリケース
16に対し係脱可能なフック8aが設けられている。そ
して、このフック8aを係合した状態でマスト7を前後
動させることにより、キャリッジ8と共にバッテリケー
ス16及びバッテリ14が一体的に前後動されるように
なっている。尚、バッテリ14には所定の長さを有する
配線(図示しない)により走行用モータ及び荷役用モー
タ10に接続されており、図1の2点鎖線で示すバッテ
リ引き出し位置でもバッテリ14は走行用モータ及び荷
役用モータ10に接続された状態を保持する。
【0025】前記車体フレーム2の収容空間部15に対
応する位置にはバッテリ14が当該収容空間部15に配
置されているか否かを検出する検出手段としてのバッテ
リ検出器17が設けられている。
【0026】このバッテリ検出器17について説明する
と、車体フレーム2の収容空間部15に対応する位置に
は、車体フレーム2の一部をなすブラケット18が配設
されている。このブラケット18の後壁18aにはリミ
ットスイッチ19が取付固定され、その検出端19aが
前方へ指向されている。ブラケット18の側壁18bに
は左右方向に延びる軸20が固定されており、この軸2
0に回動レバー21が回動可能に支持されている。回動
レバー21の上端には前記リミットスイッチ19の検出
端19aに近接離隔可能な当接片21aが固定されてい
る。前記軸20にはコイルスプリング22が巻装されて
いる。当該コイルスプリング22の一端は軸20に固定
されるとともに、他端が当接片21aの後面に係合され
ている。従って、コイルスプリング22により、回動レ
バー21の当接片21aが常にリミットスイッチ19の
検出端19aに当接する方向(図2の時計回り方向)へ
付勢されている。すなわち、回動レバー21が外力を受
けない場合には、回動レバー21は常に図2の2点鎖線
に示す位置に保持されることになる。
【0027】車体フレーム2の運転席には操作部材及び
動作設定手段としての解除ボタン23が設けられてお
り、解除ボタン23の押圧操作に基づいてリーチレバー
11を操作することにより荷役用モータ10が駆動され
るようになっている。
【0028】次に、上記のように構成されたリーチ式フ
ォークリフト1の電気的構成を図3に基づいて説明す
る。制御手段としての制御回路24にはリーチ検出リミ
ットスイッチLS1が接続されている。リーチ検出リミ
ットスイッチLS1は常開接点よりなり、リーチレバー
11が操作されると接点を閉じるようになっている。
【0029】制御回路24には検出手段としてのバッテ
リ検出リミットスイッチLS2が接続されている。バッ
テリ検出リミットスイッチLS2は常閉接点よりなり、
回動レバー21の当接片21aが検出端19aに当接し
ている場合には接点を開き、当接片21aが検出端19
aに当接していない場合には接点を閉じるようになって
いる。なお、図3では収容空間部15にバッテリ14が
収容され、バッテリ検出リミットスイッチLS2の接点
が閉じている状態を示している。
【0030】制御回路24には動作設定手段を構成する
解除検出リミットスイッチSWが接続されている。解除
検出リミットスイッチSWは常開接点よりなり、解除ボ
タン23が押圧操作されると接点を閉じるようになって
いる。
【0031】制御回路24にはバッテリ14が接続され
るとともに、同バッテリ14に直列に荷役用モータ10
が接続されている。そして、制御回路24は前記バッテ
リ検出リミットスイッチLS2又は解除検出リミットス
イッチSWの少なくともいずれか一方の接点が閉じてい
る場合にのみ、リーチ検出リミットスイッチLS1の検
出信号を有効化するようになっている。すなわち、バッ
テリ14が収容空間部15に収容されているか、或いは
解除ボタン23が押圧操作されている場合にのみ、リー
チレバー11の操作に基づいて荷役用モータ10が駆動
されるように制御する。
【0032】次に、上記のように構成した第1実施例の
リーチ式フォークリフトについて、その作用を説明す
る。図1の実線で示すように、マスト7が車体フレーム
2に近接した状態では、バッテリ14は収容空間部15
に収容されている。この状態で、キャリッジ8とバッテ
リケース16とのフック8aによる係合が解除されてい
る場合には、常にバッテリ検出リミットスイッチLS2
の接点が閉じているため、リーチレバー11の操作に基
づいて荷役用モータ10が駆動制御される。その結果、
バッテリケース16及びバッテリ14は図1の実線で示
すように収容空間部15に保持されたまま、マスト7が
図1の2点鎖線で示すようにリーチレッグ3に沿って前
方移動される。
【0033】又、この状態からリーチレバー11を逆方
向へ操作すると、荷役用モータ10が駆動制御され、マ
スト7が図1の実線で示すようにリーチレッグ3に沿っ
て後方移動される。
【0034】ここで、バッテリ14の保守点検作業を行
なう場合には、キャリッジ8とバッテリケース16とを
フック8aにより係合させる。この状態で、リーチレバ
ー11を操作すると荷役用モータ10が駆動制御され、
マスト7と共にバッテリケース16及びバッテリ14が
一体的に前方へ移動開始する。バッテリ14が前方へ僅
かに移動すると、回動レバー21が図2の実線位置から
時計方向へ回動され、やがて図2の2点鎖線に示すよう
に回動レバー21の当接片21aが検出端19aに当接
される。その結果、バッテリ検出リミットスイッチLS
2の接点が開き、又解除ボタン23が押圧操作されてい
ないので解除検出リミットスイッチSWの接点も開いて
いるため、制御回路24はリーチレバー11の操作を無
効化して荷役用モータ10の駆動を停止させる。する
と、マスト7の前方への移動が停止される。
【0035】マスト7を更に前方へ移動させる場合に
は、作業者は解除ボタン23を押圧操作しながらリーチ
レバー11を操作する。その結果、解除検出リミットス
イッチSWの接点が閉じることになるため、制御回路2
4は荷役用モータ10をリーチレバー11の操作量及び
操作方向に基づいて駆動制御する。すると、マスト7は
更に前方へ移動され、図1の2点鎖線で示すようにバッ
テリ14が収容空間部15から前方へ引き出される。
【0036】この状態で、作業者は運転席からマスト7
と車体フレーム2との間へ移動し、バッテリ14の保守
点検作業を行なう。この時、バッテリ14は引き出され
ているため、バッテリ検出リミットスイッチLS2の接
点は開き、解除ボタン23は押圧操作されていないた
め、解除用リミットスイッチSWの接点は開いている。
従って、作業者がバッテリ14の保守点検作業中に誤っ
てリーチレバー11を操作しても、制御回路24により
リーチレバー11の操作が無効化されるため、荷役用モ
ータ10は駆動されずマスト7は図1の実線位置に保持
されたままである。
【0037】バッテリ14の保守点検作業を終え、バッ
テリ14を収容空間部15へ収容する場合、作業者は解
除ボタン23を押圧操作しながらリーチレバー11を操
作する。その結果、制御回路24はリーチレバー11の
操作を有効化し、荷役用モータ10を駆動制御してマス
ト7と共にバッテリ14を後方へ移動させ、同バッテリ
14が収容空間部15に収容される。
【0038】従って、本実施例によれば、マスト7の前
後動によりバッテリ14を収容空間部15から出し入れ
する場合、解除ボタン23を押圧操作し続けない限りリ
ーチレバー11の操作が無効化されるように制御され
る。そのため、バッテリ14の保守点検作業中に作業者
が誤ってリーチレバー11に触れても荷役用モータ10
が駆動されないので、作業者がマスト7と車体フレーム
2との間に挟まる危険性がなく、安全に作業を行なうこ
とができる。
【0039】なお、本第1実施例は以下のような回路構
成によりシーケンス制御することも可能である。すなわ
ち、図4に示すように、荷役用モータ10及びバッテリ
14を直列に接続した回路を構成する。この回路にリー
チ検出リミットスイッチLS1を直列に接続する。更
に、バッテリ検出リミットスイッチLS2及び解除検出
リミットスイッチSWを並列に接続した回路をリーチ検
出リミットスイッチLS1,荷役用モータ10及びバッ
テリ14に直列に接続する。この構成によっても上記第
1実施例と同様の作用効果を得ることができる。
【0040】(第2実施例)次に、本発明を具体化した
第2実施例を図5及び図6に従って説明する。なお、本
第2実施例はバッテリ14が収容空間部15に収容され
ているか否かを検出する検出装置の構成のみ第1実施例
と異なるため、前記第1実施例と同一の構成については
同一番号を付し、その説明を省略する。
【0041】図5に示すように、車体フレーム2には、
収容空間部15の右側位置に発光センサ30が配設され
るとともに、収容空間部15の左側位置に受光センサ3
1が発光センサ30に対向配置されている。そして、発
光センサ30及び受光センサ31により本発明の検出手
段が構成されている。
【0042】制御回路24には発光センサ30及び受光
センサ31が接続されている。そして、発光センサ30
から発光された信号を受光センサ31が受光したとき、
受光センサ31は制御回路24にその信号を出力するよ
うになっている。従って、収容空間部15にバッテリ1
4が収容されている場合には、発光センサ30からの信
号はバッテリ14により遮断されるため、制御回路24
には検出信号は出力されない。反対に、収容空間部15
にバッテリ14が収容されていない場合には、発光セン
サ30からの信号は受光センサ31により受光されるた
め、制御回路24に検出信号が出力される。
【0043】そして、制御回路24は、前記受光センサ
31からの検出信号が入力されている場合又は解除検出
リミットスイッチSWの接点が閉じている場合の少なく
ともいずれか一方の条件を満たしたときにのみ、リーチ
検出リミットスイッチLS1の検出信号を有効化するよ
うになっている。すなわち、バッテリ14が収容空間部
15に収容されているか、或いは解除ボタン23が押圧
操作されている場合にのみ、リーチレバー11の操作に
基づいて荷役用モータ10が駆動されるように制御す
る。
【0044】次に、上記のように構成した第2実施例の
リーチ式フォークリフトについて、その作用を説明す
る。マスト7が車体フレーム2に近接した状態では、バ
ッテリ14は収容空間部15に収容されている。この状
態で、キャリッジ8とバッテリケース16とのフック8
aによる係合が解除されている場合には、常に発光セン
サ30からの信号がバッテリ14により遮断されるた
め、リーチレバー11の操作に基づいて荷役用モータ1
0が駆動制御される。その結果、バッテリケース16及
びバッテリ14は収容空間部15に保持されたまま、マ
スト7がリーチレッグ3に沿って前方移動される。
【0045】又、この状態からリーチレバー11を逆方
向へ操作すると、荷役用モータ10が駆動制御され、マ
スト7がリーチレッグ3に沿って後方移動される。ここ
で、バッテリ14の保守点検作業を行なう場合には、キ
ャリッジ8とバッテリケース16とをフック8aにより
係合させる。この状態で、リーチレバー11を操作する
と荷役用モータ10が駆動制御され、マスト7と共にバ
ッテリケース16及びバッテリ14が一体的に前方へ移
動開始する。バッテリ14が前方へ所定距離だけ移動す
ると、やがて発光センサ30からの信号が受光センサ3
1に入力されるようになり、この検出信号が制御回路2
4に出力される。その時、解除ボタン23が押圧操作さ
れていないと、解除検出リミットスイッチSWの接点も
開いていることになり、制御回路24はリーチレバー1
1の操作を無効化して荷役用モータ10の駆動を停止さ
せる。すると、マスト7の前方への移動が停止される。
【0046】マスト7を更に前方へ移動させる場合に
は、作業者は解除ボタン23を押圧操作しながらリーチ
レバー11を操作する。その結果、解除検出リミットス
イッチSWの接点が閉じることになるため、制御回路2
4は荷役用モータ10をリーチレバー11の操作量及び
操作方向に基づいて駆動制御する。すると、マスト7は
更に前方へ移動され、図5の実線で示すようにバッテリ
14が収容空間部15から前方へ引き出される。
【0047】この状態で、作業者は運転席からマスト7
と車体フレーム2との間へ移動し、バッテリ14の保守
点検作業を行なう。この時、バッテリ14は引き出され
ているため、受光センサ31からの信号が制御回路24
に入力され、又、解除ボタン23は押圧操作されていな
いため、解除用リミットスイッチSWの接点は開いてい
る。従って、作業者がバッテリ14の保守点検作業中に
誤ってリーチレバー11を操作しても、制御回路24に
よりリーチレバー11の操作が無効化されるため、荷役
用モータ10は駆動されずマスト7は前方位置に保持さ
れたままである。
【0048】バッテリ14の保守点検作業を終え、バッ
テリ14を収容空間部15へ収容する場合、作業者は解
除ボタン23を押圧操作しながらリーチレバー11を操
作する。その結果、制御回路24はリーチレバー11の
操作を有効化し、荷役用モータ10を駆動制御してマス
ト7と共にバッテリ14を後方へ移動させ、同バッテリ
14が収容空間部15に収容される。
【0049】従って、本実施例によれば、マスト7の前
後動によりバッテリ14を収容空間部15から出し入れ
する場合、解除ボタン23を押圧操作し続けない限りリ
ーチレバー11の操作が無効化されるように制御され
る。そのため、バッテリ14の保守点検作業中に作業者
が誤ってリーチレバー11に触れても荷役用モータ10
が駆動されないので、作業者がマスト7と車体フレーム
2との間に挟まる危険性がなく、安全に作業を行なうこ
とができる。
【0050】(第3実施例)次に、本発明を具体化した
第3実施例を図7及び図8に従って説明する。なお、本
第3実施例は解除ボタン23に代わる構成を設けた点で
のみ第1実施例と異なるため、前記第1実施例と同一の
構成については同一番号を付し、その説明を省略する。
【0051】図7に示すように、車体フレーム2の運転
席の床板32は、車体フレーム2下部の上方で上下動可
能に支持され、スプリング33により常時上方へ付勢さ
れている。床板32の下面には下方へ延びる動作設定手
段及び運転者検出手段としての運転者検出リミットスイ
ッチLS3が設けられている。
【0052】運転者検出リミットスイッチLS3は常開
接点よりなり、制御回路24に接続されている。そし
て、運転者が床板32上に乗っていない場合にはスプリ
ング33の付勢力により床板32が上方位置に保持され
るので、運転者検出リミットスイッチLS3の接点は開
く。逆に、運転者が床板32上に乗ると、スプリング3
3の付勢力に抗して床板32が下方位置に移動されるの
で、運転者検出リミットスイッチLS3の接点は閉じ
る。
【0053】そして、制御回路24は前記バッテリ検出
リミットスイッチLS2又は運転者検出リミットスイッ
チLS3の少なくともいずれか一方の接点が閉じている
場合にのみ、リーチ検出リミットスイッチLS1の検出
信号を有効化するようになっている。すなわち、バッテ
リ14が収容空間部15に収容されているか、或いは運
転者が運転席にいる場合にのみ、リーチレバー11の操
作に基づいて荷役用モータ10が駆動されるように制御
する。
【0054】次に、上記のように構成した第3実施例の
リーチ式フォークリフトについて、その作用を説明す
る。マスト7が車体フレーム2に近接した状態では、バ
ッテリ14は収容空間部15に収容されている。この状
態で、キャリッジ8とバッテリケース16とのフック8
aによる係合が解除されている場合には、常にバッテリ
検出リミットスイッチLS2の接点は閉じているため、
リーチレバー11の操作に基づいて荷役用モータ10が
駆動制御される。その結果、バッテリケース16及びバ
ッテリ14は収容空間部15に保持されたまま、マスト
7がリーチレッグ3に沿って前方移動される。
【0055】又、この状態からリーチレバー11を逆方
向へ操作すると、荷役用モータ10が駆動制御され、マ
スト7がリーチレッグ3に沿って後方移動される。ここ
で、バッテリ14の保守点検作業を行なう場合には、キ
ャリッジ8とバッテリケース16とをフック8aにより
係合させる。この状態でリーチレバー11を操作すると
荷役用モータ10が駆動制御され、マスト7と共にバッ
テリケース16及びバッテリ14が一体的に前方へ移動
開始する。バッテリ14が前方へ所定距離だけ移動する
と、やがてバッテリ検出リミットスイッチLS2の接点
が開く。この時、運転者は運転席の床面32上にいるた
め、運転者検出リミットスイッチLS3の接点は閉じて
いる。従って、制御回路24は荷役用モータ10をリー
チレバー11の操作量及び操作方向に基づいて駆動制御
し、マスト7が前方へ移動するとともに、バッテリ14
が収容空間部15から前方へ引き出される。
【0056】この状態で、作業者は運転席からマスト7
と車体フレーム2との間へ移動し、バッテリ14の保守
点検作業を行なう。この時、バッテリ14は引き出され
ているため、バッテリ検出リミットスイッチLS2の接
点が開き、又、運転者は運転席の床面32上にいないた
め、運転者検出リミットスイッチLS3の接点は開いて
いる。従って、作業者がバッテリ14の保守点検作業中
に誤ってリーチレバー11を操作しても、制御回路24
によりリーチレバー11の操作が無効化されるため、荷
役用モータ10は駆動されずマスト7は前方位置に保持
されたままである。
【0057】バッテリ14の保守点検作業を終え、バッ
テリ14を収容空間部15へ収容する場合、作業者は運
転席へ戻ってリーチレバー11を操作する。この時、運
転者検出リミットスイッチLS3の接点は閉じるため、
制御回路24はリーチレバー11の操作を有効化し、荷
役用モータ10を駆動制御してマスト7と共にバッテリ
14を後方へ移動させ、同バッテリ14が収容空間部1
5に収容される。
【0058】従って、本実施例によれば、マスト7の前
後動によりバッテリ14を収容空間部15から出し入れ
する場合、運転者が運転席にいない限りリーチレバー1
1の操作が無効化されるように制御される。そのため、
バッテリ14の保守点検作業中に作業者が誤ってリーチ
レバー11に触れても荷役用モータ10が駆動されない
ので、作業者がマスト7と車体フレーム2との間に挟ま
る危険性がなく、安全に作業を行なうことができる。
【0059】又、作業者がマスト7と車体フレーム2と
の間でバッテリ14の保守点検を行なっているときに他
の作業者が運転席の床板32上に乗った場合には、リー
チレバー11の操作は有効化されてしまう。この場合
も、運転席にいる作業者がいるため、バッテリ14の保
守点検を行なっている作業者により不用意にリーチレバ
ー11が操作されることを未然に防止できる。又、バッ
テリ14の保守点検を行っている作業者がリーチレバー
11に触れても運転席にいる作業者により即座にリーチ
レバー11のレバー操作を解除することができるため、
安全に作業を行なうことができる。
【0060】なお、本発明は上記第1実施例乃至第3実
施例に限定されるものではなく、例えば以下のように構
成の一部を適宜変更して実施してもよい。すなわち、前
記各実施例では、リーチ動作の規制のみを行っていた
が、その他の荷役及び走行をも規制するようにしてもよ
い。この構成によれば、作業者がバッテリ14の保守点
検作業を行っている間に不用意にリーチ式フォークリフ
ト1が発進する等の危険性も回避することができる。
【0061】又、前記各実施例では、リーチ動作の規制
のために荷役用モータ10の動作を制御回路24により
制御したものを例示したが、例えば油圧ポンプとリーチ
シリンダ9との間のコントロールバルブを制御するよう
にしてもよい。すなわち、リーチレバー11が操作され
ているにもかからわずリーチ動作を行なう場合には、油
圧ポンプから供給される作動油をコントロールバルブに
て遮断するように構成してもよい。
【0062】又、リーチレバー11の操作を有効化する
手段として、解除ボタン23等に代えてイグニッション
キーを操作することを条件としてもよい。又、リーチ規
制を行っている最中は、ランプやスピーカにより光や音
を発して作業者等に注意を促すように構成してもよい。
【0063】更に、マスト7と車体フレーム2との間に
作業者等がいるか否かを検出するための赤外線センサ等
の検出装置を設け、このマスト7と車体フレーム2との
間に作業者等がいることが検出された場合には、解除ボ
タン23等の押圧操作に拘わらずリーチ規制するように
構成してもよい。
【0064】又、マスト7とともにバッテリ14を引き
出すための構成は、上記キャリッジ8及びフック8aを
用いる構成以外にも公知の各種機構を採用することがで
きる。
【0065】更に、第3実施例において、運転者が運転
席に搭乗していることを検出する手段として、床板32
を上下動させる構成に代えて踏み込みペダルを設けても
よい。この場合、当該ペダルを運転者が積極的に踏み込
むことにより運転者が運転席に搭乗していることを検出
するように構成する。
【0066】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1,請求項
3及び請求項4の発明によれば、バッテリの保守点検作
業中のリーチ操作部材の誤操作による事故の危険性を回
避することができるという優れた効果を奏する。
【0067】又、請求項2及び請求項5の発明によれ
ば、上記効果に加え、バッテリが引き出された場合にの
みマストのリーチ動作を規制することができ、作業の効
率を向上させることができるという優れた効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例に係るリーチ式フォーク
リフトを示す側面図である。
【図2】第1実施例に係るバッテリの収容位置を検出す
る検出装置を示す側面図である。
【図3】第1実施例に係る荷役用モータの制御回路図で
ある。
【図4】第1実施例の別例に係る荷役用モータの制御回
路図である。
【図5】第2実施例に係るリーチ式フォークリフトの一
部平面図である。
【図6】第2実施例に係る荷役用モータの制御回路図で
ある。
【図7】第3実施例に係るリーチ式フォークリフトの一
部切欠側面図である。
【図8】第3実施例に係る荷役用モータの制御回路図で
ある。
【図9】従来のリーチ式フォークリフトを示す側面図で
ある。
【符号の説明】
2…車体としての車体フレーム、7…マスト、9…駆動
手段を構成するリーチシリンダ、10…駆動手段を構成
する荷役用モータ、11…リーチ操作部材としてのリー
チレバー、14…バッテリ、15…収容部としての収容
空間部、17…検出手段としてのバッテリ検出器、23
…操作部材としての解除ボタン、24…制御手段として
の制御回路、30,31…検出手段としての発光及び受
光センサ、SW…動作設定手段としての解除検出リミッ
トスイッチ、LS2…検出手段としてのバッテリ検出リ
ミットスイッチ、LS3…運転者検出手段としての運転
者検出リミットスイッチ。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−22298(JP,A) 実開 昭57−85593(JP,U) 実開 平4−77599(JP,U) 実開 昭51−153976(JP,U) 実開 昭60−162595(JP,U) 実開 昭60−157794(JP,U) 実開 平2−139477(JP,U) 実開 昭63−25460(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B66F 9/06,9/075 B66F 9/10,9/24

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体前面にマストを前後動可能に支持
    し、リーチ操作部材の操作に基づき駆動手段を介してマ
    ストを前後動するように構成し、マストの前方への移動
    に追従して車体前面の収容部に収容されたバッテリを引
    き出し、マストの後方への移動に追従してバッテリを前
    記収容部に収容するリーチ式フォークリフトにおいて、 前記バッテリが収容部に収容されているか否かを検出す
    る検出手段と、 前記リーチ操作部材の操作に基づいてマストを前後動さ
    せるか否かを設定する動作設定手段と、 前記検出手段によりバッテリが収容部に収容されていな
    いことが検出された場合には、前記動作設定手段により
    マストを前後動させるべく設定したときにのみ、リーチ
    操作部材の操作に基づいてマストを前後動させる制御手
    段とを備えたことを特徴とするリーチ式フォークリフト
    のリーチ動作規制装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のリーチ式フォークリフ
    トのリーチ動作規制装置において、マストを前方へ移動
    させて収容部からバッテリを引き出す場合には、動作設
    定手段による設定に関係なくリーチ操作部材の操作に基
    づいてマストを前方移動させるようにしたリーチ式フォ
    ークリフトのリーチ動作規制装置。
  3. 【請求項3】 車体前面にマストを前後動可能に支持
    し、リーチ操作部材の操作に基づき駆動手段を介してマ
    ストを前後動するように構成し、マストの前方への移動
    に追従して車体前面の収容部に収容されたバッテリを引
    き出し、マストの後方への移動に追従してバッテリを前
    記収容部に収容するリーチ式フォークリフトにおいて、 前記バッテリが収容部に収容されているか否かを検出す
    る検出手段と、 運転席に設けられ、前記リーチ操作部材とは異なる操作
    部材と、 前記検出手段によりバッテリが収容部に収容されていな
    いことが検出された場合には、前記リーチ操作部材とは
    異なる操作部材の操作がなされている場合にのみ、リー
    チ操作部材の操作に基づいてマストを前後動させる制御
    手段とを備えたことを特徴とするリーチ式フォークリフ
    トのリーチ動作規制装置。
  4. 【請求項4】 車体前面にマストを前後動可能に支持
    し、リーチ操作部材の操作に基づき駆動手段を介してマ
    ストを前後動するように構成し、マストの前方への移動
    に追従して車体前面の収容部に収容されたバッテリを引
    き出し、マストの後方への移動に追従してバッテリを前
    記収容部に収容するリーチ式フォークリフトにおいて、 前記バッテリが収容部に収容されているか否かを検出す
    る検出手段と、 運転席に設けられ、当該運転席に運転者が搭乗している
    ことを検出する運転者検出手段と、 前記検出手段によりバッテリが収容部に収容されていな
    いことが検出された場合には、前記運転者検出手段によ
    り運転席に運転者が搭乗していることが検出された場合
    にのみ、リーチ操作部材の操作に基づいてマストを前後
    動させる制御手段とを備えたことを特徴とするリーチ式
    フォークリフトのリーチ動作規制装置。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4に記載のリーチ式
    フォークリフトのリーチ動作規制装置において、制御手
    段は、マストを前方へ移動させて収容部からバッテリを
    引き出す場合には、リーチ操作部材とは異なる操作部材
    の操作又は運転者検出手段からの検出信号に関係なくリ
    ーチ操作部材の操作に基づいてマストを前方移動させる
    ように駆動手段を駆動制御するリーチ式フォークリフト
    のリーチ動作規制装置。
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CN104477822B (zh) * 2014-12-10 2017-04-19 苏州先锋物流装备科技有限公司 一种便于维护电池的结构
CN104444955B (zh) * 2014-12-12 2017-03-29 苏州先锋物流装备科技有限公司 一种维护和更换电池的分离式结构
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