JP2986903B2 - チャネルの制御方法 - Google Patents

チャネルの制御方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はチャネルの制御方式に関し、特に計算機シス
テムをオンラインシステムとして使用する場合等に採取
するジャーナルのデバイス制御に有効なチャネルの制御
方式に関する。
〔従来の技術〕 従来、この種の技術としては、例えば、特開平2−64
839号公報に開示された技術が知られている。この技術
は、ジャーナル取得のプログラムが、ジャーナルデバイ
ス(磁気テープまたはディスク)の入出力動作の効率を
高める目的で、複数のジャーナル取得要求をまとめる処
理を行うものである。なお、この処理方式には、複数の
ジャーナルデータをブロッキングする方式,複数のジャ
ーナル取得をチャネルへの制御命令CCW(コマンド・コ
ントロールワード)で連結(コマンド・チェイン)する
方式とがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、いずれの方法もプログラムでまとめ
るものであるため、処理オーバヘッドがかかる。すなわ
ち、ジャーナル取得が効率良く行われなければならない
負荷の高いシステムであればそれなりの効果があるが、
そうでない場合には、まとめる処理が余分なものとな
り、逆に、CPUオーバヘッドだけの増加となって効率低
下を招くことになる。
上述の如く、従来の技術では、複数のジャーナル取得
要求をプログラムでまとめるものであるため、ジャーナ
ルにかかる負荷に応じて、最適な制御方式を選ばないと
システムの処理能力が向上しないというシステム設計上
の使い難さがあった。これは、システム設計の容易性と
いう面での配慮が欠けている点に原因がある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その目的
とするところは、従来の技術における上述の如き問題を
解消し、システムにかかる負荷に依存せず、常に最適な
制御を実現可能なチャネルの制御方式を提供することに
ある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明の上記目的は、計算機システムの接続されるデ
バイスへの入出力動作をプログラムからの入出力要求に
よってチャネルが制御するシステム構成において、前記
チャネルに、プログラムからの入出力要求を受け付ける
制御レジスタを複数個備えて、プログラムから発行され
る入出力要求に連結指定がある場合、前記チャネルが、
前記制御レジスタを利用して離散的な入出力要求を連結
することを特徴とするチャネルの制御方式によって達成
される。
〔作用〕
本発明に係るチャネルの制御方式においては、ジャー
ナル取得の入出力要求をプログラムでスタックするので
はなく、チャネルでスタックする方式としたものであ
る。
従来のチャネルでは、デバイスに対するプログラムか
らの入出力要求はシリアルに実行される。すなわち、プ
ログラムから発行された入出力要求をチャネルで受け、
デバイスに対して入出力動作を指示した後、デバイスか
らの入出力動作の完了により、チャネルからプログラム
へ入出力要求の完了が通知される。プログラムは、入出
力要求が完了すると、次の入出力要求を発行できる。こ
のように、従来は、プログラム,チャネル,デバイス
は、入出力要求および動作をシリアルに実行するもので
あった。
これに対して、本発明に係るチャネルの制御方式で
は、チャネルは、プログラムからの入出力要求を同時に
複数受け付け可能とし、チャネル上に入出力要求をスタ
ックする。チャネルは、前の入出力要求による入出力動
作をデバイスに指示し、それが完了しないうちに次の入
出力要求を受けた場合に、前の入出力要求と連結させ
る。つまり、デバイスから入出力の動作完了通知がある
と、プログラムに対しては入出力要求の完了を通知する
一方で、チャネル上にスタックされている入出力要求を
拾い出し、デバイスに対してはあたかも入出力動作が連
結されているかの如く、デバイスに指示するものであ
る。
これによって、デバイスは、前の入出力動作に連結し
て次の入出力動作を実行するので、入出力動作の間に必
要な準備動作が不要となり、デバイスにかかる負荷に応
じた最適の制御が可能になるという効果が得られる。な
お、本発明に係るチャネルの制御方式では、従来のチャ
ネルに機能を付加した形に構成することが可能であり、
従来の動作を保証することが可能である。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第2図は、本発明を適用した計算機システムの構成図
である。このシステムはCPUとデバイスから構成され、C
PUはデバイス接続用のチャネルを有し、CPU内のプログ
ラムはオペレーティングシステム(OS)と各種制御プロ
グラムから成っている。なお、ここでは、プログラムの
構成は特に関係しない。
チャネルはデバイス当たり一つのアドレスを割り当て
ている。これをデバイスアドレスという。このデバイス
アドレスに対して、本実施例に示すチャネルでは、入出
力要求を受け付ける制御レジスタを二組有している。一
組の制御レジスタは、プログラムからの要求内容を制御
する働きとデバイスの動作を制御する働きのものから構
成されている。
チャネルの一般的な動作は以下の通りである。すなわ
ち、プログラムから入出力要求が発行されると、チャネ
ルは要求実行のCCWをメモリから取り込み、デバイスに
対して起動をかける。このとき、上述のチャネルの制御
レジスタには、入出力要求の内容とデバイスの状態を記
憶する。デバイスに対して起動をかけた結果、起動に成
功すれば、チャネルは入出力要求で示されるCCWの内容
に従って、データの転送を実行する。入出力要求で示さ
れるCCWの内容がすべて実行される時点で、チャネルは
デバイスに対しての終了動作指示とプログラムに対して
の入出力完了の割り込みを起こす。なお、チャネルがデ
バイスを起動し、データ転送が完了し終了指示をデバイ
スに発行するまでの間が、ビジー状態、すなわち、チャ
ネルの動作中を示す状態である。このチャネルの動作
中、チャネルの制御レジスタは使用中の状態にあり、従
来のチャネルでは、この状態でプログラムからの入出力
要求が発行されても、チャネルが拒否することになって
いた。
これに対して、本実施例に示すチャネルでは、前述の
如く、制御レジスタを二組設けたことにより、上述の如
き、チャネルの動作中に、プログラムからの入出力要求
が発行された場合にも、チャネルが拒否することなく、
もう一組の制御レジスタを使って受け付けることが可能
になっている。以下、これについて詳細に説明する。
第3図は、本実施例におけるプログラム,チャネル,
デバイスの動作シーケンスを示している。プログラムと
チャネルとのインタフェースは、ここでは、プログラム
から入出力要求を発行するとき、従来の入出力要求と区
別して、「要求連結」を指定するようにしている。この
「要求連結」は、チャネルとプログラムとの間のインタ
ーフェースだけに関連し、チャネルがビジー状態であっ
ても入出力要求を受け付けるか否かの妥当性をチェック
する目的で使用する。なお、ビジー状態で受け付けた
「要求連結」がセットされた入出力要求は、実行中の入
出力要求が完了するまで、チャネルが保留しておく。
すなわち、「要求連結」がセットされた入出力要求
は、先に発行された入出力要求1の完了1を受ける前に
次の入出力要求2を発行できること、また、チャネルに
対して以前の入出力動作が完了していなければ、デバイ
スの動作完了時にチャネルに保留中の入出力要求を連続
して実行することを要求するものである。なお、同時に
チャネルに対して「要求連結」指定の入出力要求を発行
できる個数は2個以上とし、また、「要求連結」指定の
入出力要求発行時に動作中の入出力要求がなければ、従
来と同様にチャネルはデバイスの入出力動作を起動す
る。
次に、第1図に基づいて、チャネルの動作の詳細を説
明する。
プログラムから入出力要求が発行されると、前述の如
く、チャネルは要求実行のCCWをメモリから取り込み、
デバイスに対して起動をかける。このとき、上述のチャ
ネルの制御レジスタには、入出力要求の内容とデバイス
の状態を記憶する。デバイスに対して起動をかけた結
果、起動に成功すれば、チャネルは入出力要求で示され
るCCWの内容に従って、データの転送を実行する。入出
力要求で示されるCCWの内容がすべて実行される時点
で、チャネルはデバイスに対しての終了動作指示とプロ
グラムに対しての入出力完了の割り込みを起こす(ステ
ップ11および12)。この間に、すなわち、ビジー状態で
受け付けた「要求連結」がセットされた入出力要求は、
実行中の入出力要求が完了するまで、チャネルが保留し
ておくのは、前述の通りである(ステップ13)。
実行中の入出力要求が完了すると、チャネルはプログ
ラムに対して入出力完了の割り込みを起こす。また、新
たな入出力要求が保留されているか否かをチェックする
(ステップ14)。そして、デバイスに対しては、プログ
ラムからの入出力要求をチャネルが保留していなけれ
ば、従来通り終了動作の指示を出力する。しかし、入出
力要求が完了したとき、チャネルが次の入出力要求をプ
ログラムから受け保留していれば、デバイスに対しての
終了動作指示は出力しない。次に、チャネルは入出力要
求を保留している制御レジスタへ切り替えて保留中の入
出力要求を取り出し、入出力要求が示すCCWの解析を行
い、CCWが示すデータの転送をデバイスとの間で実行す
る(ステップ15)。入出力動作がすべて完了し、新たな
入出力要求が保留されていなければ、プログラムに対す
る入出力完了通知と、デバイスに対する終了動作の指示
を出力する(ステップ16)。
なお、上記動作中に、例えば、デバイスからの入出力
動作の完了が異常終了の場合、保留中の入出力要求は、
同じ理由で異常終了させる。この場合には、プログラム
によってエラー回復の手続きをとり、入出力要求を再発
行することになる。
また、チャネルとデバイスとの間のインタフェース
は、チャネルによって入出力要求を連結した場合、デバ
イスに対しては従来のコマンド・チェインと同様のイン
タフェースとなる。
第4図に、上記実施例の効果を模式的に示す。デバイ
スは、入出力動作の開始時に記録媒体への位置付け等の
準備動作があり、その後、実際の読み書き動作が行われ
る。入出力動作が継続している場合でも、一つ一つの動
作が区切られると、準備動作もその都度必要となるが、
継続している入出力動作を連結することによって、準備
動作を省略することが可能になる。第4図は、この状況
を示すものである。
なお、上記実施例は、本発明の一例を示すものであ
り、本発明はこれに限定されるべきものではないことは
言うまでもない。例えば、チャネルに設ける制御レジス
タの数は、二組に限定されるものではないという如くで
ある。
〔発明の効果〕
以上、詳細に説明した如く、本発明によれば、システ
ムにかかる負荷に依存せず、常に最適な制御を実現可能
なチャネルの制御方式を実現できるという顕著な効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるチャネルの動作の詳
細を示すフロー図、第2図は本発明を適用した計算機シ
ステムの構成図、第3図は実施例におけるプログラム,
チャネル,デバイスの動作シーケンスを示す図、第4図
は実施例の効果を模式的に示す図である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計算機システムに接続されるデバイスへの
    入出力動作を、プログラムからの入出力要求によってチ
    ャネルが制御する制御方法において、前記チャネルにプ
    ログラムからの複数の入出力要求を受け付ける制御レジ
    スタを備えて、前記チャネルが、前記制御レジスタの内
    容に応じて入出力要求を連結することを特徴とするチャ
    ネルの制御方法。
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