JP2986524B2 - Ｆｆｖ用自動変速機の制御装置 - Google Patents
Ｆｆｖ用自動変速機の制御装置Info
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- JP2986524B2 JP2986524B2 JP2259895A JP25989590A JP2986524B2 JP 2986524 B2 JP2986524 B2 JP 2986524B2 JP 2259895 A JP2259895 A JP 2259895A JP 25989590 A JP25989590 A JP 25989590A JP 2986524 B2 JP2986524 B2 JP 2986524B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lock
- pattern
- alcohol
- alcohol concentration
- engine
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-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H61/00—Control functions within control units of change-speed- or reversing-gearings for conveying rotary motion ; Control of exclusively fluid gearing, friction gearing, gearings with endless flexible members or other particular types of gearing
- F16H61/14—Control of torque converter lock-up clutches
- F16H61/143—Control of torque converter lock-up clutches using electric control means
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H59/00—Control inputs to control units of change-speed-, or reversing-gearings for conveying rotary motion
- F16H59/74—Inputs being a function of engine parameters
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Control Of Fluid Gearings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、アルコールとガソリンとの混合燃料により
運転可能なエンジンをもつ車両（FFV:ELEXIBLE FUEL VE
HICLE）に関し、燃料中のアルコール濃度に応じてトル
クコンバータのロックアップパターンを変更するように
した自動変速機の制御装置に関する。
運転可能なエンジンをもつ車両（FFV:ELEXIBLE FUEL VE
HICLE）に関し、燃料中のアルコール濃度に応じてトル
クコンバータのロックアップパターンを変更するように
した自動変速機の制御装置に関する。
FFVは、アルコールとガソリンとの混合比がいかなる
場合（100:0から0:100）でも運転できるものであるが、
エンジンの動作についてみると、アルコールの方が理論
空燃比にあたる燃料量での燃焼ではガソリンより発熱量
が若干大きく、また燃焼速度も大きいので、アルコール
濃度が高くなるほどMBT点火時期が上死点に近づくた
め、理論上のオットーサイクルに近くなり、熱効率が向
上する等の理由でアルコール濃度の増加に伴い出力が向
上するが、アルコール濃度の変化によってエンジン性能
が変化することから、通常のガソリンエンジンによるも
のと比べて運転者に違和感を与える。そこで、FFV用自
動変速域に関し、アルコール濃度が高いときには変速パ
ターンを変更し、シフトアップを通常より低い車速で行
うことにより、燃料中のアルコール濃度の変化による運
転者の違和感を減らすと共に、静粛性を図るようにした
技術が提案されている（特願平２−15418号）。
場合（100:0から0:100）でも運転できるものであるが、
エンジンの動作についてみると、アルコールの方が理論
空燃比にあたる燃料量での燃焼ではガソリンより発熱量
が若干大きく、また燃焼速度も大きいので、アルコール
濃度が高くなるほどMBT点火時期が上死点に近づくた
め、理論上のオットーサイクルに近くなり、熱効率が向
上する等の理由でアルコール濃度の増加に伴い出力が向
上するが、アルコール濃度の変化によってエンジン性能
が変化することから、通常のガソリンエンジンによるも
のと比べて運転者に違和感を与える。そこで、FFV用自
動変速域に関し、アルコール濃度が高いときには変速パ
ターンを変更し、シフトアップを通常より低い車速で行
うことにより、燃料中のアルコール濃度の変化による運
転者の違和感を減らすと共に、静粛性を図るようにした
技術が提案されている（特願平２−15418号）。
しかしながら、アルコールを燃料とする場合、通常の
ガソリンエンジンの場合と比べて燃費が大であるという
欠点がある。
ガソリンエンジンの場合と比べて燃費が大であるという
欠点がある。
そこで、本発明は、アルコール濃度に応じて、自動変
速機におけるトルクコンバータのロックアップ条件を変
更することで、アルコールとガソリンの性質の違いから
アルコール濃度が高いほどエンジンの出力の向上が可能
であるという特徴を生しつつ、燃費を改善し、更に上述
の違和感，静粛性についても改善したFFV用自動変速機
の制御装置を提供することを目的とする。
速機におけるトルクコンバータのロックアップ条件を変
更することで、アルコールとガソリンの性質の違いから
アルコール濃度が高いほどエンジンの出力の向上が可能
であるという特徴を生しつつ、燃費を改善し、更に上述
の違和感，静粛性についても改善したFFV用自動変速機
の制御装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は、アルコールとガソ
リンの混合燃料により運転可能なアルコールエンジンを
有する車両のロックアップ機構付きトルクコンバータを
含む自動変速機の制御装置において、上記エンジン及び
車両の運転状態の検出手段と、上記エンジンに供給され
る燃料のアルコール濃度を検出するアルコール濃度検出
手段と、このアルコール濃度検出手段の検出信号に応答
してアルコール検出濃度に対応する上記トルクコンバー
タのロックアップパターンを判定するロックアップパタ
ーン判定手段と、このロックアップパターン判定手段の
出力と上記エンジン及び車両の運転状態検出手段からの
検出信号に応答してトルクコンバータのロックアップ駆
動制御信号を設定するロックアップ設定手段とを備え、
上記ロックアップパターン判定手段は燃料中のアルコー
ル濃度が高いときにロックアップ領域の広いロックアッ
プパターンに変更するようにしたことを特徴としてい
る。
リンの混合燃料により運転可能なアルコールエンジンを
有する車両のロックアップ機構付きトルクコンバータを
含む自動変速機の制御装置において、上記エンジン及び
車両の運転状態の検出手段と、上記エンジンに供給され
る燃料のアルコール濃度を検出するアルコール濃度検出
手段と、このアルコール濃度検出手段の検出信号に応答
してアルコール検出濃度に対応する上記トルクコンバー
タのロックアップパターンを判定するロックアップパタ
ーン判定手段と、このロックアップパターン判定手段の
出力と上記エンジン及び車両の運転状態検出手段からの
検出信号に応答してトルクコンバータのロックアップ駆
動制御信号を設定するロックアップ設定手段とを備え、
上記ロックアップパターン判定手段は燃料中のアルコー
ル濃度が高いときにロックアップ領域の広いロックアッ
プパターンに変更するようにしたことを特徴としてい
る。
このように構成したことにより、本発明は、ロックア
ップパターン判定手段が、アルコール濃度に応じて異な
るロックアップパターンを判定出力し、ロックアップ設
定手段は、ロックアップパターン判定手段からのパター
ン出力に対し、実際のエンジン及び車両の運転状態に応
じてトルクコンバータに対し、ロックアップの作動ある
いは解除についての信号を設定し、トルクコンバータの
ロックアップ制御を行うから、例えばアルコール濃度が
高い時には低車速範囲からトルクコンバータのロックア
ップを行うことができるようになり、エンジンの回転数
が低い状態からその出力を効率よく車両の走行に伝達利
用することができる。
ップパターン判定手段が、アルコール濃度に応じて異な
るロックアップパターンを判定出力し、ロックアップ設
定手段は、ロックアップパターン判定手段からのパター
ン出力に対し、実際のエンジン及び車両の運転状態に応
じてトルクコンバータに対し、ロックアップの作動ある
いは解除についての信号を設定し、トルクコンバータの
ロックアップ制御を行うから、例えばアルコール濃度が
高い時には低車速範囲からトルクコンバータのロックア
ップを行うことができるようになり、エンジンの回転数
が低い状態からその出力を効率よく車両の走行に伝達利
用することができる。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第１図は本発明の一実施例のブロック図を示し、エン
ジンに供給される燃料中のアルコール濃度を検出するア
ルコール濃度検出手段１の信号はロックアップパターン
判定手段２に入力され、このロックアップパターン判定
手段２は燃料中のアルコール濃度の大きさに対応したロ
ックアップパターンを判定して出力する。
ジンに供給される燃料中のアルコール濃度を検出するア
ルコール濃度検出手段１の信号はロックアップパターン
判定手段２に入力され、このロックアップパターン判定
手段２は燃料中のアルコール濃度の大きさに対応したロ
ックアップパターンを判定して出力する。
ロックアップパターン判定手段２の動作を第２図のフ
ローチャートに基づいて説明すると、第２図（ａ）で
は、スタート指令に伴いステップS1でアルコール濃度検
出手段１の信号によるアルコール検出濃度Ａが読込ま
れ、ステップS2でアルコール検出濃度Ａが第１設定濃度
As1と比較される。アルコール検出濃度Ａが第１設定濃
度As1より小さい，即ちアルコール濃度が低濃度のとき
には、ステップS3で車速が60km/h以上でトルクコンバー
タをロックアップするパターンＩを出力する。
ローチャートに基づいて説明すると、第２図（ａ）で
は、スタート指令に伴いステップS1でアルコール濃度検
出手段１の信号によるアルコール検出濃度Ａが読込ま
れ、ステップS2でアルコール検出濃度Ａが第１設定濃度
As1と比較される。アルコール検出濃度Ａが第１設定濃
度As1より小さい，即ちアルコール濃度が低濃度のとき
には、ステップS3で車速が60km/h以上でトルクコンバー
タをロックアップするパターンＩを出力する。
前記ステップS2でアルコール検出濃度Ａが第１設定濃
度As1より大きい場合は、ステップS4において第１設定
濃度As1より大きい第２設定濃度As2とアルコール検出濃
度Ａとの大小関係が判定され、アルコール検出濃度Ａが
第２設定濃度As2以下のアルコール濃度が中濃度のとき
には、ステップS5で車速が55km/h以上でロックアップす
るパターンIIが出力され、アルコール検出濃度Ａが第２
設定濃度As2より大きい高濃度時には、ステップS6で車
速が50km/h以上でロックアップするパターンIIIが出力
される。
度As1より大きい場合は、ステップS4において第１設定
濃度As1より大きい第２設定濃度As2とアルコール検出濃
度Ａとの大小関係が判定され、アルコール検出濃度Ａが
第２設定濃度As2以下のアルコール濃度が中濃度のとき
には、ステップS5で車速が55km/h以上でロックアップす
るパターンIIが出力され、アルコール検出濃度Ａが第２
設定濃度As2より大きい高濃度時には、ステップS6で車
速が50km/h以上でロックアップするパターンIIIが出力
される。
第２図（ｂ）は、アルコール検出濃度Ａが設定濃度As
と比較され、その結果に応じてギヤ位置が第１速，第２
速以外でロックアップするパターンＩあるいは第１速以
外でロックアップするパターンIIが出力されるフローチ
ャートを示している。
と比較され、その結果に応じてギヤ位置が第１速，第２
速以外でロックアップするパターンＩあるいは第１速以
外でロックアップするパターンIIが出力されるフローチ
ャートを示している。
ロックアップパターン判定手段２の出力はロックアッ
プ設定手段３に導入され、ロックアップ設定手段３には
更にエンジン及び車両の各種運転状態についての検出手
段、速ち車速検出手段4,現時点での自動変速機の変速段
を検出する検出手段5,スロットル開度検出手段6,このス
ロットル開度検出手段６の出力に基づいてスロットル開
度速度を算出する手段7,トルクコンバータ油温検出手段
８等の信号が導入されるものであって、ロックアップ設
定手段３は、ロックアップパターン判定手段２の出力が
第２図（ａ）におけるパターンである場合、車速検出手
段４からの実際の車速値に応じてロックアップさせるか
否かについての信号を設定するものであって、例えばア
ルコール濃度が高濃度で、車速が50km/h以上であればロ
ックアップを作動させる駆動制御信号を設定し、この駆
動制御信号はトルクコンバータのロックアップクラッチ
を駆動制御する駆動手段９に与えられてトルクコンバー
タをロックアップする。
プ設定手段３に導入され、ロックアップ設定手段３には
更にエンジン及び車両の各種運転状態についての検出手
段、速ち車速検出手段4,現時点での自動変速機の変速段
を検出する検出手段5,スロットル開度検出手段6,このス
ロットル開度検出手段６の出力に基づいてスロットル開
度速度を算出する手段7,トルクコンバータ油温検出手段
８等の信号が導入されるものであって、ロックアップ設
定手段３は、ロックアップパターン判定手段２の出力が
第２図（ａ）におけるパターンである場合、車速検出手
段４からの実際の車速値に応じてロックアップさせるか
否かについての信号を設定するものであって、例えばア
ルコール濃度が高濃度で、車速が50km/h以上であればロ
ックアップを作動させる駆動制御信号を設定し、この駆
動制御信号はトルクコンバータのロックアップクラッチ
を駆動制御する駆動手段９に与えられてトルクコンバー
タをロックアップする。
このように、燃料中のアルコール濃度に応じてトルク
コンバータがロックアップする条件が変更され、アルコ
ール濃度が高い場合には低い車速範囲からロックアップ
が行われ、エンジンの低回転数時からトルクコンバータ
を介することなく車両を駆動することになるから、燃費
が改善され、アルコール濃度増加時のエンジン性能の変
化に伴う違和感，走行に際しての静粛性も更に改善され
る。
コンバータがロックアップする条件が変更され、アルコ
ール濃度が高い場合には低い車速範囲からロックアップ
が行われ、エンジンの低回転数時からトルクコンバータ
を介することなく車両を駆動することになるから、燃費
が改善され、アルコール濃度増加時のエンジン性能の変
化に伴う違和感，走行に際しての静粛性も更に改善され
る。
第３図はアルコール濃度値に応じてロックアップ条件
を変えるロックアップパターンについての他の実施例を
示し、第３図（ａ）はパターン判定のフローチャートで
あり、アルコール検出濃度Ａが設定濃度Asより小さい時
には、第３図（b1）のロックアップパターンI,逆の場合
は第３図（b2）のパターンIIとなる。これらのパターン
図において、実線は変速機のシフトアップ位置，鎖線は
ロックアップ開始，一点鎖線はロックアップ解除を示
し、かかるロックアップパターンに対し第１図のロック
アップ設定段３は、車速検出手段4,変速段検出手段5,ス
ロットル開度検出手段６の信号に依存してトルクコンバ
ータをロックアップ作動あるいは解除させる信号を設定
する。パターンＩは、第２速では車速が55km/h以上で、
第３速，第４速では車速が70km/h以上でロックアップす
るものであるが、アルコール高濃度時のパターンIIの場
合には、第３速，第４速にあっても55km/h以上，即ち低
車速時からロックアップするようになっている。
を変えるロックアップパターンについての他の実施例を
示し、第３図（ａ）はパターン判定のフローチャートで
あり、アルコール検出濃度Ａが設定濃度Asより小さい時
には、第３図（b1）のロックアップパターンI,逆の場合
は第３図（b2）のパターンIIとなる。これらのパターン
図において、実線は変速機のシフトアップ位置，鎖線は
ロックアップ開始，一点鎖線はロックアップ解除を示
し、かかるロックアップパターンに対し第１図のロック
アップ設定段３は、車速検出手段4,変速段検出手段5,ス
ロットル開度検出手段６の信号に依存してトルクコンバ
ータをロックアップ作動あるいは解除させる信号を設定
する。パターンＩは、第２速では車速が55km/h以上で、
第３速，第４速では車速が70km/h以上でロックアップす
るものであるが、アルコール高濃度時のパターンIIの場
合には、第３速，第４速にあっても55km/h以上，即ち低
車速時からロックアップするようになっている。
第４図はロックアップ条件についてギヤ位置を２段階
に変化させた場合であって、第４図（b1），（b2）に示
すように、アルコール低濃度時のパターンＩでは第３
速，第４速位置でロックアップするが、アルコール高濃
度時のパターンIIでは第２速，第３速，第４速位置でロ
ックアップする。
に変化させた場合であって、第４図（b1），（b2）に示
すように、アルコール低濃度時のパターンＩでは第３
速，第４速位置でロックアップするが、アルコール高濃
度時のパターンIIでは第２速，第３速，第４速位置でロ
ックアップする。
第５図はロックアップ条件について車速範囲，変速段
を２段階に変化させた場合であって、アルコール低濃度
時のパターンＩでは第３速，第４速位置及び車速70km/h
以上でロックアップし、アルコール高濃度時のパターン
IIにあっては55km/h以上で第２速以上の位置でロックア
ップする。
を２段階に変化させた場合であって、アルコール低濃度
時のパターンＩでは第３速，第４速位置及び車速70km/h
以上でロックアップし、アルコール高濃度時のパターン
IIにあっては55km/h以上で第２速以上の位置でロックア
ップする。
第６図はロックアップ条件に関し、第２図（ａ）の場
合と同様にアルコール濃度が低，中，高濃度の３段階に
ついてスロットル開度速度α（但し、α１＜α２＜α
３）をパラメータとするロックアップパターンを判定し
て出力する場合を示し、アルコール濃度が高い時にはス
ロットル開度速度がある程度大きくなってもロックアッ
プを作動させることができるパターンを出力する。
合と同様にアルコール濃度が低，中，高濃度の３段階に
ついてスロットル開度速度α（但し、α１＜α２＜α
３）をパラメータとするロックアップパターンを判定し
て出力する場合を示し、アルコール濃度が高い時にはス
ロットル開度速度がある程度大きくなってもロックアッ
プを作動させることができるパターンを出力する。
また、アルコール濃度に対応するロックアップパター
ンはトルクコンバータ油温をパラメータとして含むもの
であってもよく、かかるパターンに対して第１図のロッ
クアップ設定手段３は、トルクコンバータ油温検出手段
８の信号にも応答できるものであって、トルクコンバー
タ油温が高い場合、ロックアップが作動する車速域を拡
大変更させるように働く。
ンはトルクコンバータ油温をパラメータとして含むもの
であってもよく、かかるパターンに対して第１図のロッ
クアップ設定手段３は、トルクコンバータ油温検出手段
８の信号にも応答できるものであって、トルクコンバー
タ油温が高い場合、ロックアップが作動する車速域を拡
大変更させるように働く。
本発明は、以上説明したように、燃料中のアルコール
濃度に応じてトルクコンバータのロックアップ条件を変
更するように構成されているものであって、アルコール
濃度に対応して異なるトルクコンバータのロックアップ
パターンが判定され、かかるパターンに基づきエンジン
及び車両の実際の運転状態に応じてロックアップの駆動
制御が行われるから、例えばアルコール濃度が高い時に
は低い車速範囲からロックアップを行うパターンを用い
ることにより、アルコールとガソリンの性質の違いに基
づきアルコール濃度が高いほどエンジン出力の向上が可
能であるというエンジンの特徴を生かし、エンジンの回
転数が低い状態からトルクコンバータを介さずにエンジ
ンの出力を効率よく車両の走行に伝達利用することが可
能となり、燃費を低くすることができると共に、アルコ
ール濃度の変化によりエンジンの性能が変化することに
伴う違和感を運転者に与えず、静かなエンジン回転のも
とでの車両の走行が実現できる。
濃度に応じてトルクコンバータのロックアップ条件を変
更するように構成されているものであって、アルコール
濃度に対応して異なるトルクコンバータのロックアップ
パターンが判定され、かかるパターンに基づきエンジン
及び車両の実際の運転状態に応じてロックアップの駆動
制御が行われるから、例えばアルコール濃度が高い時に
は低い車速範囲からロックアップを行うパターンを用い
ることにより、アルコールとガソリンの性質の違いに基
づきアルコール濃度が高いほどエンジン出力の向上が可
能であるというエンジンの特徴を生かし、エンジンの回
転数が低い状態からトルクコンバータを介さずにエンジ
ンの出力を効率よく車両の走行に伝達利用することが可
能となり、燃費を低くすることができると共に、アルコ
ール濃度の変化によりエンジンの性能が変化することに
伴う違和感を運転者に与えず、静かなエンジン回転のも
とでの車両の走行が実現できる。
第１図は本発明の実施例を示すブロック図、 第２図はロックアップパターン判定についてのフローチ
ャート図、 第３図ないし第５図は他のロックアップパターン判定に
ついてのフローチャート図及びそのロックアップパター
ン図、 第６図は更に他のロックアップパターン判定についての
フローチャート図である。 １……アルコール濃度検出手段、２……ロックアップパ
ターン判定手段、３……ロックアップ設定手段、４〜８
……エンジン及び車両の各種運転状態の検出手段、９…
…駆動手段。
ャート図、 第３図ないし第５図は他のロックアップパターン判定に
ついてのフローチャート図及びそのロックアップパター
ン図、 第６図は更に他のロックアップパターン判定についての
フローチャート図である。 １……アルコール濃度検出手段、２……ロックアップパ
ターン判定手段、３……ロックアップ設定手段、４〜８
……エンジン及び車両の各種運転状態の検出手段、９…
…駆動手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) F16H 61/14
Claims (1)
- 【請求項１】アルコールとガソリンの混合燃料により運
転可能なアルコールエンジンを有する車両のロックアッ
プ機構付きトルクコンバータを含む自動変速機の制御装
置において、 上記エンジン及び車両の運転状態の検出手段と、上記エ
ンジンに供給される燃料のアルコール濃度を検出するア
ルコール濃度検出手段と、このアルコール濃度検出手段
の検出信号に応答してアルコール検出濃度に対応する上
記トルクコンバータのロックアップパターンを判定する
ロックアップパターン判定手段と、このロックアップパ
ターン判定手段の出力と上記エンジン及び車両の運転状
態検出手段からの検出信号に応答してトルクコンバータ
のロックアップ駆動制御信号を設定するロックアップ設
定手段とを備え、上記ロックアップパターン判定手段は
燃料中のアルコール濃度が高いときにロックアップ領域
の広いロックアップパターンに変更するようにしたこと
を特徴とするFFV用自動変速機の制御装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2259895A JP2986524B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | Ｆｆｖ用自動変速機の制御装置 |
| US07/756,173 US5167169A (en) | 1990-09-28 | 1991-09-06 | Control system of an automatic transmission for an alcohol engine |
| GB9120425A GB2249146B (en) | 1990-09-28 | 1991-09-25 | Control system for an automatic transmission in a motor vehicle having an alcohol engine |
| DE4132104A DE4132104A1 (de) | 1990-09-28 | 1991-09-26 | Steuerung eines automatischen getriebes fuer einen alkoholmotor |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2259895A JP2986524B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | Ｆｆｖ用自動変速機の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04140568A JPH04140568A (ja) | 1992-05-14 |
| JP2986524B2 true JP2986524B2 (ja) | 1999-12-06 |
Family
ID=17340431
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2259895A Expired - Fee Related JP2986524B2 (ja) | 1990-09-28 | 1990-09-28 | Ｆｆｖ用自動変速機の制御装置 |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5167169A (ja) |
| JP (1) | JP2986524B2 (ja) |
| DE (1) | DE4132104A1 (ja) |
| GB (1) | GB2249146B (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5475590A (en) * | 1993-10-22 | 1995-12-12 | Ford Motor Company | Automatic transmission torque converter bypass clutch control using engine torque compensation |
| JP3265881B2 (ja) * | 1994-11-29 | 2002-03-18 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 自動変速機 |
| US7641587B2 (en) * | 2007-03-20 | 2010-01-05 | Gm Global Technology Operations, Inc. | Fuel quality indication for adaptive transmission control |
| US7826957B2 (en) * | 2009-01-26 | 2010-11-02 | Ford Global Technologies, Llc | Engine control responsive to varying amounts of alcohol in fuel |
| US20140277975A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Ford Global Technologies, Llc | Method and system for engine control |
Family Cites Families (11)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE2625770A1 (de) * | 1976-06-09 | 1977-12-15 | Daimler Benz Ag | Verfahren beim betrieb eines brennkraftgetriebenen fahrzeuges |
| JPS5635855A (en) * | 1979-08-30 | 1981-04-08 | Aisin Warner Ltd | Hydraulic circuitry device for automatic speed change |
| US4585101A (en) * | 1981-03-23 | 1986-04-29 | Mitsubishi Jidosha Kogyo Kabushiki Kaisha | Power transmission mechanism for automotive vehicles |
| JPS59219567A (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-10 | Mazda Motor Corp | 自動変速機のロツクアツプ制御装置 |
| DE3514056A1 (de) * | 1984-04-24 | 1985-10-31 | Nissan Motor Co., Ltd., Yokohama, Kanagawa | Antriebsuebertragung fuer ein motorfahrzeug |
| JPH0756334B2 (ja) * | 1985-12-10 | 1995-06-14 | マツダ株式会社 | 自動変速機の制御装置 |
| JPH0810027B2 (ja) * | 1986-04-10 | 1996-01-31 | 本田技研工業株式会社 | 車両用変速機における流体トルクコンバータ用クラッチの制御方法 |
| US4768632A (en) * | 1987-01-08 | 1988-09-06 | Ford Motor Company | Lockup control system for an automatic transmission torque converter |
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