JPH0215418A - 磁気記録媒体および磁気記録再生方法 - Google Patents
磁気記録媒体および磁気記録再生方法Info
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- JPH0215418A JPH0215418A JP16554088A JP16554088A JPH0215418A JP H0215418 A JPH0215418 A JP H0215418A JP 16554088 A JP16554088 A JP 16554088A JP 16554088 A JP16554088 A JP 16554088A JP H0215418 A JPH0215418 A JP H0215418A
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Landscapes
- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は強磁性金属薄膜層を磁気記録層とする磁気記
録媒体およびこの種の磁気記録媒体を使用する磁気記録
再生方法に関し、さらに詳しくは、ノイズが少なくてS
/N比が充分に向上された前記の磁気記録媒体および磁
気記録再生方法に関する。
録媒体およびこの種の磁気記録媒体を使用する磁気記録
再生方法に関し、さらに詳しくは、ノイズが少なくてS
/N比が充分に向上された前記の磁気記録媒体および磁
気記録再生方法に関する。
強磁性金属薄膜層を磁気記録層とする磁気記録媒体は、
通常、金属もしくはそれらの合金などの強磁性材を、プ
ラスチックフィルムなどの基体上に真空蒸着するなどし
てつくられており、記録再生に際しては、強磁性金属薄
膜層の長手方向の磁化容易軸方向に磁気ヘッドを走行さ
せて行われている。
通常、金属もしくはそれらの合金などの強磁性材を、プ
ラスチックフィルムなどの基体上に真空蒸着するなどし
てつくられており、記録再生に際しては、強磁性金属薄
膜層の長手方向の磁化容易軸方向に磁気ヘッドを走行さ
せて行われている。
ところが、強磁性金属薄膜層の長手方向の磁化容易軸方
向に磁気ヘッドを走行させて記録再生すると、第9図(
a)および(b)に示すように、強磁性金属薄膜層1の
、磁化方向2を互いに反転させた記録領域3が隣接する
磁化遷移領域4で、短歯状磁区4aあるいは縞状磁区4
bが発生してノイズの原因となり、この磁化遷移領域4
の磁区長さ2が大きいほどノイズが高くなるという問題
がある。
向に磁気ヘッドを走行させて記録再生すると、第9図(
a)および(b)に示すように、強磁性金属薄膜層1の
、磁化方向2を互いに反転させた記録領域3が隣接する
磁化遷移領域4で、短歯状磁区4aあるいは縞状磁区4
bが発生してノイズの原因となり、この磁化遷移領域4
の磁区長さ2が大きいほどノイズが高くなるという問題
がある。
この発明は、かかる現状に鑑み種々検討を行った結果な
されたもので、主に一軸異方性を有し、その磁化容易軸
の方向を記録再生方向に対して20〜70度の角度で1
頃斜させた強磁性金属薄膜層を形成するか、あるいは、
主に一軸異方性を有する強磁性金属薄膜層を設けた磁気
記録媒体に対し、磁気ヘッドを強磁性金属薄膜層の磁化
容易軸方向と20〜70度の角度で傾斜するように相対
走行させて記録再生させることによって、強磁性金属薄
膜層の磁化遷移領域の長さを小さくし、ノイズを充分に
抑制させてS/N比を充分に向上させたものである。
されたもので、主に一軸異方性を有し、その磁化容易軸
の方向を記録再生方向に対して20〜70度の角度で1
頃斜させた強磁性金属薄膜層を形成するか、あるいは、
主に一軸異方性を有する強磁性金属薄膜層を設けた磁気
記録媒体に対し、磁気ヘッドを強磁性金属薄膜層の磁化
容易軸方向と20〜70度の角度で傾斜するように相対
走行させて記録再生させることによって、強磁性金属薄
膜層の磁化遷移領域の長さを小さくし、ノイズを充分に
抑制させてS/N比を充分に向上させたものである。
この発明において、強磁性金属薄膜層は、主に一軸異方
性を有する強磁性金属薄膜層の磁化容易軸の方向を記録
再生方向に対して20〜70度の角度で傾斜させるのが
好ましく、このように磁化容易軸の方向を傾斜させると
、第1図(a)および(b)に示すように、強磁性金属
薄膜層1の磁化方向2を互いに反転させた記録領域3が
隣接する磁化遷移領域4で、短歯状磁区4aあるいは縞
状磁区4bが発生しても、これら短歯状磁区4aおよび
縞状磁区4bが傾斜した磁化容易軸方向に沿って傾斜さ
れ、記録再生方向に対して20〜70度の角度で傾斜し
た状態で発生するため、磁化遷移領域4の磁区長さ2が
小さくなり、ノイズが良好に抑制される。これに対し、
磁化容易軸の傾斜角度が20度より小さいと磁化遷移領
域4の磁区長さlを充分に小さくすることができず、ノ
イズが充分に低減されない。また70度を越えると再生
出力が急激に低下して、結果的にS/N比も低下してし
まう。
性を有する強磁性金属薄膜層の磁化容易軸の方向を記録
再生方向に対して20〜70度の角度で傾斜させるのが
好ましく、このように磁化容易軸の方向を傾斜させると
、第1図(a)および(b)に示すように、強磁性金属
薄膜層1の磁化方向2を互いに反転させた記録領域3が
隣接する磁化遷移領域4で、短歯状磁区4aあるいは縞
状磁区4bが発生しても、これら短歯状磁区4aおよび
縞状磁区4bが傾斜した磁化容易軸方向に沿って傾斜さ
れ、記録再生方向に対して20〜70度の角度で傾斜し
た状態で発生するため、磁化遷移領域4の磁区長さ2が
小さくなり、ノイズが良好に抑制される。これに対し、
磁化容易軸の傾斜角度が20度より小さいと磁化遷移領
域4の磁区長さlを充分に小さくすることができず、ノ
イズが充分に低減されない。また70度を越えると再生
出力が急激に低下して、結果的にS/N比も低下してし
まう。
このような効果は、磁化容易軸の方向を記録再生方向に
対して20〜70度の角度で傾斜させた強磁性金属薄膜
層Φ−一軸異方性大きさが、2×105エルグ/cc以
上の場合著しく、2X10’エルグ/ccより小さい場
合は、異方性が等方的な強磁性金属薄膜層となり効果が
小さい。しかして、強磁性金属薄膜層の一軸異方性の大
きさは2×10’工ルグ/cc以上であることが好まし
い。
対して20〜70度の角度で傾斜させた強磁性金属薄膜
層Φ−一軸異方性大きさが、2×105エルグ/cc以
上の場合著しく、2X10’エルグ/ccより小さい場
合は、異方性が等方的な強磁性金属薄膜層となり効果が
小さい。しかして、強磁性金属薄膜層の一軸異方性の大
きさは2×10’工ルグ/cc以上であることが好まし
い。
この他、記録再生方法として、たとえば、主に一軸異方
性を有する強磁性金属薄膜層を設けた磁気記録媒体に対
し、ギャップを走行方向に対して垂直に形成したリング
状磁気ヘッドを、強磁性金属薄膜層の磁化容易軸方向と
20〜70度の角度で傾斜するように相対走行させて記
録再生させれば、磁気ヘッドと強磁性金属薄膜層との相
対関係は、第1図(a)および(b)に示すように、強
磁性金属薄膜層1の磁化方向2を互いに反転させた記録
領域3が隣接する磁化遷移領域4の磁区長さ2が小さく
なり、ノイズが良好に抑制される。
性を有する強磁性金属薄膜層を設けた磁気記録媒体に対
し、ギャップを走行方向に対して垂直に形成したリング
状磁気ヘッドを、強磁性金属薄膜層の磁化容易軸方向と
20〜70度の角度で傾斜するように相対走行させて記
録再生させれば、磁気ヘッドと強磁性金属薄膜層との相
対関係は、第1図(a)および(b)に示すように、強
磁性金属薄膜層1の磁化方向2を互いに反転させた記録
領域3が隣接する磁化遷移領域4の磁区長さ2が小さく
なり、ノイズが良好に抑制される。
そしてこの場合も磁気ヘッドの相対走行角度が20度よ
り小さくなると磁化遷移領域4の磁区長さ2を充分に小
さくしてノイズを充分に低減することができず、70度
を越えると再生出力が急激に低下して、結果的にS/N
比も低下してしまう。
り小さくなると磁化遷移領域4の磁区長さ2を充分に小
さくしてノイズを充分に低減することができず、70度
を越えると再生出力が急激に低下して、結果的にS/N
比も低下してしまう。
さらに、この場合も強磁性金属薄膜層の一軸異方性の大
きさが、2×105エルグ/cc以上の場合にこの効果
が著しく、2X10’エルグ/ccより小さい場合は、
異方性が等方的な強磁性金属薄膜層となり効果が小さい
ため、強磁性金属薄膜層の一軸異方性の大きさは2×1
05エルグ/cc以上であることが好ましい。
きさが、2×105エルグ/cc以上の場合にこの効果
が著しく、2X10’エルグ/ccより小さい場合は、
異方性が等方的な強磁性金属薄膜層となり効果が小さい
ため、強磁性金属薄膜層の一軸異方性の大きさは2×1
05エルグ/cc以上であることが好ましい。
強磁性金属薄膜層の形成材料としては、Co、Fe、N
i等の金属、Co−Ni、Co−Cr。
i等の金属、Co−Ni、Co−Cr。
Fe−Co、Fe−Co−Cr、Co−Pt、Co−T
i等の合金、あるいはこれらの金属および合金の酸化物
、およびCo−P、 Co−Ni −Pなどの強磁性材
が使用され、これらの強磁性材からなる強磁性金属薄膜
層は、真空蒸着、イオンブレーティング、スパッタリン
グ、メツキ等の手段によって被着形成される。
i等の合金、あるいはこれらの金属および合金の酸化物
、およびCo−P、 Co−Ni −Pなどの強磁性材
が使用され、これらの強磁性材からなる強磁性金属薄膜
層は、真空蒸着、イオンブレーティング、スパッタリン
グ、メツキ等の手段によって被着形成される。
また、基体としては、ポリエステル、ポリイミド、ポリ
アミド、ポリカーボネート等一般に使用されている高分
子成形物からなるプラスチックフィルムおよび銅などの
非磁性金属からなる金属フィルムなどがいずれも使用さ
れる。
アミド、ポリカーボネート等一般に使用されている高分
子成形物からなるプラスチックフィルムおよび銅などの
非磁性金属からなる金属フィルムなどがいずれも使用さ
れる。
磁気記録媒体としては、プラスチックフィルムを基体と
する磁気テープや磁気カード、プラスチックフィルム、
アルミニウム板およびガラス板等からなる円盤やドラム
を基体とする磁気ディスクや磁気ドラムなど、磁気ヘッ
ドと摺接する構造の種々の形態を包含する。
する磁気テープや磁気カード、プラスチックフィルム、
アルミニウム板およびガラス板等からなる円盤やドラム
を基体とする磁気ディスクや磁気ドラムなど、磁気ヘッ
ドと摺接する構造の種々の形態を包含する。
〔実施例]
次に、この発明の実施例について説明する。
実施例1
第2図に示す真空蒸着装置を使用し、厚さ10μmのポ
リエステルフィルム5を、真空槽6内の原反ロール7よ
りガイドロール8を介して円筒状キャン9の周側面に沿
って移動させ、ガイドロール10を介して巻き取りロー
ル11に巻き取るようにセットするとともに、強磁性材
蒸発源12内にコバルト−ニッケル合金(重1Ht80
:20)13をセットした。次いで、排気系14で真空
槽6内をlXl0−6)−ルにまで真空排気した後、酸
素ガス導入管15から酸素ガスを300 m、 1.
/minの流量で導入し、強磁性材蒸発源12内のコバ
ルト−ニッケル合金13を加熱薄光させて、防着板16
により最低入射角50度、蒸着速度0.1μm/sec
で斜め入射蒸着を行い、ポリエステルフィルム5上にコ
バルト−ニッケル合金からなる厚さが0.15μmの強
磁性金属薄膜層を形成した。
リエステルフィルム5を、真空槽6内の原反ロール7よ
りガイドロール8を介して円筒状キャン9の周側面に沿
って移動させ、ガイドロール10を介して巻き取りロー
ル11に巻き取るようにセットするとともに、強磁性材
蒸発源12内にコバルト−ニッケル合金(重1Ht80
:20)13をセットした。次いで、排気系14で真空
槽6内をlXl0−6)−ルにまで真空排気した後、酸
素ガス導入管15から酸素ガスを300 m、 1.
/minの流量で導入し、強磁性材蒸発源12内のコバ
ルト−ニッケル合金13を加熱薄光させて、防着板16
により最低入射角50度、蒸着速度0.1μm/sec
で斜め入射蒸着を行い、ポリエステルフィルム5上にコ
バルト−ニッケル合金からなる厚さが0.15μmの強
磁性金属薄膜層を形成した。
このようにして得られた磁気記録媒体原反について、面
内で一軸異方性定数を測定したところ、l×106エル
グ/ccであった。
内で一軸異方性定数を測定したところ、l×106エル
グ/ccであった。
比較例1
実施例1において、真空蒸着時の最低入射角を50度か
ら30度に変更した以外は、実施例1と同様にして真空
蒸着を行い、磁気記録媒体原反をつくった。得られた磁
気記録媒体原反について、面内で一軸異方性定数を測定
したところ、9×104エルグ/ccであった。
ら30度に変更した以外は、実施例1と同様にして真空
蒸着を行い、磁気記録媒体原反をつくった。得られた磁
気記録媒体原反について、面内で一軸異方性定数を測定
したところ、9×104エルグ/ccであった。
各実施例および比較例で得られた磁気記録媒体原反17
を、第3図に示すように種々の角度で傾斜させたカード
状に裁断して、強磁性金属薄膜層の磁化容易軸の傾斜角
度が種々に異なる多数の磁気カード18をつくり、これ
らの磁気カード18についてS/N比を測定した。第4
図は実施例1で得られた磁気記録媒体原反を裁断して得
られた磁気カードにおける強磁性金属薄膜層の磁化容易
軸の傾斜角度とS/N比との関係をグラフで示したもの
であり、第5図は比較例Iで得られた磁気記録媒体原反
を裁断して得られた磁気カードにおける強磁性金属薄膜
層の磁化容易軸の傾斜角度とS/N比との関係をグラフ
で示したものである。
を、第3図に示すように種々の角度で傾斜させたカード
状に裁断して、強磁性金属薄膜層の磁化容易軸の傾斜角
度が種々に異なる多数の磁気カード18をつくり、これ
らの磁気カード18についてS/N比を測定した。第4
図は実施例1で得られた磁気記録媒体原反を裁断して得
られた磁気カードにおける強磁性金属薄膜層の磁化容易
軸の傾斜角度とS/N比との関係をグラフで示したもの
であり、第5図は比較例Iで得られた磁気記録媒体原反
を裁断して得られた磁気カードにおける強磁性金属薄膜
層の磁化容易軸の傾斜角度とS/N比との関係をグラフ
で示したものである。
また、各実施例および比較例で得られた磁気記録媒体原
反を所定の幅に裁断して、第6図に示すような磁気テー
プ19をつくり、この磁気テープ19に対して、磁気ヘ
ッドの走行方向20の角度θを種々に変えて相対走行さ
せ、S/N比を測定した。第7図は実施例1で得られた
磁気記録媒体原反を裁断して得られた磁気テープに対す
る磁気ヘッドの相対走行角度θとS/N比との関係をグ
ラフで示したものであり、第8図は比較例1で得られた
磁気記録媒体原反を裁断して得られた磁気テープに対す
る磁気ヘッドの相対走行角度θとS/N比との関係をグ
ラフで示したものである。
反を所定の幅に裁断して、第6図に示すような磁気テー
プ19をつくり、この磁気テープ19に対して、磁気ヘ
ッドの走行方向20の角度θを種々に変えて相対走行さ
せ、S/N比を測定した。第7図は実施例1で得られた
磁気記録媒体原反を裁断して得られた磁気テープに対す
る磁気ヘッドの相対走行角度θとS/N比との関係をグ
ラフで示したものであり、第8図は比較例1で得られた
磁気記録媒体原反を裁断して得られた磁気テープに対す
る磁気ヘッドの相対走行角度θとS/N比との関係をグ
ラフで示したものである。
第4図および第5図から明らかなように、−軸異方性定
数が9X10’エルグ/ccの比較例1の磁気記録媒体
原反から得られた磁気カードは、磁化容易軸を記録再生
方向に対していかなる角度で1頃斜させた強磁性金属薄
膜層を有するものも、S/N比が向上されないが、−軸
異方性定数が1×106エルグ/ CCの実施例1の磁
気記録媒体原反から得られた磁気カードは、磁化容易軸
を記録再生方向に対して20〜70度の角度で傾斜させ
た強磁性金属薄膜層を有するものが、特に高S/N比が
得られており、このことからこの発明によって得られる
磁気記録媒体は、ノイズが少なくてS/N比が向上され
ていることがわかる。
数が9X10’エルグ/ccの比較例1の磁気記録媒体
原反から得られた磁気カードは、磁化容易軸を記録再生
方向に対していかなる角度で1頃斜させた強磁性金属薄
膜層を有するものも、S/N比が向上されないが、−軸
異方性定数が1×106エルグ/ CCの実施例1の磁
気記録媒体原反から得られた磁気カードは、磁化容易軸
を記録再生方向に対して20〜70度の角度で傾斜させ
た強磁性金属薄膜層を有するものが、特に高S/N比が
得られており、このことからこの発明によって得られる
磁気記録媒体は、ノイズが少なくてS/N比が向上され
ていることがわかる。
また、第7図および第8図から明らかなように、−軸異
方性定数が9X10’エルグ/ccの比較例1の磁気記
録媒体原反から得られた磁気テープは、磁気ヘッドをい
かなる角度で相対走行させて記録再生させても、S/N
比が向上されないが、−軸異方性定数が1×10bエル
グ/ccの実施例1の磁気記録媒体原反から得られた磁
気テープは、磁気ヘッドを20〜70度の角度で相対走
行させると、特に高S/N比が得られており、このこと
からこの発明の磁気記録再生方法によれば、ノイズを少
なくしてS/N比を向上できることがわかる。
方性定数が9X10’エルグ/ccの比較例1の磁気記
録媒体原反から得られた磁気テープは、磁気ヘッドをい
かなる角度で相対走行させて記録再生させても、S/N
比が向上されないが、−軸異方性定数が1×10bエル
グ/ccの実施例1の磁気記録媒体原反から得られた磁
気テープは、磁気ヘッドを20〜70度の角度で相対走
行させると、特に高S/N比が得られており、このこと
からこの発明の磁気記録再生方法によれば、ノイズを少
なくしてS/N比を向上できることがわかる。
第1図(a)および(b)はこの発明で得られた磁気記
録媒体における強磁性金属薄膜層の磁化遷移領域を説明
するための模式図、第2図はこの発明の磁気記録媒体を
得るために使用する真空蒸着装置の概略断面図、第3図
は磁気記録媒体原反から磁気カードを裁断する状態を示
す部分平面図、第4図は実施例1で得られた磁気記録媒
体原反を用いて得られた磁気カードにおける強磁性金属
薄膜層の磁化容易軸の傾斜角度とS/N比との関係図、
第5図は比較例1で得られた磁気記録媒体原反を用いて
得られた磁気カードにおける強磁性金属薄膜層の磁化容
易軸の傾斜角度とS/N比との関係図、第6図は磁気記
録媒体原反を裁断して得られた磁気テープの磁気ヘッド
が相対走行する状態を説明する部分平面図、第7図は実
施例1で得られた磁気記録媒体原反を用いて得られた磁
気テープに対して磁気ヘッドが相対走行する角度とS/
N比との関係図、第8図は比較例1で得られた磁気記録
媒体原反を用いて得られた磁気テープに対して磁気ヘッ
ドが相対走行する角度とS/N比との関係図、第9図(
a)および(b)は従来の磁気記録媒体における強磁性
金属薄膜層の磁化遷移領域を説明するための模式図であ
る。 1・・・強磁性金属薄膜層、18・・・磁気カード、1
9・・・磁気テープ 、−1”二丁〜−1− 第 図 第 図 第 図 磁化容易軸の傾斜角度(度) 第 図 磁化容易軸の傾斜角度(度) 第 ら 図 第 図 磁気ヘラ ドの相対走行角度θ (度)
録媒体における強磁性金属薄膜層の磁化遷移領域を説明
するための模式図、第2図はこの発明の磁気記録媒体を
得るために使用する真空蒸着装置の概略断面図、第3図
は磁気記録媒体原反から磁気カードを裁断する状態を示
す部分平面図、第4図は実施例1で得られた磁気記録媒
体原反を用いて得られた磁気カードにおける強磁性金属
薄膜層の磁化容易軸の傾斜角度とS/N比との関係図、
第5図は比較例1で得られた磁気記録媒体原反を用いて
得られた磁気カードにおける強磁性金属薄膜層の磁化容
易軸の傾斜角度とS/N比との関係図、第6図は磁気記
録媒体原反を裁断して得られた磁気テープの磁気ヘッド
が相対走行する状態を説明する部分平面図、第7図は実
施例1で得られた磁気記録媒体原反を用いて得られた磁
気テープに対して磁気ヘッドが相対走行する角度とS/
N比との関係図、第8図は比較例1で得られた磁気記録
媒体原反を用いて得られた磁気テープに対して磁気ヘッ
ドが相対走行する角度とS/N比との関係図、第9図(
a)および(b)は従来の磁気記録媒体における強磁性
金属薄膜層の磁化遷移領域を説明するための模式図であ
る。 1・・・強磁性金属薄膜層、18・・・磁気カード、1
9・・・磁気テープ 、−1”二丁〜−1− 第 図 第 図 第 図 磁化容易軸の傾斜角度(度) 第 図 磁化容易軸の傾斜角度(度) 第 ら 図 第 図 磁気ヘラ ドの相対走行角度θ (度)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、主に一軸異方性を有し、その磁化容易軸の方向を記
録再生方向に対して20〜70度の角度で傾斜させた強
磁性金属薄膜層を有する磁気記録媒体 2、強磁性金属薄膜層の一軸異方性の大きさが2×10
^5エルグ/cc以上である請求項1記載の磁気記録媒
体 3、主に一軸異方性を有する強磁性金属薄膜層を設けた
磁気記録媒体に対し、磁気ヘッドを強磁性金属薄膜層の
磁化容易軸方向と20〜70度の角度で傾斜するように
相対走行させて記録再生することを特徴とする磁気記録
再生方法 4、強磁性金属薄膜層の一軸異方性の大きさが2×10
^5エルグ/cc以上である請求項3記載の磁気記録再
生方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16554088A JPH0215418A (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 磁気記録媒体および磁気記録再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16554088A JPH0215418A (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 磁気記録媒体および磁気記録再生方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0215418A true JPH0215418A (ja) | 1990-01-19 |
Family
ID=15814326
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16554088A Pending JPH0215418A (ja) | 1988-07-01 | 1988-07-01 | 磁気記録媒体および磁気記録再生方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0215418A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2249146A (en) * | 1990-09-28 | 1992-04-29 | Fuji Heavy Ind Ltd | Lockup clutch control according to alcohol concentration |
US5231863A (en) * | 1992-04-24 | 1993-08-03 | General Electric Company | Mandrel loading method and apparatus in a thermal sizing-annealing process |
US5589262A (en) * | 1989-05-31 | 1996-12-31 | Fujitsu Limited | Perpendicular magnetic recording medium having a soft magnetic underlayer with a stripe magnetic domain structure |
US5901012A (en) * | 1994-03-31 | 1999-05-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic recording and reproduction apparatus ring-type magnetic head for recording signals to recording medium having oblique axis of easy magnetization |
-
1988
- 1988-07-01 JP JP16554088A patent/JPH0215418A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5589262A (en) * | 1989-05-31 | 1996-12-31 | Fujitsu Limited | Perpendicular magnetic recording medium having a soft magnetic underlayer with a stripe magnetic domain structure |
GB2249146A (en) * | 1990-09-28 | 1992-04-29 | Fuji Heavy Ind Ltd | Lockup clutch control according to alcohol concentration |
GB2249146B (en) * | 1990-09-28 | 1994-10-05 | Fuji Heavy Ind Ltd | Control system for an automatic transmission in a motor vehicle having an alcohol engine |
US5231863A (en) * | 1992-04-24 | 1993-08-03 | General Electric Company | Mandrel loading method and apparatus in a thermal sizing-annealing process |
US5901012A (en) * | 1994-03-31 | 1999-05-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic recording and reproduction apparatus ring-type magnetic head for recording signals to recording medium having oblique axis of easy magnetization |
US5912783A (en) * | 1994-03-31 | 1999-06-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Magnetic recording and reproducing apparatus having ring-type magnetic head with metallic soft magnetic films of differing thicknesses |
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