JP2985326B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JP2985326B2 JP3052989A JP5298991A JP2985326B2 JP 2985326 B2 JP2985326 B2 JP 2985326B2 JP 3052989 A JP3052989 A JP 3052989A JP 5298991 A JP5298991 A JP 5298991A JP 2985326 B2 JP2985326 B2 JP 2985326B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造方法に
関し、特に配線間に層間絶縁膜及びスルーホールが設け
られた多層配線を有する半導体装置の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年VLSIは高密度化及び高性能化を
達成するためにその配線の多層化が図られており、3層
又は4層配線構造のVLSIが製品化されている。特
に、バイポーラVLSIは、その高速性能を生かし大型
コンピュータやスーパーコンピュータ等の心臓部に使用
されているため、極めて高い信頼性が要求される。例え
ば超大型コンピュータでは3〜5万ゲートクラスのチッ
プで故障率は20フィット(fit)以下が要求されて
いる。このようなVLSIにおいて従前の不良製品を分
析すると90%以上がメタライズ系に起因する不良であ
り、特に段差部における配線の被覆形状(いわゆるカバ
レジ)に起因する不良が多いばかりか、配線材料そのも
のに起因する不良も多い。一般的に下層配線端及び配線
間における上層配線のカバレジ不足やスルーホール部に
おける上層配線のカバレジ不足に起因したエレクトロマ
イグレーション(以下E/Mと記す)による断線故障
や、配線材料と層間絶縁膜の両者に起因したストレスマ
イグレーション(以下S/Mと記す)による断線故障が
良く知られている。
【0003】図3(a),(b)は従来の多層配線を有
する半導体装置の製造方法の一例を説明するための平面
図及びA−A線断面図であり、特に平面図は配線のみを
示した。図3においては下層配線端及び配線間における
上層配線のカバレジを改善するために所謂段だらしとし
てSOG膜(spin on glass膜;塗布焼成
膜)を形成している。このSOG膜は、一般的にはプラ
ズマCVD法(以下PCVD法と記す)にて堆積させた
無機絶縁膜と組み合わせて使用される。
【0004】先ず、素子が形成されたシリコン基板1上
にSiO2 膜2Aを被着する。次にSiO2 膜2A上に
アルミニウム膜を被着した後、フォトリソグラフィー技
術とRIE法とにより選択的にパターン形成して1層目
アルミニウム配線10A,10B,10Cを形成する。
次にこの基板の全面に、PCVD法によりSiON膜
(Si−O−N系絶縁膜)11を被着した後塗布焼成法
によりSOG膜22を被着し、更にSiON膜13を被
着する。その後、第1アルミニウム配線10Bの直上域
に開口を有するフォトレジスト膜をマスクに、例えば約
100Paの混合ガス(CF4 +O2 )プラズマを使用
してSiON膜13を等方的にエッチング除去し等方的
開口部15を形成する。更に前記フォトレジスト膜をマ
スクに約10PaのCF4 ガスプラズマを使用した異方
性エッチング法によってSOG膜12及びSiON膜1
1を選択的に除去し異方的開口部14を形成する。次い
で全面にアルミニウム膜をスパッタ法により被着したの
ち前記方法により2層目のアルミニウム配線16A,1
6Bを形成し、2層配線構造を実現していた。ここでス
ルーホール19を2段形状(等方的開口部15と異方的
開口部14)に形成するのは、スルーホール部における
上層配線のカバレジを改善するためである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の多層配線を有する半導体装置の製造方法におい
ては次のような問題点があった。まず図3(a)の平面
図に示したように、スルーホール部においてスルーホー
ル台座17を設ける必要があるために最小配線ピッチ1
8が制限され集積度を上げられないという問題である。
この点に関し詳しく説明する。
【0006】通常PCVDで成長される絶縁膜は109
〜1010dyn/cm2 程度の応力を持つ事から、スパ
ッタ法にて被着されたアルミニウム膜のS/M耐性を充
分に確保するために最小線幅は2μm以上に制限され、
配線間隔は現状のフォトリソグラフィー技術とRIE技
術を用いた場合1.0μm程度が安定的に製造出来る限
界である。従って最小配線ピッチとして3.0μmが期
待されるが、スルーホールを設ける場合は3.6μm以
上必要とされる。つまり異方的開口部14が1層目アル
ミニウム配線10B上に完全に配置されないと、エッチ
ング時にSiO2 膜2Aまでエッチングされ、2層目ア
ルミニウム配線16Aとシリコン基板1とがショートす
る不良を発生するため、加工精度及びフォトリソグラフ
ィー時の目ずれを考慮し目合せマージンxを0.8μm
以上取る必要がある。
【0007】またスルーホール19の最小開口寸法は層
間絶縁膜の全膜厚が1.0μm程度の場合、1.6×
1.6cm2 以上取る必要がある。これ以下の寸法であ
るとアルミニウム配線のカバレジが急激に低下してしま
い、E/M耐性を保証する最大電流密度基準を満足出来
なくなる。例えば1.0μm□スルーホールではカバレ
ジは10%程度となってしまう。したがって最小配線ピ
ッチは3.6μmとなり、スルーホール台座のない場合
の3.0μmに比し約20%程集積密度低下せざるを得
なかった。
【0008】またスルーホールを2段形状に加工するた
め必然的に2層目アルミニウム配線16Aとのマージン
はさらに大きく取る必要があり、このマージンyとして
は1.2μm以上取らざるを得ず結果として2層配線の
最小ピッチは1層配線ピッチより0.4μm以上大きく
なっている。これまでは2層構造につき説明してきた
が、3層以上の構造を取る場合はさらに深刻となる。つ
まり図3(b)に示すように、スルーホール部において
2層配線上面は凹形状をしているため、真上にスルーホ
ールを重ね合せて配置することがアルミニウムのカバレ
ジの点からほぼ不可能となるからで、この様子を図4に
示す。
【0009】図4では2層目アルミニウム配線16と3
層目アルミニウム配線20間の第2層間絶縁膜としてS
iON膜21,23とSOG膜22を用い、1層目アル
ミニウム配線10と2層目アルミニウム配線16間の第
1層間絶縁膜構造と同じ構造を採用した場合を示してお
り、スルーホールの開口方法も同一である。ただしスル
ーホールサイズは拡大している。
【0010】第1層間絶縁膜のスルーホール部では50
%以上のカバレジを確保出来るが、第2層間絶縁膜のス
ルーホール部における3層目アルミニウム配線20のカ
バレジは20%以下しか確保出来ないため、信頼性が極
めて乏しいものとなってしまう。さらに図3(b)と図
4とを比較すれば分かる様に、配線層が1層増えるだけ
で表面段差が極端に増加するため、フォトリソグラフィ
ーに対する負荷が飛躍的に増し、例えば焦点深度が深
く、解像度の優れた露光装置を新しく準備する必要が生
じているばかりでなく、段差部においてエッチング残り
を発生させない新しいRIE条件を設定したり、あるい
はハレーション(凹凸部における光の反射によるレジス
トパターンのくずれ)防止能力の高い新レジストを開発
しなければならない等ウェハー製造プロセスに与える影
響は極めて大きくなる。これらのことは製造コストの大
幅な引き上げ直結する。
【0011】この様に従来の製造方法によれば、配線ピ
ッチを制限し、しかもスルーホールの配置場所を制限
(同一箇所にスルーホールを重ねない)してVLSIを
設計しなければならなかったため極めてスペース効率の
悪い、言い換えれば動作速度を犠牲にした設計をしいら
れていた。さらにもう一点考慮すべきは、製造プロセス
途中で発生するパーティクルの影響である。PCVD
法,スパッタ法,RIE法ともすべて真空プロセスとな
るため、プロセス中でのパーティクルや搬送中でのパー
ティクル発生を低レベルで抑えるためには、高度の装置
設計製造能力管理能力が要求され、装置価格及び装置本
体の大きさは増加の一途をたどっている。
【0012】また一度、トラブルにより装置がダウンす
るとその復帰に1日以上かかる場合もある。従って複数
台の設備を持つ必要があり、世代交替のたびに数十億円
の設備投資が必要とされている。
【0013】最近では前記問題点の解決策としてアルミ
ニウム配線のE/M及びS/M耐性の向上を目的として
Cuを添加することが提案されているが、Cuを添加す
ることで配線のドライエッチングが格段に難しくなる。
例えばコロージョン現象による配線の腐蝕が大問題であ
るし、スルーホールの平坦化を目的として提案されてい
るWの選択成長は接続抵抗が1桁以上高いという大問題
を抱えており製品レベルへの適用を考えられる状況から
は大きくかけ離れている。
【0014】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、層間絶縁膜の平担性に極めて優れるととも
に、配線のS/MとE/M耐性を格段に向上させること
ができる多層配線を有する半導体装置の製造方法を提供
することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置の製
造方法は、素子が形成された半導体基板上に第1の金属
膜を形成する工程と、この第1の金属膜上にパターニン
グされた第1のフォトレジスト膜を形成する工程と、こ
の第1のフォトレジスト膜をマスクとし前記第1の金属
膜を除去する工程と、前記第1の金属膜が除去された部
分に液相成長法により第1のシリコン酸化膜を選択的に
形成する工程と、前記第1のフォトレジスト膜を除去し
たのち前記第1の酸化シリコン膜をマスクとし無電解メ
ッキ法により露出した前記第1の金属膜上に第2の金属
膜を選択的に形成する工程と、少くとも一部の前記第2
の金属膜表面に第2のフォトレジスト膜を形成したのち
この第2のフォトレジスト膜以外の部分に液相成長法に
より第2のシリコン酸化膜を選択的に形成する工程と、
前記第2のフォトレジスト膜を除去したのち露出した前
記第2の金属膜上に無電解メッキ法により第3の金属膜
を形成する工程とを含んで構成される。
【0016】
【作用】本発明は真空プロセスをほとんど使用すること
なく、また絶縁膜と金属膜を液相中にて選択的に成長さ
せることにより平担性の極めて優れた多層配線を有する
半導体装置を低コストを実現することが出来る。
【0017】シリコン酸化膜の液相成長法は、例えばエ
ッチ.ナガヤマ(H.Nagayama)等により、ジ
ャーナル オブ エレクトロケミカル ソサエティ:ソ
リッド ステイト サイエンス アンド テクノロジー
(Jornalof Electrochemica
l Society:SOLID−STATE SCI
ENCE AND TECHNOROGY)135巻N
o.8 2013頁(1988年)に報告されている。
【0018】このシリコン酸化膜の形成方法の原理は、
下記(1)式においてSiO2 の飽和状態が形成され、
これにホウ酸を添加すると式(2)に示すようにHFが
消費され、SiO2 の過飽和状態が実現しSiO2 が析
出することによる。
【0019】
【0020】ここで析出したSiO2 膜は有機膜、つま
りフォトレジスト膜上には極めて成長しにくいという性
質を有すため、フォトレジスト膜をマスクとした選択成
長が可能となる。
【0021】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1(a)〜(e)は本発明の一の実施例を
説明するための工程順に示した半導体チップの断面図で
ある。
【0022】先ず図1(a)に示すように、素子が形成
されたシリコン基板1上に第1のSiO2 膜2を被着す
る。次にこの第1のSiO2 膜2上にスパッタ法にて銅
膜3を厚さ約100nmに被着する。次に図1(b)に
示すように、フォトレジスト膜4Aをパターンニングし
たのち、このフォトレジスト膜4Aをマスクに銅膜3を
リン酸と酢酸と硝酸の混合液にてエッチング除去する。
次で液相成長法により第2のSiO2 膜5Aを選択的に
成長させる。液相成長法による第2のSiO2 膜5の成
長レートを0.5〜1nm/min程度まで低く抑える
と、パーティクルの発生を実用レベルまで低減すること
が出来る。また選択性が若干悪くてフォトレジスト膜上
に粒状にSiO2 膜が付着したとしても、次のフォトレ
ジスト膜の剥離工程でリフトオフにより除去されてしま
うので差し支えはない。
【0023】次に図1(c)に示すようにフォトレジス
ト膜4Aを剥離したのち銅膜3上に無電解メッキ法を用
いて銅メッキ膜6Aを選択的に成長させる。この銅メッ
キは硫酸銅,ホルマリン,化成ソーダ,ピリジン,エチ
レンジアミンアセチックソーダの混合液を用いることに
より数十nm/minのメッキレートが得られる。次に
図1(d)に示すように、スルーホールを形成すべき場
所の銅メッキ膜6A上にフォトレジスト膜4Bを形成し
たのち、前述の液相成長法を用いて第3のSiO2 膜5
Bを選択的に成長させる。
【0024】次に図1(e)に示すように、フォトレジ
スト膜4Bを除去したのち、無電解メッキ法により銅メ
ッキ膜6Bを選択的に成長させる。この段階で銅メッキ
膜6Aを1層目配線とし銅メッキ膜6Bをスルーホール
に埋設された電極とする極めて平担な配線層が形成され
たことになる。従って図(a)〜(e)と同様な方法を
くり返す事で、2層目配線以降も順次形成することが出
来る。図2は実際に2層配線を形成した様子を示す断面
図であるが、目合せずれ8を見込んで形成した場合を示
す。
【0025】図2においては1層目配線である銅メッキ
膜6Aに対しスルーホールに埋設された電極である銅メ
ッキ膜6Bが目ずれをおこしているが、目ずれ8の程度
が0.3μm以内であればメッキによりスルーホール内
を銅メッキ膜6Bにて完全に埋設することが出来る。ま
た2層目配線形成の際に用いるスパッタ法による銅膜3
Aをエッチング除去する際に、図2に示したように目ず
れ8があると、スルーホール部の銅メッキ膜6Bまでエ
ッチングされ、アタック部7が生ずるが、その深さは銅
膜3Aの膜厚程度つまり100nm程度であるので何ら
問題とはならない。この銅膜3Aのエッチング部に第4
のSiO2 膜5Cを、そして銅膜3A上に2層目配線と
なる銅メッキ膜6Cを形成し、最後にカバー膜9として
PCVD法によりSiO3 4 膜を500〜1000n
m程度に被着する。このカバー膜9は酸素の侵入防止膜
としての役割を果たしている。
【0026】通常メッキ直後の銅メッキ膜は緻密性に欠
け、配線抵抗も銅のバルクに比較すると高いが、水素雰
囲気中で500℃程度のベークを30〜60分程度行な
うことでバルクに近い抵抗値まで低減させることが可能
である。また銅配線はアルミニウム配線に比べ配線抵抗
が低く、更にE/M,S/M耐性が1桁以上強い。アル
ミニウム配線では前述の様に2μm以上配線幅を取る必
要があったが、銅配線では1μm程度まで細く出来る点
が最大の利点である。液相成長法によるSiO2 膜の膜
応力は108 dyn/cm2程度とPCVD法の109
〜1010dyn/cm2 に比較すると1桁以上小さい。
またこのSiO2 膜は、リーク電流も1桁以上小さく、
S/M耐性や絶縁特性からも極めて優れているものであ
る。
【0027】上記実施例においては、第1のSiO2
2上にスパッタ法により銅膜3を形成したが、下地の第
1のSiO2 膜との密着性に劣る場合がある。この場合
は第1のSiO2 膜2上にスパッタ法により厚さ100
nm程度のチタン膜を形成したのち銅膜3を生成すれば
よく、チタン膜のエッチングには過酸化水素水とアンモ
ニア水の混合液を用いる。銅メッキ膜による2層目配線
の形成時にもチタン膜と銅膜の積層膜を用いる事が出
来、この場合には図2に示したアタック部7の発生を防
止することが出来る。何故なら、チタン膜は銅膜をエッ
チングする際のバリア膜となり、チタン膜のエッチング
液に対しては銅膜がエッチングされないからである。
【0028】本実施例で形成する液相成長法によるSi
2 膜は、0.5μm以下のスペースにも成長させるこ
とが出来、また銅メッキ膜は0.8μm程度のスペース
にも成長させるこが出来る。また本実施例では従来例の
様にスルーホール台座を設ける必要が一切ないため、最
小配線ピッチとして1.3μmを実現出来る。更に銅メ
ッキ膜は極めて平坦性に優れるため、スルーホールの重
ね合せをしても平坦性や上層配線のカバレジ低下を招く
ことは全くなく、従来の制限をすべて取り払うことが出
来るため、集積度の飛躍的向上が可能となる。
【0029】尚、上記実施例では金属膜として銅を用い
た場合について説明したが、金を用いることもできる。
また金属膜のエッチングについてウェットエッチング法
を用いた場合について説明したが、ドライエッチング法
を用いてもよいことは勿論である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、スルーホ
ールの形成を液相成長法による酸化シリコン膜で行な
い、更に電極や配線の形成を無電解メッキ法で行なうた
め、層間絶縁膜の平坦性に優れると共に、アルミニウム
を用いないためストレスマイグレーション及びエレクト
ロマイグレーション耐性の向上した多層配線を有する半
導体装置が得られるという効果を有する。また従来のよ
うに種々の真空機器を用いる必要がないため製造コスト
を大幅に低減させることができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための半導体チッ
プの断面図。
【図2】本発明の一実施例を説明するための他の半導体
チップの断面図。
【図3】従来の半導体装置の製造方法を説明するための
平面図及び断面図。
【図4】従来の半導体装置の製造方法を説明するための
断面図。
【符号の説明】
1 シリコン基板 2 第1のSiO2 膜 2A SiO2 膜 3 銅膜 4A,4B フォトレジスト膜 5A 第2のSiO2 膜 5B 第3のSiO2 膜 5C 第4のSiO2 膜 6A〜6C 銅メッキ膜 7 アタック部 8 目ずれ 9 カバー膜 10A〜10C 1層目アルミニウム配線 11,13,21,33 SiON膜 12,22 SOG膜 14 異方的開口部 15 等方的開口部 16A,16B 2層目アルミニウム配線 17 スルーホール台座 18 最小配線ピッチ 19 スルーホール 20 3層目アルミニウム配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H01L 21/28 - 21/288 H01L 21/3205 H01L 21/3213 H01L 21/44 - 21/445 H01L 21/768 H01L 29/40 - 29/51

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 素子が形成された半導体基板上に第1の
    金属膜を形成する工程と、この第1の金属膜上にパター
    ニングされた第1のフォトレジスト膜を形成する工程
    と、この第1のフォトレジスト膜をマスクとし前記第1
    の金属膜を除去する工程と、前記第1の金属膜が除去さ
    れた部分に液相成長法により第1のシリコン酸化膜を選
    択的に形成する工程と、前記第1のフォトレジスト膜を
    除去したのち前記第1の酸化シリコン膜をマスクとし無
    電解メッキ法により露出した前記第1の金属膜上に第2
    の金属膜を選択的に形成する工程と、少くとも一部の前
    記第2の金属膜表面に第2のフォトレジスト膜を形成し
    たのちこの第2のフォトレジスト膜以外の部分に液相成
    長法により第2のシリコン酸化膜を選択的に形成する工
    程と、前記第2のフォトレジスト膜を除去したのち露出
    した前記第2の金属膜上に無電解メッキ法により第3の
    金属膜を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体
    装置の製造方法。
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