JPH0799199A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH0799199A
JPH0799199A JP35128593A JP35128593A JPH0799199A JP H0799199 A JPH0799199 A JP H0799199A JP 35128593 A JP35128593 A JP 35128593A JP 35128593 A JP35128593 A JP 35128593A JP H0799199 A JPH0799199 A JP H0799199A
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JP
Japan
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conductive film
film
forming
wiring
mask
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JP35128593A
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English (en)
Inventor
Koji Urabe
耕児 占部
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体装置の多層金属配線に於て、層間絶縁
膜を平坦化すること。 【構成】 層間絶縁膜103に形成された配線溝105上に第
1導電膜106及び第2導電膜107を形成し、配線溝105内
部にレジスト108が残るようにレジストエッチバックを
行い、第2導電膜107を露出させる(図2工程E)。この
レジスト108をマスクとして第2導電膜107を除去し、第
1導電膜106を露出させる(同工程F)。レジスト108を剥
離後、第1導電膜106をマスク、第2導電膜107を析出核
として電解金メッキを行い、第3導電膜109を形成する
(同工程G)。第3導電膜109をマスクとして第1導電膜1
06を除去し、配線溝105に埋め込まれた金属配線を形成
する(同工程H)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体装置の製造方法
に関し、特に金属(金)配線を有する半導体装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】金属配線を有する従来の半導体装置の製
造方法について、図9を参照して説明する。図9は、工
程A〜Dからなる従来の半導体装置の製造方法における
工程順断面図である。
【0003】従来法では、まず図9工程Aに示すよう
に、拡散層402の形成された半導体基板401上に、既知の
手法であるCVD技術、フォトリソグラフィ−技術、ドラ
イエッチング技術等を用いてシリコン酸化膜、BPSG膜、
シリコン窒化膜、平坦化塗布膜より構成される厚さ1.5
〜3.0μmの層間絶縁膜403、0.4〜1.0μm径の層間接続
孔404を形成する。次に、タングステンにチタンを5〜10
%添加したチタン−タングステン合金より構成される第
1導電膜406を、既知の技術であるD.C.マグネトロンス
パッタ法を用い、成膜パワ−:1.0〜5.0kW、成膜圧
力:2〜10mTorrとして0.05〜0.2μmの厚みで形成す
る。
【0004】続いて、第1導電膜406の表面の“メッキ
液からの保護”“密着性の改善”“メッキ電流の供給”
を目的として、金、白金、パラジウム等より構成される
第2導電膜407を、D.C.マグネトロンスパッタ法を用
い、成膜パワ−:0.5〜1.0kW、成膜圧力:2〜10mTorr
の条件の下で0.01〜0.1μmの厚みで第1導電膜406上に
形成する(図9工程A)。
【0005】次に、図9工程Bに示すように、フォトリ
ソグラフィ−技術を用いてフォトレジスト408を1.0〜2.
0μmの厚みで第2導電膜407上に選択的に形成し、硫酸
金ナトリウム、硫酸、燐酸等より構成される電解金メッ
キ液を用い、第2導電膜407を陰極とし、白金あるいは
チタンに白金を被覆したメッシュ状電極(図示せず)を陽
極として通電し、メッキ温度30〜60℃、電流密度1〜4m
A/cm2の条件の下で電解金メッキを行い、金より構
成される低い電気抵抗を有する第3導電膜409を0.5〜2.
0μmの厚みで選択的に形成する。
【0006】続いて、有機溶剤を用いてフォトレジスト
408(図9工程B参照)を除去した後、図9工程Cに示す
ように、アルゴンガスを用いたミリング法、CF4、SF6
Cl2、O2等をエッチングガスとした反応性イオンエッチ
ング法により、第3導電膜409をエッチングマスクとし
て第2導電膜407及び第1導電膜406を除去する。
【0007】次に、図9工程Dに示すように、既知の手
法であるCVD技術、フォトリソグラフィ−技術、ドライ
エッチング技術等を用い、シリコン酸化膜、BPSG膜、シ
リコン窒化膜、平坦化塗布膜より構成される厚さ1.5〜
3.0μmの層間絶縁膜410を第3導電膜409上に形成す
る。従来法では、上記工程A〜Dにより、第1導電膜40
6、第2導電膜407、第3導電膜409より構成される半導
体集積回路装置の金属配線を形成していた。
【0008】また、従来の上記方法とは別に、金属配線
と接続孔の自己整合的な形成方法(以下「自己整合的形
成法」と略記する)が知られている(特開平3−108359号
公報参照)。この自己整合的形成法を図10及び図11
に基づいて説明する。なお、図10は、工程A〜工程B
からなる従来の自己整合的形成法を示す図、図11は、
図10に続く工程C〜工程Dからなる図であり、また、
図10及び図11において、(a)は各工程の断面図
「(b)のA-A線断面図」であり、(b)はその断面図に対
応する平面図である。
【0009】従来の自己整合的形成法では、まず図10
工程Aに示すように、シリコン基板501上の層間絶縁膜5
03に配線溝形成用のマスク506を形成した後、配線溝505
を形成する。次に、図10工程Bに示すように、層間接
続孔形成用のマスク507を形成し、層間接続孔504を形成
する。ここで、層間接続孔504が上層配線と自己整合的
に形成されている。
【0010】続いて、上記配線溝形成用のマスク506及
び層間接続孔形成用のマスク507を除去した後、図11
工程Cに示すように、金属膜508を全面成長させ、配線
溝505及び層間接続孔504を同時に埋設する。次に、図1
1工程Dに示すように、金属膜508のレジストエッチバ
ック技術あるいは金属膜の化学的機械的研磨による除去
技術などを用いて配線溝505の部分以外の金属膜508を除
去し、層間絶縁膜503を露出させる。
【0011】従来の自己整合的形成法は、上記工程A〜
Dによりなる金属配線(配線金属膜509)と層間接続孔504
との自己整合的な形成法が採用されていた。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した図
9工程A〜Dよりなる従来の半導体装置の製造方法(従
来の半導体装置の金属配線の形成方法)では、次のよう
な問題点、欠点を有している。
【0013】即ち、前記図9工程A〜Dよりなる従来の
配線形成方法では、図9工程Dに示すように、層間絶縁
膜410上に配線を形成しており、配線膜厚による“段
差”が生じる。配線間隔がある程度小さければ、塗布膜
を用いた部分平坦化技術によって平坦化することができ
るけれども、配線間隔が大きい部分については平坦化が
できない。
【0014】従って、PR工程でのフォ−カスマ−ジン
不足やレジスト膜厚の下地段差依存の問題が生じるた
め、多層金属配線の安定した良好な電気特性や高い長期
信頼性が得にくい。そのため、従来の配線形成方法で
は、高い長期信頼性と安定した特性を有する半導体装置
を製造することが困難であり、さらには、その製造過程
での高い歩留まりが実現できないという問題点、欠点を
有している。
【0015】一方、前記した図10及び図11の工程A
〜Dよりなる従来の自己整合的形成法は、前記したとお
り、下層の拡散層あるいは金属配線との層間接続孔504
が上層の金属配線と自己整合に形成されているものであ
る。しかしながら、この方法では、下層金属配線との接
続においては、下層配線と層間接続孔504との間に目合
余裕が必要であるため、下層金属配線ピッチの縮小には
効果がないものである。
【0016】本発明は、上記従来技術により生じる問題
点、欠点に鑑み成されたものであって、その目的は、第
1に、 ・配線膜厚による絶対段差が生じることがなく、 ・上層配線の形成工程において、微細化に伴うフォ−カ
スマ−ジン不足に対応することが可能であり、 ・レジスト膜厚は下地パタ−ンに依存せず均一に形成で
き、 ・安定した特性と高い長期信頼性を有する金属配線を形
成できる、 半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0017】また、本発明の目的は、第2に、 ・配線と接続孔の目合余裕を不要とし、 ・接続抵抗を低減すると同時に目合余裕分だけ配線ピッ
チを縮小することも可能であり、 ・最小寸法の幅を持つ配線上にも接続部を設けることが
可能となる、 半導体装置の製造方法を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、メッキ配線形
成部以外はメッキ核とならない導電膜で覆い、配線溝内
部にのみメッキ核となる導電膜を形成することにより、
金属配線が層間膜に形成された配線溝内部に形成できる
ようにすることを特徴とし、これにより前記第1の目的
を達成したものであり、さらに、配線溝内部にピラ−を
形成することを特徴とし、これにより前記第2の目的を
達成したものである。
【0019】即ち、本発明は、(1)下層に拡散層、電極
あるいは配線を形成する工程、(2)下層と配線間及び同
層配線間を絶縁するための層間絶縁膜を形成する工程、
(3)層間絶縁膜に層間接続孔及び配線溝を形成する工
程、(4)密着金属及び電解金メッキにおけるメッキ電流
経路とメッキマスクとしての第1導電膜を層間絶縁膜、
接続孔、配線溝上に形成する工程、(5)電解金メッキの
析出核としての第2導電膜を第1導電膜上に形成する工
程、(6)第2導電膜上にレジストを塗布した後、露光及
び現像あるいはエッチバックにより配線溝内部にのみレ
ジストを残しつつ平坦部及び配線溝側壁の第2導電膜を
露出させる工程、(7)レジストをマスクとして第2導電
膜を除去し第1導電膜を露出させる工程、(8)第1導電
膜をマスクとして電解金メッキにより配線溝及び接続孔
に第3金属膜を形成する工程、(9)第3金属膜をマスク
として第1金属膜を除去する工程、を含むことを特徴と
する半導体装置の製造方法。を要旨とし、更に、上記
(9)の工程に引続き、(10)平坦化塗布膜を用いた局所平
坦化技術あるいは段差被覆性のよい絶縁膜形成技術を用
いて層間絶縁膜と第3金属膜の段差を平滑化する工程、
を有する半導体装置の製造方法。を要旨とする。
【0020】また、本発明は、(1)下層の拡散層、電極
あるいは配線と接続するためのコンタクト埋め込み金属
が形成された第1層間絶縁膜上に第2層間絶縁膜を形成
する工程、(2)第2層間絶縁膜に配線溝を形成する工
程、(3)密着金属及び電解金メッキにおけるメッキ電流
経路とメッキマスクとしての第1導電膜を第1層間絶縁
膜、第2層間絶縁膜、配線溝上に形成する工程、(4)電
解金メッキの析出核としての第2導電膜を第1導電膜上
に形成する工程、(5)第2導電膜上にレジストを塗布し
た後、露光及び現像あるいはエッチバックにより配線溝
内部にのみレジストを残しつつ平坦部及び配線溝側壁の
第2導電膜を露出させる工程、(6)レジストをマスクと
して第2導電膜を除去し第1導電膜を露出させる工程、
(7)レジストを除去する工程、(8)第1導電膜をマスクと
して電解金メッキにより配線溝及び接続孔に第3導電膜
を形成する工程、(9)第3導電膜をマスクとして第1導
電膜を除去する工程、を含むことを特徴とする半導体装
置の製造方法。を要旨とし、更に、上記(9)の工程に引
続き、(10)平坦化塗布膜を用いた局所平坦化技術あるい
は段差被覆性のよい絶縁膜形成技術を用いて層間絶縁膜
と第3導電膜の段差を平滑化する工程、を有する半導体
装置の製造方法。を要旨とする。
【0021】さらに、本発明は、(1)下層の拡散層、電
極あるいは配線上に層間絶縁膜を形成する工程、(2)層
間絶縁膜に配線溝を形成する工程、(3)密着金属及び電
解金メッキにおけるメッキ電流経路とメッキマスクとし
ての第1導電膜を層間絶縁膜及び配線溝上に形成する工
程、(4)電解金メッキの析出核としての第2導電膜を第
1導電膜上に形成する工程、(5)第2導電膜上にレジス
トを塗布した後、露光及び現像あるいはエッチバックに
より配線溝内部にのみレジストを残しつつ平坦部及び配
線溝側壁の第2導電膜を露出させる工程、(6)レジスト
をマスクとして第2導電膜を除去し第1導電膜を露出さ
せる工程、(7)第1導電膜をマスクとして電解金メッキ
により配線溝に第3導電膜を形成する工程、(8)第3導
電膜上に於て上層配線との接続が不要な領域を覆うよう
にレジストをパタ−ニングする工程、(9)第1導電膜及
びレジストをマスクとしてレジスト開口部の第3導電膜
上のみに電解金メッキにより第4導電膜を形成する工
程、(10)第3導電膜及び第4導電膜をマスクとして第1
導電膜を除去する工程、を含むことを特徴とする半導体
装置の製造方法。を要旨とする。
【0022】
【実施例】次に、本発明について、図1〜図8を参照し
て詳細に説明する。なお、図1〜2は本発明の実施例1
を、図3〜4は同実施例2を、図5〜8は同実施例3を
それぞれ説明する図である。
【0023】(実施例1)図1は、本発明の実施例1を
示す工程A〜Dよりなる工程順断面図であり、図2は、
図1に続く工程E〜Jよりなる工程順断面図である。
【0024】本実施例1では、まず図1工程Aに示すよ
うに、拡散層102の形成された半導体基板101上に、既知
の手法であるCVD技術、フォトリソグラフィ−技術、ド
ライエッチング技術などを用い、シリコン酸化膜、BPSG
膜、シリコン窒化膜、平坦化塗布膜より構成される厚さ
1.5〜3.0μmの層間絶縁膜103、0.4〜1.0μm径の層間
接続孔104を形成する。次に、図1工程Bに示すよう
に、フォトリソグラフィ−技術、ドライエッチング技術
等を用い、層間絶縁膜103に深さ1.0〜2.0μmの配線溝1
05を形成する。
【0025】続いて、図1工程Cに示すように、拡散層
バリア及び層間膜との密着、メッキ電流の供給、メッキ
マスクを目的とし、タンタルを第1導電膜106として、
D.C.マグネトロンスパッタ法を用いて成膜パワ−:0.5
〜1.0kW、成膜圧力:2〜10mTorrの条件の下、0.01〜
0.2μmの厚みで拡散層102及び層間絶縁膜103上に形成
する。その後、電解金メッキの析出核のために金を第2
導電膜107として、D.C.マグネトロンスパッタ法を用
い、成膜パワ−:0.5〜1.0kW、成膜圧力:2〜10mTorr
の条件の下、0.01〜0.1μmの厚みで第1導電膜106上に
形成する。
【0026】次に、図1工程Dに示すように、第2導電
膜107上にフォトレジスト108を1.0〜2.0μmの厚みで塗
布する。続いて、図1工程Eに示すように、平坦部及び
配線溝側壁の第2導電膜107が露出しつつ配線溝105内部
のフォトレジスト108が残るように、フォトレジスト108
を露光・現像あるいは酸素プラズマによるエッチバック
により除去する。なお、この除去手段として、露光・現
像と酸素プラズマによるエッチバックを併用することが
できる。
【0027】次に、図2工程Fに示すように、配線溝10
5内部のフォトレジスト108をマスクとして平坦部及び配
線溝105側壁の第2導電膜107をArイオンミリングあるい
は希釈王水により除去し、第1導電膜106を露出させ
る。なお、この際、Arイオンミリングと希釈王水の両者
を併用することができる。続いて、フォトレジスト108
を剥離し、第2導電膜107を露出させる。
【0028】また、Arイオンミリング工程のオ−バ−エ
ッチングにおいて、配線溝105側壁に第1導電膜106ある
いは第2導電膜107の再付着が生じるような場合には、
露光・現像後にArイオンミリングを行って平坦部の第2
導電膜107を除去し、酸素プラズマによるエッチバック
後に希釈王水を用いて配線溝105側壁の第2導電膜107を
除去してもよい。
【0029】但し、Arイオンミリング工程のオ−バ−エ
ッチング時に配線溝105側壁においてエッチングされた
タンタルの再付着が生じるような場合には、フォトレジ
スト108の露光、現像によるエッチバック後にArイオン
ミリングを行って平坦部の第2導電膜107を除去し、続
いてフォトレジスト108の酸素プラズマによるエッチバ
ック後に配線溝105側壁の第2導電膜107を希釈王水によ
り除去してもよい。
【0030】次に、図2工程Gに示すように、第1導電
膜106をメッキマスク及びメッキ電流経路とし第2導電
膜107を析出核として、硫酸金ナトリウム、硫酸、燐酸
等より構成される電解金メッキ液を用い、第2導電膜10
7を陰極、白金あるいはチタンに白金を被覆したメッシ
ュ状電極(図示せず)を陽極として通電し、メッキ温度30
〜60℃、電流密度1〜4mA/cm2の条件の下で電解金
メッキを行い、金より構成される低い電気抵抗を有する
第3導電膜109を0.5〜2.0μmの厚みで選択的に形成す
る。
【0031】この図2工程Gにおいて、タンタルよりな
る第1金属膜106上には金が析出しないため、層間接続
孔104と配線溝105内にのみ金を埋め込むことができる。
【0032】次に、図2工程Hに示すように、CF4、S
F6、O2、Cl2をエッチングガスとした反応性イオンエッ
チング法により、第3導電膜109をエッチングマスクと
して第1導電膜106を除去し、第1導電膜106、第2導電
膜107、第3導電膜109より構成される金属配線を形成す
る。その後、図2工程Jに示すように、シリコン窒化
膜、シリコン酸化膜により構成される層間絶縁膜110を
層間絶縁膜103、第3導電膜109上に形成する。
【0033】上記工程A〜Jにより形成された金属配線
は、層間膜に形成された配線溝105内部に存在し、配線
膜厚による絶対段差は生じない。従って、本実施例1の
上層配線の形成工程において、微細化に伴うフォ−カス
マ−ジン不足に対応することが可能であり、レジスト膜
厚は下地パタ−ンに依存しない。
【0034】また、本実施例1では、配線の下地を拡散
層としたが、下地が電極あるいは配線であっても本実施
例1と同様に適用でき、これも本発明に包含されるもの
である。なお、本発明に係る上記実施例1の金属配線構
造及び製造方法は、モス、バイポ−ラ等の半導体集積回
路装置の種類にかかわらず適応可能であることは言うま
でもない。
【0035】(実施例2)図3は、本発明の実施例2を
示す工程A〜Dよりなる工程順断面図であり、図4は、
図3に続く工程E〜Hよりなる工程順断面図である。
【0036】本実施例2では、まず図3工程Aに示すよ
うに、拡散層202と接続するためのタングステンプラグ2
11が層間絶縁膜203に形成された半導体基板201上に、既
知の手法であるCVD技術、フォトリソグラフィ−技術、
ドライエッチング技術等を用い、シリコン酸化膜、シリ
コン窒化膜、平坦化塗布膜より構成される厚さ1.5〜3.0
μmの層間絶縁膜212を形成し、続いて既知の手法であ
るフォトリソグラフィ−技術、ドライエッチング技術等
を用いて、タングステンプラグ211が露出するように層
間絶縁膜212に深さ1.0〜2.0μmの配線溝205を形成す
る。
【0037】次に、図3工程Bに示すように、層間膜と
の密着、メッキ電流の供給、メッキマスクを目的とし、
タンタルを第1導電膜206として、D.C.マグネトロンス
パッタ法を用いて成膜パワ−:0.5〜1.0kW、成膜圧
力:2〜10mTorrの条件の下、0.01〜0.2μmの厚みでタ
ングステンプラグ211及び層間絶縁膜212上に形成する。
【0038】続いて、電解金メッキの析出核のために金
を第2導電膜207として、D.C.マグネトロンスパッタ法
を用いて成膜パワ−:0.5〜1.0kW、成膜圧力:2〜10m
Torrの条件の下、0.01〜0.1μmの厚みで第1導電膜206
上に形成する。
【0039】次に、図3工程Cに示すように、第2導電
膜207上にフォトレジスト208を1.0〜2.0μmの厚みで塗
布する。その後、図3工程Dに示すように、平坦部及び
配線溝205側壁の第2導電膜207が露出しつつ配線溝205
内部のフォトレジスト208が残るように、フォトレジス
ト208を露光・現像あるいは酸素プラズマによるエッチ
バックにより除去する。この際、露光現像と酸素プラズ
マによるエッチバックを併用することもできる。
【0040】次に、図4工程Eに示すように、配線溝20
5内部のフォトレジスト208をマスクとして平坦部及び配
線溝205側壁の第2導電膜207をArイオンミリングあるい
は希釈王水により除去し、第1導電膜206を露出させ
る。この際、Arイオンミリングと希釈王水の両者を併用
することもできる。続いて、フォトレジスト208を剥離
し、第2導電膜207を露出させる。
【0041】次に、図4工程Fに示すように、第1導電
膜206をメッキマスク及びメッキ電流経路とし第2導電
膜207を析出核として、硫酸金ナトリウム、硫酸、燐酸
等より構成される電解金メッキ液を用い、第2導電膜20
7を陰極、白金あるいはチタンに白金を被覆したメッシ
ュ状電極(図示せず)を陽極として通電し、メッキ温度30
〜60℃、電流密度1〜4mA/cm2の条件の下で電解金
メッキを行い、金より構成される低い電気抵抗を有する
第3導電膜209を0.5〜2.0μmの厚みで選択的に形成す
る。
【0042】その後、図4工程Gに示すように、CF4、S
F6、O2、Cl2をエッチングガスとした反応性イオンエッ
チング法により、第3導電膜209をエッチングマスクと
して第1導電膜207を除去し、第1導電膜206、第2導電
膜207、第3導電膜209より構成される半導体集積回路装
置の金属配線を形成する。
【0043】続いて、図4工程Hに示すように、シリコ
ン窒化膜及びシリコン酸化膜より構成される層間絶縁膜
210を層間絶縁膜212、第3導電膜209上に形成し、平坦
化塗布膜213を塗布・ベ−クした後、エッチバックを行
い、配線上凹部の局所平坦化を行い、更に層間絶縁膜21
0及び平坦化塗布膜213の上に層間絶縁膜214を形成す
る。
【0044】本実施例2では、コンタクト埋め込みプラ
グの金属としてタングステンを例に挙げたが、モリブデ
ン、ニッケルあるいはチタンなどの他の金属においても
同様に適用することができる。
【0045】このようにして形成された金属配線は、層
間膜に形成された配線溝内部に存在し、配線膜厚による
絶対段差は生じない。従って、上層配線の形成工程にお
いて、微細化に伴うフォ−カスマ−ジン不足に対応する
ことが可能であり、レジスト膜厚は下地パタ−ンに依存
しない。
【0046】また、本実施例2では、配線の下地を拡散
層と接続されたタングステンプラグとしたが、下地が電
極あるいは配線と接続されたタングステンプラグであっ
ても、本実施例2と同様に適用できる。なお、本発明に
係る実施例2の金属配線構造及び製造方法は、モス、バ
イポ−ラ等の半導体集積回路装置の種類にかかわらず適
応可能であることは言うまでもない。
【0047】(実施例3)図5〜図8は、本発明の実施
例3を説明するための図である。この内図5は、工程A
〜Dよりなる工程順断面図であり、図6は、図5に続く
工程E〜Fよりなる工程順断面図(但し、(a)は断面図
「(b)のA-A線断面図」、(b)は平面図)である。また、
図7は、図6に続く工程G〜Kよりなる工程順断面図
(但し、(a)は断面図「(b)のA-A線断面図」、(b)は平
面図)であり、図8は、図7に続く工程L〜Mよりなる
工程順断面図(但し、(a)は断面図「(b)のA-A線断面
図」、(b)は平面図)である。
【0048】本実施例3では、まず図5工程Aに示すよ
うに、拡散層、電極又は配線(図示せず)の形成された半
導体基板301上にBPSG膜、シリコン酸化膜、平坦化塗布
膜、シリコン窒化膜より構成される1.0〜2.0μm厚の層
間絶縁膜303を形成する。但し、層間絶縁膜303の下層と
の接続については、タングステンプラグを用いても良い
し、また接続孔を形成してもよい。
【0049】次に、図5工程Bに示すように、層間絶縁
膜303上にシリコン酸化膜、シリコン窒化膜、平坦化塗
布膜より構成される厚さ1.5〜2.5μmの層間絶縁膜315
を形成する。続いて、図5工程Cに示すように、既知の
手法であるフォトリソグラフィ−技術、ドライエッチン
グ技術等を用い、層間絶縁膜315に深さ1.5〜2.5μmの
配線溝305を形成する。
【0050】次に、図5工程Dに示すように、前記実施
例1の図1工程Cから図2工程Gで説明した工程と同様
にして、電解金メッキにおけるマスク層(第1導電膜30
6)、核生成層(第2導電膜307)を形成する。その後、図
6工程Eに示すように、第1導電膜306をメッキマスク
及びメッキ電流経路とし第2導電膜307を析出核とし
て、硫酸金ナトリウム、硫酸、燐酸等より構成される電
解金メッキ液を用い、第2導電膜307を陰極、白金ある
いはチタンに白金を被覆したメッシュ状電極(図示せず)
を陽極として通電し、メッキ温度30〜60℃、電流密度1
〜4mA/cm2の条件の下で電解金メッキを行い、金よ
り構成され低い電気抵抗を有する第3導電膜309を0.75
〜1.25μmの厚みで選択的に形成する。
【0051】続いて、図6工程Fに示すように、第3導
電膜309上において、上層配線との接続が不要な領域を
覆うようにフォトリソグラフィ−技術を用いてフォトレ
ジスト316をパタ−ニングする。配線溝305とフォトレジ
スト316の開口部が重なる領域(接続部317)において、第
3導電膜309が露出しており、その他の領域は、第1導
電膜306及びフォトレジスト316に覆われている。
【0052】次に、図7工程Gに示すように、第1導電
膜306及びフォトレジスト316をマスクとし、電解金メッ
キ法を用いて接続部317に0.75〜1.25μmの厚みで第4
導電膜318を形成する。第4導電膜318は、下層配線と上
層配線を接続するために配線溝305内部に設けられたピ
ラ−であり、下層配線とピラ−の間の目合マ−ジンは不
要である。
【0053】次に、図7工程Hに示すように、フォトレ
ジスト316を剥離した後、CF4、SF6、O2、Cl2をエッチン
グガスとした等方性イオンエッチング法により、第3導
電膜309及び第4導電膜318をエッチングマスクとして第
1導電膜306を除去し、第1導電膜306、第2導電膜30
7、第3導電膜309、第4導電膜318より構成される金属
配線を形成する。
【0054】続いて、図7工程Jに示すように、シリコ
ン窒化膜及びシリコン酸化膜より構成される層間絶縁膜
319を層間絶縁膜315、第3導電膜309、第4導電膜318上
に形成し、平坦化塗布膜313を塗布・ベ−クした後、エ
ッチバックを行い配線上凹部の局所平坦化を行い、更
に、層間絶縁膜319及び平坦化塗布膜313の上に層間絶縁
膜320を形成し、第4導電膜318の形成されていない部分
の配線溝凹部の局所平坦化を行う。但し、配線溝凹部の
部分平坦化については、平坦化塗布膜を用いる方法に限
らず、段差被覆性の優れた絶縁膜CVD技術あるいはシロ
キサンポリイミドなどのポリイミド膜を用いてもよい。
【0055】次に、図7工程Kに示すように、リソグラ
フィ技術、ドライエッチング技術を用いて層間絶縁膜32
0に上層配線形成のための配線溝321を形成する。その
後、図8工程Lに示すように、前記実施例1の図1工程
Cから図2工程Hに示したような方法にしたがって上層
配線322を形成する。ここで、層間絶縁膜320を厚くして
配線溝321を深くした場合には、本実施例3の前記図6
工程Eから図7工程Jに示した方法にしたがって、再び
ピラ−を形成することも可能である。
【0056】このようにして形成された金属配線におい
ては、まず、配線が配線溝に埋め込まれた構造であるた
め、配線膜厚による絶対段差は生じない。従って、上層
配線の形成工程において、微細化に伴うフォ−カスマ−
ジン不足に対応することが可能であり、レジスト膜厚は
下地パタ−ンに依存しない。
【0057】更に、下層配線と接続部導電膜が自己整合
的に形成されるため、目合マ−ジンは不要である。従っ
て、最小寸法の配線幅をもつ配線部分においても、その
寸法のピラ−を形成することにより上層配線との接続が
可能であり、また、目合マ−ジンを必要とする従来の接
続孔を用いた接続部形成方法に比べて接続抵抗を低減す
ることも可能となる。但し、下層配線と接続部導電膜
は、同一の金属であることが必要であるため、拡散層と
の接続に適用することはできない。
【0058】また、前記図8工程Lに示したように、第
4導電膜318と上層配線322が同じ配線幅を持つため、上
層配線の目ずれによって接触面積が変動する。このよう
な接触面積の変動を防ぐため、図8工程Mに示すよう
に、上層配線322に目ずれ余裕を設けてもよい。
【0059】ところで、前記図10工程A〜図11工程
Dに基づいて説明した金属配線と接続孔の形成方法(自
己整合的形成方法)では、前記したとおり、下層の拡散
層あるいは金属配線との接続孔が上層金属配線と自己整
合に形成されている。しかしながら、下層金属配線との
接続においては、下層配線と接続孔の間には目合余裕が
必要であるため、下層金属配線ピッチの縮小には効果が
無い。
【0060】これに対して、本実施例3では、下層配線
溝内部へのピラ−形成方法を用いることにより、下層金
属配線の目合余裕が不要となるため、下層配線層の配線
ピッチを縮小することが可能となる。なお、本実施例3
の半導体装置の金属配線構造及び製造方法は、モス、バ
イポ−ラ等の半導体集積回路装置の種類にかかわらず適
応可能であることは言うまでもない。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
の金属配線の製造方法においては、メッキ配線形成部以
外はメッキ核とならない導電膜で覆い、配線溝内部にの
みメッキ核となる導電膜を形成することにより、金属配
線が層間膜に形成された配線溝内部に形成できるため、
配線膜厚による絶対段差は生じない。従って、本発明に
よれば、上層配線の形成工程において、微細化に伴うフ
ォ−カスマ−ジン不足に対応することが可能であり、レ
ジスト膜厚は下地パタ−ンに依存せず均一に形成できる
ので、安定した特性と高い長期信頼性を有する金属配線
を形成できる効果を有する。
【0062】また、本発明において、配線溝内部にピラ
−を形成することにより、配線と接続孔の目合余裕が不
要となる。従って、本発明によれば、接続抵抗を低減す
ると同時に目合余裕分だけ配線ピッチを縮小することも
可能であり、更に、最小寸法の幅を持つ配線上にも接続
部を設けることが可能となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1を説明するための図であっ
て、工程A〜Dよりなる工程順断面図。
【図2】図1に続く工程E〜Jよりなる工程順断面図。
【図3】本発明の実施例2を説明するための図であっ
て、工程A〜Dよりなる工程順断面図。
【図4】図3に続く工程E〜Hよりなる工程順断面図。
【図5】本発明の実施例3を説明するための図であっ
て、工程A〜Dよりなる工程順断面図。
【図6】図5に続く工程E〜Fよりなる工程順を示す図
であり、この内(a)は断面図、(b)は平面図である。
【図7】図6に続く工程G〜Kよりなる工程順断面図で
あり、この内(a)は断面図、(b)は平面図である。
【図8】図7に続く工程L〜Mよりなる工程順を示す図
であり、この内(a)は断面図、(b)は平面図である。
【図9】従来法を説明するための図であって、工程A〜
Dよりなる工程順断面図。
【図10】従来の自己整合的形成方法を説明するための
工程A〜Bよりなる工程順の図であり、この内(a)は断
面図、(b)は平面図である。
【図11】図10に続く工程C〜Dよりなる工程順の図
であり、この内(a)は断面図、(b)は平面図である。
【符号の説明】
101 半導体基板 102 拡散層 103 層間絶縁膜 104 層間接続孔 105 配線溝 106 第1導電膜 107 第2導電膜 108 フォトレジスト 109 第3導電膜 110 層間絶縁膜 201 半導体基板 202 拡散層 203 層間絶縁膜 205 配線溝 206 第1導電膜 207 第2導電膜 208 フォトレジスト 209 第3導電膜 210 層間絶縁膜 211 タングステンプラグ 212 層間絶縁膜 213 平坦化塗布膜 214 層間絶縁膜 301 半導体基板 303 層間絶縁膜 305 配線溝 306 第1導電膜 307 第2導電膜 309 第3導電膜 313 平坦化塗布膜 315 層間絶縁膜 316 フォトレジスト 317 接続部 318 第4導電膜 319 層間絶縁膜 320 層間絶縁膜 321 配線溝 322 上層配線 401 半導体基板 402 拡散層 403 層間絶縁膜 404 層間接続孔 406 第1導電膜 407 第2導電膜 408 フォトレジスト 409 第3導電膜 410 層間絶縁膜 501 シリコン基板 503 層間絶縁膜 504 層間接続孔 505 配線溝 506 配線溝形成用のマスク 507 接続孔形成用のマスク 508 金属膜 509 配線金属膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/318 M 7352−4M 21/3213 H01L 21/88 M

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (1)下層に拡散層、電極あるいは配線を
    形成する工程、(2)下層と配線間及び同層配線間を絶縁
    するための層間絶縁膜を形成する工程、(3)層間絶縁膜
    に層間接続孔及び配線溝を形成する工程、(4)密着金属
    及び電解金メッキにおけるメッキ電流経路とメッキマス
    クとしての第1導電膜を層間絶縁膜、接続孔、配線溝上
    に形成する工程、(5)電解金メッキの析出核としての第
    2導電膜を第1導電膜上に形成する工程、(6)第2導電
    膜上にレジストを塗布した後、露光及び現像あるいはエ
    ッチバックにより配線溝内部にのみレジストを残しつつ
    平坦部及び配線溝側壁の第2導電膜を露出させる工程、
    (7)レジストをマスクとして第2導電膜を除去し第1導
    電膜を露出させる工程、(8)第1導電膜をマスクとして
    電解金メッキにより配線溝及び接続孔に第3金属膜を形
    成する工程、(9)第3金属膜をマスクとして第1金属膜
    を除去する工程、を含むことを特徴とする半導体装置の
    製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の前記(1)〜(9)の工程に
    引続き、(10)平坦化塗布膜を用いた局所平坦化技術ある
    いは段差被覆性のよい絶縁膜形成技術を用いて層間絶縁
    膜と第3金属膜の段差を平滑化する工程、を有すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 (1)下層の拡散層、電極あるいは配線と
    接続するためのコンタクト埋め込み金属が形成された第
    1層間絶縁膜上に第2層間絶縁膜を形成する工程、(2)
    第2層間絶縁膜に配線溝を形成する工程、(3)密着金属
    及び電解金メッキにおけるメッキ電流経路とメッキマス
    クとしての第1導電膜を第1層間絶縁膜、第2層間絶縁
    膜、配線溝上に形成する工程、(4)電解金メッキの析出
    核としての第2導電膜を第1導電膜上に形成する工程、
    (5)第2導電膜上にレジストを塗布した後、露光及び現
    像あるいはエッチバックにより配線溝内部にのみレジス
    トを残しつつ平坦部及び配線溝側壁の第2導電膜を露出
    させる工程、(6)レジストをマスクとして第2導電膜を
    除去し第1導電膜を露出させる工程、(7)レジストを除
    去する工程、(8)第1導電膜をマスクとして電解金メッ
    キにより配線溝及び接続孔に第3導電膜を形成する工
    程、(9)第3導電膜をマスクとして第1導電膜を除去す
    る工程、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の前記(1)〜(9)の工程に
    引続き、(10)平坦化塗布膜を用いた局所平坦化技術ある
    いは段差被覆性のよい絶縁膜形成技術を用いて層間絶縁
    膜と第3導電膜の段差を平滑化する工程、を有すること
    を特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 (1)下層の拡散層、電極あるいは配線上
    に層間絶縁膜を形成する工程、(2)層間絶縁膜に配線溝
    を形成する工程、(3)密着金属及び電解金メッキにおけ
    るメッキ電流経路とメッキマスクとしての第1導電膜を
    層間絶縁膜及び配線溝上に形成する工程、(4)電解金メ
    ッキの析出核としての第2導電膜を第1導電膜上に形成
    する工程、(5)第2導電膜上にレジストを塗布した後、
    露光及び現像あるいはエッチバックにより配線溝内部に
    のみレジストを残しつつ平坦部及び配線溝側壁の第2導
    電膜を露出させる工程、(6)レジストをマスクとして第
    2導電膜を除去し第1導電膜を露出させる工程、(7)第
    1導電膜をマスクとして電解金メッキにより配線溝に第
    3導電膜を形成する工程、(8)第3導電膜上に於て上層
    配線との接続が不要な領域を覆うようにレジストをパタ
    −ニングする工程、(9)第1導電膜及びレジストをマス
    クとしてレジスト開口部の第3導電膜上のみに電解金メ
    ッキにより第4導電膜を形成する工程、(10)第3導電膜
    及び第4導電膜をマスクとして第1導電膜を除去する工
    程、を含むことを特徴とする半導体装置の製造方法。
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