JP2984525B2 - フレキシブルコンテナクリーニング装置 - Google Patents

フレキシブルコンテナクリーニング装置

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JP2984525B2
JP2984525B2 JP5222143A JP22214393A JP2984525B2 JP 2984525 B2 JP2984525 B2 JP 2984525B2 JP 5222143 A JP5222143 A JP 5222143A JP 22214393 A JP22214393 A JP 22214393A JP 2984525 B2 JP2984525 B2 JP 2984525B2
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哲雄 三谷
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Nippon Tokushu Rozai KK
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TOYO HAITETSUKU KK
Nippon Tokushu Rozai KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、粉体や粒体の輸送
用通い袋として使用されるフレキシブルコンテナのクリ
ーニングに好適に用いられるフレキシブルコンテナクリ
ーニング装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 例えば、粉末冶金工業、セラミック
ス工業、フェライト工業、資源産業、プラスチック工
業、触媒工業、色材工業、農薬工業、洗剤工業、医薬品
工業、化粧品工業、食品工業、飼料加工業、バイオ関連
産業及び廃棄物処理産業などにおいては、粉体や粒体を
フレキシブルコンテナと呼ばれる両端を開閉できるバッ
クに詰めて輸送し、空になったフレキシブルコンテナを
回収して繰り返し使用している。
【0003】 この空になったフレキシブルコンテナ
内には、先に充填していた粉体や粒体が付着しているの
で、次に粉体や粒体を充填する前にその内部の残留物を
除去するクリーニング作業が行われる。
【0004】 従来、このフレキシブルコンテナのク
リーニング作業は、例えばフレキシブルコンテナを吊り
下げて、作業員がほうきなど、先端がフレキシブルコン
テナを傷つける恐れのない叩き具を手にもってフレキシ
ブルコンテナを叩き、残留物をフレキシブルコンテナの
下端の開口部から落下させる作業が行われている。
【0005】 また、特に成分管理が厳格に行なわ
れ、残留物の残留を嫌う特定の粉末冶金工業、セラミッ
クス工業、触媒工業、色材工業、農薬工業、医薬品工
業、化粧品工業、食品工業及びバイオ関連産業で取り扱
われる特定の粉体や粒体、特に食品工業や医薬品工業な
どで取り扱われる特定の粉体や粒体においては、不純物
の混入、いわゆるコンタミネーションを嫌うために、更
にフレキシブルコンテナの内部を洗浄液や水によって洗
浄している。
【0006】 しかしながら、この作業は、フレキシ
ブルコンテナの下端の開口部から落下する残留物が周囲
に飛散するので、作業環境が悪くなるのであり、又、作
業時間も1袋当り十数分程度の時間を必要としている
上、防塵マスクをして作業を行うため呼吸を行い難く、
しかも、重労働であるので同一人が長時間に亙って作業
を行うことができないのである。
【0007】 そこで、例えば実願昭61−6618
6号(実開昭62−179081号)のマイクロフィル
ムや実公平4−4864号公報に記載されているよう
に、フレキシブルコンテナをその開口部を上下にして吊
り下げ、このフレキシブルコンテナの内部で旋回ノズル
を上下動させながらこの旋回ノズルから圧縮空気を噴出
させる一方、フレキシブルコンテナの他端開口部を集塵
フードで覆い、この集塵フードを介してフレキシブルコ
ンテナ内の空気を集塵機に吸引するコンテナバッグ洗浄
装置が提案されている。
【0008】 また、実公昭63−33670号公報
に記載されしているように、開口部を上下にして吊り下
げたフレキシブルコンテナ内に上下の送風機から風を送
ることによりフレキシブルコンテナを膨らませ、膨らま
せたフレキシブルコンテナの内部で昇降するノズルから
水を噴出してフレキシブルコンテナの内面を水洗する軟
質筒体内洗浄装置も提案されている。
【0009】 更に、特公平3−50598号公報に
記載されしているように、開口部を上下にして吊り下げ
たフレキシブルコンテナ内に洗浄用空気を循環させる一
方、ノズルから間欠的に圧縮空気を噴出させてフレキシ
ブルコンテナに衝撃又は振動を与えるようにした粉粒体
トランスバッグのクリーニング方法及び装置、特開平4
−7075号公報に記載されているように、開口部を上
下にして吊り下げたフレキシブルコンテナの上端開口か
ら空気を送り込む一方、下端開口を板で不完全に閉じる
ことによりフレキシブルコンテナを膨らませ、フレキシ
ブルコンテナの内部で上下するノズルから洗浄水を噴出
させてフレキシブルコンテナの内面を水洗するフレキシ
ブルコンテナの洗浄方法及びその装置、なども提案され
ている。
【0010】 容器内の洗浄ないし清掃という広い視
野に立って見れば、例えば実願昭63−162602号
(実開平2−83079号)のマイクロフィルムに、タ
ンク、ホッパー等の容器に空気圧力により自由に蛇行す
るフレキシブルなエアーホースを装着し、このエアーホ
ースに空気を供給し、容器内で自由に蛇行させることに
より空気の噴出位置及び噴出方向を自由に変化させると
ともに、容器の内壁の各所に当てて、容器の内壁に付着
していた粉体を清掃する技術が記載されていることが注
目される。
【0011】 同様に、実公昭48−19966号公
報には、柔軟なゴム管の端末にテープ状除去部材を取付
け、中空硝子物品内に挿入して高圧の水あるいは空気を
このゴム管に供給してテープ状除去部材を中空硝子物品
内で揺動もしくは回動させて中空硝子物品の内面から附
着物を除去する技術が記載されていることも注目に値す
ることである。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】 上述した従来のフ
レキシブルコンテナの洗浄方法やフレキシブルコンテナ
の洗浄装置においては、フレキシブルコンテナがその内
面に噴射される空気あるいは洗浄液の圧力によってある
程度波打ち、これにより、フレキシブルコンテナの内面
に付着した粉状あるいは粒状の異物が払い落とされる。
特に、特公平3−50598号公報に記載されている従
来技術では、圧縮空気を間欠的に噴出することによりフ
レキシブルコンテナの内面に噴射される空気あるいは洗
浄液の圧力変化が大きくなるので、フレキシブルコンテ
ナの波打ちが大きくなり、より効果的にフレキシブルコ
ンテナの内面に付着した粉状あるいは粒状の異物が払い
落とされる。
【0013】 しかしながら、これら従来の洗浄方法
や洗浄装置は本質的に空気あるいは洗浄液の圧力が粉体
をフレキシブルコンテナの内面に押し付ける方向に作用
しているので、粉体等をフレキシブルコンテナの内面か
ら除去する上では不利である。
【0014】 また、フレキシブルコンテナの内面に
噴射される圧縮空気や洗浄水の圧力変動はそれ程大きい
ものではないから、特公平3−50598号公報に記載
されている従来技術によってもフレキシブルコンテナが
波打つといってもわずかであり、フレキシブルコンテナ
の内面に静電吸着された微粉体をフレキシブルコンテナ
を叩き具で叩く場合のように払い落とすことはできない
のである。
【0015】 実願昭63−162602号(実開平
2−83079号)のマイクロフィルムや実公昭48−
19966号公報に記載された技術では、エアーホース
あるいはゴム管から空気や水を噴出する位置や方向が自
由に変化するので、空気あるいは洗浄液の圧力が粉体を
フレキシブルコンテナの内面に押し付ける方向以外の方
向から作用する上、容器の内面を叩くことにより容器の
内面から付着物を叩き出すので、上述した従来のフレキ
シブルコンテナの洗浄方法やフレキシブルコンテナの洗
浄装置よりも粉体等をフレキシブルコンテナの内面から
除去する上で有利になる。
【0016】 ところが、この技術は、タンク、ホッ
パー、ガラス容器など、壁が硬質で、形状が容易には変
化しない定型容器に対しては適用できるが、壁が柔軟で
容易に変形するフレキシブルコンテナに対しては適用で
きないと考えられている。
【0017】 その理由は、フレキシブルなエアーホ
ースやゴム管の先端がフレキシブルコンテナの壁に当た
ると、あたかもボールをカーテンに投げつけた時にボー
ルがカーテンに包まれて動かなくなるように、エアーホ
ースやゴム管の先端が壁に包まれるように受け止めら
れ、自由に移動できなくなると考えられているからであ
る。
【0018】 そして、このようないわゆる常識があ
ったために、タンク、ホッパー、ガラス容器など、壁が
硬質で、形状が容易には変化しない定型容器に対して適
用可能な技術を壁が柔軟で容易に変形するフレキシブル
コンテナに対して転用することは試みられさえしなかっ
たのである。
【0019】 実際に、単にフレキシブルコンテナを
吊り下げ、その中に空気圧力により自由に蛇行するフレ
キシブルなエアーホースを入れ、このエアーホースに圧
縮空気を供給することを試みたところ、あたかもボール
をカーテンに投げつけた時にボールがカーテンに包まれ
て動かなくなるように、エアーホースやゴム管の先端が
壁に包まれるように受け止められ、自由に移動しないこ
とが分かった。
【0020】 しかし、試行錯誤を重ねるうちに、つ
いに、フレキシブルコンテナの一端の開口部から圧縮空
気を供給し、フレキシブルコンテナを膨らませてその壁
にある程度の張力を与えると、エアーホースの先端がフ
レキシブルコンテナの壁に捕らわれずに弾かれ、万遍な
くフレキシブルコンテナの内面を叩き回ることを発見
し、本発明を完成するに至ったのである。
【0021】 本発明は、上記の知見に基づいて、従
来技術の課題を一挙に解消するために完成されたもので
あって、フレキシブルコンテナをほうきなどの叩き具を
もって叩くことなく、短時間で高能率にクリーニングで
きる上、フレキシブルコンテナのクリーニング作業の環
境を大幅に改善できるフレキシブルコンテナクリーニン
グ装置を提供することを目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】 本発明のフレキシブ
ルコンテナクリーニング装置は、両端に開口部を有する
フレキシブルコンテナの一端開口部を装着する装着管
と、この装着管に空気を送る送風機と、フレキシブルコ
ンテナの他端開口部から空気を吸引する吸引管と、この
吸引管の端末に接続される集塵機と、吸引管及び集塵機
を経て空気を吸引する吸引装置とを備えるフレキシブル
コンテナクリーニング装置において、上記の目的を達成
するため、一端部が上記装着管又は吸引管に支持され、
他端が開放された可撓性を有するホイップ管と、ホイッ
プ管に圧縮空気を供給する圧縮空気源とが設けられてい
ることを特徴としている。
【0023】 本発明を更に詳細に説明すれば以下の
通りである。本発明のフレキシブルコンテナクリーニン
グ装置においては、フレキシブルコンテナの取り付けや
取り外しを容易にし、しかも、フレキシブルコンテナ内
の残留物を落下、除去を容易にして作業能率を向上する
ために、フレキシブルコンテナをその開口が上下に位置
する上下方向に支持して、空気がフレキシブルコンテナ
内を上下方向に流れるように設置することが望ましい。
【0024】 即ち、本発明のフレキシブルコンテナ
クリーニング装置においては、当該フレキシブルコンテ
ナクリーニング装置が上下方向に立設され、装着管とし
てフレキシブルコンテナの上端に位置する一端開口部を
装着する上装着管が設けられ、この上装着管に装着さ
れ、上装着管から懸垂しているフレキシブルコンテナの
下端に位置する他端開口部から空気を吸引する吸引管と
が設けられるものも、至極有益である。
【0025】 本発明のフレキシブルコンテナクリー
ニング装置においては、ホイップ管はその一端部を装着
管に支持させ、他端を開放するようにすればよく、当該
フレキシブルコンテナクリーニング装置を立設する場合
には、ホイップ管の一端部を上装着管に支持させ、その
他端を開放するように構成しても良いのである。
【0026】 本発明のフレキシブルコンテナクリー
ニング装置においては、圧縮空気源は、装着管又は吸引
路に支持されるホイップ管の一端部に接続され、このホ
イップ管の一端部に圧縮空気を供給し、この一端部に供
給された圧縮空気がホイップ管内を流れて開放された端
部から噴出するように構成される。
【0027】 又、このホイップ管は、圧縮空気を供
給することにより、フレキシブルコンテナ内でのたうち
まわり、あたかも鞭のように激しくフレキシブルコンテ
ナ内を叩いて残留物を落下させるものであり、従って、
ホイップ管は一本だけでなく、複数本取り付けても良い
のである。
【0028】 更に、本発明のフレキシブルコンテナ
クリーニング装置においては、ホイップ管に圧縮空気を
供給する圧縮空気源に代えて、ホイップ管に窒素ガスな
どの不活性ガスを供給する不活性ガス供給装置を備えて
いることにより、空気、特に酸素の残存を嫌う粉体や粒
体の輸送用通い袋として使用されるフレキシブルコンテ
ナのクリーニングに好適に用いられるのである。
【0029】 本発明のフレキシブルコンテナクリー
ニング装置において、ホイップ管に圧縮空気を供給する
圧縮空気源に代えて、ホイップ管に加圧水を供給する加
圧水供給装置を設け、吸引管としてフレキシブルコンテ
ナの他端開口部から水を分離して空気のみを吸引する吸
引管を設け、この吸引管の端末に接続される集塵機と、
吸引管及び集塵機を経て空気を吸引する吸引装置とを備
えることにより、フレキシブルコンテナのクリーニング
の際に水洗いができるので、特定の粉末冶金工業、セラ
ミックス工業、触媒工業、色材工業、農薬工業、医薬品
工業、化粧品工業、食品工業及びバイオ関連産業で取り
扱われる特定の粉体や粒体、特に食品工業や医薬品工業
などで取り扱われる特定の粉体や粒体のクリーニングに
最適である。この場合、この洗浄水を循環して再利用で
きるようにしても良いのである。
【0030】 上記フレキシブルコンテナは、一般に
粉体あるいは粒体を包装するため、通気性のないシー
ト、例えばナイロン基布の片面或いは両面を軟質塩化ビ
ニル或いはクロロプレンなどの合成ゴムでコーティング
したり、これらの物質で形成されたシートで二重或いは
三重のシートで作られ、上端と下端とに開口部を有し、
又、上部にクレーンやホイストで吊り上げるために吊り
帯が設けられている。
【0031】 上記上装着管等の装着管は横断面が円
形、四角形又は楕円形等の筒形に形成され、フレキシブ
ルコンテナの上端開口部の内側に突入させた後、例えば
尾錠を備える締め付け具、ベルトなどによってフレキシ
ブルコンテナの上端部を締めつけることによりフレキシ
ブルコンテナが装着される。また、必要に応じてフレキ
シブルコンテナの吊り帯が装着管に引っ掛けられる。
【0032】 上記送風機の送風量、或いは吸引装置
の吸引量は、特に限定されるものではなく、又、一定に
保持してもよいが、送風機の送風量を、例えば毎分20
〜100m3、特に毎分30〜70m3の範囲で周期的
に増減するように制御したり、吸引管及び集塵機を経て
空気を吸入する吸引装置の吸引量を、例えば毎分20〜
100m3、特に毎分30〜70m3の範囲で周期的に
増減するように制御したりして、装着管に装着されたフ
レキシブルコンテナを膨らませたり縮ませたりして当該
フレキシブルコンテナを急激に躍らせることができる。
【0033】 上記ホイップ管は装着管に装着された
フレキシブルコンテナの外側に配置してもよいが、後述
するホイップ管の鞭打ち作用を効率よくするため、装着
管に装着されたフレキシブルコンテナの内側に配置する
ことが好ましい。
【0034】 上記圧縮空気源は、このホイップ管に
圧縮空気を供給するように構成してあればよく、例えば
2〜10kg/cm2程度の工場圧縮空気配管設備、特
に5kg/cm2程度の工場圧縮空気配管設備が利用さ
れる。
【0035】 又、上記ホイップ管は、上述のよう
に、圧縮空気を供給することにより、当該ホイップ管
が、あたかも鞭のように激しくフレキシブルコンテナ内
を叩いて残留物を落下させるものであり、従って、ホイ
ップ管は一本だけでなく、複数本取り付けても良いので
ある。
【0036】 更に、本発明のフレキシブルコンテナ
クリーニング装置においては、ホイップ管に圧縮空気を
供給する圧縮空気源に代えて、ホイップ管に窒素ガスな
どの不活性ガスを供給する不活性ガス供給装置を備えて
いることにより、空気、特に酸素の残存を嫌う粉体や粒
体の輸送用通い袋として使用されるフレキシブルコンテ
ナのクリーニングに好適に用いられるのである。この場
合、この不活性ガスの圧力は例えば2〜10kg/cm
2程度のものが利用される。
【0037】 又、この際には、窒素ガスなどの不活
性ガスの消費量を減じて当該不活性ガスを有効に利用す
るために、集塵機からの不活性ガス(回収ガス)を送風
機、更に所望により後述のクリーニング室へ循環し、繰
り返し使用する事が望ましい。
【0038】 本発明のフレキシブルコンテナクリー
ニング装置において、ホイップ管に圧縮空気を供給する
圧縮空気源に代えて、ホイップ管に加圧水を供給する加
圧水供給装置を設け、吸引管としてフレキシブルコンテ
ナの他端開口部から水を分離して空気のみを吸引する吸
引管を設け、この吸引管の端末に接続される集塵機と、
吸引管及び集塵機を経て空気を吸引する吸引装置とを備
えることにより、フレキシブルコンテナのクリーニング
の際に水洗いができる。このフレキシブルコンテナのク
リーニングの際に水洗いができる本発明のフレキシブル
コンテナクリーニング装置は、特定の粉末冶金工業、セ
ラミックス工業、触媒工業、色材工業、農薬工業、医薬
品工業、化粧品工業、食品工業及びバイオ関連産業で取
り扱われる特定の粉体や粒体、特に食品工業や医薬品工
業などで取り扱われる特定の粉体や粒体のクリーニング
に最適である。
【0039】 この場合、この洗浄水を循環して再利
用できるようにしても良いのである。又、加圧水の圧力
はフレキシブルコンテナの洗浄を効果的に行える範囲で
あれば特に限定されるものではないが、具体的には、例
えば0.5〜3kg/cm2程度のものが利用される。
【0040】 本発明において、上記吸引管は、フレ
キシブルコンテナ内の残留物を集塵機に吸引させるた
め、その始端部がフレキシブルコンテナの下端開口部に
接続される。もちろん、フレキシブルコンテナの下方に
始端開口を臨ませてフレキシブルコンテナの外側面から
落下する粉塵を合わせて集塵機に吸引させるように構成
してもよい。
【0041】 また、この吸引管にはダンパを介在さ
せ、ダンバの開閉度を周期的に変化させることにより、
フレキシブルコンテナを膨らませたり萎ませたりするこ
とができる。
【0042】 上記集塵装置は、吸引管から吸引した
空気中の塵埃を収集できるように構成してあればよく、
例えば電気集塵機、湿式集塵機などを用いることができ
るが、構成が簡単でランニングコストが安価なバックフ
ィルター式集塵機を用いることが推奨される。
【0043】 本発明において、上記装着管を進退さ
せる進退駆動装置を設けることが可能であり、この進退
駆動装置によって装着管を進退させることにより、寸法
が異なる複数種類のフレキシブルコンテナのクリーニン
グが可能になるとともに、クリーニング中に装着管を進
退させることにより、残留物のフレキシブルコンテナか
らの分離を助長することができる。
【0044】 また、本発明において、上記装着管及
び吸引管の始端部と、これら装着管と吸引管の始端部と
の間に装着されるフレキシブルコンテナとを囲繞するク
リーニング室が設けられるとともに、このクリーニング
室内の空気を上記集塵機に導く室内空気吸引管とを備え
る場合には、フレキシブルコンテナの外側に付着してい
た残留物やフレキシブルコンテナの下端開口部から漏れ
た塵埃がクリーニング室から外に飛散することを防止で
きるとともに、クリーニング室内の塵埃を集塵機に導い
て収集することができる。
【0045】
【作用】 本発明のフレキシブルコンテナクリーニン
グ装置は、上記構成を有し、フレキシブルコンテナの上
端開口部を装着管に装着し、送風機でフレキシブルコン
テナ内に風を送りながら圧縮空気源よりホイップ管に圧
縮空気を供給すると、ホイップ管がその他端から吹き出
す空気の反動で不規則に躍り、その中間部や他端がフレ
キシブルコンテナに打ちつけられ、フレキシブルコンテ
ナに付着した残留物を叩き出し落下させる。
【0046】 当該フレキシブルコンテナ内でホイッ
プ管によって叩き落とされた残留物は下端開口部から吸
引管を介して集塵機に吸引され、集塵機に集められる。
【0047】
【実施例】 以下、本発明の一実施例に係るフレキシ
ブルコンテナクリーニング装置を図面に基づいて具体的
に説明するが、本発明はこの実施例によって限定される
ものではなく、この明細書全体及び図面の記載事項に基
づいて明らかになる本発明の範囲に広くわたって適用さ
れるものである。
【0048】 図1は、本発明の一実施例に係るフレ
キシブルコンテナクリーニング装置の構成図であり、こ
のフレキシブルコンテナクリーニング装置は、上下方向
に立設されている。
【0049】 図1において、このフレキシブルコン
テナクリーニング装置は、フレキシブルコンテナ1の上
端開口部2を装着する上装着管3と、この上装着管3に
空気を送る送風機4と、一端部のみが上装着管3に支持
され、他端が開放された可撓性を有するホイップ管5
と、ホイップ管5に圧縮空気を供給する圧縮空気源6
と、フレキシブルコンテナ1の下端開口部7から空気を
吸引する吸引管8と、この吸引管8の端末に接続される
集塵機9と、吸引管8及び集塵機9を経て空気を吸引す
る吸引装置10とを備える。
【0050】 上記フレキシブルコンテナ1は、一般
に粉体あるいは粒体を包装するため、通気性のないシー
ト、例えばナイロン基布の片面或いは両面を軟質塩化ビ
ニルあるいはクロロプレンなどの合成ゴムでコーティン
グしたり、これらの物質で形成されたシートで二重或い
は三重のシートで作られ、上端と下端とに開口部2、7
を有し、又、図示はしないが上部にクレーンやホイスト
で吊り上げるために1対の吊り帯が設けられている。
【0051】 上記上装着管3は、この実施例では円
筒形に形成され、フレキシブルコンテナ1の上端開口部
2の内側に突入させた後、例えば尾錠を備える締め付け
具、ベルトなどの締結具12によってフレキシブルコン
テナ1の上端部を締めつけることによりフレキシブルコ
ンテナ1が装着される。また、必要に応じてフレキシブ
ルコンテナ1の吊り帯が上装着管3の外周部に引っ掛け
られる。
【0052】 更に、この実施例では、サイズが異な
る複数種類のフレキシブルコンテナ1のクリーニングが
でき、しかも、後述するホイップ管5の鞭打ち作用を助
長するとともに、フレキシブルコンテナ1自体を振動さ
せてフレキシブルコンテナ1から残留物を払い落とさせ
るために、例えば2本のシリンダからなる進退駆動装置
12を介して昇降可能に設けられている。
【0053】 上記送風機4の送風量は、特に限定さ
れるものではなく、又、一定に保持してもよいが、ここ
では、例えば毎分30〜70m2の範囲で周期的に送風
量を増減するように制御して、上装着管3に装着された
フレキシブルコンテナ1を膨らませたり縮ませたりする
ようにしてある。
【0054】 上記ホイップ管5は圧縮空気源6の端
末に設けたユニオン継手13を介して一端部のみが上装
着管3に支持される。
【0055】 又、このホイップ管5は、上装着管3
に装着されたフレキシブルコンテナ1の外側に配置して
もよいが、後述するホイップ管5の鞭打ち作用を効率よ
くするため、上装着管3に装着されたフレキシブルコン
テナ1の内側に配置している。また、ホイップ管5の本
数は1〜3本あれば十分であり、この場合、ホイップ管
5の長さが異なるものを複数用いても良いのであり、こ
の実施例では1本のホイップ管5を設けている。
【0056】 上記圧縮空気源6は、このホイップ管
5に圧縮空気を供給するように構成してあればよく、こ
こでは、供給圧が5kg/cm2程度の工場圧縮空気配
管設備が利用される。
【0057】 上記吸引管8は、フレキシブルコンテ
ナ1内の残留物を集塵機9に吸引させるため、その始端
部にフレキシブルコンテナ1の下端開口部7が被せられ
る下装着管14を備える。フレキシブルコンテナ1の下
端開口部7はこの下装着管14に上端開口部2と同様に
締結具11によって固定してもよいが、ここでは、作業
時間を短縮するため、単に下装着管14に上から被せる
だけに止めている。
【0058】 又、吸引管8の始端部には、フレキシ
ブルコンテナ1の外表面から落下する塵埃を吸引管8に
吸引させるため、下装着管14を含み、これよりも大き
く上向きに開口する集塵ボックス15が設けてある。
【0059】 更に、この吸引管8の途中にはダンパ
16が設けられ、このダンパ16の開閉度を変化させる
ことより、吸引管8の空気流量を例えば毎分30〜10
0m2程度の範囲で周期的に変化させるようにしてい
る。
【0060】 上記集塵装置9は、吸引管8から吸引
した空気中の塵埃を収集できるように構成してあればよ
く、例えば電気集塵機、湿式集塵機などを用いることが
できるが、ここでは、構成が簡単でランニングコストが
安価なバッグフィルター式集塵機が用いられる。
【0061】 上記吸引装置10は、集塵機9の上に
直結され、集塵機9を介して吸引管8内の空気を吸引す
る。
【0062】 このフレキシブルコンテナクリーニン
グ装置においては、必要に応じて、上記上装着管3及び
吸引管8の始端部と、これら上装着管3と吸引管8の始
端部との間に装着されるフレキシブルコンテナ1とを囲
繞するクリーニング室17が設けられる。
【0063】 又、このクリーニング室17内の空気
を上記集塵機9に導く室内空気吸引管18が設けられ、
この室内空気吸引管16に自動開閉される自動ダンパー
19が設けられる。
【0064】 更に、必要に応じて集塵機9の集塵ボ
ックス20を吸引管8に連通させる補助吸引管21が設
けられ、集塵ボックス20内で舞い立った塵埃を必要に
応じて再び集塵機9に送り返すようにしている。
【0065】 又、この実施例において、所望によ
り、上記ホイップ管5は開閉弁23を介して窒素ガス供
給装置に接続され、吸引装置10の吐出口が三方弁24
により大気放出路25と還流路26とに接続切替えでき
るようにしている。又この還流路26は送風機4の吸入
口に接続される。
【0066】 そして、嫌酸素(空気)性、還元性、
或いは、爆発性の粉体や粒体の輸送用のフレキシブルコ
ンテナのクリーニングを行う時には、圧縮空気源6空の
圧縮空気の供給を停止するとともに、開閉弁23を開弁
して2〜10kg/cm2程度の圧力の窒素ガスをホイ
ップ管5に供給すると共に、送風機4に窒素ガスを供給
するようにしている。
【0067】 又、この時には、吸引装置10の吐出
口を三方弁24で還流路26側に接続し、窒素ガスを送
風機4に吸入させて、上装着管3からフレキシブルコン
テナ1内に還流し、窒素ガスの消費量を低減して当該窒
素ガスを有効に利用するように構成している。
【0068】 なお、このクリーニング室17の一面
には自動開閉される図示しないシャッターが設けられ、
フレキシブルコンテナ1を上装着管3に装着した後、送
風機4の始動及び圧縮空気供給源6からの圧縮空気の供
給を開始する前にこのシャッターを閉じ、また、送風機
4の停止及び圧縮空気供給源6からの圧縮空気の供給を
停止した後にこのシャッターを開くことにより、クリー
ニング作業中にフレキシブルコンテナ1から飛散する塵
埃がクリーニング室17の外部に飛散しないようにして
いる。
【0069】 この場合において、嫌酸素(空気)
性、還元性、或いは、爆発性の粉体や粒体の輸送用のフ
レキシブルコンテナのクリーニングを行う時には、この
クリーニング室17に窒素ガスを供給しても良いのであ
る。
【0070】 次に、このフレキシブルコンテナクリ
ーニング装置を用いるフレキシブルコンテナ1のクリー
ニングをする場合の作業の説明をする。
【0071】 まず、これからクリーニングするフレ
キシブルコンテナ1をクリーニング室17内に持ち込
み、その上端開口部2を上装着管3に装着する。次に、
下端開口部7を下装着管14に被せる。上装着管3は予
め最下位まで下げてあり、寸法が大きいフレキシブルコ
ンテナ1の場合には、この後、上装着管6を上昇させ
る。
【0072】 この後、作業者はクリーニング室17
から退室し、シャッターを閉じてから、送風機4と吸引
装置10とを始動させるとともに、ホイップ管5に圧縮
空気を供給する。
【0073】 送風機4の送風量は、この場合、毎分
30〜70m3の範囲で周期的に増減され、これによっ
てフレキシブルコンテナ1が膨らんだり縮んだりする。
これによりフレキシブルコンテナ1が振動し、フレキシ
ブルコンテナ1に付着した残留物などが振り落とされ
る。
【0074】 又、上記ホイップ管5は圧縮空気が下
端から吹き出る反動によってフレキシブルコンテナ1内
で不規則に躍り、フレキシブルコンテナ1を鞭打つよう
に叩き、フレキシブルコンテナ1に付着した残留物が払
い落とされることになる。
【0075】 このホイップ管5の鞭打ち作用によっ
てフレキシブルコンテナ1が叩かれるとともに、上記の
フレキシブルコンテナ1が膨らんだり縮んだりすること
により、効率よくフレキシブルコンテナ1に付着してい
た残留物等が払い落とされ、下端開口部7から吸引管8
に吸引され、例えば1〜3分程度でフレキシブルコンテ
ナ1のクリーニングが終了する。
【0076】 又、このフレキシブルコンテナ1のク
リーニングの間に室内空気吸引管18の自動ダンパー1
9を開かせ、クリーニング室17内の塵埃を室内空気吸
引管18及び吸引管8を介して集塵機9に導き、クリー
ニング室17内を清浄にする。
【0077】 この自動ダンパー19の開閉により、
吸引管8の空気流量は、例えば毎分30〜100m3の
範囲で増減し、これによってフレキシブルコンテナ1を
膨らませたり縮ませたりすることが助長され、フレキシ
ブルコンテナ1のクリーニング効果が高められる。従っ
て、大型のフレキシブルコンテナ1の場合には、この自
動ダンパー19の開閉を2〜3回繰り返すことが好まし
い。
【0078】 このフレキシブルコンテナ1のクリー
ニングが終了すると、送風機4及び吸引装置10が停止
されるとともに、圧縮空気源6からの圧縮空気の供給が
停止され、必要に応じて上装着管3を最下位に下ろして
からシャッターが開かれる。
【0079】 この後、作業員がクリーニング室17
に入り、クリーニク済のフレキシブルコンテナ1とこれ
からクリーニングするフレキシブルコンテナ1とを取替
え、上記と同様の手順が繰り返えされることになる。
【0080】 なお、上記の手順は例えばマイクロコ
ンピュータによって自動プログラム制御することがで
き、この場合、作業者はフレキシブルコンテナ1を交換
するためにクリーニング室17へ出入りし、出た後にス
タートボタンを押せば、次にフレキシブルコンテナ1を
交換するまで待機しておればよい。又、作業員数もフレ
キシブルコンテナ1の交換に必要な1人で十分であり、
しかも作業者はフレキシブルコンテナ1を交換するため
にのみクリーニング室17へ出入りし、出た後にスター
トボタンを押せばよいから、粉塵を吸引することがな
く、労働衛生上、優れた作業環境を実現できるのであ
る。
【0081】 この実施例では、フレキシブルコンテ
ナ1が縦に装着されるようにしているが、上装着管3と
吸引管8の始端部とを互いに横向きに対向させ、フレキ
シブルコンテナ1を横向けに装着できるようにすること
も可能である。
【0082】
【発明の効果】 以上に説明したように、本発明によ
れば、送風機でフレキシブルコンテナの内部に風を送っ
てフレキシブルコンテナを膨らませ、ホイップ管を躍ら
せてフレキシブルコンテナに鞭のように打ち当てること
により、効率良くフレキシブルコンテナに付着している
残留物などを払い落とすことができる。
【0083】 しかも、フレキシブルコンテナ内に払
い落とされた塵埃は、吸引管を経て集塵機に集塵される
ので、周囲への塵埃の飛散が格段に少なくなり、作業環
境の衛生性を高めることができる。
【0084】 本発明において、特に上記装着管を進
退させる進退駆動装置を設ける場合には、寸法の異なる
複数種類のフレキシブルコンテナのクリーニングを行な
うことができるとともに、クリーニング中に装着管を進
退させることにより、残留物のフレキシブルコンテナか
らの分離を助長することができる。
【0085】 又、本発明において、特に上記送風機
の風量を所定の範囲内で増減させる手段を設ける場合に
は、クリーニング中にフレキシブルコンテナを膨らませ
たり縮ませたりして、フレキシブルコンテナからの残留
物などの払い落としを助長することができ、クリーニン
グの能率を一層高めることができる。
【0086】 更に、本発明において、特に上記吸引
管の風量を所定の範囲内で増減させる手段を設ける場合
には、フレキシブルコンテナから吸引される風量を増減
させることにより、クリーニング中にフレキシブルコン
テナを膨らませたり縮ませたりして、フレキシブルコン
テナからの残留物などの払い落としを助長することがで
き、クリーニングの能率を更に一層高めることができ
る。
【0087】 加えて、本発明において、特に上記装
着管及び吸引管の始端部と、これら装着管と吸引管の始
端部との間に装着されるフレキシブルコンテナとを囲繞
するクリーニング室が設けられるとともに、このクリー
ニング室内の空気を上記集塵機に導く室内空気吸引管と
を備える場合には、クリーニング室によって周囲への塵
埃の飛散が一層確実に防止されるとともに、クリーニン
グ室内の塵埃を集塵機に集塵するので、クリーニング室
内の塵埃量が少なくなり、作業環境の衛生性が一層高め
られる。
【0088】 更に、本発明のフレキシブルコンテナ
クリーニング装置においては、ホイップ管に圧縮空気を
供給する圧縮空気源に代えて、ホイップ管に窒素ガスな
どの不活性ガスを供給する不活性ガス供給装置を備えて
いることにより、空気、特に酸素の残存を嫌う粉体や粒
体の輸送用通い袋として使用されるフレキシブルコンテ
ナのクリーニングに好適に用いられるのである。
【0089】 本発明のフレキシブルコンテナクリー
ニング装置において、ホイップ管に圧縮空気を供給する
圧縮空気源に代えて、ホイップ管に加圧水を供給する加
圧水供給装置を設け、吸引管としてフレキシブルコンテ
ナの他端開口部から水を分離して空気のみを吸引する吸
引管を設け、この吸引管の端末に接続される集塵機と、
吸引管及び集塵機を経て空気を吸引する吸引装置とを備
えることにより、フレキシブルコンテナのクリーニング
の際に水洗いができ、特定の粉末冶金工業、セラミック
ス工業、触媒工業、色材工業、農薬工業、医薬品工業、
化粧品工業、食品工業及びバイオ関連産業で取り扱われ
る特定の粉体や粒体、特に食品工業や医薬品工業などで
取り扱われる特定の粉体や粒体のクリーニングに最適で
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の一実施例に係るフレキシ
ブルコンテナクリーニング装置の構成図である。
【符号の説明】
1フレキシブルコンテナ2上端開口部3上装着管4送風
機5ホイップ管6圧縮空気供給源7下端開口部8吸引管
9集塵機10吸引装置17クリーニング室18室内空気
吸引管19自動ダンパー
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−7075(JP,A) 実開 平2−83079(JP,U) 実開 昭62−179081(JP,U) 実開 昭59−93783(JP,U) 特公 平3−50598(JP,B2) 実公 昭63−33670(JP,Y2) 実公 平4−4864(JP,Y2) 実公 昭48−19966(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B08B 1/00 - 11/04

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 両端に開口部を有するフレキシブルコ
    ンテナの一端開口部を装着する装着管と、この装着管に
    空気を送る送風機と、フレキシブルコンテナの他端開口
    部から空気を吸引する吸引管と、この吸引管の端末に接
    続される集塵機と、吸引管及び集塵機を経て空気を吸引
    する吸引装置とを備えるフレキシブルコンテナクリーニ
    ング装置において、一端部が上記装着管又は吸引管に支
    持され、他端が開放された可撓性を有するホイップ管
    と、このホイップ管に圧縮空気を供給する圧縮空気源と
    が設けられていることを特徴とするフレキシブルコンテ
    ナクリーニング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフレキシブルコンテ
    ナクリーニング装置が上下方向に立設され、上記装着管
    としてフレキシブルコンテナの上端に位置する一端開口
    部を装着する上装着管が設けられ、この上装着管に装着
    され、上装着管から懸垂しているフレキシブルコンテナ
    の下端に位置する他端開口部から空気を吸引する吸引管
    とが設けられ、ホイップ管の一端部が上装着管に支持さ
    れ、他端部が開放されており、圧縮空気源がホイップ管
    の一端部側に接続されるフレキシブルコンテナクリーニ
    ング装置。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のフレキシブルコンテ
    ナクリーニング装置において、ホイップ管の一端部のみ
    を上装着管に支持するのに代えて、ホイップ管の一端部
    のみを吸引管に支持させるフレキシブルコンテナクリー
    ニング装置。
  4. 【請求項4】 装着管を進退させる進退駆動装置が設
    けられる請求項1ないし3のいずれかに記載のフレキシ
    ブルコンテナクリーニング装置。
  5. 【請求項5】 送風機の風量を所定の範囲内で増減さ
    せる手段を設けている請求項1ないし4のいずれかに記
    載のフレキシブルコンテナクリーニング装置。
  6. 【請求項6】 吸引路の風量を所定の範囲内で増減さ
    せる手段を設けている請求項1ないし5のいずれかに記
    載のフレキシブルコンテナクリーニング装置。
  7. 【請求項7】 装着管及び吸引路の始端部と、これら
    装着管と吸引路の始端部との間に装着されるフレキシブ
    ルコンテナとを囲繞するクリーニング室が設けられると
    ともに、このクリーニング室内の空気を集塵機に導く室
    内空気吸引路とを備えている請求項1ないし6のいずれ
    かに記載のフレキシブルコンテナクリーニング装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の
    フレキシブルコンテナクリーニング装置において、ホイ
    ップ管に圧縮空気を供給する圧縮空気源に代えて、ホイ
    ップ管に窒素ガスなどの不活性ガスを供給する不活性ガ
    ス供給装置を備えているフレキシブルコンテナクリーニ
    ング装置。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれかに記載の
    フレキシブルコンテナクリーニング装置において、ホイ
    ップ管に圧縮空気を供給する圧縮空気源に代えて、ホイ
    ップ管に加圧水を供給する加圧水供給装置を設け、吸引
    管としてフレキシブルコンテナの他端開口部から水を分
    離して空気のみを吸引する吸引管を設け、この吸引管の
    端末に接続される集塵機と、吸引管及び集塵機を経て空
    気を吸引する吸引装置とを備えるフレキシブルコンテナ
    クリーニング装置。
  10. 【請求項10】 水を循環して再利用できるようにし
    た請求項9に記載のフレキシブルコンテナクリーニング
    装置。
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