JPH0350598A - 音声応答装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は音声応答サービスの多様化とそのサービス性の
向上を図った音声応答装置に関する。

（従来の技術） 近時、銀行における振込み照会等のテレホンサービスや
、デパート等における催し物案内サービス等、電話回線
を通して入力される情報に対する解答情報を音声メツセ
ージとして応答出力する音声応答装置が種々開発されて
いる。この種の音声応答装置は、−収約には電話回線を
通して電話機や所定の専用端末から与えられる間合わせ
情報を解析する機能と、解析された間合わせ情報に対す
る応答情報を録音編集方式や音声合成器を用いた音声合
成処理により音声メツセージとして生成し、これを前記
電話機や所定の専用端末に対して電話回線を介して応答
出力する機能を備えて構成される。

ところで電話機や所定の専用端末に対して応答出力する
音声メツセージの内容が長い（多い）場合、利用者にと
っては要望する情報内容が音声応答出力されるまで長時
間に亘うてその音声メツセージを聞いていることが必要
となり、不本意な時間を費やすことになる。特にこの種
の音声応答装置の利用頻度の高い利用者にとっては、要
望内容とは直接的に関係のない、例えば挨拶事項等の定
型的な音声メツセージまでも毎回聞くことが必要となり
、時間的な無駄が多くなる。

そこで従来、例えば音声メツセージを短文的に区切って
その区切り１毎に所定の時間幅の空白時間を設定し、こ
の空白時間に利用者からの制御情報を受付は入力し、そ
の後の音声メツセージの応答出力を制御することが考え
られている。例えば上記空白時間に入力される制御情報
に従ってその後の音声メツセージの出力を中止したり、
或いは定型的な音声メツセージの応答出力を省いて、所
望とする内容の音声メツセージだけの応答出力を指示す
ること等が行われる。

尚、上記＠御情報は、例えば電話機の予め定められたダ
イヤルパッド操作により与えられる周波数多重化された
ＰＢ傷信号所謂ブツシュホン信号）、またはその組合わ
せにより示される情報として与えられる。

ところがこのようにして空白時間を設定しながら音声メ
ツセージを応答出力するようにした場合、その音声メツ
セージが途切れ途切れに与えられることになるので、所
謂間延びが生じ、その内容把握が非常に真泥っこしくな
る。しかも、その全ての音声メツセージを応答出力する
為の時間が非常に長くなる。また利用者側にとって、上
述した空白時間を利用して制御情報を入力してその音声
応答をＩＩ７　御するには、その都度、上述した空白時
間を待ちながら制御情報を入力することが必要なので、
その制御性が非常に悪かった。これ故、この種の音声応
答サービスを行う上で、そのサービス性の向上を図るに
しても限界があった。

（発明が解決しようとする課題） このように従来の音声応答装置では、その応答音声メツ
セージを制御する上で種々の問題があり、例えば所望と
する応答内容だけを効率的に聞くことが困難であると云
う問題があった。

本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするところは、利用者のニーズにあった音声メ
ツセージを効率的に応答出力することができ、そのサー
ビス性を十分に高めることのできる音声応答装置を提供
することにある。

［発明の構成コ （課題を解決するための手段） 本発明は所定の端末からの入力情報に対して音声メツセ
ージを応答出力する音声応答装置に係り、 所定の端末に応答出力する音声メツセージを音声合成部
を用いて生成すると共に、この音声合成部を用いた音声
メツセージの応答出力期間中に前記所定の端末から与え
られる制御信号が検出されたとき、この検出された制御
信号の解析結果に従って前記音声合成部から応答出力し
ている音声メツセージの生成出力を制御するようにした
ことを特徴とするものである。

（作　用） このように構成された本発明によれば、音声合成部を用
いた音声メツセージの応答出力期間中に、所定の端末か
ら制′ｎ信号が与えられると、その制御信号の解析結果
に従って上記音声合成部による音声メツセージの生成出
力が即時的に制御されるので、利用者のニーズに応じた
音声メツセージを効率的に、しかもサービス性良く応答
出力することが可能となる。そして音声メツセージの提
供を受けている利用者は、その応答出力されている音声
メツセージの内容に応じて即時的に制御情報を入力して
、そのメツセージ内容をそのニーズに合わせて適宜変更
していくことが可能となる。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明の一実施例に係る音声応答
装置について説明する。

第１図は実施例装置の要部概略構成図で、基本的にはホ
ストコンピュータ１を主体として構成され、通信回線２
を介して電話機３等の所定の端末を接続する為の回線制
御部４．上記電話機３から、所謂ブツシュホン信号（Ｐ
Ｂ傷信号として与えられる各種制御信号を検出し、これ
を解析するＰＢ倍信号認識５．および前記通信回線２を
介して電話ａ！３に所定の音声メツセージを応答出力す
る音声合成部からなる応答部６を備えて構成される。

回線制御部４はホストコンピュータ１の制御を受けて本
装置と複数の通信回線２との間の回線接続を制御するも
ので、電話機３から通信回線２を介する着信呼を受けた
とき、その着信呼を受けた通信回線２を介して発呼元の
電話機３に上記ＰＢ信号認識部５．および応答部６をそ
れぞれ回線接続する機能を備える。

尚、ここでは電話機３が通信回線２を介して回線制御部
４に接続されて本装置からの音声メツセージの提供サー
ビスを受けるものとして説明するが、この音声メツセー
ジの提供サービスを受ける端末としては、上述した電話
機ｌに限定されるものではなく、専用の通信端末装置等
であっても良い。

しかしてＰＢ倍信号認識５は、電話機３のダイヤルキー
バッドの操作により発せらる、所謂ブツシュホン信号（
ＰＢ倍信号が前記通信回線２を介して入力されるか否か
を常時監視し、ブツシュホン信号（ＰＢ倍信号の入力が
検出されたとき、当該ブツシュホン信号の種別、または
その組合わせとして予め設定されている制御情報を解析
する。

そしてその解析結果を、前記電話機３から入力された制
御情報として即時的にホストコンピュータ１に与えてい
る。

また音声合成部からなる応答部６は、ホストコンピュー
タ［から与えられる応答情報に従って所定の音声メツセ
ージを生成し、これを前記通信回線２を介して電話機３
に応答出力するものである。

例えば応答部６が録音編集方式を採用した音声合成部で
ある場合には、例えばＡＤ−ＰＣＭやＰＣＭ等として符
号化されて記憶されている種々の音声メツセージの格納
アドレス情報を前記ホストコンピュータｌから受け、こ
のアドレス情報に従って上記ＡＤ−ＰＣＭやＰＣＭ等と
して符号化されている音声メツセージ情報を順に読出し
てその音声メツセージを生成出力する。また応答部６が
規則合成方式の音声合成回路として実現されている場合
には、ホストコンピュータｌから音声出力すべきメツセ
ージの文字列データを受け、これを所定の規則に従って
音声合成処理して音声メツセージを生成出力する。この
ようにして応答部６にて前記ホストコンピュータｌの制
御の下で生成される音声メツセージが前記回線制御部４
から通信回線２を介して前記電話機３に応答出力される
。

尚、このようにして応答出力される音声メツセージの内
容は、ＡＤ−ＰＣＭやＰＣＭ等として符号化されて記憶
されている種々の音声メツセージの格納アドレスの指定
制御により適宜変更される。

また或いはホストコンピュータ１から与える文字列デー
タを変更することにより、そのメツセージ内容の変更が
行われる。

さて上記応答部６からの電話機３に対する音声メツセー
ジの応答出力は、電話機３からの回線接続がなされたと
き、或いは回線接続された電話機３から所定の制御信号
が与えられたときに起動される。そして−収約には、予
め定められた音声メツセージを順に音声合成して生成し
、これを応答出力することによりなされる。

しかしてこのようにして応答出力される音声メツセージ
は、ここではその本文と詳細文とに別けられ、各文部に
このデータ長とそのデータの格納アドレスとを示す管理
データが付されてそれぞれ管理されている。応答メツセ
ージの応答出力は、この管理データに従い、予め定めら
れたメッセージ文の応答出力順序に従って上記各文を順
に指定することによりなされる。

ここで本装置が特徴とするところは、上述したように応
答部６を起動して音声メツセージを応答出力している期
間においても、前記ＰＢ信号認識部５において前記電話
機３から制御情報が人力されるか否かを常時監視してお
り、制御情報が入力された場合には、その解析結果に従
って即時的に前記応答部６からの音声メツセージの出力
条件を制御するようにした点にある。

即ち、電話機ｌのダイヤルパッド操作によって発せられ
るＰＢ倍信号対応して、ここでは第２図に例示するよう
に音声メツセージ出力に対する制御命令が設定されてい
る。具体的には「＃」キーの操作により発せられるＰＢ
倍信号「メツセージ出力の一時中断」の制御指令が割当
てられ、また「蕾」キーの操作により発せられるＰＢ倍
信号「メツ−セージ出力の終了」が割当てられている。

同様にして「１」キーに対して「再生Ｊ、ｒ２Ｊキーに
対して「飛び越しＪ、ｒ３Ｊキーに対してｒ詳細文再生
」、・・・・・・等がそれぞれ割当てられている。尚、
これらのキーに対する制御情報の割当てについては、そ
の使用目的や音声メツセージの種別等に応じて適宜変更
可能である。またシステム仕様に応じて可変的に設定す
ることも可能である。

ＰＢ倍信号認識５は、前記応答部６からの音声メツセー
ジの応答出力期間中に電話機３から上述したようなＰＢ
倍信号示される制御情報が入力されたとき、この制御情
報（ＰＢ倍信号の入力を検出して当該ＰＢ倍信号解析し
、その解析結果が示す制御情報を前記ホストコンピュー
タｌに即時的に出力する。するとホストコンピュータｌ
はこの制御情報に従って前記応答部６に対して、その音
声メツセージの生成動作を制御し、例えばメツセージデ
ータのアクセスアドレスの変更等を行う。

このような変更制御により、応答部６から電話機３に対
して応答出力される音声メツセージの内容が前述した制
御情報に従って変更制御される。

このような音声メツセージの出力制御について更に詳し
く説明すると、例えばデパートにおけるショッピングサ
ービスの場合、その音声メツセージとしては第３図に示
すように応答文が準備される。そしてその応答文は、１
分毎に区切られ、本分と詳細文とに別けて第４図に示す
ように管理される。この第３図および第４図に示す例で
は、（１）００デパートです。

（２）今日のショッピング情報をお伝えします。

（３）今日のサービスタイムは、 （４）早朝サービスとしてＡＭｌｏ、００よりＯＯを特
別価格で販売しております。

（５）各売り場別に紹介しますと、 のようにその本文が所定の順序で短文的に区切られて管
理されている。そして上記第（４）番目の本文に対して
その詳細文が （ａ）牛肉１００ｇ１０００円を５９０円（ｂ）子供服
４９００円を３９８０円 としてそれぞれ個別に管理されている。

このような状況下で音声応答が起動されると、通常はそ
の管理構造（文管理番号）に従って上述した各文が順に
音声合成されて音声メツセージとして出力される。しか
してこのような音声メツセージの応答出力中に制御情報
が入力されると、例えば上述した（２）の文の生成出力
中に「＃」キーが操作されて「メツセージ出力の一時中
断」が指示されると、これに従い音声メツセージの応答
出力が一時中断される。その後、「２」キーが操作され
て「飛び越し」が指示されると、次の管理番号で示され
る（３）の文の音声出力が飛び越され、（４）の文から
の音声出力が行われる。この状態で「３」キーの操作に
より「詳細文再生」が指示されると、その後の本文の音
声出力に代えて詳細文の音声出力が行われる。

このようにして本装置では、音声メツセージの出力中に
入力されるＰＢ倍信号検出し、検出されたＰＢ倍信号示
される制御情報に従って即時的にその音声出力の内容を
可変制御するものとなっている。換言すれば音声メツセ
ージの出力中であっても、常に制御情報の入力を監視し
、制御情報の入力が検出された場合には、その制御情報
の解析結果に従って音声メツセージの出力を可変制御す
るものとなっている。

従ってこのような音声メツセージの出力制御機能を備え
た本装置によれば、従来のように短文の区切り毎に所定
の空白時間を設定して制御情報の入力処理を行うことが
ないので、音声メツセージを連続的に生成出力すること
ができ、しかも制御情報を入力する為に、その都度、上
述した空白時間を待つ等の煩わしさがない。そして利用
者は音声メツセージの応答出力を受けながら適応的に制
御情報を入力してその音声出力内容の変更を指示するこ
とが可能となるので、そのニーズに応じた情報内容だけ
を効率的に得ることが可能となる。

この結果、そのサービス性の大幅な向上を図ることが可
能となり、利用者のニーズに応じた情報サービスを行う
ことが可能となる。

尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではない
。例えば音声メツセージの管理形態や、音声メツセージ
の生成方式等は、そのシステム仕様に応じて定めれば良
いものである。また制御情報に従う音声メツセージの応
答制御方式や、制御情報の種別、またＰＢ倍信号対する
制御情報の割当て設定法等についても特に限定されるも
のではなく、要は本発明はその要旨を逸脱しない範囲で
種々変形して実施することができる。

［発明の効果］ 以上説明したように本発明によれば、音声合成により音
声メツセージを生成して応答出力するようにしていると
共に、その音声メツセージの応答出力中であっても制御
信号の受は付けを行い、即時的にその音声メツセージの
応答出力を制御するので、利用者のニーズに応じた音声
メツセージ内容だけを効率的に応答出力することが可能
となる。この結果、そのサービス性の大幅な向上を図り
、利用者のニーズに応じた極細かい情報内容を音声メツ
セージとして応答出力することができる等の実用上多大
なる効果が奏せられる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る音声応答装置の要部概
略構成図、第２図は実施例装置で用いられるＰＢ倍信号
対する制御情報の割当て例を示す図、第３図は音声応答
する音声メツセージデータの例を示す図、第４図は第３
図に示す音声メツセージデータの管理構造例を示す図で
ある。 ｌ・・・ホストコンピュータ、２・・・通信回線、３・
・・電話機、４・・・回線制御部、５・・・ＰＢ信号認
識部、６・・・応答部（音声合成部）。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 所定の端末からの入力情報に対して音声メッセージを応
   答出力する音声応答装置において、前記所定の端末に応
   答出力する音声メッセージを音声合成により生成する音
   声合成部と、この音声合成部を用いた音声メッセージの
   応答出力期間中に前記所定の端末からの制御信号の入力
   が検出されたとき、この検出された制御信号の解析結果
   に従って前記音声合成部から応答出力している音声メッ
   セージの生成出力を制御する手段とを具備したことを特
   徴とする音声応答装置。