JP5498186B2 - 容器洗浄装置及び容器洗浄方法 - Google Patents
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Description
前記容器の一端側の開口部の開口縁との間に隙間領域が形成された状態で当該容器内に相対的に進退するように設けられた軸部と、
この軸部における前記容器側の部位に取り付けられ、前記容器内の壁部にドライアイスを吹き付けるためのノズルと、
前記ノズルが前記容器内に収納された位置と、前記一端側の開口部から前記容器の外側に前記ノズルを退避させた位置と、の間にて前記ノズルを前記容器に対して前記軸部を介して相対的に移動させるための移動機構と、
前記ノズルにドライアイスを供給するための供給部と、
前記容器内にドライアイスが吹き付けられているときに前記隙間領域を介して外部の雰囲気を当該容器内に取り込んで前記他端側の開口部に向かう下降気流を形成するために設けられ、前記容器の他端側の開口部に接続される吸引路部材と、を備えたことを特徴とする。
本発明の具体例として例えば次の例を挙げることができる。
(1)前記隙間領域から前記容器内に流入する下降気流を当該容器内の壁部側に分散させるための分散気流形成部を備えている。
(2)前記分散気流形成部を前記一端側の開口部を介して前記容器内に対して進退させるための機構を備え、
前記容器内にドライアイスが吹き付けられているときは、前記分散気流形成部は、前記容器内にて前記ノズルよりも前記一端側の開口部に寄った位置に配置される。
(3)前記分散気流形成部は、前記軸部が挿入されると共に前記容器の外部と当該容器内とを連通させる孔部が形成された円筒部と、この孔部から前記容器内に流入する雰囲気を前記吸引路部材の吸引力を介して当該容器内の壁部側に引き込むために前記円筒部に形成された通気口と、この通気口から通流する気流を当該気流の下方側にて前記壁部に向かって案内するための分散板と、を備え、
前記円筒部は、平面で見た時に前記分散気流形成部の中央位置に形成され、
前記通気口は、前記円筒部の周方向に沿って複数箇所に形成され、
前記分散板は、前記孔部から前記容器内に取り込まれる雰囲気の一部を前記通気口に流入させるために、前記円筒部の外周縁に沿って環状に形成されている。
(4)前記移動機構は、洗浄時に容器内におけるノズルの位置を変更できるように構成されている。
(5)前記ノズルにおけるドライアイスの吐出方向を変更するための方向変更機構を備えている。
(6)前記容器内にドライアイスが吹き付けられているときに前記一端側の開口部に強制的に送気するための送気部を備えている。
(7)前記容器を、両側の開口部が上下に位置する姿勢で支持するための容器支持部を備えている。
(8)前記容器が洗浄位置に置かれた後に、前記移動機構によりノズルを容器内に位置させると共に前記吸引路部材を容器の開口部に装着するように制御信号を出力する制御部を備えている。
(9)容器は例えば医薬品を製造する工程で用いられ、粉粒体を収容するためのものである。粉粒体とは粉体のみの場合、粒体のみの場合、両方の混合物の場合のいずれも意味する。
前記容器の一端側の開口部の開口縁との間に隙間領域が形成された状態で当該容器内に軸部を相対的に進入させて、この軸部に取り付けられたノズルを前記容器内に位置させる工程と、
次いでこのノズルから前記容器内の壁部にドライアイスを吹き付けて壁部に付着している付着物を剥離する工程と、
前記容器内にドライアイスが吹き付けられているときに、前記隙間領域を介して外部の雰囲気を当該容器内に取り込んで前記他端側の開口部に向かう下降気流を形成し、飛散している付着物を前記他端側の開口部から吸引排出する工程と、を含むことを特徴とする。
この実施の形態では、ノズル3をコンテナ1内に対して進退させる移動機構4は、コンテナ1内においてノズル3の高さ位置を変えるための機構を兼用しており、またノズル3の向き(ドライアイスが吹き出す方向)を変更する方向変更機構が組み合わさっている。方向変更機構は、ハンド42と、軸部41と、操作機構43と、を含んでおり、これら機構によりハンド42は上下方向の向きとコンテナ1の周方向の向きとが変更できることとなる。
そしてコンテナ1の上面(上部裏面)に対しては例えば図6(b)に示すようにハンド42によりノズル3を上に向け、前記上面に対してドライアイスDを吐出する。またコンテナ1の下部の傾斜面に対しては図6(c)に示すようにハンド42によりノズル3を下に向け、前記傾斜面に対してドライアイスDを吐出する。このようにしてコンテナ1の壁部全体の汚れが除去されて洗浄が終了する。その後は、洗浄の準備動作と逆の動作によりコンテナ1が各機構から分離され、洗浄位置から退避することになる。
11、12 開口部
3 ノズル
32 ドライアイス供給部
4 x 移動機構
41 軸部
42 ハンド
5 蓋体
6 分散気流形成部
7 吸引管
100 制御部
Claims (11)
- 一端側及び他端側に夫々開口部が形成された容器の内部を洗浄する装置において、
前記容器の一端側の開口部の開口縁との間に隙間領域が形成された状態で当該容器内に相対的に進退するように設けられた軸部と、
この軸部における前記容器側の部位に取り付けられ、前記容器内の壁部にドライアイスを吹き付けるためのノズルと、
前記ノズルが前記容器内に収納された位置と、前記一端側の開口部から前記容器の外側に前記ノズルを退避させた位置と、の間にて前記ノズルを前記容器に対して前記軸部を介して相対的に移動させるための移動機構と、
前記ノズルにドライアイスを供給するための供給部と、
前記容器内にドライアイスが吹き付けられているときに前記隙間領域を介して外部の雰囲気を当該容器内に取り込んで前記他端側の開口部に向かう下降気流を形成するために設けられ、前記容器の他端側の開口部に接続される吸引路部材と、を備えたことを特徴とする容器洗浄装置。 - 前記隙間領域から前記容器内に流入する下降気流を当該容器内の壁部側に分散させるための分散気流形成部を備えたことを特徴とする請求項1に記載の容器洗浄装置。
- 前記分散気流形成部を前記一端側の開口部を介して前記容器内に対して進退させるための機構を備え、
前記容器内にドライアイスが吹き付けられているときは、前記分散気流形成部は、前記容器内にて前記ノズルよりも前記一端側の開口部に寄った位置に配置されることを特徴とする請求項2に記載の容器洗浄装置。 - 前記分散気流形成部は、前記軸部が挿入されると共に前記容器の外部と当該容器内とを連通させる孔部が形成された円筒部と、この孔部から前記容器内に流入する雰囲気を前記吸引路部材の吸引力を介して当該容器内の壁部側に引き込むために前記円筒部に形成された通気口と、この通気口から通流する気流を当該気流の下方側にて前記壁部に向かって案内するための分散板と、を備え、
前記円筒部は、平面で見た時に前記分散気流形成部の中央位置に形成され、
前記通気口は、前記円筒部の周方向に沿って複数箇所に形成され、
前記分散板は、前記孔部から前記容器内に取り込まれる雰囲気の一部を前記通気口に流入させるために、前記円筒部の外周縁に沿って環状に形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の容器洗浄装置。 - 前記移動機構は、洗浄時に容器内におけるノズルの位置を変更できるように構成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載の容器洗浄装置。
- 前記ノズルにおけるドライアイスの吐出方向を変更するための方向変更機構を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載の容器洗浄装置。
- 前記容器内にドライアイスが吹き付けられているときに前記一端側の開口部に強制的に送気するための送気部を備えていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の容器洗浄装置。
- 前記容器を、両側の開口部が上下に位置する姿勢で支持するための容器支持部を備えていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の容器洗浄装置。
- 前記容器が洗浄位置に置かれた後に、前記移動機構によりノズルを容器内に位置させると共に前記吸引路部材を容器の開口部に装着するように制御信号を出力する制御部を備えたことを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載の容器洗浄装置。
- 前記容器は粉粒体を収容するためのものであることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載の容器洗浄装置。
- 一端側及び他端側に夫々開口部が形成された容器の内部を洗浄する方法において、
前記容器の一端側の開口部の開口縁との間に隙間領域が形成された状態で当該容器内に軸部を相対的に進入させて、この軸部に取り付けられたノズルを前記容器内に位置させる工程と、
次いでこのノズルから前記容器内の壁部にドライアイスを吹き付けて壁部に付着している付着物を剥離する工程と、
前記容器内にドライアイスが吹き付けられているときに、前記隙間領域を介して外部の雰囲気を当該容器内に取り込んで前記他端側の開口部に向かう下降気流を形成し、飛散している付着物を前記他端側の開口部から吸引排出する工程と、を含むことを特徴とする容器洗浄方法。
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