JPH0679707B2 - 袋状容器の清浄化方法及びその装置 - Google Patents

袋状容器の清浄化方法及びその装置

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JPH0679707B2
JPH0679707B2 JP9212792A JP9212792A JPH0679707B2 JP H0679707 B2 JPH0679707 B2 JP H0679707B2 JP 9212792 A JP9212792 A JP 9212792A JP 9212792 A JP9212792 A JP 9212792A JP H0679707 B2 JPH0679707 B2 JP H0679707B2
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container
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cleaning
duct
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敏郎 内波
忠男 西川
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B5/00Cleaning by methods involving the use of air flow or gas flow
    • B08B5/02Cleaning by the force of jets, e.g. blowing-out cavities

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  • Cleaning In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばコンテナバッ
グ、トランスバッグなどと通称され、また日本工業規格
にはJIS−Z1651として規格化されたフレキシブ
ルコンテナなどの袋状容器について、それらを再使用す
るために空気洗浄により清浄化する方法と装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】この種の袋状容器は合成樹脂やゴム等の
材料により製造された柔軟性のある容器であり、穀粉や
化学品、薬品原料その他の粉状物、或いは豆類、穀類、
ペレット状の工業用原材料その他の粒状物を充填するた
めに用いられる。前記JIS規格のものは円筒状本体の
上下面に夫々小円筒状の部分を設けて注入口、排出口と
し、また充填、排出時に容器を吊り下げるロープを設け
た構造を有する。
【0003】この袋状容器を反復使用する場合、前回ま
での充填物の影響を除去したり、或いは容器自体の汚れ
を除く目的でそれらを清掃することが行なわれる。従
来、袋状容器を清掃するには1袋1袋棒で叩くとか、加
振機にかけて震い落す、或いはピストル式のエアガンで
付着物を吹き飛ばす、などの作業が行なわれた。しかし
このような清掃作業での清浄化には限界があり、能率が
悪くまた作業環境も著しく良くないのは容易に想像し得
るところである。
【0004】より効果的な清浄化のために洗滌機が使用
され、専用の装置も一部には用意されたが、抵抗の大き
な洗浄液の中に袋状容器をくぐらせ、内部を拡げて隅々
まで洗滌することは容易ではない。また洗滌液の処理の
問題も生ずる上、濡れた袋状容器から湿気が完全になく
なるまで乾燥させる必要があるため、相当の工程と時間
及び費用がかかる問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の点に鑑
みなされたもので、その課題とするところは袋状容器を
濡らすことなく、ほぼ完全な清浄状態に浄化することが
できるようにし、それにより袋状容器の清浄化コストを
低減し、清浄化に要する時間を短縮することにある。
【0006】また本発明は袋状容器のランニングコスト
を低減し、容器から分離した粉粒体その他の粉塵の回収
を可能とし、かつまた作業環境を改善することもその目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題は、粉粒体を充
填する注入口と放出する排出口とを有し、柔軟性素材に
より形成された袋状の容器に付着している粉粒体その他
の粉塵を容器から分離し、清浄化する方法であって、清
浄なエアを前記注入口より容器内へ噴射し容器を膨らま
せるとともに、容器内に残存している前記粉塵を容器外
へ搬出するためのエアの流れを作る空気噴射工程と、容
器内へ噴射され注出口へ向かうエアの流れを部分的に中
心から外方へ向けることにより、容器の内面にエアを噴
射させ粉塵を吹き飛ばす内面噴浄工程と、膨らんだ容器
の外面に対してエアを噴射し、かつその外面エア圧と内
面噴浄工程における内面エア圧との間に生じた圧力差に
より、容器の壁面材を揉むように振動を与える壁面振動
工程とを含む清浄化方法によって達成することができ
る。
【0008】前記空気噴射工程は、容器内の粉塵を容器
外へ空気搬送するために必要な工程であり、このエアの
流れに粉塵を余すところなく載せるために、内面噴浄工
程と、壁面振動工程とが組み合わされる。
【0009】前記の清浄化方法の実施にあたっては、袋
状容器の注入口を接続し、容器内へエアを噴射するため
のエア噴出口11を備えたエアダクト12と、注入口を
エア噴出口1に接続した状態で容器を吊持する吊持手段
13と、容器内に噴射されたエアの流れを部分的に中心
から外方へ向けるために、容器内に突出して配置される
エア拡散板14と、中心から外方へ向かうエアの流れを
容器の内周方向へ相対的に回転させるためエア拡散板1
4または容器の一方または双方を回転させる回転機構
と、容器内面に噴射されたエアに容器外面から対抗する
エアを噴射する外部エアノズル16と、前記エアダクト
12及び外部エアノズル16へエアを夫々送給するため
の各ブロア17、18とを含む洗浄化装置によることが
望ましい。
【0010】実施例では後述するように、袋状容器を吊
持する容器懸吊器30を清浄化位置Pと着脱位置Qとの
間で移動させ、かつ容器取付高さも洗浄化作業のための
高さよりは低めるため容器を昇降させているが、これら
は作業者による作業をさらに容易化するために望まれる
手段であり、本発明に係る袋状容器の洗浄化方法の実施
上不可欠という訳ではない。つまり清浄化位置Pで全工
程を実施しても良い。
【0011】
【実施例】以下本発明を実施例により説明する。
【0012】装置的構成 各図は主として清浄化装置に関するものであり、図1乃
至図3により装置全体の概要が示される。
【0013】また袋状の容器は図6に略示されているよ
うに、円筒状の本体1の上下面に夫々小円筒状の部分
2、3を設けて注入口、排出口とし、本体上下に夫々2
個ずつつり下げ手段のロープ4、5を取付けたものであ
る。
【0014】図1乃至図3において、20は本発明に係
る清浄化装置の主要部が装備される作業室で、前後に配
置された着脱ブース21と清浄化ブース22とが左右に
2組並設された状態を示すが、この組数は1組でもまた
3組以上でも良いので、以下作業室20の片方を中心に
説明する。
【0015】着脱ブース21と清浄化ブース22とを連
絡するガイドレール23が室の上部に左右平行に設けら
れており、左右ガイドレール23、23上を走行輪24
によって容器懸吊機30が移動可能に設けられ、さらに
容器懸吊機30は着脱ブース21内で分断された前部レ
ール23aに載ったまま、着脱ブース21の内側に設置
されたチェンコンベアからなる昇降機構25により下
降、上昇するためのガイド26を備えている。
【0016】エア噴出口11は、容器注入口2を接続す
る部分であり、その際に注入口2内に入り込んで注入口
2を外方へ押し開くことにより、容器を保持可能な一対
の半円筒状の開閉片19a、19bとからなる(図
4)。例示の開閉片19a、19bは円弧状に突出した
係合手段27を下端に有し、これが注入口2の内側を外
方へ押し拡げて固定するようになっている。この係合手
段27はチューブの膨縮により注入口2への挿し込みと
固定をするもの、或いは注入口2を外側に嵌めてスプリ
ング類により縛るものなど、任意の方法が採用できる。
【0017】28は開閉片19a、19bの開閉手段で
あり、例示のものはおねじ杆28aを一方の開閉片19
aに設け、おねじ杆28aと螺合するめねじ体28bを
他方の開閉片19bに設けて、ハンドル28cで、おね
じ杆28aを回転させる簡単なものであるが、上記に代
えてシリンダとピストンから成る構造としても良い。2
9は各開閉片19a、19bの上端の軸支点で、エアダ
クト12を構成する下端ダクト12bに各開閉片を軸支
している。
【0018】エアダクト12は容器内へ噴射するエアを
供給する末端近くの部材で、前記下部ダクト12bと上
部ダクト12aとからなり、下部ダクト12bは前述の
容器懸吊機30の中央部にローラ37aにより回転可能
に搭載され、ダクト軸心は懸吊機の移動により各ブース
21、22に設定された清浄化位置Pと着脱位置Qを占
位し得る。下部ダクト12bは上部ダクト12aの下端
を受け入れる大径の上端から開閉片19a、19bを軸
支した小径の下端に向かって先細のテーパ状筒体33か
らなり、小径の下端部33aは上部ダクト12aより流
入するエア流を加速するようになる。37は下部ダクト
12bの回転機構を示す。
【0019】30は前述の容器懸吊機で、袋状容器を吊
持手段13により吊り下げたまま、清浄化位置Pと着脱
位置Q間を前記走行輪24によって移動する。31は移
動のためのモータ、32、33はモータ軸と走行輪24
の車軸に夫々取り付けられたスプロケット、34はそれ
らに掛回されたチェンを示す。
【0020】吊持手段13は容器のつりロープ4、4を
掛けて、容器の注入口2をエア噴出口11に接続保持し
た状態におくために設けられている。例示の吊持手段1
3は、つりロープ4に掛けるフック35を有する杆材と
下部ダクト側に取り付けられた杆材36とが伸縮式に組
み合わされたもので、容器の大小や形状に応じて適当な
長さに固定できるようになっており、下部ダクト12b
とともに回転する。
【0021】上部ダクト12aは、その中心が清浄化位
置Pに一致するように作業室構造体38に昇降可能に設
けられている。図5において、40は構造体38に立設
されたガイドフレームで、上部ダクト12aを取り囲ん
で設けられており、下部の内側上下に夫々数個ずつ設け
られたガイドロール39によって、上部ダクト12aの
昇降をガイドする。41はシリンダ、42はそのピスト
ンで、これらはガイドフレーム40と上部ダクト12a
間に取付けられ、上部ダクト12aを昇降させる昇降機
構43を構成する。
【0022】44はエア導入端で上部ダクト12aの側
壁上部に取り付けられており、上部ダクト12aをフレ
キシブルダクト45を介してエア送給管46に接続し、
エア供給源であるブロア17から清浄エアの供給を受け
るようになっている(図1参照)。
【0023】上記エアダクト12から噴射された清浄エ
アを中心から半径方向外方へ向けるために、エア拡散板
14が容器内に突出可能に設けられる。例示のエア拡散
板14は上下ダクト12a、12bの中心を上下に貫通
した回転軸48の下端に取り付けられており、回転軸4
8は前記ガイドフレーム40の上部に装置したモータを
含む拡散板回転機構50により回転する。
【0024】エア拡散板14は、さらに回転軸48の上
下によって袋状容器の内部へ突出し、かつ容器懸吊器3
0と接しない高さまで上昇退避可能である。49は回転
軸48に取り付けられた昇降用連結部材、51は回転軸
昇降機構で、前記連結部材49とガイドフレーム40に
夫々取り付けられた上下方向のガイドロッド52と昇降
機53とからなる。
【0025】エア拡散板14は回転軸方向に送られる清
浄エアの一部を半径方向外方へ変向する1個または2個
以上の部材からなり、各図に例示のものはプロペラ状の
もの1個である。この拡散板14はエアを半径方向外方
へ向けるとともに、変向したエアが容器の内周方向へ強
弱変化を伴っているようにするという条件を満すことが
できる形状を備えている。プロペラ形状はこの要求を満
たすことができるが、拡散板14の具体的形状は任意に
決定することができる。
【0026】容器の本体1に対して外部からエアを噴射
するために外部エアノズル16が設けられる。このエア
ノズル16は容器の縦軸と平行に、本体外面に対してエ
アをほぼ帯状に噴射するようにスリット状に形成された
ノズルを有する。この幅広のノズル16から噴射するエ
アの圧力は、本体内部にエアダクト12を通じて噴射さ
れる圧力と対抗して、内面エア圧が低ければ容器の壁面
材を内方へ押し、内面エア圧が相対的に高い場所では壁
面材が外方へ膨らむのを許容するように設定される。外
部エアノズル16は作業室の清浄化ブース22の内部側
方に設置され、エア送給管56を経てエア供給源である
ブロア18からエアの供給を受けるように構成されてい
る。なお、作業室20の各ブースは開閉可能なカーテン
57によって隔てられるのが良い。
【0027】実施例の装置では容器から分離した粉粒体
その他の粉塵を回収するための第1、第2ホッパ61、
62が各ブース21、22の床60に設備されている。
第1ホッパ61はスクリューコンベア63により第2ホ
ッパ62へ連絡してそこに粉塵を送給し、第2ホッパ6
2はさらにスクリューコンベア64によりエレベータ6
5へ粉塵を送給する。また清浄化ブース22にも吸引器
66が設けられ、浮遊粉塵をフィルタ67へ送って回収
し、エレベータ65より回収ダクト68を通じて回収ホ
ッパ69へ貯溜するように構成される。
【0028】本発明に係る清浄化方法 袋状容器の取り付け工程 エアの供給を受けるため、袋状容器の注入口2をエアダ
クト12に接続する。実施例の場合、容器懸吊機30を
着脱ブース21へ移動させかつ作業者が作業し易い高さ
まで下降させて行ない、つりロープ4、4を吊持手段1
3、13に掛けてから、閉じた開閉片19a、19bの
外側に注入口2をかぶせ、その後開閉片19a、19b
を開いて固定する。
【0029】その後、袋状容器を取り付けた容器懸吊機
30を上昇させ、清浄化ブース22の清浄化位置Pへ移
動させておく。この間エアダクト12とエア拡散板14
とは共に上昇位置にある。
【0030】空気噴射工程 清浄エアを注入口2に接続したエアダクト12から容器
本体1内に噴射する。このときエアダクト12の上部ダ
クト12aは下降して下部ダクト12bに入り込んで接
続している。この状態でブロア17からエアが送給され
ると、エアは容器内に充満して本体1の内面を所定のエ
ア圧で加圧する結果本体1を膨らませ、小径に絞られた
排出口3より流出するエアの流れを作る。本体内の粉塵
はこのエアの流れに載って空気搬送される訳である(図
7実線)。
【0031】内面噴浄工程 本体内に噴射されたエアは排出口3から流出するが、そ
の間にエア拡散板14につき当った分が中心から半径方
向へ向けられ、本体内面に衝突し、そこに付着、残存し
ている粉塵を吹き飛ばす(図7矢印)。その結果本体1
も部分的に膨らみを変化させ、内面から吹き飛ばされた
粉塵は前工程で形成されているエアの流れに載って容器
外へ搬出される。
【0032】壁面振動工程 エア拡散板14につき当ったエアの分流は、エア拡散板
14が羽根等の強弱手段を有することによって全周に均
等ではない、強弱の分布をもって本体内面を加圧し、拡
散板14と容器が相互に逆方向へ回転して強弱分布を周
方向へ移動させる。しかも外部エアノズル16から本体
外面に対して噴射されるエアが、内面エア圧の強弱分布
を増幅させるので、本体1は内外面の圧力差によって本
体壁面材を揉むように振動を与えることとなる(図
8)。
【0033】本体壁面材を揉む作用は周方向において特
に顕著であるが、図7に示す半径方向の分流によっても
発生し、したがって容器全体がこの作用を受けるので、
付着、残存している粉塵は隅々までエア噴浄及び壁面振
動の影響を受けて容器から分離され、空気搬送される。
【0034】粉塵回収工程 このように分離された粉塵はブース床面に設けられたホ
ッパ61、62及び清浄化ブース22に設けられた吸引
器66によって回収ホッパ69へ回収、貯溜される。故
に粉塵が使用可能であるとか、高価である場合、或いは
有害である場合には清浄化と同時に、乾燥状態で回収さ
れるので非常に効果的である。
【0035】袋状容器の取り外し工程 清浄化が完了した袋状容器は、容器懸吊機30に吊られ
て着脱ブース21へ戻り、かつ下降することによって、
作業し易い高さで作業者によって取り外される。取り外
された袋状容器はほぼ完全に清浄化された状態にあり、
そのまま同質粉粒体は勿論、異質粉粒体の充填に使用し
ても全く支承がない。
【0036】
【発明の効果】本発明は以上説明したように構成されて
いるので、袋状容器はその柔軟性を利用して、膨らませ
られかつ振動を加えられてほぼ完全に近い清浄化状態に
浄化することができる。しかも袋状容器は濡れることな
く清浄化を受ける。このため2次公害のおそれがなく、
乾燥の工程が省略されるので袋状容器の清浄化コストが
低減され、かつまた清浄化に要する時間を短縮すること
ができる効果を奏する。袋状容器の清浄化がより完全
に、かつ短時間でなし得るのでランニングコストも低下
する。さらに容器から分離した粉粒体の回収も可能とな
り、作業環境も著しく改善することができる特徴を発揮
する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る袋状容器の清浄化装置の実施例を
示す正面図。
【図2】同上の側面図。
【図3】同上の平面図。
【図4】容器取付部の拡大正面図。
【図5】エアダクト及び拡散板の昇降及び回転機構を示
す拡大正面図。
【図6】本発明に係る清浄化方法を説明する縦断面の説
明図。
【図7】前記装置の使用状態を示す説明図。
【図8】同じく横断面説明図。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉粒体を充填する注入口と放出する排出
    口とを有し、柔軟性素材により形成された袋状の容器に
    付着している粉粒体その他の粉塵を容器から分離し、清
    浄化する方法であって、清浄なエアを前記注入口より容
    器内へ噴射し容器を膨らませるとともに、容器内に残存
    している前記粉塵を容器外へ搬出するためのエアの流れ
    を作る空気噴射工程と、容器内へ噴射され注出口へ向か
    うエアの流れを部分的に中心から外方へ向けることによ
    り、容器の内面にエアを噴射させ粉塵を吹き飛ばす内面
    噴浄工程と、膨らんだ容器の外面に対してエアを噴射
    し、かつその外面エア圧と内面噴浄工程における内面エ
    ア圧との間に生じた圧力差により、容器の壁面材を揉む
    ように振動を与える壁面振動工程とを含むことを特徴と
    する袋状容器の清浄化方法。
  2. 【請求項2】 内面噴浄工程において、中心から外方へ
    向けられたエアの流れが周方向に強弱を伴った放射状の
    流れである請求項第1項記載の袋状容器の清浄化方法。
  3. 【請求項3】 粉粒体を充填する注入口と放出する排出
    口とを有し、柔軟性素材により形成された袋状の容器に
    付着している粉粒体その他の粉塵を容器から分離し清浄
    化する装置であって、前記注入口を接続し、容器内へエ
    アを噴射するためのエア噴出口11を備えたエアダクト
    12と、注入口をエア噴出口1に接続した状態で容器を
    吊持する吊持手段13と、容器内に噴射されたエアの流
    れを部分的に中心から外方へ向けるために、容器内に突
    出して配置されるエア拡散板14と、中心から外方へ向
    かうエアの流れを容器の内周方向へ相対的に回転させる
    ためエア拡散板14または容器の一方または双方を回転
    させる回転機構と、容器内面に噴射されたエアに容器外
    面から対抗するエアを噴射する外部エアノズル16と、
    前記エアダクト12及び外部エアノズル16へエアを夫
    々送給するための各ブロア17、18とを含むことを特
    徴とする袋状容器の清浄化装置。
  4. 【請求項4】 エア噴出口11は、容器の注入口内に入
    り込んで注入口を外方へ押し開くことにより、容器を注
    入口部分にて保持可能な開開片19a、19bからなる
    請求項第3項記載の袋状容器の清浄化装置。
  5. 【請求項5】 エアダクト12は、ブロア17に通じた
    上部ダクト12aと、エア噴射口11を備えた下部ダク
    ト12bとに分れており、下部ダクト12bは、容器を
    吊持する吊持手段13とともに、上部ダクト12bの直
    下の清浄化位置Pから容器の着脱のための着脱位置Qま
    で移動可能に設けられた容器懸吊機20に装着された構
    成を有する請求項第3項記載の袋状容器の清浄化装置。
  6. 【請求項6】 エア拡散板14はエア噴出時に下部ダク
    ト12bを通って容器内へ下降、突出し、かつ容器懸吊
    機30が移動するときは該懸吊機30と接しない高さま
    で上昇、退避するため昇降可能に形成された回転軸48
    の下端に取り付けられている請求項第5項記載の袋状容
    器の清浄化装置。
  7. 【請求項7】 容器懸吊機30は、容器の着脱位置Qに
    設けられた昇降機構25により、作業者が容器の着脱を
    行なう高さに昇降されるように構成された請求項第5項
    記載の袋状容器の清浄化装置。
  8. 【請求項8】 上部ダクト12aは、容器懸吊機30に
    装着された下部ダクト12bと接続のため下降し、かつ
    容器懸吊機30の移動時に上昇退避するようにダクト昇
    降機構43に取り付けられている請求項第5項記載の袋
    状容器の清浄化装置。
  9. 【請求項9】 外部エアノズル16は、吊持された容器
    の本体外面に対し、ほぼ全長にわたってエアを噴射する
    スリット状のノズルを有する請求項第3項記載の袋状容
    器の清浄化装置。
  10. 【請求項10】 容器から分離された粉粒体その他の粉
    塵を回収するため、ホッパが容器を清浄化する場所の床
    面に設けられており、該ホッパから搬送手段を介して前
    記粉塵を回収槽等へ送給するように構成された請求項第
    3項記載の袋状容器の清浄化装置。
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JP5332318B2 (ja) * 2008-05-30 2013-11-06 株式会社リコー 乾式洗浄装置
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