JP2016005823A - フレコンバッグの排出・洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】粉体を排出する際のフレコンバッグの上げ下げ、打撃を不要にし、排出途中の円滑でない排出不具合を除き、フレコンバッグの洗浄を排出作業とともに能率よく行えるようにし、さらに排出・洗浄の際の粉塵の飛散を防止できるようにする。【解決手段】フレコンバッグの排出・洗浄装置が、吊り下げたフレコンバッグの底部の周縁を、個々に昇降作動を可能に分割支持する複数個の受台と、排出口と下方のシュートとを、分離可能に密封状態で連結する連結手段と、シュートの下部に設置された開閉弁と、シュートに設けられ多孔板によって閉じられた空気口と、空気口を通して断続可能に、シュート内に加圧空気を供給あるいはシュート内空気を吸引する空気給排手段を備え、粉体排出の際は、複数個の受台を同時にあるいは交互に昇降させフレコンバッグを変形させて排出を促進し、洗浄の際は、開閉弁を閉じ、空気口を通して空気給排手段により空気の給排を繰返しフレコンバッグを膨張・収縮させて残粉を落とし洗浄する。【選択図】図1

Description

本発明は、フレコンバッグに入った粉体の排出および排出した後のフレコンバッグ内の洗浄を能率よく行なうことができる、フレコンバッグの排出・洗浄装置に関する。
柔軟な袋体であるフレコンバッグに入った粉体の排出は、作業員がフレコンバッグをホイストなどで吊り下げ、下部の排出口を開け、ホイストを操作し適宜に上下させ、受け容器に粉体を落下させている(例えば、特許文献1参照)。このとき、粉体を入れる前の空のフレコンバッグ保管時などにできた折れ目、しわなどに、入ったあるいは捉えられた粉体は、完全に排出できないので、作業員がフレコンバッグを叩くなど衝撃を加え落下させている。
粉体を排出した後の空のフレコンバッグ処理においては、潰す、畳むなどの際に、残った粉体がフレコンバッグ内の空気とともに飛び出し粉塵を発生させ、処理を難しくするとともに作業環境を汚すことがある。フレコンバッグに残った粉体を清掃する洗浄装置が開発されている(例えば、前記特許文献1参照)。この装置は、作業員がフレコンバッグに排出口を通して空気ノズルを挿入し、空気の吹き込みおよび吸い出しによってフレコンバッグを膨張・収縮させ、折り目、しわなどに入った粉体を分離させ、清掃する。
上述の従来のフレコンバッグの排出・洗浄装置には、次のとおりの改善の望まれている課題がある。
(1)粉体排出時、排出促進のための、フレコンバッグの上げ下げ、打撃に作業員が必要である。
(2)粉体の排出に応じてフレコンバッグが収縮変形するので、排出が円滑でない。
(3)フレコンバッグを洗浄するには、空気ノズルの挿入などの作業員によるセットアップが必要である。
特開2004−174339号公報(図3)
本発明は上記事実に鑑みてなされたもので、その技術的課題は、フレコンバッグから粉体を排出する際の、作業員によるフレコンバッグの上げ下げ、打撃を不要にし、また粉体排出途中のフレコンバッグの変形による排出が円滑でない不具合を除き、またフレコンバッグの洗浄を排出作業とともに能率よく行えるようにし、さらに粉体の排出・洗浄の際の粉塵の飛散を防止できるようにし、フレコンバッグの排出・洗浄を能率よく行なえるようにした、フレコンバッグの排出・洗浄装置を提供することである。
本発明によれば上記技術的課題を解決するフレコンバッグの排出・洗浄装置として、粉体が充填され排出口を下方にして吊り下げられた柔軟な袋体であるフレコンバッグの底部の周縁を、個々に昇降作動を可能に分割支持する複数個の受台と、フレコンバッグの排出口とその下方に設置したシュートとを、分離可能に密封状態で連結する連結手段と、シュートの下部に設置され粉体排出先への粉体の排出を開閉する開閉弁と、連結手段と開閉弁の間のシュートに設けられ、通気可能な多孔板によって閉じられた空気口と、この空気口を通して断続可能に、シュート内に加圧空気を供給あるいはシュート内空気を吸引する空気給排手段と、を備え、フレコンバッグの粉体排出の際は、フレコンバッグを支持する複数個の受台を同時にあるいは交互に昇降させフレコンバッグを変形させて排出を促進し、粉体排出後の袋内の洗浄の際は、開閉弁を閉じ、空気口を通して空気給排手段により空気を給排し繰返しフレコンバッグを膨張・収縮させて残粉を落とし洗浄する、ことを特徴とするフレコンバッグ排出・洗浄装置が提供される。
好適には、底部の周縁を外側から斜め上内方に伸縮作動を可能に押し上げる、受台それぞれに隣接し設置された複数個のプッシャーを備え、フレコンバッグの粉体排出の際、複数個のプッシャーを単独で、あるいは交互に、あるいは同時に伸縮させてフレコンバッグを部分的に上げ下げ変形させ排出を促進させる。
また、粉体排出の際、所定の残量値まで排出したら、開閉弁を閉じ、空気口を通して空気給排手段により空気を給排し繰返しフレコンバッグを膨張・収縮させて粉体を落下させ排出を促進させる。
そして、空気給排手段は、加圧空気を断続可能に供給する加圧空気供給源と、空気を断続可能に吸引し排出する吸引源としての集塵機と、を備えている。
また、空気口を閉じる多孔板が、開閉を可能に設置され、フレコンバッグ内に空気を給排し繰返しフレコンバッグを膨張・収縮させる洗浄の際には「開」状態に位置づける。
本発明に従って構成されたフレコンバッグの排出・洗浄装置は、フレコンバッグの底部の周縁を、個々に昇降作動を可能に分割支持する複数個の受台と、フレコンバッグの排出口を下方のシュートに分離可能に密封状態で連結する連結手段と、粉体排出先への粉体の排出を開閉する開閉弁と、シュートに設けられ、通気可能な多孔板によって閉じられた空気口と、この空気口を通して断続可能に、シュート内に加圧空気を供給あるいはシュート内空気を吸引する空気給排手段と、を備え、粉体排出の際は、フレコンバッグを支持する複数個の受台を同時にあるいは交互に昇降させフレコンバッグを変形させて排出を促進し、袋内の洗浄の際は、開閉弁を閉じ、空気口を通して空気給排手段により空気を給排し繰返しフレコンバッグを膨張・収縮させて残粉を落とし洗浄する。
したがって、フレコンバッグから粉体を排出する際の、作業員によるフレコンバッグの上げ下げ、打撃を不要にし、また粉体排出途中のフレコンバッグの変形による排出が円滑でない不具合を除き、またフレコンバッグの洗浄を排出作業とともに能率よく行えるようにし、さらに粉体の排出・洗浄の際の粉塵の飛散を防止できるようにし、フレコンバッグの排出・洗浄を能率よく行なえるようにした、フレコンバッグの排出・洗浄装置を提供することができる。
本発明に従って構成されたフレコンバッグの排出・洗浄装置の構成説明側面図。 図1のA−A矢印方向に受台の部分を見た平面図。 図1の空気給排手段の部分の拡大図。 典型的なフレコンバッグの斜視図。 受台の作用説明図。 プッシャーの作用説明図。
以下、本発明に従って構成されたフレコンバッグの排出・洗浄装置について、好適実施形態を図示している添付図面を参照して、さらに詳細に説明する。
先ずフレコンバッグについて図4を参照して説明する。典型的なフレコンバッグ2は、円筒状の本体2aの上部に粉体の注入口2b、下部に排出口2cを備えている。注入口2bには注入口縛りテープ2d、排出口2cには排出口縛りテープ2eがそれぞれ備えられ、さらに縛られた注入口2bを押さえる縛りロープ付き押さえ布2f、縛られた排出口2cを押さえる絞りロープ付き押さえ布2gがそれぞれ備えられている。
フレコンバッグ2は、収容する粉体の種類、性状などに応じて、布、合成ゴム、樹脂などの適宜な材料によって形成されている。本体2aの上部にはフレコンバッグ2を吊るための吊りロープ2hが2個所に備えられている。
図1および図2を参照して説明する。フレコンバッグの排出・洗浄装置4は、粉体が充填され排出口2cを下方にして吊り下げられたフレコンバッグ2の底部の周縁を、個々に昇降作動を可能に分割支持する複数個(実施例は4個)の受台6と、フレコンバッグ2の排出口2cとその下方に設置したシュート8とを、分離可能に密封状態で連結する連結手段としてのインフレートシール10と、シュート8の下部に設置され粉体排出先としてのホッパ12への粉体の排出を開閉する開閉弁としてのバタフライ弁14と、インフレートシール10とバタフライ弁14の間のシュート8に設けられ、通気可能な多孔板16によって閉じられた空気口18と、この空気口18を通して断続可能に、シュート8内に加圧空気を供給あるいはシュート内空気を吸引する空気給排手段20を備えている。
粉体の入ったフレコンバッグ2は、その吊りロープ2hがホイスト22の吊金具24に掛けられて吊り下げられ、同じ高さに降ろされた4個の受台6(実線で示す)の上に載置される。
受台6は、フレコンバッグ2の底部の周縁を等間隔(実施例は90°間隔)で支持し、上方をフレコンバッグ2の外方に略45°傾けた矩形の受板6aと、受板6aを鉛直方向に昇降させる空圧シリンダ6bを備えている。受板6aは空圧シリンダ6bによって実線で示す「降位置」と二点鎖線で示す「昇位置」の間を昇降作動する。受板6aには、後に述べるプッシャー26の押板26aおよび押板26aを取付けた空圧シリンダ26bのロッドを通す開口6cが形成されている。
フレコンバッグ2の粉体を排出する際は、フレコンバッグ2を支持する複数個の受台6を同時にあるいは交互に昇降させフレコンバッグ2を変形させて粉体の排出を促進させる(この作用については後に詳述する)。
排出・洗浄装置4は、フレコンバッグ2の底部の周縁を外側から斜め上内方に略45°の角度で伸縮作動を可能に押し上げる、受台6それぞれに隣接し設置された、複数個(実施例は4個)のプッシャー26を備えている。プッシャー26は、「降位置」の受台6の開口6cを通る押板26aをシリンダロッドの先端に取付けた空圧シリンダ26bを備えている。押板26aは、空圧シリンダ26b収縮状態のフレコンバッグ2を押上げない状態においては、受台6の昇降を邪魔しないように受台6の下に位置している。
フレコンバッグ2の粉体を排出する際、「降位置」の受台6に隣接した複数個のプッシャー26を単独で、あるいは交互に、あるいは同時に伸縮させてフレコンバッグ2を部分的に上げ下げ変形させて排出を促進させる(この作用については後に詳述する)。
インフレートシール10は、シュート8の上端円筒部に被せたフレコンバッグ2の排出口2cの外周を加圧空気の供給によって締め付け、シュート8とフレコンバッグ2の排出口2cを密封状態に連結し、空気を抜くことにより密封連結を分離自在に解除する。インフレートシール10は周知のものであるので、詳細な説明は省略する。
バタフライ弁14は、弁板14aを取付けた弁軸を空圧シリンダ14bによって回動させ開閉する周知の開閉弁である。したがってその詳細な説明は省略する。
図1とともに図3、主として図3を参照して説明する。空気口18を閉じる多孔板16は、微細孔を明けた多数の極薄の、例えばステンレス鋼板を、単体あるいは複数枚重ねて形成した周知の、一種のフィルターであり、空気は通過させるが、シュート8内の粉体の通過は阻止する。多孔板16は、空気口18の外側の空気給排ケース28内に、外部の空圧シリンダ30によって空気口18を開閉可能に設置されている。多孔板16は、フレコンバッグ2の粉体をホッパ12に排出する際は閉じられ、フレコンバッグ2を膨張・収縮させて洗浄する際は、空圧シリンダ30を縮めて空気口18を開けた「開状態」(図3の状態)に位置づけられる。
図1に戻って説明を続ける。空気給排手段20は、加圧空気を断続可能に供給する加圧空気供給源20aと、空気を断続可能に吸引し排出する吸引源としての集塵機20bを備えている。加圧空気供給源20aは、周知の送風機であるブロワーを備え、空気給排ケース28の多孔板16の周りの複数個所にホース管路によって連結されている。集塵機20bは粉塵を吸引する周知のもので、空気給排ケース28に開閉弁20cを介してホース管路により連結されている。
また、粉体排出の際、所定量の残量値まで排出されたら、例えばホッパ12の重量を計る台秤(図示していない)によって計測されたら、バタフライ弁14を閉じ、多孔板16閉じ状態の空気口18を通して空気給排手段20により空気を給排し繰返しフレコンバッグ2を膨張・収縮させて粉体を落下させ排出を促進させる(これらの作用については後に詳述する)。
なお、粉体排出後のフレコンバッグ2洗浄の際は、バタフライ弁14を閉じ、多孔板16で閉じられた空気口18を開け、空気給排手段20により、空気のシュート8内への供給、シュート8内の空気の吸引排出を繰返し、フレコンバッ2を膨張・収縮させフレコンバッグ2内の残粉を落とし、洗浄する(これらの作用については後に詳述する)。
次に、フレコンバッグの排出・洗浄装置4によるフレコンバッグ2の排出作業について、図1、図2とともに図4〜図6を参照して説明する。
(1)フレコンバッグ載置
粉体の入ったフレコンバッグ2を、吊りロープ2hをホイスト22の吊金具24に掛けて吊り下げ、「降位置」の複数個の受台6の上に降ろして載せ、ホイスト22による吊り下はこの状態に保持する。バタフライ弁14は閉じ状態に、空気口18の多孔板16は閉じ状態にしておく。
(2)フレコンバッグ連結
フレコンバッグ2の排出口縛りテープ2eで閉じた排出口2cをシュート8の上端円筒部に被せ、排出口2cの外周をインフレートシール10によって締め付け、シュート8とフレコンバッグ2を密封状態に連結する。
(3)粉体排出準備
排出口縛りテープ2eを解き、フレコンバッグ2の粉体をシュート8に落として、フレコンバッグ2内とシュート8内を連通させる。
(4)粉体排出
バタフライ弁14を開け、下方のホッパ12に粉体を排出する。規定量の粉体の排出がホッパ12の重量を計る台秤(図示していない)により計測されたら、バタフライ弁14を閉じる。
(5)排出促進1:受台
フレコンバッグ2を支持する複数個(4個)の受台6を同時にあるいは交互に複数回昇降させ、フレコンバッグ2を変形させて排出を促進する。例えば、図5に示すように、4個の受台の内、対向した一対の受台6,6を「昇位置」にし、他の一対の受台6,6を「降位置」にする。
(6)排出促進2:プッシャー
必要に応じて、図6に示すように、「降位置」の受台6に隣接した複数個(4個)のプッシャー26を、受台6の受板6aの開口6cを通して、単独で、あるいは交互に、あるいは同時に伸縮させて、フレコンバッグ2を部分的に上げ下げ変形させ、排出を促進させる。
(7)排出促進3:空気給排手段
必要に応じて、例えば粉体の排出に応じてフレコンバッグ2が収縮変形し排出が円滑でなくなるので、所定の残量値まで排出したら、バタフライ弁14を閉じ、多孔板16で閉じられた空気口18を通して空気給排手段20により空気を給排し繰返しフレコンバッグ2を膨張・収縮させ粉体を落下させ排出を促進させる。
(8)上述の排出促進1:受台、2:プッシャー、3:空気給排手段は、粉体のホッパ12への排出の良し悪しを、粉体を受け入れるホッパ12の重量を計る台秤(図示していない)によってモニターすることによって実行される。
次に、フレコンバッグの排出・洗浄装置4によるフレコンバッグ2の洗浄作業について、図1を参照して説明する。
(1)粉体排出後のフレコンバッグ2洗浄の際は、バタフライ弁14を閉じ、多孔板16で閉じられた空気口18を開けた状態(図3)にする。
(2)空気給排手段20によって、空気口18を通して、加圧空気供給源20aによる空気の供給、集塵機20bによるシュート8内の空気の吸引を繰返し、フレコンバッグ2を膨張・収縮させ、フレコンバッグ2内の残粉を落とし、洗浄する。
上述したとおりのフレコンバッグの排出・洗浄装置4の作用効果について説明する。
フレコンバッグの排出・洗浄装置4は、フレコンバッグ2の底部の周縁を、個々に昇降作動を可能に分割支持する複数個の受台6と、フレコンバッグ2の排出口2cを下方のシュート8に分離可能に密封状態で連結する連結手段10と、粉体排出先12への粉体の排出を開閉する開閉弁14と、シュート8に設けられ、通気可能な多孔板16によって閉じられた空気口18と、この空気口18を通して断続を可能に、シュート8内に加圧空気を供給あるいはシュート内空気を吸引する空気給排手段20と、を備え、粉体排出の際は、フレコンバッグ2を支持する複数個の受台6を同時にあるいは交互に昇降させフレコンバッグ2を変形させて排出を促進し、袋内の洗浄の際は、開閉弁14を閉じ、空気口18を通して空気給排手段20により空気を給排し繰返しフレコンバッグ2を膨張・収縮させて残粉を落とし洗浄する。
したがって、フレコンバッグから粉体を排出する際の、作業員によるフレコンバッグの上げ下げ、打撃を不要にし、また粉体排出途中のフレコンバッグの変形による排出が円滑でない不具合を除き、またフレコンバッグの洗浄を排出作業とともに能率よく行えるようにし、さらに粉体の排出・洗浄の際の粉塵の飛散を防止できるようにし、フレコンバッグの排出・洗浄を能率よく行なえるようにした、フレコンバッグの排出・洗浄装置を提供することができる。
このフレコンバッグの排出・洗浄装置4は、排出・洗浄作業中に、粉体の入った、あるいは粉体を排出したフレコンバッグ2を、複数個の受台6によって、しっかりと安定した状態に保持することができる。
またフレコンバッグの排出・洗浄装置4は、底部の周縁を外側から斜め上内方に伸縮作動を可能に押し上げる、受台それぞれに隣接し設置された複数個のプッシャーを備え、フレコンバッグの粉体排出の際、複数個のプッシャーを単独で、あるいは交互に、あるいは同時に伸縮させてフレコンバッグを部分的に上げ下げ変形させ排出を促進させる。
したがって、必要に応じて、「降位置」の受台6に隣接したプッシャー26を、単独で、あるいは交互に、あるいは同時に伸縮させて、フレコンバッグ2を部分的に上げ下げ変形させ、排出を促進させることができる。特に排出の悪い粉体を確実に排出することができる。
また、粉体排出の際、所定の残量値まで排出したら、開閉弁であるバタフライ弁14を閉じ、空気口18を通して空気給排手段20により空気を給排し繰返しフレコンバッグ2を膨張・収縮させて粉体を落下させ排出を促進させることができる。
そして、空気給排手段20は、加圧空気を断続可能に供給する加圧空気供給源20aと、空気を断続可能に吸引し排出する吸引源としての集塵機20bと、を備えている。したがって、加圧空気供給源20aによって加圧空気を供給するとともに、集塵機20bによって粉塵を発生させることなくフレコンバッグ2内の空気を吸引排出することができる。
また、空気口18を閉じる多孔板16が、開閉を可能に設置され、フレコンバッグ2内に空気を給排し繰返しフレコンバッグ2を膨張・収縮させる洗浄の際には「開」状態に位置づける。したがって、洗浄の際には「開状態」の空気口18を通して十分な空気が給排され、洗浄を効果的に促進することができる。
なお、前記の空気給排手段による排出促進の際には、空気口18は多孔板16によって閉じられているので、空気口18を通して粉体が漏れるのが防止される。
以上、本発明を実施例に基づいて詳細に説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではなく、例えば下記のように、本発明の範囲内においてさまざまな変形あるいは修正ができるものである。
本発明の実施例においては、フレコンバッグ2には粉体が充填されているが、このフレコンバッグの排出・洗浄装置4は、粉体として類似の「粒体」、「微細片」などにも適用することができる。
本発明の実施例においては、複数個の受台6として受台6が4個、複数個のプッシャー26としてプッシャー26が4個備えられているが、個数はフレコンバッグ2の大きさ、重さ、充填粉体の種類などに応じて増減すればよい。
2:フレコンバッグ
2c:排出口
4:フレコンバッグの排出・洗浄装置
6:受台
8:シュート
10:インフレートシール(連結手段)
12:ホッパ(粉体排出先)
14:バタフライ弁(開閉弁)
16:多孔板
18:空気口
20:空気給排手段
20a:加圧空気供給源
20b:集塵機
26:プッシャー

Claims (5)

  1. 粉体が充填され排出口を下方にして吊り下げられた柔軟な袋体であるフレコンバッグの底部の周縁を、個々に昇降作動を可能に分割支持する複数個の受台と、
    フレコンバッグの排出口とその下方に設置したシュートとを、分離可能に密封状態で連結する連結手段と、
    シュートの下部に設置され粉体排出先への粉体の排出を開閉する開閉弁と、
    連結手段と開閉弁の間のシュートに設けられ、通気可能な多孔板によって閉じられた空気口と、
    この空気口を通して断続可能に、シュート内に加圧空気を供給あるいはシュート内空気を吸引する空気給排手段と、を備え、
    フレコンバッグの粉体排出の際は、フレコンバッグを支持する複数個の受台を同時にあるいは交互に昇降させフレコンバッグを変形させて排出を促進し、
    粉体排出後の袋内の洗浄の際は、開閉弁を閉じ、空気口を通して空気給排手段により空気を給排し繰返しフレコンバッグを膨張・収縮させて残粉を落とし洗浄する、
    ことを特徴とするフレコンバッグ排出・洗浄装置。
  2. 底部の周縁を外側から斜め上内方に伸縮作動を可能に押し上げる、受台それぞれに隣接し設置された複数個のプッシャーを備え、
    フレコンバッグの粉体排出の際、複数個のプッシャーを単独で、あるいは交互に、あるいは同時に伸縮させてフレコンバッグを部分的に上げ下げ変形させ排出を促進させる、
    ことを特徴とする請求項1記載のフレコンバッグの排出・洗浄装置。
  3. 粉体排出の際、所定の残量値まで排出したら、開閉弁を閉じ、空気口を通して空気給排手段により空気を給排し繰返しフレコンバッグを膨張・収縮させて粉体を落下させ排出を促進させる、
    ことを特徴とする請求項1または2記載のフレコンバッグの排出・洗浄装置。
  4. 空気給排手段が、
    加圧空気を断続可能に供給する加圧空気供給源と、
    空気を断続可能に吸引し排出する吸引源としての集塵機と、を備えている、
    ことを特徴とする請求項1から3までのいずれかに記載のフレコンバッグの排出・洗浄装置。
  5. 空気口を閉じる多孔板が、開閉を可能に設置され、
    フレコンバッグ内に空気を給排し繰返しフレコンバッグを膨張・収縮させる洗浄の際には「開」状態に位置づける、
    ことを特徴とする請求項1から4までのいずれかに記載のフレコンバッグの排出・洗浄装置。
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