JP2984285B2 - 熱交換器及びその製造方法 - Google Patents

熱交換器及びその製造方法

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JP2984285B2 JP1224668A JP22466889A JP2984285B2 JP 2984285 B2 JP2984285 B2 JP 2984285B2 JP 1224668 A JP1224668 A JP 1224668A JP 22466889 A JP22466889 A JP 22466889A JP 2984285 B2 JP2984285 B2 JP 2984285B2
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    • F28F9/16Arrangements for sealing elements into header boxes or end plates by permanent joints, e.g. by rolling
    • F28F9/18Arrangements for sealing elements into header boxes or end plates by permanent joints, e.g. by rolling by welding
    • F28F9/182Arrangements for sealing elements into header boxes or end plates by permanent joints, e.g. by rolling by welding the heat-exchange conduits having ends with a particular shape, e.g. deformed; the heat-exchange conduits or end plates having supplementary joining means, e.g. abutments

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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、冷凍装置や加温装置等に用いられる熱交換
器及びその製造方法に関する。
[従来の技術] 従来のこの種の熱交換機に用いられているヘッダーパ
イプ1は、第28図に示すように、穴3と穴3の間の部分
がドーム形状に成っている(例えば、特開昭61−235698
号公報参照)。
このドーム形状の部分は、従来技術の円筒状のヘッダ
ーパイプを穴開け加工すると、必然的に穴の周りがドー
ム形状に成ってしまうものであるが、このドーム形状
は、ヘッダーパイプ1内が高圧となっても、これに耐え
得る形状に成っているので、そのまま利用していた。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、このようにヘッダーパイプ1の穴3と
穴3の間の部分をドーム形状にすると、穴3の周辺部と
偏平管2との間に大きな溝7ができてしまい、この溝7
を通して熱交換用流体(フィン4表面で熱交換する空気
等の熱交換用流体)の一部が、フィン4の間を通ること
なく熱交換器をを通過してしまうことになる。このよう
に溝7を通過する熱交換用流体では、熱交換が行われな
いので、その分熱交換効率が低下してしまう。また、溝
7の部分は、表面張力により水等が溜り易くなってお
り、溝7に水等が溜ったまま長時間放置すると、酸素濃
淡電池が構成され、偏平管2及びヘッダーパイプ1が腐
蝕される。
それ故、本発明の課題は、穴の周囲がドーム形状にな
らないようにした、即ち、熱交換用流体が熱交換するこ
となく熱交換器を通過してしまうことがなく、しかも、
ヘッダーパイプ及び偏平管が腐蝕することがない熱交換
器及びその製造方法を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 請求項1記載の発明によれば、偏平管と、該偏平管を
接続するための穴を形成した円筒状のヘッダーパイプと
を含む熱交換器において、上記ヘッダーパイプにテーパ
部を上記穴の周辺に備え、更に上記ヘッダーパイプに平
坦部を上記テーパ部の周辺に備え、上記偏平管の端部を
上記穴に挿入し、該偏平管を上記テーパ部にろう付けし
たことを特徴とする熱交換器が得られる。
請求項2記載の発明によれば、偏平管と、該偏平管を
接続するための穴を形成したヘッダーパイプとを含む熱
交換器であって、上記ヘッダーパイプにテーパ部を上記
穴の周辺に備え、更に上記ヘッダーパイプに平坦部を上
記テーパ部の周辺に備え、上記偏平管の端部を上記穴に
挿入し、該偏平管を上記テーパ部にろう付けした熱交換
器を製造する方法において、ヘッダーパイプ素材内に芯
材を挿入し、該ヘッダーパイプ素材の外周を保持しなが
ら、上記穴を開ける箇所を加圧して上記テーパ部及び上
記平坦部を形成する加圧工程と、該加圧工程終了後、上
記芯材を上記ヘッダーパイプ素材から抜き、該ヘッダー
パイプ素材の外周を保持しながら、先鋭なポンチで上記
加圧部分に上記穴を開ける穴開け工程とを含むことを特
徴とする熱交換器の製造方法が得られる。
請求項3記載の発明によれば、偏平管と、該偏平管を
接続するための穴を形成したヘッダーパイプとを含む熱
交換器であって、上記ヘッダーパイプにテーパ部を上記
穴の周辺に備え、更に上記ヘッダーパイプに平坦部を上
記テーパ部の周辺に備え、上記偏平管の端部を上記穴に
挿入し、該偏平管を上記テーパ部にろう付けした熱交換
器を製造する方法において、ヘッダーパイプ素材を外周
を保持しながら、先鋭なポンチで上記穴を開ける穴明け
工程と、該穴開け工程終了後、上記ヘッダーパイプ素材
内に芯材を挿入し、該ヘッダーパイプ素材の外周を保持
しながら、上記穴開け箇所を加圧して上記テーパ部及び
上記平坦部を形成する加圧工程とを含むことを特徴とす
る熱交換器の製造方法が得られる。
[作用] 本発明による熱交換器の場合、偏平管をヘッダーパイ
プのテーパ部にろう付けする際に、偏平管とテーパ部の
間にできた溝が、ろうにより完全に閉塞されて偏平管と
ヘッダーパイプとの接続部分に溝が残らず、しかも、テ
ーパ部の周辺部には平坦部が形成されているので、フィ
ンと熱交換しないで熱交換器を通過してしまう熱交換流
体が無くなる。
一方、上述のように、偏平管とヘッダーパイプとの接
続部分に溝ができることが無く、テーパ部の周辺部には
平坦部が形成されているので、従来のように溝に水等が
溜ることにより、偏平管やヘッダーパイプが腐食するこ
とが無い。
[実施例] 第1図は請求項1記載の発明の一実施例による熱交換
器の要部の断面図、第2図は同熱交換器の全体を示す正
面図である。
第1図及び第2図を参照して、ヘッダーパイプ1に
は、偏平管2を接続するための穴3が形成されている。
このヘッダーパイプ1の外壁には、ろう材がクラッドさ
れている。
偏平管2と偏平管2の間には、コレゲートフィン4が
配置され、偏平管2と部分的に接触している。コルケー
ドフィン4の上下面には、ろう材がクラッドされてい
る。
第3図は第1図に示す偏平管とヘッダーパイプとの接
続部分の拡大断面図である。
第3図を参照して、ヘッダーパイプ1の穴3の周辺に
は、テーパ部5が形成されている。また、ヘッダーパイ
プ1のテーパ部5の周辺には、平坦部6が形成されてい
る。この平坦部6は、ヘッダーパイプ1の長手方向と平
行な方向の直線に対してのみ平らであれば良い。従っ
て、本実施例のようにヘッダーパイプ1の長手方向と直
角な方向の直線に対しては、湾曲していても構わない。
偏平管2の一端は、ヘッダーパイプ1の穴3に挿入さ
れている。そして、偏平管2は、その一端をヘッダーパ
イプ1のテーパ部5にろう付けされている。本実施例の
場合、ヘッダーパイプ1の外壁及びコルゲートフィン4
に夫々ろう材がクラッドされているので、偏平管2の端
部をヘッダーパイプ1の穴3に挿入し、偏平管2と偏平
管2の間にコルゲートフィン4を配置し、しかる後、こ
れを炉に入れて加熱すれば、各部がろう付けされる。こ
のようにして、偏平管2の一端は、テーパ部5にろう付
けされ、偏平管2とテーパ部5との間にできた溝7は、
ろう8によって閉塞される。
次に、請求項2記載の製造方法の一実施例に就いて説
明する。
第4図は本実施例に用いられるプレス金型を示し、図
面左半分は待機状態での正面図、図面右半分は穴開け用
ポンチがヘッダーパイプに穴を開けた状態での断面図で
あり、第5図は同プレス金型を示し、図面左半分は待機
状態での側面図、図面右半分は穴開け用ポンチがヘッダ
ーパイプに穴を開けた状態での断面図であり、第6図は
同プレス金型の要部の横断面図で加圧用ポンチがヘッダ
ーパイプ素材に接触する寸前の状態を示し、第7図は同
プレス金型の要部の縦断面図で第6図と同じ状態を示
し、第8図は同プレス金型の要部の縦断面図で加圧用ポ
ンチがヘッダーパイプ素材を押圧した状態を示し、第9
図は同プレス金型に装着されている加圧用ポンチの正面
図、第10図は同加圧用ポンチの側面図、第11図は同プレ
ス金型の要部の横断面図で加圧用ポンチに替えて装着し
た穴開け用ポンチがヘッダーパイプ素材に接触する寸前
の状態を示し、第12図は同プレス金型の要部の縦断面図
で第11図と穴じ状態を示し、第13図は同プレス金型の要
部の縦断面図で穴開け用ポンチによる穴開けの状態を示
し、第14図は第13図と同じ状態での穴開け用ポンチによ
る穴開けの状態を示す断面図、第15図は第11図に示す穴
開け用ポンチの正面図、第16図は同穴開け用ポンチの側
面図である。
第4図乃至第10図を参照して、先ず、ヘッダーパイプ
素材10の中に、この内径よりも僅かに小さい外径を有す
る芯金11を挿入する(図6,7)。そして、このヘッダー
パイプ素材10をプレス金型12のダイ13上に載置してヘッ
ダーパイプ材10の外壁の下半分を保持する。一方、ヘッ
ダーパイプ素材10の外壁の上半分は、プレス金型12のポ
ンチガイド14により保持される。この状態で、プレス金
型12の上部ダイセット15に装着された加圧用ポンチ16
で、第8図の如く、ヘッダーパイプ素材10の側壁を押圧
する。加圧用ポンチ16は、第9図及び第10図に示す如
く、その先端が芯金11の外周に対応した形状であり、こ
の加圧用ポンチ16と芯金11に挟まれたヘッダーパイプ素
材10の側壁の肉厚は薄くなり、それと同時にテーパ部5
が形成される。また、この際、ヘッダーパイプ素材10の
加圧用ポンチ16によって押圧される部分の周辺は、ポン
チガイド14によって押さえ付けられており、テーパ部5
と同時に平坦部6も形成される。
以上の作業により、加圧工程が終了する。
第11図乃至第16図を参照して、次に、加圧用ポンチ16
に替えて、第15図及び第16図に示す穴開け用ポンチ20を
プレス金型12の上部ダイセット15に取り付ける。そし
て、芯金11をヘッダーパイプ素材10から引き抜き、第11
図及び第12図に示すように、このヘッダーパイプ素材10
をプレス金型12のダイ13上に載置してヘッダーパイプ素
材10の外壁の下半分を保持し、ヘッダーパイプ素材10の
外壁の上半分を、プレス金型12のポンチガイド14により
保持する。
次に、第13図及び第14図に示すように、ヘッダーパイ
プ素材10の加圧工程により肉厚の薄くなった所に穴開け
用ポンチ20によって穴開けを加工を施し、これにより穴
3を形成する。尚、10aは、抜きかすである。
以上の作業により、穴開け工程が終了し、第17図乃至
第20図に示す形状のヘッダーパイプ1が形成される。
後は、上述のようにして製造されたヘッダーパイプを
2本用意し、一方のヘッダーパイプの各穴に夫々偏平管
の一端部を挿入し、これらの偏平管の他端部を他方のヘ
ッダーパイプの各穴に夫々挿入し、これらの偏平管と偏
平管の間の放熱用フィン(例えば、コルゲートフィン)
を配置し、このように組み立てたものの各部をろう付け
すれば、第2図の如き熱交換器ができる。
次に、請求項3記載の製造方法の一実施例に就いて説
明する。
第21図は本実施例に用いられるプレス金型の要部の横
断面図で穴開け用ポンチがヘッダーパイプ素材に接触す
る寸前の状態を示し、第22図は加圧工程の際に使用され
る加圧用ポンチの正面図、第23図は同加圧用ポンチの側
面図、第24図は同プレス金型の要部の縦断面図で穴開け
用ポンチに替えて装着した加圧用ポンチがヘッダーパイ
プ素材に接触する寸前の状態を示している。
第21図乃至第24図を参照して、本実施例の場合、前述
の実施例と同じプレス金型を用いるが、加圧工程と穴開
け工程とが逆である。
即ち、本実施例の場合、先ず、第21図に示すように、
プレス金型12の上部ダイセット15に穴開け用ポンチ20を
装着しておく。そして、ヘッダーパイプ素材10をプレス
金型12のダイ13上に載置してヘッダーパイプ素材10の外
壁の下半分を保持し、ヘッダーパイプ素材10の外壁の上
半分を、プレス金型12のポンチガイド14により保持す
る。勿論、この際、ヘッダーパイプ素材10には、芯金11
が挿入されていない。この状態で、穴開け用ポンチ20に
よりヘッダーパイプ素材10に穴開け加工を施し、ヘッダ
ーパイプ素材10に穴3を形成する。
以上の作業により穴開け工程が終了する。
次に、穴開け用ポンチ20に替えて、第22図及び第23図
に示す加圧用ポンチ16′を上部ダイセット15に装着す
る。
そして、第24図に示すように、ヘッダーパイプ素材10
に芯金11を挿入し、このヘッダーパイプ素材10をダイ13
上に載置してヘッダーパイプ素材10の外壁の下半分を保
持し、ヘッダーパイプ素材10の外壁の上半分をポンチガ
イド14により保持する。勿論、この時、ヘッダーパイプ
素材10は、穴開け工程により形成された穴3が加圧用ポ
ンチ16′の下に来るように保持されている。この状態
で、加圧用ポンチ16′によりヘッダーパイプ素材10を加
圧し、穴3の周辺にテーパ部5を形成する。この際、ヘ
ッダーパイプ素材10の加圧用ポンチ16′によって押圧さ
れる部分の周辺は、ポンチガイド14によって押さえ付け
られているので、テーパ部5と同時に平坦部6も形成さ
れる。
以上の作業により、加圧工程が終了し、第25図乃至第
27図に示す形状のヘッダーパイプ1が形成される。
後は、上述のようにして製造されたヘッダーパイプを
2本用意し、一方のヘッダーパイプの各穴に夫々偏平管
の一端部を挿入し、これらの偏平管の他端部を他方のヘ
ッダーパイプの各穴に夫々挿入し、これらの偏平管と偏
平管の間に放熱用フィン(例えば、コルゲートフィン)
を配置し、このように組み立てたものの各部をろう付け
すれば、熱交換器ができる。
[発明の効果] 本発明に係る熱交換器の製造方法によれば。従来のよ
うに穴の周囲がドーム形状になることが無く、穴の周辺
にテーパ部を備え、更にその周辺に平坦部を備えること
ができる。
この結果、本発明に係る熱交換器は、偏平管とヘッダ
ーパイプとの接続部分に溝が形成されないため、熱交換
流体が熱交換を行うことなく熱交換器を通過することが
無く、従って、熱交換効率に優れる。
また、本発明に係る熱交換器は、偏平管とヘッダーパ
イプとの接続部分に溝ができることがないので、従来の
ように、溝の部分に水等が溜り、その部分が腐蝕すると
いうようなことが生じない。
更に、本発明に係る熱交換器の製造方法によれば、本
発明の熱交換器を容易且つ高精度に製造することができ
る。
【図面の簡単な説明】 第1図は請求項1記載の発明の一実施例による熱交換器
の要部の断面図、第2図は同熱交換器の全体を示す正面
図、第3図は第1図に示す偏平管とヘッダーパイプとの
接続部分の拡大断面図、第4図は請求項2記載の製造方
法の一実施例に用いられるプレス金型を示し、図面左半
分は待機状態での正面図、図面右半分は穴開け用ポンチ
がヘッダーパイプに穴を開けた状態での断面図、第5図
は同プレス金型を示し、図面左半分は待機状態での側面
図、図面右半分は穴開け用ポンチがヘッダーパイプに穴
を開けた状態での断面図、第6図は同プレス金型の要部
の横断面図で加圧用ポンチがヘッダーパイプ素材に接触
する寸前の状態を示し、第7図は同プレス金型の要部の
縦断面図で第6図と同じ状態を示し、第8図は同プレス
金型の要部の縦断面図で加圧用ポンチがヘッダーパイプ
素材を押圧した状態を示し、第9図は同プレス金型に装
着されている加圧用ポンチの正面図、第10図は同加圧用
ポンチの側面図、第11図は同プレス金型の要部の横断面
図で加圧用ポンチに替えて装着した穴開け用ポンチがヘ
ッダーパイプ素材に接触する寸前の状態を示し、第12図
は同プレス金型の要部の縦断面図で第11図と同じ状態を
示し、第13図は同プレス金型の要部の縦断面図で穴開け
用ポンチによる穴開けの状態を示し、第14図は第13図と
同じ状態での穴開け用ポンチによる穴開けの状態を示す
断面図、第15図は第11図に示す穴開け用ポンチの正面
図、第16図は同穴開け用ポンチの側面図、第17図は同実
施例により製造されたヘッダーパイプの正面図、第18図
は同ヘッダーパイプの側面図、第19図は第17図A−A線
での断面図、第20図は第18図B−B線での断面図、第21
図は請求項3記載の製造方法の一実施例に用いられるプ
レス金型の要部の横断面図で穴開け用ポンチがヘッダー
パイプ素材に接触する寸前の状態を示し、第22図は同実
施例の加圧工程の際に使用される加圧用ポンチの正面
図、第23図は同加圧用ポンチの側面図、第24図は同プレ
ス金型の要部の縦断面図で穴開け用ポンチに替えて装着
した加圧用ポンチがヘッダーパイプ素材に接触する寸前
の状態を示し、第25図は同実施例により製造されたヘッ
ダーパイプの平面図、第26図は同ヘッダーパイプの側面
図、第27図は第26図C−C線での断面図、第28図は従来
のヘッダーパイプの要部の断面図である。 1……ヘッダーパイプ、2……偏平管、3……穴、4…
…コルゲートフィン、5……テーパ部、6……平坦部、
7……溝、8……ろう、10……ヘッダーパイプ素材、11
……芯金、12……プレス金型、13……ダイ、14……ポン
チガイド、15……上部ダイセット、16,16′……加圧用
ポンチ、20……穴開け用ポンチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F28F 9/00 - 9/26 B21D 53/06 B23K 1/00 330

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】偏平管と、該偏平管を接続するための穴を
    形成した円筒状のヘッダーパイプとを含む熱交換器にお
    いて、上記ヘッダーパイプにテーパ部を上記穴の周辺に
    備え、更に上記ヘッダーパイプに平坦部を上記テーパ部
    の周辺に備え、上記偏平管の端部を上記穴に挿入し、該
    偏平管を上記テーパ部にろう付けしたことを特徴とする
    熱交換器。
  2. 【請求項2】偏平管と、該偏平管を接続するための穴を
    形成したヘッダーパイプとを含む熱交換器であって、上
    記ヘッダーパイプにテーパ部を上記穴の周辺に備え、更
    に上記ヘッダーパイプに平坦部を上記テーパ部の周辺に
    備え、上記偏平管の端部を上記穴に挿入し、該偏平管を
    上記テーパ部にろう付けした熱交換器を製造する方法に
    おいて、ヘッダーパイプ素材内に芯材を挿入し、該ヘッ
    ダーパイプ素材の外周を保持しながら、上記穴を開ける
    箇所を加圧して上記テーパ部及び上記平坦部を形成する
    加圧工程と、該加圧工程終了後、上記芯材を上記ヘッダ
    ーパイプ素材から抜き、該ヘッダーパイプ素材の外周を
    保持しながら、先鋭なポンチで上記加圧部分に上記穴を
    開ける穴開け工程とを含むことを特徴とする熱交換器の
    製造方法。
  3. 【請求項3】偏平管と、該偏平管を接続するための穴を
    形成したヘッダーパイプとを含む熱交換器であって、上
    記ヘッダーパイプにテーパ部を上記穴の周辺に備え、更
    に上記ヘッダーパイプに平坦部を上記テーパ部の周辺に
    備え、上記偏平管の端部を上記穴に挿入し、該偏平管を
    上記テーパ部にろう付けした熱交換器を製造する方法に
    おいて、ヘッダーパイプ素材を外周を保持しながら、先
    鋭なポンチで上記穴を開ける穴明け工程と、該穴開け工
    程終了後、上記ヘッダーパイプ素材内に芯材を挿入し、
    該ヘッダーパイプ素材の外周を保持しながら、上記穴開
    け箇所を加圧して上記テーパ部及び上記平坦部を形成す
    る加圧工程とを含むことを特徴とする熱交換器の製造方
    法。
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