JP2002086232A - 熱交換器用ヘッダーパイプの製造方法 - Google Patents

熱交換器用ヘッダーパイプの製造方法

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JP2002086232A JP2000279163A JP2000279163A JP2002086232A JP 2002086232 A JP2002086232 A JP 2002086232A JP 2000279163 A JP2000279163 A JP 2000279163A JP 2000279163 A JP2000279163 A JP 2000279163A JP 2002086232 A JP2002086232 A JP 2002086232A
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Kiyoshi Katayama
喜義 片山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 曲げ加工やろう付け等の手段を施すことな
く、容易に平坦面を有するヘッダーパイプを作製するこ
と。 【解決手段】 パイプ3の一側面に適宜間隔をおいて複
数のチューブ挿入孔12を穿設した後、基盤13上に複
数の櫛歯14を起立する中子15の上に、パイプ3のチ
ューブ挿入孔12に櫛歯14を挿入した状態にセット
し、パイプ3の上面の両端部を残した領域に押型17を
押圧するプレス加工により底面11が平坦な凹所10を
形成する。これにより、曲げ加工やろう付け等を要する
ことなく、受液器接合用の平坦面を有するヘッダーパイ
プを容易に作製することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、熱交換器用ヘッ
ダーパイプの製造方法に関するもので、更に詳細には、
例えば受液器一体型凝縮器用ヘッダーパイプの製造方法
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば自動車等の車両に搭載され
る空気調和装置を構成する熱交換器として、凝縮器と受
液器とを一体に形成した受液器一体型冷媒凝縮器が知ら
れている(特開平8−219588号公報参照)。
【0003】この受液器一体型冷媒凝縮器によれば、凝
縮器のヘッダーパイプの一側面に設けた平坦面に、ヘッ
ダーパイプより短い受液器の一側面に設けた平坦面をろ
う付け等の手段で接合することで、狭隘なスペースへの
設置が容易となる。
【0004】この場合、上記受液器一体型冷媒凝縮器に
おけるヘッダーパイプは、熱交換チューブを接続する挿
入孔を有する金属プレート(ブレージングシート)にて
形成された半円筒状のヘッダープレートと、同じく金属
プレート(ブレージングシート)にて形成され、その一
部に平坦面をプレス成形したタンクプレートとをろう付
け等の手段にて接合してなるものを用いている。また、
別のヘッダーパイプとして、1枚の金属プレート(ブレ
ージングシート)を筒状に曲げ加工し、ろう付け等の手
段で一体に接合したものを用いて、同様に1枚の金属プ
レート(ブレージングシート)を筒状に曲げ加工し、ろ
う付け等の手段で一体に接合した受液器本体との平坦面
同士をろう付け等の手段にて接合している。更には、上
記タンクプレートと円筒状受液器本体とをアルミニウム
製押出形材にて一体成形した後、円筒状受液器本体の上
下端部を切削し、半円筒状のヘッダープレートをろう付
け等の手段にて接合したものが用いられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
この種の熱交換器においては、ヘッダーパイプを板曲げ
加工した2部材をろう付け等の手段で接合するか、1枚
の金属プレート(ブレージングシート)を板曲げ加工し
てろう付け等の手段で接合するため、ヘッダーパイプの
加工に多くの手間を要すると共に、熟練を要するという
問題があった。
【0006】この発明は、上記事情に鑑みなされたもの
で、曲げ加工やろう付け等の手段を施すことなく、容易
に平坦面を有するヘッダーパイプを作製できる熱交換器
用ヘッダーパイプの製造方法を提供するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、ヘッダーパイプ用のパイプ
の一側面に適宜間隔をおいて複数のチューブ挿入孔を穿
設する工程と、 基盤上に複数の櫛歯を起立する中子の
上に、上記パイプのチューブ挿入孔に櫛歯を挿入した状
態にセットする工程と、 上記中子の上にセットされた
上記パイプの上面の両端部を残した領域に押型を押圧す
るプレス加工により底面が平坦な凹所を形成する工程
と、を有することを特徴とする。
【0008】請求項2記載の発明は、ヘッダーパイプ用
のパイプの一側面に適宜間隔をおいて複数のチューブ挿
入孔を穿設する工程と、 上記パイプの外周面の曲率と
相似する曲率の半円弧状受け溝を有する基盤上に複数の
櫛歯を起立する中子の上に、上記パイプのチューブ挿入
孔に櫛歯を挿入した状態にセットする工程と、 上記中
子の上にセットされた上記パイプの上面の両端部を残し
た領域に押型を押圧するプレス加工により底面が平坦な
凹所を形成する工程と、を有することを特徴とする。
【0009】この発明において、上記中子上にパイプを
セットする際、中子の櫛歯の上端に平板を配設し、この
平板と押型とで凹所の底面を加圧する方が好ましい(請
求項3)。
【0010】この発明によれば、パイプの一側面に適宜
間隔をおいて複数のチューブ挿入孔を穿設した後、基盤
上に複数の櫛歯を起立する中子の上に、パイプのチュー
ブ挿入孔に櫛歯を挿入した状態にセットし、パイプの上
面の両端部を残した領域に押型を押圧するプレス加工に
より底面が平坦な凹所を形成するので、曲げ加工やろう
付け等を要することなく、受液器接合用の平坦面を有す
るヘッダーパイプを容易に作製することができる(請求
項1,2)。この場合、パイプの外周面の曲率と相似す
る曲率の半円弧状受け溝を有する基盤上に複数の櫛歯を
起立する中子の上に、パイプのチューブ挿入孔に櫛歯を
挿入した状態にセットしてプレス加工を行うことによ
り、パイプにおけるチューブ挿入孔と対向する側の加圧
変形を可及的に少なくすることができる(請求項2)。
また、中子上にパイプをセットする際、中子の櫛歯の上
端に平板を配設し、この平板と押型とで凹所の底面を加
圧することにより、凹所の底部の平坦面を均一にするこ
とができる(請求項3)。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の熱交換器用ヘ
ッダーパイプの製造方法の実施形態について、添付図面
に基いて詳細に説明する。
【0012】まず、この発明に係るヘッダーパイプを用
いた熱交換器について説明する。上記熱交換器は、図1
及び図2に示すように、熱媒体の凝縮を行う凝縮器1
と、この凝縮器1内の熱媒体について気液の分離を行う
受液器2とを備え、凝縮器1と受液器2とを、ろう付け
によって接合した構成になっている。
【0013】上記凝縮器1は、左右に並列に配置された
一対のヘッダーパイプ3,4と、これらヘッダーパイプ
3,4間に架設される複数の熱交換チューブ5と、各熱
交換チューブ5の間に介設されると共に、一体にろう付
けされる熱交換用フィン例えばコルゲートフィン6とで
主に構成されている。
【0014】この場合、ヘッダーパイプ3,4は、例え
ばアルミニウム製の押出形材あるいは電縫管にて形成さ
れている。また、熱交換チューブ5は、複数に区画され
た連通路を有する偏平状のアルミニウム製押出形材にて
形成され、また、コルゲートフィン6は、アルミニウム
製帯状体を屈曲形成したものにて形成されている。ま
た、受液器2は、アルミニウム製押出形材にて形成され
る一側面に平坦面2aを有する筒状本体2bを具備して
なる。この受液器2の平坦面2aと、一方のヘッダーパ
イプ3の一側面(外方側面)の上下端部を残した部分に
形成された凹所10の平坦底面11(図3参照)とをろ
う付けして凝縮器と受液器2とが接合されている。
【0015】また、一方のヘッダーパイプ3(図1にお
いて左側)の例えば外方側上端部付近には、熱媒体の流
入口7aが設けられており、他方のヘッダーパイプ4
(図1において右側)の外方側下端付近には、熱媒体の
流出口7bが設けられている。更に、一方のヘッダーパ
イプ3内には、このヘッダーパイプ3を約3等分に仕切
る箇所に仕切板8a,8bが配設され、下部側の仕切板
8bの上部近傍位置と下部近傍位置のヘッダーパイプ3
と受液器2に、それぞれ流出孔9a、流入孔9bが設け
られている。また、他方のヘッダーパイプ4内にも、一
方のヘッダーパイプ3内に配設された下部仕切板8bと
同じ高さ位置に仕切板8cが配設されている。
【0016】なお、両ヘッダーパイプ3,4の上下開口
端部には、それぞれキャップ3a,4aが閉塞されてい
る。また、凝縮器1の上端部及び下端部にはアルミニウ
ム製部材にて形成されるサイドプレート1a,1bがろ
う付けにて接合されている。
【0017】上記のように構成される熱交換器によれ
ば、熱媒体は流入口7aから一方のヘッダーパイプ3内
に流入し、仕切板8aと8cによって区画された領域の
熱交換チューブ5内を流れて熱交換(冷却)された後、
流出孔9aから受液器2内に流れて気液分離されて、流
入孔9bから再びヘッダーパイプ3内に流れ仕切板8
b,8cによって区画された過冷却領域の熱交換チュー
ブ5内を流れて熱交換(過冷却)された後、他方のヘッ
ダーパイプ4の流出口7bから流出する。
【0018】次に、この発明のヘッダーパイプの製造方
法について説明する。
【0019】◎第一実施形態 上記一方のヘッダーパイプ3(以下に単にパイプ3とい
う)を作製するには、まず、図4に示すように、オイル
20が満たされた容器21内にパイプ3を収容すると共
に、パイプ3の内部にオイル20を密封した状態にパイ
プ3の両端に栓22を嵌着する。次に、図5に示すよう
に、パイプ3をオイル20が満たされた容器21内に収
容した状態で、液圧プレス機のポンチ23をパイプ3に
向かって押圧することによりパイプ3の一側面に適宜間
隔をおいて複数のチューブ挿入孔12を穿設する(チュ
ーブ孔穿設工程)。
【0020】パイプ3の一側面にチューブ挿入孔12を
穿設した後、図9に示すような基盤13上に複数の櫛歯
14を起立する中子15を用意し、図6及び図7に示す
ように、ベース16上に載置された中子15の上に、上
記パイプ3のチューブ挿入孔12に櫛歯14を挿入した
状態にセットする(パイプセット工程)。
【0021】次に、図8に示すように、上記中子15の
上にセットされたパイプ3の上面の両端部を残した領域
に、プレス加工機の押型17を押圧するプレス加工によ
り底面11が平坦な凹所10を形成する(凹所加工工
程)。
【0022】上記のように、パイプ3の一側面に液圧プ
レス加工によって複数のチューブ挿入孔12を穿設した
後、中子15の上に、パイプ3のチューブ挿入孔12に
櫛歯14を挿入した状態にセットし、そして、中子15
の上にセットされたパイプ3の上面の両端部を残した領
域に、プレス加工機の押型17を押圧するプレス加工に
より底面11が平坦な凹所10を形成することにより、
図3に示すような、受液器接合用の平坦状の底面11を
有する凹所10を設けたパイプ3を作製することができ
る。
【0023】◎第二実施形態 上記実施形態では、平板状の基盤13の上に櫛歯14を
設けた中子15を用いてパイプ3の一側面に底面11が
平坦な凹所10を形成する場合について説明したが、以
下に示すような中子15Aを用いてパイプ3に凹所10
を形成するようにしてもよい。
【0024】すなわち、図12に示すように、パイプ3
の外周面の曲率と相似する曲率の半円弧状受け溝18を
有する基盤13A上に複数の櫛歯14を起立する中子1
5Aを用意し、図10及び図11に示すように、ベース
16上に載置された中子15Aの上に、上記パイプ3の
チューブ挿入孔12に櫛歯14を挿入した状態にセット
する。そして、上記第一実施形態と同様に、中子15A
の上にセットされたパイプ3の上面の両端部を残した領
域に、プレス加工機の押型17を押圧するプレス加工に
より底面11が平坦な凹所10を形成することができ
る。
【0025】このように、パイプ3の外周面の曲率と相
似する曲率の半円弧状受け溝18を有する基盤13A上
に複数の櫛歯14を起立する中子15Aの上に、パイプ
3のチューブ挿入孔12に櫛歯14を挿入した状態にセ
ットしてプレス加工を行うことにより、パイプ3におけ
るチューブ挿入孔12と対向する側の加圧変形を可及的
に少なくすることができる。
【0026】◎第三実施形態 上記実施形態では、ベース16上に載置された中子1
5,15Aの上に、パイプ3のチューブ挿入孔12に櫛
歯14を挿入した状態にセットして、中子15,15A
の上にセットされたパイプ3の上面の両端部を残した領
域に、プレス加工機の押型17を押圧するプレス加工に
より底面11が平坦な凹所10を形成する場合について
説明したが、以下に示すような平板19を用いて凹所1
0を形成するようにしてもよい。
【0027】すなわち、図13に示すように、中子15
上にパイプ3をセットする際、中子15の櫛歯14の上
端に平板19を配設し、そして、上記第一実施形態と同
様に、中子15の上にセットされたパイプ3の上面の両
端部を残した領域に、プレス加工機の押型17を押圧し
て平板19と押型17とで挟むようにして凹所10の底
面11を加圧するようにしてもよい。
【0028】このように,中子15上にパイプ3をセッ
トする際、中子15の櫛歯14の上端に平板19を配設
し、この平板19と押型17とで凹所10の底面11を
加圧することにより、凹所10の底部の平坦面を均一に
することができる。
【0029】なお、上記説明では、中子15が第一実施
形態の場合について説明したが、第一実施形態の中子1
5に代えて第二実施形態の中子15Aを用いてもよい。
【0030】◎その他の実施形態 上記実施形態では、パイプ3の内部にオイル20を密封
すると共に、パイプ3をオイル20が満たされた容器2
1内に収容した状態で、液圧プレスによってチューブ挿
入孔12を穿設する場合について説明したが、液圧プレ
ス以外のプレスによってパイプ3の一側面に適宜間隔を
おいて複数のチューブ挿入孔12を穿設するようにして
もよい。
【0031】また、上記実施形態では、ベース16上に
載置された中子15,15Aの上に、パイプ3のチュー
ブ挿入孔12に櫛歯14を挿入した状態にセットして、
上方からプレス加工機の押型17を直線状に移動(押
圧)して、凹所10を形成する場合について説明した
が、基盤13,13Aと押型17とを相対的に近接移動
(押圧)して、凹所10を形成してもよく、あるいは、
基盤13,13Aと押型17の一端を回転可能に枢着し
て、基盤13,13Aと押型17とを近接方向に回動
(押圧)して、凹所10を形成するようにしてもよい。
【0032】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明の熱交
換器用ヘッダーパイプの製造方法によれば、以下のよう
な効果が得られる。
【0033】(1)請求項1,2記載の発明によれば、
パイプの一側面に適宜間隔をおいて複数のチューブ挿入
孔を穿設した後、基盤上に複数の櫛歯を起立する中子の
上に、パイプのチューブ挿入孔に櫛歯を挿入した状態に
セットし、パイプの上面の両端部を残した領域に押型を
押圧するプレス加工により底面が平坦な凹所を形成する
ので、曲げ加工やろう付け等を要することなく、受液器
接合用の平坦面を有するヘッダーパイプを容易に作製す
ることができる。
【0034】(2)請求項2記載の発明によれば、パイ
プの外周面の曲率と相似する曲率の半円弧状受け溝を有
する基盤上に複数の櫛歯を起立する中子の上に、パイプ
のチューブ挿入孔に櫛歯を挿入した状態にセットしてプ
レス加工を行うので、上記(1)に加えてパイプにおけ
るチューブ挿入孔と対向する側の加圧変形を可及的に少
なくすることができる。
【0035】(3)請求項3記載の発明によれば、中子
上にパイプをセットする際、中子の櫛歯の上端に平板を
配設し、この平板と押型とで凹所の底面を加圧するの
で、上記(1)、(2)に加えて凹所の底部の平坦面を
均一にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るヘッダーパイプを用いた熱交換
器を示す正面図である。
【図2】図1のI−I線に沿う拡大断面図である。
【図3】この発明に係るヘッダーパイプを示す断面斜視
図である。
【図4】上記ヘッダーパイプにチューブ孔を穿設する前
の状態を示す概略断面図である。
【図5】上記ヘッダーパイプにチューブ孔を穿設する状
態を示す概略断面図である。
【図6】上記ヘッダーパイプのチューブ挿入孔に中子の
櫛歯を挿入してパイプをセットした状態を示す概略断面
図である。
【図7】図6のII−II線に沿う断面図である。
【図8】上記ヘッダーパイプに凹所を成形する状態を示
す概略側面図である。
【図9】第一実施形態における中子を示す斜視図であ
る。
【図10】第二実施形態におけるヘッダーパイプのチュ
ーブ挿入孔に中子の櫛歯を挿入してパイプをセットした
状態を示す概略断面図である。
【図11】図10のIII−III線に沿う断面図(a)及び
図10のVI−IV線に沿う断面図(b)である。
【図12】第二実施形態における中子を示す斜視図であ
る。
【図13】第三実施形態におけるヘッダーパイプのチュ
ーブ挿入孔に中子の櫛歯を挿入してパイプをセットした
状態を示す概略断面図である。
【図14】第三実施形態における凹所の成形状態を示す
概略断面図である。
【符号の説明】
3 パイプ(ヘッダーパイプ) 10 凹所 11 底面 12 チューブ挿入孔 13,13A 基盤 14 櫛歯 15,15A 中子 17 押型 18 半円弧状受け溝 19 平板 20 オイル 21 容器 22 栓 23 ポンチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヘッダーパイプ用のパイプの一側面に適
    宜間隔をおいて複数のチューブ挿入孔を穿設する工程
    と、 基盤上に複数の櫛歯を起立する中子の上に、上記パイプ
    のチューブ挿入孔に櫛歯を挿入した状態にセットする工
    程と、 上記中子の上にセットされた上記パイプの上面の両端部
    を残した領域に押型を押圧するプレス加工により底面が
    平坦な凹所を形成する工程と、を有することを特徴とす
    る熱交換器用ヘッダーパイプの製造方法。
  2. 【請求項2】 ヘッダーパイプ用のパイプの一側面に適
    宜間隔をおいて複数のチューブ挿入孔を穿設する工程
    と、 上記パイプの外周面の曲率と相似する曲率の半円弧状受
    け溝を有する基盤上に複数の櫛歯を起立する中子の上
    に、上記パイプのチューブ挿入孔に櫛歯を挿入した状態
    にセットする工程と、 上記中子の上にセットされた上記パイプの上面の両端部
    を残した領域に押型を押圧するプレス加工により底面が
    平坦な凹所を形成する工程と、を有することを特徴とす
    る熱交換器用ヘッダーパイプの製造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の熱交換器用ヘッダ
    ーパイプの製造方法において、 上記中子上にパイプをセットする際、中子の櫛歯の上端
    に平板を配設し、この平板と押型とで凹所の底面を加圧
    することを特徴とする熱交換器用ヘッダーパイプの製造
    方法。
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