JP2984157B2 - 浴用剤 - Google Patents

浴用剤

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JP2984157B2 JP4330733A JP33073392A JP2984157B2 JP 2984157 B2 JP2984157 B2 JP 2984157B2 JP 4330733 A JP4330733 A JP 4330733A JP 33073392 A JP33073392 A JP 33073392A JP 2984157 B2 JP2984157 B2 JP 2984157B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、浴用剤に関し、詳しく
は、浴水に溶解又は分散してその粘度を高める増粘性物
質を含有する浴用剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の浴用剤としては、温熱、保温効果
や血行促進効果などを期待して、無機塩類や生薬エキス
を配合したもの、またバスオイルと呼ばれるオイル成分
を主体としたものなどが知られている。例えば、無機塩
類や生薬エキスを配合したものについては、そこに含ま
れる炭酸ガス、ミネラル、有機物質等の各種成分が有す
る経皮的刺激作用により血行を促進し、保温効果を高め
ようとしたものであり、バスオイルは浴水表面や入浴後
の皮膚表面に油膜を形成し、その断熱作用により浴水や
皮膚の保温効果を高めようとしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、無機塩類や
生薬エキスを配合したものについては、それ自体には浴
水の保温性を高める作用はほとんどなく、且つ浴水の温
度むらが大きいために入浴時に不快感を生じることが多
く、更に血行促進作用による保温効果もそれほど大きい
ものではない。
【0004】また、バスオイルの場合も、やはり浴水の
温度むらによる入浴時の不快感は避け難く、更には、浴
後には肌へのべたつき、油っぽさ、ヌメリ感等の不快な
感触が残る等の問題点をかかえている。このように、こ
れら従来の浴用剤中には、保温性や使用性、更には浴後
の保温効果などその何れの作用をも十分に満足し得るも
のはいまだ報告されていない。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであって、浴水自体の保温性及び温度均一性を高め、
また湯気などによるのぼせを抑制して使用性を改善し、
更には、入浴後の保温性の高い、湯冷め防止効果に優れ
た浴用剤を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意研究を行った結果、増粘性物質を含
有する浴用剤を用いて、浴水の粘度を一定値以上まで高
めることで、対流に基づく浴水の温度むらを抑制するの
みならず、湯気の量を減らしてのぼせを防止し、且つ浴
後の肌に対する高い保温効果を生じさせることを見出
し、本発明を完成するに至った。
【0007】すなわち本発明は、多糖類又はその誘導
体、合成水溶性高分子及び水膨潤性粘土鉱物から選択さ
れる少なくとも1種以上の増粘性物質を含む浴用剤であ
って、この浴用剤を0.5w/vol%の割合で水に溶
解したときの水の粘度が10cps以上、好ましくは4
0cps以上であることを特徴とする浴用剤である。
【0008】また、本発明は、好ましい態様として、前
記多糖類が、グアーガム、ローカストビーンガム、クイ
ンスシードガム、タラガム、カラギーナン、アルギン酸
又はその塩、ファーセラン、寒天、トラガントガム、カ
ラヤガム、ペクチン、デンプン、コンニャク、トロロア
オイ、ザンサンガム、カードラン、サクシノグルカン、
シゾフィラン、プルラン、タマリンドガム、ヒアルロン
酸又はその塩から選択されることを特徴とする浴用剤、
前記多糖類の誘導体が、澱粉、グアーガム、ローカスト
ビーンガム、セルロース、アルギン酸を、メチル化、カ
ルボキシメチル化、ヒドロキシエチル化、ヒドロキシプ
ロピル化、カルボキシメチルヒドロキシプロピル化又は
アミン化したもの、及びこれらの塩から選択されること
を特徴とする浴用剤、前記合成水溶性高分子が、カルボ
キシビニルポリマー又はその塩、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ポリビニルメタクリレー
ト、ポリアクリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド、ポリ
エチレンオキシドから選択されることを特徴とする浴用
剤、及び前記水膨潤性粘土鉱物が、合成ヘクトライト、
ベントナイト、ビーガムから選択されることを特徴とす
る浴用剤を提供する。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。
【0010】<1>本発明に用いる増粘性物質 本発明に用いる増粘性物質は、水に添加したときに水に
溶解又は分散し、水系を増粘させる作用を有し、皮膚に
好ましくない作用を持たないものであれば良く、ガム質
等の多糖類又はその誘導体、合成水溶性高分子、水膨潤
性粘土鉱物などが挙げられ、これらは、単独でも任意の
混合物としても使用できる。
【0011】このような多糖類としては、グアーガム、
ローカストビーンガム、クインスシードガム、タラガ
ム、カラギーナン、アルギン酸又はその塩、ファーセラ
ン、寒天、トラガントガム、カラヤガム、ペクチン、デ
ンプン、コンニャク、トロロアオイ、ザンサンガム、カ
ードラン、サクシノグルカン、シゾフィラン、プルラ
ン、タマリンドガム、ヒアルロン酸又はその塩等が挙げ
られる。
【0012】これらの多糖類の誘導体としては、澱粉、
グアーガム、ローカストビーンガム、セルロース、アル
ギン酸を、メチル化、カルボキシメチル化、ヒドロキシ
エチル化、ヒドロキシプロピル化、カルボキシメチルヒ
ドロキシプロピル化又はアミン化等の修飾をしたもの
これらの塩等が挙げられる。
【0013】合成水溶性高分子としては、カルボキシビ
ニルポリマー又はその塩、ポリビニルアルコール、ポリ
ビニルピロリドン、ポリビニルメタクリレート、ポリア
クリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオ
キシド等が挙げられる。
【0014】また、水膨潤性粘土鉱物としては、合成ヘ
クトライト、ベントナイト、ビーガム等が挙げられる。
上記の各種増粘性物質のうち、水及び熱水に対する溶解
分散性の大小及び水系の増粘作用の強弱を考慮したとき
に、カルボキシビニルポリマー又はその塩、カルボキシ
メチルセルロース又はその塩、グアーガム、カラヤガ
ム、アルギン酸又はその塩、カラギーナン、ファーセラ
ン、ローカストビーンガム、トラガントガム、が好まし
いものであり、更には、カルボキシビニルポリマー又は
その塩、グアーガム、カラギーナン、アルギン酸又はそ
の塩、カラヤガムが特に好ましい。
【0015】<2>本発明の浴用剤 本発明の浴用剤は、上記増粘性物質を含有するものであ
り、浴用剤が浴水に溶解したときに、浴水の粘度を増加
させるものである。この粘度は、0.5w/vol%の
割合で浴用剤を水に溶解したとき10cps以上、好ま
しくは40cps以上であることが望ましい。浴水粘度
が10cpsより低い場合には、浴水自体の保温性及び
温度均一性を改善する効果が少なく、また湯気などによ
るのぼせを抑制する効果や湯冷め防止効果も充分に得ら
れない。
【0016】また、浴水粘度10cps以上を得るのに
0.5w/vol%を越える量の浴用剤を必要とする場
合には、取り扱い等の使用性や経済性が低下するので好
ましくない。
【0017】尚、浴水粘度の上限については制限的では
ないが、浴用後の浴槽掃除のし易さ等を考慮して100
万cps以下に留めることが好ましい。ここで、本発明
に係る代表的な増粘性物質の水、熱水に対する溶解性、
また溶解濃度とそのときの粘度との関係の一例を表1に
示す。尚、粘度はB型粘度計(芝浦システム社製)を用
いて測定した。
【0018】
【表1】
【0019】表中、○、×の記号は、それぞれ溶解、不
溶を表す。上記浴水粘度の条件に従い、本発明の浴用剤
を製造するには、例えば前記の表1における溶解濃度と
粘度との関係を基として標準浴水量に対する浴用剤中の
増粘性物質の種類と含有量とを設定すれば良い。
【0020】例えば、カルボキシビニルポリマー中和物
を浴用剤中に含有させる場合を例として説明する。一般
的な標準浴槽水量は約200lであるので、浴用剤10
0gを加えて浴水の粘度を約90cpsにするには、浴
用剤に40重量%の割合でカルボキシビニルポリマー中
和物を含有させれば良い。同様にして約10cpsの粘
度を浴水に付与するには、浴用剤に20重量%の割合で
カルボキシビニルポリマー中和物を含有させれば良い。
【0021】この場合、経済性あるいは、かさ高さ等の
使用性の点を考慮して、より低濃度でより高い粘度を浴
水に付与することができ、且つそれ自体安価な増粘性物
質を選択することが好ましいといえる。この点からは、
カルボキシビニルポリマー、グアーガム等が好ましい。
【0022】本発明の浴用剤は、上記必須成分である増
粘性物質に加え、所望により通常浴用剤に使用される各
種の成分、例えば、無機塩類、生薬のエキス、多価アル
コール、糖類、油分、界面活性剤、香料、防腐剤、色素
などを含有しても良い。
【0023】
【実施例】以下に、本発明の実施例を説明する。尚、以
下に用いる配合量は、重量部である。また、各実施例の
浴用剤を浴水に溶解したときの粘度は、B型粘度計(芝
浦システム社製)を用いて測定した
【0024】
【実施例1】2剤型浴用剤 下記処方で、トリエタノールアミンに色素を加え第2剤
を得た。カルボキシビニルポリマーからなる第1剤40
gを200lの浴水に溶解させ、さらに第2剤40gを
溶解させたところ、浴水の粘度は90cpsであった。
【0025】 (第1剤) カルボキシビニルポリマー 100 (第2剤) トリエタノールアミン 99.8 色素 0.2
【0026】
【実施例2】粉末型浴用剤 表2の各成分をヘンシェルミキサーで均一に混合し、粉
末型浴用剤を得た。得られた粉末型浴用剤50gを20
0lの浴水に溶解したところ浴水粘度は10cpsであ
った。
【0027】
【表2】
【0028】
【実施例3】粉末型浴用剤 表3の各成分をヘンシェルミキサーで均一に混合し、粉
末型浴用剤を得た。得られた粉末型浴用剤150gを2
00lの浴水に溶解したところ、浴水粘度は40cps
であった。
【0029】
【表3】
【0030】
【実施例4】溶液型浴用剤 表4(B)成分に(A)成分を加えて分散し、溶液型浴
用剤を得た。得られた溶液型浴用剤100gを200l
の浴水に溶解したところ、浴水粘度は10cpsであっ
た。
【0031】
【表4】
【0032】
【実施例5】白濁型浴用剤 下記各成分をヘンシェルミキサーで均一に混合し、白濁
タイプの粉末型浴用剤を得た。得られた粉末型浴用剤1
00gを200lの浴水に溶解したところ、浴水粘度は
40cpsであった。
【0033】
【表5】
【0034】
【実施例6】2剤型浴用剤 表6(A)成分を(B)成分に分散させて2剤型浴用剤
の第1剤を得る。これとは別に(E)成分に(C)成分
を溶解させ、更にこれに(D)成分を加えて可溶化さ
せ、2剤型浴用剤の第2剤を得る。得られた第1剤10
0gを200lの浴水に溶解させ、更に第2剤100g
を溶解させたところ、浴水粘度は500cpsであっ
た。
【0035】
【表6】
【0036】<本発明の浴用剤の評価>次に、本発明の
浴用剤の効果について、溶液の保温性試験、温度均一性
試験、表面温度変化試験、及び実使用による皮膚温度測
定試験の結果を説明する。
【0037】(1)保温性試験 サンプルとして、 (ア)カルボキシビニルポリマー(TEA中和物)の
0.15W/Vol%水溶液(粘度約500cps) (イ)無機塩(商品名;バスクリン)の0.5W/Vo
l%水溶液(粘度約2cps) (ウ)純水 を用いて保温性試験を行った。
【0038】試験は、500mlビーカー中に液温60
℃の各サンプルを充填し、24.5℃に調整された室温
下に放置したときのサンプル中心部の示す温度の経時変
化を、デジタル温度計SK−1250MC(佐藤計量機
製)を用いて90分後まで測定することにより行った。
その結果を、各々n=3の平均値として図1に示す。
【0039】この結果から明らかなように、純水(ウ)
と無機塩水溶液(イ)とは殆ど差がなく、時間と共に温
度が低下しているのに対し、本発明に用いる増粘性物質
を含んだ水溶液(ア)は、経時的温度低下が極めて少な
く、溶液自体の保温性が格段に優れている。
【0040】(2)温度均一性試験 前記保温性試験で用いたサンプル(ア)及び(ウ)と同
じものを用いて温度均一性試験を行った。試験は、ベビ
ーバスの中に18cmの水位になるように液温40℃の
各サンプル30lを入れ、24℃に調整された室温下に
放置した時のサンプル上部(水面から約2cmの位置)
及び下部(底面から約2cmの位置)の温度の経時変化
を、デジタル温度計SK−1250MC(佐藤計量機
製)を用いて60分後まで測定することにより行った。
その結果を、各々n=3の平均値として図2に示す。
【0041】この結果から、本発明に用いる増粘性物質
を含んだ水溶液(ア)は、純水(ウ)と比較して、数十
分経った後も、均一な温度分布を示すことが実証され
た。
【0042】<実験3> 表面温度変化試験 前記保温性試験で用いたサンプル(ア)、(イ)及び
(ウ)と同じものを用いて表面温度変化試験を行った。
試験は、500mlビーカー中に液温60℃の各サンプ
ルを充填し、26.0℃に調整された室温下に放置した
ときのサンプルの表面温度の経時変化を放射温度計TH
1−300(タスコジャパン社製)を用いて90分後ま
で測定することにより行われた。その結果を、各々n=
3の平均値として図3に示す。
【0043】この結果に示されるように、純水(ウ)と
無機塩水溶液(イ)とは殆ど差がなく、時間と共に表面
温度が高温から低温に移行しているのに対し、本発明に
用いる増粘性物質を含んだ水溶液(ア)は、最初から液
面温度が低く、且つ経時的な温度変化も殆どないことが
実証された。
【0044】この結果と前記保温性試験の結果とを併せ
て考えると、純水や無機塩水溶液では、液面から盛んに
水分が湯気として蒸発し、その結果として溶液の温度低
下が進行するのに対し、本発明に係る増粘性物質を含ん
だ水溶液は、湯気立ちが殆どないことで、溶液自体の温
度低下が起こりにくく保温性に優れているということが
言える。しかも、温度均一性にも優れているので、これ
らの作用を有する増粘性物質を含む本発明の浴用剤に
も、湯気によるのぼせが少ない上に温まり易いという効
果が期待され得る。
【0045】<4>実使用試験 実施例の浴用剤を用いた実使用試験により、入浴者の皮
膚温度の測定を行った。
【0046】試験用浴水として、 (A)実施例1の浴用剤の第1剤と第2剤40gづつを
200lの湯に溶解させて浴水粘度約90cpsとした
もの (B)無機塩からなる従来品の浴用剤(商品名;バスク
リン)40gを200lの湯に溶解させたもの (C)さら湯(無添加の水) を各々40℃に調製して使用試験を行った。
【0047】試験は、女性パネラー5人を被験者とし、
各々の浴水について、入浴前の背部皮膚温度、及び室温
27℃下で15分間の入浴後10分、20分、30分、
60分、90分、120分経過後の背部皮膚温度を、サ
ーモグラフィーTUS−5500(日本アビオニクス社
製)を用いて測定することにより行った。
【0048】入浴後の皮膚温度と入浴前の皮膚温度の差
を、各々5人の平均値として図4に示した。図4から明
らかなように、本発明の浴用剤を用いた浴水(A)は、
さら湯(C)や従来品の浴用剤を用いた浴水(B)に比
較して入浴後の保温性が高く、湯冷めしにくいことが実
証された。
【0049】
【発明の効果】本発明の浴用剤は、浴水自体の保温性及
び温度均一性が高く、また湯気などによるのぼせを抑制
することで使用性に優れ、更には、入浴後の保温性の高
い、湯冷め防止効果に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ビーカー内の浴水の中心部温度の経時変化を
示す図
【図2】 ベビーバス内の浴水の上部及び下部の温度の
経時変化を示す図
【図3】 ビーカー内の浴水の表面温度の経時変化を示
す図
【図4】 入浴前後の皮膚表面温度差の変化を示す図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−210624(JP,A) 特開 平1−172319(JP,A) 特開 昭62−26214(JP,A) 特開 平6−157286(JP,A) 特開 平5−201849(JP,A) 特開 平5−178737(JP,A) 特開 平5−105622(JP,A) 特開 平5−70341(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61K 7/50

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多糖類又はその誘導体、合成水溶性高分
    子及び水膨潤性粘土鉱物から選択される少なくとも1種
    以上の増粘性物質を含む浴用剤であって、該浴用剤
    0.5w/vol%の割合で水に溶解したときの水の粘
    度が10cps以上となる割合の前記増粘性物質を含有
    し、浴水の粘度が10cps以上となる量で使用する
    とを特徴とする浴用剤。
  2. 【請求項2】 前記多糖類が、グアーガム、ローカスト
    ビーンガム、クインスシードガム、タラガム、カラギー
    ナン、アルギン酸又はその塩、ファーセラン、寒天、ト
    ラガントガム、カラヤガム、ペクチン、デンプン、コン
    ニャク、トロロアオイ、ザンサンガム、カードラン、サ
    クシノグルカン、シゾフィラン、プルラン、タマリンド
    ガム、ヒアルロン酸又はその塩から選択されることを特
    徴とする請求項1記載の浴用剤。
  3. 【請求項3】 前記多糖類の誘導体が、澱粉、グアーガ
    ム、ローカストビーンガム、セルロース、アルギン酸
    を、メチル化、カルボキシメチル化、ヒドロキシエチル
    化、ヒドロキシプロピル化、カルボキシメチルヒドロキ
    シプロピル化又はアミン化したもの、及びこれらの塩か
    ら選択されることを特徴とする請求項1記載の浴用剤。
  4. 【請求項4】 前記合成水溶性高分子が、カルボキシビ
    ニルポリマー又はその塩、ポリビニルアルコール、ポリ
    ビニルピロリドン、ポリビニルメタクリレート、ポリア
    クリル酸ソーダ、ポリアクリルアミド、ポリエチレンオ
    キシドから選択されることを特徴とする請求項1記載の
    浴用剤。
  5. 【請求項5】 前記水膨潤性粘土鉱物が、合成ヘクトラ
    イト、ベントナイト、ビーガムから選択されることを特
    徴とする請求項1記載の浴用剤。
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JP6762603B2 (ja) * 2016-04-28 2020-09-30 ヤングビーナス薬品工業株式会社 固形状入浴剤
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